JPH04189254A

JPH04189254A - 記録装置の排紙装置

Info

Publication number: JPH04189254A
Application number: JP2315552A
Authority: JP
Inventors: Mitsuo Tanaka; 光男田中; Hideyo Watanabe; 英世渡辺; Hidehiko Fujiwara; 秀彦藤原; Hiroyuki Idenawa; 出繩　弘行
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1990-11-20
Filing date: 1990-11-20
Publication date: 1992-07-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】上の１この発明は、プリンタ・複写機・ファクシミリ・印刷機
など、印字・複写・転写・印刷等により用紙に記録を行
う記録装置に適用しつる。詳しくは、そのような記録装
置において、排紙トレイを記録装置本体に着脱自在に取
り付け、その記録装置本体内から記録済用紙を排出して
排紙トレイのスタック面上にスタックする排紙装置に関
する。

ｌ米五五菫従来、この種の排紙装置は、たとえばレーザプリンタに
備え、第５図または第６図に示すごとく、そのレーザプ
リンタの装置本体ｌの図中上側に記録済用紙をスタック
する第１の排紙スタック部２を設ける一方、図中左側に
厚紙・封筒等の腰の強い用紙や薄紙等の腰の非常に弱い
用紙を専用にスタックする第２の排紙スタック部３を設
ける。そのうち特に第２の排紙スタック部３には、装置
本体１に対してスタック面４ａが所定角度をなす取付角
度で排紙トレイ４を着脱自在に取り付ける構成としてい
た。しかして、定着器５で画像定着後搬送されてくる記
録済用紙６がたとえば腰の非常に弱い用紙の場合には、
切換ガイド７で適宜排紙方向を切り換えて排紙ローラ８
でそのまま直線的に矢印イ方向に排出し、排紙トレイ４
のスタック面４ａ上にスタックしていた。なお、第５図
に示す排紙装置では、第２の排紙スタック部３のスタッ
ク面３ａを上向きに傾斜して形成する一方、第６図に示
す排紙装置では、第２の排紙スタック部３のスタック面
３ａを水平に形成している。

が　　　しよ　　と　　る　　　。

ところで、たとえ′ばＯＨＰシートのように、特殊な用
紙の中には、常温時には腰が強いが定着器５で熱を加え
ると、急激に腰が非常に弱くなる用紙がある。したがっ
て、そのような特殊な用紙を従来の排紙装置で排出する
場合に、図示のように用紙６の先端が排紙トレイ４のス
タック面４ａに突き当たると、座屈してスタックされて
しまう。

そして、そのまま排紙トレイ４上に乗せていると、冷え
て座屈したままの形に変形してしまうという問題があっ
た。

そこで、この発明の目的は、上述したような従来の問題
点を解消し、記録済用紙のスタック性能を向上させるこ
とにある。

るためのそのため、請求項１に記載のこの発明は、たとえば以下
の図示実施例において示すとおり、スタック面２２ｅが
所定角度をなす取付角度で排紙トレイ２２を装置本体１
０のような記録装置本体に着脱自在に取り付け、その記
録装置本体内から記録済用紙１７を排出してこの排紙ト
レイ２２の前記スタック面２２ｅ上にスタックする記録
装置の排紙装置２８において、前記記録装置本体に前記
排紙トレイ２２を取り付けたとき前記取付角度が異なる
こととなる第１の取付部２２ｂ・第２の取付部２２ｃの
ような複数の取付部を、前記排紙トレイ２２に設けてな
ることを特徴とする。

また、請求項２に記載のこの発明は、たとえば以下の図
示実施例に示すように、請求項１に記載の排紙装置２８
において、前記排紙トレイ２２の一端に、前記取付角度
θ１　が１５〜６０度となる前記第１の取付部２２ｂを
設ける一方、他端に、前記取付角度θ、が１５度以下と
なる前記第２の取付部２２ｃを設けてなることを特徴と
する。

さらに、請求項３に記載のこの発明は、たとえば以下の
図示実施例に示すように、請求項１に記載の排紙装置２
８において、前記取付角度θ２が１５度以下となる前記
取付部２２ｃで前記排紙トレイ２２を前記記録装置本体
に取り付けたとき、前記スタック面２２ｅの最も高い位
置でも前記記録装置本体の記録済用紙１７の排出位置Ｐ
より低くしてなることを特徴とする。

止−一里そして、請求項１に記載のこの発明では、記録済用紙１
７の種類に応じて、排紙トレイ２２をその異なる取付部
２２ｂ・２２ｃにおいて記録装置本体に取り付け、その
記録装置本体に対するスタック面２２ｅの角度を変える
。

