JPH0419382Y2 - - Google Patents
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- JPH0419382Y2 JPH0419382Y2 JP16701386U JP16701386U JPH0419382Y2 JP H0419382 Y2 JPH0419382 Y2 JP H0419382Y2 JP 16701386 U JP16701386 U JP 16701386U JP 16701386 U JP16701386 U JP 16701386U JP H0419382 Y2 JPH0419382 Y2 JP H0419382Y2
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- shaped
- hanging
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 32
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
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- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 1
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- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、空気調和機の主としてユニツト化
した室外機(以下室外ユニツトという)を建築物
の天井などに吊下げて据付ける吊下装置に関する
ものである。
した室外機(以下室外ユニツトという)を建築物
の天井などに吊下げて据付ける吊下装置に関する
ものである。
公団住宅やマンシヨンなどのベランダ,テラス
その他の狭い場所に空気調和機の室外ユニツトを
設置する場合に、従来、例えば実開昭58−62070
号公報に示された吊下装置を使用して天井などか
ら室外ユニツトを吊下げ支持することが知られて
いる。上記のような従来の吊下装置を第8図,第
9図について説明する。
その他の狭い場所に空気調和機の室外ユニツトを
設置する場合に、従来、例えば実開昭58−62070
号公報に示された吊下装置を使用して天井などか
ら室外ユニツトを吊下げ支持することが知られて
いる。上記のような従来の吊下装置を第8図,第
9図について説明する。
第8図に示すように、ベランダの天井などの吊
下対象壁1に左右1対の天井取付金具2を固定
し、これらの天井取付金具からそれぞれ前後1
対、合計4本の棒状の吊金具3を垂下させ、これ
らの吊金具の下端部にそれぞれ受金具4を支持さ
せ、これらの受金具に左右1対の架台6の前後端
部を嵌合固定し、架台6に室外機取付金具8を介
して室外ユニツト5を載置固定している。上記受
金具4は、第9図に示すように、吊金具3の下端
部に1対の逆L字状受片4a,4bの上部を重ね
合せ相対向させて支持し、受片4a,4bは互い
に離隔する方向に拡開可能とされ、受金具4上面
に支持された復帰用のスプリング7によつて下方
に付勢されている。上記受片4a,4bの下端部
には架台6の端部を掛止めする爪片4c,4dが
相対向してそれぞれ突出している。さらに、受金
具4と架台6の端部とがボルト9によつて結合さ
れるようにされている。
下対象壁1に左右1対の天井取付金具2を固定
し、これらの天井取付金具からそれぞれ前後1
対、合計4本の棒状の吊金具3を垂下させ、これ
らの吊金具の下端部にそれぞれ受金具4を支持さ
せ、これらの受金具に左右1対の架台6の前後端
部を嵌合固定し、架台6に室外機取付金具8を介
して室外ユニツト5を載置固定している。上記受
金具4は、第9図に示すように、吊金具3の下端
部に1対の逆L字状受片4a,4bの上部を重ね
合せ相対向させて支持し、受片4a,4bは互い
に離隔する方向に拡開可能とされ、受金具4上面
に支持された復帰用のスプリング7によつて下方
に付勢されている。上記受片4a,4bの下端部
