JPH04187057A - 麺類の製造法 - Google Patents

麺類の製造法

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JPH04187057A
JPH04187057A JP2319694A JP31969490A JPH04187057A JP H04187057 A JPH04187057 A JP H04187057A JP 2319694 A JP2319694 A JP 2319694A JP 31969490 A JP31969490 A JP 31969490A JP H04187057 A JPH04187057 A JP H04187057A
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JP
Japan
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noodles
packaging
added
heat treatment
lecithin
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Pending
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JP2319694A
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English (en)
Inventor
Toshiki Nishino
西野 敏樹
Yoshiyuki Izawa
義之 井澤
Sayoko Motojo
本條 さよ子
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Ezaki Glico Co Ltd
Original Assignee
Ezaki Glico Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野ニー 本光明は、パスタ・中華麺及び和風麺類(以下、これら
をあわじで麺類という)に関するものである。さらに詳
しくは、本琵明は、保存性・ばくれ(麺相互が接着しな
いではなれることをいう。以下おなし。)・食感・色調
・食味に優れた麺類の製造法に関するものである。
く従来の技術および本光明が解決しようとする課題〉 麺類は、一般に乾燥された状態で販売され、消費者はこ
れを一旦茹でた後、種々の味付けをして食するのが普通
であるが、近年は加熱するだけで直くに食することがで
きるように、密封袋包装された茹でた麺類、すなわちイ
ンスタント麺類も市販されている。このような茹で麺類
は、市場における常温流通を可能とするため、各種処理
をされているのが一般的である。処理法はおおよそ次の
2種に大別される。
α:P11調整剤等を用いて低酸性の食品としてから比
較的低温で加熱処理を行う。
■ 120℃4分以上の加圧加熱処理を行う。
いずれの場合とも、パウチに充填袋包装後処理されたも
のは、処理中加圧加熱による澱粉溶出のため麺同志の結
着・褐変が顕著である。結着防止に油脂を相当量添加す
ると麺同志の結着は防吐てきるが、食味は油っぽくなり
食感はゴム賞状となる欠点がある。また保形性を有する
容器に詰められたものはこれらの欠点が幾分改善されて
いるものの、被処理物の容積、含気率の増大のため、処
理時間を長く取る必要があり、生産性低下および容器コ
ストの増大、品質上では、褐変防止用の添加物の使用な
どの欠点かあげられる。
く課題を解決するための手段〉 本発明において麺類とは、パスタ類・中華麺及び和風麺
類である。
パスタ類とCよ、スハ゛′ノーjイ・力・ノベリーニ・
ハーミセリ・マカ[〕二パノイスト・′−1ル・ホ7一
ル・ペンネ・エンンtC・リシン・スアリーネ・アルフ
ァベット・アネリ−・ネスト・マタッセ・ラヒオリ・ト
リテリーニ・ラザニエ・ヌードルなとである。中華麺と
は、中華乾麺及び生5てあり、和風媛とは、うどん・蕎
麦なとである。
本川明においてα化の方法としては、茹で上(Yるのが
、−設面であるかその他に、ヱす、赤外線照射、電磁波
源m・t、可しある。
本川明に使用されろg2而活−R1とは、特に)り限は
ないが、たとえば′シュカーニス戸ル・レシチン・ソル
ビタン脂肪酸エステル・モノクリセライト・有機酸モノ
グリセライド・プロピレングリコールエステル・ジグリ
セライド・ポリクリセライトあるいはポリグセリン縮合
