JPH04185607A - 保護コロイド系再分散性アクリル樹脂エマルジョン粉末とその製造方法 - Google Patents

保護コロイド系再分散性アクリル樹脂エマルジョン粉末とその製造方法

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JPH04185607A
JPH04185607A JP31411790A JP31411790A JPH04185607A JP H04185607 A JPH04185607 A JP H04185607A JP 31411790 A JP31411790 A JP 31411790A JP 31411790 A JP31411790 A JP 31411790A JP H04185607 A JPH04185607 A JP H04185607A
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emulsion
weight
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powder
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Application number
JP31411790A
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English (en)
Inventor
Noriyoshi Oshima
大島 宣義
Masanori Nonaka
野中 正規
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Hoechst Gosei KK
Original Assignee
Hoechst Gosei KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水溶性保護コロイドと連鎖移動剤を使用して製
造した、アクリル樹脂エマルジョンを粉末化した再分散
性アクリル樹脂エマルジョン粉末とその製造方法に関す
る。
〔従来技術〕
再分散性合成樹脂エマルジョン粉末は、合成樹脂エマル
ジョンを11!霧乾燥することによりV造され、合成樹
脂エマルジョンに比較して粉末であることより取り扱い
が容易で、輸送に便利であり、使用時には粉末を水に添
加し撹拌することにより水中に再分散する性質を有する
ため、接着剤、塗料用バインダー、水性インキ用バイン
ダー、繊維仕上剤、のほかコンクリート構造物、ブロッ
ク、パイル、モルタル、スレートなどのセメント製品へ
の混入剤など広範な用途に使用されている。
しかしながら、水にて再分散しうる合成樹脂エマルジョ
ン粉末として知られているものの多くは、ビニルアセテ
ート重合体またはその共重合体、つまりビニルアセテー
ト系樹脂エマルジョン粉末であった。
例えば、特公昭60−5081号公報等には40重量%
以上のビニルアセテートと、他の共重合製単量体との共
重合体エマルジョン粉末の製造方法が記載されている。
そして、ビニルアセテート系樹脂は耐アルカリ性に劣り
、アルカリによりケン化反応を起こし性能が劣化する。
一方アクリル系樹脂エマルジョンは種々の化学的、物理
的性能がビニルアセテート系樹脂より優れているので各
種の用途に使用され、ビニルアセテート樹脂の使用でき
ない用途にも用いられている。
しかしながら再分散性の優れたアクリル系樹脂エマルジ
ョンが知られていないのが現状である。
アクリル系樹脂エマルジョンを噴霧乾燥する試みも種々
なされたが、いまだに再分散性に優れたアクリル系樹脂
エマルジョン粉末は知られていない。
アクリル系樹脂エマルジョンの多くは、その製造時に乳
化剤として界面活性剤が使用されており、これら界面活
性剤を乳化剤として使用したアクリル系樹脂エマルジョ
ンを噴霧乾燥するとアクリル系樹脂の粒子が2次粒子と
して凝集してしまい、エマルジョン粉末の水への再分散
性が全く失われてしまう。
また、ポリビニルアルコールや、メチルセルロースのご
とき水溶性gA護ココロイド用いたアクリル酸エステル
および/またはエタクリル酸エステル等のアクリル系単
量体もしくはこれらと共重合可能な単量体との重合体エ
マルジョン、ことに他の共重合成分に対するアクリル酸
エステルおよび/またはメタクリル酸エステルの共重合
比率が70重量%以上の重合体エマルジョンを安定に製
造することは、樹脂濃度が極めて低い場合を除いて困誼
であったため、これらのアクリル系樹脂エマルジョンを
98乾燥する試みは行われていなかった。樹脂濃度の低
い、すなわち水の多いエマルジョンの噴霧乾燥は実質的
