JPH04199677A - Mos型半導体装置の製造方法 - Google Patents
Mos型半導体装置の製造方法Info
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- JPH04199677A JPH04199677A JP2332083A JP33208390A JPH04199677A JP H04199677 A JPH04199677 A JP H04199677A JP 2332083 A JP2332083 A JP 2332083A JP 33208390 A JP33208390 A JP 33208390A JP H04199677 A JPH04199677 A JP H04199677A
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Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はMOS型半導体装置の製造方法に関し、特に、
MOSダイナミックRAMの製造に適用して好適なもの
である。
MOSダイナミックRAMの製造に適用して好適なもの
である。
スタックトキャパシタセル(stacked capa
cit。
cit。
rcell)を用いた従来のMOSダイナミックRAM
の一例を第4図に示す。この従来のMOSダイナミック
RAMの製造方法を説明すると次の通りである。
の一例を第4図に示す。この従来のMOSダイナミック
RAMの製造方法を説明すると次の通りである。
即ち、まず、第4図に示すように、予め素子分離が行わ
れた例えばp型のシリコン基板101上にゲート酸化膜
102を介してワード線WL’を形成する。次に、この
ワード線WL’をマスクとして例えばヒ素のようなn型
不純物をシリコン基板!01中に高濃度にイオン注入し
た後、注入不純物の拡散及び電気的活性化のための熱処
理を行うことにより、ワード線WL’に対して自己整合
的にn+型のソース領域103及びトルイン領域104
を形成する。ワード線WL’からなるゲート電極と、こ
れらのソース領域103及びドレイン領域104とによ
り、アクセストランジスタとしてのnチャネルMOSト
ランジスタか形成される。
れた例えばp型のシリコン基板101上にゲート酸化膜
102を介してワード線WL’を形成する。次に、この
ワード線WL’をマスクとして例えばヒ素のようなn型
不純物をシリコン基板!01中に高濃度にイオン注入し
た後、注入不純物の拡散及び電気的活性化のための熱処
理を行うことにより、ワード線WL’に対して自己整合
的にn+型のソース領域103及びトルイン領域104
を形成する。ワード線WL’からなるゲート電極と、こ
れらのソース領域103及びドレイン領域104とによ
り、アクセストランジスタとしてのnチャネルMOSト
ランジスタか形成される。
次に、全面に層間絶縁膜105を形成した後、この層間
絶縁膜105及びゲート酸化膜102の所定部分をエツ
チング除去してコンタクトホールC′を形成する。次に
、不純物かドープされた多結晶シリコン膜からなる下部
電極(電荷蓄積層)1、06、誘電体膜107及び不純
物がドープされた多結晶シリコン膜からなる上部電極(
セルプレー))108を形成してスタックトキャパシタ
を形成する。
絶縁膜105及びゲート酸化膜102の所定部分をエツ
チング除去してコンタクトホールC′を形成する。次に
、不純物かドープされた多結晶シリコン膜からなる下部
電極(電荷蓄積層)1、06、誘電体膜107及び不純
物がドープされた多結晶シリコン膜からなる上部電極(
セルプレー))108を形成してスタックトキャパシタ
を形成する。
ここで、下部電極106は、コンタクトホールC′を通
じてドレイン領域104に接続されている。また、この
下部電極106とアクセストランジスタのゲート電極を
構成するワード線WL’との間の電気的絶縁は層間絶縁
膜105により行われる。
じてドレイン領域104に接続されている。また、この
下部電極106とアクセストランジスタのゲート電極を
構成するワード線WL’との間の電気的絶縁は層間絶縁
膜105により行われる。
上述の従来のMOSダイナミックRAMの製造方法にお
いては、スタックトキャパシタの下部電極106は、多
結晶Si膜を全面に形成し、この多結晶シリコン膜に不
純物をドープした後、この多結晶Si膜を反応性イオン
エツチング(RIE)法により基板表面に対して垂直方
向に異方性エツチングすることにより形成される。とこ
