JPH09240904A - シート材積載装置及び情報機器 - Google Patents

シート材積載装置及び情報機器

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JPH09240904A
JPH09240904A JP4864696A JP4864696A JPH09240904A JP H09240904 A JPH09240904 A JP H09240904A JP 4864696 A JP4864696 A JP 4864696A JP 4864696 A JP4864696 A JP 4864696A JP H09240904 A JPH09240904 A JP H09240904A
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JP
Japan
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sheet material
stacking device
guide member
material stacking
image
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JP4864696A
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Yoshiyuki Matori
至之 馬鳥
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート材積載装置の積載面上に配設されたガ
イド部材の従来の効果を損なうことなく、丸まりながら
排出されてくるシート材を正常に積載することの可能な
シート材積載装置を提供すること。 【解決手段】 シート材を積載するためのシート材積載
装置において、シート材を積載する積載面上にシート材
を案内するためのガイド部材をシート材搬送方向と略平
行に配設すると共に、前記ガイド部材の少なくとも一部
をシート材搬送方向に対して装置の外側に向かって斜め
方向に配設したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ,複写機
或いはファクシミリ装置等の情報機器に使用されるシー
ト材積載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ,複写機或いはファクシ
ミリ装置等の情報機器に使用されるシート材積載装置と
しては、例えば、前記情報機器の記録部において画像が
記録された記録済みのシート材(記録紙等)を一枚若し
くは多数枚積載させるものや、或いは前記情報機器の読
取部において画像が読み取られた読取済みのシート材
(原稿等)を一枚若しくは多数枚積載させるもの等があ
る。具体的には、機器本体の枠体の一部を成すもの(不
図示)や、図16に示すように機器本体101 に対して着脱
可能なもの(図16に示すシート材積載装置102 )等があ
る。そして、従来、このようなシート材積載装置おい
て、前記シート材を積載する面上には、シート材を案内
するための筋状の突起物103 がシート材搬送方向と平行
な方向に所定の間隔をもって配設されている。
【0003】例えば、図17に示すように、記録済みのシ
ート材Sは排出ローラ対104 によってシート材積載装置
102 上に搬出されるが、正常に排出される場合は図18に
示すように平面上に搬出される。この時、シート材S
は、図19に示すように、その底面がシート材積載装置10
2 上にシート材搬送方向と平行に配設された筋状の突起
物103 に摺接しながら、図20中矢印a方向に搬出され
る。即ち、前記筋状の突起物103 は、シート材積載装置
102 の積載面と積載するシート材Sとの相互間の摩擦抵
抗を削減し、且つ該シート材積載装置109 自体の反りを
防止する効果を有している。
【0004】尚、前記筋状の突起物103 は、その高さが
低いとシート材Sをシート材積載装置102 の積載面から
十分に浮かすことができずに摩擦抵抗削減の効果が少な
くなるため、該筋状の突起物103 はある程度(2mm程
度)以上の高さを確保する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシート材積載装置が使用される状況を考えると、温
度・湿度等の環境条件、シート材の製法、材質、サイズ
の違い、表裏のセットの違い等があり、更にそれらの組
み合わせも考えられる。この使用条件の中には、前記シ
ート材Sがシート材積載装置102 上に搬出される際に丸
まってしまう条件が存在する。
【0006】例えば、高温高湿のためにシート材Sが吸
湿し、コシがなくなり、その先端部の両端が垂れ下がっ
て、搬送方向(図20中矢印a方向)に対して平行に丸ま
