JPH04194192A - シールドマシンの方向制御方法 - Google Patents

シールドマシンの方向制御方法

Info

Publication number
JPH04194192A
JPH04194192A JP32199090A JP32199090A JPH04194192A JP H04194192 A JPH04194192 A JP H04194192A JP 32199090 A JP32199090 A JP 32199090A JP 32199090 A JP32199090 A JP 32199090A JP H04194192 A JPH04194192 A JP H04194192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turning center
deviation
center
excavation
shield machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32199090A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Kono
雅也 河野
Masayuki Funayama
正行 船山
Koichi Umeno
梅野 貢一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokimec Inc filed Critical Tokimec Inc
Priority to JP32199090A priority Critical patent/JPH04194192A/ja
Publication of JPH04194192A publication Critical patent/JPH04194192A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、セグメントリングの中心が計画線に合致する
ように、シールドマシンの掘進方向を制御するためのシ
ールドマシンの方向制御方法に関する。
[従来の技術] 従来、予め設定された計画線に沿って掘進するために、
ジャイロコンパスによってシールドマシン自体の姿勢を
計測したり、セグメントリングの計画線からのずれ量や
掘進距離を計測し、これらの計測データに基づいてシー
ルドマシンの姿勢及び掘進方向を逐次補正する手法が取
られている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来のシールドマシンにあっては、計画線が
カーブしている場合や蛇行している場合に、シールドマ
シンによる実際の掘進経路が計画線からずれる問題があ
った。
第7図及び第8図に従って従来の問題点を更に説明する
。尚、第7図の実線11が計画線、1がシールドマシン
、2が掘進によって掘られた坑道に順次に敷設された複
数のセグメントリングであるとする。
シールドマシン1の掘進方向の制御は、最終セグメント
リングの中心が計画線11に合致しているか逐次測定す
ることにより行うが、例えば、計画線21の直線部分8
0−8に沿って掘進する場合には、セグメントリング2
の中心を計画線L1に合致するように制御しながら掘進
作業を行うことで、計画線L1と一致することとなり、
問題を生じない。
ところが、第7図中の位置BCから計画線J11がカー
ブする場合には、シールドマシン1の実際の旋回中心位
置Qと最後に設置されたセグメントリング3の中心位置
Sとは異なり、オフセット距離ΔLが存在するので、上
記のように最終のセグメントリング3の位置でシールド
マシン1の次の掘進方向を管理すると、計画線ノ1のカ
ーブの認識が遅れることとなり、第7図の一点鎖線12
に示すように、計画線11の外側に坑道を掘ることとな
り、ずれた位置にセグメントリングが敷設されるという
問題を生じる。即ち、第8図に示すように、本来は計画
線L1を中心とした実線で示す位置にセグメントが敷設
されるべきところを、実際には、ずれた掘進中心f/、
2に沿って点線で示すように敷設されてしまう。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり
、計画線に合わせて掘進するためのシールドマシンの方
向制御方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するために本発明は、シールドマ
シンの旋回中心位置を仮定してこの仮想旋回中心を計画
線に合わせるように掘進すると共に、この掘進により形
成された坑道にセグメントリングを敷設しながら、仮想
旋回中心と計画線とのずれ量(L1)、及びセグメント
リングの中心と計画線とのずれ量(L2)を逐一計測し
、更に、数学的手法により、これらのずれ量の差(ΔT
)を算出して、差ΔTの変化率が急変するときの距離を
、真の旋回中心から仮想旋回中心までのずれ量(オフセ
ット)ΔLとして求め、そのオフセットΔLが零になる
ように仮想旋回中心を補正することで、シールドマシン
の掘進方向を制御しながら掘進及びセグメントの敷設を
行うようにした。
[作用] このような掘進方向の制御方法によれは、仮想旋回中心
と計画線とのずれ量(Ll)とセグメントリングの中心
と計画線とのずれ量(L2)との差Δの値が急変する2
点間の距離ΔLを求めることによって、シールドマシン
の真の旋回中心を予測することができ、この距離ΔLが
零となるように逐一仮想旋回中心を補正して行くことで
、計画線に沿った坑道を形成すると共に、計画線に沿っ
てセグメントリングを敷設することができる。
[実施例コ 以下、本発明によるシールドマシンの方向制御方法の一
実施例を図面と共に説明する。
尚、第1図において、実線t1が計画線、L2が実際に
掘られた坑道の中心線、1がシールドマシン、4が切羽
であるとする。
まず、計画線21にセグメントリングの中心を合致させ
るようシールドマシン1で掘進を行う場合に、まず、シ
ールドマシン1の切羽4やシールドマシン1の中心位置
から適宜の距離だけ離れた位置BXを真の旋回中心位置
