JPH04183941A - エンジンの吸気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、エンジンの吸気装置に関し、特に、スロット
ルバルブをスライドプレートて構成したエンジンの吸気
装置に関する。

（従来技術） エンジンの吸気装置において、スロットルバルブをスラ
イドプレートて構成し、このプレートを吸気通路の開口
面積を変化させるように吸気流れ方向と垂直方向に移動
させるようにしたものは公知である。

実開昭６４−３６６４８号公報には、このようなスライ
ドプレートて構成したスロットルバルブを備えた吸気装
置が開示されている。

（解決しようとする問題点） しかし、上記実開昭６４−３６６４８号公報に開示され
るようなスライドプレート形式のスロットルバルブでは
、バルブ全開状態と全開状態とを得るために、構造上、
プレー１〜は少なくとも吸気通路の直径分の移動をしな
ければならない。したかって、プレートの収納スペース
を確保するために吸気通路の直径分たけ張り出しを設け
る必要か生じ、ルビアウト上の制約か多くなるという問
題かある。

したかって、本発明の目的は、スライドプレートて構成
するスロットルバルブの・収納部の張り出しを極力抑え
ることかでき、したかって上記レイアイト」二の問題を
解消することかてきるスライドプレート型のスロットル
バルブを備えたエンジンの吸気装置を提供することであ
る。

（問題点を解決するための手段） 本発明の装置は、上記目的を達成するため、以下の構成
を備える。すなわち、本発明に係るエンジンの吸気装置
は、吸気管の吸気流入方向に対してほぼ垂直方向に配置
され、かつ互いに反対方向にスライド可能（と２枚重ね
合わせて設けられたスライドプレートを備え、それぞれ
のプレートにほぼ吸気管の内径に等しい開口を設け、該
２枚のプレートを互いに反対方向にスライドさせること
によって、２枚のプレートの開口の共通部分の面積を制
御し、吸気の流量を制御するスロットルバルブを構成し
たことを特徴とする。

本発明の好ましい態様では、前記スライドプレートの吸
気通路上流側に燃料を噴射供給する燃料噴射弁を設け、
この燃料噴射弁は燃料が前記開口の共通部分の中心に向
かって噴射されるように位置決めされる。

本発明のさらに別の態様では、前記スライドプレートの
開口縁は、吸気の流れ方向に沿って前記開口の共通部分
のほぼ中心に向かうテーパ面が形成されている。

（作　用） ・本発明によれば、スライドバルブは、２枚のスライド
プレートを重ね合わせて構成される。この２枚のスライ
ドプレートにはそれぞれ吸気通路の内径とほぼ同じ径の
開口が設けられる。そして、このスライドプレートが操
作される場合には、吸気の流通方向とほぼ直交方向ち、
互いに反対方向に移動させられ、これによって吸気通路
の開度を調整する。

この場合、流路面積を全閉から全開状態まで制御するた
めのそれぞれのスライドプレートの移動量は、吸気通路
の半径分の移動によって達成することができる。

（実施例の説明） 以下、本発明の実施例につき、図面を参照しつつ説明す
る。

第１図および第２図を参照すると、本発明を適用するこ
とかてきる多気筒エンジンの吸気通路の一部の断面図か
示されている。

図において、本例の吸気装置ｌは、下流側で２つに分岐
し、燃焼室に連通ずる吸気通路２を備えており、この分
岐部の僅かに上流側に、２枚のプレートを重ね合わせて
構成されにスライドプレート型のスロットルバルブ３が
設けられる。

スロットルバルブ３の上流には、」１流側燃料噴射弁４
が設けられ、下流側には、下流側燃料噴射弁５が設けら
れる。

上記スロットルバルブ３は吸気通路２内を流通する吸気
の流動方向と直交方向にスライド可能に配置されており
上流側スライドプレー１−６および下流側スライドプレ
ート７を備えている。

スライドプレート６および７は、気筒か並ふ方向に延び
るほぼ矩形形状を成しており、それぞれ吸気通路２の内
径にほぼ等しい径の開口８および９を気筒に対応する数
たけ有する。

本例の構造では、上流側スライドプレート６は一ド流側
スライド゛プレー１・７よりも幅か広い。またスライド
プレー１−６および７を支持するケーシング１０を備え
ている。

スライドプレート６は、チーシンク１０内に形成された
、気筒の並ぶ方向に延びる凹部内に収容されており、両
側の縁部には、ベアリング１１が当１妾する。スライド
プレート７は、スライドプレート６の下流側の面に密着
するように配置され長手方向の両縁部にはケーシングｌ
Ｏに設けられた凹部１２に配置されたベアリンク゛１３
か下流側から当接する。

