JPH04197326A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH04197326A
JPH04197326A JP33114890A JP33114890A JPH04197326A JP H04197326 A JPH04197326 A JP H04197326A JP 33114890 A JP33114890 A JP 33114890A JP 33114890 A JP33114890 A JP 33114890A JP H04197326 A JPH04197326 A JP H04197326A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、電動送風機を含む風路内の空気の状態たとえ
ば圧力または風量を検出する検出手段の出力などに応じ
て電動送風機へ入力される電力を可変制御する電気掃除
機に関する。
(従来の技術) 従来、たとえば特開昭63−311922号公報などに
記載されているように、掃除機本体内の風路中の空気の
状態、たとえば、電動送風機の吸気側と集塵フィルター
との間の圧力を検出手段により検出し、この検出手段か
らの出力に応じて、電動送風機の入力を自動的に可変制
御する電気掃除機が知られている。
ここで、風路内における風量と、電動送風機の吸気側お
よび集塵フィルター間で検出される圧力と、吸気側風路
内における風路抵抗すなわち吸−〇  − 込抵抗と、電動送風機の温度上昇との関係について説明
する。
第28図に実線で示すグラフは、電動送風機の4つの入
力p、、、p、、p、、p、(p、、<p。
< P 、 < P 6 )について、電動送風機の入
力Pが一定であるときの、風量Qと負圧(真空度)Hと
の関係を示したものである。また、同図に鎖線で示すグ
ラフは、2つの吸込抵抗(吸込負荷)R1゜R2(R,
<R2)について、吸込抵抗Rが一定であるときの、風
量Qと負圧Hとの関係を示したものである。なお、(Q
、l、Ho、)は、電動送風機の入力PがPア (X−
α、β、γ、δ)で、かつ、吸込抵抗RがR+  (j
=1.2)のときの風量Qおよび負圧Hである。図示の
ように、吸込抵抗Rが二定のとき、電動送風機の入力P
が大きくなるほど、風量Qも負圧Hも大きくなる。また
、電動送風機の入力Pが一定のとき、吸込抵抗Rが大き
くなるほど、風量Qは小さく、負圧Hは大きくなる。風
量Qが大きいほど、掃除に際してより強力に塵埃を吸込
むことができる。
また、第29図に実線で示すグラフは、電動送風機の同
じ4つの入力P。、P、、Pア、R6について、電動送
風機の入力Pが一定であるときの、風量Qと温度上昇Δ
Thとの関係を示したものである。また、同図に鎖線で
示すグラフは、同じ2つの吸込抵抗R,,R2について
、吸込抵抗Rが一定であるときの、風量Qと温度上昇Δ
Thとの関係を示したものである。図示のように、電動
送風機の入力Pが大きくなるほど、温度上昇ΔThは大
きくなり、また、吸込抵抗Rが大きくなるほど、温度上
昇ΔThは大きくなる。これは、吸込抵抗Rが大きくな
ると、風量Qが小さくなって、電動送風機が冷却不足に
なるためである。
そして、従来のこの種の電気掃除機においては、負圧に
ついていくつかの設定値を設定し、検出手段により検出
される負圧が設定値を越える(圧力が設定値を下回る)
と、越える前よりも電動送風機の入力を上昇させるよう
にしていた。これは、つぎのような理由による。すなわ
ち、たとえば集塵量の増大により集塵袋が目詰りを起こ
して、吸込抵抗が増すと、第28図に示すように、風量
が低下して、吸込能力が低下するが、電動送風機の入力
を上昇させることにより、一定の吸込能力を維持するこ
とができる。
ところで、電動送風機よりも吸気側の風路、たとえば、
吸込用のホース内あるいはこのホースに延長管を介して
接続される吸込口体の吸込開口に大きな塵埃が詰ったよ
うなときにも、風路抵抗が大きくなって、電動送風機の
吸気側の負圧が大きくなる。ところが、前述のような従
来の電気掃除機では、単に風路内に塵埃が詰ったり、吸
込開口に紙などがへばりついたりしたときにも、電動送
風機の入力が増大してしまうため、塵埃の詰りやへばり
つきの状態からの回避が難しいものになっていた。
また、吸込部に回転ブラシおよびこの回転ブラシを駆動
する回転ブラシ駆動手段を内蔵した電気掃除機において
、風路内の空気の状態に応じて回転ブラシ駆動手段の入
力を可変制御するものは従来なかった。
(発明が解決しようとする課題) 前述のように、風路内の空気の状態に応じて電動送風機
の入力を可変制御する従来の電気掃除機では、単に、風
路抵抗が大きくなるほど電動送風機の入力を上昇させる
ように制御を行なっていたため、吸込開口に紙などがへ
ばりついたりしたとき、その状態を回避しづらいととも
に、電動送風機が過熱をきたすおそれがあった。
また、吸込部に回転ブラシおよびこの回転ブラシを駆動
する回転ブラシ駆動手段を内蔵した電気掃除機において
、電動送風機と回転ブラシは稼動されているが、掃除を
しないで放っておいた一時中断のとき、回転ブラシが高
速回転していると非常に危険である。これは、小さい物
が回転ブラシに引っかかって飛び散ったり、子供が指を
入れたり、大きいものが回転ブラシに引っかかってその
物をちぎるなどの危険がある。そのため、−時中断時に
は回転ブラシを低速回転または停止させることが望まし
い。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、風路内の空気の状態に応じて電動送風機の入力を可変
制御する電気掃除機において、吸込口に紙などがへばり
ついたりしたとき、その状態を容易に回避できるように
するとともに、電動送風機の過熱を防止することを目的
とするものである。また、吸込部に内蔵された回転ブラ
シ駆動手段の入力を可変制御する電気掃除機において、
掃除を一時中断したとき、回転ブラシ駆動手段の入力を
低減して危険を回避することを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 請求項1の発明は、吸込部と、この吸込部に連通した集
塵部と、この集塵部に吸気側が連通した電動送風機と、
これら吸込部、集塵部および電動送風機を含む風路内の
風路抵抗に応じた空気の状態を検出してこの空気の状態
に応じた出力を行う検出手段と、この検出手段の出力に
応じて前記電動送風機の入力を可変制御する制御手段と
を備え、前記制御手段は、前記風路内の風路抵抗の変 
1J − 化価に対応する前記検出手段の出力の変化値についての
設定範囲を記憶するとともに設定判定時間を記憶した記
憶手段と、前記検出手段の出力の変化値が前記設定判定
時間経過したときに前記設定範囲を超過したら前記電動
送風機の入力を設定入力値まで低減させる入力制限手段
とを有するものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、入力制限
手段によって、電動送風機の入力を低減させる設定入力
値を、電動送風機の入力を低減させる直前の検出手段の
出力値に対応して可変するものである。
請求項3の発明は、吸込部と、この吸込部に連通した集
塵部と、この集塵部に吸気側が連通した電動送風機と、
これら吸込部、集塵部および電動送風機を含む風路内の
風路抵抗に応じた空気の状態を検出してこの空気の状態
に応じた出力を行う検出手段と、この検出手段の出力に
応じて前記電動送風機の入力を可変制御する制御手段と
を備え、前記制御手段は、前記風路内の風路抵抗の変化
価に対応する前記検出手段の出力の変化値についての設
定範囲および設定判定時間について、その設定範囲、設
定判定時間の少なくとも一方を2つ以上設定してそれら
を組合わせた複数の判定条件を記憶した記憶手段と、前
記検出手段の出力の変化値が前記判定条件のいずれかか
ら外れたとき前記電動送風機の入力を設定入力値まで低