ろが、この多結晶シリコン膜は、ワード線WL’による
大きな段差が表面に存在する層間絶縁膜105上に形成
されているため、この多結晶シリコン膜をRIE法によ
り異方性エツチングした場合、この段差部でエツチング
残りが生じる。その結果、隣接するメモリセルの下部電
極106同士かショートしてしまうという問題があった
。
いては、スタックトキャパシタの下部電極106は、多
結晶Si膜を全面に形成し、この多結晶シリコン膜に不
純物をドープした後、この多結晶Si膜を反応性イオン
エツチング(RIE)法により基板表面に対して垂直方
向に異方性エツチングすることにより形成される。とこ
ろが、この多結晶シリコン膜は、ワード線WL’による
大きな段差が表面に存在する層間絶縁膜105上に形成
されているため、この多結晶シリコン膜をRIE法によ
り異方性エツチングした場合、この段差部でエツチング
残りが生じる。その結果、隣接するメモリセルの下部電
極106同士かショートしてしまうという問題があった
。
上述のエツチング残りを防止しようとして、RIE法に
よる異方性エツチングを行った後に等方性エツチングを
追加すると、横方向(基板表面に対して平行な方向)の
エツチングにより、下部電極106の面積か減少してし
まうため、スタックトキャパシタの蓄N電荷量が減少し
、ソフトエラーか発生し易くなるという問題かあった。
よる異方性エツチングを行った後に等方性エツチングを
追加すると、横方向(基板表面に対して平行な方向)の
エツチングにより、下部電極106の面積か減少してし
まうため、スタックトキャパシタの蓄N電荷量が減少し
、ソフトエラーか発生し易くなるという問題かあった。
そこで、本発明は、隣接するメモリセルの下部電極同士
のショートを防止することができるMOS型半導体装置
の製造方法を提供することを目的とする。
のショートを防止することができるMOS型半導体装置
の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、ソフトエラーが発生し難いMOS
型半導体装置を製造することができるMOS型半導体装
置の製造方法を提供することである。
型半導体装置を製造することができるMOS型半導体装
置の製造方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、1個のMOSト
ランジスタと1個のスタックトキャパシタとにより構成
されるメモリセルを有するMOS型半導体装置の製造方
法において、上記MOSトランジスタのゲート電極を形
成した後、上記ゲート電極を覆うように第1の層間絶縁
膜を形成する工程と、上記第1の層間絶縁膜上に、表面
が平坦な第2の層間絶縁膜を形成する工程と、上記第2
の層間絶縁膜のうちのスタックトキャパシタの下部電極
に対応する部分に、上記下部電極よりも寸法か小さい開
口を形成する工程と、上記下部電極を、その端部か上記
開口の周辺部の上記第2の層間絶縁膜上に延在するよう
に形成する工程とを具備する。
ランジスタと1個のスタックトキャパシタとにより構成
されるメモリセルを有するMOS型半導体装置の製造方
法において、上記MOSトランジスタのゲート電極を形
成した後、上記ゲート電極を覆うように第1の層間絶縁
膜を形成する工程と、上記第1の層間絶縁膜上に、表面
が平坦な第2の層間絶縁膜を形成する工程と、上記第2
の層間絶縁膜のうちのスタックトキャパシタの下部電極
に対応する部分に、上記下部電極よりも寸法か小さい開
口を形成する工程と、上記下部電極を、その端部か上記
開口の周辺部の上記第2の層間絶縁膜上に延在するよう
に形成する工程とを具備する。
上述のように構成した本発明のMOS型半導体装置の製
造方法では、表面が平坦な第2の層間絶縁膜上に下部電
極の端部を延在させることにより、この下部電極を形成
するためのエツチングをRIE法により行ってもエツチ
ング残りが生じ難くなる。従って、これにより、隣接す
るメモリセルの下部電極同士のショートを防止すること
ができる。
造方法では、表面が平坦な第2の層間絶縁膜上に下部電
極の端部を延在させることにより、この下部電極を形成
するためのエツチングをRIE法により行ってもエツチ
ング残りが生じ難くなる。従って、これにより、隣接す
るメモリセルの下部電極同士のショートを防止すること
ができる。
また、エツチング残りを防止するために等方性エツチン
グを追加する必要がなくなるので、横方向エツチングに
より下部電極の面積か減少することがなくなる。このた
め、スタックトキャパシタの蓄積電荷量の減少を防止す