には架台6の端部を掛止めする爪片4c,4dが
相対向してそれぞれ突出している。さらに、受金
具4と架台6の端部とがボルト9によつて結合さ
れるようにされている。
次に、室外ユニツト5の据付手順について説明
する。予め取付金具8を介して室外ユニツト5を
載置固定した1対の架台6の前後端部を、受金具
4の爪片4c,4dに当接させつつ押上げ、爪片
4c,4dを拡開させて爪片4c,4d上に架台
6の端部をそれぞれ係合支持させることで架台6
を仮止めする。その後、ボルト9によつて受金具
4と架台6の端部を結合固定させることで、室外
ユニツト5の据付けが完了する。
する。予め取付金具8を介して室外ユニツト5を
載置固定した1対の架台6の前後端部を、受金具
4の爪片4c,4dに当接させつつ押上げ、爪片
4c,4dを拡開させて爪片4c,4d上に架台
6の端部をそれぞれ係合支持させることで架台6
を仮止めする。その後、ボルト9によつて受金具
4と架台6の端部を結合固定させることで、室外
ユニツト5の据付けが完了する。
従来の空気調和機の室外ユニツト吊下装置は、
以上のように構成されているので、室外ユニツト
の電気品サービス時などに、室外ユニツトの外箱
を取外そうとしても、前面側の吊金具が邪魔にな
り、吊下状態での外箱の取外しができず、一旦受
金具から架台と共に室外ユニツトを取外し、ベラ
ンダの床面などに置いた後に、電気品の交換など
の作業をする必要があり、サービス時の作業性が
悪い。また、室外ユニツトの据付作業も室外ユニ
ツトを載せた架台を受金具に下方から引掛ける方
法しかなく、据付条件に対応した種々の方法を採
用できず、さらに建築物の高層に吊下装置がある
場合には、室外ユニツトに強風が当り、吊金具の
上部を支点として前後左右に吊下装置が揺れ、室
外ユニツトが見た目に落ちるのではないかと感じ
られ、使用者に不安感を与えるという問題点があ
つた。
以上のように構成されているので、室外ユニツト
の電気品サービス時などに、室外ユニツトの外箱
を取外そうとしても、前面側の吊金具が邪魔にな
り、吊下状態での外箱の取外しができず、一旦受
金具から架台と共に室外ユニツトを取外し、ベラ
ンダの床面などに置いた後に、電気品の交換など
の作業をする必要があり、サービス時の作業性が
悪い。また、室外ユニツトの据付作業も室外ユニ
ツトを載せた架台を受金具に下方から引掛ける方
法しかなく、据付条件に対応した種々の方法を採
用できず、さらに建築物の高層に吊下装置がある
場合には、室外ユニツトに強風が当り、吊金具の
上部を支点として前後左右に吊下装置が揺れ、室
外ユニツトが見た目に落ちるのではないかと感じ
られ、使用者に不安感を与えるという問題点があ
つた。
この考案は、上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、室外ユニツトを吊下げた状
態でもその外箱を取外して電気品などのサービス
が作業性よくでき、また室外ユニツトを下方のほ
かに前方、左右側方から取付けられ、その据付が
条件に応じて多様に変更でき、さらに高層に取付
けた場合でも、強風によつて大きく揺れることが
ない空気調和機の室外ユニツト吊下装置を提供す
ることを目的としている。
めになされたもので、室外ユニツトを吊下げた状
態でもその外箱を取外して電気品などのサービス
が作業性よくでき、また室外ユニツトを下方のほ
かに前方、左右側方から取付けられ、その据付が
条件に応じて多様に変更でき、さらに高層に取付
けた場合でも、強風によつて大きく揺れることが
ない空気調和機の室外ユニツト吊下装置を提供す
ることを目的としている。
この考案に係る空気調和機の室外ユニツト吊下
装置は、左,右1対の逆L形吊金具とL形架台と
を、コ字状断面のものにして締結具で固定するこ
とで、左右1対の横U字状フレームを構成し、1
対の逆L形吊金具の上端部および同一または左右
異なつた上記フレームの下端部に、吊金具の上端
部および下端部をそれぞれ着脱可能に固定し、こ
れらの固定が吊金具下端部に設けたフツクと、L
形架台の取付穴との係合、および逆L形金具およ
びL形架台との締結具による締結とにしたもので
