JPH04193051A - 車両用交流発電機 - Google Patents

車両用交流発電機

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Publication number
JPH04193051A
JPH04193051A JP32705590A JP32705590A JPH04193051A JP H04193051 A JPH04193051 A JP H04193051A JP 32705590 A JP32705590 A JP 32705590A JP 32705590 A JP32705590 A JP 32705590A JP H04193051 A JPH04193051 A JP H04193051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
core
pole
pole core
noise
Prior art date
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Pending
Application number
JP32705590A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sakakibara
榊原 宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明(よ周囲から多数のポールコアが突設された回転
子を備えた車両用交流発電機に関する。
[従来の技術] 従来より、周囲から多数のポールコアが突設され、 エ
ンジンの駆動力を伝達されて回転する回転子を、発電機
枠体内壁に形成された固定子内に挿入して構成され、 
ポールコアを励磁することによって固定子巻線に交流電
流を誘起する車両用交流発電機が知られている。
例え(A第5図に回転子部分を例示する車両用交流発電
機では、図示しない枠体内壁に固定された固定子鉄心5
]には、固定子巻線51aが巻装されている。また、枠
体に回転自在に挿通され、、図示しないエンジンによっ
て回転駆動されるシャフト53には、回転子巻線55が
巻回された一対の爪形ポールコア57.59が、固定子
鉄心51の内側に位置するように設けられている。また
更に各ポールコア57び59の側面には夫々、冷却ファ
ン61.63が固着されている。
そして、この様に構成された車両用交流発電機では、ポ
ールコア57.59をシャフト53を介して回転駆動し
ながら、回転子巻線55に通電することによってポール
コア57.59を励磁し、これによって固定子巻線51
aに誘起される交流電流を整流してバッテリ充電を行う
また、このとき固定子巻線51a及び回転子巻線55に
は発電による熱が発生するが、この熱は一対の冷却ファ
ン61.63より送られる冷却風によって放熱される。
[発明が解決しようとする課題] この様に構成された車両用交流発電機で(よ 固定子巻
線51aが固定子鉄心51両端から所定間隔を開けて不
連続に突出されるので、固定子鉄心51から突出された
固定子巻線51aとポールコア57.59との間には干
渉音が発生するが、近年車両の電力需要増大に伴い、こ
の種の車両用交流発電機で(よ 高出力(1,小型軽量
化がなさ札第5図に示す様に、回転子周囲に突設したポ
ールコア57.59と固定子巻線51aとの間隔が非常
に狭くなっている。このため、この干渉音が増大して車
両騒音の主な要因の一つとなっている。
また、ポールコア57,59の先端57a、59aが発
生する風切り音も車両騒音の要因となっている。
そこで本発明は、固定子巻線とポールコアとの間に発生
する干渉音、及びポールコアの風切り音を抑えることに
より、車両騒音を抑制することを目的としてなされた、 [課題を解決するための手段] 上記目的を達するためになされた本発明は、固定子鉄心
に設けたスロットに沿、って固定子巻線が巻回された固
定子と、 上記固定子内に回転可能に挿入され。周囲に多数のポー
ルコアが突設された回転子と、を備えた車両用交流発電
機に於て、 上記ポールコアの、上記固定子鉄心両側より突出した固
定子巻線との対向部分の少なくとも一方に、ポールコア
側面方向へ行くに従って漸次小径に形成されたテーパ部
を設けると共に、該テーパ部に、該テーパ部を全周に渡
って連続的に被覆する被覆部材を設けたことを特徴とす
る車両用交流発電機 を要旨としている。
[作用] この様に構成された本発明の車両用交流発電機で(友 
ポールコアの、固定子鉄心両側より突出1−だ固定子巻
線との対向部分の少なくとも一方に、ポールコア側面方
向へ行くに従って漸次小径に形成された、テーパ部が設
けられているので、ポールコアと固定子巻線との間隔が
開き、この間に発生する干渉音が抑えられる。一方、ポ
ールコアのテーパ部に設けられた被覆部材が該テーパ部
を全周に渡って連続的に被覆しているので、この部分で
発生するポールコアの風切り音が抑えられる。
尚、ポールコアの固定子鉄心との対向部分にはテーパ部
を設けておらず、N極のポールコアより発せられた磁力
線(よ 従来のものと同様に固定子鉄心を経てS極のポ
ールコア(二至るので、従来の車両用交流発電機に比べ
て発電土力が低下することもない。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
まず第1図は実施例の車両用交流発電機全体の構成を表
す断面図である。
図に示す如く、発電機の外殻をなす枠体としての一対の
エンドフレーム1,2は共に椀状に形成され。その開口
部を直接接合させてポルト3により相互に固定されてい
る。エンドフレーム1,2の内周に(よ 固定子鉄心5
が固定され、 その固定子鉄心5内周面に(よ 図示し
ないスロットが形成さ札 更に 各スロットには、これ
に沿って固定子巻線5aが巻装されている。尚、スロッ
トは固定子内周面に、等間隔に計36本形成されており
、この各スロット両端から突出した固定子巻線5aが、
固定子鉄心5の両側で夫々18個づつのループを形成し
ている。
また、エンドフレーム]、2内に(よ ベアリング9.
