JPH04190226A - ハロゲン化銀写真乳剤及びそれを用いた写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真乳剤及びそれを用いた写真感光材料

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JPH04190226A
JPH04190226A JP31807890A JP31807890A JPH04190226A JP H04190226 A JPH04190226 A JP H04190226A JP 31807890 A JP31807890 A JP 31807890A JP 31807890 A JP31807890 A JP 31807890A JP H04190226 A JPH04190226 A JP H04190226A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀写真乳剤、及びそれを用いたハロ
ゲン化銀写真感光材料に関し、更に詳しくは、写真特性
の改良された平板状ハロゲン化銀写真乳剤粒子およびそ
れを用いた写真感光材料に関するものである。
(従来技術) 平板状ハロゲン化銀粒子に関しては、既に米国特許第4
.434.226号、同4,439,520号、同4.
414.310号、同4,433,048号、同4,4
14.306号、同4,459,353号、特開昭57
−209002号、などにその製法お゛よび使用技術が
開示されており、色増感性の向上・感度/粒状性の改良
・シャープネスの向上・カバーリングパワーの向上など
の利点が知られている。
さらに特開昭63−011928号、同63−1516
18号には平板状粒子のサイズを単分散化し、平板状粒
子の存在比率を高める技術が開示されている。
しかしながら、上記平板状粒子には圧力性・潜像保存性
など、その耐久性において写真感光材料中に導入するに
当たって解決しなければならない課題が多くあり、特開
昭63−220238号に記載されたような耐久性を改
良する技術が必須であった。
特開昭63−220238号に記載された粒子に転位を
導入する方法は、感度・圧力性・保存性・露光照度依存
性を改良する上で特に注目に値すべき技術といえる。
しかるに、上記発明において転位を導入する際に粒子形
状が崩れたり、粒子間の沃化銀含有率や粒子サイズの分
布が広がることによって、階調の軟調化・現像進行幅の
法化を生じ、近年の写真感光材料及び写真乳剤に対する
要請に対しては不十分なものとなってきた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、高感度で階調の改良されたハロゲン化
銀写真乳剤及びそれを用いた写真感光材料を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者らが鋭意研究を行った結果、本発明の目的は以
下の手段によって達成された。
(1)全投影面積の少なくとも50%をアスペクト比3
以上の平板状ハロゲン化銀粒子が占め、この50%を占
める平板状ハロゲン化銀粒子の粒子サイズ分布の相対標
準偏差が25%以下であり、これらハロゲン化銀粒子の
全個数の50%以上に相当するハロゲン化銀粒子に1粒
子光たり10本以上の転位が存在し、 かつ、これらのハロゲン化銀粒子の全投影面積の50%
を占める大サイズの平板状ハロゲン化銀粒子個々の沃化
銀含有率分布の相対標準偏差が30%以下であることを
特徴とするハロゲン化銀写真乳剤。
(2)平板状ハロゲン化銀乳剤粒子の内部に粒子表面よ
り沃化銀含有率の高い部分を有することを特徴とする上
記(1)記載のハロゲン化銀写真乳剤。
(3)支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層
を有する写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層
中に上記(1)記載のハロゲン化銀写真乳剤を含有する
ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
(4)支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層
を有する写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層
中に上記(2)記載のハロゲン化銀写真乳剤を含有する
ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明における平板状ハロゲン化銀粒子(以下、「平板
粒子」という)とは、2つの対向する平行な主平面を有
し咳主平面の円相当直径(該主平面と同じ投影面積を有
する円の直径)が主平面の距離(すなわち粒子の厚み)
より3倍以上大きなハロゲン化銀粒子をいう。
本発明のアスペクト比とは、後記の方法によって求めら
れた粒子個々の円相当直径を粒子の厚みで割った値とし
て定義される。
本発明の平板粒子を有する乳剤の平均アスペクト比は3
〜12であることが好ましく、特に3〜8であることが
好ましい。
ここに、平均アスペクト比とは、全平板粒子の粒子直径
/粒子厚み比を平均することにより得られるが簡便な方
法としては、全平板粒子の平均直径と、全平板粒子の平
均厚みとの比として求めることも出来る。
本発明の平板粒子の直径(円相当)は0.2〜5.0μ
m、好ましくは0.3〜4.0μm、さらに好ましくは
0.3〜3.0μmである。
粒子厚みは0.5μm以下、好ましくは0.05〜0.
5μm、さらに好ましくは0.80〜0.3 pmであ
る。
本発明に於ける粒子直径、粒子厚みの測定は米国特許第
4434226号に記載の方法の如く粒子の電子顕微鏡
写真より求めることができる。
本発明の平板粒子は粒子サイズ分布の標準偏差が25%
以下の単分散であることを特徴とするが、ここでいう相
対標準偏差とは、“該平板粒子の投影面積の円相当直径
と厚みから求められる粒子サイズのバラツキ(標準偏差
)を、平均粒子サイズで割った値に100を乗じた値”
で表わされる。
ここで粒子サイズ(R// m)とは投影面積の円相当
直径(1μm)と厚み(6μm)とから以下の式によっ
て求められるものである。
ハロゲン化銀粒子の粒子形態が揃い、かつ粒子サイズの
バラツキが小さい粒子群からなるハロゲン化銀乳剤の粒
子サイズ分布はほとんど正規分布を示し、標準偏差を容
易に求めることができる。
本発明の平板粒子の粒子サイズ分布は、相対標準偏差で
25%以下で、好ましくは20%以下、より好ましくは
15%以下である。
転位は、たとえばJ、F、Hamilton+ Pho
to、 Sci。
Eng、、且、 57.  (1967)やT、Shi
ozawa、J、Soc、Phot。
Sci Japan、35,213.(1972)に記
載の、低温での透過型電子顕微鏡を用いた直接的な方法
により観察することができる。すなわち、乳剤から粒子
に転位が発生するほどの圧力をかけないよう注意して取
り出したハロゲン化銀粒子を電子顕微鏡観察用のメツシ
ュにのせ、電子線による損傷(プリントアウト等)を防
ぐように試料を冷却した状態で透過法により観察を行う
。この時粒子の厚みが厚い程、電子線が透過しにくくな
るので高圧型(0,25μの厚さの粒子に対し200K
V以上)の電子顕微鏡を用いた方がより鮮明に観察する
ことができる。このような方法により得られた粒子の写
真より、主平面に対し垂直な方向から見た場合の各粒子
について転位の位置および数を求めることができる。
本発明の転位の位置は、平板粒子の長軸方向について、
中心から辺までの長さのX%の距離から辺にかけて発生
しているが、このXの値は好ましくは10≦x<100
であり、より好ましくは30≦Xく98でありさらに好
ましくは50≦X〈95である。この時この転位の開始
する位置を結んでつくられる形状は粒子形と相似に近い
が、完全な相似形ではなくゆがむことがある。転位線の
方向はおおよそ中心から辺に向う方向であるがしばしば
蛇行している。
本発明の転位の数については10本以上の転位を含む粒
子が全ハロゲン化銀粒子の50%(個数)以上存在する
ことが好ましい。さらに好ましくは10本以上の転位を
含む粒子が70%(個数)以上、特に好ましくは10本
以上の転位を含む粒子が90%(個数)以上存在するも
のが良い。
本発明の平板粒子は、個々の粒子の沃化銀含有率分布の
相対標準偏差が30%以下で、より好ましくは同相対標
準偏差が20%以下であることである。
個々の乳剤粒子の沃化銀含有率は例えばX線マイクロ・
アナライザーを用いて、−個一個の粒子の組成を分析す
ることにより測定できる。ここでいう「個々の粒子の沃
化銀含有率の相対標準偏差」とは、例えばX線マイクロ
・アナライザーにより少くとも100個の乳剤粒子の沃
化銀含有率を測定した際の沃化銀含有率の標準偏差を平
均沃化銀含有率で除した値に100を乗じて得られる値
である。個々の乳剤粒子の沃化銀含有率測定の具体的方
法は例えば欧州特許筒147,868A号に記載されて