減させる入力制限手段とを有するものである。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、入力制限
手段によって、電動送風機の入力を低減させる設定入力
値を、検出手段の出力の変化値に対応して可変するもの
である。
請求項5の発明は、請求項1または3の発明において、
記憶手段が、検出手段の出力値についての複数の設定領
域を記憶するとともに、各設定領域ごとに検出手段の出
力の変化値についての判定条件を記憶し、また、入力制
限手段が、検出手段の出力値が存在する設定領域内の判
定条件から検出手段の出力の変化値が外れたとき電動送
風機の入力を設定入力値まで低減するものである。
−13= 請求項6の発明は、請求項1または3の発明において、
入力制限手段が、電動送風機が起動してから所定時間経
過後に判定を開始して制限動作を行うものである。
請求項7の発明は、請求項1または3の発明において、
入力制限手段が、電動送風機の入力を設定入力値まで低
減させた後、電動送風機を初期の制御状態に復帰した時
点から所定時間経過後に判定を再開して制限動作を行う
ものである。
請求項8の発明は、請求項1または3の発明において、
記憶手段が、検出手段の出力値についての通常掃除時よ
りも低い設定領域を記憶するとともに、この設定領域に
おける検出手段の出力の変化値についての判定条件を記
憶し、また、入力制限手段が、電動送風機の入力を前記
設定領域の設定入力値まで低減させたとき、その設定領
域内の判定条件から検出手段の出力の変化値が外れなけ
れば電動送風機の入力を低減状態に保持し、判定条件か
ら検出手段の出力の変化値が外れたときに電動送風機を
初期の制御状態に復帰させるものである。
請求項9の発明は、回転ブラシおよびこの回転ブラシを
回転させる回転ブラシ駆動手段を内蔵した吸込部と、こ
の吸込部に連通した集塵部と、この集塵部に吸気側が連
通した電動送風機と、これら吸込部、集塵部および電動
送風機を含む風路内の風路抵抗に応じた空気の状態を検
出してこの空気の状態に応じた出力を行う検出手段と、
この検出手段の出力に応じて前記回転ブラシ駆動手段お
よび電動送風機の入力を可変制御する制御手段とを備え
、前記制御手段は、前記風路内の風路抵抗の変化値に対
応する前記検出手段の出力の変化値についての設定範囲
を記憶するとともに設定判定時間を記憶した記憶手段と
、前記検出手段の出力の変化値が前記設定判定時間経過
したときに前記設定範囲を超過したら前記回転ブラシ駆
動手段の入力を設定入力値まで低減させる入力制限手段
とを有するものである。
(作用) 請求項1の発明では、掃除時、電動送風機の運転により
、吸込部がら空気とともに吸込まれた塵埃が集塵部に導
かれて捕捉される。このとき、検出手段は、吸込部、集
塵部および電動送風機を含む風路内の空気の状態を検出
して、この空気の状態に応じた出力を行うが、この出力
は、少なくとも前記風路内の風路抵抗に応じて決まるこ
とになる。そして、制御手段が、検出手段の出力に応じ
て電動送風機の入力を可変制御する。
ところで、吸込部に紙などがへばりついたり、掃除面に
吸付いたりしたようなときには、風路抵抗の変化が異常
に大きくなって検出手段の出力が大きく上昇変化する。
このとき、検出手段の出力がどのような値であっても、
検出手段の出力の変化値が設定判定時間経過したときに
設定範囲を超過したら、電動送風機の入力を設定入力値
まで低減する。これにより、電動送風機の過熱などを防
止するとともに、へばりつきゃ吸付き状態の回避が容易
に行えるようになる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、電動送
風機の入力を低減させるとき、電動送風機の入力を低減
させる直前の検出手段の出力値から、たとえばへばりつ
きゃ吸付きの回避に必要な低減幅ずつ低減させることに
より、過度に入力低下させず、そのときの吸込力を確保
するとともに、使用者が電動送風機の動作に対して不自
然さを感じて故障が生じたなどと誤解するのを防止でき
るようになる。
請求項3の発明では、風路内の風路抵抗の変化値に対応
する検出手段の出力の変化値についての設定範囲および
設定判定時間について、その設定範囲、設定判定時間の
少なくとも一方を2つ以上設定してそれらを組合わせた
複数の判定条件を設定する。たとえば、へばりつき状態
を判定する判定条件と、へばりつき状態よりも設定範囲
を小さく設定判定時間を長くして吸付き状態を判定する
判定条件とを設定する。そして、その判定条件のいずれ
かから外れたとき電動送風機の入力を設定入力値まで低
減させる。
請求項4の発明では、請求項3の発明において、電動送
風機の入力を低減させるとき、たとえばへばりつき、吸
付き、−時中断などの判定条件に対応した検出手段の出
力の変化値から、それらの判定条件に合った電動送風機
の入力の低減制御を行えるようになる。
請求項5の発明では、請求項1または3の発明において
、検出手段の出力値について、たとえばへばりつき領域
、目づまり領域、吸付き領域などの設定領域を設定する
とともに、各設定領域ごとにへばりつき、目づまり、吸
付きなどを判定する検出手段の出力の変化値についての
判定条件を設定することにより、検出手段の出力値が存
在する設定領域内で、その設定領域の判定条件から検出
手段の出力の変化値が外れたとき電動送風機の入力を設
定入力値まで低減させる。
請求項6の発明では、請求項1または3の発明において
、電動送風機が起動してから所定時間経過後に判定を開
始して制限動作を行うこととし、すなわち、電動送風機
の起動後から所定時間経過するまでは判定および制限動
作を行わず、検出手段の出力の変化値が判定条件を満た
しやすい起動時に、不要に電動送風機の入力を低減させ
るのを防止するようにしている。
請求項7の発明では、請求項1または3の発明において
、電動送風機の入力を設定入力値まで低減させた後、電
動送風機を初期の制御状態に復帰させた時点から所定時
間経過後に判定を再開して制限動作を行うこととし、す
なわち、電動送風機を初期の制御状態に復帰させた時点
から所定時間経過するまでは判定および制限動作を行わ
ず、検出手段の出力の変化値が判定条件を満たしやすい
復帰時に、不要に電動送風機の入力を低減させるのを防
止するようにしている。
請求項8の発明では、請求項1または3の発明において
、電動送風機の入力を、通常掃除時よりも低いたとえば
一時中断の設定領域の設定入力値まで低減させたきき、
その設定領域内の判定条件から検出手段の出力の変化値
が外れなければ、掃除が再開されないものとして電動送
風機の入力を低減状態に保持し、また、判定条件から検
出手段の出力の変化値が外れたときに掃除がされたもの
として電動送風機を初期の制御状態に復帰させることに
より、掃除の一時中断時には自動的に一時中断状態を保
持するとともに掃除の再開時には自動的に初期の状態に
復帰させるようにしている。
請求項9の発明では、検出手段の出力の変化値が設定判
定時間経過したときに設定範囲を超過し、たとえば掃除
を一時中断したと判定されたときに、回転ブラシ駆動手
段の入力を設定入力値まで低減させることにより、吸込
部の回転ブラシの回転を低速回転または停止させるよう
にしている。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機の第1実施例(請求項1の発
明に対応している)の構成を第1図ないし第8図に基づ
いて説明する。
第5図において、11は掃除機本体で、この掃除機本体
11の内部には、電動送風機12が後部に配設されてい
るとともに、この電動送風機I2の吸気側に補助集塵フ
ィルター13を介して連通ずる集塵部としての集塵室1
4が前部に区画形成されている。
また、前記掃除機本体IIの上面部前側には、前記集塵
室14に臨んで、シャッター15により開閉される差込
口16が開口形成されている。一方、前記掃除機本体1
1の後面部には、前記電動送風機12の排気側に排気フ
