JPH04186254A - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH04186254A
JPH04186254A JP2316351A JP31635190A JPH04186254A JP H04186254 A JPH04186254 A JP H04186254A JP 2316351 A JP2316351 A JP 2316351A JP 31635190 A JP31635190 A JP 31635190A JP H04186254 A JPH04186254 A JP H04186254A
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JP
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density
image forming
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image
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JP2316351A
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English (en)
Inventor
Fumio Tada
多田 富美雄
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04186254A publication Critical patent/JPH04186254A/ja
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Developing For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、像形成濃度か可変な複写機に関する。
〈従来の技術〉 従来から、原稿を照明して、原稿面からの反射光を一様
に帯電させた感光体表面に結像させて静電潜像を形成し
、この静電潜像をトナー像に現像し、さらにトナー像を
複写用紙に転写・定着させて原稿像を複写するようにし
た静電式複写機か用いられている。このような複写機で
は、一般に、原稿像の濃淡に対応じて複写像の濃度を変
更することかできるように濃度調節機能か備えられてい
る。濃度の調整は、複写機本体に設けた操作パネルを操
作することにより行われ、たとえば像形成濃度に対応し
た濃度設定値(たとえば「1」〜「7」)を選択するこ
とにより、原稿を照明する光源への印加電圧、感光体を
一様に帯電させる帯電用コロナ放電器への印加電圧、ま
たは現像装置の現像バイアスなとか上記濃度設定値に対
応する値とされ、これにより像形成濃度の調整か達成さ
れる。
たとえば、光源への印加電圧の調整によって像形成濃度
を変化させるようにした装置では、上記の濃度設定値「
1」〜「7」にそれぞれ対応する光源印加電圧か、装置
の製造段階で初期設定される。光源印加電圧と像形成濃
度との関係は、光源および感光体なとの個体差に起因し
て各装置間でばらつきかある。このため製造段階におい
て、各装置毎に濃度設定値「1」〜r7Jに対応する光
源印加電圧を微調整して、各濃度設定値「1シ〜「7」
に対応する光源印加電圧の初期設定か行われるのである
この光源印加電圧の初期設定は、典型的な原稿として、
グラフ用紙(白地に水色の格子を形成したもので、薄い
原稿に対応する)、一般文字原稿(普通濃度の原稿)お
よび新聞(背景が純白てないものて、濃い原稿に対応す
る)を基準原稿として用いて行われる。たとえば各基準
原稿はそれぞれ上記の濃度設定値「1」、「4」、「6
」で複写され、各基準原稿か適性な濃度で複写されるよ
うに各濃度設定値に対応する光源印加電圧か調整される
。この光源印加電圧の調整は、たとえば可変抵抗器の調
整や光源印加電圧に対応したデータの変更により行われ
る。
従来から行われている光源印加電圧の初期設定のための
手順を詳細に説明すると、まず、濃度設定値をNJ と
してグラフ用紙を複写する。そして、複写用紙に形成さ
れた複写像を作業者か目視し、この複写像の状態から光
源印加電圧の微調整量を推定して、上記の可変抵抗器ま
