JPH04197720A - モールド金型 - Google Patents

モールド金型

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JPH04197720A
JPH04197720A JP33136390A JP33136390A JPH04197720A JP H04197720 A JPH04197720 A JP H04197720A JP 33136390 A JP33136390 A JP 33136390A JP 33136390 A JP33136390 A JP 33136390A JP H04197720 A JPH04197720 A JP H04197720A
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resin
cavity
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runner
path
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JP33136390A
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Noboru Kanazawa
昇 金沢
Toshitoyo Takeuchi
竹内 利豊
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Yamada Manufacturing Co Ltd
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Yamada Seisakusho KK
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はマルチプランジャータイプのモールド金型に関
する。
(従来の技術) マルチプランジャータイプのモールド金型では、金型の
ポットに樹脂タブレットを供給し、プランジャで溶融樹
脂をキャビティに充填して成形する。
金型に設けるポットは従来は成形しようとする製品の樹
脂封止部に合わせて個々設定している。
第4図〜第6図はマルチプランジャータイプのモールド
金型の従来例を示す。図のようにポット10はキャビテ
ィブロック14に設けるキャビティ16の配置位置に合
わせてセンターブロック12に所定間隔で設置される。
たとえば、第5図の製品は第4図の製品とくらべて樹脂
成形部が大型でキャビティ16の設置間隔も第4図の製
品よりも広くなっている。このため、第5図に示すポッ
ト10は設置間隔を広くとると共に、第4図のポット1
0よりもやや大きなポットに形成している。
また、第6図に示す例では、一つのポット10からキャ
ビティ16に連絡するランナ18を分岐させて設けるこ
とによって一つのポット10で4つのキャビティ16に
樹脂を充填するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 上記のようにマルチプランジャータイプのモールド金型
で製品をモールドする際、従来は製品に応じてキャビテ
ィブロック14を製作すると共に、ポット10を設置す
るセンターブロック12も個々別々に製作している。製
品によって樹脂モールド部のサイズやレイアウトが異な
ることから金型でのポット10の配置も異なり、また製
品によって必要とする樹脂量も異なるから、それぞれ製
品に応じて設計しなければならない。
このように、製品ごとボッ1−10およびセンターブロ
ック12を設計して別々に用意することは容易でなく、
しかも異種製品ごとにセンターブロックやプランジャあ
るいは等圧ユニット等の各構成部品をセツティングする
ことは、きわめて多種類の製品を生産するような場合は
非常に煩雑な作業となる。
そこで、本発明は上記問題点を解消すべくなされたもの
であり、その目的とするところは、異種製品のモールド
が容易にてき、成形機のセツティング作業も容易にでき
るモールド金型を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため次の構成をそなえる。
すなわち、ポットを設置するセンターブロックを異種製
品に対し共通に使用するマルチプランジャータイプのモ
ールド金型であって、前記センターブロックの両側に配
置するキャビティブロックに、前記各ポットから延出す
るランナーの中途で各ランナー間を連絡する連通ランナ
ー路を設け、該共通に設けた連通ランナー路からゲート
等の樹脂路を延設してキャビティと連通ランナー路とを
連絡したことを特徴とする。なお、前記連通ランナー路
に樹脂溜りを設けたものが効果的である。
また、ポットを設置するセンターブロックを異種製品に
対し共通に使用するマルチプランジャータイプのモール
ド金型であって、前記ポット間を一体的に連通ずる連通
カル部を前記センターブロックの全幅で設けると共に、
該連通カル部の外縁からキャビティに連絡させるランナ