ることかできる。更に、下部電極の面積は、第2の層間
絶縁膜の開口の側壁の面積分だけ従来に比べて増加する
ので、スタックトキャパシタの蓄積電荷量を増加させる
ことかできる。これによって、ソフトエラーが発生し難
くなる。
グを追加する必要がなくなるので、横方向エツチングに
より下部電極の面積か減少することがなくなる。このた
め、スタックトキャパシタの蓄積電荷量の減少を防止す
ることかできる。更に、下部電極の面積は、第2の層間
絶縁膜の開口の側壁の面積分だけ従来に比べて増加する
ので、スタックトキャパシタの蓄積電荷量を増加させる
ことかできる。これによって、ソフトエラーが発生し難
くなる。
以下、本発明の実施例を第1図〜第3図を参照して説明
する。
する。
まず、本発明の一実施例により製造されたMOSダイナ
ミックRAMの構造を第1図を参照して説明する。
ミックRAMの構造を第1図を参照して説明する。
同図に示すように、このMOSダイナミックRAMにお
いては、例えばp型のシリコン基板Iの表面に例えば二
酸化シリコン膜のようなフィールド酸化膜(図示せず)
が形成され、これによって素子分離が行われている。こ
のフィールド酸化膜で囲まれた活性領域の表面には、例
えば膜厚が100〜300人程度の二酸形成リコン膜の
ようなゲート酸化膜2が形成されている。
いては、例えばp型のシリコン基板Iの表面に例えば二
酸化シリコン膜のようなフィールド酸化膜(図示せず)
が形成され、これによって素子分離が行われている。こ
のフィールド酸化膜で囲まれた活性領域の表面には、例
えば膜厚が100〜300人程度の二酸形成リコン膜の
ようなゲート酸化膜2が形成されている。
WLはワード線を示す。このワード線WLは、例えばリ
ンやヒ素のような不純物か例えば10’9〜1021/
car程度の濃度にドープされた例えば膜厚カ月500
〜5000形成度の多結晶シリコン膜や、この不純物か
ドープされた多結晶シリコン膜上に例えばタングステン
シリサイド膜のような高融点金属シリサイド膜を重ねた
ポリサイド膜などにより形成される。
ンやヒ素のような不純物か例えば10’9〜1021/
car程度の濃度にドープされた例えば膜厚カ月500
〜5000形成度の多結晶シリコン膜や、この不純物か
ドープされた多結晶シリコン膜上に例えばタングステン
シリサイド膜のような高融点金属シリサイド膜を重ねた
ポリサイド膜などにより形成される。
シリコン基板1中には、ワード線WLに対して自己整合
的に例えばn゛型のソース領域3及びドレイン領域4が
形成されている。これらのソース領域3及びドレイン領
域4の表面濃度は、例えば10 ” 〜10 ”/al
程度である。ワード線WLからなるゲート電極とこれら
のソース領域3及びドレイン領域4とにより、アクセス
トランジスタとしてのnチャネルMOSトランジスタか
形成されている。
的に例えばn゛型のソース領域3及びドレイン領域4が
形成されている。これらのソース領域3及びドレイン領
域4の表面濃度は、例えば10 ” 〜10 ”/al
程度である。ワード線WLからなるゲート電極とこれら
のソース領域3及びドレイン領域4とにより、アクセス
トランジスタとしてのnチャネルMOSトランジスタか
形成されている。
図中、5は第1の層間絶縁膜を示す。この第1の層間絶
縁膜5としては、例えば膜厚か1000〜2000人程
度の二酸化シ形成ン膜を用いることかできる。
縁膜5としては、例えば膜厚か1000〜2000人程
度の二酸化シ形成ン膜を用いることかできる。
この第1の層間絶縁膜5上には、表面が平坦な第2の層
間絶縁膜6が形成されている。この第2の層間絶縁膜6
としては、例えば、第1の層間絶縁膜5に対して選択エ
ツチング可能でしかもリフローを行わせることが可能な
ものか用いられる。
間絶縁膜6が形成されている。この第2の層間絶縁膜6
としては、例えば、第1の層間絶縁膜5に対して選択エ
ツチング可能でしかもリフローを行わせることが可能な
ものか用いられる。
具体的には、この第2の層間絶縁膜6としては、例えば
膜厚カ月000〜5000形成度のリン又はホウ素かド
ープされた二酸化シリコン膜(リンシリケートガラス膜
、ホウ素シリケートガラス膜、ホウ素リンシリケートガ
ラス膜など)を用いることができる。ここで、リンがド
ープされた二酸化シリコン膜中のリン濃度はB20.濃
度に換算して例えば5〜16重量%、ホウ素がドープさ
れた二酸化シリコン膜中のホウ素濃度はB20.濃度に
換算して例えば5〜15重量%程度である。ここで、こ
の第2の層間絶縁膜6には、後述の下部電極7に対応す
