JPH04195398A - 車載リモートコントロール装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は車両内に搭載して、駐車違反車を外部から検知
したり、あるいは外部から強制的に車両のエンジンを止
める車載リモートコントロール装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、駐車違反を検挙する場合には、タイヤと道路の接
点に印を付け、最低３００秒間待ってから違反シールを
ウィンドウに貼っていた。

また、犯罪逃走車両にあっては、パトカーにより追跡し
、取り囲んで捕らえていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、駐車違反の検挙において上記方法で行っ
たのでは、−日で検挙できる台数は極めて少なく効率が
悪いという問題点があり、悪天候ではチョークで印を付
けることも困難であり、積雪時や雨天候、夜間、休日等
は対応が困難であった。そして、違反シールを一枚貼る
にも２Å以上の作業でなければ証言力に乏しいという欠
点もあり、違反駐車は慢性化の状況を呈していた。

また、上記犯罪逃走車両の検挙においては、パトカーが
サイレンを鳴らして追跡を始めるも、−般車両の性能向
上と無謀運転で二次事故や逃げ込みが多発、パトカーへ
の体当たりさえもあり取り囲みも常時可能というわけで
はないので、充分に対応できないという問題点があった
。

一方、玩具用の車載リモートコントロール装置、土木作
業用の車載リモートコントロール装置はあったが、単に
操縦を行うのみであり、指向性がなく、同一周波数であ
れば全ての車載リモートコントロール装置が動作するの
で使えないという問題点があった。　“ 本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、駐車
違反車を外部から効率良く知ることを第１の目的し、外
部から特定の車両を停止させることを第２の目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

上記第１の目的に沿う請求項第１項記載の車載リモート
コントロール装置は、車両が停止したことを確認して時
間計測を開始するタイマーと、該タイマーの出力を入力
とし外部からの特定の電波信号を受信し、該タイマーが
所定の時間を計測ししかも上記特定の電波信号を受信し
たことを確認して出力を発する制御装置と、該制御装置
の出力によって点灯するランプとを有して構成されてい
る。　そして、上記第２の目的に沿う請求項第２項記載
の車載リモートコントロール装置は、指向性の強い電波
、光等を受信する車両に取付けられたアンテナと、該ア
ンテナからの信号によって作動する受信器と、該受信器
の信号の出力によって車両のエンジンを止めるエンジン
停止装置とを有して構成されている。

［作用］ 請求項第１項記載の車載リモートコントロール装置にお
いては、車両が停止した後タイマーをカウントさせ、車
外から発信される電波信号を受信して、ランプを点灯さ
せているので、駐車違反を調べたい場合には、車外から
特定の電波を発信させれば良く、タイマーは所定の時間
（例えば、３００秒）をカウントしているので、簡単に
所定時間以上止めた車両を知ることができる。

請求項第２項記載の車載リモートコントロール装置にお
いては、指向性の強い電波、光等を車両に向けて外部か
ら発信することによって、車両に搭載された受信機を作
動させ、車両のエンジンを止めるようにしているので、
逃走車両等を簡単に止めることができる。

（実施例〕 続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化し
た実施例につき説明し、本発明の理解に供する。

ここに、第１図は本発明の一実施例に係る車載リモート
コントロール装置のブロック図である。

第１図に示すように、本発明の一実施例に係る車載リモ
ートコントロール装置は、駐車違反を検知するための車
載リモートコントロール装置ｌＯと、車両１１を停止さ
せる為の車載リモートコントロール装置１２とからなっ
て、これらが同一の車両１１に搭載されている。

上記車載リモートコントロール装置ｌＯは走行メーター
１３に取付けられたタイマー１４と、特定の信号を受信
する受信機１５と、該受信機１５の出力と上記タイマー
１４の出力によって駆動されるリレー１６とを有して構
成されている。

上記タイマー１４と走行メーター１３がＯになるとスタ
ートし、例えば３００秒をカウントするとその接点出力
を発生するようになっている。なお、上記走行メーター
１３の信号の代わりに、車体の振動を検出し、該振動が
無くなった場合にタイマーがカウントを始めるようにし
ても良い。

上記受信機１５には車両１１の一部に取付けられている
図示しない無指向性のアンテナが接続され、該アンテナ
から受信する特定の電波を受信し、外部に出力を発する
ようになっている。

上記リレー１６は上記タイマー１４と上記受信機１５と
に接続され、これらが同時に作動した場合にリレー１６
が励磁され、外部に出力を発するようになっている。こ
のリレー１６には駐車灯点滅リレー１７が接続され、前
後４灯の駐車灯１８を一定間隔で点滅させるようになっ
ている。

また、上記アンテナに信号を送る送信機１９は該車載リ
モートコントロール装置１１ｔｌｏと独立ニなって、携
帯型のケースに収納され、図示しない押しボタンを押す
ことによって特定の電波を発するようになっている。

従って、この車載リモートコントロール装置１０は、車
両１１に取付けられ、バッテリー２０によって電源を供
給され、走行中は上記タイマー１４は作動しないが、走
行メーター１３が０になると、タイマー１４がカウント
を始め、例えば３００秒をカウントすれば、その出力を
発するようになっている。なお、該タイマー１３は３０
０秒カウントしない内に車両１１が動き出した場合には
、タイマー１３がリセットされるようになっている。

