JPH04194228A - ケーソンとその製造方法 - Google Patents

ケーソンとその製造方法

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JPH04194228A
JPH04194228A JP32473190A JP32473190A JPH04194228A JP H04194228 A JPH04194228 A JP H04194228A JP 32473190 A JP32473190 A JP 32473190A JP 32473190 A JP32473190 A JP 32473190A JP H04194228 A JPH04194228 A JP H04194228A
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Tadashi Sakakibara
榊原 忠司
Norio Suzuki
鈴木 憲夫
Katsunori Yoneoka
米岡 克憲
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Daiho Construction Co Ltd
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Daiho Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンクリート構造物からなり、水中に埋設され
て防波堤等を構築する際に用いられるケーソンとその製
造方法に関する。
(従来の技術) 従来、ケーソンを製造するには、第9図のように、水面
2に浮かべられた浮きドッグ3を岸壁1の近傍に係留し
、この浮きドッグ3の床版部4の上にケーソン5を構築
していった。
すなわち、先ず鉄筋を組立てて型枠を作り、そこにコン
クリートを打設し、コンクリートが固化した後、型枠を
外し、ケーソンの底版部6を構築する0次に、側部立ち
上がりコンクリート7を構築するに際し、側部鉄筋を組
立てて型枠10を作り、そこにコンクリートを打設し、
コンクリートが固化した後、型枠10を外す、以下、同
様にして側部立ち上がりコンクリート8.9を構築して
いった。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記の従来例によると、鉄筋や型枠の組
立て、脱型に人手を要したり、浮きドノグ3が水面に浮
いているので揺れ、この揺れのため作業者が船酔い状態
になり、作業性が悪くなる等の課題があった。
特に、側部立ち上がりコンクリート7.8.9を作ると
きの鉄筋や型枠の組立て、脱型およびコンクリートの打
設は高所作業となるため足場が必要となり、危険を伴う
という課題があった。
この発明は斯かる課題を解決するためになされたもので
あり、その目的とするところは、高強度かつ高品質で、
しかも製作工数を短縮することのできるケーソンとその
製造方法を捷供することにある。
(課題を解決するだめの手段) 前記目的を達成するために、本発明は、コンクリート製
の底版部と、複数のブロック要素同士を組み立てて形成
されたケーソンブロックとから成り、これら底版部とブ
ロック要素は夫々締結手段を備えると共に、前記ケーソ
ンプロ、りは底版部の上に縦設されてなることを特徴と
し、また、浮きドッグの作業台上に型枠を作りコンクリ
ートを打設して硬化養生せしめ、脱型して底版部を形成
し、この底版部の上に複数のブロック要素をW&置して
これらを締結すると共に、これらブロック要素同士でケ
ーソンブロックを形成し、更にこのケーソンブロックの
上に他のケーソンブロックを縦設するようにしたことを
特徴とする。
(作用) 前記構成により、本発明においては、浮きドッグの作業
台上に型枠をつくり、この型枠にコンクリートを打設し
て硬化養生した後、脱型して底版部を形成し、この底版
部の上に複数のブロック要素を載置してこれらを締結す
ると共に、ブロック要素同士でケーソンブロックを形成
する。そして、二のケーソンブロックの上に、他のケー
ソンブロックを縦設していくようにしたことで、ブロッ
ク要素は予め地上で製作することができるので、浮きド
ッグの作業台上ではこれらを単に組み立てていくだけで
済み、従って、製作工期の短縮が図られる。
また、ブロック要素を工場で製作することができること
から、高い強度でしかも品質が一定なケーソンを得るこ
とが可能となる。
(実施例) 以下、図面に基づき本発明の好ましい実施例を説明する
第1図(a) (b)には本発明に係るケーソンの全体
構成が示されている。
ここで、本発明においては、コンクリートtJの底版部
と、複数のブロック要素同士を組み立てて形成されたケ
ーソンブロックとから成り、これら底版部とブロック要
素は夫々締結手段を備えると共に、前記ケーソンブロッ
クは底版部の上に縦設されてなることを特徴とする。
本実施例において、第1図(a)(b)に示されるよう
に、コンクリート製で平面視が格子状をなす底版部11
の上に、これと縦横の寸法が同一で枠状をなすコンクリ
ート製のケーソンブロック12が設けられ、更にその上
にこれと同一の他のケーソンブロック】2が縦設されて
いる。そして、これら底版部11と複数のケーソンブロ
ック12とでケーソン24が構成されている。
前記ケーソンブロック12.12は、実施例では次の7
種類のブロック要素がら成っている。
すなわち、4個の隅角部ブロック12−1と、外側の壁
面を形成する10個の側壁ブロック12−2と、これら
の側壁ブロックを接続する6個の隔壁継手ブロック12
−3と、内側の壁面を形成する7個の隔壁ブロック12
−4と、これらの隔壁ブロックを接続する2個の中央継
手ブロック12−5から成る。これらのブロック要素1
2−1〜12−5と前記底版部11には、鉄筋13が埋
設されており(第3図)、高さ方向の適所には緊結鋼棒
14が植設されている(第4図)。
