JPH039098Y2 - - Google Patents

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JPH039098Y2
JPH039098Y2 JP1228385U JP1228385U JPH039098Y2 JP H039098 Y2 JPH039098 Y2 JP H039098Y2 JP 1228385 U JP1228385 U JP 1228385U JP 1228385 U JP1228385 U JP 1228385U JP H039098 Y2 JPH039098 Y2 JP H039098Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、高速道路交通上の緊急事態、即ち、
高速道路の交通に於いて生じることのある各種の
交通事故、自動車の燃料切れ、故障、その他の緊
急時に周囲の通行者に上記現在の事態を報知して
警戒を促し、かつ所定の救助機関に救助を求める
ために使用される高速道路に於ける非常事態の報
知システムに関するものである。
[従来の技術] 従来このような事態で使用される器具として、
携帯用の警戒信号灯及び停止表示器材が知られて
いる。
前者は、赤色の発光部とこれに連続するグリツ
プ部を有する筒状の器具であつて、上記グリツプ
部を握り、上記赤色の発光部を発光させつつ振る
ことにより周囲の通行者に事故等の非常事態を報
知する。
また後者の停止表示器材としては、三角形の停
止表示板や停止表示灯が知られている。
上記停止表示板は、板面に三角形の非蛍光部及
び蛍光部が構成してあり、故障車又は事故車等の
後方に配置して、他の通行車両の前照灯による反
射光によりその存在を明瞭ならしめようとするも
のである。上記停止表示灯は、点滅光源を有する
もので、同様に車両の後方の路上に配置して、そ
の点滅発光により他の通行者の注意を促すもので
ある。
また所定の救助機関に救助を求める手段として
は、1Km間隔で路側に設置されている電話機があ
る。
[考案が解決しようとする問題点] 高速道路での自動車の燃料切れ、故障または事
故等に際しては、自動車を路側帯又は路肩に寄
せ、運転者等は道路外に出て、電話により事故内
容等を報告し救助を求めるように指導されてい
る。
しかし電話機は1Km毎に設置されてはいても、
直近の電話機は進行方向かその反対方向かは必ず
しも分からず、結局電話機設置位置に到達するま
でに相当に時間がかつてしまいがちである。
他方で車両の付近での他の通行者に対する非常
事態の報知も安全のために充分なものとしなくて
はならない。
このような場合、前記携帯用の警戒信号灯及び
停止表示器材は、後者の問題に対しては、それな
りの効果を上げることができるが、前者の問題に
関しては、当然ながら全く役に立たない。
本考案に於いては、このような場合に、車両に
積載している携帯用の警戒信号灯をを利用し、そ
の本来の用法を生かして、周囲の通行者に対して
上記のような危険な事態の発生していることを先
ず報知して警戒を促すとともに、更にこれに付加
的機能を与え、かつ前記路側に設置されている電
話機に上記付加的機能に対応する他の付加的機能
を与えて、同時に所定の救助機関にできるだけ早
く救助を求めることができる手段を開発すること
を目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案の構成の要旨とするところは、 筒状発光部及びこれに連続するグリツプ部とか
らなる携帯用の警戒信号灯であつて、 要救助の事態を報知するための数種の選択可能
な言語形式の音声信号を発生させる音声合成器、
上記言語形式の音声信号のいずれかを手動で選択
するための選択スイツチ、後記電話スイツチ駆動
部に後記電話機を通話状態に切り換えるべく動作
させる通話信号を発生する電話信号発生器、及び
上記選択された言語形式の音声信号及び上記通話
信号を送信する無線送信機を備えた警戒信号灯
と、 高速道路の路側に所定の間隔で設置されている
電話機であつて、 上記無線送信機の送信電波を受信することので
きる無線受信機、得られた受信信号から上記要救
助の事態を報知するための言語形式の音声信号及
び電話信号をそれぞれに分離選択した上で、前者
は電話機に、後者は後記通話スイツチ駆動部に、
それぞれ入力することとする選択回路、及び上記
通話信号が入力されることにより電話機を通話状
態に切り換える通話スイツチ駆動部を備えた電話
機と で構成した高速道路に於ける非常事態の報知シス
テムである。
携帯用の警戒信号灯は、筒状発光部及びこれに
連続するグリツプ部を備えた種々のものを自由に
採用することができる。ただし筒状発光部は、視
認性を高めるために、点滅光源を有するものとす
ることが望ましい。一般の交通の整理等にも使用
可能なものが良い。そして事故等の場合、自動車
のルーフ上等に固設できるように、マグネツト等
の固着手段が施されていることが好ましい。
このような警戒信号灯では、上記無線送信機の
アンテナは発光部に沿わせて配置すること等がで
きる。
また前記音声合成器で発生されるべき言語形式
の音声信号の内容は、事故等の内容に対応させ
て、たとえば「ガス欠です。」とか、「パンクで
す。」というように定める。有り得る事態を想定
して数種の内容の言語形式の音声信号を用意して
