JPH04180850A - 湿式ボールミルの破砕方法 - Google Patents

湿式ボールミルの破砕方法

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JPH04180850A
JPH04180850A JP30781290A JP30781290A JPH04180850A JP H04180850 A JPH04180850 A JP H04180850A JP 30781290 A JP30781290 A JP 30781290A JP 30781290 A JP30781290 A JP 30781290A JP H04180850 A JPH04180850 A JP H04180850A
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中野 一秋
Toshiaki Ogushi
小串 利明
Takafumi Sakurai
桜井 隆文
Masao Yamamoto
正男 山本
Kazumi Fukuo
福尾 和己
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ろう石等の原石を粗砕し、次に該粗砕した原
石を綿層する湿式ボールミルの粉砕メディアに関する。
〔従来技術〕
窯業においては、原料としてろう石・石灰・粘土等を用
いるのであるが、ろう石等の原石は粉の状態まで粉砕す
る必要があり、その為に原石を粗砕し、綿層し、更に製
粉する工程が設けられているのである。
しかし、前記粗砕・綿層・粉砕の3工程の中では、湿式
ボールミルにより行う綿層の工程に最も時間を要し、そ
の後の工程の遅れの原因となっていたのである。
〔発明が解決すべき課題〕
該綿層の工程は、湿式ボールミル内に、粉砕メディアと
原石とを投入し、回転容器を長時間にわたり回転しなが
ら、粉砕メディアの間で原石を綿層するのである。
この綿層の工程は、主に粗粒を粉砕する「粉砕初期」の
部分と、更に微粒及びそれ以下まで粉砕する「粉砕中・
終期」とに分けることが出来る。
従来の天然玉石のみを使用した時の粉砕時間と粒度(粉
砕された泥漿を篩に通し、残漬物の重量を測定する。)
の関係をみると、「粉砕初期」はそれほど遅くはないの
であるが、「粉砕中・終期」に掛けて、徐々に粉砕時間
が長く、効率が悪(なるのである。
この「粉砕中・終期」の部分に於ける粉砕効率を良(し
、粉砕時間を短縮する為には、この「粉砕中・終期」の
時点の被粉砕物(原料)の粒径に通した、そして天然玉
石よりも小さめ(直径15〜20fl)のしかも、硬度
の高いセラミック玉石を用いるのが良いのである。
しかしこの天然玉石を全量、セラミック玉石に置き代え
た場合は、高価なセラミンク玉石の摩耗が大きくなり、
全面変更は大きなコストの上昇となるのである。
本発明は、粉砕メディアとして従来から使用されている
天然玉石も使用し、それに加えてセラミ、7り玉石を粉
砕メディアに加えることにより、天然玉石の細塵減少量
も、セラミック玉石の摩耗減少量も大きくせずに、綿層
に要する時間を短縮することが出来たものである。
〔課題を解決する手段〕
本発明の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該課
題を解決する手段を説明する。
原石1と粉砕メディアを投入し、ボールミルの回転容器
3を回転することにより、原石1の微粉砕を行う湿式ボ
ールミルMにおいて、粉砕メディアをセラミック玉石2
と天然玉石402種類を混合して投入し、セラミック玉
石20重量比率を天然玉石40重量比率よりも小とした
のである。
〔作用〕
本発明の解決すべき手段は以上の如くであり、次に作用
を説明する。
回転容器3の内部に、原石lとセラミック玉石2と天然
玉石4を混合して投入し、駆動モーター7により回転容
器3を回転するのである。
これにより該回転容器3の内部で、原石1とセラミンク
玉石2と回転容器3が混合状態で回転し、天然玉石4と
天然玉石4の衝突や、天然玉石4とセラミック玉石2の
衝突や、セラミック玉石2とセラミック玉石2の衝突す
る部分の間に、原石1が挟まれて、綿層されるのである
従来は天然玉石4と天然玉石4のみの衝突の間に原石1
が挟まれて綿層されていたので、硬度がそれほど高くな
い天然玉石4の衝突であったので、綿層に時間を要した
のであるが、本発明の場合には、一方がセラミック玉石
2である衝突の場合には、セラミック玉石2の硬度によ