ってしまう場合等である。この使用条件下で、前記シー
ト材積載装置102 の積載面上に丸まった状態で排出され
積載されたシート材Sには、自身の自重や内部応力によ
って平らな状態になろうとする力が働く。図21におい
て、bがシート材自身の自重によって働く力(の方向)
であり、cがシート材自身の内部応力によって働く力
(の方向)である。
【0007】しかしながら、上記従来例では、図22に示
すように、前述した積載面上の筋状の突起物103 にシー
ト材Sの端部が引っ掛かり、若しくは図21の如く該シー
ト材Sは丸まった状態のまま積載保持されてしまう。従
って、次以降に排出されてくるシート材も前記シート材
Sの丸まりに倣った形で順次積載されてしまい、積載可
能枚数の低下や積載不良、更には積載不良に伴う搬送不
良等が発生するという問題があった。
【0008】そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、シート材積載
装置の積載面上に配設されたガイド部材の従来の効果を
損なうことなく、丸まりながら排出されてくるシート材
を正常に積載することの可能なシート材積載装置、及び
これを備えるプリンタ、複写機或いはファクシミリ装置
等の情報機器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、シート材を積載するための
シート材積載装置において、シート材を積載する積載面
上にシート材を案内するためのガイド部材をシート材搬
送方向と略平行に配設すると共に、前記ガイド部材の少
なくとも一部をシート材搬送方向に対して装置の外側に
向かって斜め方向に配設したことを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、積載面上にシート材が
丸まった状態で搬出される場合に、該シート材の端部が
前記斜め外側に向かって配設されたガイド部材によって
自然に或いは矯正的に平らにされるため、従来のガイド
部材の効果を損なうことなく、前記シート材を正常に積
載することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したシート材
積載装置を備える画像形成装置の実施の形態について図
面を参照して具体的に説明する。尚、以下の実施形態で
は画像形成装置としてファクシミリ装置を例示して説明
するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ばプリンタや複写機等の他の画像形成装置にも適用可能
である。また、シート材としては、画像記録対象として
の記録紙等のシート材或いは画像読取対象としての原稿
等のシート材があり、以下の実施形態では画像記録対象
としてのシート材を用いている。
【0012】〔第1実施形態〕本発明の第1実施形態に
ついて図1〜図4を参照して説明する。図1は本実施形
態に係るシート材積載装置を備えたファクシミリ装置の
外観斜視図、図2は同ファクシミリ装置の概略構成を示
す側断面図、図3は同ファクシミリ装置においてシート
材が排出されている状態を示す外観斜視図、図4は本発
明を適用したシート材積載装置の上面図である。
【0013】まず、ファクシミリ装置の概略構成につい
て図1及び図2を用いて説明する。図1及び図2におい
て、1は装置本体、2は画像読取対象としての原稿等の
シート材(不図示)を複数枚積載するための原稿載置
台、3は前記原稿等のシート材の画像を読み取る画像読
取部、4は前記原稿等のシート材が画像読み取り後に排
出され積載される原稿積載トレイ、5は画像記録対象と
しての記録紙等のシート材Sを積載収容しこれを給送す
るためのカセット給送部、6は前記記録紙等のシート材
Sに画像を記録する画像記録部、7は各種情報を表示す
る表示部や各種情報を入力する入力キー等を備えた操作
部、8は種々のシート材を給送するためのマルチペーパ
ー給送部、9は前記記録紙等のシート材Sが画像記録後
に排出され積載されるシート材積載装置である。
【0014】前記装置本体1における画像記録部6で
は、制御部10から出力される画像信号に基づいてレーザ
ースキャナ11のレーザービーム発振器(不図示)から変
調ビームが射出され、この変調ビームがポリゴンミラー
11aによって画像形成部12の感光体ドラム12aの表面に
照射される。
【0015】この感光体ドラム12aは予め一次帯電ロー
ラ12bによりその表面が均一に帯電されており、前記照
射光により静電潜像が形成される。そして、該感光体ド
ラム12aの表面には現像手段12cから供給されるトナー
によって可視像(トナー像)が形成される。これとタイ
ミングを合わせてカセット給送部5に積載収容されたシ
ート材S或いはマルチペーパー給送部8にセットされた
