JPH04183649A - 車両用前照灯制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、車両用の前照灯制御装置に関するものである
。

（従来の技術） 例えば特開平１−１６８５３７号公報に示されているよ
うに、最近では車両のコーナリング走行時などに、ステ
アリングの操舵角に対応して前照灯の照射方向を進行方
向側に変更することにより車両進行方向の視界を良好に
するようにした車両用の前照灯制御装置か提供されてい
る。

（発明が解決しようとする課題） ところで、上記のように車両のステアリング操舵角に応
じて照射方向を制御するようにした車両用前照灯制御装
置では、例えば所定角以上有又は左方向にステアリング
を切ったとしても、それが交差点などでの右折又は左折
走行なのか、或いは単に単線路での右又は左カーブ走行
にすきないのかを制御装置側では判別することができず
、特に照射方向を大きく制御する必要のある右折又は左
折時にも単に舵角値に応じた照射角の変化しか生じない
から、該右折又は左折時に自らの進行方向が見えにくい
問題がある。

（課題を解決するための手段） 本発明は、上記の問題を解決することを目的としてなさ
れたしのであって、ステアリングの操舵角を検出する舵
角検出手段と、該舵角検出手段の出力に応じて上記ステ
アリノブ操舵方向と同方向に前照灯の照射方向を制御す
る照射方向制御手段とを備えてなる車両用の前照灯にお
いて、左右ウィンカ−の作動状態を検出するウィンカ−
作動検出手段を設け、該ウィノカー作動検出手段によっ
てウィンカ−の作動か検出された時には上記照射方向制
御手段による前照灯の照射方向を当該ウィンカ−作動側
方向に増大補正するようにしたことを特徴とするもので
ある。

（作　用） 上記のように本発明の車両用前照灯制御装置の構成では
、先ず基本構成としてステアリングの舵角を検出する舵
角検出手段を有し、該舵角検出手段によって検出された
舵角値に応じて照射方向制御手段により前照灯の照射方
向を舵角変化方向に制御するようになっている。

そして該基本構成に加え、さらに本発明では左右ウィン
カ−の作動を検出するウィンカ−作ｉｌｌ　検出手段を
設け、右折又は左折であることを示すウィンカ−作動時
には上記舵角値を基準とした照射方向の変更制御量を更
にウィンカ−作動側方向に増大補正するようになってい
る。

（発明の効果） 従って、上記本発明の車両用前照灯制御装置によると、
単なるカーブ走行時と右折、左折時の区別が明確となり
、特に右折、左折時の進行方向の視界か良好となる。

（実施例） 第１図〜第４図は、本発明の実施例に係る車両用の前照
灯制御装置を示している。

先ｆ第１　図は、同制御装置のコントロールユニットを
中心とした全体的な制御系統を示し、図中符号】ＯＬ、
ＩＯＲは照射方向を所定の範囲で自由に変更制御される
左右一対の前ｐ召灯（例えばフォグランプ）である。該
前照灯＋ＯＬ、］○Ｒは、各々光源ＩＬ、ＩＲの背後に
可動構造のりフレフタ２Ｌ、２’Ｒを備え、該リフレク
タ２（，２Ｒを例えばモータ３　Ｌ　、　３　Ｒの回転
によって左右矢印円弧方向に駆動することによって第４
図に示すように上記光源ＩＬ、ＩＲからの反りｊ光軸○
′−○を左折側方向０’−Ｌ又は右折側方向○’−Ｒに
所定角移動させるようになっている。そして、その先軸
角は、ポテン／ヨメータ４Ｌ、４Ｒによって各々検出さ
れる。そして、該検出角は、それぞれ前、ａｔＨ４灯制
御ユニット５のメモリ部（ＲＡＭ）に入力されて苫己憶
される。

前照灯制御ユニット５は、例えばマイクロコンピュータ
により構成されており、ステアリングセンサ６により検
出された当該車両のステアリング操舵角θＳア、左右各
ウィンカースイッチ７Ｌ、７ＲのＯＮ、ＯＦＦ信号、車
速センサ８によって検出された車速検出値Ｖｋｍ／ｈ等
を入力し、例えば第２図のフローチャートに示すように
して上記モータ３Ｌ、３Ｒの回転角θ８、すなわちリフ
レクタ角を制御する。

すなわち、先ずステップＳ、でメモリ等制御要素の各部
をイニシャライズし、続いてステ、ブＳ、、　ｓ　３．
　ｓ　４ｉ：、進んて上記現在のステアリングミＱ舵角
の検出値θｓＴ、左右ウィンカ−スイッチ７Ｌ。