たはデータの変更により光源印加電圧の微調整を行う。
この微調整の後には、確認のために再度上記のグラフ用
紙の複写か行われ、適性な濃度の複写像か得られた場合
には次の調整に移り、濃度か適性でないときには上記の
微調整操作を繰り返し行う。
このようにして濃度設定値rlJに対応する光源印加電
圧の初期設定か終了した後に、濃度設定値を「4」とし
て一般文字原稿の複写か行われ、この濃度設定値[4J
に対応する光源印加電圧の初期設定か上述の操作と同様
な操作によって行われる。さらに、濃度設定値「6」に
対しては新聞の複写か行われ、上述の操作によって光源
印加電圧の初期設定が行われる。
濃度設定値r2J、「3」、「5」および「7」に対応
する光源印加電圧の初期値は、上記の濃度設定値「1」
、「4」および「6」に対して設定された光源印加電圧
に基ついて、たとえば直線補間によって定められる。
〈発明か解決しようとする課題〉 しかしなから、上記のような光源印加電圧の初期設定に
おいては、まず基準原稿を複写し、光源印加電圧の微調
整の後に、確認のためにもう一度基準原稿を複写するこ
とになるので、各基準原稿ごとに少なくとも2回の複写
か必要となる。しかも、1回の微調整で適性な濃度の複
写像か得られないときには、さらに微調整のやり直しと
、確認のための基準原稿の複写とか必要となる。さらに
は、基準原稿を複写して得られた複写像の濃度に対応し
た微調整量は、作業者か推定して定めるので、少ない微
調整回数で適性な光源印加電圧の初期設定を行うには相
当の熟練を要する。したがって、未熟練者では上記初期
設定のために相当回数の光源印加電圧の調整が必要とな
り、初期設定に長時間を要する。
二のように、上記のような光源印加電圧の初期設定技術
では、多数回の無駄な複写か必要となるため、複写用紙
およびトナーなどが多量に消費されるとともに、調整作
業も繁雑で長時間を要するおそれかあるという問題かあ
った。このような問題は、感光体を帯電するための帯電
用コロナ放電器への印加電圧や現像バイアスの変更など
によって像形成濃度を変化させる複写機においても共通
の問題であった。
そこで、本発明は、上述の技術的課題を解決し、濃度入
力手段から入力される設定濃度に対応する像形成濃度の
初期設定か格段に容易にかつ短時間で行われ、しかも上
記初期設定のために要する複写用紙等を削減することが
できるようにした複写機を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段および作用〉上記の目的を
達成するための請求項1記載の複写機は、像形成濃度を
設定するための濃度入力手段を備え、この濃度入力手段
で設定された濃度に応じて像形成濃度を変化させること
ができる複写機において、 テストモードの設定または解除を切り換える切換え手段
と、 この切換え手段によって上記テストモードか設定されて
いるときに、予め定める濃度の基準原稿の複写像を形成
する像形成手段と、 上記テストモードにおいて上記像形成手段か像を形成す
るときの像形成濃度を、上記基準原稿の複写位置に応じ
て連続的または段階的に変化させる濃度制御手段と、 複写位置の変化と像形成濃度の変化との関係を記憶する
記憶手段と、 上記基準原稿を上記テストモードにおいて複写して得ら
れた複写像における適正濃度位置を入力するための位置
データ入力手段と、 この位置データ入力手段から入力された位置データに基
づいて、上記記憶手段から上記適正濃度位置に対応する
像形成濃度を読み出し、その像形成濃度を上記濃度入力
手段における所定の設定濃度になるように決める設定濃
度特定手段とを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、切換え手段によって装置の動作を
テストモードに移行させ、このテストモードて基準原稿
の複写を行わせると、濃度制御手段は像形成濃度を複写
位置の変化に伴って連続的または段階的に変化させる。
このようにして得られた複写像は、連続的または段階的
に濃度か変化したものとなる。
基準原稿には、予め定める濃度の画像か形成されている
から、上記テストモードて基準原稿を複写して得られた
複写像における適正濃度位置に対応じて濃度制御手段が
設定した像形成濃度は、濃度入力手段から設定される所
定の設定濃度に対応する最適濃度となる。