いる。
本発明において、沃化銀含有率を測定し、その分布の相
対標準偏差を求める粒子は、乳剤の全粒子から投影面積
の大きい順に並べ、投影面積を加算していったときに、
この和が全投影面積の50%になるまでの大サイズ平板
状ハロゲン化銀粒子とする。ここで、実際に相対標準偏
差を求めるに当っては、まず無作為抽出された500個
以上の粒子に対して各々の粒子が対照とすべき大サイズ
平板状ハロゲン化銀粒子であるかどうかを検定し、さら
に、対照となる粒子から無作為抽出された50個以上の
粒子に対して沃化銀含有率の測定を行う必要がある。従
って、沃化銀含有率が極度に異なった微粒子が存在して
いる場合、これは相対標準偏差を求める際にこの沃化銀
含有率を無視する。
個々の粒子の沃化銀含有率分布の相対標準偏差が大きい
と、個々の粒子の化学増感の適意(個々の粒子に適した
化学増感の条件)が異なり、すべての乳剤粒子の性能を
引き出すことが不可能になる。
個々の粒子の沃化銀含有率Yi(モル%〕と各粒子の粒
子サイズXi(ミクロン〕の間には、相関がある場合と
ない場合があるが、相関がないことが望ましい。
粒子のハロゲン組成に関する構造については、X線回折
、EPMA (XMAという名称もある)法(電子線で
ハロゲン化銀粒子を走査して、ハロゲン化銀組成を検出
する方法) 、ESCA (XPSという名称もある)
法(X線を照射し粒子表面から出て来る光電子を分光す
る方法)などを組み合せることにより確認することがで
きる。
本発明において粒子表面とは、表面より50人程度の深
さまでの領域をいう。そのような領域のハロゲン組成は
通常ESCA法により測定することができる。粒子内部
とは、上記の表面領域以外の領域をいう。
次に本発明の平板粒子の製法について述べる。
平板粒子の製法としては、当業界で知られた方法を適宜
組合せることにより成りうる。
本発明のハロゲン化銀乳剤は ■核形成→熟成 ■核形成→熟成→成長 のいずれかの方法で製造することができる。従ってその
基本過程である核形成、熟成、成長の各過程について説
明する。
上−枚辰双 核形成は低分子量ゼラチンを分散媒とし、pBrl、0
〜2.5の条件下で核形成する。pBrは、核形成、熟
成、成長のいずれの段階においても銀電位によって制御
できる。
核形に4低分子量ゼラチンの分子量は6万以下、好まし
くは、1000〜4万である。
平均分子量が6万以上では、全ハロゲン化銀粒子中の平
板粒子の割合が少なくなってしまい好ましくない。
分散媒の50重量%以上好ましくは70重量%以上が低
分子量ゼラチンであることが好ましい。
分散媒の濃度は0.05〜10重量%を用いることがで
きる。
ゼラチンの種類としては、通常アルカリ処理ゼラチンが
用いられるが、その他酸処理ゼラチン、フタル化ゼラチ
ンの如き修飾ゼラチンも用いることができる。
その他、核形成時に添加するA g N O3水溶液と
ハロゲン化アルカリ水溶液の一方、もしくは両方の水溶
液がゼラチンを含むことがより好ましい。
ここで用いるゼラチンとしては前述の低分子量ゼラチン
が好ましい。その場合も、分散媒の50重量%以上、好
ましくは70重景%以上が低分子量ゼラチンであること
が好ましい。
この場合の分散媒の濃度は0.05〜5重量%、好まし
くは0.3〜2.0重量%である。
この効果については、A g N O3水溶液とハロゲ
ン化物塩水溶液の添加口近辺でゼラチン濃度が不均一と
ならないようにし、多重双晶粒子の生成を防いでいるこ
とが考えられる。
核形成時に双晶面が形成される頻度は、種々の過飽和因
子〔例えば、核形成時の温度、ゼラチン濃度、ゼラチン
の種類、ゼラチンの分子量、銀塩水溶液とハロゲン化ア
ルカリ水溶液の添加速度、Br”fi度、攪拌回転数、
添加するハロゲン化アルカリ水溶液中のI−含量、ハロ
ゲン化銀溶剤量、pH1塩濃度(例えば、KNO3、N
aNO3(7)濃度)および乳剤安定剤、かぶり防止剤
、増感色素濃度〕に依存し、その依存性は本発明者らに
よる特開昭63−092942号の図に示されている。
通常、低温(25〜30°C)で核形成し、次いで熟成
せずにそのまま低温で高過飽和成長させる方式において
、核形成時にこれらの過飽和因子を増していくと、生成
される主な粒子は、a)八面体レギュラー粒子→b)単
一双晶面を有する粒子→C)平行な2枚の双晶面を有す
る粒子(目的物)→d)非平行双晶面を有する粒子およ
びe)3枚以上の双晶面を存する粒子のように変化する
従って本発明ではd)やe)の粒子の生成比率が高くな
らない範囲でC)の生成確率ができるだけ高くなる条件
で核形成することが好ましい。
具体的には、前記特開昭63−092942号公報の図
の依存性を見ながら、本発明の粒子形成法で最終的に得
られるハロゲン化銀乳剤においてC)の存在比率が本特
許請求範囲内になるようにこれらの種々の過飽和因子を
調節するのである。より具体的には、最終的に生成した
ハロゲン化銀粒子のし・ ブリ力像を透過型電子顕微鏡
により観察しながら、核形成時の前記飽和因子の条件を
調節すればよい。
なお、中心部の沃化銀含有率が7モル%以上である平板
粒子の核形成については特開昭63−092942号の
記載を参考にすることができる。
これらの種々の因子を調節して、最終的に得られる平板
粒子を観察すると、前記条件を用いて核形成して得られ
た平板粒子は通常の平均分子量10万の写真用ゼラチン
を分散媒として用いた場合に比べて特に非平板粒子の混
入比率が低いことがわかった。また、形状として特開昭
63−151618号記載の六角平板粒子比率が高い。
フランス特許第2534036号の実施例の粒子は、三
角形状平板粒子(平行な双晶面を3枚もつ粒子)比率が
高いが、これは高い過飽和条件で核形成が行なわれた為
であると考えられる。
その他、本発明における核形成時の好ましい条件は次の
通りである。
温度は5〜60°Cを用いることができるが、平均粒径
が0.5μm以下の微粒子平板粒子を作る場合は5〜4
8°Cが好ましい。予め投入しておく溶液中のヒ含量は
0.03モル/!以下が好ましい。
AgNO3の添加速度は11の反応水溶液あたり0.5
g/分〜30g/分が好ましい。
添加するハロゲン化アルカリ溶液の組成としては、Br
−に対するヒ含量は生成するAgBrIの固溶限界以下
、好ましくは20モル%以下が好ましい。
反応溶液中の無関係塩(ハロゲン化銀生成に直接関与し
ない塩)濃度はO〜1mojl!/42が好ましい。反
応溶液のpHは2〜10を用いることができるが、還元
増感銀核を導入する場合は、8.0〜10が好ましい。
反応溶液中のハロゲン化銀溶剤の濃度としては、0〜3
 X 10−’moj2 / 12が好ましい。ハロゲ
ン化銀溶剤の種類は後述のものを用いることができる。
I−見一底 1)に述べた核形成では微小な平板粒子核が形成される
が、同時に多数のそれ以外の微粒子(特に八面体および
一重双晶粒子)が形成される。次に述べる成長過程に入
る前に平板粒子核以外の粒子を消滅せしめ、平板粒子と
なるべき形状でかつ単分散性の良い核を得る必要がある
。これを可能にする為に核形成に続いてオストワルド熟
成を行う。
この熟成法としては、特開昭63−151618号の記
載事項を用いることができるが、それ以外に次の方法が
特に有効である。
核形成後、その乳剤の1部を種晶としてとりだし、ゼラ
チン水溶液を添加するか、もしくは単に核形成後、ゼラ
チン水溶液を添加し、pBr、ゼラチン濃度をtA節す
る。この場合の好ましいpBrは低pBr(1,4〜2
.0)であり、ゼラチン濃度は1〜10重量%である。
この場合に用いられるゼラチンは、通常、写真業界でよ
く用いられている平均分子量8万〜30万、通常は10
万のゼラチンが好ましい。
次に温度を上昇させ、第1熟成すると、平板状粒子が成
長し、非平板粒子が消失する。次にAgN0+水溶液を
加えて溶液のpBrをより高p B r (1,7〜2
.6)に調節した後、ハロゲン化銀溶剤を加え、第2F
!′!成する。この場合のハロゲン化銀剤の濃度として
は、I X 10−’〜3 X 10−’moj2/ 
lが好ましい。
このように熟成して、はぼ 100%平板粒子のみとす
る。
基本的にはこの低pBrの第1熟成では、トラフをもつ
双晶粒子と、トラフを有しない粒子間のオストワルド熟
成が起こり、次の高pBrでAgX溶剤を用いる第2熟
成では平板粒子の主平面と非平板粒子の球状表面間でオ
ストワルド熟成が起こり、平板粒子のみがほぼ100%
になる。
また、この第2熟成は、第1熟成で消失できなかった非
平板粒子を消失させる効果と、平板粒子の種晶の厚さを
揃える効果を有する。低pAgでハロゲン化銀溶剤を用
いて熟成すると、平板粒子の厚さ方向への成長が生じ、
粒子は厚くなる。この厚さが不揃いであると、次の結晶
成長時に、横方向への成長速度が不揃いになる。この現
象は特に低pBr(1,4〜2.0)領域の結晶成長時
に著しく、その場合に特に好ましくない。
この熟成は低い温度では進行が遅い為、実用的観点から
は40°C〜80°C1好ましくは50°C〜80°C
で行う。
ゼラチン濃度は0.05〜10重量%、好ましくは1.