と仮定して掘進を行う。即ち、シールドマシン1の機構
的な旋回中心に計画線Q1を合わせるように制御しなが
ら掘進を行っても、実際には、土壌状態その他の外的要
因によって、実際の掘進方向の中心が上記機構上の中心
よりずれる場合がある。したがって、諸条件に基づく経
験などから実際の旋回中心に近いと考えられる位置BX
を仮想旋回中心とし、その仮想旋回中心BXを計画線i
1に合致させるように方向制御しながら掘進を開始する
このように掘進を行うと共に、掘進により形成された坑
道にセグメントリングを敷設していき、逐一、計画線1
1と仮想旋回中心との位置ずれ量L1と、実際に敷設さ
れたセグメントリングの中心位置と計画線21との位置
ずれ量L2を計測する。
第2図は、第1図に示すようにカーブした計画線L1に
沿って掘進した場合に、実際の旋回中心がQであるため
に、セグメントリングの中心位置が一点鎖線Q2に示す
ようなずれた軌跡となった場合を示す。そして、掘進距
離に沿って、これらの位置ずれ量L1.L2のデータは
、従来技術の光学測量などによって測定し、且つマイク
ロコンピュータシステム等を内蔵する制御装置で解析を
行うことで、第2図に示すような軌跡を得る。
第2図におけるab間の距離は、第1図における実際の
旋回中心Qと仮想旋回中心BXのずれ量を表わすことに
なる。
そこで、ずれ量L2からLlのデータを減算処理するこ
とにより、第3図に示すような、総ずれ量ΔTのデータ
を算出し、更に、データΔTを一次微分演算することに
よって第4図に示すような微分データΔtを演算し、更
に、微分データΔtを一次微分演算することによって第
5図に示すような微分データを演算する。このように、
2回の微分演算を行うと、データΔTの変曲点a−,b
てピークデータが発生し、これらの変曲点a、b間の距
離ΔLが仮想旋回中心と実際の旋回中心のずれ量(オフ
セット)として求めることかできる。
そして、このずれ量ΔLだけ補正した位置を新たな仮想
旋回中心として次の掘進を開始し、更に、逐一同様の処
理を繰り返しながら、仮想旋回中心の位置を補正しなが
ら掘進を継続する。
このように、仮想旋回中心を補正しながら掘進を継続す
ると、計画線がカーブしている場合に、従来のようなシ
ールドマシンの掘進開始が遅延することなく、計画線に
合致するようにセグメントリングを敷設するための坑道
を形成することができる。又、第6図に示すように、計
画線!1が蛇行する場合でも同様に計画線に合わせてセ
グメントリングを敷設することが可能となる。
尚、この実施例では、2回微分の演算を行うことによっ
て、仮想旋回中心と実際の旋回中心のずれ量を演算する
が、この演算方法に限定されるものではなく、データΔ
Tの変曲点a、  bを検出する数学的手法、例えば、
フーリエ解析やその他の統計処理等を適用してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、シールドマシンの
仮想旋回中心を仮定し、この仮想旋回中心を計画線に合
わせるように掘進すると共に、この掘進により形成され
た坑道にセグメントリングを敷設しながら、仮想旋回中
心と計画線とのずれ量、及びセグメントリングの中心と
計画線とのずれ量を逐一計測し、更に、数学的手法によ
り、これらのずれ量の差の変化率が急変するときの距離
を、真の旋回中心から仮想旋回中心までのずれ量として
求め、そのずれ量が零になるように仮想旋回中心を補正
することで、シールドマシンの掘進方向を制御しながら
掘進及びセグメントの敷設を行うようにしたので、実際
のシールドマシンの旋回中心を計画線に合致するように
高精度で掘進制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の制御方法の一実施例を手順
に従って示す説明図; 第7図及び第8図は従来の制御方法の問題点を示す説明
図である。 図中の符号; 1:シールドマシン 4:切羽 BX:仮想旋回中心 Q、実際の旋回中心 21:計画線 Ll:計画線と仮想旋回中心との位置ずれ量L2:実際
に敷設されたセグメントリングの中心位置と計画線との
位置ずれ量 △L:ずれ量(オフセット) 特許出願人 株式会社トキメック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)計画線に沿ってセグメントリングを敷設するため
    の坑道を掘進するシールドマシンの方向制御方法におい
    て、 前記シールドマシンの仮想旋回中心を仮定し、この仮想
    旋回中心を計画線に合わせるように掘進すると共に、こ
    の掘進により形成された坑道にセグメントリングを敷設
    しながら、仮想旋回中心と計画線とのずれ量(L1)、
    及びセグメントリングの中心と計画線とのずれ量(L2
    )を逐一計測し、更に、数学的手法により、これらのず
    れ量の差(ΔT)の変化率が急変するときの距離を、真
    の旋回中心から仮想旋回中心までのずれ量(ΔL)とし
    て求め、そのずれ量(ΔL)が零になるように仮想旋回
    中心を補正することで、シールドマシンの掘進方向を制
    御しながら掘進及びセグメントの敷設を行うことを特徴
    とするシールドマシンの方向制御方法。
JP32199090A 1990-11-26 1990-11-26 シールドマシンの方向制御方法 Pending JPH04194192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32199090A JPH04194192A (ja) 1990-11-26 1990-11-26 シールドマシンの方向制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32199090A JPH04194192A (ja) 1990-11-26 1990-11-26 シールドマシンの方向制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04194192A true JPH04194192A (ja) 1992-07-14

