JPH04190945A - 金合金薄肉円板の製造方法 - Google Patents
金合金薄肉円板の製造方法Info
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- JPH04190945A JPH04190945A JP32170590A JP32170590A JPH04190945A JP H04190945 A JPH04190945 A JP H04190945A JP 32170590 A JP32170590 A JP 32170590A JP 32170590 A JP32170590 A JP 32170590A JP H04190945 A JPH04190945 A JP H04190945A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/02—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling heavy work, e.g. ingots, slabs, blooms, or billets, in which the cross-sectional form is unimportant ; Rolling combined with forging or pressing
-
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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- B21B3/00—Rolling materials of special alloys so far as the composition of the alloy requires or permits special rolling methods or sequences ; Rolling of aluminium, copper, zinc or other non-ferrous metals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）産業上の利用分野
本発明は、金合金の原料から、貴金属アクセサリ等の台
座となる金合金薄肉円板を製造する方法に関するもので
ある。
座となる金合金薄肉円板を製造する方法に関するもので
ある。
（ロ）従来技術
従来の金合金薄肉円板の製造方法は、第２図に示すよう
に、まず、金合金の原料を溶解・鋳込により製品円板径
より寸法大の円柱インゴットを製造する（１）。このイ
ンゴットの巣入り部・外表面部等欠陥の多い箇所を機械
加工により外削した（２）後、熱間での鍛伸を実施しく
３）、所定製品径より大きい径の金合金円柱鍛伸材を製
造する。その後、鍛伸材を外削（４）シ、所定の製品寸
法径に加工する。素材を切断（５）することにより所定
の製品厚の円板とし、さらに表面を仕上げ（６）で金合
金薄肉円板の製品としていた。
に、まず、金合金の原料を溶解・鋳込により製品円板径
より寸法大の円柱インゴットを製造する（１）。このイ
ンゴットの巣入り部・外表面部等欠陥の多い箇所を機械
加工により外削した（２）後、熱間での鍛伸を実施しく
３）、所定製品径より大きい径の金合金円柱鍛伸材を製
造する。その後、鍛伸材を外削（４）シ、所定の製品寸
法径に加工する。素材を切断（５）することにより所定
の製品厚の円板とし、さらに表面を仕上げ（６）で金合
金薄肉円板の製品としていた。
従来の製造方法は上述したように、溶製、外削、鍛伸、
外削、表面仕上加工であるが、本金合金を素材として製
品を製造する方法としては、歩留・時間ロス・品質の点
で問題が多い。それらを下記に列挙する。
外削、表面仕上加工であるが、本金合金を素材として製
品を製造する方法としては、歩留・時間ロス・品質の点
で問題が多い。それらを下記に列挙する。
■ 溶製のさい、インゴット内部に入る巣が大きい。
■′外削、切断等の機械加工のさい、削りかす分の歩留
損と同時にそれを最小限に抑えるために、時間ロスおよ
び、その回収に手間がかかる。
損と同時にそれを最小限に抑えるために、時間ロスおよ
び、その回収に手間がかかる。
■ 内部欠陥を含んだインゴットを圧延により圧下する
と、圧延比（鍛伸比）が十分でない場合、内部欠陥が圧
着せず、最終的に、鍛伸材をスライシングにより切断し
、仕上げたさい、欠陥品が多く、歩留損が非常に大とな
る。
と、圧延比（鍛伸比）が十分でない場合、内部欠陥が圧
着せず、最終的に、鍛伸材をスライシングにより切断し
、仕上げたさい、欠陥品が多く、歩留損が非常に大とな
る。
■ 上記■と関連して、生産性に関しても、−度に大量
の金合金を製造する必要がない場合、より小型の製品イ
ンゴットの製作が望まれる。
の金合金を製造する必要がない場合、より小型の製品イ
ンゴットの製作が望まれる。
（ハ）発明が解決しようとする課題
本発明が解説しようとする課題は、歩留がよく、生産性
が高く、製造費が安く、高品質の金合金薄肉円板を製造
する方法を得ることにある。
が高く、製造費が安く、高品質の金合金薄肉円板を製造
する方法を得ることにある。
（ニ）課題を解決するための手段
本発明の金合金薄肉円板の製造方法は、金合金を原料と
して真空溶製により押湯部付き扁平円柱インゴットを鋳
造すること、該インゴットから押湯部を切断すること、
該切断インゴットを減肉方向に交互に直交向きに圧延す
ること、該圧延材を所定の形状および寸法に機械加工で
仕上げることからなる手段によって、上記課題を解決し
ている。
して真空溶製により押湯部付き扁平円柱インゴットを鋳
造すること、該インゴットから押湯部を切断すること、
該切断インゴットを減肉方向に交互に直交向きに圧延す