ィルター17を介して連通ずる排気口18が開口形成さ
れている。さらに、前記集塵室14内には、主集塵フィ
ルターである集塵袋19が着脱自在に装着されている。
なお、前記掃除機本体11には電源コード20も設けら
れている。
そして、第4図に示すように、前記掃除機本体11の差
込口16には、吸込み用ホース21の一端部に設けられ
た差込管22が着脱自在に接続され、このホース21の
他端部に設けられた握り管23に、延長管24を介して
吸込部をなす吸込口体25が着脱自在に接続されるよう
になっている。
こうして、この吸込口体25の下面部に形成された図示
しない吸込開口から吸込口体25内、ホース21内、集
塵室14、補助集塵フィルター13と電動送風機12の
吸気側との間の負圧空間26、電動送風機12を経て排
気口18に至る風路が連通形成されるようになっている
なお、前記ホース21の握り管23には、手元操作部2
8が設けられている。
つぎに、電気回路の構成を第1図ないし第3図により説
明する。
前記掃除機本体11内の電気回路を示す第1図において
、31は外部の商用交流電源で、この商用交流電源31
は、制御手段32に接続され、この制御手段32は、前
記電動送風機12に接続されこの電動送風機12の入力
を可変制御するものである。
この制御手段32は、商用交流電源31に降圧用の変圧
器33の一次巻線34が接続され、この変圧器33の二
次巻線35には、交流を脈流に整流する整流手段36が
接続され、この整流手段36には、それぞれ異なった電
圧の定電圧に変換する第1−および第2の定電圧手段3
7.38が接続されている。たとえば前記操作部28に
電流を供給するこの第1の定電圧手段37は、端子Aに
接続されている。また、端子Bは、操作部2Bからの電
流を検出する電流検出手段41を介して、マイクロコン
ピュータで構成される中央処理装置42に接続されてい
る。
また、第」の定電圧手段37は、一定の電流値を保持す
る定電流手段43に接続され、この定電流手段43は、
前記掃除機本体11の負圧空間26内の空気の状態とし
て負圧を検出する風路検出手段44と、この風路検出手
段44の検出値を電気的出力に変換する変換手段45と
からなる検出手段46に接続されている。この検出手段
46は、この検出手段46の出力を増幅する増幅手段4
7を介して中央処理装置42に接続されている。そして
、検出手段46の出力値は、負圧空間26内の負圧の増
大に伴い単調に増大するようになっている。したがって
、先に説明した第28図から明らかなように、検出手段
46の出力値は、風路抵抗である吸込抵抗Rと電動送風
機12の入力Pとに応じて決まり、この人力Pが一定な
らば、吸込抵抗Rの増大に伴い単調に増大する。
第2の定電圧手段38は、中央処理装置42を駆動する
ためそのままこの中央処理装置42に接続されるととも
に、電源再投入時に中央処理装置42のプログラムの進
行を初期状態にするイニシャライズ手段48を介して中
央処理装置42に接続される。
さらに、変圧器33の二次巻線35には、商用交流電源
31のゼロボルトを検出するとともに5011xおよび
60f(zの周波数識別を行なうゼロクロス検出手段4
9が接続され、このゼロクロス検出手段49は、中央処
理装置42に接続されている。第1の定電圧手段37は
、また、電動送風機12の稼動状態などを表示する表示
手段51に接続され、この表示手段51は中央処理装置
42に接続されている。さらに中央処理装置42から発
音駆動手段52を介して目詰りなどの異常を報知するブ
ザーなどからなる発音手段53が接続されている。
そうして、中央処理装置42から駆動手段54および絶
縁手段55に接続され、この絶縁手段55は商用交流電
源31と電動送風機12との間に接続されたトライアッ
クなどからなる電力制御手段57に接続されている。
ここで、中央処理装置42について第2図により説明す
る。
ゼロクロス検出手段49はゼロクロス入力手段61を介
して、イニシャライズ手段48はイニシャライズ入力手
段62を介して、電流検出手段41および増幅手段47
は電流検出手段41と増幅手段47とからの入力を交互
に切替る入力切替手段63およびデジタル化するA/D
変換手段64を介して、それぞれデータを読み込み読み
出しさせるデータ搬送手段65に接続されている。なお
、表示手段51は、その表示の点灯、消灯を行なう表示
開閉手段66に接続されている。
また、データ搬送手段65には、データ記憶手段71お
よび一時記憶手段72からなる記憶手段73が接続され
、この記憶手段73は、電流検出手段41の出力および
変換手段45の出力に対して設定される電動送風機12
の入力値に対応する出力値および出力の変化値を記憶す
るとともに、その変換などのためのデータを記憶する。
さらに、データ搬送手段65には、入力切替手段63お
よび記憶手段73からの出力に基づいて、電動送風機1
2の入力値に対応する出力などを演算する演算処理手段
74が接続されている。
また、データ搬送手段65からは、表示開閉手段66に
接続されこの表示開閉手段66を作動させる表示出力手
段75、発音駆動手段52に接続されこの発音駆動手段
52を作動させる発音出力手段76、駆動手段54に接
続されこの駆動手段54を作動させる出力手段77がそ
れぞれ接続されている。この出力手段77は、前記演算
処理手段74の出力に応じて電動送風機I2の入力を制
御するための出力を行なうものである。
さらに、第3図に示すように、前記中央処理装置42は
、プログラム上の機能として、前記検出手段46の変換
手段45の出力の変化値が設定判定時間経過したときに
設定範囲を超過したら電動送風機12の入力を設定入力
値まで低減させる入力制限手段81を有している。
具体的には、前記入力制限手段81は、前記演算処理手
段74ないしデータ記憶手段71に内蔵され、このデー
タ記憶手段71は、前記負圧空間26内における異常に
大きくなった負圧に対応する前記検出手段46の出力の
変化値についての設定範囲値と、設定判定時間と、前記
設定入力値に対応する出力手段77の出力値とを予め記
憶している。なお、入力制限手段81は、制御出力可変
処理手段82と制御補正演算処理手段83とからなって
いる。制御出力可変処理手段82は、変換手段45の出
力の変化値が設定判定時間経過したときに設定範囲値を
超過したら、出力手段77の出力を電動送風機I2の前
記設定入力値に低減するものである。また、制御補正演
算処理手段83は、前記過程において、予め設定された
演算を行なうものである。
つぎに、前記第1実施例の作用について説明する。
掃除時には、操作部28の出力および検出手段46の出
力に応じて制御手段32により入力が可変制御される電
動送風機12の運転により、塵埃が空気とともに吸込口
体25へ吸込まれ、延長管24およびホース21を介し
て掃除機本体11の集塵室14内に導かれて、集塵袋1
9内に捕捉される。一方、この集塵袋19により濾過さ
れた空気は、補助集塵フィルター13、負圧空間26、
電動送風機12および排気フィルター17を通って排気
口18から掃除機本体11外ヘ排出される。
このとき、使用者は、ホース2Iの握り管23の操作部
28を操作することにより、オン・オフを含めて電動送
風機12の入力を手動で調整したり、あるいは、電動送
風機12の自動運転を選択したりすることができる。
ここで、その際の処理の概要を第6図のフローチャート
に基づいて説明する。
電源を投入すると、すなわち、電源コード2゜を商用交
流電源31のコンセントに接続すると、イニシャライズ
手段48により中央処理装置42がイニシャライズされ
る(ステップ1)。つぎに、操作部28による選択操作
状態の判定が行なわれ(ステップ2,3.4)、強位置
が選択されていれば強処理が行なわれ(ステップ5)、
弱位置が選択されていれば弱処理が行なわれ(ステップ
6)、自動位置が選択されていれば自動処理が行なわれ
(ステップ7)、いずれでもなければ、電動送風機12
が停止される(ステップ8)。また、ステップ5.6.