0〜560重量%が好ましい。この熟成過程が終った段
階の乳剤は該ハロゲン化銀粒子の全投影面積の95%以
上が平行な双晶面を2枚有する平板粒子であり、通常、
該平板粒子は六角形の角部が少し丸味を帯びた六角平板
粒子もしくは円形平板粒子となっている。
この熟成過程が終った段階で、この乳剤を通常の水洗法
で水洗し、本発明の平板粒子として用いてもよい。
この熟成が終った後、通常は更に結晶を所望のサイズに
成長させる為に次に結晶成長過程に入る。
熟成が結った後、次の成長過程でハロゲン化銀溶剤が不
要の場合は次のようにしてハロゲン化銀溶剤を除去する
■乳剤を水洗する。
乳剤の水洗法として、従来から用いられている、(1)
ターデル水洗法、(ii)沈降剤を加えて沈降させる水
洗法、(iii)フクル化ゼラチンの如き変性ゼラチン
を用いる沈降水洗法、(iv)限界濾過法、等(詳細は
G、F、Duffin、  ”Photographi
cEmulsion Chemistry、 ” Fo
cal Press、 London。
1966および後述の文献参照)を用いることができる
■NH,の如きアルカリ性ハロゲン化銀溶剤の場合は、
HNO3の如きAg”との溶解度積の大きな酸を加えて
中和して無効化する。
■チオエーテル系AgX溶剤の場合は、特開昭60−1
36736号に記載の如<H2O,等の酸化剤を添加し
て、無効化する。
主−成一五 熟成過程に続く結晶成長期のpBrは1,4〜3.0に
保つことが好ましい。また、結晶成長期に於けるAg”
 、及びハロゲンイオンの添加速度を結晶臨界成長速度
の20〜100%、好ましくは30〜100%の結晶成
長速度になる添加速度にすることが好ましい。
即ち、結晶成長期の成長雰囲気としては、高pBrの方
が、また、過飽和度は高くなる程平板粒子は成長ととも
により単分散化する。しかし高pBr側(pBr2〜3
.0もしくは後述の14面体晶もしくは立方晶生成領域
)では厚さ方向の成長を伴なう為、低アスペクト比の単
分散平板粒子が得られる。
低pBr側(p B r 1.4〜2.0もしくは後述
のへ面体晶等のfIIN面結晶の住成領域)で、かつ、
高過飽和成長させると高アスペクト比の平板粒子が得ら
れるが、単分散性は少し悪(なる。
この場合、結晶成長とともに銀イオンおよびハロゲンイ
オンの添加速度を増加させていくが、その増加させてい
く方法としては、特公昭48−36890号、同52−
16364号に記載のように、一定濃度の銀塩水溶液お
よびハロゲン塩水溶液の添加速度(流速)を上昇させて
もよく、また銀塩水溶液およびハロゲン塩水溶液の濃度
を増加させてもよい。また、あらかじめ0.10μm以
下のサイズの超微粒子乳剤を調製しておいてこの超微粒
子乳剤の添加速度を上昇させてもよい。また、これらの
組み合せでもよい。銀イオンおよびハロゲンイオンの添
加速度は断続的に増加させてもよくまた連続的に増加さ
せてもよい。
その詳細および攪拌方法等については特開昭55−14
2329号、特願昭61−299155号、米国特許3
.650,757号、英国特許1,335,925号の
記載を参考にすることができる。
一般に、成長雰囲気を低pBr側にする程、また過飽和
度を低(する程、得られる粒子の粒子サイズ分布は広く
なる。
平板粒子の単分散性とアスペクト比に関しては上記の通
りである。
基本的には、本発明の平板粒子は上記の核形成、熟成お
よび成長過程を経ることによって作ることができるが、
必要に応じて、次のような熟成を行うこともできる。
成長期にその核の上に積層させるハロゲン化銀のハロゲ
ン組成に特に制限はない。多くの場合、AgBr、  
AgBrCI I  (沃化銀含有率は0〜固溶限界、
C1含量は0〜50モル%)である。
粒子内法度分布を漸増または漸減型にする場合は、結晶
成長とともに加えるハロゲン化物中の沃化物の組成比を
漸増または漸減すればよく、急峻型にする場合は、結晶
成長とともに加えをハロゲン化物中の沃化物の組成比を
急増または急激すればよい。
また、この結晶成長期における法度イオンの供給方法と
して、予め調製した微粒子Ag1(粒径0.1μm以下
、好ましくは0.06μ網以下)乳剤を添加する方法を
用いてもよいし、ハロゲン化アルカリ水溶液で供給する
方法と併用してもよい。
この場合、微粒子AgIが溶けてヒが供給される為に、
均一にしが供給され、特に好ましい。
本発明においては該ハロゲン化銀粒子内に還元増感核を
含むことが好ましいが、その観点からは、成長期の溶液
のpHは8.0〜9.5が好ましい。
結晶成長期に成長を促進する為に後述のハロゲン化銀溶
剤を用いることができる。その場合のハロゲン化銀溶剤
の濃度としては、0〜3. OXl0−’mof/j!
が好ましい。
本発明の平板粒子の転位の生成は粒子の内部に特定の高
ヨードを設けることによってコントロールすることがで
き、具体的には基板粒子を調製し、次に高法度相を設け
、その外側を高法度相より沃化銀含有率の低い相でカバ
ーすることによって得られるが、個々の粒子の沃化銀含
有率を均一にするだめに、上記高法度相の形成条件を適
切に選択することが重要である。
内部の高法度相とは法度を含むハロゲン化銀固溶体を云
う。この場合のハロゲン化銀としては沃化銀、沃臭化銀
、塩沃臭化銀が好ましいが、沃化銀または沃臭化銀(沃
化銀含有率10〜40モル%)であることがより好まし
く、特に沃化銀であることが好ましい。
この内部高法度相は、基板の平板粒子の平面に均一に沈
着したものではなく、むしろ局在的に存在させることが
重要である。そのような局在化は平板の主平面上、側面
上、辺上、釣上のいづれの場所でおこってもよい。さら
に、そのような部位に選択的にエピタキシャルに配位し
ていても良い。
このための方法として、沃化物塩を単独に添加するいわ
ゆるコンバージョン法を用いることが好ましい。
以上のような方法によって全投影面積の少なくとも50
%をアスペクト比3以上の平板粒子が占め、この50%
を占める粒子の粒子サイズ分布の標準偏差が25%以下
であり、しかも50%以上の粒子に1粒子光たり10本
以上の転位が存在するようなハロゲン化銀写真粒子を形
成することができるが、粒子個々のヨウ化銀含有率分布
の相対標準偏差(以下粒子間法度分布とする)を均一に
することは困難であった。特に圧力性・潜像保存性など
を解決するために、特開昭63−220238号に記載
されたような粒子に転位を導入した場合、粒子間法度分
布を均一にすることは困難であった。
乳剤の個々の粒子の沃化銀含有率を均一にするためには
、まずオストワルド熟成後のサイズと形状をできるだけ
均一にすることが肝要である。更に成長段階において、
硝酸銀水溶液とアルカリ・ハライド水溶液を、pAgを
6.0から10.0の範囲で一定に保ちつつ、ダブル・
ジェット法で添加し、特に均一な被覆を行なうためには
、添加中の溶液の過飽和度は高い方が好ましく、例えば
米国特許第4242445号に記載されているような方
法で、結晶の成長速度が結晶臨界成長速度の30〜10
0%になるような比較的高い過飽和度で添加を行なうこ
とが望ましい。
さらに、特に粒子間沃度分布は、転位を形成させるとき
に沃化物塩を単独に添加することによって広がってしま
うが、その時に以下のような条件を選択することが個々
の粒子の沃化銀含有率を均一にするために有効である。
すなわち、沃化物塩添加前のPAgは8.5〜10.5
の範囲が好ましく、9.0〜l005の範囲が好ましい
。温度は50°C〜30℃の範囲に保つことが好ましい
。沃化物塩の添加は、十分に攪拌された条件下で全銀量
に対し1モル%の沃化物塩を30秒から5分間にわたっ
て添加することが好ましい。
基板の平板粒子の沃化銀含有率は、高法度相よりも低く
、好ましくは、0〜12モル%、さらに好ましくは0〜
10モル%である。
高法度相をカバーする外側の相は、高法度相の沃化銀含
有率よりも低く好ましくは沃化銀含有率が0〜12モル
%さらに好ましくは0〜10モル%最も好ましくは0〜
3モル%である。
この内部高沃度相は平板粒子の長軸方向に関して粒子全
体の銀量で粒子の中心から5モル%〜80モル%の範囲
内に存在することが好ましく、さらに好ましくは10モ
ル%〜70モル%、特に20モル%〜60モル%の範囲
内であることが好ましい。
ここに、粒子の長軸方向とは平板粒子の直径方向をいい
、短軸方向とは平板粒子の厚さ方向をいう。
内部高沃度相の法度含有率は粒子表面に存在する臭化銀
、沃臭化銀又は塩沃臭化銀に於ける平均妖魔含有率より
も高く、好ましくは5倍以上、特に好ましくは20倍以
上である。
さらに内部高沃度相を形成するハロゲン化銀の量は、銀
量にして粒子全体の銀150モル%以下であり、さらに
好ましくは10モル%以下であり、特に5モル%以下で
ある事が好ましい。
前記のとおり熟成を促進するのにハロゲン化銀溶剤が有
用である。例えば熟成を促進するのに過剰量のハロゲン
イオンを反応器中に存在せしめることが知られている。
