JPH0419316A - エンジンの排気浄化装置 - Google Patents

エンジンの排気浄化装置

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JPH0419316A
JPH0419316A JP2123699A JP12369990A JPH0419316A JP H0419316 A JPH0419316 A JP H0419316A JP 2123699 A JP2123699 A JP 2123699A JP 12369990 A JP12369990 A JP 12369990A JP H0419316 A JPH0419316 A JP H0419316A
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JP
Japan
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filter
store
main filter
controlling
valve
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JP2123699A
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Inventor
Motohiro Niizawa
元啓 新沢
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はエンジンの排気浄化袈置に関する。
(従来の技術) ディーゼルエンジンでは、徘×中に含まれるカーボン等
の微粒子(パーティキュレート)を大気中に放出させな
いよう排気通路に備えたフィルタで捕集するものがある
。このものでは、パーティキュレートがある程度以上ま
で堆積すると、排気圧力が過度に上昇し、エンジンお上
びエミッション性能を低下させるため、これを避けるべ
く堆積したパーティキュレートを定期的に燃焼してフィ
ルタを再生する必要がある。
この種のフィルタを第6図に示すと、これはいわゆるフ
ォールスルータイブのフィルタである(特開昭59−2
01916号公報参照)。並列に複数形成された通路2
には、その入口および出口に交互に栓3がされているた
め、1つの通路2に入ってきた排気は、同じ通路から出
ることができず、その通路を仕切る壁4を透過して隣の
通路に出て流れる。この場合、仕切壁4は多孔質のもの
であり、この壁4にパーティキュレートや灰分が捕集さ
れる。
また、ワイヤメツシュやセラミックにて三次元網目を形
成し、この網目にパーティキュレートを付着させて捕集
するタイプのもの(いわゆる付着捕集タイプ)もある(
特開昭59−122721号公報)。
(発明が解決しようとする課題) ところで、つオールスル−タイプのフィルタでは、捕集
効率は高いものの目詰まりしやすく、さらに灰分による
被毒をうける。
また、つオールスルータイプでは仕切壁を有するため、
−が所でパーティキュレートが再燃焼を初めても、その
セル内でのみ燃焼し、他のセルへの燃焼の伝ばが困難で
ある。
この点、付着捕集タイプでは−が所で再燃焼が始まると
、この燃焼が周囲に伝ばしていくため、パーティキュレ
ートの再燃焼に有利であって、目詰まりの不安はない。
しかしながら、その反面で、フィルタの前後差圧が大き
くなると、付着したパーティキュレートが吹き飛ばされ
るいわゆるブローオフが発生し、ブローオフされたパー
ティキュレートが大気に放出されてしまうため、捕集に
ついてみればつオールスルータイプよりも不利である。
この発明はこのような従来の課題に着目してなされたも
ので、通常は付着捕集タイプのフィルタでパーティキュ
レートを捕集し、ブローオフされる条件になると、下流
に設けた別のフィルタでこれを再捕集する一方、この別
のフィルタを効率良く再生することにより、目詰まりを
防止しつつブローオフに伴う大気放出の防止をはかる装
置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 第1の発明は、第1図(A)で示すように、排気通路4
1に設けられる付着捕集タイプのメインフィルタ42と
、このメインフィルタ42の下流で2つに分岐された一
方の排気通路43に設けられ、前記メインフィルタ42