7の後、入力制限処理が行なわれる(ステップ9)。そ
して、ステップ8,9の後、ステップ2へ戻る。
ここで、ステップ9以外は、従来の処理と同様である。
また、制御手段32は、トライアックなどからなる電力
制御手段57の位相制御により、電動送風機12の入力
を可変制御するが、前記強処理においては、出力手段7
7の出力により決まるトリガーの位相角が最小にされ、
電動送風機12の入力が最大値P I+にされ(強運転
)、前記弱処理においては、電動送風機I2の入力がP
、にされる(弱運転)。
ここで、P t < P nであり、いずれのPu、P
+−も固定した値である。
このように強運転および弱運転すなわち固定運転時には
、操作部28の選択操作状態に対応させて設定された一
定の入力値pH,PLで電動送風機12が運転するのに
対して、前記自動処理においては、検出手段46の出力
に応じて、すなわち、負圧空間26における負圧Hの値
に応じて、電動送風機12の入力PAが自動的に可変制
御され、この人力PAは、PAL≦PA≦P I+の範
囲で変化し得る(自動運転)。そして、従来と同様に、
検出手段46により検出された負圧Hが大きくなるほど
、電動送風機12の入力PAが大きくなるように制御が
行なわれる。
つぎに、前記ステップ9内の入力制限処理について、第
7図のフローチャートにより詳しく説明する。
まず、計時時間が0であるかどうか、すなわち計時中で
あるかどうかが判断され(ステップ11)、計時完了を
待って計時を開始しくステップ12)、このときの負圧
Hの値をh前値として記憶する(ステップ13)。計時
Tが予め設定された設定判定時間Δを経過したら計時を
終了してT=0にリセットしくステップ14.15) 
、このときの負圧Hの値をh後値として記憶する(ステ
ップ16)。
そして、h後−り前の演算により変化値Δhを求め(ス
テップI7)、この変化値Δhが予め設定された設定範
囲ΔHより大きいかどうか判断しくステップ18)、Δ
h〉ΔHであれば、電動送風機12の入力を設定入力値
P。に低減する(ステップ19)。この設定入力値P。
は、十分率さい値になっており、たとえばP。<P4.
である。
ところで、集塵袋19丙における塵埃の貯溜量すなわち
集塵量が多くなっていくと、この集塵袋19が目詰りを
生じることにより、吸込抵抗が大きくなっていき、負圧
空間26における負圧Hも大きくなっていく。また、吸
込口体25、延長管24またはホース21内に大きな塵
埃が詰ったようなとき、あるいは、吸込口体25の吸込
開口やホース21の先端に紙やビニールやふとんの表布
などが不用意に吸付いてへばりついたようなときにも、
吸込抵抗が大きくなって、負圧空間26における負圧H
も大きくなる。なお、一般的に、集塵量の増大に伴う吸
込抵抗および負圧Hの増大は緩やかなものであり、一方
、大きな塵埃の詰りゃ紙などの強烈なへばりつきに伴う
吸込抵抗および負圧Hの増大は急激でかつより大きなも
のである。そして、吸込抵抗および負圧Hの変化値が異
常に増大したとき、前述のような入力低減処理により、
電動送風機12の入力が自動的に低減されることになる
ここで、入力制限処理における制御によって、負圧Hが
どのように変化するかを第8図により説明する。なお、
同図において、横軸は時間t1縦軸は検出される負圧H
である。また、横軸の下方に、電気掃除機の動作と、強
運転および自動運転時の電動送風機12の入力変化とを
図示しである。
通常掃除区間においては、掃除による塵埃の貯溜に伴っ
て負圧Hが徐々に増大するが、このときの負圧Hの変化
値Δhが設定判定時間Δを経過したときに設定範囲ΔH
以下であるため、電動送風機12の入力の低減制御は行
われない。
また、たとえば吸込口体25の吸込開口にへばりつきゃ
吸付きなどが生じると(判定区間)、負圧Hが急激に増
大変化し、この負圧Hの変化値Δhが設定判定時間Δを
経過したときに設定範囲ΔHを越えるため、電動送風機
12の入力が設定入力値P。に低減制御され、負圧Hが
急激に減少される(回避区間)。そのため、風路抵抗が
異常に大きくなる前に電動送風機12の入力を低減させ
ることができ、電動送風機12の過熱などを防止するこ
とができるとともに、へばりつきゃ吸付き状態からの回
避が容易に行え、良好な操作性を確保することができる
前記構成によれば、吸込抵抗が急激に増大変化したとき
、電動送風機12の入力を増大させるのではなく、低減
させるので、この電動送風機12の発熱を低減できる。
したがって、電動送風機12の過熱によってこの電動送
風機12やたとえば合成樹脂で成形された掃除機本体1
1などが悪影響を受けることを防止でき、電動送風機1
2の寿命を伸長できるとともに、回路部品や掃除機本体
11などの成形品について信頼性を確保できる。
これとともに、電動送風機12の入力が低減して吸込能
力が低下することにより、前述のような塵埃の詰りやへ
ばりつきの状態からの回避が容易に行なえる。すなわち
、不用意に塵埃の詰りやへばりつきが生じた際にも、良
好な操作性を確保できる。また、塵埃の詰りやへばりつ
きが生じたときに操作者が感じる不快感を減少ないし削
除することができる。なお、紙やビニール片が詰ったり
、へばりついたりしたときには、紙やビニール片を手で
取り除かなければならないが、全体としである程度の重
量のあるふとんやざぶとんの表布がへばりついたときに
は、電動送風機12の入力が低減するのみで、自然にへ
ばりつきが解除される。
また、塵埃の詰りやへばりつきが生じていて、吸込能力
を発生させる必要がないときに、電動送風機12の入力
を低減させることにより、省エネルギーにもなる。そし
て、電動送風機12の入力低減で消費電力も少なくなる
ことにより、このときに表示手段51や発音手段53を
作動させて、塵埃の詰りやへばりつきが生じていること
を使用者に報知することも、問題なく可能になる。
また、通常掃除時における電動送風機12の自動運転の
ための検出手段46を利用しており、また、入力制限手
段81はマイクロコンピュータにおけるプログラムによ
り構成できるので、製造上、コストアップをきたすこと
がない。
また、前記入力制限処理においては、Po−0としても
よい。すなわち、電動送風機I2を停止させてもよい。
つぎに、本発明の第2実施例(請求項2の発明に対応し
ている)を第9図および第10図に基づいて説明する。
この第2実施例では、入力制限手段81によって電動送
風機12の入力を低減させる設定入力値を、電動送風機
I2の入力を低減させる直前の検出手段46の出力値に
対応して可変するようにしたものである。
第9図は入力制限処理のフローチャートを示している。
ステップ21〜25.27.28は、前記第1実施例に
おけるステップ11〜15.17.18とそれぞれ同様
である。そして、ステップ26において、負圧Hの値を
h後値およびp(h後)として記憶し、かつ、ステップ
28において、Δh〉ΔHであれば、低減させる直前の
検出手段46の出力値p (h後)から一定低減値ΔP
を減算した設定入力値P=P(h後)−ΔPを求め、電
動送風機12の入力を設定入力値Pに低減する(ステッ
プ29)。なお、−定低減値ΔPは、吸付き状態などを
回避可能とする圧力低減が得られる程度に設定される。
第10図は負圧Hがどのように変化するかを示している
。通常掃除区間においては、前記第1実施例と同様に、
負圧Hの変化値Δhが設定判定時間Δを経過したときに
設定範囲ΔH以下であるため、電動送風機12の入力の
低減制御は行われない。
また、たとえば吸込口体25の吸込開口に吸付きなどが
生じると(判定区間)、負圧Hが急激に増大変化し、こ
の負圧Hの変化値Δhが設定判定時間Δを経過したとき
に設定範囲ΔHを越えるため、電動送風機12の入力が
設定入力値に低減制御され、負圧Hが急激に減少される
(回避区間)。
このとき、設定入力値は、低減させる直前の検出手段4
