JPH0419319A - 内燃機関のデュアル排気系における消音装置 - Google Patents

内燃機関のデュアル排気系における消音装置

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JPH0419319A
JPH0419319A JP12035790A JP12035790A JPH0419319A JP H0419319 A JPH0419319 A JP H0419319A JP 12035790 A JP12035790 A JP 12035790A JP 12035790 A JP12035790 A JP 12035790A JP H0419319 A JPH0419319 A JP H0419319A
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真志 太田
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    • F01N3/08Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
    • F01N3/10Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust
    • F01N3/24Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by constructional aspects of converting apparatus
    • F01N3/28Construction of catalytic reactors
    • F01N3/2882Catalytic reactors combined or associated with other devices, e.g. exhaust silencers or other exhaust purification devices
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関のデュアル排気系における消音装置に
関する。
(従来の技術] 近年自動車の高級化・高性能化に伴い、内燃機関の排気
系に2系統の独立した排気系を用いるデュアル排気系が
使用される傾向がある。  このデュアル排気系は、複
数の気筒を有する内燃機関(例えば8気筒機関)の、半
分の気筒(4気筒)の排気系と、他の気筒(4気筒)の
排気系とをそれぞれ独立して設け、各排気系にそれぞれ
独立した消音装置が用いられている。
一般に内燃機関の排気系の消音装置として用いられるマ
フラは、その代表的構造は第5図のようになっている。
 外筒1内が第1拡張室2.第2拡張室3及び共鳴室4
とに仕切板5と6で仕切られ、インレフトパイプ7が第
2拡張室3と仕切板5を貫通してその下流端が第1拡張
室2内に延長されて、開口している。  8は第1拡張
室2と第2拡張室3とを連通ずるインナパイプ、9は第
1拡張室2と共鳴室4とを連通するインナバイブ、10
は上流端が第2拡張室3内に開口し、仕切板5゜第1拡
張室2.仕切板6及び共鳴室4とを貫通してその下流端
が外筒1の外部に開口するアウトレットパイプである。
 か−る第5図のマフラの共鳴室4はインナバイブ9と
共にいわゆるヘルムホルツレゾネータとして作用し、そ
の共鳴周波数付近の排気音を減衰させる低周波共鳴室と
して使われている。  このようなヘルムホルツレゾネ
ータの共鳴周波数foは、音速をC1共鳴室4の容積を
V、レゾネータの首部(即ちインナバイブ9)で示され
、共鳴室の容積■と、首部(即ちインナバイブ)の長さ
lが大きい程低くなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のデュアル排気系は、消音装置としてのマフラ
を独立して二つ必要とするため、搭載スペースを要し、
いわゆるシングル排気系に比較してマフラの大型化が困
難である。 とりわけ、大きな容積を必要とする低周波
共鳴室の容積確保が難しい。  しかも、車輌の高級化
に伴い、より低周波域の排気音の減衰が要求されている
ので、共鳴室容積のみを増大させる従来手法では対応に
限界があり、近年の高級車が要求する100Hz程度の
低周波こもり音の除去が難しいという問題点があった。
本発明は上記に鑑み、共鳴室容積を増大することなく、
共鳴周波数を低くすることができるデュアル排気系の消
音装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、第1の発明は、第1のマフ
ラ(16,16’)を有する第1の排気系(12)と、
第2のマフラ(21,21’)を有する第2の排気系(
17)とからなる内燃機関のデュアル排気系において、
何れか一方のマフラ(16,16’)又は(2L21’
)の共鳴室(26)又は(32)を他方のマフラ(2L
21’)又は(1616゛)の何れかの室(30,32
)又は(24,26)に連通ずるパイプ(22,23,
38)を設けたことを特徴とする。
第2の発明は、第1のマフラ(16)を有する第1の排
気系(12)と、第2のマフラ(21)を有する第2の
排気系(17)とからなる内燃機関のデュアル排気系に
おいて、第1のマフラ(16)の共鳴室(26)を第2
のマフラ(21)の第1拡張室(30)に連通ずる第1
のパイプ(22)と、第2のマフラ(21)の共鳴室(
32)を第1のマフラ(16)の第2拡張室(24)に
連通ずる第2のパイプ(23)とを設けたことを特徴と
する。
そして、第3の発明は、第1のマフラ(16”)を有す
る第1の排気系と、第2のマフラ(21’)を有する第
2の排気系とからなる内燃機関のデュアル排気系におい
て、第1のマフラ(16’)の共鳴室(26)と第2の
マフラ(21’)の共鳴室(32)とを連通ずるパイプ
(38)を設けたことを特徴とする。
[作用] 一方の排気系のマフラの共鳴室を、他方の排気系のマフ
ラの室に連通ずるパイプが、共鳴室のへルムホルツレヅ
ネータとしての共鳴周波を低下させ、低周波域における
排気音の減衰が改善される。
[実施例] 第1図に示す第1実施例において、11は8気筒の内燃
機関、12は第1の排気系で、エキゾーストマニホール
ド13、触媒コンバータ14、サブマフラ15、第1の
メインマフラ16と、これらを連結する排気管とで構成
されている。 17は第2の排気系で、エキゾーストマ
ニホールド18、触媒コンバタ19、サブマフラ20、
第2のメインマフラ21と、これらを連結する排気管と
で構成されている。
22は後で詳述するように第1のメインマフラ16の共
鳴室を第2のメインマフラ21の第1拡張室に連通する
第1のパイプ、23は第2のメインマフラ21の共鳴室
を第1のメインマフラ16の第1拡張室に連通ずる第2
のパイプである。
第1のパイメインマフラ16と第2のメインマフラ21
及び第1と第2のパイプ22.23の詳細を第1図に示
す。 両メインマフラ16と21はその外筒内が、第1
拡張室24.30、第2拡張室25.31及び共鳴室2
6.32に仕切られ、下流端が第1拡張室24゜30に
それぞれ開口するインレットパイプ27.33が設けら
れている。 28と34は第1拡張室と第2拡張室の間
の仕切板を貫通して設けられたインナパイプ、29.3
5は前端がそれぞれ第2拡張室25.31に開口し、後
端が各外筒後方に延長下降されたアウトレットパイプで
ある。 第1のパイプ22は、前端が第1拡張室30内
でインレットパイプ33の開口端に対向して開口し、後
端が共鳴室26内に開口している。 第2のパイプ23
は、前端が第1拡張室24内でインレットパイプ27の
開口端に対向して開口し、後端が共鳴室32内に開口し
ている。 共鳴室26と32のそれぞれの容積を■、第
1と第2のパイプ22と23の長さを!、断面積をSと
すれば、共鳴室26と第1のパイプ22からなるヘルム
ホルツレゾネータと、共鳴室31と第2のパイプ23か
らなるヘルムホルツレゾネータの共鳴周波数は、何れも
前記の数式で示される周波数foとなる。 そして、第
1と第2のパイプ22と23が第1と第2のメインマフ
ラの間を掛は渡して設けられるため、長さlを大きくで
き、共鳴周波数foを低くすることができる。
第3図に示す第2実施例は、第1と第2のメインマフラ
16゛ と21゛ の構造が、第1図と第2図に示す第
1実施例とわずかに相異する。 以下、相異する部分の
みを説明する。 第1のメインマフラ16゛ の第1拡
張室24と共鳴室26との間には仕切板を貫通してイン
ナパイプ36が、又、第2のメインマフラ21゛ の第
1拡張室30と共鳴室26との間には仕切板を貫通して
インナパイプ37がそれぞれ設けられている。 そして
両共鳴室26と32の間を連通ずるパイプ38が両メイ
ンマフラ間を掛は渡して設けられている。
第3図で、パイプ38を設けていない従来の構造である
と、共鳴室26と32による排気音の減衰特性は第4図
で破線Aで示すようになり、その共鳴周波数は共鳴室2
6とインナパイプ36の組合せと、共鳴室32とインナ
パイプ37との組み合せで決まるヘルムホルツレゾネル
夕の共鳴周波数である。 ところが、本発明ではパイプ
38で両共鳴室を連通したので、共鳴室26とインナパ
イプ36の組合せからなるヘルムホルツレゾネータに、
パイプ38を介して共鳴室32の付加的な容積が追加さ
れて第2のレゾネータとして作用することになる。 共
鳴室32に対しても同様にパイプ38を介して共鳴室2
6の付加的な容積が追加されて第2のレゾネータとして
作用することになる。 従って、これらの共鳴室による
低周波の減衰特性は、第4図で実線Bに示すように、低
周波数側に広帯域特性となり、より低周波の排気音まで
も減衰させられる。
〔発明の効果〕
本発明の消音装置は、上述のようにデュアル排気系の一
方のマフラの共鳴室を他方のマフラの何れかの室に連通
ずるパイプを両マフラ間に掛は渡して設けるように構成
したので、共鳴室の容積を大きくしないで、共鳴周波数
foを下げられ、しかも共鳴室の容積を減少させないか
ら減衰量の低下はない。 従ってデュアル排気系におけ
る低周波共鳴室チューニング法として効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の要部横断面図、第2図は
第1実施例の全体を示す略平面図、第3図は本発明の第
2実施例の要部横断面図、第4図は減衰特性線図、第5
図は従来のマフラの横断面図である。 12・・・第1の排気系、16.16’・・・マフラ 
(メインマフラ)、17・・・第2の排気系、21゜2
1゛  ・・・マフラ (メインマフラ) 、22.2
3゜38・・・パイプ、24.30・・・第1拡張室、
26゜32・・・共鳴室 第1図 第2図 区bn#−気屍 26.32 共 鳴主 第3図 16′ 21′ 局流牧 くミー例

