JPH04192116A - 透明度の改良された磁性材料 - Google Patents

透明度の改良された磁性材料

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JPH04192116A
JPH04192116A JP32461290A JP32461290A JPH04192116A JP H04192116 A JPH04192116 A JP H04192116A JP 32461290 A JP32461290 A JP 32461290A JP 32461290 A JP32461290 A JP 32461290A JP H04192116 A JPH04192116 A JP H04192116A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気記録材料に関するものであり、と(に可視
光線に対して実質的に透明な磁気記録層を提供するもの
である。
(従来の技術) 磁気記録はビデオテープ、オーディオカセット、フロッ
ピーディスク磁気カード等で広く利用されている。
これらの用途では光の透過率はビデオテープのリーダー
の検出に於いては大き過ぎぬことが要求される位で特に
光の透過率を上げようというニーズはなかった。
しかし、写真フィルムの画像部分に重ねて磁気記録を行
なって撮影条件その他の情報を記録したいという用途を
考えると写真フィルムでは光にたいして出来る限り着色
がなく透過率も大きいことが必要となってくる0M1気
記録をディジタルで行うようにすれば必要なSN比が小
さくてよいことから磁性体の塗布量をビデオテープ、オ
ーディオカセットの1/10〜1/100として光透過
率を上げることができる。
このような考えは富士フィルム(特公昭42−4539
)、EK(特公昭57−6576)等で公知である。し
かしこの場合にも磁性体が可視部に吸収を持ち赤とか黒
に着色しているためこれらの波長域での吸収が減らぬの
が問題であった。
磁性体微粒子あるいはその出発原料となる針状酸化鉄微
粒子の表面にS io、 、Aim Os等の被覆をし
て磁気塗料中での分散性を改善したり、焼成時の焼結を
防止することはよく知られている。
しかしながら、通常の磁気記録の用途にあっては磁性体
の単位体積あるいは単位質量あたりの磁化を出来るだけ
高く保つことが非常につよく要求されるのでその被覆量
は最低限に抑えられ5%程度以下が普通で10%以上は
磁化が下がり過ぎることから実用性がないとして省みら
れていなかった。
上記で述べたような用途では磁化は小さくても磁化に対
して光透過率の比が大きければ実用可能である。この点
から再検討を行なった結果本発明に到った。
このような用途にあっては特に情報をディジタルで記録
することを想定するとオーディオテープ、ビデオテープ
に比べて再生信号出力はl/10〜1/100でも充分
であり磁性粒子の周りに非磁性で特許請求の範囲1に挙
げたような屈折率を持つ層を設けて粒子1個当たりの磁
化は下げても許容しうる点が本発明の狙いである。
上記の問題を解決するために屈折率の異なる、可視光域
の吸収率の小さな材料で可視光域での吸収率の大きな磁
性材料を被覆することにより光の粒子の表面での反射を
減少させ散乱による光透過率の損失を減少させようとす
るものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は 1、 屈折率n1を有するバインダー中に分散された屈
折率n2を有する磁性体よりなる磁気記録層において当
該磁性粒子の表面が非磁性で透明であって屈折率がn3
の材料に被覆されており、n3はnlとn2の間にあり
被覆量が磁性体体積の15%以上であることを特徴とす
る磁性材料。
λ 請求項1項の磁性材料をバインダーに分散した塗膜
を用いることを特徴とする磁気記録材料。
3、光透過率が63%以上となることを特徴とする請求
項2項に記載の磁気記録材料。
4、 磁性体の被覆材料がSIの酸化物であることを特
徴とする請求項1.2及び3に記載の磁性材料。
5、磁性体の被覆材料がA1の酸化物であることを特徴
とする請求項1.2及び3に記載の磁気記録材料によっ
て達成された。
本発明の詳細な説明すれば特許請求の範囲の第1項は幾
何光学の成り立つ領域では無反射コーティングとして知
られている条件にあたる0本発明のような微粒子の領域
でこの効果が厳密に成り立つか否かは予測できないこと
であるが実施例で示すごとく光透過率の向上に有効であ
ることが示され特にバインダー中での微粒子による散乱
の減少による効果が顕著に現れたものと考えている。
磁性体の屈折率は2.42(マグネタイト)等比較的高
く、バインダーとして用いるポリマーは通常1.1〜1
.5程度であるので5iot  1゜54、Altos
   1.77等の多くの非磁性で透明な物質による被
覆が可能である。そしてその被覆量を上で述べたように
25%以上という範囲で選ぶことを特徴とする。
望ましい被覆量の範囲は10〜1000%である。更に
望ましくは、15%以上、1000%以下であって、コ
ーティング厚みが光の波長の1/4程度以下、上限はこ
の用途にあっても1/10以下の磁化の減少は好ましく
無い点から決まる。
バインダー材料としては塩酢ビ、セルロース系ポリマー
、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ゼラチン等がもちいら
れる、主なバインダー材料Φ屈折率は別紙l参照。
磁性体の屈折率(波長nm)はマグネタイト2゜42で
あり(589)、γ−へマタイト、バリウムフェライト
等についてもこの程度と考えられる。
一方白色で屈折率が特許請求範囲を満すものとしては、
Alz 03  1.77 (546)、SiO□1.