ること、該圧延材を所定の形状および寸法に機械加工で
仕上げることからなる手段によって、上記課題を解決し
ている。
前記押湯部の円柱本体部との接触部弦長さを円柱本体部
の直径の１５％以上とし、該押湯部の厚みを円柱本体部
の厚みの２０％以上とし、該押湯部の高さを円柱本体部
の直径の３０％以上とすることが好ましい。
の直径の１５％以上とし、該押湯部の厚みを円柱本体部
の厚みの２０％以上とし、該押湯部の高さを円柱本体部
の直径の３０％以上とすることが好ましい。
前記圧延工程において、１回の減幅方向圧下率を１５％
以下とし、最終的な総合圧下率を９５％以下とすること
が好ましい。
以下とし、最終的な総合圧下率を９５％以下とすること
が好ましい。
（ホ）作 用
本発明の方法にもとづき、真空溶解を実施することによ
り、吸収酸素等内部欠陥の低減したインゴツト材を製造
できる。押湯部を本体円柱部側面に設け、その寸法を所
定の範囲に限定することにより、引は巣部がより小さく
歩留損の小さい良質のインゴットが得られる。また、縮
径方向の圧延ではなく肉厚を減する方向への圧下により
圧延を実施することで、圧延比が高まり、内部に存在す
る欠陥が圧着されやすくなる。さらに、互いに直交する
向きに圧延を交互に繰り返すことにより、組織の異方性
が減少される。このとき１回の圧延比を限定することに
より、組織の異方性形状の不安定性、割れ等を防ぐこと
ができる。また、総合圧延比の限定により、割れ等を防
くことができる。
り、吸収酸素等内部欠陥の低減したインゴツト材を製造
できる。押湯部を本体円柱部側面に設け、その寸法を所
定の範囲に限定することにより、引は巣部がより小さく
歩留損の小さい良質のインゴットが得られる。また、縮
径方向の圧延ではなく肉厚を減する方向への圧下により
圧延を実施することで、圧延比が高まり、内部に存在す
る欠陥が圧着されやすくなる。さらに、互いに直交する
向きに圧延を交互に繰り返すことにより、組織の異方性
が減少される。このとき１回の圧延比を限定することに
より、組織の異方性形状の不安定性、割れ等を防ぐこと
ができる。また、総合圧延比の限定により、割れ等を防
くことができる。
（へ）実施例
図面を参照して、本発明の金合金薄肉円板の製造方法の
実施例について説明する。
実施例について説明する。
本発明の製造方法は、第１図に示すように、金合金を原
料として真空溶製により押湯部付き扁平円柱インゴット
を鋳造すること０１）、該インゴットから押湯部を切断
すること０２）、該切断インゴットを減肉方向に交互に
直交向きに圧延すること０■、該圧延材を所定の形状お
よび寸法に機械加工で仕上げること圓からなる。
料として真空溶製により押湯部付き扁平円柱インゴット
を鋳造すること０１）、該インゴットから押湯部を切断
すること０２）、該切断インゴットを減肉方向に交互に
直交向きに圧延すること０■、該圧延材を所定の形状お
よび寸法に機械加工で仕上げること圓からなる。
第１工程１１の押湯部付き扁平円柱インゴット２゜（第
５図）の真空溶製は、第３図および第４図に示す鋳型３
０を用いて実施する。鋳型３ｏは、湯口部分３１、押湯
部分３２、本体部分３３からできている。
５図）の真空溶製は、第３図および第４図に示す鋳型３
０を用いて実施する。鋳型３ｏは、湯口部分３１、押湯
部分３２、本体部分３３からできている。
インゴット２０は、第５図に示すように、押湯部２１の
円柱本体部２２との接触部弦長さＡを円柱本体部２２の
直径りの１５％以上とし、押湯部２１の厚みｔ、を円柱
本体部２２の厚みｔ２の２０％以上とし、押湯部２１の
高さｈを円柱本体部２２の直径りの３０％以上とする。
円柱本体部２２との接触部弦長さＡを円柱本体部２２の
直径りの１５％以上とし、押湯部２１の厚みｔ、を円柱
本体部２２の厚みｔ２の２０％以上とし、押湯部２１の
高さｈを円柱本体部２２の直径りの３０％以上とする。
このように限定した理由は、次のとおりである。
押湯部弦長さおよび厚みを上記の範囲外とした場合円柱
部に注がれた溶湯が、その付近において凝固し、本体部
に空洞が住しる。押湯部高さを上記範囲外とした場合に
は、円柱本体部に巣入りが起るからである。
部に注がれた溶湯が、その付近において凝固し、本体部
に空洞が住しる。押湯部高さを上記範囲外とした場合に
は、円柱本体部に巣入りが起るからである。
第３工程の圧延において、１回の減肉方向の圧下率を１
５％以下とし、最終的な総合圧下率を９５％以下とする
。その理由は、材料に組織方向性が生し、二次加工の際
の加工時に問題となり、熱処理が必要となる。同様に、
減肉９５％以上の加工の際には、加工限度となり素材割
れが生しる。
５％以下とし、最終的な総合圧下率を９５％以下とする
。その理由は、材料に組織方向性が生し、二次加工の際
の加工時に問題となり、熱処理が必要となる。同様に、
減肉９５％以上の加工の際には、加工限度となり素材割
れが生しる。
本発明の方法の具体的実施例を以下に述べる。
１．溶製
（］）原料 金地金（Ａｕ ９９．９９％） ２０
００ｇ銀地金（Ａｇ ９９．９９％） ３３３ｇ銅
（Ｃｕ無酸素） ３３３ｇ（２）炉 黒
鉛るつぼ （３）鋳型 黒鉛鋳型 （４）溶解法 真空熔解 ２、圧延 （１）２０一ル式圧延機 （２）圧延材寸法 直径７０闘×厚み３４ｍｍ（３）
圧延後寸法 直径１６７ｍｍ Ｘ厚み６ＩＩＩＩ１１
（４）パススケジュール 第１表 第１表 ３、結果 溶製においては、歩留、生産性、品質等の面ですべて良
好であった。圧延においても、形状、内部組織の均一性
、割れ等にも問題はなかった。
００ｇ銀地金（Ａｇ ９９．９９％） ３３３ｇ銅
（Ｃｕ無酸素） ３３３ｇ（２）炉 黒
鉛るつぼ （３）鋳型 黒鉛鋳型 （４）溶解法 真空熔解 ２、圧延 （１）２０一ル式圧延機 （２）圧延材寸法 直径７０闘×厚み３４ｍｍ（３）