ーあるいはゲートの樹脂路をキャビティブロックに設け
たことを特徴とする。
(作用) キャビティに連絡するゲート等の樹脂路を連通ランナー
路から延設することにより、また連通カル部からキャビ
ティに連絡する樹脂路をとることによって、キャビティ
のレイアウト等が異なる製品の場合でもセンターブロッ
クを共通にして使用することができる。連通ランナー路
、連通カル部ヲ設けることによってキャビティ間が溶融
樹脂で連通され、連通圧力によって均等の樹脂圧で樹脂
を充填することができる。これにより、プランジャの押
圧機構側に等圧ユニットを設ける必要がない。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本発明に係るモールド金型の実施例を示す説明
図である。図はポット10を配置する側の金型を示す。
第1図(a)と第1図(b)はセンターブロック12を
共通にして異種製品をモールドする場合の構成例を示す
ものである。第1図(a)はキャビティブロック14に
4つのキャビティ16を設けた例、第1図(b)は3つ
のキャビティ16を設けた例である。
第1図(a)および第1図(b)に示す両側で用いてい
るセンターブロック12は同一のセンターブロック12
を共通に用いているもので、ポット10は5つ設置して
いる。各ポット10にはそれぞれプランジャを配設し、
プランジャの抑圧機構を設けていることは従来例と同様
である。
また、ポット10とキャビティ16との間にはランナー
18およびゲート20で連絡するが、本発明に係るモー
ルド金型ではキャビティブロック14に各キャビティ1
6に通じるランナー18およびゲート20をたがいに連
通させる連通ランナー路22を設けることを特徴とする
。すなわち、連通ランナー路22を設けることによって
センターブロック10の片側のキャビティブロック14
上ですべてのキャビティ16を連通させる。
キャビティブロック14に設けるキャビティ16のレイ
アウトは個々の製品によって異なるから、第1図(a)
、(b)に示すように、各ポット10がらそれぞれ両側
にランナー18を延出し、それぞれのランナー18の端
部に連通ランナー路22で連絡してひと続きの連通ラン
ナー路22を形成する。
そして、この連通ランナー路22の所要個所にキャビテ
ィ16に樹脂を充填するゲート20を配置するようにす
る。連通ランナー路22を図のようにポット10の配置
と平行に設定することによってキャビティ16のレイア
ウトに合わせて任意にゲート20を設定でき、多種製品
に効果的に利用することができる。
なお、第1図ではポット10寄りのランナー18の流路
端がポット10に接続していないが、これは第2図に示
すようにポット10からキャビティ16に連絡するラン
ナー18を上型と下型で屈曲させるようにして設けてい
るためで、上型と型締めした際に連通ずる。
また、第1図で連通ランナー路22の適宜位置に樹脂溜
り24を設ける。樹脂溜り24は樹脂を充填する際に樹
脂量を適宜調整するためとボイドをなくして良好な樹脂
成形をさせることを目的に設けるものである。すなわち
、異種製品を樹脂モールドする場合は製品によって必要
とする樹脂量が異なる。ポットを設計する場合は樹脂モ
ールド部の樹脂量の他、ランナー、ゲート、カル部の樹
脂容積を計算して設計している。したがって、」1記の
ようにポット10を共通にした場合は、製品によって樹
脂量の過不足が生じるから、これを樹脂溜り24を設け
ることによって解消させることができる。
また、樹脂モールドの際にはモールド部にボイドが発生
するという問題があるから、まず充填開始時に上記の樹
脂溜り24に樹脂を流れ込ませ、エアを樹脂樹脂溜り2
4に入れてからキャビティ16に樹脂充填するようにす
る。これによって成形部にボイドを発生させずに好適な
樹脂モールドを行うことができる。樹脂溜り24にはし
めに樹脂を流れ込ませるようにするため、隣接するポッ
ト10から注出された溶融樹脂が連通ランナー路22上
で出会う位置に樹脂溜り24を設けるようにするのがよ
い。
キャビティブロック14は製品ごとキャビティ16のレ
イアウト等が個々人なるから別々に製作しなければなら
ないが、上記の共通利用するセンターブロック12に合
わせて連通ランナー路22や樹脂溜り24を考慮してキ
ャビティブロック14を設計するようにする。
また、上記のように各キャビティ16を連通ランナー路
22で連通させたことによって、樹脂がキャビティ16
内に充填された際に各キャビティ16に連通圧力が加わ
ってプランジャからの充填圧力が均等の樹脂圧で充填さ
れるという利点がある。プランジャの圧力がこうして均
等化されてキャビティ16に加わるから、プランジャを
抑圧する押圧機構にプランジャを均等圧力で押圧する等
圧ユニットを設ける必要がなくなり、成形機の構造を単
純化することができる。
第3図はセンターブロック12を共通化して使用するモ
ールド金型の他の実施例を示す。この実施例ではセンタ
ーブロック12上で各ポット12間を一体的に連通させ
る連通カル部30をセンターブロック12の全幅で設け
ることを特徴とする。