る部分に、この下部電極7よりも寸法か小さく、従って
面積が小さい開口6aか形成されている。
膜厚カ月000〜5000形成度のリン又はホウ素かド
ープされた二酸化シリコン膜(リンシリケートガラス膜
、ホウ素シリケートガラス膜、ホウ素リンシリケートガ
ラス膜など)を用いることができる。ここで、リンがド
ープされた二酸化シリコン膜中のリン濃度はB20.濃
度に換算して例えば5〜16重量%、ホウ素がドープさ
れた二酸化シリコン膜中のホウ素濃度はB20.濃度に
換算して例えば5〜15重量%程度である。ここで、こ
の第2の層間絶縁膜6には、後述の下部電極7に対応す
る部分に、この下部電極7よりも寸法か小さく、従って
面積が小さい開口6aか形成されている。
図中、7はスタックトキャパシタの下部電極(電荷蓄積
層)を示す。この下部電極7は、例えばリンやヒ素のよ
うな不純物か10’″〜10”/d程度の濃度にドープ
された例えば膜厚が500〜3000人程度の多結晶形
成コン膜により形成される。ここて、この下部電極7は
、ゲート酸化膜2及び第1の層間絶縁膜5に形成された
コンタクトホールCを通じてアクセストランジスタのド
レイン領域4に接続されている。また、この下部電極7
は、第2の層間絶縁膜6の開口6aの内部における第1
の層間絶縁膜5の表面と、この開口6aの側壁と、この
開口6aの周辺部の第2の層間絶縁膜6の平坦な表面と
に沿って形成されており、その端部はこの第2の層間絶
縁膜6上に延在している。
層)を示す。この下部電極7は、例えばリンやヒ素のよ
うな不純物か10’″〜10”/d程度の濃度にドープ
された例えば膜厚が500〜3000人程度の多結晶形
成コン膜により形成される。ここて、この下部電極7は
、ゲート酸化膜2及び第1の層間絶縁膜5に形成された
コンタクトホールCを通じてアクセストランジスタのド
レイン領域4に接続されている。また、この下部電極7
は、第2の層間絶縁膜6の開口6aの内部における第1
の層間絶縁膜5の表面と、この開口6aの側壁と、この
開口6aの周辺部の第2の層間絶縁膜6の平坦な表面と
に沿って形成されており、その端部はこの第2の層間絶
縁膜6上に延在している。
図中、8はスタックトキャパシタの誘電体膜を示す。こ
の誘電体膜8としては、例えば、膜厚が5〜20人程度
形成酸化シリコン膜と、膜厚が50〜100人程度の形
成シリコン膜と、膜厚か5〜20人程度形成酸化シリコ
ン膜との三層膜(ONO膜)を用いることかできる。更
に、9はスタックトキャパシタの上部電極(セルプレー
ト)を示す。この上部電極9は、例えばリンやヒ素のよ
うな不純物か1020〜10”/a1程度の濃度にドー
プされた例えば膜厚か1000〜3000人程度の多結
晶シ形成ン膜により形成される。そして、この上部電極
9と誘電体膜8と下部電極7とにより、スタックトキャ
パシタが形成されている。
の誘電体膜8としては、例えば、膜厚が5〜20人程度
形成酸化シリコン膜と、膜厚が50〜100人程度の形
成シリコン膜と、膜厚か5〜20人程度形成酸化シリコ
ン膜との三層膜(ONO膜)を用いることかできる。更
に、9はスタックトキャパシタの上部電極(セルプレー
ト)を示す。この上部電極9は、例えばリンやヒ素のよ
うな不純物か1020〜10”/a1程度の濃度にドー
プされた例えば膜厚か1000〜3000人程度の多結
晶シ形成ン膜により形成される。そして、この上部電極
9と誘電体膜8と下部電極7とにより、スタックトキャ
パシタが形成されている。
次に、この実施例によるMOSダイナミックRAMの製
造方法を第2図A〜第2図Cを参照して説明する。
造方法を第2図A〜第2図Cを参照して説明する。
まず、第2図Aに示すように、シリコン基板1の表面に
例えばLOCO3法によりフィールド酸化膜(図示せず
)を形成して素子分離を行った後、このフィールド酸化
膜で囲まれた活性領域の表面に熱酸化法によりゲート酸
化膜2を形成する。
例えばLOCO3法によりフィールド酸化膜(図示せず
)を形成して素子分離を行った後、このフィールド酸化
膜で囲まれた活性領域の表面に熱酸化法によりゲート酸
化膜2を形成する。
次に、例えばCVD法により全面に一層目の多結晶シリ
コン膜を形成し、この多結晶シリコン膜にリンやヒ素や
ホウ素のような不純物をイオン注入法や熱拡散法により
ドープして低抵抗化した後、この多結晶シリコン膜をエ
ツチングによりパターニングしてワード線WLを形成す
る。なお、このワード線WLをポリサイド膜により形成
する場合には、上述の不純物がドープされた多結晶シリ
