JPH0418826Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0418826Y2 JPH0418826Y2 JP1987018097U JP1809787U JPH0418826Y2 JP H0418826 Y2 JPH0418826 Y2 JP H0418826Y2 JP 1987018097 U JP1987018097 U JP 1987018097U JP 1809787 U JP1809787 U JP 1809787U JP H0418826 Y2 JPH0418826 Y2 JP H0418826Y2
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- JP
- Japan
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- mold
- resin
- runner
- receiving part
- pot
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 25
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 25
- 238000001721 transfer moulding Methods 0.000 claims description 12
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は集積回路装置を封止するトランスフア
ー成型用金型に関する。
ー成型用金型に関する。
第2図a,bは従来のトランスフアー成型用金
型の断面図を示すもので、集積回路装置は第2図
a,bに示す金型を用いて樹脂封止がなされてい
た。すなわち、第2図a,bにおいて、対をなす
上下金型の上型4に開口した貫通孔4aと下型5
に設けた受部7との組合せにより形成させるポツ
ト3を有し、ポツト3に充填したタブレツト状エ
ポキシ樹脂2をプランジヤ1で圧下することによ
りランナー6に通して金型内に加圧注入し、集積
回路装置の樹脂封止が行われている。
型の断面図を示すもので、集積回路装置は第2図
a,bに示す金型を用いて樹脂封止がなされてい
た。すなわち、第2図a,bにおいて、対をなす
上下金型の上型4に開口した貫通孔4aと下型5
に設けた受部7との組合せにより形成させるポツ
ト3を有し、ポツト3に充填したタブレツト状エ
ポキシ樹脂2をプランジヤ1で圧下することによ
りランナー6に通して金型内に加圧注入し、集積
回路装置の樹脂封止が行われている。
従来、受部7は下型5に凹状に形成されてお
り、凹状受部7より高い位置でポツト3とランナ
ー6とが連通している。
り、凹状受部7より高い位置でポツト3とランナ
ー6とが連通している。
ところでこのようなトランスフアー成型用金型
は、集積回路装置の外形の小形化拡大に伴い、金
型が大きくなり、しかも封止欠陥の非常に少ない
高品質化が要求されている。
は、集積回路装置の外形の小形化拡大に伴い、金
型が大きくなり、しかも封止欠陥の非常に少ない
高品質化が要求されている。
従来のトランスフアー成型用金型では、品質、
信頼性、コスト面に問題が生じている。特に取り
個数の多いトランスフアー成型用金型では封止は
可能であつても、下型5の受部7が凹状であるた
め、ポツト3内からまず樹脂2の一部がランナー
6内に加圧供給された後に、ポツト3内の空気が
ランナー6内に押し出されることとなり、金型
4,5に設けられた空気抜き孔(図示略)が樹脂
にて閉塞されてからポツト内の空気が排気される
ため、空気抜きがスムーズに行われず、ポツト3
内の空気が樹脂2中に混入しやすく、集積回路装
置を封止する樹脂表面、内部に気泡が発生し、品
質、信頼度の低下を招いていた。またコスト面で
も金型製作は上記問題を少しでも緩和するため
に、より多くの設計上の考慮、作業上の注意を必
要とし、更には気泡が発生した集積回路装置を除
くため作業能率が低下し、割高となつていた。
信頼性、コスト面に問題が生じている。特に取り
個数の多いトランスフアー成型用金型では封止は
可能であつても、下型5の受部7が凹状であるた
め、ポツト3内からまず樹脂2の一部がランナー
6内に加圧供給された後に、ポツト3内の空気が
ランナー6内に押し出されることとなり、金型
4,5に設けられた空気抜き孔(図示略)が樹脂
にて閉塞されてからポツト内の空気が排気される
ため、空気抜きがスムーズに行われず、ポツト3
内の空気が樹脂2中に混入しやすく、集積回路装
置を封止する樹脂表面、内部に気泡が発生し、品
質、信頼度の低下を招いていた。またコスト面で
も金型製作は上記問題を少しでも緩和するため
に、より多くの設計上の考慮、作業上の注意を必
要とし、更には気泡が発生した集積回路装置を除
くため作業能率が低下し、割高となつていた。
本考案の目的は前記問題点を解消したトランス
フアー成型用金型を提供することにある。
フアー成型用金型を提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案によるトラン
スフアー成型用金型においては、パーテイングラ
インにランナーを有し、上型と下型との組合せか
らなり、集積回路装置を封止するトランスフアー
成型用金型であつて、 上型は、プランジヤを圧下する貫通孔を有し、 下型は、充填されたタブレツト状樹脂を支える
受部を有し、 貫通孔と受部とは、タブレツト状樹脂を充填す
るポツトを形成するものであり、 受部は、ランナーを越えて上方に立上らせたも
のであり、受部と貫通孔間に形成される隙間は、
パーテイングラインのランナーに連通しているも
のである。
スフアー成型用金型においては、パーテイングラ
インにランナーを有し、上型と下型との組合せか
らなり、集積回路装置を封止するトランスフアー
成型用金型であつて、 上型は、プランジヤを圧下する貫通孔を有し、 下型は、充填されたタブレツト状樹脂を支える
受部を有し、 貫通孔と受部とは、タブレツト状樹脂を充填す
るポツトを形成するものであり、 受部は、ランナーを越えて上方に立上らせたも
のであり、受部と貫通孔間に形成される隙間は、
パーテイングラインのランナーに連通しているも
のである。
以下、本考案の一実施例を図により説明する。