6の出力値に対応して、一定低減値ΔPだけ低減したP
4、P2となる。
この第2実施例の構成によれば、電動送風機12の入力
を低減させる設定入力値を、電動送風機12の入力を低
減させる直前の検出手段46の出力値に対応して可変さ
せるため、たとえばへばりつきや吸付きの回避に必要な
だけの入力低減を行い、過度に入力低下させ、ないこと
により、そのときの吸込力を確保するとともに、使用者
が電動送風機12の動作に対して不自然さを感じて故障
が生じたなどと誤解するのを防止することができる。
つぎに、本発明の第3実施例(請求項3の発明に対応し
ている)を第11図および第12図に基づいて説明する
この第3実施例では、記憶手段73が、風路内の風路抵
抗の変化値に対応する検出手段46の出力の変化値につ
いての設定範囲および設定判定時間について、その設定
範囲、設定判定時間をそれぞれ2つ設定してそれらを組
合わせた2つの判定条件を記憶し、また、入力制限手段
81が、検出手段46の出力の変化値が前記判定条件の
いずれかから外れたとき電動送風機12の入力を設定入
力値まで低減するようにしたものである。
第11図は入力制限処理のフローチャートを示している
計時時間が0であるかどうかが判断され(スー 37 
= テップ31)、計時完了を待って計時を開始しくステッ
プ32)、このときの負圧Hの値をh1前値、h2前値
として記憶しくステップ33)、設定判定時間Δt2、
Δt2の経過を待つ(ステップ34゜35)。
計時Tが設定判定時間Δt、経過したら、このときの負
圧Hの値をり、後備として記憶しくステップ36)、h
l後−り、前の演算により変化値Δh、を求め(ステッ
プ37)、この変化値Δh。
が設定範囲ΔH1より大きいかどうか判断しくステップ
38)、Δh、>ΔH1であれば、電動送風機12の入
力を設定入力値P。に低減する(ステップ39)。
また、Δh、>ΔH1でない場合に、計時Tが設定判定
時間Δt2経過したら、計時を終了しくステップ40)
、このときの負圧Hの値をh2後値として記憶しくステ
ップ41)、h2後−112前の演算により変化値Δh
2を求め(ステップ42)、この変化値Δh2が設定範
囲ΔH2より大きいかどうか判断しくステップ43)、
Δh2〉ΔH2であれば、電動送風機12の入力を設定
入力値P。に低減する。
第12図は負圧Hがどのように変化するかを示している
。通常掃除区間においては、負圧Hの変化値Δh1.Δ
h2が設定判定時間Δtl+Δt2経過したときに設定
範囲ΔH1,ΔH2以下であるため、電動送風機12の
入力の低減制御は行われない。
また、たとえば吸込口体25の吸込開口に紙などのへば
りつきゃ吸付きなどが生じると(判定区間)、負圧Hが
急激に増大変化し、この負圧Hの変化値Δh1が設定判
定時間Δt1経過したときに設定範囲ΔH1を越える判
定条件を満たせば、電動送風機12の入力が設定入力値
P。に低減制御され、また、その判定条件を満たさなく
ても、負圧Hの変化値Δh2が設定判定時間Δt2経過
したときに設定範囲ΔH2を越える判定条件を満たせば
、電動送風機12の入力が設定入力値P。に低減制御さ
れる。
そして、変化値Δh、が設定判定時間Δt1経過したと
きに設定範囲ΔH1を越える判定条件により、へばりつ
き状態を判定することができ、また、負圧Hの変化値Δ
h2が設定判定時間Δt2経過したときに設定範囲ΔH
2を越える判定条件により、吸付き状態を判定すること
ができる。また、設定範囲をより小さく設定判定時間を
より長くした判定条件により、掃除を一時中断した状態
を判定することができる。
この第3実施例の構成によれば、風路内の風路抵抗の変
化値に対応する検出手段46の出力の変化値についての
設定範囲および設定判定時間について、その設定範囲、
設定判定時間の少なくとも一方を2つ以上設定してそれ
らを組合わせた複数の判定条件を設定し、その判定条件
のいずれかから外れたとき電動送風機12の入力を設定
入力値まで低減させるため、たとえば、へばりつき状態
を判定する判定条件と、へばりつき状態よりも設定範囲
を小さく設定判定時間を長くして吸付き状態を判定する
判定条件とを設定することにより、風路抵抗増大の原因
をも判定し、その原因に応じた回避対応をとることが可
能になる。
つぎに、本発明の第4実施例(請求項4に対応している
)を第13図および第14図に基づいて説明する。
この第4実施例は、前記第3実施例で、風路内の風路抵
抗の変化値に対応する検出手段46の出力の変化値につ
いてのΔH4,ΔH2,ΔH3の設定範囲と1つの設定
判定時間を組合わせてへばりつき、吸付き、−時中断の
判定条件を設定した場合において、電動送風機12の入
力を低減させる設定入力値を、検出手段46の出力の変
化値に対応して可変するものである。
第13図は入力制限処理のフローチャートを示している
。ステップ51〜57は、前記第1実施例におけるステ
ップ11〜17とそれぞれ同様である。そして、負圧H
の変化値ΔhがH,、H2,H3のどの設定範囲に入る
か判断する(ステップ58.59゜60)。
そして、吸付きの判定条件のΔH,<Δh〈ΔH2の設
定範囲に入れば、電動送風機12の入力を設定入力値P
3に低減しくステップ61)、また、へばりつきの判定
条件のΔh〉ΔH2の設定範囲に入・れば、電動送風機
12の入力を設定入力値P4に低減しくステップ62)
、さらに、−時中断の判定条件のΔh<H3の設定範囲
に入れば、電動送風機12の入力を設定入力値P、に低
減する(ステップ63)。設定入力値はP3>P4>P
5の関係にあり、吸付き判定条件では吸付き状態が回避
できる程度に低減し、へばりつき判定条件ではへばりつ
き状態が回避できるように大幅に低減し、−時中断判定
条件では低減可能な最低レベルまで低減する。
第14図は負圧Hがどのように変化するかを示している
。通常掃除区間においては、負圧Hの変化値Δhが設定
判定時間Δを経過したときに前記設定範囲以外のH,>
Δt>H3にあるため、電動送風機12の入力の低減制
御は行われない。
また、吸込口体25の吸込開口に紙などの吸付きが生じ
ると、吸付きの判定条件のH,<Δh〈H2の設定範囲
に入るため、電動送風機12の入力が設定入力値P3に
低減される。また、へばりつきが生じると、へばりっき
の判定条件のΔ11〉ΔH2の設定範囲に入るため、電
動送風機12の入力が設定入力値P4に低減される。さ
らに、掃除を一時中断していると、−時中断の判定条件
のΔhくΔH3の設定範囲に入るため、電動送風機12
の入力が設定入力値P5に低減される。
この第4実施例の構成によれば、電動送風機12の入力
を低減させるとき、たとえばへばりつき、吸付き、−時
中断などの判定条件に対応した検出手段46の出力の変
化値に基づいて、それらの各判定条件に合った電動送風
機12の入力の低減制御を行うことができる。
つぎに、本発明の第5実施例(請求項5に対応している
)を第15図および第16図に基づいて説明する。
この第5実施例では、記憶手段73が、検出手段46の
出力値について、通常領域、目づまり領域、へばりつき
領域を記憶するとともに、各設定領域ごとに検出手段4
6の出力の変化値についての判定条件をそれぞれ記憶し
、また、入力制限手段81が、検出手段46の出力値が
存在、する設定領域内の判定条件から検出手段46の出
力の変化値が外れたとき電動送風機12の入力を設定入
力値まで低減するようにしたものである。
第15図は入力制限処理のフローチャートを示し、第1
6図はその制御により負圧Hがどのように変化するかを
示している。
まず、負圧Hがどの領域に入っているのか判断する(ス
テップ71.72)。
そして、H≦Ho1の通常領域にあれば、前述のように
、設定判定時間Δto+経過時の変化値Δhotを求め
(ステップ73〜79)、Δh、、、>Δ)in+であ
