JPH0418244Y2 - - Google Patents

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JPH0418244Y2
JPH0418244Y2 JP7120785U JP7120785U JPH0418244Y2 JP H0418244 Y2 JPH0418244 Y2 JP H0418244Y2 JP 7120785 U JP7120785 U JP 7120785U JP 7120785 U JP7120785 U JP 7120785U JP H0418244 Y2 JPH0418244 Y2 JP H0418244Y2
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JP
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radio wave
layer
antenna
wave reflecting
resin sheet
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JP7120785U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、パラボラアンテナの改良に関する。
(従来の技術とその問題点) 第3図は従来のパラボラアンテナを示す図であ
り、同図において、1はアンテナ本体を示す。こ
のアンテナ本体1は放物面1Aを有し、フアイバ
強化プラスチツクから形成されている。アンテナ
本体1の放物面1A上にはカーボンシートから成
る電波反射層2が設けられ、この電波反射層2上
にはフアイバ強化プラスチツクから成る薄肉の樹
脂層3が設けられている。この樹脂層3は未硬化
のフアイバ強化プラスチツクを電波反射層2上に
流して硬化させることにより形成されている。そ
して、樹脂層3上には更に雨水等の浸入を防ぐた
めに耐候性を有する塗料層4が設けられている。
尚、パラボラアンテナの焦点位置には一次放射器
5が配されている。
ところで、塗料を単に塗布して塗料層4を形成
するだけでは製品としての外観が劣つてしまう。
このため、従来は、樹脂層3の表面をサンドペー
パにて平滑に研磨して塗料を下塗りし、再度サン
ドペーパによる研磨、塗料の中塗り、サンドペー
パによる研磨、塗料の上塗りを行うことにより塗
料層4を形成している。しかし、このように繰り
返して研磨及び塗料を行うと、その作業に多大な
時間を要してしまうので、パラボラアンテナの量
産化を図ることはできない。また、電波反射層2
としてカーボンシートを用いると、該シートが高
価であることから、パラボラアンテナ自体も高価
なものになつてしまう。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような問題点を解決するために
考案されたものであり、アンテナ本体の放物面上
に導電性金属から成る電波反射層及び樹脂シート
層がこの順で設けられ、これらの絶縁周囲がパツ
キン部材にて覆われているパラボラアンテナを提
供することを目的とする。
(考案の実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
第2図には本考案に係るパラボラアンテナ10
の全体構成が示されており、基台11に下端が固
定されている支持棒12の上端にはアンテナ本体
13が取付けられている。アンテナ本体13は放
物面13Aを有し、支持腕14,14が焦点位置
に向かつて伸長している。支持腕14,14には
一次放射器5が焦点位置に位置決めされて支持さ
れている。
アンテナ本体13はフアイバ強化プラスチツク
から形成され、第1図に示すように、放物面13
A上に電波反射層15が設けられている。この電
波反射層15は導電性金属である銅箔から形成さ
れている。電波反射層15上には樹脂シート層1
6が設けられている。この樹脂シート層16はポ
リ塩化ビニル(PVC)から形成されている。そ
して、アンテナ本体13、電波反射層15及び樹
脂シート層16の端縁周囲には断面略コ字状のゴ
ム製パツキン部材17が被着されている。
このように、パツキン部材17にてアンテナ本
体13と電波反射層15との間隙又は電波反射層
15と樹脂シート層16との間隙に雨水等が浸入
するのを阻止する構造にすると、従来のように塗
料層4(第3図参照)を設ける必要がなくなるの
で、面倒な作業が不要になる。従つて、パラボラ
アンテナ10の量産化を図ることができる。ま
た、電波反射層15を銅箔から形成すると、材料
費が安価であることから、パラボラアンテナ10
の単価も安くなる。更に、パラボラアンテナ10
を屋外に長期間配設しても樹脂シート層16は殆
ど変色することがなく、従つて、耐候性の点でも
優れている。
ところで、本考案のパラボラアンテナ10は次
のように製作される。即ち、PVCから成る樹脂
シートの一方の面に銅箔を蒸着又は貼付け、樹脂
シートを銅箔側からアンテナ本体13の放物面1
3Aに圧空成形法にて押し付けて銅箔を放物面1
3Aに接着する。次いで、アンテナ本体13、樹
脂シート及び銅箔の端縁周囲をトリミング(縁切
り)し、これら端縁周囲にパツキン部材17を被
着する。
尚、樹脂シート層16はポリカーボネートその
他の樹脂で形成してもよい。、また、電波反射層
15は各種の導電性金属で形成すればよい。
(考案の効果) 本考案によれば、アンテナ本体の放物面上に、
導電性金属から成る電波反射層と樹脂シート層を
この順で設けると共に、これらの端縁周囲をパツ
キン部材により覆うようにしたので、従来のよう
に塗料層を設けることはなく雨水等のアンテナ内
への浸入を防止することができる上に材料費を大
幅に低減化することができる。従つて、安価で量
産化が可能な構造を有するパラボラアンテナを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパラボラアンテナの要部
断面図、第2図は本考案に係るパラボラアンテナ
を全体的に示す斜視図、第3図は従来のパラボラ
アンテナの断面図である。 1,13……アンテナ本体、2,15……電波
反射層、16……樹脂シート層、17……パツキ
ン部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 放物面を有するアンテナ本体と、該アンテナ
    本体の放物面上に設けられている導電性金属か
    ら成る電波反射層と、該電波反射層上に設けら
    れている樹脂シート層と、これらの端縁周囲を
    覆うパツキン部材とより成ることを特徴とする
    パラボラアンテナ。 2 該電波反射層は、該樹脂シート層に蒸着され
    た導電性金属箔から成ることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載のパラボラア
    ンテナ。
JP7120785U 1985-05-14 1985-05-14 Expired JPH0418244Y2 (ja)

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JP7120785U JPH0418244Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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Publication Number Publication Date
JPS61187108U JPS61187108U (ja) 1986-11-21
JPH0418244Y2 true JPH0418244Y2 (ja) 1992-04-23

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JPS61187108U (ja) 1986-11-21

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