Family

ID=18138694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32199090A Pending JPH04194192A (ja) 1990-11-26 1990-11-26 シールドマシンの方向制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04194192A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016532023A (ja) * 2013-09-27 2016-10-13 ローズマウント インコーポレイテッド 井戸内のプランジャ位置の検出

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016532023A (ja) * 2013-09-27 2016-10-13 ローズマウント インコーポレイテッド 井戸内のプランジャ位置の検出

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04194192A (ja) シールドマシンの方向制御方法
WO2018164078A1 (ja) 建築作業機械における回転部材の回転中心取得方法
JPH05321576A (ja) シールドマシンの掘進方向決定方法及び掘進制御方法
JP2960815B2 (ja) シールド掘進機の姿勢制御方法
JPH0336399B2 (ja)
JP2606872B2 (ja) トンネル掘進機の姿勢制御方法
JP2961152B2 (ja) シールド掘進方法
JP3497044B2 (ja) シールド工法における掘進管理システム
JP2021063825A (ja) 建築作業機械における傾斜センサー補正量取得方法
JPH0820502B2 (ja) 誘導制御によるトンネル掘進工法
JP2641985B2 (ja) シールドマシンの最適姿勢角管理方法
JPH0427029A (ja) 建設機械の掘削制御方法
JPH03107093A (ja) シールド掘進機の自動方向制御方法
JPH02101229A (ja) 作業機の制御装置
JPS6156755B2 (ja)
JPS6130204B2 (ja)
JP2876269B2 (ja) シールド掘進機の姿勢制御装置
JP2690564B2 (ja) シールド掘進機の自動方向制御方法
JP3132730B2 (ja) シールド掘進機のテールクリアランス管理方法
JP2644152B2 (ja) シールド機の自動測量方法
JPH06173584A (ja) シールド掘削機及びその位置推定方法
JP2793329B2 (ja) コークス炉移動機の定位置停止制御装置
JPS62229412A (ja) 位置決め装置
JPH04333797A (ja) シールドマシンの掘進制御方法
JPH07279582A (ja) シールド掘削機のシールドジャッキ制御方法