上記複写像の適正濃度位置は位置データ入力手段から入
力され、この入力された適正濃度位置で濃度制御手段か
設定した像形成濃度か、設定濃度特定手段によって、上
記所定の設定濃度に対応する像形成濃度として定められ
る。複写位置の変化と像形成濃度の変化との関係は、記
憶手段に記憶されており、設定濃度特定手段は、この記
憶手段から上記適正濃度位置に対応する像形成濃度を読
み出して、この像形成濃度を上記所定の設定濃度に対応
する像形成濃度として定めることになる。
このようにして、テストモードて基準原稿を複写し、複
写像における適正濃度位置を位置データ入力手段から入
力することによって、所定の設定濃度に対する像形成濃
度の初期設定か達成される。
請求項2記載の複写機は、上記濃度入力手段は、所定の
複数の濃度を設定することかできるものであり、 上記基準原稿は、上記濃度入力手段で設定される複数の
所定の設定濃度に対応じて適正濃度の複写像か得られる
べき複数種類の画像が区分して形成されているものであ
ることを特徴とする。
このような構成によれば、テストモードで基準原稿を複
写し、複写像における基準原稿の各区分に対応する領域
毎に適正濃度位置を見出し、この適正濃度位置を位置デ
ータ久方手段がら入力することにより、所定の複数の設
定濃度に対する像形酸濃度の初期設定か基準原稿の1回
の複写によって行える。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第2図は本発明の一実施例の複写機の全体の構成を示す
断面図である。この複写機は、装置本体1の上面に、複
写すべき原稿を載置するための原稿台2と、この原稿台
2に原稿を密着させるための原稿押圧板3とを有すると
ともに、装置本体1の内部には、原稿台2上に載置され
た原稿像に対応した静電潜像を感光体ドラム4の表面に
形成させるための光学系5を備えている。
光学系5は、ハロゲンランプなとて構成した光源6で原
稿面を照明しつつ走査し、原稿面からの反射光を反射鏡
7,8.9を介してズームレンズIOに導き、このズー
ムレンズ10からの光を反射鏡11によって感光体ドラ
ム4に導くようにしたものである。
反射鏡11からの光によって、帯電用コロナ放電器12
により一様に帯電された感光体トラム4の表面か選択的
に除電され、これにより静電潜像か形成される。この静
電潜像は、現像装置13によってトナー像に現像され、
このトナー像は、転写用コロナ放電器14の働きにより
、給紙カセット15から繰り出されて用紙搬送部16に
より搬送されてきた複写用紙に転写される。
トナー像の転写後の複写用紙は、定着装置17によるト
ナーの加熱定着処理の後に排紙トレイ18上に排出され
る。また、トナー像を転写した後の感光体トラム4の表
面に残留するトナーは、クリーニング装置19により除
去される。
なお、第2図には光学系5の走査終端位置か二点鎖線で
示されている。
第1図は上記の複写機の電気的構成を示すブロック図で
ある。複写動作に伴う各部の制御を行ううとともに設定
濃度特定手段として機能する中央処理装置(CPU)2
1には、その動作プログラムなどを記憶しているととも
に記憶手段として機能するROM(リード・オンリ・メ
モリ)22、ワークエリアなととして用いられるRAM
 (ランダム・アクセス・メモリ)23、後述する設定
濃度データか記憶される不揮発性RAM (またはバッ
クアップ電源を備えたRAM)100、およびタイマ2
4などか接続されている。また、この中央処理装置21
には入出力ボート25か接続されており、この入出力ボ
ート25には、装置本体lの上面などに設けられ、キー
人力手段なとて構成された操作部26がキーマトリクス
回路27を介して接続されている。また、この入出力ボ
ート25には、位置データ入力手段として機能するタブ
レット28がアナログ/ディジタル(A/D)変換器2
9を介して接続可能である。入出力ボート25にはさら
に、上述の光源6への印加電圧、帯電用コロナ放電器1
2への印加電圧および現像装置13における現像バイア
スを調整して、複写用紙に形成される複写像の濃度を制
御する濃度制御部30が接続されている。
20は、製造段階で像形成濃度の初期設定を行う場合に
当該複写機の動作モードを、後述するテストモードに切
