JPH041829B2 - - Google Patents

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JPH041829B2
JPH041829B2 JP12997985A JP12997985A JPH041829B2 JP H041829 B2 JPH041829 B2 JP H041829B2 JP 12997985 A JP12997985 A JP 12997985A JP 12997985 A JP12997985 A JP 12997985A JP H041829 B2 JPH041829 B2 JP H041829B2
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JP
Japan
Prior art keywords
tension
cone
fixing
tendon
joint
Prior art date
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Expired
Application number
JP12997985A
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English (en)
Other versions
JPS61290167A (ja
Inventor
Yoshiaki Imai
Shigechika Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
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Publication of JPS61290167A publication Critical patent/JPS61290167A/ja
Publication of JPH041829B2 publication Critical patent/JPH041829B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、既に緊張定着済みのPC緊張材を再
緊張または張力を解放するなどといつた、PC緊
張材の張力を調整する作業に使用するジヨイント
装置に関するものである。
〈従来の技術〉 PC鋼より線等のPC緊張材の定着方法として、
楔体を使用した定着方法が一般に採用されてい
る。
この定着方法には、第5図に示すような蜂の巣
状の穴を開けた定着コーンA、縦割り形の楔体
B、および定着コーンAの外周に螺合する定着ナ
ツトCを使用し、その定着にあたつては、まず各
PC緊張材Gの自由端を定着コーンAの孔に挿入
したのち、楔体Bを使つてPC緊張材Gを定着コ
ーンAに把持させることにより、構造物D側に埋
設した支柱板Eに反力をとりながら定着させる構
造である。
〈本発明が解決しようとする問題点〉 上記したPC緊張材Gの定着技術には、次のよ
うな問題点がある。
(イ) PC緊張材Gを再緊張する場合または緊張を
緩める場合、露出するPC緊張材Gの側に油圧
ジヤツキFをセツトして、PC緊張材Gを把持、
緊張した状態で、定着ナツトCの螺合位置を移
動調整することで行われている。
しかし通常の場合、PC緊張材Gの定着を終
了すると、定着コーンAの端から突出するPC
緊張材Gを短く切断処理するのが一般的であ
る。
従つて、油圧ジヤツキFによる把持が可能な
分だけPC緊張材Gの長さが確保されていない
ときは、再緊張作業等が非常に困難であり、ま
た不可能な場合もある。
(ロ) PC緊張材Gを再緊張するために十分な長さ
を確保しておくことは可能であるが、通常の永
久構造物の採用には不適当である。
従つて、PC緊張材Gの切断処理の関係から、
定着場所に制限を受ける。
〈本発明の目的〉 本発明は上記の問題点を解決するためになされ
たもので、PC緊張材の定着場所に制限を受けず
に、かつPC緊張材の露出長が短い場合にも確実
にPC緊張材を再緊張、または緊張を緩めること
ができるPC緊張材の張力調整作業に使用するジ
ヨイント装置を提供することを目的とする。
〈実施例〉 以下、図面を参照しながらPC緊張材の張力調
整作業に使用するジヨイント装置について説明す
る。
(イ) ジヨイント装置(第1,2図) ジヨイント装置1は、ジヨイントコーン2と
アタツチメントコーン3で構成する。
(ロ) ジヨイントコーン ジヨイントコーン2は、緊張定着済みの定着
コーンAの端部に当接させる接続材であつて、
例えば円柱体に形成する。
ジヨイントコーン2は、円柱体の半分程度の
深さまで孔を開設して挿入部21を形成する。
挿入部21の内周にはネジ山を刻設する。
ジヨイントコーン2の内部には、定着コーン
Aから突出するPC緊張材Gに対応させて、挿
入孔23を複数開孔する。
挿入孔23は、挿入部21側をテーパ状の穴
に形成し、公知の半割状の楔体24を使用して
挿入孔23内に案内したPC緊張材Gの自由端
をジヨイントコーン2に固着できるように構成
する。
(ハ) アタツチメントコーン アタツチメントコーン3は、ジヨイントコー
ン2の挿入部21に離脱を防止した状態で装着
する円柱体である。
アタツチメントコーン3の外周には、ネジ山
を刻設する。
アタツチメントコーン3には、軸方向に多数
の軸孔3を開設する。
アタツチメントコーン3の各軸孔23内に
は、延長材としての延長用PC緊張材4の一端
を挿入し、楔体32を使用してアタツチメント
コーン3と一体に固着する。
延長用PC緊張材4をアタツチメントコーン
3に固着するその他の方法として、公知の圧着
グリツプを使用する場合もある。
次に緊張定着したPC緊張材の張力の調整方
法について説明する。
〈1〉 ジヨイント装置のセツト 第1図に示すように、PC緊張材Gは従前の
方法で支柱板E、定着コーンA、および定着ナ
ツトCによつて構造物Dに定着されている。
このときのPC緊張材Gの自由端は短く切断
されている。
〔ジヨイントコーンの接続〕
ここで、PC緊張材Gを再緊張またはPC緊張
材Gの緊張力を緩めたいときには、まずジヨイ