第1図a,bにおいて、上下金型4,5のパー
テイングラインの高さ位置にランナー6を水平に
形成し、上型4の中央部に貫通孔4aを設ける。
該貫通孔4aの下部口縁4a′は、上下金型4,5
を型締した際に上下金型4,5の前記ランナー6
と連通する。さらに、上型4の貫通孔4aに向き
合せて前記下型5に受部8を形成し、該受部8を
ランナー6より上方に立上らせ、上型4の貫通孔
4aと下型5の受部8との組合せによりポツト3
を形成させる。
テイングラインの高さ位置にランナー6を水平に
形成し、上型4の中央部に貫通孔4aを設ける。
該貫通孔4aの下部口縁4a′は、上下金型4,5
を型締した際に上下金型4,5の前記ランナー6
と連通する。さらに、上型4の貫通孔4aに向き
合せて前記下型5に受部8を形成し、該受部8を
ランナー6より上方に立上らせ、上型4の貫通孔
4aと下型5の受部8との組合せによりポツト3
を形成させる。
本実施例では、受部8は貫通孔4a内に延在す
るため、貫通孔4a内の樹脂2は底上げされて支
えられることとなり、ランナー6とポツト3とは
樹脂2の高さ位置より低い位置で連通する。
るため、貫通孔4a内の樹脂2は底上げされて支
えられることとなり、ランナー6とポツト3とは
樹脂2の高さ位置より低い位置で連通する。
したがつて、ポツト3内にタブレツト状樹脂2
を充填し、プランジヤ1で圧下してランナー6に
該樹脂2を加圧供給する場合に、樹脂2は底上げ
されてその位置より低い位置に前記ランナー6の
連通口9が存在するため、ポツト3内に残留する
空気は樹脂2が射出される以前に樹脂2の射出力
を受けてランナー6を通して金型4,5の空気抜
き孔(図示略)より押し出され、その後樹脂2が
ランナー6に通して金型4,5内に注入されるこ
ととなり、樹脂2中に空気が混入することがな
い。
を充填し、プランジヤ1で圧下してランナー6に
該樹脂2を加圧供給する場合に、樹脂2は底上げ
されてその位置より低い位置に前記ランナー6の
連通口9が存在するため、ポツト3内に残留する
空気は樹脂2が射出される以前に樹脂2の射出力
を受けてランナー6を通して金型4,5の空気抜
き孔(図示略)より押し出され、その後樹脂2が
ランナー6に通して金型4,5内に注入されるこ
ととなり、樹脂2中に空気が混入することがな
い。
本考案のトランスフアー成型用金型において
は、集積回路装置を封止する際、下金型の受部が
凸型になつているため、ポツト内部の空気が樹脂
に巻き込むことがなく、しかも空気は樹脂より先
にランナーを伝わつて逃げるため、集積回路装置
表面及び内部に気泡が発生することなく、信頼性
の高い集積回路装置が歩留りよく、しかも安価で
得ることができる効果を有するものである。
は、集積回路装置を封止する際、下金型の受部が
凸型になつているため、ポツト内部の空気が樹脂
に巻き込むことがなく、しかも空気は樹脂より先
にランナーを伝わつて逃げるため、集積回路装置
表面及び内部に気泡が発生することなく、信頼性
の高い集積回路装置が歩留りよく、しかも安価で
得ることができる効果を有するものである。
第1図aは本考案に係るトランスフアー成型用
封止金型の断面図、第1図bは同平面図、第2図
aは従来の金型を示す断面図、第2図bは同平面
図である。 1……プランジヤー、2……樹脂、3……ポツ
ト、4……上型、4a……貫通孔、5……下型、
6……ランナー、8……受部。
封止金型の断面図、第1図bは同平面図、第2図
aは従来の金型を示す断面図、第2図bは同平面
図である。 1……プランジヤー、2……樹脂、3……ポツ
ト、4……上型、4a……貫通孔、5……下型、
6……ランナー、8……受部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 パーテイングラインにランナーを有し、上型と
下型との組合せからなり、集積回路装置を封止す
るトランスフアー成形用金型であつて、 上型は、プランジヤを圧下する貫通孔を有し、 下型は、充填されたタブレツト状樹脂を支える
受部を有し、 貫通孔と受部とは、タブレツト状樹脂を充填す
るポツトを形成するものであり、 受部は、ランナーを越えて上方に立上らさせた
ものであり、受部と貫通孔間に形成される〓間
は、パーテイングラインのランナーに連通してい
るものであることを特徴とするトランスフアー成
型用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987018097U JPH0418826Y2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987018097U JPH0418826Y2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63125516U JPS63125516U (ja) | 1988-08-16 |
JPH0418826Y2 true JPH0418826Y2 (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=30811464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987018097U Expired JPH0418826Y2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0418826Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4894756A (ja) * | 1972-03-17 | 1973-12-06 |
-
1987
- 1987-02-10 JP JP1987018097U patent/JPH0418826Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4894756A (ja) * | 1972-03-17 | 1973-12-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63125516U (ja) | 1988-08-16 |
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