れば(ステップ80)、設定入力値P。1に電動送風機
12の入力を低減する(ステップ81)。同様に、(H
OI<) H≦HO2の目づまり領域にあれば、設定判
定時間Δt02経過時の変化値Δh112を求め(ステ
ップ82〜88)、Δho2〉ΔHo2であれば(ステ
ップ89)、設定入力値P。2に電動送風機12の入力
を低減する(ステップ90)。さらに、同様に、H> 
H02のへばりつき領域にあれば、設定判定時間Δt0
3経過時の変化値Δh03を求め(ステップ91〜97
)、Δho3〉ΔHo3であれば(ステップ98)、設
定入力値P。3に電動送風機12の入力を低減する(ス
テップ99)。
前記第5実施例によれば、検出手段46の出力値につい
て、たとえばへばりつき領域、目づまり領域、すいつき
領域などの複数の設定領域を設定するとともに、各設定
領域ごとにへばりつき、目づまり、吸付きなどを判定す
る検出手段46の出力の変化値についての判定条件を設
定することにより、検出手段46の出力値が存在する設
定領域内でその設定領域の判定条件から検出手段46の
出力の変化値が外れたとき電動送風機12の入力を設定
入力値まで低減させるため、それらの各設定領域に応じ
た判定条件で確実に判定することができるとともに回避
対応をとることができる。
なお、この第5実施例のように複数の設定領域を設定す
るにあたっては、電動送風機12の強運転時の強領域、
弱運転時の弱領域を設定してもよ= 45− い。これを第6の実施例として第17図および第18図
に基づいて説明すると、H≦HO3により負圧Hが強領
域にあるのか弱領域にあるのかを判断しくステップ10
1)、その後は、前記第5実施例と同様に、弱領域であ
れば、設定判定時間Δto、+経過時の変化値Δh04
を求め(ステップ102〜108)、Δho4〉ΔHo
4であれば(ステップ109)、設定入力値P。4に電
動送風機12の入力を低減しくステップ110)、一方
、強領域であれば、設定判定時間Δtn、経過時の変化
値Δh05を求め(ステップ111〜+17)、Δh、
、>ΔHo、であれば(ステップ117)、設定入力値
P。、に電動送風機12の入力を低減(ステップ118
)するというように、各領域ごとの判定条件で判定して
各領域に応じた回避対応をとることができる。
つぎに、本発明の第7実施例(請求項6に対応している
)を第19図および第20図に基づいて説明する。
この第7実施例では、入力制限手段81が、電動送風機
12が起動してから所定時間経過後に判定を開始して制
限動作を行うように、すなわち起動時から所定時間は判
定および制限動作を行わないようにしたものである。
まず、第19図のフローチャートにおいて説明すると、
ステップ121〜128は、前記第1実施例のステップ
1〜8と同様で、強位置、開位置および自動位置のいず
れかが選択されると、強処理、弱処理または自動処理が
開始される。この処理の開始とともに、図示しないタイ
マーによって計時が開始され、14時間経過するまで(
ステップ129〜131)、つぎのステップには進まな
い。そして、13時間経過すれば、入力制限処理を開始
する(ステップ13I)。
ところで、電動送風機12の起動時において、目づまり
状態や吸込口体25の吸込口を掃除面に接触させている
状態に応じ、検出手段46の出力値が定常状態になるま
での変化値が異なり、目づまりしていず吸込口体25の
吸込口を掃除面に接触させていなければ、負圧の変化は
吸付き状態などと同様に増大変化する。
そのため、第20図左側の曲線のように、電動送風機1
2が起動を開始して負圧Hが増加したときの変化値Δh
が設定判定時間Δを経過したときに設定範囲ΔHを越え
れば、制限動作によって電動送風機12の入力が低減さ
れてしまう。
それに対して、この第7実施例では、同図右側の曲線の
ように、電動送風機12が起動を開始してからT1時間
経過するまでは判定を行わない非判定区間とし、負圧H
が定常状態になった14時間経過後から判定を開始する
この第7実施例によれば、電動送風機12が起動してか
ら所定時間経過後に判定を開始して制限動作を行うこと
とし、すなわち、電動送風機122の起動後から所定時
間経過するまでは判定および制限動作を行わず、検出手
段46の出力の変化値が判定条件を満たしやすい起動時
に、不要に電動送風機12の入力を低減させるのを防止
することができる。
つぎに、本発明の第8実施例(請求項7に対応している
)を第21図および第22図に基づいて説明する。
この第8実施例では、入力制限手段81が、電動送風機
12の入力を設定入力値まで低減させた後、電動送風機
12を初期の制御状態に復帰した時点から所定時間経過
後に判定を再開して制限動作を行うようにしたものであ
る。
まず、第21図の入力制限処理のフローチャートにおい
て説明する。
まず、ステップ+41でいまはτは計時中でないため、
前述のように、設定判定時間Δを経過時の変化値Δhを
求め(ステップ142〜148)、Δh〉ΔHであれば
(ステップ+49)、T1時間の計時開始するとともに
設定入力値P。に電動送風機12の入力を低減する(ス
テップ150 、151 )。
そして、T1時間経過したら(ステップ152)、T1
時間の計時を終了するとともに1時間の計時を開始する
(ステップ153 、154 )。
そして、初期の制御状態に復帰されてステップ141に
戻る。このとき、1時間の計時中であるため、τ−τ2
を判断しくステップ155)、タイムアップするまで判
定および制限動作をパスする。
τ=τ2になれば、1時間の計時を終了しくステップ1
56 ) 、判定および制限動作を再開する。
この第8実施例では、電動送風機12の入力を設定入力
値まで低減させた後、電動送風機12を初期の制御状態
に復帰させた時点から所定′時間経過後に判定を再開し
て制限動作を行うこととし、すなわち、電動送風機12
を初期の制御状態に復帰させる時点から所定時間経過す
るまでは判定および制限動作を行わず、検出手段46の
出力の変化値が判定条件を満たしやすい復帰時に、不要
に電動送風機12の入力を低減させるのを防止すること
ができる。
つぎに、本発明の第9実施例(請求項8に対応している
)を第23図および第24図に基づいて説明する。
この第9実施例では、記憶手段73が、検出手段46の
出力値についての通常掃除時よりも低い一時中断の設定
領域を記憶するとともに、この設定領域における検出手
段46の出力の変化値についての判定条件を記憶し、ま
た、入力制限手段81が、電動送風機12の入力を前記
設定領域の設定入力値まで低減させたとき、その設定領
域内の判定条件から検出手段46の出力の変化値が外れ
なければ電動送風機12の入力を低減状態に保持し、判
定条件から検出手段46の出力の変化値が外れたときに
電動送風機12を初期の制御状態に復帰させるようにし
たものである。
まず、第23図の入力制限処理のフローチャートにおい
て説明する。
まず、ステップ+61でτは計時中でないため、前述の
ように、設定判定時間Δt3経過時の変化値Δh3を求
め(ステップ162〜+68 ) 、Δ113〈ΔH3
であれば(ステップ169)、設定入力値P5に電動送
風機12の入力を低減する(ステップ170)。
さらに、設定判定時間Δt4経過時の変化値Δh4を求
め(ステップ171〜177)、Δh4>ΔH4を判断
する(ステップ178)。Δh4〉ΔH4でなければ、
ステップ171に戻り、このステツブ171〜178の
間で保持される。すなわち、電動送風機12の入力が設
定入力値P5に保持される。
そして、Δl】4〉ΔH4となると、1時間の計時を開
始しくステップ+79 ) 、初期の制御状態に復帰す
る。τ−τ3になると(ステップ180)、1時間の計
時を終了しくステップ+81 ) 、判定および制限動
作を再開する。
この第9実施例では、電動送風機12の入力を、通常掃