おき、それらを前記選択スイツチにより選択でき
るように構成しておく訳である。
前記通話信号発生器で発生される通話信号は、
たとえば非可聴周波数の高周波振動信号とする。
上記音声合成器で発生される音声信号と上記通
話信号発生器で発生される上記通話信号とは両者
を加算して前記無線送信機の変調器に入力するこ
とにすれば良い。
前記のように、前記選択回路で分離選択された
信号のうち、言語形式の音声信号は電話機に入力
され、通話信号は前記通話スイツチ駆動部に入力
される。そして通話信号で駆動される通話スイツ
チ駆動部の作用で通話スイツチをオンとし、通話
信号が継続する間中、電話機を通話状態に保持す
るものである。
前記無線送信機及び無線受信機の電波の形式及
び周波数をパトロールカー等で使用される警察無
線のそれと一致させておけば、パトロール中のパ
トロールカーに同時に緊急事態の発生を報知する
こともできる。この際、通話信号は、上記のよう
に、非可聴周波数に定めておけば、分離されずに
スピーカから放射されても聞こえないので、聴覚
上邪魔になることはない。
なお無線送信機の送信能力及び無線受信機の受
信能力は、両者が略1Km以内にあるとき受信可能
な程度に定める。そのことにより高速道路上の特
定の1又は2の電話機によつてのみ要救助信号が
受信され、要救助者の位置が概ね特定できる。
[作用] 本考案は、上記のような構成であるから、その
構成要素のうち警戒信号灯は、通常の交通の整理
に際しては、携帯用の警戒信号灯として一般のそ
れと同様に使用することができる。
また、たとえば、高速道路上でのガス欠に遭遇
した場合には、自動車を路側帯に寄せて駐車する
とともに、警戒信号灯の筒状発光部を点滅駆動さ
せつつ、たとえば自動車のルーフに設置する。勿
論この時それに先だつて選択スイツチにより、ガ
ス欠である旨を告げる言語形式の音声信号を選択
して無線信号機をオンとしておくものである。
そうすると警戒信号灯は、その筒状発光部の点
滅発光により、まず周囲の通行者に対して警戒を
促すことができる。
一方同時に警戒信号灯に備えた無線送信機によ
り、上記所定の言語形式の音声信号及び通話信号
を乗せた電波が放射され、高速道路上に1Km間隔
で設置された電話機のうち特定の1または2の電
話機の無線受信機でその電波が受信されることに
なる。これは無線受信機及び無線送信機の能力
が、既述のように、相互間の距離が略1Km程度に
ある場合にのみ受信可能であるように定めてある
からである。
無線受信機で受信された電波より得られた信号
は選択回路で分離選択され、選択された一方の通
話信号により通話スイツチ駆動部が動作して電話
機が通話状態にされ、同時に、選択された他方の
言語形式の音声信号が電話機に入力されることに
なるものである。したがつて直ちに道路管理者
に、上記特定の1又は2の電話機からガス欠車の
あることが報知され、その結果、その間付近にガ
ス欠車があることが認識され、速やかな救助を受
けることができるものである。
他の原因による非常事態の場合にも同様に用い
ることができることは言うまでもない。
[実施例] 以下図面に基づいて本考案の一実施例を説明す
る。
警戒信号灯の本体は、第2図に示したように、
筒状発光部1とグリツプ部2と懐中電灯部3を基
本として構成する。
上記筒状発光部1には、点滅光源であるキセノ
ンランプ4,4と非点滅光源である白熱豆電球5
とを配置する。キセノンランプ4,4と白熱豆電
球5とは、スイツチ6によつて各別に発光させら
れるようにする。なお白熱豆電球5には筒状発光
部1の筒状発光カバー全体に内部より光を当て、
全体が発光状態になるようにレンズ7を付設す
る。
前記懐中電灯部3はグリツプ部2の後端部に配
置し、白熱豆電球8とレンズ9とを基本として構
成する。この白熱豆電球8はスイツチ10でオン
オフされる。また懐中電灯部3の外端は、第2図
に示したように、大径に構成し、その縁部にマグ
ネツト1を配置し、使用時に自動車にルーフにこ
れを吸着させて警戒信号灯自体を立設することが
できるようにする。
前記グリツプ部2には電池収納部及び電子回路
部を構成する。
警戒信号灯側の電子回路部は、第1図aにブロ
ツク図で示したように、無線送信機12、音声合
成器13、通話信号発生器14及び選択スイツチ
15で構成する。
上記音声合成器13は、要救助の事態を報知す
るための数種の選択可能な言語形式の音声信号を
発生させるものである。既述のように、「ガス欠
です。」、「エンジントラブルです。」、「パンクで
す。」あるいは「事故です。軽傷者があります。」
というようなメツセージを有得る事態を想定し
て、数種類用意しておき、選択スイツチ15でそ
のいずれかを選択する構成である。
また上記通話信号発生器14は、文字通り通話
信号を発生させるものである。上記通話信号は、
通話スイツチ駆動部17に、後記電話機16を通
話状態させるべく動作させる信号である。
上記通話信号発生器14で発生させられる通話
信号は、適当な信号を選択採用することができる
が、ここでは、非可聴周波数の高周波振動信号と
する。
前記音声合成器13の言語形式の音声信号と上
記通話信号発生器14の通話信号とは両者を加算
して前記無線送信機12の変調器12aに入力す
る。
一方高速道路の路側に所定の間隔で設置されて
いる電話機16,16……には、第1図bに示し
た電子回路部を構成する。これは同図に示したよ