圧延後寸法 直径１６７ｍｍ Ｘ厚み６ＩＩＩＩ１１
（４）パススケジュール 第１表 第１表 ３、結果 溶製においては、歩留、生産性、品質等の面ですべて良
好であった。圧延においても、形状、内部組織の均一性
、割れ等にも問題はなかった。
（ト）効 果
本発明によれば、次の効果が得られる。
■ 機械加工を省略できるので、高歩留、経費の削減、
時間の短縮が図れる。
時間の短縮が図れる。
■ インゴ７）の品質改善、歩留向上が回れる。
■ インゴント圧延時の圧下率の増加、圧延材組織の均
一化が図れる。
一化が図れる。
４、（１２１面の簡単な説明〕
第１図は本発明の方法の工程説明図。第２圀は従来の方
法の工程説明図。第３図は本発明の方法に用いる鋳型の
縦断面図。第４図は第３図のｒＶ−■線からみた縦断面
図。第５図は本発明の方法によって製造されたインゴッ
トの斜視図。
法の工程説明図。第３図は本発明の方法に用いる鋳型の
縦断面図。第４図は第３図のｒＶ−■線からみた縦断面
図。第５図は本発明の方法によって製造されたインゴッ
トの斜視図。
２０：インゴット ２２：円柱本体部２１：押
湯部 ３０：鋳型３１：湯口部分
３２：押湯部分３３：本体部分 特許出願人 住友金属工業株式会社 ：−−−Ｔｑ
湯部 ３０：鋳型３１：湯口部分
３２：押湯部分３３：本体部分 特許出願人 住友金属工業株式会社 ：−−−Ｔｑ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、金合金を原料として真空溶製により押湯部付き扁平
円柱インゴットを鋳造すること、該インゴットから押湯
部を切断すること、該切断インゴットを減肉方向に交互
に直交向きに圧延すること、該圧延材を所定の形状およ
び寸法に機械加工で仕上げることからなる金合金薄肉円
板の製造方法。 ２、前記押湯部の円柱本体部との接触部弦長さを円柱本
体部の直径の１５％以上とし、該押湯部の厚みを円柱本
体部の厚みの２０％以上とし、該押湯部の高さを円柱本
体部の直径の３０％以上とすることを特徴とした請求項
１記載の方法。 ３、前記圧延工程において、１回の減幅方向圧下率を１
５％以下とし、最終的な総合圧下率を９５％以下とする
ことを特徴とした請求項１記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32170590A JPH04190945A (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 金合金薄肉円板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32170590A JPH04190945A (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 金合金薄肉円板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04190945A true JPH04190945A (ja) | 1992-07-09 |
Family
ID=18135510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32170590A Pending JPH04190945A (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 金合金薄肉円板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04190945A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002069625A (ja) * | 2000-09-01 | 2002-03-08 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | スパッタリングターゲットの製造方法 |
| WO2017008430A1 (zh) * | 2015-07-10 | 2017-01-19 | 深圳市中金新材实业有限公司 | 一种宽幅超薄的纯金箔带及其制造方法 |
| US10124551B2 (en) | 2011-08-10 | 2018-11-13 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Split ply tires and bead area monocomponents |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP32170590A patent/JPH04190945A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002069625A (ja) * | 2000-09-01 | 2002-03-08 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | スパッタリングターゲットの製造方法 |
| US10124551B2 (en) | 2011-08-10 | 2018-11-13 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Split ply tires and bead area monocomponents |
| WO2017008430A1 (zh) * | 2015-07-10 | 2017-01-19 | 深圳市中金新材实业有限公司 | 一种宽幅超薄的纯金箔带及其制造方法 |
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