ある。
装置は、左,右1対の逆L形吊金具とL形架台と
を、コ字状断面のものにして締結具で固定するこ
とで、左右1対の横U字状フレームを構成し、1
対の逆L形吊金具の上端部および同一または左右
異なつた上記フレームの下端部に、吊金具の上端
部および下端部をそれぞれ着脱可能に固定し、こ
れらの固定が吊金具下端部に設けたフツクと、L
形架台の取付穴との係合、および逆L形金具およ
びL形架台との締結具による締結とにしたもので
ある。
この考案における吊下装置は、逆L形金具を天
井などの吊下対象壁に固定された天井取付金具に
固定し、L形架台の下部上に室外ユニツトを載置
固定することで、室外ユニツトを吊下げて据付け
ることができ、吊金具が逆L形吊金具およびL形
架台に対し着脱可能であるため、吊金具を外すこ
とにより逆L形金具とL形架台とによつて構成し
た横U字状フレームに室外ユニツトを取付けたま
まで、室外ユニツトの外箱を取外すことができ、
電気品などのサービス時の作業性を向上させるこ
とができる。また、吊下対象壁に逆L形吊金具を
固定し、逆L形吊金具に吊金具の上端部を固定し
た状態で、予め室外ユニツトが載置固定されたL
形架台を逆L形吊金具および吊金具の下端部にそ
れぞれ固定し、あるいは吊金具を取付けてない状
態で、L形架台に室外ユニツトを載置固定し、そ
の後、吊金具の上,下端部を逆L形吊金具および
L形架台に固定し、さらには吊下装置を組立てた
状態でL形架台に室外ユニツトを載置固定するこ
とができ、据付条件に応じて室外ユニツトを下方
あるいは前方さらには左右側方から取付ることが
できる。さらに、横U字状フレームはコ字状断面
の逆L形吊金具とL形架台を締結して構成したの
で強度が大きく、L形架台の取付穴に吊金具のフ
ツクを係合させて、L形架台と吊金具を締結した
ので、上記フレームを吊金具の固定が強固にな
り、強風を受けても吊下装置が揺れにくく、とく
に1対の逆L形吊金具に1対の吊金具の上端部を
それぞれ固定し、これらの吊金具の下端部左右異
なつた横U字状フレームのL形架台に固定し、互
いに交差する吊金具で左右の上記フレームを連結
したり、これらのフレームを補強板で連結したり
することで、より強風によつて揺れにくくなる。
井などの吊下対象壁に固定された天井取付金具に
固定し、L形架台の下部上に室外ユニツトを載置
固定することで、室外ユニツトを吊下げて据付け
ることができ、吊金具が逆L形吊金具およびL形
架台に対し着脱可能であるため、吊金具を外すこ
とにより逆L形金具とL形架台とによつて構成し
た横U字状フレームに室外ユニツトを取付けたま
まで、室外ユニツトの外箱を取外すことができ、
電気品などのサービス時の作業性を向上させるこ
とができる。また、吊下対象壁に逆L形吊金具を
固定し、逆L形吊金具に吊金具の上端部を固定し
た状態で、予め室外ユニツトが載置固定されたL
形架台を逆L形吊金具および吊金具の下端部にそ
れぞれ固定し、あるいは吊金具を取付けてない状
態で、L形架台に室外ユニツトを載置固定し、そ
の後、吊金具の上,下端部を逆L形吊金具および
L形架台に固定し、さらには吊下装置を組立てた
状態でL形架台に室外ユニツトを載置固定するこ
とができ、据付条件に応じて室外ユニツトを下方
あるいは前方さらには左右側方から取付ることが
できる。さらに、横U字状フレームはコ字状断面
の逆L形吊金具とL形架台を締結して構成したの
で強度が大きく、L形架台の取付穴に吊金具のフ
ツクを係合させて、L形架台と吊金具を締結した
ので、上記フレームを吊金具の固定が強固にな
り、強風を受けても吊下装置が揺れにくく、とく
に1対の逆L形吊金具に1対の吊金具の上端部を
それぞれ固定し、これらの吊金具の下端部左右異
なつた横U字状フレームのL形架台に固定し、互
いに交差する吊金具で左右の上記フレームを連結
したり、これらのフレームを補強板で連結したり
することで、より強風によつて揺れにくくなる。
以下、この考案の一実施例を第1図ないし第6
図について説明する。
図について説明する。
第1図は吊下装置自体の斜視図、第2図は組立
作業説明用の斜視図、第3図は室外ユニツト据付
