JPH0419390Y2 - - Google Patents

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JPH0419390Y2
JPH0419390Y2 JP1985102406U JP10240685U JPH0419390Y2 JP H0419390 Y2 JPH0419390 Y2 JP H0419390Y2 JP 1985102406 U JP1985102406 U JP 1985102406U JP 10240685 U JP10240685 U JP 10240685U JP H0419390 Y2 JPH0419390 Y2 JP H0419390Y2
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lead wire
protective tube
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covered
tube
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気調和機におけるリード線接続構
造において、第1の電気部品(例えば、室外機の
フアンモータ)から導出された被覆リード線が第
2の電気部品(例えば、コネクタ)に接続された
構造に係り、特には前記第2の電気部品に接続さ
れた被覆リード線の安全面での先端処理の技術に
関する。
(従来の技術) 空気調和機において、例えば、室外機のフアン
モータ(第1の電気部品の一例)から導出された
被覆リード線の近傍に熱可塑性合成樹脂部品(例
えば、プラスチツクケーシング)が存在すると、
通電に伴う被覆リード線の発熱によつて、その熱
可塑性合成樹脂部品が溶融変形したり、脆化する
といつた問題が生じる場合がある。
そこで、従来では、被覆リード線を金属製の管
(コンジツトチユーブ)やボツクスの中に収納し
たり、被覆リード線において導体を被覆する保護
チユーブの厚みを大きくする等して対応してい
る。
ところで、被覆リード線は、これをコネクタな
どの第2の電気部品に接続する先端処理作業のた
めに、必要長さよりも余裕をもつた長さにしてお
かなければならない。即ち、被覆リード線の先端
側の所定長さにわたつて保護チユーブの剥離し、
露出したリード線をコネクタなどの第2の電気部
品に接続した後、露出しているリード線部分に対
し、保護チユーブの代わりに絶縁テープを何重に
も巻回することによつて、露出リード線部分を被
覆し、安全性を確保している。
室外機の端子盤と前記のコネクタとを接続する
リード線についても、同様の処理が施されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構成を有する従来例
の場合には、次のような問題点がある。
(イ) 保護チユーブを剥離する作業および絶縁テー
プの巻回作業のために、先端処理作業の作業性
が低いものになつている。
(ロ) 剥離した保護チユーブが無駄になるととも
に、かなり長い絶縁テープを必要とすることか
ら、材料費が高くつく。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、リード線の先端接続部分に対する被
覆を確実なものにするとともに、その先端処理の
作業性を改善し、併せてコストダウンを図ること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような目的を達成するために、
次のような構成をとる。
即ち、本考案の空気調和機におけるリード線接
続構造は、導体が保護チユーブで被覆されて構成
される被覆リード線2が、第1の電気部品1から
導出されて第2の電気部品5に接続された構造で
あつて、前記保護チユーブとして、前記第1の電
気部品1側の前記導体に外嵌された第1の保護チ
ユーブ3と、この第1の保護チユーブ3に摺動自
在に外嵌された第2の保護チユーブ4とを備え、
前記第2の保護チユーブ4を前記第1の保護チユ
ーブ3上で摺動させてその先端4aを前記第2の
電気部品5に当接させてあることを特徴とするも
のである。
(作用) 本考案の構成による作用は、次の通りである。
(i) 第1の保護チユーブが第1の電気部品側のリ
ード線部分に外嵌されているが、第1の電気部
品から導出された被覆リード線を第2の電気部
品に接続する際には、第1の保護チユーブに摺
動自在に外嵌された第2の保護チユーブを第1
の電気部品側に移動させておくことにより、第
2の電気部品に対する被覆リード線の接続作業
区間を確保するとともに、接続作業に必要なリ
ード線長さを被覆リード線の先端側に確保する
ことができる。
() 第2の電気部品に対する被覆リード線の
接続作業を終了した後は、第1の電気部品側に
移動させておいた第2の保護チユーブを第2の
電気部品側に移動させて、その先端を第2の電
気部品に当接させる。
これにより、前記(i)で第1の電気部品側に移
動させていたために生じていた被覆リード線の
露出部分を第2の保護チユーブによつて被覆す
ることができる。
() 前記()のように、被覆リード線の露
出部分を第2の保護チユーブの移動によつて被
覆するため、被覆リード線における第2の電気
部品側のリード線部分、詳しくは、第1の保護
チユーブによつて被覆されている部分以外の部
分は、最初から直接的にこの部分を被覆するチ
ユーブを必要としない。従つて、先端処理作業
の際に、従来のように保護チユーブの一部分を
剥離するといつた作業が不要となる。また、保
護チユーブに無駄が発生しない。
() 第2の保護チユーブを第1の保護チユー
ブに沿つて摺動移動させる作業は、絶縁テープ
を何重にも巻回する作業に比べて、遥かに迅
速・容易に遂行することができる。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。第1図のAはリード線接続時の破
断正面図、Bはリード線被覆時の破断正面図であ
る。
空気調和機の室外機に装着された第1の電気部
品(フアンモータ)1から導体に保護チユーブが
被覆されて構成される被覆リード線2が導出され
ており、この被覆リード線2における第1の電気
部品1側のリード線部分に可撓性のある第1の保
護チユーブ3が密着した一体の状態で外嵌されて
いる。この第1の保護チユーブ3に可撓性のある
第2の保護チユーブ4が密接した状態で摺動自在
に外嵌されている。
被覆リード線2に対して直接的に密着した状態
で外嵌されているのは、第1の保護チユーブ3の
みである。第2の保護チユーブ4の内径は、第1