リシルイン酸ニスデル等の単独もしくは2種以上の引力
合わせである。
特にレシチン単独及びし・シチンと他の界面活性剤との
組み合わせが好適に用いられる。レシチン(5!、一般
に市販されているもの、例えば゛、入りレジ升ン、卵黄
レシチン、及びそれらの特定分・市1品、精製品、酵素
分解量、などがあけられる。
特に好適なレシチンの組成はレシチンのレシチンと油脂
の含有比率が60 : 40程度て油溶姓を有し、さら
に、レシチン6oのうち30〜35かホスファチジルコ
リン、ホスファチジルイノシトール、ホスフ?チジルエ
タノールアミン、ホスファチジン酸がしめ、15〜20
がリゾホスファチジルコリン、5〜10が遊離脂肪酸で
ある。
また本発明に使用される油脂はとくに制限はなく、常温
で流動性のある食用油脂で例えば、大豆油・ナタネ油・
パーム油・コーン油・綿実油・ヤシ油・パーム核油等の
植物油脂、牛脂・肝脂・魚脂・乳脂等の動物油脂及びこ
れらの混合物があげられる。
本発明における食用油脂への界面活性剤の添加とは、含
有、分散、乳化等により混入することをいう。食用油脂
に対する界面活性剤の添加量は0.1〜10I ’1 
% 、好ユしく(、J、1−へ 5・F弔?うてあり、
界面活性剤を添加しl二油脂4以上に、添jO曲晰とい
うこととする。
添加油脂の粕への付着方法は、特に複仏な方?ムへとる
必要はなく、スプレーガンを用いて所、E〜IJ白為さ
せて付着させたり、麹が少量であれ(Jl、所定甲の添
加油脂を麺に混入して人手で撹拌混合してX 5 J、
い。石類に対する添加油脂の添加量は0.1〜10Φテ
9G、好ましくは0.5〜5動16である。
本発明では可撓性のある袋に包装するのであるが、たと
えばその材質は外層としては、ナイロン、ポリエステル
などのラミネートフィルム、バリヤー層としては、塩化
ビニリデン、アルミ石、エハール、酸化ケイ素を蒸肴し
たポリエステルがあげられ、最内饗のシーラント材は、
ポリプロピレン、特殊ポリ1チレンなとのフィルムを使
う。
不活性hス首換において不活性ガスとしては、\ 2か
一般的である。不活性カス置換包装は、パウチ内に形成
されるノ\ノ1〜スペースカス量か、内包される麺類の
容積に対して30へ、2Q吋好ましくは70〜100%
か、不活・墜カス置換率は90〜99.9+%好ましく
は98〜99.9%か良好である。
加熱処理条件は、85°C10〜60分の加熱処理から
120′C4〜10分の加圧加熱処理程度の範囲で行え
は良い。しかしながら85°Cの加熱処理の場合は耐熱
性有芽胞子細菌か完全に死滅しないため、それらが増殖
不可能なpHに麺を調整する必要かある。
そのためにはPH4,0〜4.5の範囲が細菌面・1風
味面の観点から望ましい。
定差圧処理では、パウチ詰め品を処理する場合、昇温時
の圧力遅れ時間を2〜4分に、置換冷却時の圧力遅れ時
間を2〜3分に設定して処理中の内外の圧力差を0.1
〜0.5に3 、、” cniに制限する必要がある。
く本琵明の作用〉 本光明ては?[II脂に界面活性剤を添加しているため
、親水・寸か増大し少量の添加?lj指てし親水性物質
である麺類の表面上に薄く充分に均一に広がることかで
きる。
界面活性剤の中でもレシチンを添加した油脂は、加熱処
理を受けても安定であり、処理後も麺の表面に薄く付着
して、澱粉溶出等を防止している。
また不活性カス置換含気密封包装は、加熱処理中及び製
品保存期間中における麺の褐変や油脂の酸化等のイヒ学
変化を起こす包装内の酸素量を最小限にしている。
パウチ包装の場合に、含気密封することは、外部からの
圧力による麺同志の結石を防いでいる。
殊に定差圧方式による加圧加熱処理は、包装内外の圧力
差を無くす機構であるため麺を保護することにより優れ
ている。
〈実施例〉 実施例1 太さ 1.7ドの乾1櫟スパゲティ70(Jを、8分間
茹で、水冷してくb′C如160g4冑る。これをさら
に0.5〜11吋(−1]v)濃度のクエン酸水溶液中
に0.5〜2分間浸漬して、勉のPHを4.0〜4.5
に調整する。PH調整後、付着水を除去した麹に、油脂
に対してレシチン2%を添加溶解したナタネ油2gを均
一に分散するよう混合する。
これをパウチに充填し、ヘッドスペースカスφ130c
c 、窒素ガス置換$99.6%になるよう相木式真空
ガス置換包装機(日本ポリセロ工業株式会社製ンを用い
て窒素ガス置換包装を施す。その後、95°C60分間
の加熱処理を行ない、パウチ詰め茹でスパゲティを製造
した。