また、請求項２に記載のこの発明では、たとえば記録済
用紙１７が普通紙の場合に、排紙トレイ２２をその一端
の第１の取付部２２ｂにおいて記録装置本体に取り付け
る一方、たとえばＯＨＰシートの場合に、排紙トレイ２
２をその他端の第２の取付部２２ｃにおいて記録装置本
体に取り付ける。

さらに、請求項３に記載のこの発明では、たとえば○Ｈ
Ｐシートの場合に、スタック面２２ｅを記録済用紙１７
の排出位置Ｐより低くする。

以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例について説
明する。

第４図は、この発明の一実施例である排紙装置を備える
レーザプリンタで、その内部機構の全体構成概略図であ
る。図中符号１０で示すものは、装置本体（記録装置本
体）である。その装置本体１０内＆７は、はぼ中央にベ
ルト状の感光体１１を設ける。その感光体１１の周りに
は、図中矢印で示す駆動方向に順に、帯電器１２、現像
器１３、転写器１４、クリーニング器１５を配置する。

そして、前記帯電器１２およびクリーニング器１５の下
側に光書込み器１６を配置する。また、その光書込み器
１６の下側に、用紙１７をセットした給紙カセット１８
を着脱自在に取り付けてなる。

さらに、装置本体１０の操作側すなわち図中矢示する正
面側には、上部寄りに、手差し給紙用トレイ１９を設け
る。この装置本体１０の上側には、第１の排紙スタック
部２ｏを設ける。図中左の背面側には、厚紙・封筒等の
腰の強い用紙やＯＨＦ’ＨＦ上等の腰の非常に弱い用紙
専用の第２の排紙スタック部２１を設ける。そして、第
２の排紙スタック部２１には、排紙トレイ２２を着脱自
在に取り付ける。

しかして、給紙ローラ２３を駆動して給紙カセット１８
内のセット用紙１７を矢印Ａ方向に送り出す。そして、
その用紙１７をタイミングをとってレジストローラ２４
によって感光体１１の上側へと搬送する。感光体１１は
、矢示するごとく反時計方向に駆動し、その際、帯電器
１２によって表面を一様に帯電し、光書込み器１６から
のレーザ光りを照射して感光体１１上に静電潜像を形成
する。この潜像は、現像器１３を通るときトナーによっ
て可視像化する。そして、この可視像は、感光体１１の
上側に搬送されてきた用紙１７の下面に転写器１４によ
り転写する。その転写した用紙１７は定着器２５の加熱
ローラ２６と加圧ローラ２７との間に搬送し、可視像を
定着する。一方、可視像転写後の感光体１１は、クリー
ニング器１５でクリーニングする。

他方、定着器２５を出た記録済用紙１７は、この発明の
排紙装置２８における排紙ローラ２９で搬送し、さらに
用紙搬送ガイド３０によって上方に案内して反転させ、
排紙ローラ３１によって矢印Ｂ方向に排出して第１の排
紙スタック部２０上にスタックする。また、用紙１７が
厚紙やＯＨＦ’ＨＦ上等の場合には、切換ガイド３２で
排紙方向を切り換えて排紙ローラ２９によって矢印Ｃ方
向に排出し、第２の排紙スタック部２１上にスタックす
る。

ところで、上述した排紙装置２８は、詳しくは第１図に
示すごとく、第２の排紙スタック部２１に係合孔２２を
あけ、その下側に掛止部２１ａを形成する。そして、そ
の掛止部２１ａに排紙トレイ２２を掛は止めてなる。排
紙トレイ２２は、第２図でも示すとおり、平板状のトレ
イ本体２２ａの一端に第１の取付部２２ｂを設け、他端
に第２の取付部２２ｃを設けてなる。トレイ本体２２ａ
の下面には、補強用リブ２２ｄを設けてなる。第１およ
び第２の取付部２２ｂ・２２ｃは、それぞれ長めの係合
片３５と、それと平行にのびる外側の短めの係合片３６
とかケなる。そのうち第１の取付部２２ｂは、トレイ本
体２２ａに対し角度αだけ図中下向きに傾斜してなる。