うに、上記無線送信機12の送信電波を受信する
ことのできる無線受信機18と、その受信信号を
前記要救助を報知する言語形式の音声信号及び通
話信号、更にはその他の信号に分離選択する選択
回路19と、分離選択された通話信号により電話
機16を通話状態にする通話スイツチ駆動部17
で構成したものである。
上記選択回路19で分離選択された信号のう
ち、言語形式の音声信号は電話機16に入力し、
一方通話信号は前記通話スイツチ駆動部17に入
力して通話スイツチをオンし、通話信号が継続す
る間、電話機16を通話状態に保持するものであ
る。
前記無線送信機12及び無線受信機18の電波
の形式及び周波数をパトロールカー等で使用され
る警察無線のそれと一致させる。
なお無線送信機12の送信能力及び無線受信機
18の受信能力は、両者が略1Km以内にあるとき
受信可能な程度に定める。
なおまた第2図中20はメインスイツチ、21
は無線送信機12のアンテナである。
この実施例では、以上のように構成したから、
通常の交通の整理に際しては、警戒信号灯の本体
を、筒状発光部1を点滅または継続発光させて一
般の信号灯と同様に使用することができる。
また、たとえば、高速道路上での自動車の故障
に遭遇した場合には、自動車を路側帯に寄せて駐
車し、筒状発光部1を点滅発光させつつ、信号灯
を振り、又は自動車のルーフに設置する。ルーフ
には懐中電灯部3のマグネツト11で吸着させる
ことができる。
このとき、それに先だつて選択スイツチ15に
より、自動車が故障である旨を告げる言語形式の
音声信号を選択して無線送信機12をオンとして
おくものである。
そうすると筒状発光部1の点滅発光により、ま
ず周囲の通行者に対して警戒を促すことができ
る。更に同時に無線送信機12により、前記所定
の言語形式の音声信号、即ち、「エンジントラブ
ルです。」の内容を持つた音声信号及び通話信号
を乗せた電波が放射され、高速道路上に1Km間隔
で設置された直近のいずれかの電話機16の無線
受信機18でその電波が受信されることになる。
上記無線受信機18で受信された電波より得られ
た信号は選択回路19で分離選択され、分離選択
された通話信号により通話スイツチ駆動部17が
動作し、電話機16が通話状態にされ、同時に受
信された上記言語形式の音声信号が電話機16に
入力されることになるものである。
したがつて直ちに道路管理者に「エンジントラ
ブルです。」と言語形式で報知され、故障車のあ
ることが知られるに至る。しかして速やかに救助
を受けることができるものである。
また近くをパトロールカーがパトロールしてい
た場合には、その受信機でも上記メツセージが受
信されることになる。その救助を受けるチヤンス
も有得る訳である。
[考案の効果] 本考案によれば、高速道路上での事故その他の
非常事態に際し、これを、上記のように動作させ
れば、道路管理者等にその事態を速やかに報告し
て救助を求めることができるし、更に警戒信号灯
本体の本来の用法によつて同時に周囲に通行者に
警戒を促すこともできるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図aは警戒信号灯に内装された電子回路部のブロ
ツク図、第1図bは電話機に付設された電子回路
部のブロツク図、第2図は警戒信号灯の一部切欠
概略正面図である。 1……筒状発光部、2……グリツプ部、3……
懐中電灯部、4……キセノンランプ、5,8……
白熱豆電球、6,10……スイツチ、7,9……
レンズ、11……マグネツト、12……無線送信
機、12a……変調器、13……音声合成器、1
4……通話信号発生器、15……選択スイツチ、
16……電話機、17……通話スイツチ駆動部、
18……無線受信機、19……選択回路、20…
…メインスイツチ、21……アンテナ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筒状発光部1及びこれに連続するグリツプ部2
    とからなる携帯用の警戒信号灯であつて、 要救助の事態を報知するための数種の選択可能
    な言語形式の音声信号を発生させる音声合成器1
    3、上記言語形式の音声信号のいずれかを手動で
    選択するための選択スイツチ15、後記通話スイ
    ツチ駆動部17に後記電話機16を通話状態に切
    り換えるべく動作させる通話信号を発生する通話
    信号発生器14、及び上記選択された言語形式の
    音声信号及び上記通話信号を送信する無線送信機
    12を備えた警戒信号灯と、 高速道路の路側に所定の間隔で設置されている
    電話機16であつて、 上記無線送信機12の送信電波を受信すること
    のできる無線受信機18、得られた受信信号から
    上記要救助の事態を報知するための言語形式の音
    声信号及び通話信号をそれぞれに分離選択した上
    で、前者は電話機16に、後者は後記通話スイツ
    チ駆動部17に、それぞれ入力することとする選
    択回路19、及び上記通話信号が入力されること
    により電話機16を通話状態に切り換える通話ス
    イツチ駆動部17を備えた電話機と で構成した高速道路に於ける非常事態の報知シス
    テム。
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