状態の斜視図である。
作業説明用の斜視図、第3図は室外ユニツト据付
状態の斜視図である。
第1図ないし第3図において、10は天井等の
吊下対象壁に固定された左右1対の天井取付金具
2にボルトまたはボルトとナツトからなる締結具
11でそれぞれ固定された1対の逆L形金具であ
り、逆L形吊金具10はコ字状断面に形成されて
いる。12はコ字状断面の金属からなる1対のL
形架台であり、L形架台12の上端部が逆L形吊
金具10の下端部外側に嵌まり、L形架台12の
上端部に設けたフツク13が逆L形吊金具10の
下端部に設けた取付穴14に係合すると共に、ボ
ルトまたはボルトとナツトからなる締結具11に
よつてL形架台12の上端部が逆L形吊金具10
の下端部に締結固定されることで左右1対の横U
字状フレーム19が構成される。15は、上,下
端からそれぞれ直角に折曲げたフツク17が形成
された金属製の吊金具であり、吊金具15の上端
部ではフツク17が逆L形吊金具10の上端面先
端部に係合され、吊金具15の下端部ではフツク
17がL形架台12の下端面先端部に設けた取付
穴16に係合されると共に、ボルトまたはボルト
とナツトからなる締結具11によつて吊金具15
の上,下端部が逆L形吊金具10の上端板10
a,L形架台12の下端板12aにそれぞれ着脱
可能に締結固定される。18は左右横U字状フレ
ーム19を互いに連結する補強板であり、補強板
18の左右端部が逆L形吊金具10の垂直部に締
結具11によつてそれぞれ締結固定される。8は
前,後1対の室外機取付金具であり、これらの取
付金具8は室外ユニツト5の脚5a(第3図参照)
を取付ける長穴8aを有し、左右1対の横U字状
フレーム19のL形架台12の下部上に左右端部
が支持されて締結具11によつて締結固定され、
L形架台12を互いに固定する。
吊下対象壁に固定された左右1対の天井取付金具
2にボルトまたはボルトとナツトからなる締結具
11でそれぞれ固定された1対の逆L形金具であ
り、逆L形吊金具10はコ字状断面に形成されて
いる。12はコ字状断面の金属からなる1対のL
形架台であり、L形架台12の上端部が逆L形吊
金具10の下端部外側に嵌まり、L形架台12の
上端部に設けたフツク13が逆L形吊金具10の
下端部に設けた取付穴14に係合すると共に、ボ
ルトまたはボルトとナツトからなる締結具11に
よつてL形架台12の上端部が逆L形吊金具10
の下端部に締結固定されることで左右1対の横U
字状フレーム19が構成される。15は、上,下
端からそれぞれ直角に折曲げたフツク17が形成
された金属製の吊金具であり、吊金具15の上端
部ではフツク17が逆L形吊金具10の上端面先
端部に係合され、吊金具15の下端部ではフツク
17がL形架台12の下端面先端部に設けた取付
穴16に係合されると共に、ボルトまたはボルト
とナツトからなる締結具11によつて吊金具15
の上,下端部が逆L形吊金具10の上端板10
a,L形架台12の下端板12aにそれぞれ着脱
可能に締結固定される。18は左右横U字状フレ
ーム19を互いに連結する補強板であり、補強板
18の左右端部が逆L形吊金具10の垂直部に締
結具11によつてそれぞれ締結固定される。8は
前,後1対の室外機取付金具であり、これらの取
付金具8は室外ユニツト5の脚5a(第3図参照)
を取付ける長穴8aを有し、左右1対の横U字状
フレーム19のL形架台12の下部上に左右端部
が支持されて締結具11によつて締結固定され、
L形架台12を互いに固定する。
この実施例の吊下装置による室外ユニツトの据
付手順を第4図によつて説明する。ベランダの天
井などの吊下対象壁に固定された左右1対の天井
取付金具2に1対の逆L形吊金具10を締結具1
1によつてそれぞれ固定し、1対の吊金具15の
上端部を逆L形吊金具10の上端部に、フツク1
7と取付穴16の係合および締結具11によつて
それぞれ固定する。別に、L形架台12に取付金
具8を載せて締結具11で固定し、取付金具8に
室外ユニツト5を載せて締結具11で固定する。
そして室外ユニツト5を取付金具8を介して載置
固定したL形架台12を持上げて、吊下対象壁に
