JPH04187125A - グリラー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、魚や肉類を網焼きやあぶり焼きするグリラー
に関する。

従来の技術 従来のこの種のグリラー゛は、第３図に示すような構成
が一般的であった。

２・・　７ 図に示すように、発熱体１を備えた上容器２と、下容器
６に支持されホーロー処理を施した受け皿容器４とで調
理庫３を形成し、発熱体１と受け皿容器４との間に焼き
網５が設けられていた。そして、焼き網６に魚や肉類（
以下、魚等という）を焼くというものであった。

発明が解決しようとする課題 このような従来のグリラーでは、焼き網６に魚等を載せ
て焼くと、受け皿容器４が発熱体１からの輻射熱と対流
熱の影響をうけて過度に温度上昇する。このために、魚
等から受け皿容器４に垂れ落ちた油や肉汁が熱分解され
て発煙する。そして、調理の進行とともに、この煙は、
調理庫３内に充満して上容器２や受け皿容器４の内面を
汚すとともに、上容器２と受け皿容器４との隙間から流
出して台所等の周囲に煙と異臭を放つため、いやがられ
、特に、マンション等部会の密閉度の高い住宅内での使
用は敬遠されるという問題があった。

更に、受け皿容器４に垂れ落ちた油や肉汁は受け皿容器
４のホーロー処理面に焼き付くので、調理後、受け皿容
器４を洗剤を使って洗っても完全に除去する事ができな
かった。従って、受け皿容器４の内面には汚物が堆積し
て残り、不潔感をぬぐい去ることができないという問題
もあった。

本発明は、上記課題を解決するもので、受け皿容器に垂
れ落ちた油や肉汁を熱分解することがなく、従って、発
煙することのないグリラーを提供することを目的として
いる。

また、受け皿容器の表面に付着した汚物を容易に洗い落
すことができるグリラーを提供することを目的としてい
る。

課題を解決するための手段 本発明グリラーは、上記目的を達成するために、下容器
の底面に設けた通気孔から流入する冷気を流出させる間
隙を受け皿容器と１１１１記下容器との合わせ部に設け
て構成したものである。

また、受け皿容器の表面にフッソ樹脂等の非結着性樹脂
被覆を施したものである。

作用 本発明グリラーは、上記した構成により、受け皿容器の
裏面を、下容器の底面に設けた通気孔から受け皿容器と
下容器との合わせ部に設けた間隙に至る冷気で冷却する
ので、受け皿容器の過度の温度上昇を抑制することがで
きる。

また、受け皿容器の過度の温度上昇を抑制することがで
きるので、受け皿容器の表面に、比較的耐熱温度の低ｂ
フッソ樹脂等の非粘着性樹脂被覆を施すことができる。

実施例 以下、本発明グリラーの一実施例について、第１図及び
第２図を参照しながら説明する。

図に示すように、発熱体１１を備えた上容器１２は、フ
ッソ樹脂等の非粘着性樹脂被覆２４を表面に施した受け
皿容器１４を覆って調理庫１３を形成している。発熱体
１１と受け皿容器１４との間には魚等を載せる焼き網１
５が着脱自在に配設されている。底面に通気孔１８を有
する下容器１６は、受け皿容器１４を下方よシ覆ってい
る。通気穴１９を有する支持体２２は下容器１６に取付
けられ、受け皿容器１４と下容器１６０合わせ部２１に
間隙２ｏを形成するように受け皿容器１４を支えている
。

なお、間隙２０は、受け皿容器１４と下容器１６の合せ
部２１に突出部を設けてもよいものである。また、発熱
体は電気によるもの、ガスによるもののいずれでもよい
ものである。

上記構成において、焼き網１５に魚等を載せて焼くと、
調理庫１３の温度上昇に伴って、通気孔１８から冷気が
第１図の矢印に示すように流入し、通気穴１９を通って
受け皿容器１４に触れながら間隙２０より流出する。こ
のとき、受け皿容器１４は冷気によって冷やされるので
、過度の温度上昇が抑制される。

これにより、魚等から受け皿容器１４に垂れ落ちた油や
肉汁が熱分解することがなくなり、従って、発煙をなく
することができる。

また、受け皿容器１４の表面には、従来例のようなホー
ロー処理等高耐熱性を有する表面処理を施す必要がなく
、フッソ樹脂等の比較的耐熱温度の低い非粘着性樹脂被
覆を施すことができる。

６・・−７ また、冷気が受け皿容器１４と下容器１６の合わせ部の
間隙２ｏを通シ抜けるので、受け皿容器１４と下容器１
６の合わせ部２１の温度も低くなり、この部分に不用意
に手等が触れても火傷をする危険性を少なくすることが
できる。更に、受け皿容器１４全体の温度上昇が抑制さ
れるので、受け皿容器１４の熱変形（ソリ）を防止する
ことができる。

発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、下容器に設けた通気孔から受け皿容器と下容器との
合わせ部に設けた間隙に至る冷気で受け皿容器の裏面を
冷却するので、受け皿容器の過度の温度上昇を抑制する
ことができる。これにより、受け皿容器に手れ落ちた油
や肉汁は熱分解されず、従って、発煙をなくすることが
できる。

また、フッソ樹脂等の非粘着性樹脂被覆を施すことがで
きるので、受け皿容器に付着した汚物を容易に洗い落と
すことができ、常に、清潔に使用することができる。併
せて、受け皿容器に手等が触れても火傷をする危険性が
少なく、受は皿容器の熱変形（ソリ）も防止することが
できる等、勝れた効果を有するグリラーを提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のグリラーの側断面図、第２
図は同グリラーの外観斜視図、第３図は従来例のグリラ
ーの側断面図である。 １１・・・・・・発熱体、１２・・・・・・上容器、１
３・・・・・調理庫、１４・・・・・・受は皿容器、１
５・・・・・・焼き網、１６・・・・・・下容器、１８
・・・・・・通気孔、２ｏ・・・・・・間隙、２１・・
・・・・合わせ部、２４・・・・・・非粘着性樹脂被覆
。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）発熱体を備えた上容器と、前記上容器を受けて調
   理庫を形成する受け皿容器と、前記発熱体と前記受け皿
   容器の間に位置する焼き網と、前記受け皿容器を下方よ
   り覆う下容器とを備え、前記下容器の底面に設けた通気
   孔から流入する冷気を流出させる間隙を前記受け皿容器
   と前記下容器との合わせ部に設けてなるグリラー。
2. （２）受け皿容器の表面に非粘着性樹脂被覆を施してな
   る請求項１記載のグリラー。