り換えるための切換えスイッチであり、たとえば装置本
体1の内部に設けられている。
第3図は操作部26の構成を説明するための平面図であ
る。操作部26には、複写動作の開始を指示するための
スタートスイッチ31、複写枚数の入力のためなとに用
いられるテンキー32、複写像の濃度を設定するだめの
濃度入カキ−33a。
33b、および発光ダイオードなとを用いて構成され複
写枚数などを表示するための表示部34か備えられてい
る。濃度入カキ−33a、33bを操作すると、カーソ
ル35か目盛り36に沿って矢印37方向に移動し、こ
のカーソル35の位置の目盛り36の値か濃度設定値と
なる。
たとえば濃度設定値には、川」〜「7」の7種類の値か
用意されており、設定値N」を選択すると、たとえばグ
ラフ用紙(白地に水色の格子を形成したもの)のような
薄い原稿を複写した場合に適正な濃度で複写が行われる
。また、設定値「4」を選択すると、たとえば一般文字
原稿のような通常の濃度の原稿を複写した場合に濃度か
適正になり、設定値「6」を選択すると、たとえば新聞
のような背景か純白ではない濃い原稿を複写した場合に
適正な濃度での複写が行われる。この濃度設定値に対応
する像形成濃度の制御は、本実施例では、主として第1
図の濃度制御部30による光源6への印加電圧の制御に
よって行われる。
濃度設定値NJ〜「7」にそれぞれ対応する光源6への
印加電圧は製造段階で初期設定される。
この初期設定を行う場合には、装置本体l内に設けた上
記の切換えスイッチ20(第1図参照)か操作され、当
該複写機の動作モートか、以下に説明するテストモード
に切り換えられる。
第4図は上記テストモードに切り換えて、濃度設定値に
対応する光源印加電圧の初期設定を行う場合の動作を説
明するための図である。初期設定に当たっては、第4図
(alに示す基準原稿40が原稿台2上に載置され、こ
の基準原稿40の複写が行われる。この基準原稿40は
、その原稿面を、光学系5によって照明走査される走査
方向44に関して3つの領域41,42.43に区分し
、各領域に異なる基準画像を形成したものである。すな
わち、領域41には薄い原稿に対応するグラフ用紙と同
等の画像が形成されており、領域42には普通の原稿に
対応する一般文字原稿と同等の画 。
像か形成されており、領域43には濃い原稿に対応する
新聞と同等の画像が形成されている。この基準原稿40
は、たとえば、台紙上に、各領域41.42.43に対
応じてグラフ用紙、一般文字原稿および新聞を貼着して
構成したものであってもよい。なお、第4図において、
像の濃淡は斜線の密度により表されている。
テストモードに切り換えた状態で、スタートスイッチ3
1を操作して複写動作を開始させると、中央処理装置2
1からの制御信号に基づき、濃度制御手段30は、光源
6への印加電圧を走査開始からの時間の経過に伴って、
第4図(b)に示すように変化させる。すなわち、基準
原稿40の領域41を走査している期間TIには、基準
電圧Vlの近傍の電圧範囲で連続的に印加電圧を変化さ
せる。
また、領域42か走査されている期間T2には、基準電
圧V2 (V2>Vl)の近傍の電圧範囲で印加電圧か
連続的に変化され、領域43か走査されている期間T3
には、基準電圧V3 (V3>V2)の近傍の電圧範囲
で印加電圧か連続的に変化される。このような光源印加
電圧の時間に伴う変化は、中央処理装置21かタイマ2
4の出力を参照して、走査開始時刻からの経過時間に対
応じて順次具なる制御信号を濃度制御部30に与えるこ
とによって実現される。走査開始時刻からの経過時間に
対応する制御信号は、ROM22に記憶されている。な
お、基準電圧Vl、V2.V3は、平均的な複写機にお
いて濃度設定値NJ、「4」、「6」にそれぞれ対応じ
て適正濃度の複写像か得られる光源印加電圧であり、個
々の複写機における理想的な光源印加電圧はこれらの基
準電圧の近傍の値である。
光源印加電圧か低いときには、露光により感光体ドラム
4の表面から除去される電荷の量が少ないから、感光体
ドラム4の表面にトナーか多量に付着し、複写用紙に形
成される複写像の濃度は高くなる。逆に光源印加電圧が
高いはと複写像の濃度は低下する。したがって、第4図
(b1図示のように光源印加電圧を変化させることによ
って、領域41に形成された薄い部分に対しては像形成