シート材(不図示)が画像形成部12に給送される。そし
て、画像形成部12に給送されたシート材Sには、前記感
光体ドラム12aと対を成すように対向位置に配置された
転写ローラ15によって、感光体ドラム12a上のトナー像
が転写される。尚、転写後に感光体ドラム12a上に残留
したトナーはクリーニング手段12dによって除去され
る。また、前記画像形成部12は、感光体ドラム12aと、
これに作用するプロセス手段である一次帯電ローラ12
b、現像手段12c、クリーニング手段12dが一体に組み
込まれたプロセスカートリッジとなっており、装置本体
1に対して着脱自在に構成されている。
【0016】前述の如くしてトナー像が転写されたシー
ト材Sは定着部16に搬送され、セラミックヒータ16aに
よって最適な定着温度まで加熱され、これと対を成すよ
うに対向位置に配置された定着加圧ローラ16cによって
加圧される。この定着加圧ローラ16cは不図示の駆動源
から駆動力が伝達されて回転し、前記ヒータ16aが内設
された継ぎ目のない定着フィルム16bを連れ回して前記
シート材Sを更に搬送し、このローラ対間で未定着画像
(転写トナー像)を定着させる。
【0017】定着後、前記シート材Sは排出ローラ対17
によって装置本体外へ排出され、本発明を適用したシー
ト材積載装置9上に順次積載される構成となっている。
【0018】次に本発明を適用したシート材積載装置に
ついて図3及び図4を用いて詳しく説明する。図3及び
図4に示すように、本シート材積載装置9の積載面上に
は、シート材Sを案内するためのガイド部材である筋状
の突起物9aがシート材搬送方向と平行な方向に配設さ
れている。更に前記筋状の突起物9aは、その一部(図
中9c)がシート材搬送方向に対して装置の外側に向か
って斜め方向に配設されている。
【0019】従って、シート材積載装置9の積載面上に
排出されるシート材のうち、図3に示すように、シート
材搬送方向と平行な方向に丸まった状態で排出されるシ
ート材Sは、その先端部の両端が先ずシート材搬送方向
に平行に配設された筋状の突起物9aに当接して案内さ
れ、次いで斜め方向に配設された筋状の突起物9cに当
接して案内される。この時、前記シート材Sの当接部分
の幅が広がるため、丸まった状態のシート材Sが自身の
自重や内部応力によって平らになろうとする際に、筋状
の突起物9aによって規制されていた力が筋状の突起物
9cの部分で解除されることとなる。これにより、シー
ト材積載装置9の積載面上に排出されたシート材は正常
な状態で積載される。
【0020】図4はシート材積載装置9の積載面上にお
いて、斜めに配設された筋状の突起物9cと、積載面上
に正常に積載されたシート材Sとの位置関係を示してい
る。尚、便宜上、図4ではシート材搬送方向と平行な方
向をx軸,シート材搬送方向と直交する幅方向をy軸と
している。また、図中、シート材Sの幅をYとしてい
る。
【0021】図中、PY1の2点は丸まった状態で排出
されているシート材Sの先端部と筋状の突起物9cの斜
め部分との交点であり、この点PY1間の幅をY1とす
る。そして、前記シート材Sの先端部の両端が自重や内
部応力によって突き当たる筋状の突起物9aの内側の幅
をY2とすると、前記幅の関係はY1<Y2であり、且
つ幅Y2の内側に幅Y1が位置するようになっている。
【0022】また、図中、PY3の2点はシート材Sの
先端部の延長線と筋状の突起物9bの斜め部分の内側ラ
インとの交点であり、この点PY3間の幅をY3とする
と、シート材Sの幅Yとの関係はY<Y3であり、且つ
幅Yの外側に幅Y3が位置するようになっている。
【0023】即ち、幅Y,Y1,Y2,Y3の関係が上
述の如くなるように、筋状の突起物9a,9b,9cを
配設することにより、丸まった状態で排出されたシート
材Sをシート材積載装置9上に平らに積載することがで
きる。
【0024】また更に、高湿条件によってはシート材S
が更に吸湿し、自身の自重或いは内部応力によって平ら
になろうとした際に、該シート材Sの先端の角部がこれ
よりも外側の筋状の突起物に突き当たらずに排出されつ
づけることがある。このような場合は、図4に示すよう
に、前記シート材Sの先端の角部は筋状の突起物9cの
斜め部分の内側(図中点PY1)に突き当たる。
【0025】また、図中、Pの2点は点PY3と同様に
シート材Sの先端部の延長線と筋状の突起物9cの斜め
部分の外側ラインとの交点であり、この点P間の幅をY
4とすると、シート材Sの幅Yとの関係はY<Y4であ
り、且つ幅Yの外側にY4が位置するようになってい
る。このような関係であれば、前述の如くして丸まった
状態で排出されたシート材Sは、筋状の突起物9cの外
側側壁にガイドされ、最終的にはシート材積載装置9上
に平らに積載される。
【0026】尚、できるならY<Y4が望ましいが、Y