54  (589)、CaCO51,658(589)
、等がありこれらの値を参考にしてコーティングすべき
材料の選択を行うことができる。
本発明に用いられるバインダーは従来、磁気記録媒体用
の結合剤として使用されている公知の熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂、放射線硬化性樹脂、反応型樹脂およびこれ
らの混合物を使用することがでる。
上記脂肪のTgは一40°C−150°C1重量平均分
子量は1万〜30万、好ましくは1万〜10万である。
上記熱可塑性樹脂としては、塩化ビニル・酢酸ビニル共
重合体、塩化ビニル、酢酸ビニルとビニルアルコール、
マレイン酸および/またはアクリル酸との共重合体、塩
化ビニル・塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル・アク
リロニトリル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体
などのビニル系共重合体、ニトロセルロース、セルロー
スアセテートプロピオネート、セルロースアセテートブ
チレート樹脂などのセルロース誘導体、アクリル樹脂、
ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂
、ポリエステルポリウレタン樹脂、ポリエーテルポリウ
レタン、ポリカーボネートポリウレタン樹脂、ポリエス
テル樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリアミド樹脂、アミノ
樹脂、スチレンブタジェン樹脂、ブタジェンアクリロニ
トリル樹脂等のゴム系樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素
系樹脂を挙げることができる。
これらの中で、塩化ビニル系樹脂は強磁性微粉末の分散
性が高く好ましい。
上記熱硬化性樹脂または、反応型樹脂としては加熱によ
り分子量がきわめて大きくなる物で、たとえばフェノー
ル樹脂、フェノキシ樹脂、エポキシ樹脂、硬化型ポリウ
レタン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂
、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂、エポキシ−ポリ
アミド樹脂、ニトロセルロースメラミン樹脂、高分子量
ポリエステル樹脂とイソシアネートプレポリマーの混合
物、尿素ホルムアルデヒド樹脂、低分子量グリコール/
高分子量ジオール/ポリイソシアネートの混合物、ポリ
アミン樹脂、およびこれらの混合物が挙げられる。
上記放射線硬化型樹脂としては上記熱可塑性樹脂に放射
線硬化官能基として炭素−炭素不飽和結合を有する基を
結合させたものが用いられる。好ましい官能基としては
アクリロイル基、メタクリロイル基などがある。
以上列挙の結合剤分子中に、極性基(エポキシ基、00
1M、 OH,NR1,NR3X、 SO3M、 05
05M、 POsMt。
0PO3)I1、 ただしMは水素、アルカリ金属また
はアンモニウムであり、一つの基の中に複数のMがある
ときは互いに異なっていてもよい、Rは水素またはアル
キル基である)を導入したものが磁性体の分散性、耐久
性上好ましく本発明のフッ素系オリゴマー界面活性荊の
添加効果が顕著に現れる。
極性基の含有量としてはポリマー1グラム当り101〜
10−3当量が、好ましくはさらには101〜10−4
当量が好ましい範囲である。
以上列挙の高分子結合網は単独または数種混合で使用さ
れ、イソシアネート系の公知の架橋剤、および/あるい
は放射線硬化型ビニル糸上ツマ−を添加して硬化処理す
ることができる。
イソシアネート系架橋剤としてはイソシアネート基を2
個以上有するポリイソシアネート化合物で、たとえばト
リレンジイソシアネート、4.4′−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、ナフチレン−1,5−ジ
イソシアネート、0−)ルイジンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、トリフェニルメタンジイソ
シアネートなどのイソシアネート類、これらのイソシア
ネート類とポリアルコールとの反応生成物、及びこれら
のイソシアネート類の縮合により生成したポリイソシア
ネートなどをあげられる。これらのポリイソシアネート
