JPH0419314A - 可変レゾネータ - Google Patents

可変レゾネータ

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JPH0419314A
JPH0419314A JP12235290A JP12235290A JPH0419314A JP H0419314 A JPH0419314 A JP H0419314A JP 12235290 A JP12235290 A JP 12235290A JP 12235290 A JP12235290 A JP 12235290A JP H0419314 A JPH0419314 A JP H0419314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resonator
exhaust system
neck
opening
sound pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP12235290A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Sasaki
哲 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP12235290A priority Critical patent/JPH0419314A/ja
Publication of JPH0419314A publication Critical patent/JPH0419314A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、可変レゾネータに関し、特に自動車用の吸排
気騒音を低減させる可変レゾネータに関する。
従来の技術 従来の可変レゾネータとしては、例えば第6図に示すよ
うなものがある(実開昭58−180369号公報参照
)。
これは、1つの容積部102に複数の首部!03.10
4を設け、これら首部103.104に開閉弁105,
106を設けたレゾネータ+01を吸気管+07に装着
したもので、エンジン回転数に応じて開閉弁105.!
06のうち、1つのみを開、他のものを閉とする状態を
逐次とらせ、開の状態とした首部が容積部+02と共働
して設定周波数の消音を行うことにより、レゾネータI
O1の消音周波数を変化させ、吸排気騒音の低減を図っ
ている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の可変レゾネータにあっ
ては、複数の首部内にそれぞれ開閉弁を設けているため
、レゾネータの消音周波数は、確かに変化させることは
できるが、吸排気系全系の全ての共鳴周波数に対して、
音圧モードの腹位置にレゾネータの首部を配設すること
はできない。
このため、もし音圧モードの節位置に首部が取り付けら
れてしまうような周波数においては、レゾネータの消音
効果は、はとんど無くなってしまう。
また、消音周波数を変化させるために開閉弁が複数個必
要なため、構成が複雑となり、重量も大きくなってしま
う。
さらに、首部内に開閉弁を設ける構造となっているため
、レゾネータ消音時の首部内のガスの激しい変動に対し
て開閉弁が障害となり、消音効果が低下してしまうとい
う問題点かあった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
ものであり、吸・排気系で問題となる、全ての共鳴周波
数の騒音を消音できる可変レゾネータを提供することを
目的としてなされたものである。
課題を解決するための手段 このため本発明は、直管部を有する自動車用板・排気系
において、それぞれ吸・排気系音圧モードの腹位置付近
に該当する前記直管部の異なる位置に、首部および容積
部からなるレゾネータを配設するとともに、これらレゾ
ネータの容積部を開閉弁を介装した連通管で接続した。
作用 開閉弁を閉じ、各々独立したレゾネータにより、例えば
排気系気柱共鳴の2節および4節の共鳴音を消音する。
また、開閉弁を開いて、レゾネータの容積部を連通させ
、例えば排気系気柱共鳴の3節の共鳴音を消音する。
実施例 以下、本発明を排気系に適用した場合について、図面に
基づいて説明する。第1図は、本発明の一実施例を示す
図である。
まず構成を説明する。エンジンlには、排気マニホルド
2が取り付けられ、排気マニホルド2にはデュアルフロ
ントチューブ3が接続されている。
またデュアルフロントチューブ3下流には、触媒4、セ
ンターチューブ5、メインマフラ6およびテールチュー
ブ7が取り付けられている。これら、排気マニホルド2
からテールチューブ7までによって排気系を構成してい
る。
そして、センターチューブ5の直管部には、可変レゾネ
ータ8が設置されている。
可変レゾネータ8は、第2図に図示したように、首部1
0および容積部11からなる第ルゾネータ9と、首部1
3及び容積部】4からなる第2し゛ゾ不−タ12との2
つのレゾネータを備えており、第ルゾネータ9の容積部
11と第2レゾネータI2の容積部I4とを開閉弁I5
を介装し連通管16により接続している。そして、前記
2本の首部10と13とは、それぞれセンターデユープ
5の、排気系共鳴音圧モードの腹位置付近に該当すると
ころに取り付けられている。なお、第1図において、1
7は開閉弁15を開閉するためのアクチュエータ、18
はコントロールユニット、+9はエンジン回転数検出手
段である。
次に作用を説明する。第3図には、本発明の一実施例を
図示した第1図から可変レゾネータ8を削除した一般的
な排気系例を参考として示す。このような排気系におい
ては、排気吐出音は、爆発の1次成分か支配的となる。
すなわち、例えば4気筒エンジンにおいては、排気マニ
ホルド2の合流部でエンジン回転数の0,5次成分が相
殺され、またデュアルフロントチューブ3の合流部でエ