７ＲのＯＮ、ＯＦＦ状態、モータ回転角０８等を順次読
み込む。

次に、ステップＳ、に進んで、上記ステップｓ３で読み
込まれた左右側ウィンカースイ、チアＬ。

７ＲのＯＮ、ＯＦＦ信号を基に現在ウィノカーが作動し
ているか否かを判定する。

その結果、先ず左右ウィンカ−スイッチ７Ｌ。

７Ｒの何れもがＯＦＦのウィンカ−非作動の時（ＮＯ）
は、そのままステップＳ８に進んで第３図（ａ）の基本
となるリフレクタ制御特性に基いてモータ制御信号を演
算し、最終ステップＳ７で該演算値によってモータ３Ｌ
、３Ｒの回転角を制御し、リフレクタ２Ｌ、２Ｒを作動
させてステアリング操舵角θＳｔのみに対応した照射方
向のコントロール状態を実現する。

一方、上記ステップＳ５の判定の結果、左右ウィンカー
スイアチアＬ、７Ｒの内の少なくとも何れか一方のウィ
ンカ−スイッチがＯＮであるＹＥＳの時は、他方ステッ
プｓ８の動作に進んで、当該作動中のウィンカ−は左側
のもの７してあるが、右側のもの７Ｒであるかを具体的
に識別する。

そして、その識別結果に応じてステ、ブＳ、又はステッ
プＳ　１０に進み、各々破線で示す上記第３図（ａ）の
基本特性を当該ウィンカ−の作動側方向に所定角増大補
正した実線で示すリフレクタ制御特性第３図（ｂ）又は
第３図（ｃ）に基いて上記モータ３Ｌ、３Ｒの回転角制
御信号を演算し、それぞれ該演算値を基にステ、ブｓ７
てモータ３Ｌ、３Ｒを制御し、＋７フレクタ２Ｌ、２Ｒ
を作動させて第４図に示すように車両の左折又は右折側
進行方向を明るくして視界を良好にする。

上記のように本発明の実施例に係る車両用前照灯制御装
置の構成では、先ずその基本的な構成とシテステアリン
グの操舵角θＳアを検出するステアリングセンサ（舵角
検出手段）６を有し、該ステアリングセンサ６によって
検出された舵角値θＳｒに応じて照射方向制御手段であ
るモータ３Ｌ、３Ｒ１’／　７　し’）　９２　Ｌ　、
　２　Ｒｉ：　ヨｌ：）　Ａｌｌ　、ＩＪｐ灯＋ＯＬ、
ＩＯＲの照射方向を当該舵角変化方向に制御するように
なっている。

そして該基本構成に加え、さらに同本発明の実施例装置
では左右ウィンカ−の作動を検出するウィンカ−スイッ
チ７Ｌ、７Ｒ（ウィンカ−作動検出手段）を設け、右折
又は左折であることを示す左又は右ウィンカ−作動時に
は上記舵角値θｓ１を基準とした照射方向の変更制御量
を更に該ウィンカ−作動側方向に増大補正するようにな
っている。

従って、上記本発明の実施例に係る車両用前照灯制御装
置によると、単なるカーブ走行時と右折、左折時の区別
が明確となり、特に右折、左折時の進行方向の視界が良
好となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例に係る車両用前照灯制御装置
の制御系統図、第２図は、同装置の照射方向制御動作を
示すフローチャート、第３図（ａ）〜第３図（ｃ）は、
各々同第２図の制御で使用されるリフレクタ制御特性マ
ツプ、第４図は、同本発明実施例における照射方向可変
動作を示す説明図である。 ＩＬ、ＩＲ・・・・・光源 ２Ｌ、　２Ｒ・・・・・リフレクタ ３１．３Ｒ・・・・・モータ ４＋、、４Ｒ・・・・・ボテ／ノコメータ５　　・・・
・・前照灯制御ユニ、ト ロ　　・・・・・ステアリングセンサ ７１、、．７）ｊ・・・・・ウィンカ−スイッチ８　　
・・・・・車速センサ 出　願　人　　ナルデック　株式会社　　外１名代理人
　弁理士大浜　搏、ニー）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ステアリングの操舵角を検出する舵角検出手段と、
   該舵角検出手段の出力に応じて上記ステアリング操舵方
   向と同方向に前照灯の照射方向を制御する照射方向制御
   手段とを備えてなる車両用の前照灯において、左右ウィ
   ンカーの作動状態を検出するウィンカー作動検出手段を
   設け、該ウィンカー作動検出手段によってウィンカーの
   作動が検出された時には上記照射方向制御手段による前
   照灯の照射方向を当該ウィンカー作動側方向に増大補正
   するようにしたことを特徴とする車両用前照灯制御装置
   。