に不可能である。
前述の通り、アクリル系樹脂はビニルアセテート系合成
樹脂に比較して耐アルカリ性などの優れた皮膜物性を有
しているが、エマルジョン粉末の再分散性の良くないこ
とが大きな欠点であり、その解決が望まれていた。
〔発明が解決した課題〕
本発明者らは、再分散性の優れたビニルアセテート系合
成樹脂エマルジョン粉末が乳化剤として水溶性保護コロ
イドを使用したビニルアセテート系合成樹脂エマルジョ
ンを噴霧乾燥することにより製造されていることに着目
し、幾多の研究を続けた結果、水溶性保護コロイドと、
連鎖移動剤を併用して乳化重合して得られるアクリル系
樹脂エマルジョンを噴霧乾燥することにより再分散性に
優れたアクリル系樹脂エマルジョン粉末の得られること
を解明し、本発明を完成した。
〔課題を解決した手段〕
本発明は、 「(1) 水溶性保筐コロイドを使用しアクリル系単量
体に対して0.1〜50重量%の連鎖移動剤の存在下で
アクリル系単量体を、所望により30重L%以下の共重
合性単量体とともに乳化重合して製造したエマルジョン
をrIA霧乾燥して得たgl、護コロイド系再分散性ア
クリル樹脂エマルジョン粉末。
(2)  9M乾燥するエマルジョンが、水溶性保護コ
ロイドをアクリル系単量体100重量部に対して1〜2
0重量部使用して製造したエマルジョンである、請求項
1に記載されたgA護ココロイド系再分散性アクリル樹
脂エマルジョン粉末(3) 平均重合度500以下のポ
リビニルアルコール系保護コロイドを使用してアクリル
系単量体を、所望により1031量%以下の共重合性単
量体とともに乳化重合して製造したエマルジョンに、エ
マルジョン中に存在するポリビニルアルコール系保護コ
ロイドとの合計量がエマルジョンの全固形分に対して 
5〜50重量%の範囲になる量の水溶性添加剤を配合し
噴霧乾燥して得た、請求項1または2に記載された保護
コロイド系再分散性アクリル樹脂エマルジョン粉末。
(4) 噴霧乾燥したエマルジョン粉末に抗粘結剤を混
合した請求項ヱないし3のいずれか1項に記載された保
護コロイド系再分散性アクリルエマルジョン粉末。
(5) エマルジョン粉末がエマルジョンを抗粘結剤の
存在下に+*i乾燥した粉末である、請求項1ないし4
のいずれか1項に記載された保護コロイド系再分散性ア
クリル樹脂エマルジョン粉末。
(6) 抗粘結剤が無機質充填剤粉末である、請求項1
ないし5のいずれか1項に記載された保護コロイド系再
分散性アクリル樹脂エマルジョン粉末。
(7) 水溶性保護コロイドを使用しアクリル系単量体
に対して0.1〜50重量%の連鎖移動剤の存在下でア
クリル系単量体を、所望により30重量%以下の共重合
性単量体とともに乳化重合してエマルジョン製造しつい
で噴霧乾燥することを特徴とする、保護コロイド系再分
散性アクリル樹脂エマルジョン粉末の製造方法。
(8) 水溶性保護コロイドをアクリル系単量体100
重量部に対して1〜20重り部使用したことを特徴とす
る請求項7に記載された保護コロイド系再分散性アクリ
ル樹脂エマルジョン粉末の製造方法。
(9) 平均重合度500以下のポリビニルアルコール
系保護コロイドを使用してアクリル系単量体を、所望に
より101量%以下の共重合性単量体とともに乳化重合
して製造したエマルジョンに、エマルジョン中に存在す
るポリビニルアルコール系保護コロイの合計量がエマル
ジョンの全固形分に対して 5〜50重量%の範囲にな
る量の水溶性添加剤を配合しtit霧乾燥したことを特
徴とする、請求項7ないし8のいずれか1項に記載され
た保護コロイド系再分散性アクリル樹脂エマルジョン粉
末の製造方法。
(10) エマルジョンを抗粘結剤の存在下に噴霧して
乾燥することを特徴とする請求項7ないし9のいずれか
1項に記載されたff1ilコロイド系再分散性アクリ
ル!Fエマルジョン粉末の製造方法、」である。
〔作 用〕
本発明者らの研究によると、再分散性に優れたアクリル
系樹脂エマルジョン粉末を得るには、アクリル酸エステ
ルおよび/まなはメタクリル酸エステル等のアクリル系
単量体またはこれらと共重合しうる単fL#とを乳化重
合する時点で水溶性保護コロイドの存在が必要不可欠で
ある。
本発明者は、乳化重合時に生成するアクリル系樹脂粒子
が水溶性保護コロイドとの結合を生じ、これが樹脂粉末
の再分散性に潰れた作用効果を奏していると考える。
また、特に樹脂エマルジョンの噴霧乾燥を行った時、水
溶性保護コロイドがアクリル系樹脂粒子同士の融着を阻
害し、rIIA霧乾燥後乾燥後中でアクリル系樹脂粒子
が個々に存在することにより、粉末を水中で撹拌すると
水溶性保護コロイドによりアクリル系樹脂粒子が分散し