濃度か高くされ、領域43に形成された濃い部分に対し
ては像形成濃度が低くされることになる。さらに、各領
域41.42.43がそれぞれ走査される期間TI、T
2.T3中には、光源印加電圧が時間の経過に伴って単
調に高くなるので、各領域の走査方向44の下流側はど
低い像形成濃度が設定されることになる。
この結果、複写用紙上には第4図(C)に示すように、
領域41,42.43に対応じて3つの領域51.52
.53に区分され、さらに各領域51゜52.53内で
走査方向44に対応した矢印54方向に向かって濃度が
連続的に低下させられた複写像が得られることになる。
このような複写像が形成された複写用紙5oは、タブレ
ット28(第1図参照)上に載置される。
上記のテストモードての複写動作の終了の後には、たと
えば表示部34(第3閲参照)には「グラフ用紙の適性
濃度位置をチエツクして下さい。」なとのメツセージか
表示される。これに応答して、初期設定を行う作業者は
、タブレット28上に載置された複写用紙50上の複写
像を視認し、領域51における適正濃度位置61 (第
4図(C1中に「◎」で示す。)をペンなとて押圧すれ
ばよい。
これによって、適正濃度位置61の位置情報は、A/D
変換器29および入出力ボート25を介して中央処理装
置21に与えられる。中央処理装置21ては、タブレッ
ト28から入力された位置情報に基づいて、適正濃度位
置61か走査された時刻tl(第4図(bl参照)にお
ける光源印加電圧V1かROM22の記憶内容を参照す
ることにより見出され、この光源印加電圧v1に対応す
るデータが濃度設定値「1」に対応する光源印加電圧の
初期値を表す設定濃度データとしてたとえば不揮発性R
AM100に記憶される。
このようにして濃度設定値rlJに対応する光源印加電
圧の初期設定か終了すると、表示部34にはたとえば「
一般文字原稿の適性濃度位置をチエツクして下さい。」
というメツセージか表示される。これに応答して、作業
者は、タブレット28上に載置された複写用紙5oの領
域52内の適性濃度位置62をペンなとて押圧する。こ
れにより、適性濃度位置62か走査された時刻t2に対
応する光源印加電圧v4か、濃度設定値「4」に対応す
る初期値とされ、これに対応する設定濃度データか不揮
発性RAM100に記憶される。
同様にして領域53内での適性濃度位置63をタブレッ
ト28から入力すると、適性濃度位置63か走査された
時刻t3に対応する光源印加電圧v6か濃度設定値「6
」に対する初期値とされる。
各適正濃度位置61,62.63に対応した光源印加電
圧vl、v4.v6の値かたとえば濃度設定値に関して
第5図図示のようにプロットされるとすると、中央処理
装置21はたとえば直線補間によって、濃度設定値「2
」、「3J、「5」、「7」に対応した光源印加電圧v
2.v3.v5゜v7を算出する。この光源印加電圧v
2.v3゜v5.v7は、濃度設定値「2]、「3」、
r5J、「7」に対応する光源印加電圧の初期値とされ
、対応する設定濃度データか不揮発性RAM100に書
き込まれる。
このようにして各濃度設定値に対応する光源印加電圧の
初期設定か終了した後には、切換えスイッチ20が切り
換えられて、当該複写機の動作モードか通常の動作モー
ド、すなわち1回の照明走査の期間内において光源印加
電圧か一定に保たれる動作モードに復帰させられる。こ
の通常の動作モードでは、濃度入カキ−33a、33b
の操作によって濃度を設定した後にスタートスイッチ3
1を操作すると、不揮発性RAM 100に記憶された
光源印加電圧の初期値に対応した設定濃度データが読み
出され、濃度制御部3oは当該電圧を光源6に印加する
ことになる。
上述のようにして本実施例では、切換えスイッチ20に
より装置の動作をテストモードに切り換え、このテスト
モードで基準原稿4oを複写し、これにより得られた複
写像の適正濃度位置をタブレット28から入力すること
によって、適正な濃度に対応した光源印加電圧を確実に
初期値として設定することかできる。これにより、光源
印加電圧の微調整量の推定か必要であった従来技術のよ
うに、作業者に熟練か要求されることかなく、未熟練者
でも容易にかつ短時間で光源印加電圧の初期設定を行う
ことかできる。
しかも、基準原稿40は3種類の代表的な濃度の画像を