>Y4の場合でも、その差が適当であれば、前述の如き
条件下で丸まった状態で排出されたシート材Sをシート
材積載装置9上に平らに積載することができる。例え
ば、シート材Sの幅Yを約 210mmとし、幅Y4を約 1
90mmとしたときに、前記幅の関係はY(=210)>Y4
(=190)であるが、この場合であってもシート材Sがシ
ート材積載装置9上に平らに積載されることを確認して
いる。
【0027】また、筋状の突起物9b,9cの斜め部分
の角度ANG1,ANG2は、0°<ANG1,ANG
2<90°の範囲で設定しており、本実施形態では、AN
G1を約26°、ANG2を約28°としている。尚、シー
ト材Sの排出速度にもよるが、前記角度ANG1,AN
G2は小さいほどシート材Sをスムーズ且つ正確にガイ
ドすることができる。
【0028】上記構成により、シート材積載装置9の積
載面上にシート材Sが丸まった状態で搬出される場合
に、該シート材Sの端部が前記斜め外側に向かって配設
された筋状の突起物9b,9cによって自然に或いは矯
正的に平らにされるため、従来の筋状の突起物の効果を
損なうことなく、前記シート材Sを正常に積載すること
ができる。
【0029】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
シート材搬送方向(図3中矢印a方向)に平行に配置さ
れた筋状の突起物9aの一部(筋状の突起物9b,9
c)を斜めに配置した構成を例示したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば図5に示すようにシ
ート材積載装置9上の全ての筋状の突起物9dを斜めに
配置した構成としても良い。
【0030】更に、シート材Sが排出されるときに該シ
ート材Sの先端が筋状の突起物9dに引っ掛からないよ
うにするために、図6に示すように筋状の突起物9dの
上流側部(図中e部)を斜面にする等してシート材Sが
滑らかに通過できる構成としても良い。
【0031】また、前述した実施形態では、全ての筋状
の突起物9a,9b,9cをシート材搬送方向と平行な
シート材Sの中心線(図中線CL)を軸として左右対象
に配設した構成としたが、これに限定されるものではな
く、例えば前記筋状の突起物の一部が線対称形状でない
構成、或いはその全てが線対称形状でない構成としても
良い。
【0032】また、前述した実施形成では、筋状の突起
物9a,9b,9cが全てシート材積載装置9と共に一
体成形された構成を例示したが、次に説明するように筋
状の突起物の一部或いは全部を別体とし、シート材積載
装置9に対して着脱可能な構成としても良い。
【0033】ファクシミリ装置等の情報機器は、使用す
るユーザによっては特定サイズのシート材、特定種類の
シート材を好んで利用する場合があり、前述したように
組み合わせは多種にのぼる。依って、設計者がその全て
に対応するような筋状の突起物の配置を設計するのは困
難であり、設計時にはフレキシブルに対応できるように
着脱形式にして、それぞれのユーザに合わせた形状の筋
状の突起物を、設置時若しくは使用開始後にサービスマ
ン若しくはユーザによって変更できるようにすることが
望ましい。
【0034】例えば、図7に示すように、シート材積載
装置9上の筋状の突起物9eを別の形状の筋状の突起物
9fに交換することで、各ユーザの使用条件に応じたシ
ート材積載装置が組上がる。尚、図7に示す実施形態で
はシート材積載装置9に丸穴9gを配設し、筋状の突起
物9e,9fに前記丸穴9gに嵌合するボス9hを配設
しているが、これ以外の嵌合方法であっても良い。
【0035】また、図8に示すように、筋状の突起物9
iがシート材搬送方向(図中矢印a方向)と垂直な方向
(図中矢印f方向)に移動可能な構成としても良い。こ
の実施形態ではシート材積載装置9上に嵌合穴9jを設
け、筋状の突起物9iに前記嵌合穴9jと嵌合する凸部
9kを設けて、矢印F方向に無段階に移動できるように
なっている。尚、筋状の突起物9iの移動方向は、シー
ト材搬送方向に対して垂直な方向に限定されるものでは
なく、シート材の搬送方向に対して任意の角度で移動可
能な構成としても良い。また、シート材積載装置9と筋
状の突起物9iの嵌合方法も前述した方法に限定される
ものではなく、これ以外の嵌合方法であっても良い。
【0036】また、図9及び図10に示すように、筋状の
突起物9mが回転軸hを中心にシート材搬送方向に対し
て装置の内外方向(図中矢印g方向)に揺動可能な構成
としても良い。この実施形態では、筋状の突起物9mの
先端に凸部9nが設けられており、シート材積載装置9
に設けられたガイド穴9pに沿って無段階に矢印g方向
に揺動可能な構成となっている。
【0037】尚、図示していないが、前記筋状の突起物
を平行移動可能で且つ揺動可能な構成としても良い。