よりも捕集効率の高いスドアフィルタ45と、各分岐通
路43.44を開閉する弁46.47と、これら開閉弁
46.47をそれぞれ駆動する装置48.49と、前記
ストアフィルタ45を昇温させる装置50と、同じくス
トアフィルタ45の出口温度T EX2を検出するセン
サ51と、前記メインフィルタ42の前後差圧ΔPを検
出するセンサ52と、このセンサ検出値に基づいて前記
メインフィルタ42にブローオフを生ずる条件かどうか
を判定する手段53と、ブローオフを生ずる条件になる
とブローオフされたパーティキュレートが前記ストアフ
ィルタ45に再捕集されるように、前記2つの開閉弁駆
動装置48.49を制御する手段54と、前記ストアフ
ィルタ45を再生する時期にあるかどうかを判定する手
段55と、再生時期になると再生の開始に際してまず前
記メインフィルタ42について排気絞りが行なわれるよ
うに、前記2つの開閉弁駆動装置48.49を制御する
手段56と、次に排気絞りが解除され、かつこの解除に
より強制的にブローオフされたパーティキュレートが前
記ストアフィルタに再捕集されるように、前記2つのl
j!!閉弁駆動装置48.49を制御する手段57と、
その後に前記温度センサ51がらの信号に基づき、前記
ストアフィルタ45が再生されるように、前記昇温装置
50および2つの開閉弁駆動装[48,49を制御する
手段58とを設けた。
第2の発明は、第1図(B)で示すように、排気通路4
1に設けられる付着捕集タイプのメインフィルタ42と
、このメインフィルタ42の下流で2つに分岐された一
方の排気通路43に設けられ、前記メインフィルタ42
よりも捕集効率の高いストアフィルタ45と、各分岐通
路43.44を開閉する弁46,47と、これら開閉弁
46.47をそれぞれ駆動する装置48.49と、前記
ストアフィルタ45を昇温させる装置50と、同じくス
トアフィルタ45のすぐ上流に設けられる燃料供給装置
59と、同じくストアフィルタ45の出口温度T EX
2を検出するセンサ51と、前記メインフィルタ42の
前後差圧ΔPを検出するセンサ52と、このセンサ検呂
値に基づいて前記メインフィルタ42にブローオフを生
ずる条件かどうかを判定する手段53と、ブローオフを
生ずる条件になるとブローオフされたパーティキュレー
トが前記ストアフィルタ45に再捕集されるように、前
記2つの開閉弁駆動装置48.49を制御する手段54
と、前記ストアフィルタ45を再生する時期にあるかど
うかを判定する手段55と、再生時期になると再生の開
始に際してまず前記メインフィルタ42について排気絞
りが行なわれるように、前記2つの開閉弁駆動装置48
.49を制御する手段56と、次に排気絞りが解除され
、かつこの解除により強制的にブローオフされたパーテ
ィキュレートが前記ストアフィルタに再捕集されるよう
に、前記2つの開閉弁駆動装置48.49を制御する手
段57と、その後に前記温度センサ51からの信号に基
づき、前記ストアフィルタ45が再生されるように、前
記昇温装置50.燃料供給装置59お上り2つの開閉弁
駆動装置48.49を制御する手段60とを設けた。
(作用) 第1の発明では、パーティキュレートが付着捕集タイプ
のメインフィルタ42により捕集される。
しかしながら、メインフィルタ42の前後に一定値以上
の差圧が生ずる条件になると、フィルタ42に捕集され
たパーティキュレートがブローオフされる。
この場合に、ブローオフされるがどうががメインフィル
タ42の実際の前後差圧の信号に基づいて判定され、ブ
ローオフされる条件では、ストアフィルタ45に排気の
全量が導かれると、メインフィルタ42からブローオフ
されたパーティキュレートがストアフィルタ45により
捕集される。
一方、ストアフィルタ45の再生時期になると、その再
生に先だって、メインフィルタ42について排気絞りが
行われた後この排気絞りが解除されると、メインフィル
タ42に捕集されていたパーティキュレートが強制的に
ブローオフされ、ストアフィルタ45に捕集される。
そして、ストアフィルタ45での再生に際しては、実際
の出口温度T EX2に基づき、たとえば着火を終了し
たかどうかが判定され、着火されていない場合は再度着
火操作が行われることにより、再生が確実に行なわれる
第2の発明では、ストアフィルタ45の再生時に燃料供