除時よりも低いたとえば一時中断の設定領域の設定入力
値まで低減させたとき、その設定領域内の判定条件から
検出手段46の出力の変化値が外れなければ、掃除が再
開されないものとして電動送風機12の入力を低減状態
に保持し、また、判定条件から検出手段46の出力の変
化値が外れたときに掃除が再開されたものとして電動送
風機12を初期の制御状態に復帰させることにより、掃
除の一時中断時には自動的に一時中断状態を保持できる
とともに、掃除の再開時には自動的に初期の状態に復帰
させることができる。
つぎに、本発明の第1O実施例(請求項9に対応してい
る)を第25図ないし第27図に基づいて説明する。
この第10実施例は、前記各実施例が電動送風機12の
入力の制限処理に関するものであるのに対し、吸込口体
25には回転ブラシとこの回転ブラシを駆動する回転ブ
ラシ駆動手段としてのモータMを内蔵し、そのモータM
の入力の制限処理に関するものである。
第25図は前記第1図のブロック図を簡略化してモータ
Mの制御構成を付加して示した図である。
そして、中央処理装置42から駆動手段101および絶
縁手段102に接続され、この絶縁手段102は商用交
流電源31とモータMとの間に接続されたトライアック
などからなる電力制御手段103に接続されている。
前記中央処理装置42の記憶手段73は、風路内の風路
抵抗の変化値に対応する検出手段46の出力の変化値に
ついての設定範囲を記憶するとともに設定判定時間を記
憶し、また、入力制限手段81は、検出手段46の変換
手段45の出力の変化値が設定判定時間経過したときに
設定範囲を超過したらモータMの入力を設定入力値まで
低減させる。
そして、第10実施例の作用について説明する。
まず、処理の概要を第26図のフローチャートに基づい
て説明する。
ステップ191〜198までは、前記第1一実施例のス
テップ1〜8までと同様である。強処理、弱処理または
自動処理が行なわれた後、操作部2Bの回転ブラシのオ
ンオフを切換えるステッチがオンしているか判断しくス
テップ+99 ) 、オンしていれば、制御手段32は
電力制御手段103にてモータMのオン処理が行われ(
ステップ200)、その後、入力制限処理が行なわれる
(ステップ201)。
つぎに、入力制限処理について、第27図のフローチャ
ートに基づいて説明する。
ステップ211〜218までは、前記第1実施例のステ
ップ11〜18までと同様である。そして、ステップ2
18でΔh〉△Hであれば、モータMの入力を設定入力
値p。に低減する(ステップ219)。
この設定入力値p。は、十分小さい値または0になって
いる。
ところで、掃除を一時中断しているときにも回転ブラシ
が高速回転していると非常に危険である。これは、小さ
い物が回転ブラシに引っかかって飛び散ったり、子供が
指を入れたり、大きいものが回転ブラシに引っかかって
その物をちぎるなどの危険がある。
この第10実施例の構成によれば、検出手段46の出力
の変化値が設定判定時間経過したときに設定範囲を超過
し、たとえば掃除を一時中断したと判定されたききに、
モータMの入力を設定入力値まで低減させることにより
、吸込口体25の回転ブラシの回転を低速回転または停
止させるため、掃除を一時中断しているときにも回転ブ
ラシが高速回転している前記のような危険な状態を回避
し、安全性を向上させることができる。
なお、前記各実施例では、電動送風機12および集塵室
14を含む風路内の空気の状態として圧力を検出してい
たが、空気の状態として風量を検出するようにしてもよ
い。
−55= また、空気の状態を検出する位置も、電動送風機12と
集塵フィルター13との間に限るものではなく、風路内
の他の位置で検出を行なうことも可能である。
〔発明の効果〕
請求項1の発明によれば、風路内の空気の状態を検出す
る検出手段の出力の変化値が設定判定時間経過したとき
に設定範囲を超過したら電動送風機の入力を設定入力値
まで低減させる入力制限手段を備えたため、検出手段の
出力がどのような値であっても、吸込部への紙などのへ
ばりつきゃ掃除面への吸付きが生じたときには、風路抵
抗が異常に大きくなる前に電動送風機の入力を低減させ
ることができ、電動送風機の過熱などを防止することが
できるとともに、へばりつきゃ吸付き状態からの回避が
容易に行え、良好な操作性を確保することができる。
請求項2の発明によれば、請求項1−の発明において、
入力制限手段は、電動送風機の入力を低減させる設定入
力値を、電動送風機の入力を低減させる直前の検出手段
の出力値に対応して可変させるため、たとえばへばりつ
きゃ吸付きの回避に必要なだけの入力低減を行い、過度
に入力低下させないことにより、そのときの吸込力を確
保するとともに、使用者が電動送風機の動作に対して不
自然さを感じて故障が生じたなどと誤解するのを防止す
ることができる。
請求項3の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え
て、風路内の風路抵抗の変化値に対応する検出手段の出
力の変化値についての設定範囲および設定判定時間につ
いて、その設定範囲、設定判定時間の少なくとも一方を
2つ以上設定してそれらを組合わせた複数の判定条件を
設定し、その判定条件のいずれかから外れたとき電動送
風機の入力を設定入力値まで低減させるため、たとえば
、へばりつき状態を判定する判定条件と、へばりつき状
態よりも設定範囲を小さく設定判定時間を長くして吸付
き状態を判定する判定条件とを設定することにより、風
路抵抗増大の原因をも判定することができ、その原因に
応じた回避対応をと−57= ることか可能にできる。
請求項4の発明によれば、請求項3の発明において、電
動送風機の入力を低減させるとき、たとえばへばりつき
、吸付き、−時中断などの判定条件に対応した検出手段
の出力の変化値に基づいて、それらの各判定条件に合っ
た電動送風機の入力の低減制御を行うことができる。
請求項5の発明によれば、請求項1または3の発明にお
いて、検出手段の出力値について、たとえばへばりつき
領域、目づまり領域、吸付き領域などの複数の設定領域
を設定するとともに、各設定領域ごとにへばりつき、目
づまり、吸付きなどを判定する検出手段の出力の変化値
についての判定条件を設定することにより、検出手段の
出力値が存在する設定領域内でその設定領域の判定条件
から検出手段の出力の変化値が外れたとき電動送風機の
入力を設定入力値まで低減させるため、それらの各設定
領域に応じた判定条件で確実に判定することができると
ともに回避対応をとることができる。
請求項6の発明によれば、請求項1または3の発明にお
いて、電動送風機が起動してがら所定時間経過後に判定
を開始して制限動作を行うこととし、すなわち、電動送
風機の起動後がら所定時間経過するまでは判定および制
限動作を行わず、検出手段の出力の変化値が判定条件を
満たしゃすい起動時に、不要に電動送風機の入力を低減
させるのを防止することができる。
請求項7の発明によれば、請求項1または3の発明にお
いて、電動送風機の入力を設定入力値まで低減させた後
、電動送風機を初期の制御状態に復帰させた時点から所
定時間経過後に判定を再開して制限動作を行うこととし
、すなわち、電動送風機を初期の制御状態に復帰させた
時点から所定時間経過するまでは判定および制限動作を
行わず、検出手段の出力の変化値が判定条件を満たしや
すい復帰時に、不要に電動送風機の入力を低減させるの
を防止することができる。
請求項8の発明によれば、請求項1または3の発明にお
いて、電動送風機の入力を、通常掃除時よりも低いたと
えば一時中断の設定領域の設定入力値まで低減させたと
き、その設定領域内の判定条件から検出手段の出力の変
化値が外れなければ、掃除が再開されないものとして電
動送風機の入力を低減状態に保持し、また、判定条件が