り綿層が行われるので、セラミック玉石2の量が少ない
にも関わらず、セラミック玉石2のみの場合と同等の綿
層が行われるのである。
〔実施例〕
本発明の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如く
であり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明す
る。
第1図はインペラブレーカにより構成した粗砕機Bと、
次工程として綿層の為に配置された湿式ボールミルMの
側面図、第2図は本発明の湿式ボールミルの破砕方法に
よる細路試験の結果を示す図面である。
第1図において、トランク5により搬入された原石1が
、コンベア装置6の上に搬出されて、該コンベア装W6
によりインペラブレーカにより構成された粗砕機Bに供
給されている。
該粗砕機Bにより粗砕された原石1が、湿式ボールミル
Mの回転容器3に投入されるのである。
また該回転容器3に粗砕された原石1が投入される際に
、同時に、粉砕メディアを構成するセラミック玉石2と
回転容器3が投入されるのである。
そして該原石1とセラミック玉石2と天然玉石4が混合
されて投入された状態で、駆動モーター7により、回転
容器3が回転されて、内部において、セラミック玉石2
と天然玉石4と原石1が混合された状態で回転し、粉砕
メディアの間に原石1が挾まれて綿層されていくのであ
る。
該構成において、従来はコストの安い天然玉石4を主体
とした粉砕メディア番こより、綿層が行われていたので
ある。
しかし該天然玉石4は硬度が低いものが殆どであり、原
石1を綿層するのが遅く、長時間を要していた。
本発明は、この従来技術の不具合いを解消する為に、高
価なセラミック玉石2を粉砕メディアとして使用するも
のである。
しかし、従来の天然玉石4に変更して、セラミツク玉石
2のみとすると、セラミック玉石2が大量に必要であり
、コストが上昇し、セラミック玉石2のみであると、セ
ラミツク玉石2同士の衝突により、摩耗減少量も大とな
り、この面からのコストの上昇が大きいのである。
本発明はこのような不具合いを解消する為に、天然玉石
4を主体として、これに半分以下のセラミック玉石2を
混合し、重量比率を天然玉石4の方を大きくすることに
より、セラミック玉石2の量を減少し、またセラミツク
玉石2同士の衝突が少なく、セラミック玉石2と天然玉
石4の衝突が増加することにより、セラミック玉石2の
摩耗減少量も少なくし、コストの上昇を抑えて、かつ天
然玉石4のみの場合よりも、速い時間で所定の粒径まで
細塵可能としたものである。
第2図において、天然玉石4のみの場合と、天然玉石4
とセラミ・7り玉石2を混合した場合の、実施例を比較
すると。
曲線(M)が天然玉石4のみの場合に総回転数−平均粒
径の曲線、曲線(m)が同じく天然玉石4のみ場合の、
総回転数−350+nesh残渣重量の曲線である。
また曲線(N)が、天然玉石4とセラミンク玉石2の混
合粉砕メディアの場合の、総回転数−平均粒径の曲線、
曲線(n>が同しく混合粉砕メディアの場合の総回転数
−350mesh残渣重量の曲線である。
また第2図の上部には、天然玉石4のみの場合の比重と
、天然玉石4とセラミック玉石2を混合した場合の比重
の変化を、回転容器3の総回転数1000回毎に測定し
て記載している。
天然玉石4のみの場合は、天然玉石100%であるが、
天然玉石4とセラミック玉石2の混合の場合には、第2
図の実施例においては、天然玉石4が重量比率69%で
、セラミック玉石2が重量比率31%としている。
この状態で、回転容器3が1分間に19回転させ、総回
転数1000回毎に、試料を取出し、350meshの
篩に掛けて、総回転数−350111esh残渣重量を
測定している。
該総回転数−350mesh残渣重量が略6gとなると
、綿層が終了するのであるが、天然玉石4のみの場合に
は、粉砕中期の効率が悪く、10000回転時において
、ようや(終期に入ることができ、この総回転数−35
0mesh残渣重量が6gとなるまでに13000回転
で11時間30分が必要である。
これに対して、天然玉石4とセラミック玉石2の混合粉
砕メディアの場合には、5000回転以降に既に終期に
入っており、7時間5分で所定の総回転数−350me
sh残渣重量に達することが判明した。
総回転数−平均粒径も、総回転数−35Qmesh残渣
重量と同様に、天然玉石4とセラミック玉石2の混合粉