は日本ポリウレタン工業(株)カラコロネートし、コロ
ネートHL、コロネート上1コロネートEH,コロネー
ト2014、コロネート2030、コロネート2031
、コロネート2036、コロネート3015、コロネー
)3040、コロネート3041.ミリオネートMR,
ミリオネートMTL、ダルトセック1350、ダルトセ
ック2170.ダルトセック2280、式日薬品工業(
株)からタケネートD102、タケネー)DIION、
タケネートD200、タケネートD202、住友バイエ
ル(株)から、スミジュールN75、西独バイエル社か
らデスモジュール上1デスモジユールIL、デスモジュ
ールN1デスモジュールHL、大日本インキ化学工業(
株)からパーノックD850、パーノックD802など
の商品名で市販されている。
放射線硬化ビニル系モノマーとしては、放射線照射によ
って重合可能な化合物であって、炭素−炭素不飽和結合
を分子中に1個以上有する化合物であり、(メタ)アク
リル酸エステル類、(メタ)アクリルアミド類、アリル
化合物、ビニルエステル類、ビニルエステル類、ビニル
異部環化合物、N−t”ニル化合物、スチレン、(メタ
)アクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、オレフィン酸
等があげられる。これらのうち好ましいものとして(メ
タ)アクリロイル基を2個以上有する、ジエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、などのポリエチレングリレ
ールの(メタ)アクリレート類、トリメチロールプロパ
ントリ (メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
テトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトール
ペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトール
ヘキサ(メタ)アクリレート、ポリイソシアネートとヒ
ドロキシ(メタ)アクリレート化合物との反応物、等が
ある。
これらの架橋剤は、架橋剤を含む全結合側の5から45
wt%であることが好ましい。
また、本発明の磁気記録材料に親水性バインダーを使用
できる。
使用する親水性バインダーとしては、リサーチ・ディス
クロージャー阻17643.26頁、および同Nci1
8716.651頁に記載されており、水溶性ポリマー
、セルロースエステル、ラテックスポリマー、水溶性ポ
リエステルなどが例示されている。水溶性ポリマーとし
ては、ゼラチン、ゼラチン誘導体、カゼイン、寒天、ア
ルギン酸ソーダ、でんぷん、ポリビニールアルコール、
ポリアクリル酸共重合体、無水マレイン酸共重合体など
であり、セルロースエステルとしてはカルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどである。
ラテックスポリマーとしては塩化ビニル含を共重合体、
塩化ビニリデン含有共重合体、アクリル酸エステル含有
共重合体、酢酸ビニル含有共重合体、ブタジェン含有共
重合体などである。
この中で最も好ましいのはゼラチンである。
ゼラチンは、その製造過程において、ゼラチン抽出前、
アルカリ浴に浸漬される所謂アルカリ処理(石灰処理)
ゼラチン、酸浴に浸漬される酸処理ゼラチンおよびその
両方の処理を経た二重浸漬ゼラチン、酵素処理ゼラチン
のいずれでもよい。
必要に応じて一部分をコロイド状アルブミン、カゼイン
、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ローズなどのセルロース誘導体、寒天、アルギン酸ソー
ダ、デンプン誘導体、デキストランなどの糖誘導体、合
成親水性コロイド、たとえばポリビニルアルコール、ポ
リN−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸共重合体、ポ
リアクリルアミドまたはこれらの誘導体、部分加水分解
物、ゼラチン誘導体などをゼラチンと併用してもよい。
ゼラチンを含む磁気記録材料を硬膜するのは好ましい、
磁気記録層に使用できる硬膜剤としては、例えば、ホル
ムアルデヒド、グルタルアルデヒドの如きアルデヒド系
化合物類、ジアセチル、シクロペンタンジオンの如きケ
トン化合物類、ビス5(2−クロロエチル尿素)、2−
ヒドロキシ−4゜6−ジクロロ−1,3,5−トリアジ
ン、そのほか米国特許第3.288,775号、同2.
