JPH05508948A - 道路事故防止用警告システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 道路事故防止用警告システム 技術分野 本発明は、道路における交通事故を防止するための警告システムに関する。

背景技術 自動車道における交通事故は、事故現場に接近しつつある通行者にとって極めて 危険である．警告パネルが設けてある自動車道は非常に少なく、警察が設置する 警告コーン等も事故現場のご《近辺に設置されるのみであるし、それも事故発生 後しばらくたってから設置されることが多い。

霧や激しい雨で視界が悪い場合、このような警告パネルや警告コーンでは実際に は役に立たないこともある。

運転者が警告を見たとしても、反応する時間がなくて自分も事故に巻き込まれて しまうことがあるからである。

本発明の目的は、事故発生後直ちに有効な範囲内に警告を発し、その結果、後続 の車両が前方に問題が発生したことに気付き、減速あるいは可能なら脇道にそれ ることができるようにすることである。

発明の開示 本発明による交通事故を防止するための警告システムは、複数の自動車に搭載さ れる特定範囲の送信機と受信機とを有する．このシステムは、送信機が搭載され ている車両の（ａ）急加速または急減速、または（ｂ）横転を検知するセンサと 、このセンサが（ａ）および／または（ｂ）を検知したときに警告信号を発する 送信機と、この警告信号を受信すると受信様を搭載した車両の運転者に警報信号 を発する手段を有する受信機とを備えている。受信機は送信機と同一ユニット中 に収容されていることが望ましい、送信機と受信機はすべて一定の周波数で作動 する。（この周波数は一定の自動車道に関連する周波数でよい。） 車両に搭載された受信機からの警報信号により、運転者は自分の近辺で事故が発 生したことを知り、警戒することができる。警報信号は聴覚に訴えるものが望ま しい。送信機の範囲１〜２ｋｍが適当である。

各受信機は、作動中の送信機に近付いているのか、遠ざかっているのかどちらで あるかを示すことができる。

例えば、信号の強さを示す指示器、望ましくはデジタル表示器により運転者が目 視できる。さらに、このような表示器は事故現場からのおよその距離を演算し表 示することができる。

送信機に連絡するセンサはどのような型でもよいが、車や盗難よけに使用される 揺動スイッチが特に適している。（ただし感度はもっと低く設定される。）通常 、慣性スイッチは急加速や急減速の検知に使用され、チルトスイッチは車両の横 転を感知するのに使用される。このようなスイッチが送信機を起動し、送信機は 警告信号を発信する。

この送信機は、道路の邪魔になるような車両の機械故障、あるいは油漏れや積荷 くずれ等のある危険な場所が発見された場合、手動スイッチで起動される。送信 機は車両のハザードランプと連結されており、車両故障時等にハザードランプが 点灯されると警告信号を発信する。

道路警告システムに接続される受信機は、特別安全手段として警告信号を発信す ることができる。

このシステムは、連続的または周期的に警告信号を発する送信機に連結して使用 してもよいし、切り離して使用してもよい、警告信号は１００メートル以下の距 離にわたり受信可能であることが望ましい。また、送信機は歩行者、自転車に乗 った人あるいはその他の比較的目立たない道路使用者が携帯するのにも適してい る。車両に搭載された受信機は、警告信号を受信すると車両の運転者に警報信号 を発する。この警報信号は、別の車両が事故に巻き込まれたために発した警告信 号を受信したときに発する警報信号とは異なることが望ましい。

発明を実施するための最良の形態 以下、本発明による警告システムの実施例を図面に基づいて説明する。

図１は、本発明の警告システムの実施例を表わす回路図である。

無線周波数送信機１と無線周波数受信機２は車両内の同一ユニット内に収容され ている。送信機１および受信機２は送信／受信スイッチ３によりシングルアンテ ナに接続されている。警告信号は約５００ＭＨｚ以上の高周波数で送信されるた め、アンテナは２００ｍｍ以下の長さになる。このシステムは車両のバッテリー ４から供給される電力で作動するが、事故で主バッテリーの故障時に、警告信号 を最低２０分間継続して送信することが必要な場合、予備の内部バッテリーと充 電器５がシステムに電力を供給する。主電源のオンオフスイッチ６は全システム をオフできる。

スイッチ７．８．９はマイクロプロセッサ１０に接続されている。チルトスイッ チ７は車両の横転を感知する、慣性スイッチ８は車両の急加速あるいは急減速を 感知する。手動テストスイッチ９は、システムのテストを行なう。ローカルメモ リ１０を搭載したマイクロプロセッサは、スイッチ７．８．９のいずれか一つ以 上から信号を受信すると、送信／受信制御インターフェイス１１を介して無線周 波数送信機１を起動する。送信機１は起動から１秒以内に警告信号を発信する。