すなわち、プランジャによってポットから押し出された
樹脂はカル部からランナー、ゲート等の樹脂路を通じて
キャビティに充填されるが、従来ポットごと独立にカル
部を設けたのに対し実施例ではカル部の範囲を図のよう
に拡大し、隣接するボット10のカル部を接続して一体
化した連通カル部30とする。キャビティブロック14
上のキャビティ16へ連絡する樹脂路は連通カル部3o
の外縁からゲート20等を延出させて設ける。
第3図(a)、 (b)に示すように、連通カル部3o
に設けるゲート20等の充填樹脂用の樹脂路をキャビテ
ィ16のレイアウトに合わせて設定することにより、異
種製品を樹脂モールドする際に共通にセンターブロック
12を用いてモールドすることができる。このように、
センターブロック12を共通に使用できれば、センター
ブロックとともに使用するプランジャおよびプランジャ
の押圧機構も交換せずに使用でき、成形機への金型のセ
ツティング作業を大幅に簡略化することができる。成形
機のセツティング作業は非常に煩雑であるから、このよ
うに作業を単純化することによって多種製品の生産を容
易に行うことが可能になる。
なお、上記例においても連通カル部3oを設けることに
よってキャビティ16が均等の樹脂圧で樹脂充填でき、
プランジャの抑圧機構側に等圧ユニットを設けずにすま
せられるという利点がある。
また、上記例においても前述した実施例と同様に樹脂路
の適当位置に樹脂溜りを設けることによって樹脂量の調
節をすることができる。
以上1本発明について好適な実施例を挙げて種々説明し
たが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
他の種々の樹脂モールド製品に利用できる等、発明の精
神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのはもち
ろんのことである。
(発明の効果) 本発明に係るモールド金型によれば、上述したように構
成したことにより、ポットを設置するセンターブロック
を異種製品でも共通に利用することができ、金型製作を
容易にすることができると共に、ポットに合わせて配置
するプランジャおよびプランジャの抑圧機構等を共通化
できるから装置のセツティングを簡易に行うことが可能
となる。
また、樹脂溜りを設けることでポットを共通化した際の
樹脂量調整ができるとともに、ボイド等のない良好な樹
脂モールドが可能となる。また、連通ランナー路、連通
カル部を設けてキャビティ間を溶融樹脂で連通させるこ
とにより均等な樹脂圧で樹脂充填ができ、好適な樹脂モ
ールドを行うことができる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明に係るモールド金型の一
実施例を示す説明図、第2図はモールド金型の断面図、
第3図(a)、山)はモールド金型の他の実施例を示す
説明図、第4図、第5図、第6図はモールド金型の従来
例の説明図である。 10・・・ポット、  12・・・センターブロック、
  14・・・キャビティブロック、  16・・・キ
ャビティ、  18・・・ランナー、20・・・ゲート
、  22・・・連通ランナー路、24・・・樹脂溜り
、  30・・・連通カル部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポットを設置するセンターブロックを異種製品に対
    し共通に使用するマルチプランジャータイプのモールド
    金型であって、 前記センターブロックの両側に配置するキャビティブロ
    ックに、前記各ポットから延出するランナーの中途で各
    ランナー間を連絡する連通ランナー路を設け、 該共通に設けた連通ランナー路からゲート等の樹脂路を
    延設してキャビティと連通ランナー路とを連絡したこと
    を特徴とするモールド金型。 2、前記連通ランナー路に樹脂溜りを設けた請求項1記
    載のモールド金型。 3、ポットを設置するセンターブロックを異種製品に対
    し共通に使用するマルチプランジャータイプのモールド
    金型であって、 前記ポット間を一体的に連通する連通カル部を前記セン
    ターブロックの全幅で設けると共に、該連通カル部の外
    縁からキャビティに連絡させるランナーあるいはゲート
    の樹脂路をキャビティブロックに設けたことを特徴とす
    るモールド金型。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014162055A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Seiko Instruments Inc 樹脂封止金型および樹脂封止方法
JP2017050946A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 スズキ株式会社 回転電機

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