【0038】また、前述した実施形態では、ファクシミ
リ装置等の情報機器に対して着脱可能なシート材積載装
置に本発明を適用した例を示したが、これに限定される
ものではなく、例えば図11に示すように、情報機器本体
の枠体の一部がシート材積載装置9になっているものに
本発明に係る筋状の突起物を設けた構成としても良く、
同様の効果を得ることができる。
【0039】また、前述した実施形態では、シート材積
載装置の積載面上に排出されるシート材を案内するため
のガイド部材として筋状の突起物を設けた構成を例示し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば
図12及び図13に示すように前記ガイド部材として筋状の
溝18を配設した構成としても良い。そして、この筋状の
溝18の一部或いは全部をシート材搬送方向に対して装置
の外側に向かって斜め方向に配設した構成とすることに
よって、前述した実施形態と同様の効果が得られる。
【0040】また、前記ガイド部材は筋状の突起物や溝
に限定されるものではなく、図14及び図15に示すよう
に、シート材積載装置9の積載面の形状を凸状に形成
し、その段差部19を前記ガイド部材として用いる構成と
することによっても、前述した実施形態と同様の効果が
得られる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート材積載装置の積載面上のガイド部材の少なくとも
一部或いは全部をシート材搬送方向に対して装置外側に
向かって斜め方向に配設することにより、従来のガイド
部材の効果を保ちつつ、丸まった状態で排出されたシー
ト材を自然に或いは矯正的に平らな状態にし、該シート
材を正常に積載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るシート材積載装置を備えた
ファクシミリ装置の外観斜視図である。
【図2】第1実施形態に係るシート材積載装置を備えた
ファクシミリ装置の概略構成を示す側断面図である。
【図3】第1実施形態に係るシート材積載装置に対する
シート材の排出状態を示す斜視図である。
【図4】第1実施形態に係るシート材積載装置の上面図
である。
【図5】他の実施形態に係るシート材積載装置の上面図
である。
【図6】図5に示すシート材積載装置のD−D断面図で
ある。
【図7】他の実施形態に係るシート材積載装置の斜視図
である。
【図8】他の実施形態に係るシート材積載装置の斜視図
である。
【図9】他の実施形態に係るシート材積載装置の斜視図
である。
【図10】図9に示すシート材積載装置の部分拡大図で
ある。
【図11】本発明に係るシート材積載装置を備えた他の
情報機器の概略構成を示す側断面図である。
【図12】他の実施形態に係るシート材積載装置に対す
るシート材の排出状態を示す斜視図である。
【図13】図12に示すシート材積載装置の断面図であ
る。
【図14】他の実施形態に係るシート材積載装置に対す
るシート材の排出状態を示す斜視図である。
【図15】図14に示すシート材積載装置の断面図であ
る。
【図16】従来例の情報機器の外観斜視図である。
【図17】従来例の情報機器の排出部分の周囲を示す部
分断面図である。
【図18】従来例のシート材積載装置に対するシート材
の排出状態を示す斜視図である。
【図19】従来例のシート材積載装置の断面図である。
【図20】従来例のシート材積載装置に対するシート材
の排出状態を示す斜視図である。
【図21】従来例のシート材積載装置に対するシート材
の排出状態を示す断面図である。
【図22】従来例のシート材積載装置に対するシート材
の排出状態を示す断面図である。
【符号の説明】
S…シート材 1…装置本体 2…原稿載置台 3…画像読取部 4…原稿積載トレイ 5…カセット給送部 6…画像記録部 7…操作部 8…マルチペーパー給送部 9…シート材積載装置 9a,9b,9c,9d,9e,9f,9i,9m…筋
状の突起物 9g…丸穴 9h…ボス 9j…嵌合穴 9k,9n…凸部 9p…ガイド穴 10…制御部 11…レーザースキャナ 11a…ポリゴンミラー 12…画像形成部 12a…感光体ドラム 12b…一次帯電ローラ 12c…現像手段 12d…クリーニング手段 15…転写ローラ 16…定着部 16a…セラミックヒータ 16b…定着フィルム 16c…定着加圧ローラ 17…排出ローラ対 18…筋状の溝 19…段差部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材を積載するためのシート材積載
    装置において、 シート材を積載する積載面上にシート材を案内するため
    のガイド部材をシート材搬送方向と略平行に配設すると
    共に、前記ガイド部材の少なくとも一部をシート材搬送