この警告信号は持続時間が１秒未満のタイプコード化トーンバーストを伴う変調 信号である。バーストの間隔は、同時に起動された２つの送信機間の干渉を避け るため、ランダムとする。送信範囲は１〜２ｋｍである。

無線周波数受信機２は受信範囲内の送信機から送られる警告信号を受信する。受 信機２は、受信機聴覚インターフェイス１２を介してマイクロプロセッサ１０に 接続されている。警告信号を受信すると、運転者に警報信号が発信される。この 実施例では、警報信号には視覚アウトプット１３により与えられる視覚コンポー ネントと、聴覚アウトプット１４による聴覚コンポーネントがある。警告システ ムは受信信号認識スイッチ１５を有し、こオ］により運転者は警告に気付いたら 警報信号を止めることができる。

また、次のどちらか一方もしくは両方の目的で、受信機はこの受信機に連絡され ている送信機を起動することができる。一つの目的は、発生源の送信機に信号の 受信を知らせて随意に送信間隔を増大するためであり、もう一つの目的は警告信 号をさらに他の運転者に中継するためである。

産業上の利用可能性 図に示す警告システムは、歩行者、自転車に乗った人、馬に乗った人あるいは道 路を通るその他の比較的目立たない人が携帯するための分離送信？１１６に接続 することもできる。この送信機１６は、約１００ｍの範囲にわたり受信機２で拾 う信号を発信する。送信機１６は電源オンオフスイッチ１７を有し、使用者は警 告信号を発する時期を選択できる。送信機１６は、視界が悪い場合や特に危険な 状態であるときに道路を通る人のみが使用するものであり、回申でいつも携帯す るものではない。ただし、目の不自由な人やハンディキャップのある人の使用に ついては例外である。また、送信機１６は、危険なカーブでのスキップや道路工 事のような一時的な支障のある場所に設置してもよいし、視界が特に悪い場所に 設置してもよい。

この警告システムは車両内に確実に搭載できるため、衝撃や横転で外れたりする ことなく、また衝突の最大応力にも耐える。本警告システムは、新車に標準装備 として取付けることもできるし、またどんな中古車でも改造して取付けることが できる。慣性スイッチは車両に取付けられている燃料カットオフ慣性スイッチで もよい。

要約書 センサが車両の急加速あるいは急減速または横転を感知したときに警告信号を発 する無線周波数送信機を有する交通事故防止用警告システムである。この警告シ ステムは無線周波数受信機を備えており、１〜２ｋｍの限定範囲内で送信機から 送られる警告信号を受信する。この受信機は、受信機を搭載している車両の運転 者に警報信号を発する手段を有し、警告信号を受信すると警報信号を発する。警 報信号は聴覚に訴えるものでよく、その場合は、受信信号認識スイッチにより運 転者は信号を止めることができる。

国際調査報告 １＋＋蛸−ｕ＊＋ｎｌ＾−＠＆（ｊｌｊｌＡ　Ｎｌｌ　ｌｌ（ＴＴ〕ｎＦＩ　Ｑ Ｍｎｌ’＋６ｉｎａ　ＦＣＴ／ＩＩ’Ｆｌ／Ｃ＠ｋｌＯＷ　４４４ＮＤＥ−Ｃ− ７５２４４１Ｋｅｉｎｅ　−Ｎｏｎ’ｅ　−Ｒ１曽ｒ＋

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．複数の自動車に搭載される特定範囲の送信機と受信機と、 前記送信機が搭載されている車両の（ａ）急加速または急減速、または（ｂ）横 転を検知するセンサとを備え、 前記送信機は、前記センサが（ａ）急加速または急減速、および／または（ｂ） 横転を検知したときに警告信号を発し、 前記受信横は、警告信号を受信すると受信機を搭載した車両の運転者に警報信号 を発する手段を有することを特徴とする道路交通事故防止用警告システム。
2. ２．前記警報信号は聴覚信号であることを特徴とする請求項１記載の警告システ ム。
3. ３．運転者が聴覚警報信号を止めることのできる信号認識スイッチを備えたこと を特徴とする前記請求項２記載の警告システム。
4. ４．前記センサは慣性スイッチであることを特徴とする前記請求項１、２、３の いずれか一項記載の警告システム。
5. ５．前記慣性スイッチは車両の燃料カットオフスイッチあることを特徴とする前 記請求項４記載の警告システム６．前記送信機／受信機の範囲は１〜２ｋｍであ ることを特徴とする前記請求項４記載の警告システム。