732.303号、英国特許第974,723号、同1
.167.207号などに記載されている反応性のハロ
ゲンを有する化合物類、ジビニルスルホン、5−アセチ
ル−1,3−ジアクリロイルへキサヒドロ−1,3,5
−)リアジン、そのほか米国特許第3.635,718
号、同3,232゜763号、英国特許第994,86
9号などに記載されている反応性のオレフィンを持つ化
合物類、N−ヒドロキシメチルフタルイミド、その他米
国特許第2.732.316号、同2,586,168
号などに記載されているN−メチロール化合物、米国特
許第3.103.437号等に記載されているイソシア
ナート類、米国特許第3,017.280号、同2.9
83,611号等に記載されているアジリジン化合物類
、米国特許第2゜725.294号、同2,725,2
95号等に記載されている酸誘導体類、米国特許第3,
091.537号等に記載されているエポキシ化合物類
、ムコクロル酸のようなハロゲンカルボキシアルデヒド
類を挙げることができる。あるいは無機化合物の硬膜剤
としてクロム明パン、硫酸ジルコニウム、特公昭56−
12853号、同58−32699号、ベルキー特許8
25,726号、特開昭60−225148号、特開昭
51−126125号、特公昭5B−50699号、特
開昭52−54427号、米国特許3,321,313
号などに記載されているカルボキシル基活性型硬膜剤な
どを例示できる。
硬膜剤の使用量は、通常乾燥ゼラチンに対して0.01
〜30重量%、好ましくは0.05〜20重量%である
磁気記録層の厚みは0.1μ〜10μ、好ましくは0.
5μ〜5μ、より好ましくは1μ〜3μである。
本発明の磁気記録材料には、帯電防止側、潤滑剤、マッ
ト剤、界面活性剤などを含存せしめることができる。
(実施例) 以下に具体例をあげて本発明を更に詳しく説明するが、
本発明の主旨を越えない限り、実施例に限定されるもの
ではない。
実施例1 磁性体粒子直径0. 1μ厚さ0.03μで保磁力90
00e、磁化62emu/gのバリウムフェライトを水
中に分散しこの上にStowを0(タイプ)、平均0.
005.0.01.0.02.0.03.0.04μと
なるように水ガラス(ケイ酸ソーダ)の加水分解法で形
成した。これを屈折率1.54の塩酢ビをバインダーと
し、粒子中の有効磁性体1gにつきバインダー25gを
溶削として酢酸ブチル50gを加えボールミル中で充分
分散し均一な塗布液を調製しこれを乾燥厚みが2μとな
るように塗布した。残留磁束密度は14〜15Gであっ
た。これをトラック幅1.5mmの磁気ヘッドで200
 tpiの信号を記録更生してた。
測定には信号レベルが低いのでプリアンプを一段追加し
ゲインを上げ媒体のノイズが更生出力のノイズとなるよ
うにして行って、29〜30dBのCN比の信号を得た
このときの波長545nmにおける透過率はタイプが5
6%にたいしてそれぞれ63.65.74.78.80
%となった。光透過率の限界は使用法によっても違うが
写真のネガフィルムの支持体フィルムに使う時には現像
所での露光条件から現行の着色の程度に抑えたいという
強い要求がありそれを考慮すると光学濃度0.2に相当
する透過率63%以上が望ましい1本実施例でいうとS
in、を0.005μ以上コートしたものがこの範囲に
適合する。
実施例2 磁性体粒子直径0,03μ長さ0.3μで保磁力850
0e、磁化80 emu/ gのCo変成酸化鉄粒子を
水中に分散しこの上に^180.・nHto  O(タ
イプ)、平均0.003.0.006.0゜01.0.