それ故、ハロゲン化物塩溶液を反応器中に導入するだけ
で熟成を促進し得ることは明らかである。他の熟成剤を
用いることもできるし、これらの熟成剤は銀およびハロ
ゲン化物塩を添加する前に反応器中に分散媒中に全量を
配合しておくことができるし、また1もしくは2以上の
ハロゲン化物塩、銀塩または解膠剤を加えると共に反応
器中に導入することもできる。別の変形態様として、熟
成剤をハロゲン化物塩および銀塩添加段階で独立して導
入することもできる。
ハロゲンイオン以外の熟成剤としては、アンモニアある
いは、アミン化合物、チオシアネート塩、例えばアルカ
リ金属チオシアネート塩、特にナトリウム及びカリウム
チオシアネート塩、並びにアンモニウムチオシアネート
塩を用いることができる。チオシアネート熟成剤を用い
ることは米国特許第2.222.264号、同2.44
8.534号および同3.320.069号に教示が見
られる。また米国特許第3.271.157号、同31
5741628号、および同3.737.313号に記
載されるような常用されるチオエーテル熟成剤を用いる
こともできる。あるいは特開昭53−82408号、同
53−144319号に開始されているようなチオン化
合物を用いることもできる。
種々の化合物をハロゲン化銀沈殿生成過程で存在せしめ
ることによってハロゲン化銀粒子の性質をコントロール
できる。そのような化合物は反応器中に最初に存在せし
めてもよいし、また常法に従って1もしくは2以上の塩
を加えると共に添加することもできる。米国特許間2,
448,060号、同2、628.167号、同3,7
37.313号、同3.772.031号、並びにリサ
ーチ・ディスクロージャー、134巻、1975年6月
、13452に記載されるように銅、イリジウム、鉛、
ビスマス、カドミウム、亜鉛、(硫黄、セレン及びテル
ルなどのカルコゲン化合物)、金および第■属貴金属の
化合物のような化合物をハロゲン化銀沈殿生成過程で存
在せしめることによってハロゲン化銀の特性をコントロ
ールできる。
特公昭5B−1410号、モイザー(Moisar)ら
著、ジャーナル・オブ・フォトグラフィック・サイエン
ス、25巻、1977.19−27頁に記載されるよう
にハロゲン化銀乳剤は沈殿生成過程において粒子の内部
を還元増感することができる。
本発明に用いられる平板粒子においては、エピタキシャ
ル接合によって組成の異なるハロゲン化銀が接合されて
いてもよく、また例えばロダン銀、酸化鉛などのハロゲ
ン化銀以外の化合物と接合されていてもよい。これらの
乳剤粒子は、米国特許第4,094,684号、同4,
142,900号、同4,459,353号、英国特許
第2.038.792号、米国特許第4.349.62
2号、同4,395,478号、同4,433,501
号、同4,463,087号、同3,656.962号
、同3,852,067号、特開昭59−162540
号等に開始されている。
本発明の平板粒子は通常化学的に増感されている。
化学的増感は、ジェームス(T、H,James)著、
ザ・セオリー・オブ・フォトグラフィック・プロセス、
第4版、マクミラン社刊、1977年、(T、H。
James The Theory of the P
hotographic Process。
4 th ed、 Macmillan、1977) 
67 76頁に記載されるように活性ゼラチンを用いて
行うことができるし、またリサーチ・ディスクロージャ
ー120巻、1974年4月、12008;リサーチ・
ディスクロージャー、34巻、1975年6月、134
52 、米国特許第2,642.361号、同3,29
7,446号、同3,772.031号、同3,857
,711号、同3,901,714号、同4.266.
018号、および同3,904,415号、並びに英国
特許第1.315,755号に記載されるように1’A
g5〜10、pH5〜8および温度30〜80゛Cにお
いて硫黄、セレン、テルル、金、白金、パラジウム、イ
リジウムまたはこれら増感剤の複数の組合せを用いて行
うことができる。化学増感は最適には、金化合物とチオ
シアネート化合物の存在下に、また米国特許第3,85
7,711号、同4,266.018号および同4,0
54,457号に記載される硫黄含有化合物もしくはハ
イポ、チオ尿素系化合物、ロダニン系化合物などの硫黄
含有化合物の存在下に行う。
化学増感助剤の存在下に化学増感することもできる。用
いられる化学増感助剤には、アザインデン、アザピリダ
ジン、アザピリミジンのごとき、化学増感の過程でカプ
リを抑制し且つ感度を増大するものとして知られた化合
物が用いられる。化学増感助剤改質剤の例は、米国特許
第2.131,038号、同3,411.914号、同
3,554,757号、特開昭58−126526号お
よび前述ダフィン著「写真乳剤化学」、138〜143
頁に記載されている。化学増感に加えて、または代替し
て、米国特許第3,891,446号および同3,98
4,249号に記載されるように、例えば水素を用いて
還元増感することができるし、米国特許第2.518,
698号、同2,743.182号および同2,743
.183号に記載されるように塩化第一錫、二酸化チオ
ウレア、ポリアミンおよびこのような還元剤を用いて、
または低pAg (例えば5未満)および/または高p
H(例えば8より大)処理によって還元増感することが
できる。また米国特許第3,917,485号および同
3,966.476号に記載される化学増悪法で色増感
性を向上することもできる。
また特開昭61−3134や同61−3136に記載さ
れている酸化剤を用いた増感法も適用することができる
本発明の平板粒子からなる乳剤は、同一ハロゲン化銀乳
剤層に通常の化学増感されたハロゲン化銀粒子(以下非
平板粒子と称する)からなる乳剤と併用することができ
、特にカラー写真感光材料の場合には、平板粒子乳剤と
非平板粒子乳剤をそれぞれ異なる乳剤層および/あるい
は同一乳剤層に使用することが可能である。ここで非平
板粒子として例えば立方体、八面体、十四面体のような
規則的な結晶体を有するレギュラー粒子や球状、じゃが
いも状などのような変則的な結晶形を有する粒子などを
挙げることができる。又、これらの非平板粒子のハロゲ
ン化銀としては、臭化銀、沃臭化銀、沃塩臭化銀、塩臭
化銀および塩化銀のいずれのハロゲン化銀を用いてもよ
い。好ましいハロゲン化銀は30モル%以下の沃化銀を
含む、沃臭化銀もしくは沃塩臭化銀である。特に好まし
いのは2モル%から25モル%までの沃化銀を含む沃臭
化銀である。
ここで用いられる非平板粒子の粒径は0.1ミクロン以
下の微粒子でも投影面積直径が10ミクロンに至る迄の
大サイズ粒子でもよく、狭い分布を有する単分散乳剤で
も、あるいは広い分布を有する多分散乳剤でもよい。
本発明に用いられる非平板粒子は、グラフキデ著「写真
の物理と化学」、ボールモンテル社刊(P、Glafk
ides、 Chimie et Physique 
Photographi−que Paul Mont
el+ 1967)、ダフィン著「写真乳剤化学」、フ
ォーカルプレス社刊(G、P、Duffin。
Photographic Emulsion Che
mistry(Focal Press。
1966) 、ゼリクマンら著「写真乳剤の製造と塗布
」、フォーカルプレン社刊(V、L、Zelikman
 etal、Making and Coating 
Photographic EmulsionFoca
l Press、1964)などに記載された方法を用
いて調製することができる。すなわち、酸性法、中性法
、アンモニア法等のいずれでもよく、また可溶性根塩と
可溶性ハロゲン塩を反応させる形式としては片側混合法
、同時混合法、それらの組合わせなどのいずれを用いて
もよい。粒子を銀イオン過剰の下において形成させる方
法(いわゆる逆混合法)を用いることもできる。同時混
合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生成する液相中
のpAgを一定に保つ方法、すなわちいわゆるコンドロ
ールド・ダブルジェット法を用いることもできる。この
方法によると、結晶形が規則的で粒子サイズが均一に近
いハロゲン化銀乳剤が得られる。
別々に形成した2種以上のハロゲン化銀乳剤を混合して
用いてもよい。
前記のレギュラー粒子からなるハロゲン化銀乳剤は、粒
子形成中のf)AgとpHを制御することにより得られ
る。詳しくは、例えばフォトグラフイク・サイエンス・
アンド・エンジニアリング(Photographic
 5cience and Engineering)
第6巻、159〜165 (1962)ニジ+−チル・
オフ゛・フォトグラフイク・サイエンス(Journa
l of Photog−raphic 5cienc
e) 、  12巻、242〜251頁(1964)、
米国特許第3.655,394号および英国特許第1.