10を介してシャフト1]が回転自在に支持さ札 シャ
フト]]には、回転子巻線12が巻回された一対の爪形
ポールコア13.14が、固定子鉄心5の内側に位置す
るように設けられている。また、ポールコア13側面に
は冷却ファン15が直接固着さ札 一方、ポールコア1
4の側面に(よ 冷却ファン16が後述する被覆部材4
0を挟んで固着されている。また更に、シャフト]]の
エンドフレーム1側先端には、図示しないエンジンの回
転をシャフト1]に伝達するためのプーリ18がナツト
19を介して取り付けられている。
一方エンドフレーム2の外側に(よ整流素子(レフティ
ファイヤ)が取り付けられた正負一対のヒートシンク2
0,21、スリップリング22に接触して回転子巻線1
2に励磁電流を供給するブラシ23、ブラシ23を保持
するブラシホルダ24、当該発電機に備えられ出力電圧
を調整する図示しないICレギュレータ用のコネクタ2
6、+側ヒートシンク20に接続されて整流素子により
整流された出力電圧を取り出すための出力端子27等の
各種電気機能部品が設けられており、これら各電気機能
部品はリアカバー28と共にエンドフレーム2に固定さ
れている。
このように本実施例の車両用交流発電機は、従来の車両
用交流発電機とほぼ同様に構成されているのであるが、
ポールコア13.14に(よ 固定子鉄心5より突出し
た固定子巻線5aのループと対向する部分に於て、ポー
ルコア側面方向へ行くに従って漸次小径に形成されたテ
ーパ部13a。
14aが設けられており、更に、ポールコア]3のテー
パ部13 aは、非磁性体材料で構成された被覆部材4
0にて被覆されている。尚、固定子鉄心5の長さL]と
、ポールコア13.14に於いてテーパ部13a、14
aを設けずに固定子鉄心5と平行に形成した部分の長さ
L2.と(表 図に示す様にほぼ等しくなるように構成
され、 ポールコア13より発せられた磁力線は、固定
子鉄心5を経て良好にポールコア]4に至ることができ
る。
続いて、被覆部材40の構成に付いて、第2図に基づい
て説明する。尚第2図に於て、 (A)は被覆部材40
の構成を表す側面図、 (B)はそのA−A線断面図で
ある。
第2図(B)に示す様に被覆部材40は、円錐状に形成
され、 ポールコア]3のテーパ部り3a周囲を連続的
に被覆する縁部40aと、ポールコア]3の側面に沿っ
て固着される平板部40bとからなり、また、平板部4
0bの中央にはシャフト]1が挿通される挿通穴41が
穿設されている。
また、この挿通穴41周囲には第2図(A)に示す様に
、ポールコア13と冷却ファン]5とを互いに溶接する
ための溶着穴43、回転子巻線12を冷却する冷却風を
通過させる通風穴45、及びポールコア13.14のバ
ランスを調整するためのバランス穴47が、各六イ匠 
60°おきに穿設されている。この様に構成された被覆
部材40(よポールコア13側面と、冷却ファン15と
の間に配設され、溶着穴43を介してポールコア13と
冷却ファン]5とを互いに溶接することによって、ポー
ルコア13側面に固着される。
次に、第3図は被覆部材4o及び冷却ファン15が固着
されたポールコア13をナツト19方向から見た側面図
である。図に示す様に、通風穴45は隣接するポールコ
ア13の爪部の間と対向する位置に配設され、、更に通
風穴45表面に(よ冷却ファン]5に斜めに立設され、
 シャフト]1の軸方向に冷却風を送って回転子巻線1
2を冷却する斜流ブレード15aが配設される。また、
バランス穴47はポールコア13の爪部中央に設けられ
たバランス調整部13bと対向する位置に配設される。
尚バランス調整部13bは、ポールコア]3゜]4に冷
却ファン15.16を溶接した後、バランス穴47から
ドリル等を挿入してここを切削することによって、ポー
ルコア13.14のバランスを調整するためのものであ
る。 7 また、冷却ファン]5に垂直に立設された遠心ブレード
15bは、半径方向に冷却風を送って固定子巻線5aを
冷却するものである。
この様に構成された本実施例の車両用交流発電機で(表
 ポールコア13.14を回転させながら、回転子巻線
12に励磁電流を通電すると、固定子巻線5aに交流電
流が誘起され、励磁電流の通電により回転子巻線]2に
発生する熱は、通風穴45を介して斜流ブレード15a
から送り込まれる冷却風によって放熱される。このとき
テーパ部13aを形成したポールコア]3の先端は被覆
部材40によって被覆されているので、この部分で風切
り音が発生するのを抑えることができる。