ら検出手段の出力の変化値が外れたときに掃除が再開さ
れたものとして電動送風機を初期の制御状態に復帰させ
ることにより、掃除の一時中断時には自動的に一時中断
状態を保持できるとともに、掃除の再開時には自動的に
初期の状態に復帰させることができる。
請求項9の発明によれば、検出手段の出力の変化値が設
定判定時間経過したときに設定範囲を超過し、たとえば
掃除を一時中断したと判定されたときに、回転ブラシ駆
動手段の入力を設定入力値まで低減させることにより、
吸込部の回転ブラシの回転を低速回転または停止させる
ため、掃除を一時中断しているときにも回転ブラシが高
速回転している危険な状態を回避し、安全性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の第1実施例を示す制御手
段のブロック図、第2図はその中央処理装置のブロック
図、第3図はその入力制限手段のブロック図、第4図は
その全体の斜視図、第5図はその掃除機本体の断面図、
第6図はフローチャート、第7図はその入力制限処理の
フローチャート、第8図は負圧の変化を示すグラフ、第
9図は本発明の第2実施例(請求項2に対応)を示すフ
ローチャート、第10図は負圧の変化を示すグラフ、第
11図は本発明の第3実施例(請求項3に対応)を示す
フローチャート、第12図は負圧の変化を示すグラフ、
第13図は本発明の第4実施例(請求項4に対応)を示
すフローチャート、第14図は負圧の変化を示すグラフ
、第15図は本発明の第5実施例(請求項5に対応)を
示すフローチャート、第16図は負圧の変化を示すグラ
フ、第17図は本発明の第6実施例(請求項5に対応)
を示すフローチャート、第18図は負圧の変化を示すグ
ラフ、第19図は本発明の第7実施例(請求項6に対応
)を示すフローチャート、第20図は負圧の変化を示す
グラフ、第21図は本発明の第8実施例(請求項7に対
応)を示すフローチャート、第22図は負圧の変化を示
すグラフ、第23図は本発明の第9実施例(請求項8に
対応)を示すフローチャート、第24図は負圧の変化を
示すグラフ、第25図は本発明の第9実施例(請求項8
に対応)を示す制御手段のブロック図、第26図はフロ
ーチャート、第27図は入力制限処理のフローチャート
、第28図は風量対負圧特性図、第29図は風量対温度
上昇特性図である。 12・・電動送風機、14・・集塵部としての集塵室、
25・・吸込部なす吸込口体、32・・制御手段、46
・・検出手段、73・・記憶手段、81・・入力制限手
段、M・・回転ブラシ駆動手段としてのモータ。 釆2.q図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸込部と、 この吸込部に連通した集塵部と、 この集塵部に吸気側が連通した電動送風機と、これら吸
    込部、集塵部および電動送風機を含む風路内の風路抵抗
    に応じた空気の状態を検出してこの空気の状態に応じた
    出力を行う検出手段と、この検出手段の出力に応じて前
    記電動送風機の入力を可変制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記風路内の風路抵抗の変化値に対応する前記検出手段
    の出力の変化値についての設定範囲を記憶するとともに
    設定判定時間を記憶した記憶手段と、 前記検出手段の出力の変化値が前記設定判定時間経過し
    たときに前記設定範囲を超過したら前記電動送風機の入
    力を設定入力値まで低減させる入力制限手段とを有する ことを特徴とする電気掃除機。
  2. (2)入力制限手段は、電動送風機の入力を低減させる
    設定入力値を、電動送風機の入力を低減させる直前の検
    出手段の出力値に対応して可変することを特徴とする請
    求項1記載の電気掃除機。
  3. (3)吸込部と、 この吸込部に連通した集塵部と、 この集塵部に吸気側が連通した電動送風機と、これら吸
    込部、集塵部および電動送風機を含む風路内の風路抵抗
    に応じた空気の状態を検出してこの空気の状態に応じた
    出力を行う検出手段と、この検出手段の出力に応じて前
    記電動送風機の入力を可変制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記風路内の風路抵抗の変化値に対応する前記検出手段
    の出力の変化値についての設定範囲および設定判定時間
    について、その設定範囲、設定判定時間の少なくとも一
    方を2つ以上設定してそれらを組合わせた複数の判定条
    件を記憶した記憶手段と、 前記検出手段の出力の変化値が前記判定条件のいずれか
    から外れたとき前記電動送風機の入力を設定入力値まで
    低減させる入力制限手段とを有する ことを特徴とする電気掃除機。
  4. (4)入力制限手段は、電動送風機の入力を低減させる
    設定入力値を、検出手段の出力の変化値に対応して可変
    することを特徴とする請求項3記載の電気掃除機。
  5. (5)記憶手段は、検出手段の出力値についての複数の
    設定領域を記憶するとともに、各設定領域ごとに検出手
    段の出力の変化値についての判定条件を記憶し、 入力制限手段は、検出手段の出力値が存在する設定領域
    内の判定条件から検出手段の出力の変化値が外れたとき
    電動送風機の入力を設定入力値まで低減させる ことを特徴とする請求項1または3記載の電気掃除機。
  6. (6)入力制限手段は、電動送風機が起動してから所定
    時間経過後に判定を開始して制限動作を行うことを特徴
    とする請求項1または3記載の電気掃除機。
  7. (7)入力制限手段は、電動送風機の入力を設定入力値
    まで低減させた後、電動送風機を初期の制御状態に復帰
    した時点から所定時間経過後に判定を再開して制限動作
    を行うことを特徴とする請求項1または3記載の電気掃
    除機。
  8. (8)記憶手段は、検出手段の出力値についての通常掃
    除時よりも低い設定領域を記憶するとともに、この設定
    領域における検出手段の出力の変化値についての判定条
    件を記憶し、 入力制限手段は、電動送風機の入力を前記設定領域の設
    定入力値まで低減させたとき、その設定領域内の判定条
    件から検出手段の出力の変化値が外れなければ電動送風
    機の入力を低減状態に保持し、判定条件を検出手段の出
    力の変化値が外れたときに電動送風機を初期の制御状態
    に復帰させる ことを特徴とする請求項1または3記載の電気掃除機。
  9. (9)回転ブラシおよびこの回転ブラシを回転させる回
    転ブラシ駆動手段を内蔵した吸込部と、この吸込部に連
    通した集塵部と、 この集塵部に吸気側が連通した電動送風機と、これら吸
    込部、集塵部および電動送風機を含む風路内の風路抵抗
    に応じた空気の状態を検出してこの空気の状態に応じた
    出力を行う検出手段と、この検出手段の出力に応じて前
    記回転ブラシ駆動手段および電動送風機の入力を可変制
    御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記風路内の風路抵抗の変化値に対応する前記検出手段
    の出力の変化値についての設定範囲を記憶するとともに
    設定判定時間を記憶した記憶手段と、 前記検出手段の出力の変化値が前記設定判定時間経過し
    たときに前記設定範囲を超過したら前記回転ブラシ駆動
    手段の入力を設定入力値まで低減させる入力制限手段と
    を有する ことを特徴とする電気掃除機。
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