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1のマフラ(16、16’)を有する第1の排気
    系(12)と、第2のマフラ(21、21’)を有する
    第2の排気系(17)とからなる内燃機関のデュアル排
    気系において、何れか一方のマフラ(16、16’)又
    は(21、21’)の共鳴室(26)又は(32)を他
    方のマフラ(21、21’)又は(16、16’)の何
    れかの室(30、32)又は(24、26)に連通する
    パイプ(22、23、38)を設けたことを特徴とする
    内燃機関のデュアル排気系における消音装置。 2、第1のマフラ(16)を有する第1の排気系(12
    )と、第2のマフラ(21)を有する第2の排気系(1
    7)とからなる内燃機関のデュアル排気系において、第
    1のマフラ(16)の共鳴室(26)を第2のマフラ(
    21)の第1拡張室(30)に連通する第1のパイプ(
    22)と、第2のマフラ(21)の共鳴室(32)を第
    1のマフラ(16)の第2拡張室(24)に連通する第
    2のパイプ(23)とを設けたことを特徴とする内燃機
    関のデュアル排気系における消音装置。 3、第1のマフラ(16’)を有する第1の排気系と、
    第2のマフラ(21’)を有する第2の排気系とからな
    る内燃機関のデュアル排気系において、第1のマフラ(
    16’)の共鳴室(26)と第2のマフラ(21’)の
    共鳴室(32)とを連通するパイプ(38)を設けたこ
    とを特徴とする内燃機関のデュアル排気系における消音
    装置。
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Cited By (2)

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