ントコーン2のみを定着コーンAの端面に接続
する。
以上の作業は、切断処理されたPC緊張材G
の残存長さが、ジヨイントコーン2の挿入孔2
3を貫通して挿入部21側にわずかな露出長さ
を有していれば可能である。
またその接続作業も、楔体24を装着するだ
けの作業であるから簡単である。
〔アタツチメントコーンの接続〕
続いて、延長用PC緊張材4を固着したアタ
ツチメントコーン3を、ジヨイントコーン2の
挿入部21内へねじ込んで一体に接続する。
その結果、すでに短く接断処理されたはずの
PC緊張材Gの延長上にあたかもPC緊張材Gが
存在しているように、延長用PC緊張材4が接
続されたことになる。
〈2〉 油圧ジヤツキのセツト(第3図) 公知の油圧ジヤツキ5の先端に、ジヤツキチ
エア51を取り付ける。
そして、ジヤツキチエア51の先端を支圧板
Eに当接して配置した後、延長用PC緊張材4
の自由端を油圧ジヤツキ5のピストン52の基
端側に楔体などを使つて一体に固着する。
〈3〉 PC緊張材の緊張(第3図) 油圧ジヤツキ5のピストン52を後退させ
て、延長用PC緊張材4に緊張力を与えて、支
圧板Eから定着ナツトCを引き離す。
そのため、支圧板Eから引き離された定着ナ
ツトCは遊嵌状態となる。
遊嵌状態となつた定着ナツトCの螺合位置を
前後動して、PC緊張材Gの再緊張または緊張
を緩めることは、従前の方法と同様であるので
説明を省略する。
〈その他の実施例〉 前記実施例では、延長材として延長用PC緊張
材4を使用する場合について説明したが、第4図
に示すように、鋼棒等のプルロツド6を使用する
ことも可能である。
〈効果〉 本発明は以上説明したようになるから、次のよ
うな効果を得ることができる。
(1) PC緊張材が短く切断してある場合であつて
も、ジヨイント装置を接続してPC緊張材を延
長してやることにより、再緊張または緊張を緩
めるなど、PC緊張材の張力を自由に調整でき
る。
(2) 前記したように、PC緊張材が短く切断され
ている場合にも、PC緊張材の張力を自由に調
整できるので、PC緊張材を施工するにあたり、
将来再緊張あるいは張力の解放を予想して、
PC緊張材の定着に特別な定着コーンを用いる
などの配慮をする必要がない。
(3) PC緊張材の再緊張または張力の解放が予想
される場合でも、PC緊張材を短く処理してお
くことができるので、例えば永久構造物にも採
用でき施工範囲に制限を受けない。
(4) ジヨイント装置は、単に定着コーンの端面に
当接させてセツトするだけであるから、セツト
に手数がかからず、そのうえ既存のどのタイプ
にも採用が可能であり大変便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明に係るジヨイント装置の断面説
明図、第2図:その斜視説明図、第3図:PC緊
張材の張力調整時の説明図、第4図:その他の実
施例の説明図、第5図:従来技術の説明図 1:ジヨイント装置、2:ジヨイントコーン、
3:アタツチメントコーン、4:延長用PC緊張
材、A:定着コーン、C:定着ナツト、E:支圧
板、G:PC緊張材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 既製構造物に定着済みの定着具の端に当接す
    る円柱体であつて、 この円柱体には定着具端から露出するPC緊張
    材と対応させて軸方向に孔を開設し、 前記孔内に挿入するPC緊張材を把持する把持
    手段を備えてなるジヨイントコーンと、 所定の長さの延長材の一端を固着してなるアタ
    ツチメントコーンとからなる、 PC緊張材の張力調整作業に使用するジヨイント
    装置。
JP12997985A 1985-06-17 1985-06-17 Pc緊張材の張力調整作業に使用するジヨイント装置 Granted JPS61290167A (ja)

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JP12997985A JPS61290167A (ja) 1985-06-17 1985-06-17 Pc緊張材の張力調整作業に使用するジヨイント装置

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JP12997985A JPS61290167A (ja) 1985-06-17 1985-06-17 Pc緊張材の張力調整作業に使用するジヨイント装置

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Publication Number Publication Date
JPS61290167A JPS61290167A (ja) 1986-12-20
JPH041829B2 true JPH041829B2 (ja) 1992-01-14

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ID=15023161

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JP12997985A Granted JPS61290167A (ja) 1985-06-17 1985-06-17 Pc緊張材の張力調整作業に使用するジヨイント装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7347076B2 (ja) * 2019-09-27 2023-09-20 住友電気工業株式会社 コネクタ、コネクタ接続構造、コネクタ接続構造の製造方法
JP7412139B2 (ja) * 2019-11-11 2024-01-12 神鋼鋼線工業株式会社 Pc鋼材の緊張力調整治具およびpc鋼材の緊張力調整方法

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JPS61290167A (ja) 1986-12-20

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