、優れた再分散性を発揮するものと考えている。
本発明者の研究により界面活性剤を乳化剤として使用し
たアクリル系lit脂エマルジョンを噴霧乾燥したアク
リル系樹脂エマルジョン粉末は、界面活性剤は低分子量
であり、水溶性保護コロイドのごときアクリル系樹脂粒
子を融着から保護する効果がなく、+i霧乾燥時にアク
リル系樹脂粒子同士が融着し2次粒子を形成してしまい
、このためアクリル系樹脂エマルジョン粉末が全く再分
散性をを示さないことか解明された。
乳化重合する時点で水溶性保護コロイドの存在が必要不
可欠であることは、界面活性剤を乳化剤として使用した
アクリル系vIJ脂エマルジョンに同量の水溶性保護コ
ロイドを後添加したものとの差によって明らかである。
水溶性保護コロイドを後添加しても、単に水溶性保護コ
ロイドが水中に存在するといるだけでアクリル系樹脂粒
子との結合がないので噴霧乾燥時にアクリル系樹脂粒子
同士が融着し2次粒子の形成を防止する効果はなく、こ
のアクリル系樹脂エマルジョン粉末も全く再分散性を示
さない。
乳化重合する時点における連鎖移動剤の存在もまた重要
である。それはアクリル系単量体と平均重合度500以
下のポリビニルアルコール系保護コロイドとの親和性が
悪いため、高温度になると凝集するので連鎖移動剤を加
えて親和性を改善すると乳化重合反応が安定に進行する
効果がある。
連鎖移動剤としては通常使用されるものでよい。
本発明のアクリル系樹脂エマルジョン粉末は再分散性に
優れており、粉末を水中に添加し撹拌することにより、
容易に再乳化しアクリル系t!J脂エマルジョンと同様
に使用することができる。
本発明で使用するアクリル系単量体としては、アルキル
基の炭素原子が1〜12個のアクリル酸エステルおよび
アルキル基の炭素原子が1〜12個のメタクリル酸エス
テルである。
またこれらと共重合する単量体としては、スチレン、メ
チルスチレンなどの芳香族ビニル化合物、酢酸ビニル、
α位で分岐した飽和カルボン酸のビニルエステル類、ア
クリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、な
どの不飽和カルボン酸、ビニルホスフェート、アクリロ
ニトリル、アクリルアミドおよびN−メチロールアクリ
ルアミド、グリシジルメタクリレート、2ヒドロキシア
ルキルアクリレートなどの官能性単量体、その他エチレ
ン、塩化ビニル、塩化ビニリデンなどがある。
ジビニル化合物、ジ(メタ)アクリレート化合物、トリ
(メタ)アクリレート化合物、テトラ(メタ)アクリレ
ート化合物、ジアリル化合物、トリアリル化合物、テト
ラアリル化合物などの重合性不飽和基を2a以上有する
単量体も使用される。具体的には、例えば、ジビニルベ
ンゼン、ジビニルアジペート、エチレングリコールジ(
メタ)アクリレート、1.3−ブチルジ(メタ)アクリ
レート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリメタ)アクリレート、
ジアリルフタレート、トリアリルジシアヌレート、テト
ラアリルエキシエタン等が挙げられる。
共重合性の単量体の使用量はアクリル系単量体の30%
以下用いられる。これらの単量体の使用量がアクリル系
単量体の30%以上になるとアクリル樹脂の特徴が失わ
れ、本発明の効果が劣化する。
本発明において、乳化剤として使用する水溶性保護コロ
イドとしては、ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチ
ルセルローズ、メチルセルローズ、澱粉誘導体、ポリビ
ニルピロリドン、ポリエチレンオキサイド等が用いられ
る。
水溶性保護コロイドとしては粘度の小さいものが得られ
るエマルジョンの粘度が小さく、9霧乾燥が良好に行わ
れる利点がある。
その中でも再分散性の点からポリビニルアルコールが好
ましい、ポリビニルアルコールは、各種重合度、各種ゲ
ン化度のものが使用され、各種変性ポリビニルアルコー
ルも使用される。
ポリビニルアルコールとして、分子量500以下のもの
がエマルジョンを増粘することが少ないので好適である
水溶性保護コロイドの使用量は、単量体100重量部に
たいして、1〜40重量部が好ましい。
次に、本発明における連鎖移動剤としては、メタノール
、エタノール、ブタノール、などのアルコール類、四塩
化炭素、モノクロロメタン、ジクロロメタン、ジクロロ
エタン、クロロホルム、トリクロロエチレン、パークロ
ロエチレン、ターシャリブチルクロライド等の01〜C
Bの炭化水素のハロゲン置換体、アセトン、メチルセル
ローズ、シクロヘキサノン、アセトフェノン、アセトア
ルデヒド、プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒ
ド、フルフラール、ベンズアルデヒド等の02〜C8の
カルボニル類、ドデシルメルカプタン、ラウリルメルカ
プタン、ノルマルメルカプタン、2−エチルへキシルチ
オグリコレート、チオグリコール酸オクチル等のメルカ
プタン類の一種以上を使用することができる。
その使用割合は単量体の種類、および連鎖移動剤の種類
によって異なるので、−律には規定できないが、アクリ
ル系単量体に対し、0,1〜50重量%が使用される。
以下にその一例をあげて説明する。
メタノールを使用する場合は、単量体に対して15〜5
0重量%が使用でき、ことに20〜35重量%が好まし
い。
トリクロロエチレンを使用する場合は、同じく1〜20
重量%が使用でき、ことに2〜15重量%が好ましい。
アセトアルデヒドを使用する場合は、同じく0.1〜1
0重量%が使用でき、ことに0.5〜Bjli量%が好
ましい。
ドデシルメルカプタンを使用する場合は、同じく0.1
〜10重量%が使用でき、ことに0.5〜3重量%が好
ましい。
前述の単量体を水溶性保護コロイドと連鎖移動剤の存在
下で乳化重合して製造されたエマルジョンを噴霧乾燥す
ることによって、水への再分散性が良好であり、再分散
性と皮膜の性能に優れた保護コロイド系再分散性アクリ
ル樹脂エマルジョン粉末がえられる。
乳化重合方法としては、通常の乳化重合法が適用され、
バッチ乳化重合法、単I体滴下乳化重合法、乳化モノマ
ー滴下乳化重合法などの方法で行われる。
乳化重合の重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫
酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素、ブチ
ルパーオキサイドなどの過酸化物、およびこれら過酸化
物と還元剤とを組合わせたレドックス重合開始剤が用い
られる。レドックス重合開始剤として、過酸化水素とL
−アスコルビン酸の組合わせが好適である。
噴霧乾燥には、流体を噴霧して乾燥する通常の噴霧乾燥
機が使用出来る。噴霧の形式により、ディスク式やノズ
ル式などがあるが、いずれの方法も使用される9、tな
、熱源としても、熱風や加熱水蒸気などが用いられる。
乾燥条件は、rJa霧乾燥機の大きさや種類、エマルジ
ョンの濃度、粘度、流量などによって選択すればよい、
乾燥温度は100℃〜150℃が適当であり、この乾燥
温度の範囲内で、充分に乾燥した粉末が得られるように
、他の乾燥条件を設定することが好ましい、100℃未
満では充分な乾燥が行われず、150℃を越えると、ア
クリル系樹脂の熱による変質が発生するために好ましく
ない。
乾燥は充分に行う事が必要で、余分な水分は、アクリル
系樹脂エマルジョン粉末を凝集しブロック化する傾向が
ある。
本発明の保護コロイド系再分散性アクリル樹脂エマルジ
ョン粉末の水への再分散性をより向上するために、水溶
性添加剤を加えることも出来る。
水溶性添加剤は、rIa霧乾燥前のエマルジョンに添加
して噴霧乾燥すると均一に混合される利点がある。
水溶性添加剤の使用量は、エマルジョン製造時に使用さ
れた水溶性保護コロイドの使用量とも間係があり、噴霧
乾煉前のエマルジョン固形分に対して、水溶性保護コロ
イドと水溶性添加剤の固形分を5〜50重量%とするこ
とが好ましい、5重量%以下では、水への再分散性が充
分とは言えず、50!J!q%以上では耐水性等が著し
く低下して水溶性樹脂の性質に近くなりエマルジョン粉
末としての特徴が失われる。
水溶性添加剤として使用されるものとしては、水溶性高
分子化合物が好ましく、前述の水溶性保護コロイドとし
て使用される、ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチ
ルセルローズ、メチルセルローズ、澱粉誘導体、ポリビ
ニルピロリドン、ポリエチレンオキサイド等のほか、水
溶性アルキッド樹脂、水溶性フェノール樹脂、水溶性尿
素樹脂、水溶性メラミン樹脂、水溶性グアナミン11脂
、水溶性ナフタレンスルホン酸樹脂、水溶性アミノ樹脂
、水溶性ポリアミド樹脂、水溶性アクリル樹脂、水溶性
ポリカルボン酸塩、水溶性ポリエステル樹脂、水溶性ポ
リウレタン樹脂、水溶性ポリオール樹脂、水溶性エポキ
シ樹脂なども使用される。
本発明において、保護コロイド系再分散性アクリル樹脂
エマルジョン粉末を使用する用途によりその用途で使用
される各種添加剤を配合しておくことも出来る0例えば
、接着剤用における粘性改良剤、保水剤、粘着付与剤、
増粘剤など、塗料用バインダーや水性インキ用バインダ
ー用における粘性改良剤、増粘剤、顔料分散剤、安定剤