区分して形成したものであり、テストモードて基準原稿
40を複写した場合には、区分された各領域41,42
.43に対応じて段階的に光源印加電圧か変化されると
ともに、各領域41゜42.43か走査される期間内に
は連続的に光源印加電圧か変化される。したがって、3
種類の代表的な画像に対して適正濃度の複写像が得られ
るへき濃度設定値NJ、「4」、「6Jに対して、−回
の複写によって適正な光源印加電圧の初期値を設定する
ことか可能となる。さらに残余の濃度設定値「2」、「
3」、「5j、「7」に対する光源印加電圧の初期値も
、直線補間によって求められるので、結局、初期設定に
要する複写回数は1回となり、トナーや複写用紙の消費
か最小限に抑えられる。
なお、光学系5による基準原稿40の走査速度に比較し
て濃度制御手段30による光源印加電圧の変化か遅く、
走査位置か領域41から領域42に移るとき、または領
域42から領域43に移るときに、第4図fblにおい
て参照符号!!1.l!2で示すように光源印加電圧の
立ち上かりに遅延か生し、この立ち上かり遅延時間か無
視てきない場合には、この立ち上かり期間に対応した複
写像の領域では適正濃度位置の入力が禁止されるように
してもよい。また、上記の立ち上かり時間に対応する領
域には画像か形成されていない基準原稿が用いられても
よい。
第6図は本発明の他の実施例で用いられる基準原稿70
を示す平面図である。この第6図において上述の第4図
体)に示された各部に対応する部分には同一の参照符号
を付して示す。また本実施例る説明では、上述の第1図
および第3図を併せて参照する。
本実施例で用いられる基準原稿70では、3種類の代表
的な画像か形成された領域41,42゜43にはそれぞ
れ、走査方向44の位置を示すNJ〜「9」の目盛り?
1.72.73か形成されている。この基準原稿70を
、上記のテストモードで複写すると、複写用紙上には、
上記の目盛り71.72.73の複写像を含む第4図f
cI図示のものとほぼ同様な複写像か形成される。
濃度設定値rlJ〜「7」に対応する光源印加電圧の初
期設定に当たっては、作業者は、テストモードて基準原
稿70を複写し、こうして得られた複写用紙を目視して
、各領域41,42.43に対応する領域中で適性濃度
位置を見出し、それぞれの領域毎に適性濃度位置の目盛
り?1,72゜73を読み取る。そして、読み取った適
性濃度位置の目盛りの値を操作部26のテンキー32(
第3図参照)から順に入力する。本実施例ては、テンキ
ー32が位置データ入力手段を構成する。
二のテンキー32から入力された値に基づいて、中央処
理装置21は、当該入力値に対応する基準原稿70上の
位置を光源6か走査した時刻における光源6への印加電
圧をROM22の記憶内容に基づいて求め、得られた印
加電圧を濃度設定値rlJ、r4J、  r6Jに対応
した初期値とする。
この後の処理は、上記の第1の実施例の場合と同様であ
る。
このように、本実施例では、位置を表す目盛り71.7
2.73を形成した基準原稿70を用いることによって
、テンキー32から適性濃度位置の入力が行えるので、
タブレット28などか不要となる。
なお、本発明は上記の各実施例に限定されるものではな
い。たとえば上述の各実施例では光源6への印加電圧の
制御によって像形成濃度が制御される場合を例にとった
が、像形成濃度の制御は帯電用コロナ放電器12への印
加電圧や現像装置13における現像バイアスを濃度制御
部30により制御するようにして行ってもよい。この場
合には、濃度設定値NJ〜「7」に対応する帯電用コロ
ナ放電器12の印加電圧や現像バイアスの初期値か上述
の光源印加電圧の初期設定と同様にして行われることに
なる。
また上記の実施例ては、濃度制御部30か像形成濃度を
テストモードての基準原稿の走査に伴って連続的に変化
させる場合を例にとったが、テストモード時における像
形成濃度は所定のステップ幅ずつ変化させられてもよい
その他事発明の要旨を変更しない範囲内において、種々
の設計変更を施すことか可能である。
〈発明の効果〉 請求項1記載の複写機によれば、テストモードて基準原
稿を複写し、複写像における適正濃度位置を位置データ
入力手段から入力することによって、所定の設定濃度に
対する像形成濃度の初期設定か行われる。すなわち、基