実施例2 太さ1.71の乾燥スパゲティ70qを、8分間茹で、
水冷して茹て麺160gを得る。油脂に対してレシチン
2%を添加溶解したナタネ油29を均一に分散するよう
混合する。
これをパウチに充填し、内部空気を窒素カスで置換密封
した。置換率は実施例1に準じる。その後、このパウチ
詰め茹でスバケフイの中心部か120°C10分間h0
熱されるよう定差圧式レトルト加熱処理をを行ない、パ
ウチ詰め茹でスパゲティを製造した。
試験例1 上記実施例1で製造したパウチ詰め茹でスパゲティに対
し、レシチン無添加ナタネ油を5c[合し、窒素ガス置
換包装したものを対照例1、レシチン添加ナタネ油2Q
を混合し、窒素ガス置換せずに包装したものを対照例2
として比較試験を実施した試験例2 上記実施例2で製造したパウチ詰め茹でスパゲティに対
し、レシチン無添加ナタネ油を5qR合し、窒素ガス置
換包装したものを対照例3、レシチン添加ナタネ油2g
を混合し、窒素カス置換せずに包装したものを対照例4
として比較試験を実施した評価基準説明 はぐれ性 ◎・・・パウチを開封して麺を取り出した時点て自然に
ほぐれている ○・−・開封時やや結着があるが、はし等で割合簡単に
ほぐせる。
△・・・開封時結石しており、はし等でほぐすことは容
易でない。
×・・・開封片完全に結着しており、はし等ではくそう
とすると麺切れをおこす。
色調 ◎・・・加熱処理による褐変はほとんど止められない。
○・・・加熱処理による褐変がやや認、められる。
△・・・加熱I2!¥理による褐変か認められるか部品
fj5値限界内である。
×・・・加熱処理による褐変が顕著であり、商品1if
f]値がない。
食感 ◎・・・加熱処理前と比較してもそん色なく、木々しく
腰がある。
○・・・加熱処理前と比較するとやや劣化しているが、
木々しく腰がある食感は維持されている。
△・・・加熱処理前と比較すると劣化しているが、麺の
腰は残っている。
×・・・ゴム質的食感、うどん的食感であり、スバケテ
イ独特の腰は失なり机でいる。
食味 ◎・・・良好、油ぼくない。
O・・・良、やや油つぼさを感する。
△・・・可、油っぽく、興味・異臭かやや感しられろ。
×・・・不可、油っぽく、油の酸化臭、雑味か顕著。
く本発明の効果〉 油脂に対する界面活活性剤添加量が0.1重量%を下回
ると、はぐれ性が低下し、逆に10重量%を上回ると、
風味上良くないし、一方、麺類に対する添加油脂の添加
量が0.1重Φ%を下回ると、接着防止効果および食感
が低下し、10重量%を上回ると風味上良くないという
傾向がある。
含気密封包装においてヘッドスペースガス量が麺類の容
積に比し30ya以下程度を下回るとほぐれ性が悪化し
、逆に200%をこえると加熱時間が長引き生産性が低
下する。置換率が90%を下回ると褐変が進行し、品質
低下するが、99.9%を上回る口とは、特に問題はな
く、機械性能上の限界があるたけである。
上述の如き状況の下で、本発明においては茹で上かり直
後に近い優れた食感、食味を有し、長期保存が可能であ
り、従来より低コスト・高生産性なおかつほぐれ性の優
れた麺類を消費者に提供可能である。しかも使用する添
加物は、界面活姓剤のみてあり、従来の添加物多数・多
量使用に伴う食味の低下・安全性イメージの低下が払拭
さ机る。
特許出願人  江崎グリコ株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、全部又は1部をα化した麺類の表面に、界面活性剤
    を添加した食用油脂をおおよそ均一に付着させた後、含
    気密封袋包装し、加熱処理することを特徴とする麺類の
    製造法。 2、界面活性剤がレシチンであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の麺類の製造法。 3、含気密封袋包装が、不活性ガス置換密封袋包装であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の麺類の
    製造法。 4、加熱処理が、定差圧式加圧加熱処理であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の麺類の製造法。
JP2319694A 1990-11-22 1990-11-22 麺類の製造法 Pending JPH04187057A (ja)

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