コン膜上にスパッタ法やCVD法により例えばタングス
テンシリサイド膜のような高融点金属シリサイド膜を形
成した後に、これらの高融点金属シリサイド膜及び多結
晶シリコン膜をバターニングする。
コン膜を形成し、この多結晶シリコン膜にリンやヒ素や
ホウ素のような不純物をイオン注入法や熱拡散法により
ドープして低抵抗化した後、この多結晶シリコン膜をエ
ツチングによりパターニングしてワード線WLを形成す
る。なお、このワード線WLをポリサイド膜により形成
する場合には、上述の不純物がドープされた多結晶シリ
コン膜上にスパッタ法やCVD法により例えばタングス
テンシリサイド膜のような高融点金属シリサイド膜を形
成した後に、これらの高融点金属シリサイド膜及び多結
晶シリコン膜をバターニングする。
次に、このワード線WLをマスクとしてシリコン基板1
中に例えばヒ素のようなn型不純物を高濃度にイオン注
入した後、注入不純物の拡散及び電気的活性化のための
熱処理を行う。これによって、例えばn+型のソース領
域3及びドレイン領域4かワード線WLに対して自己整
合的に形成される。
中に例えばヒ素のようなn型不純物を高濃度にイオン注
入した後、注入不純物の拡散及び電気的活性化のための
熱処理を行う。これによって、例えばn+型のソース領
域3及びドレイン領域4かワード線WLに対して自己整
合的に形成される。
次に、例えばCVD法により全面に第1の層間絶縁膜5
及び第2の層間絶縁膜6を順次形成する。
及び第2の層間絶縁膜6を順次形成する。
この後、例えば800〜1000°C程度の熱処理を行
うことにより第2の層間絶縁膜6のリフローを行い、こ
れによって第2の層間絶縁膜6の表面を平坦化する。こ
の時、第1の層間絶縁膜5は不純物かドープされていな
いため、リフローは起キず、第2の層間絶縁膜6の表面
のみ平坦化される。
うことにより第2の層間絶縁膜6のリフローを行い、こ
れによって第2の層間絶縁膜6の表面を平坦化する。こ
の時、第1の層間絶縁膜5は不純物かドープされていな
いため、リフローは起キず、第2の層間絶縁膜6の表面
のみ平坦化される。
次に、表面か平坦化された第2の層間絶縁膜6上に、開
口6aに対応する部分が開口した所定形状のレジストパ
ターン(図示せず)をリソグラフィーにより形成した後
、このレジストパターンをマスクとして第2の層間絶縁
膜6をエツチングする。この後、レジストパターンを除
去する。これにより、第2図Bに示すように、第2の層
間絶縁膜6に開口6aが形成される。この場合、不純物
がドープされていない第1の層間絶縁膜5と不純物がド
ープされた第2の層間絶縁膜6とはエツチング速度が異
なり、第2の層間絶縁膜6に比べて第1の層間絶縁膜5
の方かエツチング速度が小さいので、このことを利用し
て第1の層間絶縁膜5が露出した時点でエツチングをス
トップさせることかできる。
口6aに対応する部分が開口した所定形状のレジストパ
ターン(図示せず)をリソグラフィーにより形成した後
、このレジストパターンをマスクとして第2の層間絶縁
膜6をエツチングする。この後、レジストパターンを除
去する。これにより、第2図Bに示すように、第2の層
間絶縁膜6に開口6aが形成される。この場合、不純物
がドープされていない第1の層間絶縁膜5と不純物がド
ープされた第2の層間絶縁膜6とはエツチング速度が異
なり、第2の層間絶縁膜6に比べて第1の層間絶縁膜5
の方かエツチング速度が小さいので、このことを利用し
て第1の層間絶縁膜5が露出した時点でエツチングをス
トップさせることかできる。
次に、開口6aの内部における第1の層間絶縁膜5及び
ゲート酸化膜2の所定部分をエツチング除去して、第2
図Cに示すように、コンタクトホールCを形成する。
ゲート酸化膜2の所定部分をエツチング除去して、第2
図Cに示すように、コンタクトホールCを形成する。
次に、例えばCVD法により全面に二層目の多結晶シリ
コン膜を形成した後、この多結晶シリコン膜にリンやヒ
素のような不純物を例えばドーズ量1014〜1016
/cr!程度、エネルギー60〜200KeVの条件て
イオン注入する。この後、例えば窒素雰囲気中において
例えば800〜+000°Cで30〜60分程度熱処理
を行う。これにより、この多結晶シリコン膜の全体に注
入不純物が拡散されて低抵抗化される。なお、この多結
晶シリコン膜への不純物ドープは、熱拡散法により行う
ことも可能である。
コン膜を形成した後、この多結晶シリコン膜にリンやヒ
素のような不純物を例えばドーズ量1014〜1016