準原稿の1回の複写によって所定の設定濃度に対する像
形成濃度の初期設定か確実に行えるので、容易にしがも
短時間で上記初期設定を行うことができ、作業に熟練か
必要とされることはない。また初期設定のためには、1
回の基準原稿の複写か必要とされるに過ぎないので、初
期設定に要するコストを削減できる。
請求項2記載の複写機によれば、所定の複数の設定濃度
に対する像形成濃度の初期設定か基準原稿の1回の複写
によって行えるのて、上記初期設定か一層短時間でしか
も低コストで行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の複写機の電気的構成を示す
ブロック図、 第2図は上記複写機の全体の構成を示す断面図、第3図
は操作部26の平面図、 第4図は濃度設定値に対応する光源印加電圧の初期設定
を説明するための図、 第5図は初期設定により設定された濃度設定値と光源印
加電圧の初期値との関係を示す図、第6図は本発明の他
の実施例で用いられる基準原稿70の平面図である。 4・・感光体ドラム、5・・・光学系、6・・光源、1
2・・帯電用コロナ放電器、13・・・現像装置、14
・・・転写用コロナ放電器、20・・・切換えスイッチ
、21・・・中央処理装置(設定濃度特定手段)、22
・・・ROM(記憶手段)、24・・タイマ、26・・
・操作部、28・・・タブレット(位置データ入力手段
)、30・・濃度制御部、32・・・テンキー(位置デ
ータ入力手段)、33a、33b・・濃度入カキ−13
4・・表示部、36・・・目盛り、40・・・基準原稿
、50・・・複写用紙、61〜63・・・適性濃度位置
、100・・・不揮発性RAM、70・・・基準原稿、
71゜72.73・・・目盛り、vl−v7・・・光源
印加電圧の初期値

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、像形成濃度を設定するための濃度入力手段を備え、
    この濃度入力手段で設定された濃度に応じて像形成濃度
    を変化させることができる複写機において、 テストモードの設定または解除を切り換える切換え手段
    と、 この切換え手段によって上記テストモードが設定されて
    いるときに、予め定める濃度の基準原稿の複写像を形成
    する像形成手段と、上記テストモードにおいて上記像形
    成手段が像を形成するときの像形成濃度を、上記基準原
    稿の複写位置に応じて連続的または段階的に変化させる
    濃度制御手段と、 複写位置の変化と像形成濃度の変化との関係を記憶する
    記憶手段と、 上記基準原稿を上記テストモードにおいて複写して得ら
    れた複写像における適正濃度位置を入力するための位置
    データ入力手段と、この位置データ入力手段から入力さ
    れた位置データに基づいて、上記記憶手段から上記適正
    濃度位置に対応する像形成濃度を読み出し、その像形成
    濃度を上記濃度入力手段における所定の設定濃度になる
    ように決める設定濃度特定手段とを含むことを特徴とす
    る複写機。 2、上記濃度入力手段は、所定の複数の濃度を設定する
    ことができるものであり、 上記基準原稿は、上記濃度入力手段で設定される複数の
    所定の設定濃度に対応して適正濃度の複写像が得られる
    べき複数種類の画像が区分して形成されているものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の複写機。
JP2316351A 1990-11-20 1990-11-20 複写機 Pending JPH04186254A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006313276A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法

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JP2006313276A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法

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