給装置59からストアフィルタ45に火種を作るための
小量の燃料が供給される。これによりパーティキュレー
トの再燃焼が促進される。
(実施例) 第2図は第1の発明の一実施例のシステム図である。図
において、排気通路10に上流側からフィンフィルタ1
1とストアフィルタ12が直列に配置される。
このうち、メインフィルタ11は付着捕集タイプであり
、セフミック7オーム、ワイヤメツシュまたはセラミッ
クファイバー等で三次元網目状に形成される。
ストアフィルタ12については付着捕集タイプまたはつ
オールスルータイプのいずれでもかまわないが、ストア
フィルタ12のほうが捕集効率が嶌くなるように設定す
る。
なお、フィルタ11,12はともに触媒付きが望ましい
メインフィルタ11下流の排気通路13がらはストアフ
ィルタ12をバイパスする通路(分岐通路)14が設け
られ、これら分岐通路13.14には、それぞれ開閉弁
15とバイパス弁(開閉弁)18が設けられる。
なお、開閉弁15は常閉の、バイパス弁18は常開のタ
イプであり、いずれも全閉と全開の2位置をとる。ただ
し、バイパス弁18については、上流側の排気圧力を略
一定に保つ構成としている(ガス量が増加して圧力が商
くなるのに伴い開度を開く)。
これらの弁15.18にはダイヤプラムアクチュエータ
16.19が連結される。このアクチュエータ16.1
9の圧力室と負圧源(たとえば負圧ポンプ)とを連通ず
る通路には三方電磁弁17.20が介装され、この電磁
弁17.20をOFFからONにすると、アクチュエー
タ16.19の圧力室に大気圧に代えて一定圧の負圧が
導入され、開閉弁15.バイパス弁18がそれぞれ開閉
される。
7クチヱエータ16.19と三方電磁弁17.20から
#11図(A)のWIA閉弁駆動装置48,49が構成
されている。
ストアフィルタ12の前面にはヒータ21が設けられ、
フントロールユニット31からの通電信号を受けると加
熱される。ヒータ21と、このヒータ21への通電を行
う装置(図示せず)にて、第1図(A)の昇温装置50
が構成される。
23は半導体式圧力センサで、メインフィルタ11の前
後差圧ΔPを検出する。24と25は熱電対からなる温
度センサで、メインフィルタ11の出口温度TEx+と
ストアフィルタ12の出口温度T EX2をそれぞれ検
出する。26はエンジン1の回転数Neを検出するセン
サ(クランク角センサ)27はボテンシaメータから構
成されアクセルレバ−開度(エンジン負荷相当量)Qを
検出するセンサ、28は冷却水温Twを検出するセンサ
である。
これらセンサ23〜28からの信号は、マイクロコンピ
ュータからなるコントロールユニット31に入力され、
コントロールユニット31では第3図に示すところにし
たがって、2つの三方電磁弁17,20にON 、OF
 F信号を、ヒータ21に通電信号をそれぞれ8力する
第3図はコントロールユニット31内のCPU:こより
実行されるルーチンで、たとえば5輸Sごとに行われる
31?li工ンノン回転数Ne、アクセルレバ−開度Q
、冷却水温Tw、各フィルタの出口温度TEXIITE
X2・ メインフィルタ11の前後差圧ΔPを読み込む
S2でストアフィルタ12の再生中になければS3に進
む。この場合、フラグの値にて再生中にあるがどうかを
判断しており、再生中にない場合はフラグが降ろされて
いる。
S3は第1図(A)の再生時期判定手段55の機能を果
たす部分で、ストアフィルタ12の再生時期になったか
どうかを判断する9ここでも、フラグの値にて判断する
ようにしており、走行旺離が定められた値になりあるい
は所定の時開走行すると、再生時期になったとしてフラ
グが立つので、7ラグが陣りたままであれば、再生時期
になっていないと判断してS4以降に進み、再生時期に
なると811以降に進む。
(1)再生時期に達していない場合 この場合には84〜SIOでパーティキュレートをメイ
ンフィルタ11で付着捕集し、メインフィルタ11にブ
ローオフを生ずる条件になると、ブローオアされるパー
ティキュレートを下流のストアフィルタ12で再捕集さ
せるようにする。
まず、S4でブローオフを終了していればS5に進む、
ここでも、フラグの値にて判断する。
S5ではメインフィルタ11の出口温度TEXIが所定
値(たとえば450℃)以上であるかどうかをみて、T
EXI≧450℃であればメインフィルタ11、ストア
