JPH0427029A - 建設機械の掘削制御方法 - Google Patents

建設機械の掘削制御方法

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JPH0427029A
JPH0427029A JP13358090A JP13358090A JPH0427029A JP H0427029 A JPH0427029 A JP H0427029A JP 13358090 A JP13358090 A JP 13358090A JP 13358090 A JP13358090 A JP 13358090A JP H0427029 A JPH0427029 A JP H0427029A
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尚暢 森
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覚前 誠
Norihiko Hayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、法面掘削(仕上げ)作業や水平押出し作業
のように、バケットを掘削面に対して一定の高さ位置お
よび姿勢に保ちながら移動させる掘削作業を繰返し行う
ための油圧ショベルの掘削制御方法に間する。
従来の技術 建設機械のうち油圧ショベルの掘削制御方法に関しては
、特開昭64−14430号にて開示されている。第5
図は、従来技術の掘削制御方法により作動される油圧シ
ョベルの外観図である。図において、lは油圧ショベル
本体の旋回体、2は旋回体1のフロント部に枢着された
ブーム、3はアーム、4はバケット、5はブームシリン
ダ、6はアームシリンダ、0はブーム基端、Aはブーム
先端、Bはアーム先端、θ1はブーム2の対地角度(ブ
ーム角度と同じ)、α2はブーム2に対するアーム3の
角度(アーム角度と同じ)、α3はアーム3に対するバ
ケット4の角度(バケット角度と同じ)、βは掘削角度
、ノ1はブーム基端0からブーム先端Aまでの距離(ブ
ーム長さ)、ノ2はブーム先端Aからアーム先端Bまで
の距離(アーム長さ)、xは水平座標軸、yは垂直座標
軸Gは掘削面である。なお、油圧ショベルが法面掘削を
行う場合における、アーム先端8伎置の座標計算は、上
記座標軸x、y対し掘削角度β分だけ回転した座標軸x
’ 、y’に基づいて行われる。
次に第6図は、従来技術の掘削制御方法の基本実施例を
示す制御をブロック図である。第7図は、従来技術の実
施例におけるコントローラC8の機能ブロック図である
次に、従来技術の掘削制御方法を第5図、第6図につい
て述べる。まず、掘削動作時の操作手順は次の通りであ
る。
(イ)オペレータが手動によりバケット4を掘削面Gに
おける掘削開始時点(たとえば第5図の実線位置)にセ
ットする。
(ロ)この状態で初期姿勢設定スイッチ15をオンとし
、初期姿勢を記憶するとともに、掘削角度設定スイッチ
13により目標角度βを設定する。
(ハ)自動・手動切換スイッチ14を自動側にセットす
る。
(ニ)アームレバーを操作して自動掘削を開始しバケッ
ト4を第5図内の矢印イ方向に移動させて第1回目の自
動掘削を行う。
(ホ)アームレバーを戻して第1回目の自動掘削を終了
する。
(へ)自動・手動切換スイッチ14を手動側に戻す。
(ト)オペレータが手動により、バケット4をおよその
初期姿勢に戻す。
(チ)再び、自動・手動切換スイッチ14を自動側にセ
ットする。
(す)自動復帰スイッチ16により、バケット位置およ
び姿勢を上記(ロ)項で記憶した初期姿勢に正確に合わ
せる。
(ヌ)上記(ニ)項および(ポ)項と同様にアームレバ
ーを操作して、第2回目の掘削動作を行う。
以下、(へ)項〜(ヌ)項の操作を繰返すことにより、
繰返し掘削動作が行われる、 次に、上記掘削動作時におけるコントローラCの機能を
第7図について述べる。コントローラCは、アーム制御
ブロックC1と、ブーム制御ブロックC2と、バケット