413,748号に記載されている。
また単分散乳剤については、特開昭48−8600号、
同51−39027号、同51−83097号、同53
−137133号、同54−48521号、同54−9
9419号、同58−37635号、同58−4993
8号、特公昭47−11386号、米国特許第3、65
5.394号および英国特許第1.413,748号な
どに記載されている。
これらの非平板粒子の結晶構造は−様なものでも、内部
と外部とが異質なハロゲン組成からなる物でもよく、層
状構造をなしていてもよい。これらの乳剤粒子は、英国
特許第1.027,146号、米国特許第3.505,
068号、同4,444,877号および特願昭58−
248469号等に開始されている。
本発明には、0.6μ以下、好ましくは0.2μ以下の
非感光性微粒子乳剤を現像促進、保存性改良、反射光の
有効利用などの目的でハロゲン化銀乳剤層、中間層また
は保護層に添加してもよい。
本発明の平板粒子は、好ましくはカラー撮影感光材に使
用される。
本発明の平板粒子乳剤は、特に非平板の単分散ハロゲン
化銀粒子乳剤と同一および/または異なる乳剤層に使用
することにより、鮮鋭度および粒状度を同時に向上せし
めることが可能になることがある。
ここで単分散ハロゲン化銀乳剤(非平板状粒子)とは、
それに含まれるハロゲン化銀粒子の全重量又は全個数の
95%以上が平均粒径の±40%以内、より好ましくは
±30%以内にあるものと定義される。単分散ハロゲン
化銀乳剤をハロゲン化銀写真感光材料に用いることによ
って、粒状度を向上させうろことは、上記特公昭47−
11386、特開昭55−142329 、同57−1
7235、同59−72440等に記載されている。又
、前述のT、  H,ジェームス著、′“ザ・セオリー
・オフ・フォトグラフィック・プロセス”、580〜5
85頁に記載されているように、0.3μ〜0.8μ単
分散ハロゲン化銀粒子は、特定の波長域の光に対しては
光散乱性が大きいが、その他の波長域の光に対しては比
較的光散乱性が小さいという特性を有しているというこ
とも知られている。
従って、粒子直径/厚みの比が3以上の平板状ハロゲン
化銀乳剤と単分散ハロゲン化銀乳剤とを各々のハロゲン
化銀乳剤の持つ光学特性、粒状性を考慮して適切に配置
することによって該ハロゲン化銀写真感光材料の鮮鋭度
および粒状度を同時に向上させることが可能な場合があ
る。
このような態様の例をいくつか列挙する。
例1)支持体側から赤感層、緑感層、および青感層の順
に層配列した感光材料では、青感層を構成するハロゲン
化銀乳剤層についてそれに含まれるハロゲン化銀粒子の
平均粒径が0.3μ〜0.8μの範囲にある場合には、
該乳剤層に平板粒子乳剤を使用し、平均粒径が上記の範
囲にない場合には単分散ハロゲン化銀乳剤を用いること
によって緑感層および赤感層の鮮鋭度を向上させかっ青
感層の粒状度を向上させることが可能である。
例2)例1と同様の層配列を有する感光材料において、
緑感層を構成するハロゲン化銀乳剤層について、それに
含まれるハロゲン化銀粒子の平均粒径が0.4μ〜0.
8μの範囲にある場合には、該乳剤層に平板粒子乳剤を
使用し、平均粒径が上記の範囲にない場合には単分散乳
剤を用いて赤感層の鮮鋭度を向上させつつ緑感層の粒状
度を向上させることが可能である。
例3)例1と同様の層配列を有する感光材料で、同一感
色性を有する乳剤層が2層以上の感度の異なる複数の層
より成る感光材料において、最高感度を有する青感層が
1.0μ以上の単分散ハロゲン化銀(特に二重構造粒子
が好ましい)でより低感な青感層の光散乱が大きい場合
は、より低域な青感層に平板粒子乳剤を使用し、緑感層
および赤感層の鮮鋭度を向上させることができる。
例4)例3と同様の層配列を有する感光材料で複数の緑
感層がすべて光散乱が大きい場合、緑感層すべてに平板
粒子乳剤を使用し、赤感層の鮮鋭度を向上させつつ、緑
感層の粒状度を向上させることが可能である。
例3および例4のように、特に青感層、緑感層および赤
感層がそれぞれ複数の乳剤層から成る場合、鮮鋭度およ
び粒状度を向上させるためには光散乱の大きい乳剤層に
平板粒子乳剤を用い、光散乱の少ない乳剤層に単分散乳
剤を用いることを考慮すべきである。又、例4において
更に赤感層に平板粒子乳剤を使用した場合には、乳剤層
間の光散乱が大きくなりかえって赤感層の上にある緑感
層の鮮鋭度を悪化させる場合もあり、支持体に最も近い
赤感層に平板粒子乳剤を使用することが好ましくない場
合もある。
本発明に用いられる平板粒子乳剤及び非平板粒子乳剤は
、既に述べたように、通常、物理熟成、化学熟成および
分光増感を行ったものを使用する。
このような工程で使用される添加剤はリサーチ・ディス
クロージャー&17643および同Na18716に記
載されており、その該当個所を後掲の表にまとめた。
本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記の2つの
リサーチ・ディスクロージャーに記載されており、後掲
の表に記載個所を示した。
l 化学増感剤     23頁  648頁右欄2 
感度上昇剤           同 上3 分光増悪
剤、   23〜24頁 648頁右欄〜強色増感剤 
        649頁右欄4 増白剤      
24頁 5 かふり防止剤   24〜25頁 649頁右欄お
よび安定剤 6 光吸収剤、フ   25〜26頁 649頁右欄〜
イルター染料紫外線吸収剤  650頁右欄7 スティ
ン防止剤  25頁右欄650頁左〜右欄8 色素画像
安定剤  25頁 9 硬膜剤      26頁  651頁左欄10 
 バインダー    26頁   同 上11  可塑
剤、潤滑剤  27頁  650右欄12  塗布助剤
、表面  26〜27頁  同 上活性剤 13  スタチック防止剤 27頁   同 上本発明
を用いる感光材料には種々のカラーカプラーを使用する
ことができ、その具体例は前出のリサーチ・ディスクロ
ージャー(RD)Nα17643、■−C−Gに記載さ
れた特許に記載されている。
色素形成カプラーとしては、減色法の三原色(すなわち
、イエロー、マゼンタおよびシアン)を発色現像で与え
るカプラーが重要であり、耐拡散性の、4当量または2
当量カプラーの具体例は前述のRD17643 、■−
CおよびD項記載の特許に記載されたカプラーの外、下
記のものを本発明で好ましく使用できる。
本発明を用いる感光材料に使用できるイエローカプラー
としては、バラスト基を有し疎水性のアシルアセトアミ
ド系カプラーが代表例として挙げられる。その具体例は
、米国特許第2.407.210号、同第2.875.
057号および同第3.265,506号などに記載さ
れている。本発明には、二当量イエローカプラーの使用
が好ましく、米国特許第3,408.194号、同第3
.447.928号、同第3.933,501号および
同第4.022.620号などに記載された酸素原子離
脱型のイエローカプラーあるいは特公昭5B−1073
9号、米国特許第4.401,752号、同第4,32
6.024号、RD18035 (1979年4月)、
英国特許第1.425,020号、西独出願公開第2.
219.917号、同第2.261,361号、同第2
,329.587号および同第2,433.812号な
どに記載された窒素原子離脱型のイエローカプラーがそ
の代表例として挙げられる。α−ピバロイルアセトアニ
リド系カプラーは発色色素の堅牢性、特に光堅牢性が優
れており、一方α−ベンゾイルアセトアニリド系カプラ
ーは高い発色濃度が得られる。
本発明を用いる感光材料に使用できるマゼンタカプラー
として2は、バラスト基を有し疎水性の、イソダシロン
系もしくはシアノアセチル系、好ましくは5−ピラゾロ
ン系およびピラゾロアゾール系のカプラーが挙げられる
。5−ピラゾロン系カプラーは3−位がアリールアミノ
基もしくはアシルアミノ基で置換されたカプラーが、発
色色素の色相や発色濃度の観点で好ましく、その代表例
は、米国特許第2.311.082号、同第2,343
.703号、同第2.600.788号、同第2.90
8.573号、同第3.062,653号、同第3.1
52,896号および同第3.936,015号などに
記載されている。二当量の5−ピラゾロン系カプラーの
離脱基として、米国特許第4,310,619号に記載
された窒素原子離脱基または米国特許第4.351,8
97号に記載されたアリールチオ基が特に好ましい。ま
た欧州特許第73,636号に記載のバラスト基を有す
る5−ピラゾロン系カプラーは高い発色濃度が得られる
。ピラゾロアゾール系カプラーとしては、米国特許第3
.061,432号記載のピラゾロベンズイミダゾール
類、好ましくは米国特許第3.752.067号に記載
されたピラゾロン(5,1−c)(1,2,4))リア
ゾール類、リサーチ・ディスクロージャー24220(
1984年6月)および特開昭60−33552号に記
載のピラゾロテトラゾール類およびリサーチ・ディスク
ロージャー24230 (1984年6月)および特開
昭60−43659号に記載のピラゾロピラゾール類が
挙げられる0発色色素のイエロー副吸収の少なさおよび
光堅牢性の点で米国特許第4,500.630号に記載
のイミダゾ(1,2−b)ピラゾール類好ましく、米国
特許第4.540,654号に記載のピラゾロ(1,5
−b〕 (1,2,4] トリアゾールは特に好ましい
本発明を用いる感光材料に使用できるシアンカプラーと
しては、疎水性で耐拡散性のナフトール系およびフェノ
ール系のカプラーがあり、米国特許第2.474.29
3号に記載のナフトール系カプラー、好ましくは米国特
許第4.052,212号、同第4.146,396号
、同第4.228.233号および同第4.296,2
00号に記載された酸素原子離脱型の二当量のナフトー
ル系カプラーが代表例として挙げられる。またフェノー
ル系カプラーの具体例は、米国特許第2.369,92
9号、同第2.801,171号、同第2.772.1
62号、同第2.895.826号などに記載されてい
る。
湿度および温度に対し堅牢なシアン色素を形成しうるカ
プラーは、本発明で好ましく使°用され、その典型例を
挙げると、米国特許第3.772,002号に記載され
たフェノール核のメター位にエチル基以上のアルキル基
を有するフェノール系シアンカプラー、米国特許箱2.