なお、前記の側壁プロ・ンクI2−2や隔壁ブロック1
2−4等は、その板厚と長さ等を任官に変更することも
できるし、同一とすることもできる。
また、第1図のA部および8部拡大を示す第2図、第3
図のように、各ブロック要素には、底版部11と各ブロ
ック要素ならびに各ブロック要素同士を接続するための
継手部15が設けられてぃる。この継手部15は継手金
具16とボルトナツト17を有し、継手金具16は各ブ
ロック要素内部の鉄筋と剛接されている。
前記底版部11と各ブロック要素の高さ方向の結合は、
第4図のように、底版部11に植設された緊結鋼棒14
と各ブロックの縦穴23に挿入された緊結鋼棒14を、
雄ネジ14aと雌ネジ14bで接続すると共に、上下の
ブロック要素同士は、雄ネジ部14aと雌ネジ部14b
の他、座がね18とナンド19を用いて接続する。
更に、各接続部には、第3図および第4図のように、海
水等が入り込まないように、シール溝20が設けられ、
そこにシール21が装着されている。
次に、第5図ないし第8図に基づきケーソンの製造方法
について説明する。
先ず、第5図のように、浮きドッグFの作業台W上にケ
ーソンの底版部11を構築する際、鉄筋を組み立て、継
手部15の金具16や緊結鋼棒14を設置して、型枠2
2を作る。この型枠22にコンクリートを打設して硬化
養生せしめ、その後脱型する。
続いて、第6図のように、底版部11の上に側壁ブロッ
ク12−2や隔壁ブロック12−4等を起重機で吊り下
げながら載置し、継手部15やボルト・ナツトを介して
これらを締結する。
このとき、継手部等に土砂や水が侵入するのを防止する
ため、接合部に設けたシール溝にシールを装着する。
ケーソンの高さ方向の接続は、各ブロックの縦穴23に
挿入された緊結鋼棒14をネジで緊結したり、前記の継
手部15を介して接続することにより行われる。
なお、側壁ブロック12−2や隔壁ブロック12−4等
は、予め現場近くの適当な場所や工場で製作される。そ
して、これらのブロック要素には鉄筋13が配置され、
また相手と接続するための継手部15を有している。
このようにして、底版部11の上に側壁ブロック12−
2や隔壁ブロック12−4等が載置されて締結されケー
ソンブロックが形成されると、以下、同様にして他のケ
ーソンブロックが順次縦設される。
第7図はケーソンの完成状態を示し、この実施例では、
底版部11の上に3個のケーソンブロック12が縦設さ
れている。
次に、第8図のように、浮きドッグ、Fを沈めてケーソ
ン24を浮上させ、このケーソン24を設置場所まで曳
航していって沈設せしめ、防波堤等を形成する。
(発明の効果) この発明は、以上説明した通り、コンクリート製の底版
部と、複数のブロック要素同士を組み立てて形成された
ケーソンブロックとから成り、これら底版部とブロック
要素は夫々締結手段を備えると共に、前記ケーソンブロ
ックは底版部の上に縦設されてなることにより、また、
浮きドッグの作業台上に型枠を作りコンクリートを打設
して硬化養生せしめ、脱型して底版部を形成し、この底
版部の上に複数のブロック要素を1!置してこれらを締
結すると共に、これらブロック要素同士でケーソンブロ
ックを形成し、更に二〇ケーソンブロックの上に他のケ
ーソンブロックを縦設するようにしたことにより、ブロ
ック要素を工場等で製作することができるので、品質が
一定化しかつ高強度のケーソンを得ることができる。
更に、ブロック要素は予め地上で製作し、浮きドッグの
上では単に組み立てていくだけなので、製作工数を著し
く短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明に係るケーソンの平面図、第1図
(b)は第1図(a)の1−■に沿う断正面図、第2図
は第1図のA部拡大を示す図、第3図は第1図の8部拡
大を示す図、第4図は高さ方向の接続状態を示す拡大断
面図、第5〜8図は本発明方法の工程を示す図であり、
第5図は底版部の形成工程を示す図、第6図は底版部に
ブロック要素を載置する状態を示す図、第7図はケーソ
ンの完成状態を示す図、第8図はケーソンを浮きドッグ
から切り離した状態を示す図、第9図は従来のケ−ソン
の製造方法を示す図である。 11  ・・・ケーソンの底版部 12  ・ ・ ・ケーソンブロック 12−1・・・隅角部ブロック 12−2・・・側壁ブロック 12−3・・・隔壁継手ブロック 12−4・・・隔壁ブロック 12−5・・・中央継手ブロック 14  ・・・緊結鋼棒 15  ・・・継手部 22  ・・・型枠 24  ・・・ケーソン 第1図 (a) (b) 第2図 第4図 第 5図 第6図 第7図 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンクリート製の底版部と、複数のブロック要素
    同士を組み立てて形成されたケーソンブロックとから成
    り、これら底版部とブロック要素は夫々締結手段を備え
    ると共に、前記ケーソンブロックは底版部の上に縦設さ
    れてなることを特徴とするケーソン。
  2. (2)浮きドッグの作業台上に型枠を作りコンクリート
    を打設して硬化養生せしめ、脱型して底版部を形成し、
    この底版部の上に複数のブロック要素を載置してこれら
    を締結すると共に、これらブロック要素同士でケーソン
    ブロックを形成し、更にこのケーソンブロックの上に他
    のケーソンブロックを縦設するようにしたことを特徴と
    するケーソンの製造方法。
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JP2018178644A (ja) * 2017-04-20 2018-11-15 カイエー共和コンクリート株式会社 堤防嵩上げ構造物
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