JP2001151542A - 研磨セメントの製造方法 - Google Patents

研磨セメントの製造方法

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JP2001151542A
JP2001151542A JP33211199A JP33211199A JP2001151542A JP 2001151542 A JP2001151542 A JP 2001151542A JP 33211199 A JP33211199 A JP 33211199A JP 33211199 A JP33211199 A JP 33211199A JP 2001151542 A JP2001151542 A JP 2001151542A
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洋三 山本
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Abstract

(57)【要約】 セメント摩砕方法並びに高耐久生コンクリート並びに
摩砕セメント製造方法 【課題】 通常、製品として流通使用されているセメン
トを原料セメントとし、この原料セメントと加工材とを
混合攪拌することにより、効率よくセメント粒子に丸み
を帯びさせると共に、微小化させた摩砕セメントに加工
できるようにしたセメント摩砕技術の提供。 【解決手段】 原料セメントと、この原料セメントの分
布平均粒径よりも大きな粒径の加工材(クリンカ、石灰
石、砕石等)とを混合攪拌する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流動性に優れた高
耐久生コンクリートを製造する際に、その材料として使
用される摩砕セメントを得るために用いられるセメント
摩砕方法、並びにこのセメント摩砕方法によって得られ
た摩砕セメントや摩砕骨材を用いて製造される高耐久生
コンクリート、並びに摩砕セメント製造方法、並びにコ
ンクリート用混和材として使用する石灰の摩砕方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】流動性に優れた生コンクリートは、打ち
込み作業に際し、その流動性によって型枠の隅々にまで
容易かつ確実に充填できることから、打ち込み作業の簡
略化、コンクリート構造物の信頼性の向上など多くの利
点があり、今後の需要がますます増大すると予想され
る。
【0003】セメント(ポルトランドセメント)は、通
常、石灰及び粘土を適当の割合で混合し、この一部が溶
融するまで焼成し、得られたクリンカに適当の石膏を加
え、これをボールミル等で粉砕して製造される。このよ
うにして製造された製品としてのセメントは、分布平均
粒径が14μという極微細な粉体であるが、電子顕微鏡
等で拡大すると、表面はまさに凸凹状態であり、荒々し
く、これをそのまま用いた場合、流動性に優れた生コン
クリートを得ることができない。
【0004】従来、流動性に優れた生コンクリートに使
用されるセメントとしては、例えば、通常のセメント
(ポルトランドセメント等)に単独で混和材(フライア
ッシュ、高炉スラグ微粉末、石灰微粉末、シリカフュー
ム等)を混合するか、あるいは始めから混和材が混合さ
れている二成分セメントや三成分セメントが知られてい
る。そして、これらの混和材によって流動性が向上する
と共に、高密度、高耐久性のコンクリートが得られてい
る。このように、従来では、流動性に優れた生コンクリ
ートを製造するには、混和材を混合することが不可欠で
あるため、価格面や混合手間等の面で不利になるという
問題があった。
【0005】尚、セメント粒子を球状に加工して、その
ベアリング効果によって流動性を向上させる技術とし
て、例えば、特開平2−311338号公報に開示され
た高速気流中衝撃装置「商品名・ナラ−ハイブリタイザ
ー」(株式会社・奈良機械製作所製)が提案されてい
る。この高速気流中衝撃装置は、原料セメントがリング
状衝突室に供給されると、回転板と、これに取り付けら
れたブレードの回転により、原料セメントがリング状衝
突室内を回転しながら飛散し、リング状ステータの表面
に設けられた多数の溝と前記ブレードとの間で衝突を繰