制御ブロックC3とから成り、上記繰返し掘削動作にお
ける各回動動作時に複数の時点ごとに各制御ブロックC
,,C2,C3において、アーム、ブーム、バケットの
各シリンダ(6,5,7)に対する制御量が以下のよう
にして求められる。
(Tンアーム制御プロ・ンクC1 このブロックC1においては、アームレバー用パイロッ
ト圧検出器11または12によるアームレバー信号(速
度指令信号)に、演算手段2oによって所定のゲインを
かけて基本制御量u2+を出し、これにアームリンク補
正手段21による補正を加えて、1次補正制御量u22
を求め、これにさらに非線形補償手段22により補正を
加えた2次補正制御量u2をアームシリンダ油圧制御部
17に対する制御量として、出力するようにしているそ
れによりアーム3は、アームレバー操作による指令速度
に従って一定角速度で手動制御される。
(II)ブーム制御ブロックC2 このブロックC2においては、−回の掘削動作中におけ
る各時点ごとにブーム角度、アーム角度用の雨検出器8
.9による現在のプーム角度θ1およびアーム角度α2
が入力され、これら角度信号と、アーム制御ブロックC
2の基本制御量u21とに基づいて、ブームシリンダフ
ィードフォワード制御手段23により、アーム先端Bの
高さ位置くバケット高さ位置)ybを一定に保つための
ブームシリンダフィードフォワード制御量ullの演算
が行われる。また上記ブーム角度信号およびアーム角度
信号から、実際のアーム先端Bの高さ位置y、が、座標
演算手段24により計算で求められる。なお座標軸(x
、y)は図示しない目標角度βにより座標軸x’ 、y
’に補正され、入力値θlおよびα2も座標軸x’ 、
y’を対称とした値に補正されたものとする。そしてこ
の演算値ybと、アーム先端高さ位置の目標値yboと
の偏差△y、から、比例積分手段25によってフィード
バック制御量u12が演算される。また、上記フィード
バック制御量u12は学習手段26に入力される。この
学習手段26においては、入力されたフィードバック制
御量u12に学習ゲインをかけて学習値を求め、この今
回の学習値と前回同一時点での学習値とを加算してその
合計値を記憶(学習値を更新)するとともに、記憶ずみ
の前回学習値を今回の学習制御量u13として出力する
。こうして掘削動作ごとに各時点における学習値を更新
しながら、更新前の学習値u13を、ブームシリンダフ
ィードフォワード制御量ull、フィードバック制御量
u1□に加えて基本制御量u14を求める。この基本制
御量u14に、ブームリンク補正手段27による補正(
第1次補正制御量uls)、ブーム姿勢補正手段28に
よる補正(第2次補正制御量u16)、非線形補償手段
28による補正を加えてブームシリンダ制御出力U1か
求められる。上記のように掘削動作を繰返すごとに制御
精度が向上されるので、アーム先端Bがその高さを一定
状態に保ちながら、掘削面Gに沿って直線移動するよう
にブーム2が制御される。
(1)バケット制御ブロックC3 このブロックC3においては、アーム制御ブロックC1
の基本制御量u21と、ブーム制御ブロックC2の基本
制御量u14とが取込まれ、バケットシリンダフィード
フォワード演算手段30により上記両制御量u2□、u
14に基づいて、バケット対地角度θ3を目標値θ3o
と一致させる方向のバケットシリンダフィードフォワー
ド制御量u31が演算される。一方、バケット角度検出
器10によるバケット対地角度θ3の検出値と、バケッ
ト対地角度の目標値、θ3oとの偏差△θ3から、比例
積分手段31によってフィードバック制御量[32を求
める。また、このフィードバック制御量u32が学習手
段32に入力され、上記ブーム制御ブロックC2の学習
手段26と同様の処理によって学習制御量U33が出力
される。そして、これらフィードフォワード、フィード
バック、学習各制御量1」、1、u3□、u33が加算
されて基本制御量us4が求められ、これにバケットリ
ンク補正手段33による補正(1次補正制御量u3.)