第３図および第４図を参照すると、本例のスライドプレ
ート６および７の駆動機構か概略的に示されている。

各プレート６および７は、それぞれプレート」二の支持
基台１４および１５に固定されている。支持基台１４と
１５の間には、ピニオン１６か間挿される。そして、支
持基台１４のピニオン１６と係合面にはピニオン１６の
由と係合する係合歯１４ａ、１６ａがそれぞれ形成され
る。

そして、」１流側スライドプレート６ １４には、ワイヤ１７取りつけられ、運転状態に応じて
、スライドプレー１−　６を移動させるための作用力か
加わるようになっている。また、支持基台１４には、ワ
イヤ１７に作用力か作用しない場合には、これを反対方
向に付勢するスプリツタ１８が取りつけられている。ワ
イヤ１７は、アクセルペダル（図示せず）と連動してお
り、アクセルペダルか踏み込まれるとワイヤＩ７に引っ
張り力が作用して、第４図にしめすように支持基台１４
および１５が互いに反対方向に移動し、これによってス
ライドプレート６および７か移動を開始して′、スロッ
トルバルブ３か開き始める。

アクセルペダルが踏み込ま１れていない場合にはスプリ
ツタ１８の弾性力により、元の位置にもとされるためス
ロットルバルブ３は閉状態に維持される。

第５図の実線はスロットルバルブ３か開いている状態を
上流側からみたものである。スライドプレー１−　６お
よび７の開口８および９を形成する縁は、上流から下流
に向かい、かつ通路２の中心に向かうテーパ面６ａ、７
ａを有するように構成される。

これによって、スロワ１〜ルバルブ３の」１流て噴射さ
れた燃料か、スライドプレート６および７に付着を防止
して燃焼室への導入を容易にすることかできる。

作動において、アクセルペダルが全閉状態から全開状態
まで操作されたとき、第２図の全開の状態から、第５図
の実線で示す全開の状態まで、スライドプレー１−　６
および７は互いに反対方向にはは吸気通路２の半径分た
けそれぞれ移動する。

この移動は、多気筒エンジンの気筒配列方向に行われる
ので、隣接する気筒の間隔は、吸気通路の半径分たけあ
れば、スロットルバルブ３の作動に支障を来すことはな
い。

（発明の効果） 本発明によれは、従来の形式のものに比し、スロットル
バルブの機能を損なうことなく所要のスライドプレート
の移動量を減少させることかできる。また、各気筒の間
隔を、吸気通路の半分程度（こまて近つけることかてき
るのて、レイアウト」二有利となり、設計」二の自由度
を増大することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明を適用することかできるエンジンの吸
気装置の部分断面図、第２図は、第１図の吸気装置にお
いて第１図とは直行する方向から見た部分断面図、第３
図は、スライドプレーＩ・の駆動機構の概略図、第４図
は、スライドプレート支持基台の作動状態を示す図、第
５図は、スライドプレート式スロットルバルブを上流側
から見た部分図である。 ｌ・・・・吸気装置、 ２・・・・・吸気通路、 ３・・・・・・スロットルバルブ、 ４・・・・・・」１流側燃料噴射弁、 ５・・・・・下流側燃料噴射弁、 ６・・・・・上流側スライドプレー）・、７・・・・・
下流側スライドプレー１〜．８−・・・」１流側スライ
ドプレー１〜の開口、９・　・下流側スライドプレート
の開口、１０・・・・ケーシング、 １１．１３・・・・・・ベアリンク、 １４．１５・・・・・・支持基台、 １６・・・・・・ピニオン、 Ｉ７・・・・・・ワイヤ、 １８・・・・・・スプリング。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）吸気管の吸気流入方向に対してほぼ垂直方向に配
   置され、かつ互いに反対方向にスライド可能に２枚重ね
   合わせて設けられたスライドプレートを備え、それぞれ
   のプレートにほぼ吸気管の内径に等しい開口を設け、該
   ２枚のプレートを互いに反対方向にスライドさせること
   によって、２枚のプレートの開口の共通部分の面積を制
   御し、吸気の流量を制御するスロットルバルブを構成し
   たことを特徴とするエンジンの吸気装置。
2. （２）前記スライドプレートの吸気通路上流側に燃料を
   噴射供給する燃料噴射弁を設け、この燃料噴射弁は燃料
   が前記開口の共通部分の中心に向かって噴射されるよう
   に位置決めされることを特徴とする請求項（１）記載の
   エンジンの吸気装置。
3. （３）前記スライドプレートの開口縁は、吸気の流れ方
   向に沿って前記開口の共通部分のほぼ中心に向かうテー
   パ面が形成されたことを特徴とする請求項（１）記載の
   エンジンの吸気装置。