など、繊維仕上剤用における繊維柔軟剤、増粘剤、平滑
剤、帯電防止剤など、セメントやモルタルなどへの添加
剤用におけるAE剤、減水剤、流動化剤、保水剤、増粘
剤、防水剤なども適宜使用される。
本発明の保護コロイド系再分散性アクリル樹脂エマルジ
ョン粉末の貯蔵安定性を向上するために、抗粘結剤を使
用することも好ましい、エマルジョン粉末の貯蔵安定性
とは、貯蔵中に粉末同士が粘結して凝集しブロック化し
てしまう傾向をいい、樹脂の柔らかいものほどブロック
化する傾向が強く、貯蔵安定性が悪い。
抗粘結剤は噴霧乾燥後のエマルジョン粉末に添加し均一
に混合しても良いが、エマルジョンを噴霧乾燥する際に
、エマルジョンを抗粘結剤の存在下に噴霧することが、
均一な混合を行うことができ、粘結防止効果のうえから
好適である。
抗粘結剤としては、微粒子の無機粉末が好ましく、炭酸
カルシウム、クレー、無水珪酸、珪酸アルミニウム、ホ
ワイトカーボン、タルク、アルミナホワイト、等が使用
され、特に平均粒子径が約0.01〜0.5μsの無水
珪酸、珪酸アルミニウム、炭酸カルシウムなどが好まし
い、抗粘結剤の使用量は特に限定されないが、エマルジ
ョン粉末に対して2〜20.!1量%の範囲で用いるの
が好ましい、2重量%以下では抗粘結剤を使用した効果
が得られず、20重量%以上では、無機粉末の含有量が
多くなりすぎてエマルジョン粉末としての特徴が失われ
るので好ましくない。
つぎに、実施例をあげて本発明を具体的に説明する。
〔実施例〕
実施例1゜ 温度計、撹拌機、還流冷却器および滴下ロートを備えた
内容量500 mlの四ツロフラスコ中で次の組成の溶
液を調整した。
ポリビニルアルコール (ケン化度88モル%、平均重合度1500)6重量部 メタノール         30重量部酢酸ソーダ 
       0.5重量部水           
         52重量部別の単量体としてアクリ
ル酸エチル100重量部を用意した。
ついで前記の四ツロフラスコを内温70℃に加熱し、1
0%過[′ff1カリウム水溶液1.5重量部を添加し
、先に用意したアクリル酸エチルを約2時間にわたって
滴下した。その間において、12%過硫酸ナトリウム水
溶液2.5重量部を滴下中及び滴下終了後に分割して添
加した0滴下終了後、さらに約2時間内温を72〜75
℃に保って撹拌をつづけ、重合反応を完結したのち冷却
した。
得られた重合体分散液は凝固物がなく、固形分濃度56
重量%、粘度153,0OOcPの乳白色の樹脂分散液
であった。
重合体分散液       100!!量部水    
        100重量部を均一に混合して分散液
とした。
この分散液と分散液の固形分にたいして5%の量の無水
珪酸微粉末とを別々に120℃の熱風中に同時噴霧して
乾燥し、平均粒径70−の樹脂粉末を得た。
実施例2゜ 実施例1の単量体アクリル酸エチル100重量部にかえ
て、アクリル酸エチル90重量部と酢酸ビニル101量
部との混合単量体を用いた以外は、実施例1と同様にし
て重合体分散液を得た。
得られた重合体分散液は凝固物がなく、固形分濃度55
重量%、粘度136,0OOcPの乳白色の樹脂分散液
であった。
重合体分散液       ioo重量部ポリビニルア
ルコール (ケン化度88モル%、平均重合度1500)15重量
部 水                  100重ゑ部
を均一に混合して分散液としな。
この分散液と分散液の固形分にたいして5%の量の珪酸
アルミニウム微粉末とを別々に120℃の熱風中に同時
噴霧乾燥し、平均粒径80gの樹脂粉末を得た。
実施例3゜ 実施例1の単量体アクリル酸エチル100重量部にかえ
て、アクリル酸エチル941!ffi部とメタクリルM
6!量部との混合単量体を用い、水の52:重量部を7
2重量部に増量した以外は、実施例1と同様にして重合
体分散液を得た。
得られた重合体分散液は凝固物がなく、固形分濃度5o
重量%、粘度98.0OOcPの乳白色の樹脂分散液で
あった。
重合体分散i        100重量部水    
        1001量部を均一に混合して分散液
とした。
この分散液と分散液の固形分にたいして8%の量の無水
珪酸微粉末とを別々に120℃の熱風中に同時噴霧乾燥
し、平均粒径60uxのS脂粉末を得た。
実施例4゜ 実施例1の単量体アクリル酸エチル100重量部にかえ
て、アクリル酸ブチル50重量部とアクリルルFi2−
エチルヘキシル50重量部との混合単量体を用い、水の
52重量部を721℃量部に増量した以外は、実施例1
と同様にして重合体分散液を得た。
得られた重合体性a液は凝固物がなく、固形分濃度50
重量%、粘度178,0OOcPの乳白色の樹脂分散液
であった。