=および非線形補償手段34による補正を加えてバケッ
トシリンダ制御出力u3を求める。これによりバケット
対地角度θ、が一定(目標値)に保たれる。
上記(I)アーム制御ブロックC+、(II)ブーム制
御ブロックC2,(II)バケット制御ブロックC3の
機能か組合わせて発揮されることにより、制御偏差を効
率よく改善し、油圧ショベルの掘削制御を行うことがで
きる。
次に油圧ショベルの平面掘削・整形制御装買に関しては
、特開昭61−270421号にて開示されている。こ
の提案(図示しない)では、ブーム回動速度制御部、バ
ケット回動速度制御部、バケット位置制御部、バケット
角制御部、ブーム操作レバーおよびバケット操作レバー
による操作手順を備えており、作業者がブーム操作レバ
ーを操作して自動掘削に手動介入できるようにしている
この発明の解決しようとする課題 油圧ショベルの旋回対のフロント部には、ブーム、アー
ム、バケットか順次回動自在に連結されている。そして
上記ブーム、アーム、バケットの連結部には、結合ビン
か枢着されている。その結合ビンと軸受部との間には、
結合ビンの着脱l・要件および円滑な回動を行うために
、若干の隙間を設けている。そのために上記連結部には
それぞれいわゆる機械的ガタが存在する。
しかし従来技術の掘削制御方法をそなえている油圧ショ
ベルでは、掘削作業時に上記機械的カタにより生じる掘
削目標軌道面のずれを補正することができなかった。オ
ペレータは上記掘削面角度を修正するために、掘削制御
方法の制御を一旦中止して、掘削面角度の再設定を行っ
ていた。またその場合に、再設定すべき角度の正確な値
を決定する手段かないので、掘削精度誤差が発生し一作
業能率を低下させていた。
この発明は上記の課題を解決し、油圧ショベルの機械的
ガタにより生じる掘削目標軌道面のずれを補正できる掘
削制御方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために講じたこの発明の手段は、 イ、掘削面に対する従来技術の掘削制御方法において、
その制御での操作に使用しない操作レバーを、手動介入
にて操作することにより、所定のレバー操作に対し掘削
面に対する目標直線軌道の高さを補正演算するようにし
、 口、また所定のレバー操作に対し、目標直線軌道の角度
を補正演算するようにした。
作      用 イ、まずここで、目標直線軌道の高さ補正はブーム操作
で、角度補正はバケット操作で、制御開始はアーム操作
で行うものと設定する。
ブーム操作レバーを手動介入により操作すると、そのブ
ーム操作信号はコントローラの目標高さ演算手段に入力
される。目標高さ演算手段では上記ブーム操作信号によ
り目標高さの演算を行い、その演算結果である目標高さ
に基づいてブーム制御ブロックでブームシリンダ制御出
力を導出する。それにより、掘削面に対してアーム先端
が移動する目標直線軌道の高さを、繰返し掘削動作の制
御周期毎に変更することができる。
ロ、バケット操作レバーを手動介入により操作すると、
そのバケット操作信号はコントローラの目標角度演算手
段に入力される。目標角度演算手段では上記バケット操
作信号により目標角度の演算を行い、演算結果である目
標角度に基づいてブーム制御ブロックでブームシリンダ
制御出力を導出するとともに、バケット制御ブロックで
バケットシリンダ制御出力を導出する。それにより、目
標直線軌道の建設機械に対する角度を、所定の周期毎に
変更することができる。
実    施    例 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図は、この発明の実施例におけるコントローラ
coの制御ブロック図である。図において、従来技術と
同一構成要素を使用するものに対しては同符号を付す。
41はブーム操作レバー、42はバケット操作レバー、
C’2はブーム制御ブロック、C3はバケット制御ブロ
ック、35は目標角度演算手段、36はバケット対地角
度演算手段、37は目標高さ演算手段である。第2図は
、この発明の実施例におけるコントローラC’Oの機能
を示すフローチャートである。第3図は、この発明にか
かる掘削制御方法が適用される油圧ショベルを示す側面
図である。図において43は油圧ショベル本体の旋回体
、44はブーム45はアーム、46はバケット、47は
アイドラリンク、○′は旋回体43とブーム44基端と
の連結点、A′はブーム44先端とアーム45基端との
連結点、Boはアーム45先端とバケット46基端との
連結点くすなわちBoはアーム先端と同じ点である)、
Dはアーム45とアイドラリンク47との連結点、48
,49.50はそれぞれ連結点0’ 、A’ 、Dに設
けられた回動角度検出器である。第4図は、ブーム操作
レバー41を手動介入した場合のブーム操作の状態と、
アーム先端B°の高さhとの関係を示す図表である。
次に、この発明にかかる掘削制御方法を第1図〜第4図
について述べる。ブーム操作レバー41によるブーム操
作信号11をコントローラC′。
の目標高さ演算手段37に、またバケット操作レバー4
2によるバケット操作信号12を目標角度演算手段35
にそれぞれ入力できるように設定し、ブーム操作レバー
41を手動介入により操作したとき掘削面G°に対する
目標直線軌道口(第3図参照)の高さカーを、繰返し掘
削動作の制御周期毎に変更するようにし、またバケット
操作レバー42を手動介入により操作したとき目標直線