固定されている逆L形吊金具10の取付穴14に
フツク13を係合させ、吊金具15のフツク17
をL形架台12の取付穴16に係合させて仮止め
し、その後、逆L形吊金具10,吊金具15にL
形架台12を締結具11によつて固定すること
で、第3図に示すように室外ユニツト5の据付け
を完了させる。
付手順を第4図によつて説明する。ベランダの天
井などの吊下対象壁に固定された左右1対の天井
取付金具2に1対の逆L形吊金具10を締結具1
1によつてそれぞれ固定し、1対の吊金具15の
上端部を逆L形吊金具10の上端部に、フツク1
7と取付穴16の係合および締結具11によつて
それぞれ固定する。別に、L形架台12に取付金
具8を載せて締結具11で固定し、取付金具8に
室外ユニツト5を載せて締結具11で固定する。
そして室外ユニツト5を取付金具8を介して載置
固定したL形架台12を持上げて、吊下対象壁に
固定されている逆L形吊金具10の取付穴14に
フツク13を係合させ、吊金具15のフツク17
をL形架台12の取付穴16に係合させて仮止め
し、その後、逆L形吊金具10,吊金具15にL
形架台12を締結具11によつて固定すること
で、第3図に示すように室外ユニツト5の据付け
を完了させる。
以上は従来例と同様な下方からの室外ユニツト
の据付けであるが、第5図に示すように、吊下装
置の組立を完成させた後に、右側方(または左側
方)から室外ユニツト5を取付金具8上に差込ん
で、取付金具8に締結具で固定して据付けること
ができる。さらに、第6図に示すように、逆L形
吊金具10にL形架台12を固定し、前方から室
外ユニツト5を差込み、取付金具8を介してL形
架台12に固定し、最後に吊金具15の上,下端
部を逆L形吊金具10,L形架台12に固定して
据付けることもできる。なお、この場合に、取付
金具8は室外ユニツト5の差込み前にL形架台1
2に固定しておいても、室外ユニツト5に固定し
ておいてもよい。
の据付けであるが、第5図に示すように、吊下装
置の組立を完成させた後に、右側方(または左側
方)から室外ユニツト5を取付金具8上に差込ん
で、取付金具8に締結具で固定して据付けること
ができる。さらに、第6図に示すように、逆L形
吊金具10にL形架台12を固定し、前方から室
外ユニツト5を差込み、取付金具8を介してL形
架台12に固定し、最後に吊金具15の上,下端
部を逆L形吊金具10,L形架台12に固定して
据付けることもできる。なお、この場合に、取付
金具8は室外ユニツト5の差込み前にL形架台1
2に固定しておいても、室外ユニツト5に固定し
ておいてもよい。
この実施例では、上述した3種類の室外ユニツ
ト5の据付けが、据付条件によつて採用できる。
また、電気品のサービス時には、室外ユニツト5
前面側に位置する左右1対の吊金具15を取外す
ことにより、第6図から明らかなように、前面の
障害物がなくなるので、室外ユニツト5を吊下げ
た据付状態で、その外箱を取外してサービスを行
うことができ、その後、外箱を取付け吊金具15
を逆L形金具10,L形架台12に固定すればよ
い。さらに、高層などの強風箇所で室外ユニツト
5が風圧を受けた場合、天井取付金具2に力が加
わり左右方向などに揺れようとするが、逆L形金
具10,L形架台12がコ字状断面で強度が大き
く、これらと吊金具15の固定が締結具に加えて
取付穴とフツクの係合であり強固であり、さら
に、左右逆L形金具10を補強板18で連結して
おり、補強板18が支えとなり揺れを規制するの
で、ほとんど揺れることがない。
ト5の据付けが、据付条件によつて採用できる。
また、電気品のサービス時には、室外ユニツト5
前面側に位置する左右1対の吊金具15を取外す
ことにより、第6図から明らかなように、前面の
障害物がなくなるので、室外ユニツト5を吊下げ
た据付状態で、その外箱を取外してサービスを行
うことができ、その後、外箱を取付け吊金具15
を逆L形金具10,L形架台12に固定すればよ
い。さらに、高層などの強風箇所で室外ユニツト
5が風圧を受けた場合、天井取付金具2に力が加
わり左右方向などに揺れようとするが、逆L形金
具10,L形架台12がコ字状断面で強度が大き