り返すように構成されていた。即ち、この装置は、セメ
ント単体を装置に供給し、これを衝突させて球状化させ
るもので、セメントと加工材とを混合攪拌させるといっ
た機能はない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な従来の問題を解決するためになされたもので、通常、
製品として流通使用されているセメントを原料セメント
とし、この原料セメントと加工材とを混合攪拌すること
により、原料セメントと加工材との擦れによる研摩作用
と、原料セメントの衝突による破砕作用を併せ行わせる
ことができるようにして、効率よくセメント粒子に丸み
を帯びさせると共に、微小化させた摩砕セメントに加工
できるようにしたセメント摩砕方法を提供することを課
題としている。加えて、このセメント摩砕方法によって
得られた摩砕セメントや摩砕骨材を用いることにより、
流動性に優れた高耐久生コンクリートを提供することを
課題としている。加えて、このセメント摩砕方法を組み
込んだ摩砕セメント製造方法を提供することを課題とし
ている。加えて、コンクリート用混和材として使用され
る石灰の摩砕方法を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明(請求項1)のセメント摩砕方法は、原料
セメントと、この原料セメントの分布平均粒径よりも大
きな粒径の加工材とを混合攪拌する構成とした。
【0008】このセメント摩砕方法において、加工材が
クリンカである態様(請求項2)、加工材が石灰石又は
砕石であるる態様(請求項3)、加工材が金属又は高強
度プラスチック又はセラミックであるる態様(請求項
4)がある。
【0009】又、本発明(請求項5)の高耐久生コンク
リートは、原料セメントと、この原料セメントの分布平
均粒径よりも大きな粒径の生コンクリート用骨材(粗骨
材や細骨材)とを混合攪拌して得られた摩砕セメント又
は/及び摩砕骨材を用いて製造されている。この高耐久
生コンクリートにおいて、生コンクリート用骨材が石灰
石又は砕石である態様(請求項6)がある。
【0010】又、本発明(請求項7)の摩砕セメント製
造方法は、クリンカを粉砕してセメントに加工するクリ
ンカ破砕工程を備え、このクリンカ破砕工程に引き続き
セメント摩砕工程が設けられた摩砕セメント製造方法で
あって、クリンカ破砕工程では、セメントの分布平均粒
径よりも大きなクリンカ粒子がセメントに混在する状態
にクリンカを破砕し、このクリンカ破砕工程で破砕され
たクリンカ粒子とセメントを引き続きセメント摩砕工程
で混合攪拌する構成とした。この摩砕セメント製造方法
において、セメント摩砕工程で既成のセメントを供給す
る態様(請求項8)がある。
【0011】又、本発明(請求項9)の石灰摩砕方法
は、原料石灰微粉末と、この原料石灰微粉末の分布平均
粒径よりも大きな粒径の石灰石とを混合攪拌することを
特徴とした石灰摩砕方法。
【0012】本発明のセメント摩砕方法(請求項1)で
は、原料セメントと加工材とが混在して、セメント粒子
が加工材間に挟まれた状態で攪拌される。従って、原料
セメントと加工材との衝突及び原料セメントと攪拌装置
との間の衝突による破砕作用と、原料セメントと加工材
との間の擦れ及び原料セメント同士の擦れ及び原料セメ
ントと攪拌装置との間の擦れによって研磨作用が生じ
る。このように、原料セメントの擦れによる研摩作用
と、原料セメントの衝突による破砕作用を併せ行わせる
ことができるため、効率よくセメント粒子に丸みを帯び
させると共に、超微粒子を作り出すことによって高密度
の摩砕セメントに加工することができる。
【0013】このようにして得られた摩砕セメントは、
研磨作用によって、セメント粒子の角が取れると共に丸
みを帯びることになるし、セメント粒子の角が取れるこ
とによって微小化される。従って、セメント粒子が丸み
を帯びているため、ベアリング効果により流動性の向上
を図ることができる。又、超微粒子が作り出されるた
め、粒子間空隙が小さくなり、実積率が向上する。そし
て、この摩砕セメントを用いて生コンクリートを製造す
ると(請求項5)、単位水量を減少することができ、ワ
ーカビリティーが向上すると共に、高密度できめが細か
い高耐久生コンクリートを得ることができる。