重合体分散液       100重量部ナフタレンス
ルフォン酸ホルマリン 縮金物          10重量部水      
      100重量部を均一に混合して分散液とし
た。
この分散液を120℃の熱風中に同時噴霧して乾燥し、
平均粒径90taの樹脂粉末を得た。
実施例5゜ 実施例1の単量体アクリル酸エチル100重量部にかえ
て、アクリル酸ブチル75IJL部とアクリロニトリル
23重量部とテトラアリルオキシエタン2重量部の混合
単量体を用い、水の52重量部を72重量部に増量した
以外は、実施例1と同様にして重合体分散液を得た。
得られた重合体分散液は凝固物がなく、固形分濃度50
重量%、粘度63,0OOcPの乳白色の樹脂分散液で
あった。
重合体分散液       100重量部水     
       100重量部を均一に混合して分散液と
した。
この分散液と分散液の固形分にないして10%の量の無
水珪酸微粉末とを別々に120℃の熱風中に同時噴霧乾
燥し、平均粒径60μsの樹脂粉末を得た。
実施例6゜ 実施例1と同様の四ツロフラスコ中で次の溶液を調製、 ポリビニルアルコール (ゲン化度88モル%、平均重合度1500)6重量部 メタノール         30重量部酢酸ソーダ 
       1.0重量部水           
  30重量部別に、次の単量体混合液を用意した。
アクリル酸エチル      94を1部N−メチロー
ルアクリルアミド 3重量部 メタクリル酸メチル      3重量部ポリオキシエ
チレンラウリルKFiエステルソーダ(30%溶液) 
   8重量部水                 
   42重量部ついで実施例1と同様にしぞ重合体分
散液を得た。
得られた重合体分散液は凝固物がなく、固形分濃度50
重量%、粘度131.0OOcPの乳白色の樹脂分散液
であった。
重合体分散液       100重量部メラミンホル
マリン締合物 スルフォン酸塩      10重量量部水     
       100重量部を均一に混合して分散液と
した。
この分散液と分散液の固形分にたいして5%の量の無水
珪酸微粉末とを別々に120℃の熱風中に同時噴霧して
乾燥し、平均粒径80uの樹脂粉末を得た。
実施例7゜ 実施例1と同様の四ツロフラスコ中で次の溶液を調製し
、 しドロキシエチルセルローズ (20℃における2%水溶液の粘度が 21〜26cPのもの)   4重量部メタノール  
       30重量部酢酸ソーダ        
0.5重量部水             52重量部
単量体としては、アクリル酸エチル100重量部を用い
て、実施例1と同様にして重合体分散液を得た。
得られた重合体分散液は凝固物がなく、固形分濃度55
1jLj1%、粘度78,0OOcPの乳白色の樹脂分
散液であった。
重合体分散液       100重量部水 −100
重量部 を均一に混合して分散液とした。
この分散液と分散液の固形分にたいして10%の量の珪
酸アルミニウム微粉末とを別々に120℃の熱風中に同
時噴霧して乾燥し、平均粒径70−の樹脂粉末を得た。
実施例8゜ 実施例7のしドロキシエチルセルローズ4ijL量部の
かわりに、ポリビニルピロリドン(分子量70万)6重
量部を用いた以外は、実施例7と同様にして重合体分散
液を得た。
得られた重合体分散液は凝固物がなく、固形分濃度55
重量%、粘度83,0OOcPの乳白色の樹脂分散液で
あった。
重合体分散液       100重量部ポリカルボン
酸塩      10重量部水           
 ioo’u量部を均一に混合して分散液とした。
この分散液と分散液の固形分にたいして10%の量の無
水珪酸微粉末とを別々に120℃の熱風中に同時噴霧し
て乾燥し、平均粒径80−の樹脂粉末を得た。
実施例9゜ 実施例1と同様の四ツロフラスコ中で次の溶液を調製し
、 ポリビニルアルコール (ケン化度88モル%、平均重合度1500)6重量部 アセトアルデヒド     1.5重量部酢酸ソーダ 
       0.5重量部水           
 102重量部単j1体としては、アクリル該エチル1
0011量部を用いて、実施例1と同様にして重合体分
散液を得な。
得られた重合体分散液は凝固物がなく、固形分濃度50
11量%、粘度64.0OOcPの乳白色の樹脂分散液
であった。
重合体分散液       100重量部ポリビニルア
ルコール (ケン化度88モル%、平均重合度1500)20重量
部 水            150重量部を均一に混合
して分散液とした。
この分散液を120℃の熱風中に噴霧して乾燥し、平均
粒径70axの樹脂粉末を得た。
樹脂粉末100重量部に微粒子の炭酸カルシウム10重