軌道口の油圧ショベル車体に対する角度degを所定の
周期毎に変更するようにした。
次に、この発明にかかる掘削制御方法の作用機能につい
て述べる。まずここで、目標直線軌道の高さ補正はブー
ム操作で、角度補正はバケット操作で、制御開始はアー
ム操作で行うものと設定する。ブーム操作レバー41を
手動介入により操作すると、そのブーム操作信号11は
コントローラC′oの目標高さ演算手段37に入力され
る。目標高さ演算手段37では上記ブーム操作信号11
により目標高さくアーム先端高さ目標値3’boと同じ
)の演算を行い、演算結果である目標高さ(yゎ。)に
基ついてブーム制御ブロックC′2でブームシリンダ制
御出力 1 !を導出する。それにより、掘削面G゛に
対してアーム先端B″が移動する目標直線軌道口の高さ
(yb。)を、繰返し掘削動作の制御周期毎に変更する
ことができる。また、バケット操作レバー42を手動介
入により操作すると、そのバケット操作信号12はコン
トローラC′oの目標角度演算手段35に入力される。
目標角度演算手段35で上記バケット操作信号12によ
り目標角度βの演算を行い、演算結果である目標角度β
に基づいてブーム制御ブロックC“2でブームシリンダ
制御出力11′1を導出するとともに、バケット制御ブ
ロックC″3でバケットシリンダ制御出力u’3を導出
する。それにより、目標直線軌道口の油圧ショベルに対
する角度(β)を所定の周期毎に変更することができる
したがってオペレータがブーム上げ操作の手動介入を行
うと、第4図のように目標直線軌道口の目標高さ垣を制
御周期毎に寸法Δαずつ増加させまたブーム下げ操作の
手動介入を行うと目標高さhを寸法Δαずつ減算させる
ことができる。またオペレータがバケット掘削の操作を
行うと、直線軌道面の角度β(deg)を制御周期毎に
角度Δβずつ加算し、バケット放出の操作を行うと、直
線軌道面の角度degを制御周期毎に角度Δβずつ減算
してゆき、新しく更新された目標高さカー。
角度degに対し制御演算を行い、バケット刃先の軌道
を変更することができる。
発明の効果 従来技術の掘削制御方法をそなえている油圧ショベルで
は、掘削作業時にブーム、アーム、バケットの連結部な
どに起因する機械的ガタにより生じる掘削目標軌道面の
ずれを補正することができなかった。
しかしこの発明にかかる掘削制御方法では、ブーム操作
レバーの手動介入操作を行うことにより掘削面に対して
アーム先端が移動する目標直線軌道の高さを、繰返し掘
削動作の制御周期毎に変更することができる。またバケ
ット操作レバーの手動介入操作を行うことにより、目標
直線軌道の油圧ショベルに対する角度を所定の周期毎に
変更することかできる。
したがってこの発明にかかる掘削制御方法をそなえてい
る建設機械では掘削目標軌道面のずれを補正できるので
、建設機械の機械的ガタに起因する掘削制御誤差を少く
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例におけるコントローラの制御
ブロック部、第2図はこの発明の実施例におけるコント
ローラの機能を示すフローチャート、第3図はこの発明
にかかる掘削制御方法が適用される油圧ショベルを示す
側面図、第4図はブーム操作レバーを手動介入した場合
のブーム操作の状態とアーム先端高さとの関係を示す図
面、第5図は従来技術の掘削制御方法により作動される
油圧ショベルの外観図、第6図は従来技術の掘削制御方
法÷基本実施例を示す制御ブロック図、第第7図は従来
技術の実施例におけるコントローラの機能ブロック図で
ある。 2.44      ブーム 3、45 4 、46 アーム バケット ブームシリンダ アームシリンダ 7         バケットシリンダ35−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−一
目標角度演算手段36    バケット対地角度演算手
段37        目標高さ演算手段41    
     ブーム操作レバー42        アー
ム操作レバーco、c’ o    コントローラ C,アーム制御ブロック c2.c’ 2    ブーム制御ブロックC3,C3
−−−−−−−−−−一−−−バケット制御ブロック以
      上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブーム、アーム、バケットのそれぞれ角度位置を
    検出する位置検出手段と、ブーム、アーム、バケットの
    各操作レバーの操作量を検出するレバー操作料検出手段
    と、ブーム、アーム、バケットの各アクチュエータを作
    動させる作動手段と、掘削角度の目標値を設定する設定
    手段をそなえ、設定された操作レバー1本のみを操作す
    ることにより上記バケットが掘削面に対して一定の関係
    をもって移動するようにしている掘削制御方法において
    、上記制御での操作に使用しない操作レバーを、手動介
    入にて操作することにより、所定のレバー操作に対し掘
    削面に対する目標直線軌道の高さを補正演算するように
    し、また所定のレバー操作に対し目標直線軌道の角度を
    補正演算するようにしたことを特徴とする建設機械の掘
    削制御方法。
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