また、第1図で説明した様に、ポールコア13゜14は
固定子巻線5aと対向するテーパ部)3a。
14aで他の部分より小径に形成ざ札 固定子巻線5a
との間隔が充分に開けられているので、ポールコア13
.14の回転時に、この間で干渉音が発生するのを抑え
ることができる。
次に、本実施例の車両用交流発電機の騒音抑制効果を第
4図に基づいて説明する。
第4図は、第5図に示した、テーパ部や被覆部材を有し
ない従来の回転子部分を使用し、他の部分は本実施例と
同様に構成した車両用交流発電機と、本実施例の車両用
交流発電機とが発生する騒音を比較したものであり、 
(A)はポールコア13の爪部の数に対応する6次成分
の騒音レベルを、(B)は固定子鉄心5より突出した固
定子巻線5aのループ数に対応する188次成の騒音レ
ベルを、夫々種々の回転数にて比較したものである。
尚、図に於て、A1.81が実施例の車両用交流発電機
の騒音レベルを表し、A2.B2が従来の車両用交流発
電機の騒音レベルを表している。
騒音の6次成分は、ポールコア13の風切り音による騒
音を含む成分であり、第4図(A)に示す様(二 何れ
の発電機に於いても回転数の増加に伴って騒音レベルが
増加しているが、何れの回転数に於いても、本実施例の
方が従来例より騒音レベルが低く、ポールコア13の風
切り音が良好に抑えられることが判る。
一方、騒音の188次成は、主にポールコア13、]4
と固定子巻線5aとの間に発生する干渉音を含む成分で
あり、第4図(8)に示す様に、何れの発電機に於いて
も、固定子巻線5aが形成するループの大きさのばらつ
きにより騒音の188次成が相殺される所を除き、回転
数の増加に伴って、騒音レベルが増加しているが、何れ
の回転数に於いても、本実施例の方が従来例より騒音レ
ベルが低く、ポールコア13.14と固定子巻線5aと
の間に発生する干渉音が良好に抑えられることが判る。
この様に本実施例の車両用交流発電機では、ポールコア
13.14にテーパ部13a、14aを設けているので
、固定子鉄心5より突出した固定子巻線5aとの間隔が
開き、この間に発生する干渉音を抑えることができる。
また、ポールコア13のテーパ部13aを被覆部材40
にて連続的に被覆しているので、ポールコア13の風切
り音を抑えることもできる。従って、騒音の6次成分及
び188次成の騒音レベルを低減させ、車両騒音を抑制
することができる。
[発明の効果] 以上詳述した様に、本発明の車両用交流発電機では、ポ
ールコアの、固定子鉄心より突出した固定子巻線との対
向部分にテーパ部が設けられているので、固定子巻線と
ポールコアとの間隔が開き、この間に発生する干渉音を
抑えることができ、また、被覆部材がポールコアのテー
パ部を連続的に被覆しているので、ポールコアの先端が
発生する、風切り音を抑えることができ、この結果車両
騒音を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の車両用交流発電機全体の構成を表す断
面医第2図(A)は被覆部材の構成を表す側面図、第2
図(B)はそのA−A線断面図、第3図はポールコア、
被覆部材、及び冷却ファンの位置関係を表す側面図、第
4図(A)は実施例の車両用交流発電機の騒音抑制効果
を6次成分に付いて表すグラフ、第4図(B)はその騒
音抑制効果を188次成に付いて表すグラ、フ、第5図
は従来の車両用交流発電機の回転子部分の構成を表す説
明図、である。 5.51・・・固定子鉄心 5a、51a・・・固定子巻線

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 固定子鉄心に設けたスロットに沿って固定子巻線が巻回
    された固定子と、 上記固定子内に回転可能に挿入され、周囲に多数のポー
    ルコアが突設された回転子と、 を備えた車両用交流発電機に於て、 上記ポールコアの、上記固定子鉄心両側より突出した固
    定子巻線との対向部分の少なくとも一方に、ポールコア
    側面方向へ行くに従って漸次小径に形成されたテーパ部
    を設けると共に、 該テーパ部に、該テーパ部を全周に渡つて連続的に被覆
    する被覆部材を設けたことを特徴とする車両用交流発電
    機。
JP32705590A 1990-11-27 1990-11-27 車両用交流発電機 Pending JPH04193051A (ja)

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