/cr!程度、エネルギー60〜200KeVの条件て
イオン注入する。この後、例えば窒素雰囲気中において
例えば800〜+000°Cで30〜60分程度熱処理
を行う。これにより、この多結晶シリコン膜の全体に注
入不純物が拡散されて低抵抗化される。なお、この多結
晶シリコン膜への不純物ドープは、熱拡散法により行う
ことも可能である。
次に、この熱処理の際に多結晶シリコン膜の表面に形成
された酸化膜を例えばフッ化水素系のエツチング液によ
りエツチング除去した後、この多結晶シリコン膜を例え
ばRIE法により基板表面に対して垂直な方向に異方性
エツチングする。これにより、第1図に示すように、ス
タックトキャパシタの下部電極7か形成される。この場
合、この下部電極7の端部は表面が平坦な第2の層間絶
縁膜6上に延在しているので、この下部電極7を形成す
るためのエツチングをRIE法により行っても、エツチ
ング残りか生じることはない。
された酸化膜を例えばフッ化水素系のエツチング液によ
りエツチング除去した後、この多結晶シリコン膜を例え
ばRIE法により基板表面に対して垂直な方向に異方性
エツチングする。これにより、第1図に示すように、ス
タックトキャパシタの下部電極7か形成される。この場
合、この下部電極7の端部は表面が平坦な第2の層間絶
縁膜6上に延在しているので、この下部電極7を形成す
るためのエツチングをRIE法により行っても、エツチ
ング残りか生じることはない。
次に、この下部電極7上に誘電体膜8を形成する。この
誘電体膜8として例えばONO膜を用いる場合、下層の
二酸化シリコン膜としては、下部電極7を構成する多結
晶シリコン膜の表面に形成された自然酸化膜又はこの多
結晶シリコン膜を熱酸化することにより形成された二酸
化シリコン膜を用いる。また、窒化シリコン膜はCVD
法により形成する。更に、上層の二酸化シリコン膜は、
この窒化シリコン膜を酸素雰囲気又は水蒸気雰囲気中に
おいて例えば800〜950°Cで30〜60分゛程度
熱処理することにより形成する。
誘電体膜8として例えばONO膜を用いる場合、下層の
二酸化シリコン膜としては、下部電極7を構成する多結
晶シリコン膜の表面に形成された自然酸化膜又はこの多
結晶シリコン膜を熱酸化することにより形成された二酸
化シリコン膜を用いる。また、窒化シリコン膜はCVD
法により形成する。更に、上層の二酸化シリコン膜は、
この窒化シリコン膜を酸素雰囲気又は水蒸気雰囲気中に
おいて例えば800〜950°Cで30〜60分゛程度
熱処理することにより形成する。
次に、例えばCVD法により全面に三層目の多結晶シリ
コン膜を形成した後、この多結晶シリコン膜にリンやヒ
素のような不純物を例えばドーズ量10′4〜10′6
/cfIr程度、エネルギー60〜200KeVの条件
てイオン注入する。この後、例えば窒素雰囲気中におい
て例えば800〜1000°Cで30〜60分程度熱処
理を行う。これにより、この多結晶シリコン膜の全体に
注入不純物か拡散されて低抵抗化される。なお、この多
結晶シリコン膜への不純物ドープは、熱拡散法により行
うことも可能である。
コン膜を形成した後、この多結晶シリコン膜にリンやヒ
素のような不純物を例えばドーズ量10′4〜10′6
/cfIr程度、エネルギー60〜200KeVの条件
てイオン注入する。この後、例えば窒素雰囲気中におい
て例えば800〜1000°Cで30〜60分程度熱処
理を行う。これにより、この多結晶シリコン膜の全体に
注入不純物か拡散されて低抵抗化される。なお、この多
結晶シリコン膜への不純物ドープは、熱拡散法により行
うことも可能である。
次に、この熱処理の際に多結晶シリコン膜の表面に形成
された酸化膜を例えばフッ化水素系のエツチング液によ
りエツチング除去した後、この多結晶シリコン膜をエツ
チングによりバターニングしてスタックトキャパシタの
上部電極9を形成する。
された酸化膜を例えばフッ化水素系のエツチング液によ
りエツチング除去した後、この多結晶シリコン膜をエツ
チングによりバターニングしてスタックトキャパシタの
上部電極9を形成する。
この後、CVD法による層間絶縁膜の形成、コンタクト
ホールの形成、スパッタ法などによる例えば膜厚500
0〜10000人程度のアルミニウ形成のような金属膜
の形成、この金属膜のバターニングによるビット線の形
成などを行った後、例えばプラズマCVD法により例え
ば窒化シリコン膜のようなパッシベーション膜を形成し
、目的とするMOSダイナミックRAMを完成させる。
ホールの形成、スパッタ法などによる例えば膜厚500