この状態で送信８１１９の押しボタンを押すと、特定の
電波が発信され、受信８１１１５が作動し、リレー１６
が作動し、駐車灯点滅リレー１７が作動し、前後４灯の
駐車灯１８が点灯し、駐車違反をしている車両を容易に
発見することができる。

そして、この駐車灯１８を消灯する場合には、上記送信
機１９の特定の押しボタンを押して特定の信号を発信し
、受信機Ｉ５がこれを受信することによって切れるよう
にしても良いし、上記送信機１９の送信信号を切ること
によって受信！１１１５の出力を無くし、リレー１６を
オフにするようにしても良い。

なお、この実施例においては、送信機のアンテナとして
無指向性のアンテナを使用したが、電波の周波数を上げ
て、脱指向性のアンテナを使用することも可能であり、
これによって検査すべき車両のみに当てて、駐車違反で
あるか否かを判断できるようにすることも可能である。

更には、該送信機から発するのを電波とせずに、光ある
いは超音波とすることもできる。また、第１図において
２０ａは駐車灯スイッチを示すが、駐車違反の場合には
該駐車灯スイ・ンチ２０ａに関係なく前後の駐車灯１８
は点灯するようになっている。

次に、外部から該車両を止めることができる車載リモー
トコントロール装置１２について説明すると、該車載リ
モートコントロール装置１２は、特定の周波数の電波、
または光を受信するアンテナに接続される受信機２１と
、該受信機２１の出力を受けるリレー２２とを有して構
成されている。上記受信機２１のアンテナは自動車の車
体の後部に取付けられる面状アンテナ、八木アンテナ、
パラボラアンテナ等の指向性アンテナ、あるいはロッド
アンテナ等の無指向アンテナからなって、送信１！２３
から受ける指向性の強い電波または光によって送られる
特定の信号を受信１１２１が受信し、リレー２２を駆動
するようになっている。

該リレー２２はイグニッションコイル２４に接続されて
電源を切り、ポイント２５、スパークプラグ２６の電気
回路を止めて、エンジン２７を止めるようになっている
。

上記受信機２１のアンテナに電波を送る送信機２３は、
極めて高い周波数の電波、または光（レーザー光、赤外
線等も含む）を発するアンテナを有し、極めて狭い視野
の特定の方向のみに電波を送ることができるようになっ
ている。

従って、全車両に該車載リモートコントロール装置１２
を搭載しておけば、犯人が逃走用に該車両を使用した場
合には、上記送信ｌ！２３の押しボタンを押すことによ
って、車両に向けて特定の信号を発し、該車両のエンジ
ンを切ることができ、これによって車両を止め、犯人の
逃走を阻止することができる。

なお、上記送信機１９と、送信１１２３を同一のケース
内に収納することも可能である。

また、上記アンテナとして車両の後部に筒体を設け、該
筒体内に可視光線または赤外線等を検知する受光素子を
配置し、外部から可視光線または赤外線を発する送信機
によって特定の信号を車両に向けて発信して車両を止め
るようにすることも可能である。

〔発明の効果〕

請求項第１４記載の車載リモートコントロール装置は、
以上の説明からも明らかなように、外部から送信機を作
動させることによって、簡単に所定時間以上停車してい
る車両を発見することができる。従って、該発明を全て
の車両シこ搭載した場合、駐車違反等を容易に見つける
ことが可能となる。

請求項第２項記載の車載リモートコントロール装置にお
いては、外部から送信機を作動させることによって、車
両のエンジンを止めることができる。従って、該発明を
全ての車両に適応した場合、車両による犯人逃走の防止
を図ることが極めて容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図である。 〔符号の説明〕 １０−−−−−一車載リモートコントロール装置、１１
・・・−・−車両、１２−−−−−一・−車載リモート
コントロール装置、１３−−−−−−一走行メーター、
１４−・・−一−−−タイマー、１５−一−〜−−・−
受信機、１６−−−−−−−−−−リレー、１７−〜−
−−−−−−−駐車灯点滅リレー、１８−−−−−一駐
車灯、１９−−−−−−−一送信機、２０−−−−−−
バッテリー、２０　ａ−−一−−−−−駐車灯スイソチ
、２１−−−一受信機、２２−゛・−リレー、２３＝−
−−−−送信機、２４−−−−一−イグニンションコイ
ル、２５−−−−−−−ポイント、２６−−−−−−＝
−スパークプラグ、２７−−−−　エンジン

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）車両が停止したことを確認して時間計測を開始す
   るタイマーと、該タイマーの出力を入力とし外部からの
   特定の電波信号を受信し、該タイマーが所定の時間を計
   測ししかも上記特定の電波信号を受信したことを確認し
   て出力を発する制御装置と、該制御装置の出力によって
   点灯するランプとを有してなる駐車違反を外部から検知
   する為の車載リモートコントロール装置。
2. （２）指向性の強い電波、光等を受信する車両に取付け
   られたアンテナと、該アンテナからの信号によって作動
   する受信器と、該受信器の信号の出力によって車両のエ
   ンジンを止めるエンジン停止装置とを有してなる外部よ
   り車両を停止する為の車載リモートコントロール装置。