772.162号、同第3.758.308号、同第4
,126.396号、同第4.334.011号、同第
4.327.173号、西独特許出願第3,329.7
29号および欧州特許第121.365号などに記載さ
れた2、5−ジアシルアミノ置換フェノール系カプラー
、米国特許箱3,446.622号、同第4.333.
999号、同第4,451,559号および同第4.4
27,767号などに記載された2−位にフェニルウレ
イド基を有しかつ5−位にアシルアミノ基を有するフェ
ノール系カプラーなどである。欧州特許第161 、6
26A号に記載されたナフトールの5−位にスルホンア
ミド基、アミド基などが置換したシアンカプラーもまた
発色画像の堅牢性に優れており、本発明で好ましく使用
できる。
発色々素の不要吸収を補正するために、撮影用のカラー
感光材料にはカラードカプラーを併用しマスキングを行
うことが好ましい、米国特許箱4.163.670号お
よび特公昭57−39413号などに記載のイエロー着
色マゼンタカプラーまたは米国特許箱4.004,92
9号、同第4.138.258号および英国特許箱1,
146.368号などに記載のマゼンタ着色シアンカプ
ラーなどが典型例として挙げられる。その他のカラード
カプラーは前述のRD 17643.■〜G項き記載さ
れている。
発色色素が適度に拡散性を有するカプラーを併用して粒
状性を改良することができる。このようなカプラーは、
米国特許箱4,366.237号および英国特許箱2.
125.570号にマゼンタカプラーの具体例が、また
欧州特許第96.570号および西独出願公開筒3.2
34.533号にはイエロー、マゼンタもしくはシアン
カプラーの具体例が記載されている。
色素形成カプラーおよび上記の特殊カプラーは二量体以
上の重合体を形成してもよい、ポリマー化された色素形
成カプラーの典型例は、米国特許箱3,451.820
号および同第4.080.211号に記載されている。
ポリマー化マゼンタカプラーの具体例は、英国特許箱2
.102.173号および米国特許箱4.367.28
2号に記載されている。
カップリングに伴って写真的に有用な残基を放出するカ
プラーもまた本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤
を放出するDIRカプラーは前述ノRD 17643 
、■〜Fに記載された特許のカプラーが有用である。
本発明との組み合わせで好ましいものは、特開昭57−
151944号に代表される現像液失活型;米国特許箱
4.248.962号および特開昭57−154234
号に代表されるタイミング型;特願昭59−39653
号に代表される反応型であり、特に好ましいものは、特
開昭57−151944号、同58−217932号、
特願昭59−75474号、同59−82214号、同
59−82214号および同59−90438号等に記
載される現像液失活型DIRカプラーおよび特願昭59
−39653号等に記載される反応型DISカプラーで
ある。
本発明の感光材料には、現像時に画像状に造核剤もしく
は現像促進剤またはそれらの前駆体を放出するカプラー
を使用することができる。このような化合物の具体例は
、英国特許箱2.097,140号、同第2.131,
188号に記載されている。ハロゲン化銀に対して吸着
作用を有するような造核剤などを放出するカプラーは特
に好ましく、その具体例は、特開昭59−157638
および同59−170840などに記載されている。
本発明に使用するカプラーは、種々の公知分散方法によ
り感光材料に導入できる。
水中油滴分散法に用いられる高沸点溶媒の例は米国特許
箱2.322.027号などに記載されている。
ラテックス分散法の工程、効果、および含浸用のラテッ
クスの具体例は、米国特許箱4,199,363号、西
独特許出願(OLS)第2,541,274号および同
第2,541,230号などに記載されている。
本発明に使用できる適当な支持体は、例えば、前述のR
D、漱17643の28頁および同、No、18716
の647頁右欄から648頁左欄に記載されている。
本発明に従ったカラー写真感光材料は、前述のRD、 
Na17643の28〜29頁および同、No、187
16の651左欄〜右欄に記載された通常の方法によっ
て現像処理することができる。
本発明のカラー写真感光材料は、現像、漂白定着もしく
は定着処理の後に通常水洗処理または安定化処理を施す
水洗工程は2槽以上の槽を向流水洗にし、節水するのが
一般的である。安定化処理としては水洗工程のかわりに
特開昭57−8543号記載のような多段向流安定化処
理が代表例として挙げられる。本工程の場合には2〜9
槽の向流塔が必要である。
本安定化浴中には画像を安定化する目的で各種化合物が
添加される。例えば膜pHを調整する(例えばpH3〜
8)ための各種の緩衝剤(例えば、ホウ酸塩、メタホウ
酸塩、ホウ砂、リン酸塩、炭酸塩、水酸化カリ、水酸化
ナトリウム、アンモニア水、モノカルボン酸、ジカルボ
ン酸、ポリカルボン酸などを組み合わせて使用)やホル
マリンなどを代表例として挙げることができる。その他
、必要に応じて硬水軟化剤(無機リン酸、アミノポリカ
ルボン酸、有機リン酸、アミノポリホスホン酸、ホスホ
ノカルボン酸など)、殺菌剤(ベンゾイソチアゾリノン
、イソチアゾロン、4−チアゾリンベンズイミダゾール
、ハロゲン化フェノールなど)、界面活性剤、蛍光増白
剤、硬膜剤などの各種添加剤を使用してもよく、同一も
しくは異種の目的の化合物を二種以上併用してもよい。
また、処理後のMpH調整剤として塩化アンモニウム、
硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニ
ウム、亜硫酸アンモニウム、チオ硫酸アンモニウム等の
各種アンモニウム塩を添加するのが好ましい。
本発明は種々のカラー感光材料に通用することができる
。一般用もしくは映画用のカラーネガフィルム、スライ
ド用もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、カラーペ
ーパー、カラーポジフィルムおよびカラー反転ペーパー
などを代表例として挙げることができる。本発明はまた
、リサーチ・ディスクロージャー17123(1978
年7月)などに記載の三色カプラー混合を利用した白黒
感光材料にも適用できる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに説明する。
(実施例−1) (1)乳剤の調製 乳剤1の調製 KBr4.5gおよび、平均分子量(M)2万のゼラチ
ン7g を含む水溶液12中に、攪拌しながらダブルジ
ェット法でA g N O!水溶液(100tnl中に
AgN0.32gとM2万のゼラチン0.7gとHNO
s  (I N)0.14 mfとを含有する)とKB
r水溶液(100+nj!中M2万のゼラチンを0.’