フィルタ12ともに十分再生可能であると判断し、スト
アフィルタ12にも高温の排気がすべて流れるように、
S6でバイパス弁18を閉じて開閉弁15を開く。S5
でTEXI<450℃であればS7に進む。
(i)ブローオフ条件の判定と再捕集 S7は第1図(A)のブローオフ判定手段53の機能を
果たす部分である。ここでは、差圧センサ23により検
出された実際の前後差圧ΔPと基準値を比較し、ΔPが
基準値以上になればブローオフされる条件であると判断
する。この基準値(可変値)はエンジン回転数Neとア
クセルレバ−開度Qに応じてあらかじめ定められており
、そのときの回転数Neとアクセルレバ−開度Qからマ
ツプを参照して読み出す。なお、ブローオフi!−れる
条件にあるかどうかの判定は、パーティキュレート捕集
時の通常の状!!(つまり開閉弁15を閉じ、バイパス
弁18を開いた状!りで行う。
S8は第1図(A)の再捕集手段54の機能を果たす部
分である。ここでは、S7での判定の結果、ブローオフ
する条件である場合は、メインフィルタ11からブロー
オフされたパーティキュレートがストアフィルタ12で
捕集されるように、バイパス弁18を閉じて開閉弁15
を開く。
S9ではブローオフする条件にあると判定されてからの
時開が所定の時間(たとえば10sec)経過したかど
うかをみる。この時開はブローオフのおさまる時開を目
安とする。所定の時間経過すると、ブローオフはおさま
ったと判断して、S10で開閉弁15とバイパス弁18
を元の状態に戻す。
(11)パーティキュレートの捕集 S7でブローオフされる条件にない場合は、通常のとお
り、メインフィルタ11のみでパーティキュレートが捕
集されるように、SIOでバイパス弁18を開いて開閉
弁15を閉じる。
(II)再生時期に達した場合 この場合の制御は、(i)排気絞り、(ii)強制的ブ
ローオフに伴う再捕集、(iii)再生操作に分かれる
Sllで冷却水温Twが所定値(たとえば50℃)に達
していない場合は、エンジンが不安定な状態にある。こ
の場合にも再生操作を行うと運転性が悪化するため、再
生操作を行わせない(S 10でバイパス弁18を開い
て開閉弁15を閉じた状態として終える)。この逆に、
Sllで冷却水温Twが50℃以上になると、S35で
再生中7ラグを立てる(セットする)。
(i)#ス絞り S12は第1図<A)の排気絞り手段56の機能を果た
す部分で、バイパス弁18と開閉弁15をともに閉じる
。これは、排気絞りを行わせることによって、開閉弁1
5上流の排気通路の圧力を^ぬるためである。
S13で排気絞りが所定の時開(たとえば1〜2秒)行
われたかどうかみて、この時間たつと、S14に進む。
(11)強制的ブローオフに伴う再捕集S14は第1図
(A)の再捕集手段57の機能を果たす部分で、バイパ
ス弁18を閉じたまま開閉弁15を開く。バイパス弁1
8を閉じたままとするのは次の理由による。
排気絞りが解除されるように、バイパス弁18や開閉弁
15を開くと、闇いた瞬間にメインフィルタ11の前後
差圧が急激に大さくなるため、メインフィルタ11に捕
集されているパーティキュレートが強制的にブローオフ
される。このため、uIJ的にブローオフされたパーテ
ィキュレートについてもストアフィルタ12に再捕集さ
れるように、バイパス弁18を閉じたままとするのであ
る。
S15では、開閉弁15を開いた状態が所定の時間(た
とえば10秒)継続したかどうかをみて、この時間がす
ぎると、ブローオフもおさまったと判断して816に進
む。
(iii)再生操作 816〜834は第1図(A)の再生制御手段58の機
能を果たす部分である。ここでの再生操作は(a)ヒー
タ21の予熱、(b)スト7フイルタ12への酸素供給
、(e)着火終了判定、(d)再生の促進などに分かれ
る。以下この順で述べる。
(a)ヒータの予熱 S16でバイパス弁18を開き開閉弁15を閉じること
で、ヒー221の予熱操作にはいる。
S17ではヒータ21がONとなるようにヒータ通電装
置に信号を送る。この装置からはヒータ21に電流が供
給され加熱される。
S18ではヒータ21をONにしてから所定の時間(た
とえば2分)たったかどうかをみて、この時間たつと、
ヒータ21の予熱が終了したと判断してS19に進む。
この所定の時間はヒータ21の性能やストアフィルタ1
2の容量などにより定まる。