これに対し、第２の取付部２２ｃは、トレイ本体２２ａ
に対し角度βだけ同じく下向きに傾斜してなる。そして
、この排紙トレイ２２は、第１図に示すごとく、第１の
取付部２２ｂを掛止部２１ａに掛は止めると、記録済用
紙１７の排出方向に対してスタック面２２ｅが角度θ１
　をなす取付角度で装置本体ｌＯに取り付けられる。そ
の場合、取付角度θ１　は、実施例では角度αより９０
度少々い例えば１５〜６０度とする。また、第３図に示
すごとく、第２の取付部２２ｃを掛止部２１ａに掛は止
めると、記録済用紙１７の排出方向に対してスタック面
２２ｅが角度θ３をなす取付角度で装置本体１０に取り
付けられる。その場合、取付角度θ８は、実施例では角
度βより９０度少々い例えば０〜１５度とする。そして
、このとき、排紙トレイ２２は、スタック面２２ｅの最
も高い図中左側の位置でも排紙ローラ２９のニップ位置
（記録済用紙の排出位置）Ｐより高さＨはど低い位置と
してなる。

さていま、画像定着後の用紙１７を第４図中矢印Ｃ方向
に排出する場合に、その用紙１７が例えば厚紙などの普
通紙のときは、第１図に示すとおり、第１の取付部２２
ｂを掛止部２１ａに掛は止めて排紙トレイ２２を装置本
体ｌＯに取り付ける。

そして、図示のように排紙ローラ２９で排出する用紙１
７をこの排紙トレイ２２上にスタックする。

他方、用紙１７が例えば○ＨＰシートのときは、第３図
に示すとおり、第２の取付部２２ｃを掛止部２１ａに掛
は止めて排紙トレイ２２を装置本体１０に取り付ける。

そして、図示のように排紙ローラ２９で排出してこの排
紙トレイ２２上にスタックする。このとき、スタック面
２２ｅが水平に近い位置にあるから、ＯＨＰシートでも
座屈することなくスムーズにスタックされていく。

Ａ１Ｌ痒弧果したがって、請求項１および２に記載のこの発明によれ
ば、排紙トレイを取り付けたとき、取付角度が異なるこ
ととなる複数の取付部を排紙トレイに設ける構成とする
から、記録済用紙の種類に応じて、それに適合した角度
にスタック面を位置決めることができ、これにより、○
ＨＰシート等の特殊な用紙であってもそれらを含めて記
録済用紙のスタック性能を向上させることができる。

また、請求項３に記載のこの発明によれば、前記取付角
度が１５度以下となる取付部で排紙トレイを記録装置本
体に取り付けたとき、スタック面の最も高い位置でも記
録装置本体の記録済用紙の排出位置より低くする構成と
するから、このように排紙トレイを水平に近い状態で取
り付けても、多数枚の記録済用紙を積載してスタックす
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例である排紙装置を示す断面
図、第２図はその排紙装置に備える排紙トレイを示す側
面図、第３図は第２の取付部で排紙トレイを取り付けた
状態のこの排紙装置を示す断面図、第４図はその排紙装
置を備えるレーザプリンタの内部機構を示す全体概略構
成図である。第５図および第６図は、それぞれ従来の排紙装置を示す
断面図である。１０・・・・・・・・・装置本体（記録装置本体）、１
７・・・・・・・・・用紙、２２・・・・・・・・・排
紙トレイ、２２ｂ・・・・・・・・・第１の取付部、２
２ｃ・・・・・・・・・第２の取付部、２２ｅ・・・・
・・・・・スタック面、２８・・・・・・・・・排紙装
置、θ１・θ、・・・・・・・・・取付角度、Ｐ・・・
・・・・記録済用紙の排出位置。

Claims

【特許請求の範囲】１、スタック面が所定角度をなす取付角度で排紙トレイ
を前記記録装置本体に着脱自在に取り付け、その記録装
置本体内から記録済用紙を排出してこの排紙トレイの前
記スタック面上にスタックする記録装置の排紙装置にお
いて、前記記録装置本体に前記排紙トレイを取り付けた
とき前記取付角度が異なることとなる複数の取付部を、
前記排紙トレイに設けてなる記録装置の排紙装置。２、前記排紙トレイの一端に、前記取付角度が１５〜６
０度となる前記第１の取付部を設ける一方、他端に、前
記取付角度が１５度以下となる前記第２の取付部を設け
てなる、前記請求項１に記載の記録装置の排紙装置。３、前記取付角度が１５度以下となる前記取付部で前記
排紙トレイを前記記録装置本体に取り付けたとき、前記
スタック面の最も高い位置でも前記記録装置本体の記録
済用紙の排出位置より低くしてなる、前記請求項１に記
載の記録装置の排紙装置。