1g含む)を撹拌しながらp B r 4t7tを一定
に保ちながら25cc/分でそれぞれ27.5 ccを
添加した。温度は30°Cであった。この乳剤の内、3
50mj!を種晶とし、これにゼラチン水溶液650m
j!(ゼラチン20g、KBrl、2gを含む)を添加
し、温度を75°Cに上げ40分間熟成した後、AgN
O3水溶液(AgNO31,7gを含む)を1分30秒
で添加し、次いでNH,No。
(50重量%)水溶液6゜2 mlとNH,(25重量
%)水溶液 6.2mj!を添加し、更に40分間熟成
した0次に乳剤をp H7,0にし、KBrlgを添加
した後、A g N Ox水溶液(100mj!中にA
gN0.をLog含む)とKBr水溶液をはじめの10
分間は8 ml1分で、次の20分間は15mj!/分
で銀電位−20mVのCDJ添加をした。この乳剤を水
洗し、再分散させた。得られた乳剤粒子のレプリカ像を
TEM (倍率3280倍)で観測した。乳剤中の本発
明の粒子の平均粒径は1.1μ鋼、平均厚みは0.16
μ平均アスペクト比は6.7であった。またその他の特
性を表1に示した。
(乳剤2の調製) 乳剤1において全A g N Oz量の80%の添加を
終了した時点でAgN0.とKBrの水溶液の添加を中
断して温度を50°CとしKl水溶液を830talを
約10秒間で添加して乳剤2を調製した。
このときに!水溶液の添加直前にKBr水溶液を添加し
、銀電位−60mVに調整した。
(乳剤3.4.5の調製) 乳剤2においてKI水溶液の添加前に添加するKBr水
溶液の量を滅じ、銀電位を一50mV。
−30mV、−20mVとすることによって乳剤3.4
.5を調製した。
(乳剤6,7.8の調製) 乳剤2において添加するKl水溶液の量を830rrl
lから620 ml、 410 mn、 205 ml
に減じることによって乳剤6.7.8を調製した。
(乳剤9,10.11の調製) 乳剤2において1回目にA g N O3を添加すると
きの温度を30°Cから45°C160°C175°C
とすることによって乳剤9,10.11を調製した。
(乳剤12,13.14の調製) 乳剤2において、熟成時間、温度を75゛C140分間
から60°C40分間、50 ”C40分間、50°C
20分間とすることによって乳剤12,13゜14を調
製した。
(2)塗布試料の作製およびその評価 (1)で得られた乳剤の各々に塗布助剤としてドデシル
ベンゼンスルフォン酸塩、増粘剤としてp−ビニルベン
ゼンスルフォネート、硬[IJトしてビニルスルフォン
系化合物、および写真特性改良剤としてポリエチレンオ
キサイド系化合物を加えて乳剤塗布液を作った。続いて
それらの塗布液を下引き加工したポリエステルベース上
に別々に均一に塗布し、その上に主にゼラチン水溶液か
ら成る表面保護層を塗布して塗布試料101〜114を
作製した。このとき試料−101〜114の塗布銀量は
それぞれ4.0g/rrfであり、保護層のゼラチン塗
布量はそれぞれ1.3g/rrfであり、乳剤層のゼラ
チン塗布量はそれぞれ2.7g/nfであった。
このようにして得られた塗布物の評価を行うために以下
の実験を行った。
まず塗布試料101〜114の試料片を1/100秒の
露光時間10CMSの露光量でウェッジ露光し、下記の
組成の処理液で20’C14分間現像し、次いで定着、
水洗、乾燥後、センシトメトリーを行ない、カブリ+0
.1の濃度を与える露光量の逆数により感度を求め、特
性曲線上でD=0.2とD = 1.0の点を結ぶ直線
の傾きからガンマを求めた。次に塗布試料101〜11
4の試料片を2組用意し、上記と同じ露光条件でウェッ
ジ露光した後、1組は露光後すぐに、1組は50°C2
55%3日間保存後同じ処理液で20°C,2分間、現
像し、次いで定着、水洗、乾燥後、センシトメトリーを
行ない、各々の現像でのカブリ+0.1の濃度を与える
露光量の逆数から感度を求め、保存性の評価を行った。
処理撒 l−フェニル−3−ピラゾリドン   0.5gヒドロ
キノン            ′10gエチレンジア
ミン四酢酸・ニーナト   2gツリウ ム硫酸カリウム           60gホウ酸 
              4g炭酸カリウム   
          20g臭化ナトリウム     
        5gジエチレングリコール     
   20g水酸化ナトリウムでpH10,0に調整水
を加えて              11得られた結
果を表2に示した。
表2 (比較例) 101  0.80    0.20(本
発明)102  1.25    0.02(本発明)
103  1.20    0.03(本発明) 10
4  1.19    0.02(比較例) l 05
  1.02    0.02(本発明) 106  
1.23    0.03(本発明) 107  1.
20    0.05(比較例) 10 B   1.
16    0.12(本発明)109  1.10 
   0.02(本発明) I 10  1.04  
  0.04(比較例) 111  0.98    
0.03(本発明)  112  1.19    0
.05(本発明) 113  1.05    0.0
7(比較例>  114  0.85    0.10
表1および表2より以下のようなことがわかる。
■乳剤2に対し、乳剤3.4.5は転位が見られる粒子
数が順に増加の傾向が見られるが粒子間沃度分布が広が
っており、階調が軟調化してしまう。
■乳剤6,7.8は、順に粒子間沃度分布が狭くなるも
のの転位の入った粒子比率が下がっており潜像保存性に
おいて極度の悪化が見られる。
■乳剤9,10.11は順に粒子サイズ分布が広がって
おり階調が軟調化している。
■乳剤12,13.14は、順にアスペクト比3以上の
粒子の占める割合が減少しており、階調の軟調化が見ら
れた。
■また転位のほとんど見られない乳剤は階調の軟調化と
ともに潜像保存性も好ましくない。
(実施例2) 試料201の作製 下塗りを施した厚み127μの三酢酸セルロースフィル
ム支持体上に、下記の組成の各層よりなる多層カラー感
光材料を作製し、試料201とした。数字はビ当りの添
加量を表わす。なお添加した化合物の効果は記載した用
途に限らない。
第1層:ハレーシゴン防止層 黒色コロイド          0625gゼラチン
            1,9g紫外線吸収剤UI 
       0.04g紫外線吸収剤U−30,1g 紫外線吸収剤U−40,1g 紫外線吸収剤U−60,Ig 高沸点有機溶媒0il−10,1g 第2層:中間層 ゼラチン             0.4g染料D 
−40,4■ 化合物Cpd−D           4■高沸点有
機溶媒0il−20,04g 紫外線吸収剤U−20,1g 第3層:中間層 表面及び内部をかぶらせた微粒子沃臭化銀乳剤(平均粒
径0.06μm、変動係数18%、Agl含量1モル%
) 銀MO,05g ゼラチン             0.4g第4N:
低感度赤感乳剤層 乳剤 A          銀量 0.1g乳剤 B
          銀量 0.4gゼラチン    
         0.8gカプラーC−10,15g カプラーC−20,05g カプラーC−90,05g 第5層:中感度赤感性乳剤層 乳剤 C銀量 0.5g ゼラチン             0・8gカプラー
C−10,2g カプラーC−20,05g カプラーC−30,2g 高沸点有機溶媒Oil −20,1g 第6N:高怒度赤感性乳剤層 乳剤 D          銀量 0.4gゼラチン
             1.1gカプラーC−30
,7g カプラーC−10,3g 添加物 P −10,1g 第7層:中間層 ゼラチン             0.6g添加物 
M−10,3g 混色防止剤Cp d −K        2.6■紫
外線吸収剤U−10,1g 紫外線吸収剤U−60,1g 化合物Cpd−D          2.0■高沸点
有機熔媒 Oi+ −20,04g第8層:中間層 表面及び内部をかぶらせた沃臭化銀乳剤(平均粒径0.
06μm、変動係数16%、AgI含量0.3モル%)
     銀量 0.02 gゼラチン       
      1・0g添加物 P −10,2g 混色防止剤Cp d −J        O,1g混
色防止剤Cpd−A        0.1g第9層:
低感度緑感性乳剤層 乳剤 E         銀量 0.25 g乳剤 
F         銀量 0.15 gゼラチン  
          0.5gカプラーC−40,2g カプラーC7Q、1g カプラーCB           0.1g化合物C
pd−80,03g 化合物Cpd−E         0.02g化合物
Cpd−F         0.02g化合物Cpd
 −G         O,02g化合物Cpd−H
O,02g 高沸点有機溶媒Oi 1−1     0.1 g高沸
点有機溶媒0il−20,1g 第10層:中感度緑感性乳剤層 乳剤 G          銀量 0.4gゼラチン
             0.6gカプラーC40,
1g カプラーC−70,1g カプラーCB           0.1g化合物C
pd−80,03g 化合物Cpd−E         0.02g化合物
Cp d −F         0.02 g化合物
Cpd−G         O,05g化合物cpa
−H0,05g 高沸点有機溶媒0il−20,01g 第11層:高感度緑惑性乳剤層 乳剤 H銀量 0.5g ゼラチン             1・0gカプラー
0.−3          0.1g   ’カプラ
ーC−40,3g 化合物Cpd−B         O,08g化合物
Cpd−E         0.02g化合物Cp 
d −F         0.02 g化合物Cpd
−G         O,02g化合物Cpd−H0
,02g 高沸点有機溶媒0il−10,02g 高沸点有機溶媒03l−20,02g 第12層:中間層 ゼラチン             0・6g染料D2
           0.05g染料D−10,02
g 染料D−30,01g 第13層:イエローフィルター層 黄色コロイド銀       銀量 0.1′gゼラチ
ン             1.1μ混色防止剤Cp
d −A       0.01g高沸点有機溶媒0i
l−10,01g 第14層:中間層 ゼラチン             0.6g第15層
:低感度青感性乳剤層 乳剤 I          銀量 0.4g乳剤 J
          銀量 0.2 gゼラチン   
          0.8 gカプラーC50,6g 第16層:中感度青感性乳剤層 乳剤 K          銀量 0.5 gゼラチ
ン             0.9gカプラーC50
,3g カプラーC60,3g 第17層:高怒度青感性乳剤層 乳剤 L          銀10.4gゼラチン 
            1.28カプラーC−60,
7g 第18層;第1保護層 ゼラチン             0.3g紫外線吸
収剤U−10,04g 紫外線吸収剤U−20,01g 紫外線吸収剤U−30,03g 紫外線吸収剤U−40,03g 紫外線吸収剤U−50,05g 紫外線吸収剤U−60,05g 高沸点有機溶媒0il−10,02g ホルマリンスカベンジャ− Cp d −CO,2g Cp d −10,4g Cpd−L        2.3mg染料 D−30