0〜10000人程度のアルミニウ形成のような金属膜
の形成、この金属膜のバターニングによるビット線の形
成などを行った後、例えばプラズマCVD法により例え
ば窒化シリコン膜のようなパッシベーション膜を形成し
、目的とするMOSダイナミックRAMを完成させる。
以上のように、この実施例によれば、スタックトキャパ
シタの下部電極7の端部が、表面が平坦な第2の層間絶
縁膜6上に延在しているので、この下部電極7を形成す
るためのエツチングをRIE法により行ってもエツチン
グ残りか生じることがなく、従って、隣接するメモリセ
ルの下部電極9同士のショートを防止することかできる
。
シタの下部電極7の端部が、表面が平坦な第2の層間絶
縁膜6上に延在しているので、この下部電極7を形成す
るためのエツチングをRIE法により行ってもエツチン
グ残りか生じることがなく、従って、隣接するメモリセ
ルの下部電極9同士のショートを防止することかできる
。
また、RIE法による異方性エツチング後に等方性エツ
チングを追加する必要かな(なるので、横方向エツチン
グによる下部電極7の面積の減少を防止することができ
る。更に、下部電極7の面積は、第2の層間絶縁膜6の
開口6aの側壁の面積分だけ従来に比べて増加するので
、スタックトキャパシタの蓄積電荷量を増加させること
ができ、これにより、ソフトエラーが発生し難く、信頼
性の高いMOSダイナミックRAMを実現することがで
きる。
チングを追加する必要かな(なるので、横方向エツチン
グによる下部電極7の面積の減少を防止することができ
る。更に、下部電極7の面積は、第2の層間絶縁膜6の
開口6aの側壁の面積分だけ従来に比べて増加するので
、スタックトキャパシタの蓄積電荷量を増加させること
ができ、これにより、ソフトエラーが発生し難く、信頼
性の高いMOSダイナミックRAMを実現することがで
きる。
以上、本発明の一実施例を説明したか、上記実施例は本
発明を限定するものではない。
発明を限定するものではない。
例えば、上記実施例においては、リフローを行うことに
より第2の層間絶縁膜6の表面の平坦化を行ったが、例
えば、第2の層間絶縁膜6上に表面平坦化用の膜として
例えばレジストを塗布し、このレジスト及び第2の層間
絶縁膜6を例えばRIE法により基板表面に対して垂直
方向にエッチバックすることによりこの第2の層間絶縁
膜6の表面を平坦化することも可能である。
より第2の層間絶縁膜6の表面の平坦化を行ったが、例
えば、第2の層間絶縁膜6上に表面平坦化用の膜として
例えばレジストを塗布し、このレジスト及び第2の層間
絶縁膜6を例えばRIE法により基板表面に対して垂直
方向にエッチバックすることによりこの第2の層間絶縁
膜6の表面を平坦化することも可能である。
また、第3図に示すように、第1の層間絶縁膜5上に、
第2の層間絶縁膜6のエツチング時にエツチング耐性の
ある膜、即ち、エツチングストッパー膜10を形成する
ことかできる。そして、このエツチングストッパー膜I
O上に第2の層間絶縁膜6を形成することによって、第
2の層間絶縁膜6に開口6aを形成するためのエツチン
グ時、エツチングストッパー膜10が露出した時点でエ
ツチングを自動的にストップさせることかでき、従って
、第1の層間絶縁膜5かエツチングされるのを防止する
ことができる。このため、第2の層間絶縁膜6として第
1の層間絶縁膜5に対して選択エツチング可能なものを
必ずしも用いる必要かなくなり、第2の層間絶縁膜6の
材料の選択の自由度が増す。その結果、例えば第1の層
間絶縁膜5と第2の層間絶縁膜6とを同一材料の膜で形
成することも可能となる。エツチングストッパー膜10
としては、例えば膜厚か50〜100人程度の窒形成リ
コン膜を用いることか可能である。
第2の層間絶縁膜6のエツチング時にエツチング耐性の
ある膜、即ち、エツチングストッパー膜10を形成する
ことかできる。そして、このエツチングストッパー膜I
O上に第2の層間絶縁膜6を形成することによって、第
2の層間絶縁膜6に開口6aを形成するためのエツチン
グ時、エツチングストッパー膜10が露出した時点でエ
ツチングを自動的にストップさせることかでき、従って
、第1の層間絶縁膜5かエツチングされるのを防止する
ことができる。このため、第2の層間絶縁膜6として第
1の層間絶縁膜5に対して選択エツチング可能なものを
必ずしも用いる必要かなくなり、第2の層間絶縁膜6の
材料の選択の自由度が増す。その結果、例えば第1の層
間絶縁膜5と第2の層間絶縁膜6とを同一材料の膜で形
成することも可能となる。エツチングストッパー膜10