量部を添加して均一に混合した。
実施例10゜ 実施例9のアセトアルデヒド1.5重量部のかわりに、
トリクロロエチレン5重量部を用いた以外は、実施例9
と同様にして重合体分散液を得た。
得られた重合体分散液は凝固物がなく、固形分濃度50
重量%、粘度57,0OOcPの乳白色の樹脂分散液で
あった。
重合体分散液       100重量部ポリビニルア
ルコール (ケン化度88モル%、平均重合度1500)5重量部 水                   100重量
部を均一に混合して分散液とした。
この分散液と分散液の固形分にたいして5%の量の無水
珪酸微粉末とを別々に120℃の熱風中に同時噴霧して
乾燥し、平均粒径60ジの樹脂粉末を得た。
比較例1゜ 実施例1において使用したメタノール30重量部を使用
せずに、水52重量部を水82重量部に代えた以外は実
施例1と同様に乳化重合を行った。
乳化重合の途中で重合系が凝集しゲル状に固化してしま
い、重合体分散液を得ることができなかった。
実施例1のようにol霧して乾燥することはできなかっ
た。
比較例2゜ 実施例1において使用した、ポリビニルアルコール(ケ
ン化度88モル%、平均重合度1500)6重量部を0
.5重量部とした以外は、実施例1と同様に乳化重合を
行った。
乳化重合の途中で重合系が凝集しゲル状に固化してしま
い、重合体分散液を得ることができなかった。
実施例1のように噴霧して乾燥することはできなかった
比較例3゜ 実施例1において使用した、 ポリビニルアルコール (ケン化度88モル%、平均重合度1500)6重量部 メタノール         30重量部酢酸ソーダ 
       0.5重量部水           
  52重量部の代わりに ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ 3重量部 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 3重量部 メタノール         30重量部酢酸ソーダ 
       0.5重量部水           
  70重量部とした以外は実施例1と同様に乳化重合
を行った。
得られた重合体分散液は凝固物がなく、固形分濃度50
.li孟%、粘度5.000cPの乳白色の樹脂分散液
であった。
得られた重合体分散液っを実施例1と同様に噴霧して乾
燥し、平均粒径60μsの樹脂粉末を得た。
比較例4゜ 比較例3で得られた重合体分散液を使用して重合体分散
液       ioo重量部ポリビニルアルコール (ケン化度88モル%、平均重合度1500)20重量
部 水            100重量部を均一に混合
して分散液とした。
得られた重合体分散液っを実施例1と同様に噴霧して乾
燥し、平均粒径60ジの樹脂粉末を得た。
比較例5゜ 実施例1において使用した、単量体のアクリル酸エチル
100重量部の代わりに酢酸ビニル100重量部を使用
した以外は実]FH’RIIと同様に乳化重合を行った
得られた重合体分散液は凝固物がなく、固形分濃度55
重量%、粘度143,0OOcPの乳白色の樹脂分散液
であった。
得られた重合体分散液を実a例1と同様に噴霧して乾燥
し、平均粒径7oμsの樹脂粉末を得た。
比較例6、 実施例1において使用した、単量体のアクリル酸エチル
100重量部の代わりに アクリル酸エチル      50重量部酢酸ビニル 
        50重量部を使用した以外は実施例1
と同様に乳化重合を行った。
得られた重合体分散液は凝固物がなく、固形分濃度55
重量%、粘度149,000cPの乳白色の樹脂分散液
であった。
得られた重合体分散液っを実施例1と同様に噴霧して乾
燥し、平均粒径70tmの樹脂粉末を得た。
試験例1゜ 実施例1〜10で得られた樹脂粉末と比較例3〜6で得
られた樹脂粉末について、樹脂粉末の再分散性を比較す
るために、樹脂粉末100重量部を脱イオン水100重
量部中に添加して撹拌機により充分撹拌して再分散性、
外観およびその粘度を測定しな。
試験結果は第1表の通りであった。
(以下余白) (1)再分散性 撹拌後、1時間静置して再分散液を観察する。
艮 ・・・・・・・・・・・・・・・ 再分散液が均一
で樹脂の沈降がわずかである。
悪 ・・・・・・・・・・・・・・・ 再分散液が透明
な層と沈降した樹脂粉末の2層に分離 してしまう。
(2)外観 再分散液の外観を観察する。
(3)粘度 再分散液の粘度をB)(型粘度計で測定する。
試験例2゜ 試験例1.における再分散性の試験によって得られた再
分散液を室温乾燥して生成する皮膜の物性を比較するた
めに、再分散液をポリエチレンフィルムに0.5層厚に