,05g 第19N:第2保護層 コロイド銀         銀量 0.1■微粒子沃
臭化銀乳剤(平均粒径0.06μm、Agl含量1モル
%)    銀量 0.1 gゼラチン       
      0.4g第20層:第3保護層 ゼラチン             0.2gポリメチ
ルメタクリレート(平均粒径1.5μ)0、1 g メチルメタクリレートとアクリル酸の4:6の共重合体
(平均粒径1.5μ)    0.1 gシリコーンオ
イル        0.03 g界面活性剤W−13
,0■ 界面活性剤W−20,03g 各層に防腐・防黴剤としてフェノール、1.2−ペンズ
イソチアゾリン−3−オン、2−フェノキシエタノール
、及びフェネチルアルコールを添加した。
さらに上記組成物の他に添加剤F−1−F−7を添加し
た。さらに各層には、上記組成物の他にゼラチン硬化剤
H−1及び塗布用、乳化用界面活性剤W−3〜6を添加
した。
試料201に用いた沃臭化銀乳剤A〜Lは表3及び表4
のとおりである。試料201の作成に用いた化合物の名
称又は化学構造式は、後掲の第A表のとおりである。
表4 乳剤A−Lの分光増感 A    S−10,025化学増感直後S−20,2
5化学増感直後 B    S−10,01粒子形成終了後S−20,2
5粒子形成終了後 CS−10,02化学増感直後 S−20,25化学増感直後 D    S−10,01化学増悪直後S−20,10
化学増感直後 S−70,01化学増感直後 E    S−30,5化学増感直後 S−40,1化学増感直後 F    S−30,3化学増悪直後 S−40,1化学増感直後 G    S−30,2粒子形成終了後S−40,06
粒子形成終了後 HS−30,3化学増感開始直前 S−40,07化学増感開始直前 S−80,1化学増感開始直前 l    S−50,2粒子形成中 S−60,05粒子形成中 J    S−50,2粒子形成中 S−60,05粒子形成中 K    S−50,15化学増感直後S−60,04
化学増悪直後 L    S−50,22粒子形成終了後S−60,0
6粒子形成終了後 (試料202〜214の作製) 試料201の作製において、第17層の高感度青感性乳
剤層に使用した乳剤L(実施例1の乳剤1)の代わりに
乳剤−2〜14を用いた以、外は試料201と同じ手順
で試料202〜214を作製した。
(塗布試料の評価) 以上のようにして得られた塗布試料201〜214の試
料片を1/100秒の露光時間、20CMSの露光量で
0光ウェッジ露光を与えた後、下記の現像処理を行ない
、センシトメトリーを行、右。
(処理ステップ) 黒白現像 6分 38°C124!  2.:l/n−
r第一水洗 2〃 38〃   4〃 7.5 〃反 
  転 2〃 38〃    4〃  1.1  〃発
色現像 6〃 38〃  12〃 2.2 〃調 整2
〃38〃4〃1.1〃 漂   白  3 〃  38〃     6 〃  
0.l 5 〃定   着 4〃 38〃    8〃
  2.2  〃第二水洗(1)2〃 38〃   4
〃  −−−第二水洗(2)2〃 38〃   4〃 
7.5 〃安   定 2〃 38〃    4〃  
1.1   〃第二水洗(2)のオーバーフロー液を第
二水洗(1)浴に導いた。
各処理液の組成は、以下の通りであった。
星n現l丘 母液 補充液 ニトロ−N、N、N−)リンチレン ホスホン酸・5ナトリウム塩  2.0g  2.0g
ジエチレントリアミン五酢酸5 ナトリウム塩        3.0g   3.0g
亜硫酸カリウム       30.0g   30.
0gハイドロキノン・モノスルホン 酸カリウム         20.0g   20.
0g炭酸カリウム         33.0g   
33.0g1−フェニル−4−メチル−4 一ヒドロキシメチルー3−ピ ラゾリドン          2.0 g    2
.0 g臭化カリウム          2.5 g
    1.4 gチオシアン酸カリウム      
1.2 g    1.2 g沃化カリウム     
     2.0■   2.0 l11gpH(25
°C)          9.60   9.70p
Hは塩酸又は水酸化カリウムで調整した。
反り液 母液 補充液 ニトリロ−N、N、N−トリメ    母液に同じチレ
ンホスホン酸・5ナトリ ラム塩            3.0g塩化第一スズ
・2水塩      1.Ogp−アミノフェノール 
     0.1g水酸化ナトリウム        
8.0g氷酢酸            15.0ml
水を加えて           1.0fpH(25
℃)         6.00pHは塩酸又は水酸化
ナトリウムで調整した。
l亀現l丘 母液 補充液 ニトリロ−N、N、N−)リン チレンホスホン酸・5ナトリ ラム塩            2.0g   2.0
gジエチレントリアミン 五酢酸5ナトリウム塩     2.0g   2.0
g亜硫酸ナトリウム        7.0g   7
.0gリン酸3hリウへ弓2水塩   36.Og  
36.0g臭化カリウム           1.0
g   −−−−沃化カリウム         90
.0mg   −−−−水酸化ナトリウム      
  3.0g   3.0gシトラジン酸      
    1.5g   1.5gN−エチル−(β−メ
タンス ルホンアミドエチル)−3 −メチルー4−アミノアニ リン硫酸塩         10.5g  10.5
g3.6−ヂチアオクタンー10 8−ヂオール         3.5g   3.5
gpH(25°C)         11.90 1
2.05pHは塩酸又は水酸化ナトリウムで調整した。
亜硫酸ナトリウム      12g エチレンジアミン四酢酸 ナトリウム(三水塩)     8g チオグリセリン        0.4ml氷酢酸  
          3剛!水を加えて       
  1000麟11.3−ジアミノプロパン 四酢酸          2.8g   4.0g1
.3−ジアミノプロパン 四酢酸第二鉄アンモニウ ム・1水塩        138.0 g  207
.0 g臭化アンモニウム       80.0 g
   120.0 g硝酸アンモニウム       
20.0g  ’ 30.0gヒドロキシ酢酸    
    50.0 g   75.0 g酢酸    
  50.0 g  75.0 g水を加えて    
      1.Of   1.0ffipH(25°
c)        3.40  2.80pHは酢酸
又はアンモニア水で調整した。
定11良 母液 補充液 エチレンジアミン四酢酸      母液に同じ・2ナ
トリウム・2水塩  1.7g ベンズアルデヒド−〇−ス ルホン酸ナトリウム    20.0g重亜硫酸ナトリ
ウム     15.0 gチオ硫酸アンモニウム  
  340.0 ml(700g/l) イミダゾール        28.0g水を加えて 
         1.1!pH(25℃)     
   4.00pHは酢酸又はアンモニア水で調整した
エチレンジアミン四酢酸      母液に同じ・2ナ
トリウム塩・2水塩  1.0g炭酸ナトリウム   
     6.0g化合物 A”          
 0.05モル水を加えて          1.0
1pH(25°C)        7.50PHは酢
酸又は水酸化ナトリウム水で調整した。
化合物A1 C,H,OH 母液 補充液 エチレンジアミン四酢酸      母液に同じ・2ナ
トリウム塩・2水塩  0.2gヒドロキシエチリデン
−1,゛ 1−ジホスホン酸      0.05 g酢酸アンモ
ニウム       2.0gドデシルベンゼンスルホ
ン酸 ナトリウム          0.3gpH(25°
C)         4.50pHは酢酸又はアンモ
ニア水で調整した。
イエロー濃度の最低濃度から2.5および1.5大なる
相対露光量をもとに第17層(高感度青感性乳削層)の
階調を見積った。その結果、本発明の乳剤を含む試料は
階調が硬く、本発明の効果が確認できた。
第A表 C−1 (CHt −CHCHz −CH+−r6COOCs 
Hq (iso) 0i1−1  フタル酸ジブチル 0i1−2  リン酸トリクレジル Cpd−A Cpd−B Cpd−C Cpd−D P d−E Cpd−G Cpd−H H Cpd−J 、  Cpd−K Cpd−L U−3 D−2 50り Na CH,=CH3O□ CH2C0NHCH!CHt =
CH3Ox CHt C0NHCHIH3 CsF+、SO□ NCH,C00K zHq CH,C00CH,CH(C,H,)C4H。
Naps 5−CHCOOCH! CH(Cz Hs 
)C,Hq一千〇H.CH→− ■ C O N H C 4 H 9 (LI 一+CH.CH← C O O C 4  H 9 H F−2 HNO3 6≧N≧4

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)全投影面積の少なくとも50%をアスペクト比3
    以上の平板状ハロゲン化銀粒子が占め、この50%を占
    める平板状ハロゲン化銀粒子の粒子サイズ分布の相対標
    準偏差が25%以下であり、これらハロゲン化銀粒子の
    全個数の50%以上に相当するハロゲン化銀粒子に1粒
    子当たり10本以上の転位が存在し、 かつ、これらのハロゲン化銀粒子の全投影面積の50%
    を占める大サイズの平板状ハロゲン化銀粒子個々の沃化
    銀含有率分布の相対標準偏差が30%以下であることを
    特徴とするハロゲン化銀写真乳剤。
  2. (2)平板状ハロゲン化銀乳剤粒子の内部に粒子表面よ
    り沃化銀含有率の高い部分を有することを特徴とする請
    求項(1)記載のハロゲン化銀写真乳剤。
  3. (3)支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層
    を有する写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層
    中に請求項(1)記載のハロゲン化銀写真乳剤を含有す
    ることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
  4. (4)支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層
    を有する写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層
    中に請求項(2)記載のハロゲン化銀写真乳剤を含有す
    ることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
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JPH02256043A (ja) * 1988-11-09 1990-10-16 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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