く、これらと吊金具15の固定が締結具に加えて
取付穴とフツクの係合であり強固であり、さら
に、左右逆L形金具10を補強板18で連結して
おり、補強板18が支えとなり揺れを規制するの
で、ほとんど揺れることがない。
また、上記実施例では、左右方向の揺れを防止
するために補強板を具備させたが、この考案は、
第7図に示すように、1対の吊金具15を互いに
交差させて、吊金具15の上端部と下端部を左右
1対の横U字状フレーム19の一方と他方に互い
に異なつた逆L形金具10とL形架台12に固定
してもよく、このように構成すると、強風によつ
て天井取付金具2に力が加わり左右方向に揺れよ
うとしても、吊金具15が交差しているので、互
いに吊金具が動く方向に反発し合うことにより、
第1図ないし第6図に示す実施例と同様な効果が
得られる。
するために補強板を具備させたが、この考案は、
第7図に示すように、1対の吊金具15を互いに
交差させて、吊金具15の上端部と下端部を左右
1対の横U字状フレーム19の一方と他方に互い
に異なつた逆L形金具10とL形架台12に固定
してもよく、このように構成すると、強風によつ
て天井取付金具2に力が加わり左右方向に揺れよ
うとしても、吊金具15が交差しているので、互
いに吊金具が動く方向に反発し合うことにより、
第1図ないし第6図に示す実施例と同様な効果が
得られる。
以上説明したように、この考案によれば、天井
取付金具に固定する逆L形金具と、L形架台と
を、コ字状断面に形成し、締結具によつて固定し
た左右1対の横U字状フレームを備え、これらの
フレームの逆L形金具の上端部に1対の吊金具の
上端部を締結具によつて着脱可能に締結すると共
に、1対の吊金具の下端部をこれらの上端部と同
一または左右異なつたL形架台の下端部にフツク
と取付穴の係合および締結具によつて着脱可能に
固定したので、逆L形吊金具,L形架台および吊
金具が互いに別部品として構成されていることに
より、室外ユニツトの3種類の据付けが可能とな
つて据付条件に応じた最適の据付けを行うことが
でき、また吊金具を室外ユニツト前面側に配置
し、吊金具を取外すだけで、室外ユニツトを据付
けたままこれの外箱を取外せることにより、電気
品のサービス時などの作業性が向上し、さらに逆
L形吊金具とL形架台がコ字状断面で強度が大き
いなどにより、強風下での揺れをほとんどなくす
ことができるという効果が得られる。
取付金具に固定する逆L形金具と、L形架台と
を、コ字状断面に形成し、締結具によつて固定し
た左右1対の横U字状フレームを備え、これらの
フレームの逆L形金具の上端部に1対の吊金具の
上端部を締結具によつて着脱可能に締結すると共
に、1対の吊金具の下端部をこれらの上端部と同
一または左右異なつたL形架台の下端部にフツク
と取付穴の係合および締結具によつて着脱可能に
固定したので、逆L形吊金具,L形架台および吊
金具が互いに別部品として構成されていることに
より、室外ユニツトの3種類の据付けが可能とな
つて据付条件に応じた最適の据付けを行うことが
でき、また吊金具を室外ユニツト前面側に配置
し、吊金具を取外すだけで、室外ユニツトを据付
けたままこれの外箱を取外せることにより、電気
品のサービス時などの作業性が向上し、さらに逆
L形吊金具とL形架台がコ字状断面で強度が大き
いなどにより、強風下での揺れをほとんどなくす
ことができるという効果が得られる。
第1図はこの考案の一実施例による空気調和機
の室外機吊下装置を示す装置自体の斜視図、第2
図は同組立作業説明用斜視図、第3図は同室外ユ
ニツト据付状態の斜視図、第4図,第5図および
第6図は室外ユニツトの互いに異なつた据付手順
の説明用分解斜視図、第7図はこの考案の他の実
施例による室外機吊下装置を示す室外ユニツト据
付状態の斜視図、第8図は従来の室外機吊下装置
を示す室外ユニツト据付状態の一部を分解した斜
視図、第9図は第8図の架台と受金具の取付部を
示す拡大斜視図である。 1……吊下対象壁、2……天井取付金具、5…
…室外ユニツト、8……室外機取付金具、10…
…逆L形吊金具、11……締結具、12……L形
架台、15……吊金具、16……取付穴、17…