塗布して24時間室温乾燥して皮膜を生成し、皮膜の生
成性、耐アルカリ性及び耐溶剤性を試験した。
試験結果は第1表の通りであった。
(1)皮膜の生成性 良 ・・・・・・・・・・・・・・・ 均一な皮膜とな
り、強靭な皮膜がえられる。
可 ・・・・・・・・・・・・・・・ 均一な皮膜とな
るが皮膜に可撓性がない。
悪 ・・・・・・・・・・・・・・パ皮膜が得られない
(2)耐アルカリ性 皮膜10tを1規定の水酸化ナトリウム水溶液80cc
で80℃1時間処理し、塩酸で逆滴定する。
艮 ・・・・・・・・・・・・・・・ 未クン化ポリマ
ー20%以下 悪 ・・・・・・・・・・・・・・・ 未クン化ポリマ
ー20%以下 (3)耐溶剤性 皮膜10gをメタノール90ccに24時間浸漬して皮
膜の常態を観察する。
良 ・・・・・・・・・・・・・・・ 皮膜の溶解およ
び膨潤が少ない。
悪 ・・・・・・・・・・・・・・・ 皮膜の溶解して
しまうか、膨潤が著しい。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性保護コロイドを使用しアクリル系単量体に
    対して0.1〜50重量%の連鎖移動剤の存在下でアク
    リル系単量体を、所望により30重量%以下の共重合性
    単量体とともに乳化重合して製造したエマルジョンを噴
    霧乾燥して得た保護コロイド系再分散性アクリル樹脂エ
    マルジョン粉末。
  2. (2)噴霧乾燥するエマルジョンが、水溶性保護コロイ
    ドをアクリル系単量体100重量部に対して1〜20重
    量部使用して製造したエマルジョンである、請求項1に
    記載された保護コロイド系再分散性アクリル樹脂エマル
    ジョン粉末。
  3. (3)平均重合度500以下のポリビニルアルコール系
    保護コロイドを使用してアクリル系単量体を、所望によ
    り10重量%以下の共重合性単量体とともに乳化重合し
    て製造したエマルジョンに、エマルジョン中に存在する
    ポリビニルアルコール系保護コロイドとの合計量がエマ
    ルジョンの全固形分に対して5〜50重量%の範囲にな
    る量の水溶性添加剤を配合し噴霧乾燥して得た、請求項
    1または2に記載された保護コロイド系再分散性アクリ
    ル樹脂エマルジョン粉末。
  4. (4)噴霧乾燥したエマルジョン粉末に抗粘結剤を混合
    した請求項1ないし3のいずれか1項に記載された保護
    コロイド系再分散性アクリルエマルジョン粉末。
  5. (5)エマルジョン粉末がエマルジョンを抗粘結剤の存
    在下に噴霧乾燥した粉末である、請求項1ないし4のい
    ずれか1項に記載された保護コロイド系再分散性アクリ
    ル樹脂エマルジョン粉末。
  6. (6)抗粘結剤が無機質充填剤粉末である、請求項1な
    いし5のいずれか1項に記載された保護コロイド系再分
    散性アクリル樹脂エマルジョン粉末。
  7. (7)水溶性保護コロイドを使用しアクリル系単量体に
    対して0.1〜50重量%の連鎖移動剤の存在下でアク
    リル系単量体を、所望により30重量%以下の共重合性
    単量体とともに乳化重合してエマルジョン製造しついで
    噴霧乾燥することを特徴とする、保護コロイド系再分散
    性アクリル樹脂エマルジョン粉末の製造方法。
  8. (8)水溶性保護コロイドをアクリル系単量体100重
    量部に対して1〜20重量部使用したことを特徴とする
    、請求項7に記載された保護コロイド系再分散性アクリ
    ル樹脂エマルジョン粉末の製造方法。
  9. (9)平均重合度500以下のポリビニルアルコール系
    保護コロイドを使用してアクリル系単量体を、所望によ
    り10重量%以下の共重合性単量体とともに乳化重合し
    て製造したエマルジョンに、エマルジョン中に存在する
    ポリビニルアルコール系保護コロイの合計量がエマルジ
    ョンの全固形分に対して5〜50重量%の範囲になる量
    の水溶性添加剤を配合し噴霧乾燥したことを特徴とする
    、請求項7ないし8のいずれか1項に記載された保護コ
    ロイド系再分散性アクリル樹脂エマルジョン粉末の製造
    方法。
  10. (10)エマルジョンを抗粘結剤の存在下に噴霧して乾
    燥することを特徴とする、請求項7ないし9のいずれか
    1項に記載された保護コロイド系再分散性アクリル樹脂
    エマルジョン粉末の製造方法。
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