砕メディアの方が、早く平均粒径が小となることが判明
した。
そして、天然玉石4の摩耗減少量を、天然玉石のみの場
合に測定すると、1バツチの綿層毎に換算すると、約6
60日程度の摩耗金額となる。
天然玉石4とセラミック玉石2を混合した場合の、天然
玉石4の摩耗減少量を、1バツチに換算すると、この場
合にも約612円で、天然玉石4の摩耗金額としては、
どちらも大差無いことが判明した。
また混合粉砕メディアの場合に於ける、セラミック玉石
2の摩耗減少量は、1バツチにして約448円であり、
前述の天然玉石4の減少金額と合わせると、玉石の摩耗
減少金額は1060円程度T1あり、玉石のみの減少金
額660円に比して、400円の増加で、4時間25分
の細塵時間の短縮が図れるのである。
〔発明の効果〕
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
第1に、天然玉石4のみの場合に比して、天然玉石4に
セラミック玉石2を混合することにより、大幅に1バツ
チの綿層に要する、湿式ボールミルMの総回転数と所要
時間を短くすることが出来るのである。
第2に、所要時間は短くなり乍ら、天然玉石4とセラミ
ック玉石2の玉石の摩耗減少金額は、僅かしか上昇しな
いので、玉石の補充に要するコストも、それほど上昇し
ないのである。
第3に、天然玉石4の全量をセラミック玉石2に変更す
ると、セラミンク玉石2同士の衝突により、セラミック
玉石2の摩耗減少量が大きくなるのであるが、天然玉石
4も混合しておくことにより、高価なセラミック玉石2
の摩耗を減らすことができるのである。
第4に、セラミック玉石2を50%以下の重量比率であ
るが、混合しておくことにより、セラミック玉石2と天
然玉石40間での衝突は、天然玉石4同士の衝突よりも
綿層力が大であり、細塵所要時間を短縮することができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はインペラブレーカにより構成した粗砕機Bと、
次工程として細路の為に配置された湿式ボールミルMの
側面図、第2図は本発明の湿式ボールミルの破砕方法に
よる綿層試験の結果を示す図面である。 B・・・粗砕機 M・・・・湿式ボールミル ド・・原石 2・・・セラミック玉石 3・・・回転容器 4・・・天然玉石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原石と粉砕メディアを投入し、ボールミルの回転容器を
    回転することにより、原石の微粉砕を行う湿式ボールミ
    ルにおいて、粉砕メディアをセラミック玉石と天然玉石
    の2種類を混合して投入し、セラミック玉石の重量比率
    を天然玉石の重量比率よりも小としたことを特徴とする
    湿式ボールミルの破砕方法。
JP30781290A 1990-11-13 1990-11-13 湿式ボールミルの破砕方法 Expired - Lifetime JPH074554B2 (ja)

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JP30781290A JPH074554B2 (ja) 1990-11-13 1990-11-13 湿式ボールミルの破砕方法

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JPH04180850A true JPH04180850A (ja) 1992-06-29
JPH074554B2 JPH074554B2 (ja) 1995-01-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004507343A (ja) * 2000-08-31 2004-03-11 スカイファーマ・カナダ・インコーポレーテッド 微粉砕粒子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004507343A (ja) * 2000-08-31 2004-03-11 スカイファーマ・カナダ・インコーポレーテッド 微粉砕粒子

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JPH074554B2 (ja) 1995-01-25

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