…フツク、18……補強板、19……横U字状フ
レーム。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示
す。
の室外機吊下装置を示す装置自体の斜視図、第2
図は同組立作業説明用斜視図、第3図は同室外ユ
ニツト据付状態の斜視図、第4図,第5図および
第6図は室外ユニツトの互いに異なつた据付手順
の説明用分解斜視図、第7図はこの考案の他の実
施例による室外機吊下装置を示す室外ユニツト据
付状態の斜視図、第8図は従来の室外機吊下装置
を示す室外ユニツト据付状態の一部を分解した斜
視図、第9図は第8図の架台と受金具の取付部を
示す拡大斜視図である。 1……吊下対象壁、2……天井取付金具、5…
…室外ユニツト、8……室外機取付金具、10…
…逆L形吊金具、11……締結具、12……L形
架台、15……吊金具、16……取付穴、17…
…フツク、18……補強板、19……横U字状フ
レーム。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示
す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 空気調和機の室外機を建築物の天井などに吊
下げて据付ける吊下装置において、天井などの
吊下対象壁に固定された左右1対の天井取付金
具に締結具によつてそれぞれ固定する1対のコ
字状断面の逆L形吊金具に、1対のコ字状断面
のL形架台を締結具によつてそれぞれ固定した
左右1対の横U字状フレームを備え、1対の吊
金具の上端部を上記フレームの逆L形吊金具の
上端部に締結具によつて着脱可能に固定し、さ
らに、1対の吊金具の下端部を、同一または左
右異なつた上記フレームのL形架台の下端部に
設けた取付穴に上記吊金具の下端部に設けたフ
ツクをそれぞれ係合させると共に、締結具によ
つてL形架台の下端部に着脱可能に固定したこ
とを特徴とする空気調和機の室外機吊下装置。 (2) 左右1対の横U字状フレームのL形架台は、
これらの架台に左右端部を支持固定した室外機
取付金具によつて連結してある実用新案登録請
求の範囲第1項に記載の空気調和機の室外機吊
下装置。 (3) 左右1対の横U字状フレームは、これらのフ
レームに左右端部を固定した補強板で連結して
ある実用新案登録請求の範囲第1項または第2
項に記載の空気調和機の室外機吊下装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16701386U JPH0419382Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16701386U JPH0419382Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6372421U JPS6372421U (ja) | 1988-05-14 |
JPH0419382Y2 true JPH0419382Y2 (ja) | 1992-05-01 |
Family
ID=31098541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16701386U Expired JPH0419382Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419382Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6197058B2 (ja) * | 2016-02-19 | 2017-09-13 | ダイキン工業株式会社 | 天吊り部材 |
-
1986
- 1986-10-30 JP JP16701386U patent/JPH0419382Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6372421U (ja) | 1988-05-14 |
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