(b)酸素供給 S19ではバイパス弁18を聞いたまま開閉弁15を開
き、排気の一部をストアフィルタ12に導入し、ストア
フィルタ12に捕集されたパーティキュレートの燃焼に
必要となる酸素を供給する。
(e)着火終了判定 S20では一部の〃ス導入から所定の時間(たとえば1
0秒)経過したかどうかをみて、この時間たてば火種は
で訃でいるだろうと判断してS24に進む。
S24ではストアフィルタ12の出口温度TEX2と所
定の温度(たとえば450℃)を比較することにより、
T EX2≧450℃であれば、着火を終了したと判断
してS25で7ラグをたてる。この場合の450°Cと
いうのは、触媒がある場合にストアフィルタ121こ捕
集されたカーボンがゆるやかに燃え始める温度(の下限
値)として定めたものである。
一方、S24で着火を終了していないと判断される場合
は、再着火を行わなければならない。このため、S26
でメインフィルタ11の出口温度TEXIと450℃を
比較し、TEXI≧450℃である場合は、再着火を行
わなくとも、高温の排気にて着火が行なわれると判断し
、S25に進ませる。
TEXI< 450℃の場合はS27でヒータ21をO
NL、S28でバイパス弁18を開いたまま開閉弁15
を閉じることで、再度着火操作を行う。
なお、再生中においては、821〜823で強制的ブロ
ーオフが終了したかどうか、ヒータ21の予熱が終了し
たかどうか、着火を終了したかどうかをみて、終了して
ぃな(すれば、S13.Si2、S20へと進む。
(d)再生の促進 S29ではメインフィルタ1】の出口温度TEX1と4
50 ’Cを比較し、TEXI< 450℃であればS
30でヒータ21をONにして再生を助ける。
コノ逆に、TEXI≧450℃の場合はS31でヒータ
2】をOFFにし電力消費を少なくする。
(e)再生終了操作 S32では再生時間をカワントしS33に進む。S33
では、カッントした再生時間を所定の時間(たとえば1
0分)と比較し、この時間経過すれば、再生を終了した
と判断してS34に進む。
S34では、再生操作を終了する(ヒータ21がONに
なっていればこれをOFFにする信号を出力し、バイパ
ス弁18を開き、再生中7ラグを降ろす)。
ここで、この例の作用を説明する。
付着捕集タイプのフィルタでは、目詰まりに対して不安
はなくなるものの、ブローオフが問題となる。
この例でも、通常の場合、エンジンから排出されるパー
ティキュレートは、上流側に位置する付]I11捕集タ
イプのメインフィルタ11にて捕集されるので、メイン
フィルタ11の前後に基準値以上の差圧が生ずる条件に
なると、フィルタ11を通過する流速が速くなって、せ
っかくフィルタ11に捕集されていたパーティキュレー
トであっても、ブローオフされる。
この場合に、この例ではブローオフされるかどうかをメ
インフィルタ11の実際の前後差圧の信号に基づいて判
定しており、ブローオフされるとみるや、メインフィル
タ11の下流に位置するストアフィルタ12に排気の全
量が導かれる。ストアフィルタ12にはメインフィルタ
】1よりも捕集効率のよいものを用いているので、メイ
ンフィルタ11からブローオフされたパーティキュレー
トがストアフィルタ12の三次元網目により捕集され、
大気中に放出されることがなくなる。
このようにブローオフされるパーティキュレートをスト
アフィルタ12で再度捕集させる構成であると、メイン
フィルタ11はある程度は目を荒くすることができる。
一方、ストアフィルタ12の再生時期になると、ストア
フィルタ12の再生に先だって、メインフィルタ11に
ついて所定の時間排気絞りが行われる。
この排気絞りの後に排気絞りを解除すると、メインフィ
ルタ11の前後差圧が急激に大きくなるので、メインフ
ィルタに捕集されていたパーティ斗ユレートが強制的に
ブローオフされる。しかしながら、この強制的にブロー
オフされるパーティキュレートも、開閉弁15のみを闇
いて排気絞りを解除すると同時に排気の全量をストアフ
ィルタ12に流すことで、ストアフィルタ12にキャッ
チされる。
メインフィルタ11でのパーティキュレートの捕集状態
に関係なく、ストアフィルタ12の再生操作に入ってし
まうと、開閉弁15が閉じられ、バイパス弁18が開か
れる状態があり、この場合にメインフィルタ11のブロ