    方向に対して装置の外側に向かって斜め方向に配設した
    ことを特徴とするシート材積載装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材は、その全てがシート材
    搬送方向に対して装置の外側に向かって斜め方向に配設
    されていることを特徴とする請求項1に記載のシート材
    積載装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材は、シート材搬送方向と
    略平行なシート材の中心線を軸として略左右対象に配設
    されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載のシート材積載装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材は、積載面上に一体成形
    されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れ
    か1項に記載のシート材積載装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイド部材は、積載面に対して着脱
    可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜請求
    項3の何れか1項に記載のシート材積載装置。
  6. 【請求項6】 前記ガイド部材は、交換可能に構成され
    ていることを特徴とする請求項5に記載のシート材積載
    装置。
  7. 【請求項7】 前記ガイド部材は、積載面上においてシ
    ート材搬送方向と直交する幅方向に移動可能に構成され
    ていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1
    項に記載のシート材積載装置。
  8. 【請求項8】 前記ガイド部材は、積載面上においてシ
    ート材搬送方向に対して装置の内外方向に揺動可能に構
    成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何
    れか1項に記載のシート材積載装置。
  9. 【請求項9】 前記ガイド部材は、筋状の突起物である
    請求項1〜請求項8の何れか1項に記載のシート材積載
    装置。
  10. 【請求項10】 前記ガイド部材は、筋状の溝である請
    求項1〜請求項8の何れか1項に記載のシート材積載装
    置。
  11. 【請求項11】 前記ガイド部材は、積載面上に形成さ
    れた段差部である請求項1〜請求項8の何れか1項に記
    載のシート材積載装置。
  12. 【請求項12】 前記シート材積載装置は、画像を記録
    する記録手段、画像を読み取る読取手段のうち少なくと
    も1つを有する情報機器に対して着脱可能であることを
    特徴とする請求項1〜請求項11の何れか1項に記載の
    シート材積載装置。
  13. 【請求項13】 前記シート材積載装置は、画像を記録
    する記録手段、画像を読み取る読取手段のうち少なくと
    も1つを有する情報機器の外装の一部を成していること
    を特徴とする請求項1〜請求項11の何れか1項に記載
    のシート材積載装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜請求項13の何れか1項に
    記載のシート材積載装置を備えていることを特徴とする
    情報機器。
  15. 【請求項15】 前記シート材積載装置は、前記記録手
    段にて画像が記録された後に排出されるシート材を積載
    するもの、或いは前記読取手段にて画像が読み取られた
    後に排出されるシート材を積載するものである請求項1
    4に記載の情報機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008168977A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008170618A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Kyocera Mita Corp 画像形成装置、消耗品供給部材及び消耗品供給部材受け入れ装置
JP2010097044A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Oki Data Corp シート堆積装置及び画像形成装置

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