03.0.06μとなるように水酸化アルミの苛性ソー
ダ溶液の加水分解法で形成した。
これを屈折率1.54の塩酢ビをバインダーとし、粒子
中の有効磁性体1gにつきバインダー25gを溶削とし
て酢酸ブチル50gを加えボールミル中で充分分散し均
一な塗布液を調製しこれを乾燥厚みが1.5μとなるよ
うに塗布した。残留磁束密度は18〜20Gであった。
これをトラック幅1.5蒙−の磁気ヘッドで200 t
piの信号を記録更生して28〜30dBのCN比の信
号を得た。
測定は実施例1と同様にして行なった。
このときの波長545nmにおける透過率はタイプが5
2%にたいしてそれぞれ62.66.71176.88
%となった。
実施例3 磁性体粒子直径0.25μ厚さ0.04μで保磁力95
50e、、磁化60eau/gのバリウムフェライトを
水中に分散し、1%濃度となるようにゼラチンを加えた
後この上に水酸化アルミの苛性ソーダ溶液の加水分解法
でAltos・nHzoを平均0゜004及び0.12
μ厚みとなるように形成した。
なおタイプとして^lx’s ’ nHloのコートを
行わないものも準備した。これを傾斜水洗法で水洗した
のち屈折率1.542のゼラチンをバインダーとして追
加した0本実施例では粉体をタイプは1g、本実施例の
コーティングを行ったものを磁性体の含量を同一にする
ため1.1及び1.4gにつき、それぞれバインダー2
5g水75gの割合となるようにした。これをデスバ型
の分散機で分散し均一な塗布液を調製しこれを乾燥厚み
が1.5μとなるように磁場中塗布し乾燥した。残留磁
束密度はタイプ19、本実施例品20及び19であった
。これをトラック幅1.5鴎霧の磁気ヘッドで200 
tpiの信号を記録更生してタイプで29dB、本実施
例品で30及び29dBのCN比の信号を得た0本実施
例では出力が充分大きいので磁気カードリーグとして市
販されているものを測定に使用した。このときの波長5
45nmでの光の透過率はタイプが55%に対し56%
及び69%となった。0.004uの体積比で10%程
度までのコーティングでの光透過率増加は大きくない。
以上に実施例を幾つかあげたが本発明はこの実施例に限
定されるものでないのはいうまでもない。
磁性体としてはここでは板状のバリウムフェライトと針
状のCo変成酸化鉄をあげたがこの他、表面に酸化安定
化膜を設けた金属鉄を主成分とするメタル磁性体、針状
及び粒状のマグネタイト、Cr01等磁気記録材料とし
て用いられている各種の材料が使用可能である。
(発明の効果) 実施例1.2に示したように本発明によると情報の記録
更生に充分なCN比を有する記録を行いながら透明性の
高い磁気記録層を得ることができる。実施例1.2.3
の諸例を比較すると明らかなように粒子サイズが光の波
長に比べて充分小さいと光が粒子によって散乱されるこ
とによる効果が小さいので透過光量が増加し透明性が改
善される。また、粒子サイズが隠蔽力極大を越した付近
の光の波長程度の大きさでも透過率の小さ(なることが
ありこの辺のサイズも検討することが出来る。この関係
は粒子、バインダーの光学定数(屈折率、吸収係数)、
粒子のサイズ、形状とこれらの分布、光の波長や入射方
向が複雑に関連し簡単な数字で限定できないものである
が、これらの条件が与えられるとそのなかで最適条件を
求めていくことは当業者なら容易におこなうことができ
るものである。このような条件出しの結果透明度を下げ
得た時の効果は写真スライドのようにこの層を通して観
察するような用途では65%以上、望。
ましくは70%以上となるように選ぶべきである特許出
願人 富士写真フィルム株式会社手続補正書(能) 1、事件の表示  平成7年特願第)7−f1、/、2
−号2、発明の名称  透明度の改良された磁性材料3
、補正をする者 事件との関係     特許出願人 住 所   神奈川県南足柄市中沼210番地名 称(
520)富士写真フィルム株式会社富士写真フィルム株
式会社 東京本社 電話(406) 2537 Xlひ\ 4、補正命令の日付  自発 5、補正の対象  明細書 6、補正の内容 明細書の浄書(内容に変更なし)を提出致します。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、屈折率n1を有するバインダー中に分散された屈折
    率n2を有する磁性体よりなる磁気記録層において当該
    磁性粒子の表面が非磁性で透明であって屈折率がn3の
    材料に被覆されており、n3はn1とn2の間にあり被
    覆量が磁性体体積の15%以上であることを特徴とする
    磁性材料。 2、請求項1項の磁性材料をバインダーに分散した塗膜
    を用いることを特徴とする磁気記録材料。 3、光透過率が63%以上となることを特徴とする請求
    項2項に記載の磁気記録材料。 4、磁性体の被覆材料がSiの酸化物であることを特徴
    とする請求項1、2及び3に記載の磁性材料。 5、磁性体の被覆材料がA1の酸化物であることを特徴
    とする請求項1、2及び3に記載の磁気記録材料。 6、請求項1〜5において、磁性体が平板状の形状をし
    ていることを特徴とする磁気記録材料。
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