ーオフ条件が成立すると、ブローオフされたパーティキ
ュレートがバイパス通路14から大気中に放出されるこ
とがあるので、こうしたWi会が生じないように、スト
アフィルタ12の再生操作1こ入るに当たっては、ブロ
ーオフされそうなパーティキュレートをメインフィルタ
11からできるだけ奪っておくのである。
そして、ストアフィルタ12の再生に際しては、実際の
フィルタ出口温度T Ex:より着火を終了したどうか
が判定され、着火を終了していない場合は再度着火操作
が行われることにより、再生が確実に行なわれる。また
、着火の終了後でも、メインフィルタ11の8口温度T
 EX2が低いとみれば、ヒータ21をONにすること
により、排気温度を高め、これにより再生が促進される
。さらに、ストアフィルタ12の再生時期にない場合で
も、排気が再生しうる温度以上に高い場合は、高温の排
気がストアフィルタ12にも導かれ、再生が行なわれる
。これらの結果、ストアフィルタ12ではほぼ全運転域
で安定して確実に再生が行なわれる。
第4図と第5図は第2の発明の一実施例で、それぞれ第
2図とvLJ3図に対応する。この例は第4図のように
ヒータ21のすぐ上流において、ストアフィルタ12に
臨んで燃料噴射弁35を1.またこの噴射弁35に一定
圧の燃料を供給する燃料ポンプ36を設け、第5図のよ
うにヒータ21の予熱終了後に燃料噴射弁35を開いて
ストアフィルタ12に燃料を小量供給することにより(
841〜545)、パーティキュレートの再燃焼をさら
に促進させるようにしたものである。
この場合の小量の燃料は火種を作るためのものであり、
ストアフィルタ12の容量やストアフィルタ12に捕集
されている量にもよるが、たとえば1 、1 cc以下
とごく微量でよく、この例ではストアフィルタ21の再
生がさらに効率良く短時間で行なわれる。
なお、S2.S11〜S34.S41〜S45にて第1
図(B)の再生制御手段60の機能が果たされる。
(発明の効果) 第1の発明では、通常は付着捕集タイプのメインフィル
タでパーティキュレートの捕集を行い、このフィルタに
ブローオフの生じる条件になると、メインフィルタの下
流に設けたストアフィルタにてブローオフされるパーテ
ィキュレートを再捕集する一方、ストアフィルタの再生
時期になると、ストアフィルタの出口温度を監視しなが
らストアフィルタの再生を行わせるため、メインフィル
タの目詰まり防止とブローオフによるパーティキュレー
トの大気放出防止の両立をはかることができるとともに
、ストアフィルタの再生をほぼ全運転域で確実に行なわ
せることができる。
第2の発明では、さらにストアフィルタの再生時に火種
を形成するための燃料を小量供給するため、ストアフィ
ルタの再生がさらに確実となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)と第1図(B)は各発明のクレーム対応図
、第2図は第1の発明の一実施例のシステム図、第3図
はこの実施例の制御動作を説明するための流れ図、第4
図は第2の発明の一実施例のシステム図、第5図はこの
実施例の制御動作を説明するための流れ図、第6図は従
来例のつオールスルータイプのフィルタの断面図である
。 1・・・エンジン、10・・・排%MM、] 1・・・
メインフィルタ、12・・・ストアフィルタ、13.1
4・・・分岐通路、15・・・開閉弁、16.19・・
・ダイヤプラムアクチュエータ、17.20・・・三方
電磁弁、■8・・・バイパス弁(開閉弁〕、21・・・
・・・ヒータ(昇!装[)、24.25・・・温度セン
サ、26・・・クランク角センサ(エンジン回転数セン
サ)、27・・・アクセルレバ−開度センサ(エンジン
負荷センサ)、31・・・コントロールユニット、35
・・・燃料噴射弁、36・・・燃料ポンプ、41・・・
排気通路、42・・・メインフィルタ、43.44・・
・分岐通路、45・・・スト7フイルF、46.47−
*閉弁、48.49−J!1閉弁駆動装置、50・・・
昇温装置、51・・・温度センサ、52・・・差圧セン
サ、53・・・ブローオフ判定手段、54・・・再捕集
手段、55・・・再生時期判定手段、56・−・排気絞
り手段、57・・・再捕集手段、58・・・再生制御手
段、59・・・燃料供給装置、60・・・再生制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.排気通路に設けられる付着捕集タイプのメインフィ