ンジン回転数の1次成分が相殺されるので、爆発の1次
成分であるエンジン回転数の2次成分が支配的となる。
このため、排気消音を有効に行うためには、この爆発の
1次成分を消音することが最も効果か大きい。
以下、4気筒エンジンの場合について説明する。
4気筒エンジンの排気吐出音は、第4図に図示したよう
に、R1回転、R7回転及びR3回転においてピークを
生じている。これらは、排気ガスによる、エンジン回転
2欠成分の加振力によって発生した、排気系の2節、3
節、4節の気柱共鳴によるもので、それぞれの音圧共鳴
モードは、第5図(a)、(b)、(c)に示したよう
になっている。
そして、このことは、通常のFR車、FR車に用いられ
ている排気系について、常用回転数域において一般的に
云えることであるので、排気騒音の消音を最も効率良く
行うには、この2次成分の加振力による共鳴ピークであ
る排気系の2節、3節および4節の共鳴モードのみの消
音に着目すれば良い。
そこで本発明は、第5図(a)に示すようにR1回転で
起こる排気系の2節の共鳴モードの腹位置付近αに、第
5図(d)に示すように、R1回転の2次成分か消音周
波数になるようにチューニングした第ルゾネータ9の首
部IOを配設し、また、第5図(c)に示すようにR8
回転で起こる排気系の4節共鳴モードの腹位置付近βに
、第5図(、J)に示すようにR3回転の2次成分が消
音周波数になるようにチューニングした第2レゾネータ
12の首部j3を配設する。
なお、第ルゾネータ9及び第2レゾネータ12のチュー
ニングは、開閉弁15を開き第ルゾネータ9と第2レゾ
ネータ12とを、連通管16で連通した場合の可変レゾ
ネータ8の消音周波数か、R1回転における2次成分に
なるように、首部10.13の断面積および容積部II
、14の容積を設定する。
ちなみに、首部10.13の断面積をそれぞれS、、S
+、、長さは等しいものとしてa、容積部11.14の
容積をそれぞれv、、 Vbq 音速をCとし、第ルゾ
ネータ9の消音周波数をf6、第2レゾネータ12の消
音周波数をfh、開閉弁15を開いたときの消音周波数
をfabとすると、となる。
このように設定することにより、首部10および首部1
3は、第5図(b)および第5図(d)に示すように、
R2回転で起こる排気系の3節共鳴モードの腹位置付近
の位置α、βに配設されることになる。
従って、制御信号をコントロールユニット18からアク
チュエータI7に出力して、第4図におけるエンジン回
転数R4−R5回転の区間ては、連通管16の開閉弁1
5を開き、それ以外の回転数では、開閉弁15を閉しる
ようにすれば、常に良好な消音特性が得られる。
なお、一般にレゾネータは消音周波数以外の周波数につ
いても、ある程度の効果を持つため、エンジン回転数R
,R,R,の間においても良好な消音効果が得られる。
さらに、3つの共鳴ピークを下げるのに、開閉弁15を
開閉してチューニングを行っているので、開閉弁は1個
で良く、構造簡単にして、廉価である。また、レゾネー
タの消音効果が大きい場合には、首部内のガスの変動は
非常に激しくなるか、首部内にガス変動の障害となる開
閉弁が設けられていないため、レゾネータの消音効果を
最大限に引き出すことができる。
以上4気筒エンジンについて説明したが、これに限るも
のではなく、例えば6気筒エンジンについては、爆発の
1次成分はエンジン回転の3次となるので、3次成分に
よって誘起される気柱共鳴について、以上説明したと同
様にすれば良い。
また、排気系について説明したが、吸気系についても、
当然に適用可能である。
発明の詳細 な説明してたように構成されているので、本発明によれ
ば、エンジンの全回転域において、排気音を効率良く消
音することかできる。
上だ、構造簡単にして、コスト的にも(j゛利であり、
首部内にガス変動の障害となる開閉弁が無いので、レゾ
ネータの消音効果を最大限に引き出−4゛ことかてきる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略全体構成図、第2
図は可変レゾネータを拡大して示す断面図、第3図は一
般的な排気系を示す参考図、第4図は排気吐出音のエン
ジン回転数2欠成分を示す説明図、第5図(2L)、(
b)、(c)、(d)は排気系の音圧共鳴モートと可変
レゾネータの取付装置を示す説明図で、第5図(a)は
2節音圧共鳴モードを示す説明図、第5図(b)は3節
音圧共鳴モードを示す説明図、第5図(c)は4節音圧
モードを示す説明図、第5図(d)は可変レゾネータの
取付装置を示す説明図、第6図は従来の可変レゾネータ
を示す断面図である。 1・・エンジン、2・排気マニホルド、3・・デュアル
フロントチューブ、4・触媒、5・・センターチューブ
、6・・メインマフラ、7・テールチューブ、8・・可
変レゾネータ、9・・・第1ソレノイド、IO・・首部
、11・・容積部、12・・・第2レゾネータ、13・
・・首部、14・・容積部、15・・・開閉弁、16・
・一連通管。 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直管部を有する自動車用吸・排気系において、そ
    れぞれ吸・排気系音圧モードの腹位置付近に該当する前
    記直管部の異なる位置に、首部および容積部からなるレ
    ゾネータを配設するとともに、これらレゾネータの容積
    部を開閉弁を介装した連通管で接続したことを特徴とす
    る可変レゾネータ。
JP12235290A 1990-05-11 1990-05-11 可変レゾネータ Pending JPH0419314A (ja)

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Cited By (6)

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