としては、例えば膜厚か50〜100人程度の窒形成リ
コン膜を用いることか可能である。
本発明は、以上説明したように構成したのて、下部電極
を形成するためのエツチングをRIE法により行っても
、隣接するメモリセルの下部電極同士のショートを防止
することができる。また、ソフトエラーか発生し難いM
OS型半導体装置を製造することができる。
を形成するためのエツチングをRIE法により行っても
、隣接するメモリセルの下部電極同士のショートを防止
することができる。また、ソフトエラーか発生し難いM
OS型半導体装置を製造することができる。
第1図は本発明の一実施例により製造されたMOSダイ
ナミックRAMを示す断面図、第2図A〜第2図Cは本
発明の一実施例によるMOSダイナミックRAMの製造
方法を工程順に示す断面図、第3図は本発明の変形例を
示す断面図、第4図は従来のMOSダイナミックRAM
を示す断面図である。 なお、図面に用いた符号において、 1・・・シリコン基板 3・・・ソース領域 4・・・ドレイン領域 5・・・第1の層間絶縁膜 6・・・第2の層間絶縁膜 7・・・下部電極 8・・・誘電体膜 9・・・上部電極 WL・・・ワード線 C・・・コンタクトホール である。
ナミックRAMを示す断面図、第2図A〜第2図Cは本
発明の一実施例によるMOSダイナミックRAMの製造
方法を工程順に示す断面図、第3図は本発明の変形例を
示す断面図、第4図は従来のMOSダイナミックRAM
を示す断面図である。 なお、図面に用いた符号において、 1・・・シリコン基板 3・・・ソース領域 4・・・ドレイン領域 5・・・第1の層間絶縁膜 6・・・第2の層間絶縁膜 7・・・下部電極 8・・・誘電体膜 9・・・上部電極 WL・・・ワード線 C・・・コンタクトホール である。
Claims (2)
- (1)1個のMOSトランジスタと1個のスタックトキ
ャパシタとにより構成されるメモリセルを有するMOS
型半導体装置の製造方法において、上記MOSトランジ
スタのゲート電極を形成した後、上記ゲート電極を覆う
ように第1の層間絶縁膜を形成する工程と、 上記第1の層間絶縁膜上に、表面が平坦な第2の層間絶
縁膜を形成する工程と、 上記第2の層間絶縁膜のうちのスタックトキャパシタの
下部電極に対応する部分に、上記下部電極よりも寸法が
小さい開口を形成する工程と、上記下部電極を、その端
部が上記開口の周辺部の上記第2の層間絶縁膜上に延在
するように形成する工程とを具備することを特徴とする
MOS型半導体装置の製造方法。 - (2)上記第1の層間絶縁膜上に、上記第2の層間絶縁
膜のエッチング時にエッチング耐性のあるエッチングス
トッパー膜を形成し、上記エッチングストッパー膜上に
上記第2の層間絶縁膜を形成することを特徴とする請求
項1記載のMOS型半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2332083A JPH04199677A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | Mos型半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2332083A JPH04199677A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | Mos型半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04199677A true JPH04199677A (ja) | 1992-07-20 |
Family
ID=18250959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2332083A Pending JPH04199677A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | Mos型半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04199677A (ja) |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP2332083A patent/JPH04199677A/ja active Pending
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