    ルタと、このメインフィルタの下流で2つに分岐された
    一方の排気通路に設けられ、前記メインフィルタよりも
    捕集効率の高いストアフィルタと、各分岐通路を開閉す
    る弁と、これら開閉弁をそれぞれ駆動する装置と、前記
    ストアフィルタを昇温させる装置と、同じくストアフィ
    ルタの出口温度を検出するセンサと、前記メインフィル
    タの前後差圧を検出するセンサと、このセンサ検出値に
    基づいて前記メインフィルタにブローオフを生ずる条件
    かどうかを判定する手段と、ブローオフを生ずる条件に
    なるとブローオフされたパーティキュレートが前記スト
    アフィルタに再捕集されるように、前記2つの開閉弁駆
    動装置を制御する手段と、前記ストアフィルタを再生す
    る時期にあるかどうかを判定する手段と、再生時期にな
    ると再生の開始に際してまず前記メインフィルタについ
    て排気絞りが行なわれるように、前記2つの開閉弁駆動
    装置を制御する手段と、次に排気絞りが解除され、かつ
    この解除により強制的にブローオフされたパーティキュ
    レートが前記ストアフィルタに再捕集されるように、前
    記2つの開閉弁駆動装置を制御する手段と、その後に前
    記温度センサからの信号に基づき、前記ストアフィルタ
    が再生されるように、前記昇温装置および2つの開閉弁
    駆動装置を制御する手段とを設けたことを特徴とするエ
    ンジンの排気浄化袈置。
  2. 2.排気通路に設けられる付着捕集タイプのメインフィ
    ルタと、このメインフィルタの下流で2つに分岐された
    一方の排気通路に設けられ、前記メインフィルタよりも
    捕集効率の高いストアフィルタと、各分岐通路を開閉す
    る弁と、これら開閉弁をそれぞれ駆動する装置と、前記
    ストアフィルタを昇温させる装置と、同じくストアフィ
    ルタのすぐ上流に設けられる燃料供給装置と、同じくス
    トアフィルタの出口温度を検出するセンサと、前記メイ
    ンフィルタの前後差圧を検出するセンサと、このセンサ
    検出値に基づいて前記メインフィルタにブローオフを生
    ずる条件かどうかを判定する手段と、ブローオフを生ず
    る条件になるとブローオフされたパーティキュレートが
    前記ストアフィルタに再捕集されるように、前記2つの
    開閉弁駆動装置を制御する手段と、前記ストアフィルタ
    を再生する時期にあるかどうかを判定する手段と、再生
    時期になると再生の開始に際してまず前記メインフィル
    タについて排気絞りが行なわれるように、前記2つの開
    閉弁駆動装置を制御する手段と、次に排気絞りが解除さ
    れ、かつこの解除により強制的にブローオフされたパー
    ティキュレートが前記ストアフィルタに再捕集されるよ
    うに、前記2つの開閉弁駆動装置を制御する手段と、そ
    の後に前記温度センサからの信号に基づき、前記ストア
    フィルタが再生されるように、前記昇温装置,燃料供給
    装置および2つの開閉弁駆動装置を制御する手段とを設
    けたことを特徴とするエンジンの排気浄化装置。
JP2123699A 1990-05-14 1990-05-14 エンジンの排気浄化装置 Pending JPH0419316A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016169617A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 日本特殊陶業株式会社 微粒子捕集システムおよび微粒子捕集装置
US20170306826A1 (en) * 2015-02-26 2017-10-26 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Particulate collection system and particulate collection apparatus

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