の保護チユーブ3の外径と等しく、被覆リード線
2よりも大きいため、第2の保護チユーブ4は、
被覆リード線2から半径方向で離れている。従つ
て、第2の保護チユーブ4を第1の保護チユーブ
3上で摺動するときの摩擦抵抗は、第1の保護チ
ユーブ3から受けるだけであり、被覆リード線2
からは実質上摩擦抵抗を受けない。
被覆リード線2が第2の電気部品(コネクタ)
5に接続された状態で、第2の保護チユーブ4を
第1の保護チユーブ3上で摺動させて、その先端
4aを第2の電気部品5に当接させることによ
り、リード線接続構造を構成している。
第1の電気部品1から第2の電気部品5までの
被覆リード線2の長さをL0、第1の保護チユー
ブ3の長さをL1、第2の保護チユーブ4の長さ
をL2とすると、 L0>L1 L0>L2 L1+L2>L0 の関係がある。従つて、第2の保護チユーブ4の
先端4aを第2の電気部品5に当接させた状態で
は、第1の保護チユーブ3と第2の保護チユーブ
4とが、 L=(L1+L2)−L0 の長さ分だけ重なり合つている。
この重なり部分6の位置は、ドレン抜きの関係
上、第1の電気部品(フアンモータ)1から100
〜150mmとしてある。即ち、L1を100〜150mmに設
定してある。その結果、L1<L2となつている。
次に、先端処理作業の要領を説明する。
第1図のAに示すように、第1の電気部品1
から導出された被覆リード線2を第2の電気部
品5に接続するに当たつては、第2の保護チユ
ーブ4を第1の電気部品1側に移動させ、第2
の電気部品5に対する被覆リード線2の接続作
業区7を確保する。
第2の電気部品5に対する被覆リード線2の
接続作業が終了した後、第2の保護チユーブ4
を第1の保護チユーブ3上で摺動させて第2の
電気部品5側に移動させる。そして、第1図の
Bに示すように、第2の保護チユーブ4の先端
4aを第2の電気部品5に当接させる。
従つて、前記で接続作業区間7において露出
していた被覆リード線2の露出部分2aが第2の
保護チユーブ4によつて被覆保護される。
第2図は先端処理作業終了時の室外機の内部の
一部分の破断正面図である。
第2図において、8は電源コード、9は電源コ
ード8を通線したコンジツトチユーブ、10は端
子盤、11は電装品箱、12は端子盤10から導
出された被覆リード線、13は被覆リード線12
に接続されたコネクタである。このコネクタ13
に、第1図のコネクタ(第2の電気部品)5が接
続されていて、このコネクタ5に被覆リード線2
を介してフアンモータ(第1の電気部品)1が接
続されている。
コネクタ13側の被覆リード線12も、コネク
タ5側の被覆リード線2と同様に、第1の保護チ
ユーブ14および第2の保護チユーブ15によつ
て被覆されている。この第1の保護チユーブ14
および第2の保護チユーブ15の、被覆リード線
12に対する関係は、第1図における第1の保護
チユーブ3および第2の保護チユーブ4の、被覆
リード線2に対する関係と同様である。
なお、上記実施例では、第1の保護チユーブ3
の長さL1と、第2の保護チユーブ4の長さL2
の関係を、L1<L2としていたが、本考案は、L1
=L2またはL1>L2に設定したものも実施例とし
て含む。また、第1の電気部品としては、フアン
モータや端子盤以外のものでもよいし、第2の電
気部品としてはコネクタ以外のものでもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、次の効果が発揮される。
(a) 第2の電気部品に対する被覆リード線の接続
作業が終了した後は、第2の保護チユーブを第
2の電気部品側に移動させて、その先端を第2
の電気部品に当接させるため、接続の際露出し
ていた被覆リード線の露出部分を第2の保護チ
ユーブによつて確実に被覆して安全性を確保す
ることができる。
(b) 被覆リード線の露出部分を第2の保護チユー
ブの移動によつて被覆するため、従来のように
保護チユーブの一部分を剥離するといつた作業
を不要化できる。第2の保護チユーブを第1の
保護チユーブに沿つて摺動移動させる作業は、
絶縁テープを何重にも巻回する作業に比べて、
〓かに迅速・容易に遂行することができる。従
つて、リード線の先端処理作業の作業性を改善
することができる。また、保護チユーブに無駄
が発生せず、長い絶縁テープを不要化できるた
め、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施例の空気調
和機におけるリード線接続構造に係り、第1図の
Aはリード線接続時の破断正面図、Bはリード線
被覆時の破断正面図、第2図は先端処理作業終了
時の室外機の内部の一部分の破断正面図である。 1……第1の電気部品(フアンモータ)、2…
…被覆リード線、3……第1の保護チユーブ、4
……第2の保護チユーブ、4a……第2の保護チ
ユーブの先端、5……第2の電気部品(コネク
タ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 導体が保護チユーブで被覆されて構成される
    被覆リード線2が、第1の電気部品1から導出
    されて第2の電気部品5に接続された構造であ
    つて、 前記保護チユーブとして、前記第1の電気部
    品1側の前記導体に外嵌された第1の保護チユ
    ーブ3と、この第1の保護チユーブ3に摺動自
    在に外嵌された第2の保護チユーブ4とを備
    え、 前記第2の保護チユーブ4を前記第1の保護
    チユーブ3上で摺動させてその先端4aを前記
    第2の電気部品5に当接させてあることを特徴
    とする空気調和機におけるリード線接続構造。 (2) 前記第1の電気部品1が室外機のフアンモー
    タであり、前記第2の電気部品5がコネクタで
    ある実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の空気
    調和機におけるリード線接続構造。
JP1985102406U 1985-07-04 1985-07-04 Expired JPH0419390Y2 (ja)

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JPS556747U (ja) * 1978-06-30 1980-01-17

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JPS6212449U (ja) 1987-01-26

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