【0014】本発明のセメント摩砕方法において、原料
セメントとしては、ポルトランドセメント及び高炉セメ
ント系等を使用することができる。
【0015】加工材としては、セメントとして粉砕する
前のクリンカ、石灰石、砕石、この他、金属、高強度プ
ラスチック、セラミック等を使用することができるし、
その形状についても、球状、角状、凹凸形状等、特に制
限はない。加工材の粒径は、原料セメントの分布平均粒
径よりも大きいものであればよく、原料セメントの分布
平均粒径が14μであることから考慮すれば、加工材の
粒径は、38μ以上が好ましい。尚、加工材の取り扱い
性を容易にすると共に、原料セメントと加工材との間の
破砕及び擦れを十分生じさせる上で、加工材の粒径は、
概ね45mm以下が好ましい。例えば、40mm、20
mm、10mm、5mm、2.5mm、1mm、0.5
mm、0.1mm、0.01mm等の粒径の加工材を単
独で用いることができるし、粒径や材質の異なる加工材
を混在させて用いることができる。原料セメントと加工
材の配合割合についても特に制限はなく、原料セメント
の処理量と加工効率等を勘案して決定する。
【0016】また、混合攪拌に用いる装置についても、
縦型あるいは横型の容器内に回転羽根を設けただけのも
のでもよい。また、横型回転ドラム内にロータを設け
て、横型回転ドラムとロータとを逆回転させながら、横
型回転ドラムの内周面に形成した突条とロータの外周面
に形成した突起とで原料セメントと加工材を混合攪拌す
るようにしてもよい。このようにすると、原料セメント
と加工材との衝突により原料セメントが擦りつぶされて
破砕されると共に、原料セメントがもみ擦りされ、原料
セメントに対する破砕作用と研摩作用とを効率よく併せ
行わせることができる。この場合、原料セメントの供
給、処理後の摩砕セメントの取り出しは、バッチ方式で
一定量づつ処理してもよいし、原料セメントを連続供給
しながら摩砕セメントを連続して取り出す連続処理方式
でもよい。尚、処理後の摩砕セメントの取り出しは、バ
ッチ方式では、摩砕セメントと加工材を混合状態のまま
取り出し、ふるい選別等により摩砕セメントを回収す
る。また、連続処理方式では、装置内に空気吸引装置を
設け、混合攪拌しながら浮遊粒子を回収するようにして
もよい。
【0017】又、本発明のセメント摩砕方法において、
加工材としてクリンカや石灰石や砕石を用いた場合、原
料セメントに対する摩砕が行われると同時に、加工材と
してのクリンカ、石灰石、砕石についても同様の摩砕が
行われることになる。特に、加工材としてクリンカを用
いた場合(請求項2)、摩砕に伴ってクリンカから分離
した微粒分は、即ちセメントであることから、セメント
の成分的な品質を維持した摩砕セメントを効率よく製造
することができる。
【0018】また、常法によるセメント製造工程では、
クリンカをボールミル等で微細に破砕することによりセ
メントを製造するものである。このクリンカ破砕工程に
おいて、ボールミル等による破砕をある程度、たとえ
ば、5mmアンダー(好ましくは0.5mmアンダー)
で止め、セメントの分布平均粒径よりも大きなクリンカ
粒子がセメントに混在する状態まで破砕する。そして、
その破砕によって生じたセメントをそのまま原料セメン
トとし、クリンカ粒子をそのまま加工材として、本セメ
ント摩砕方法によるセメント摩砕工程に送り、ここで摩
砕セメントに加工することができる(請求項7)。この
場合、セメント摩砕工程で、既成のセメントを原料セメ
ントとして加えてもよい(請求項8)。このように、ク
リンカ破砕工程に引き続きセメント摩砕工程を設ける
と、常法による一連のセメント製造工程の中に本摩砕方
法によるセメント摩砕工程を組み込むことができ、摩砕
セメントの連続製造ができる。
【0019】また、加工材として石灰石や砕石を用いる
と(請求項3)、摩砕の過程で石灰石等から微粒分が分
離し、摩砕セメントに石灰分等が混った混合セメントが
得られる。
【0020】また、加工材として石灰石や砕石を用いた
場合には、原料セメントと石灰石や砕石が相互に加工材
として作用するため、原料セメントが摩砕されると同時
に、石灰石や砕石も摩砕によって丸みを帯びた摩砕骨材
ことになる。従って、この摩砕骨材を生コンクリート用
の骨材として使用すれば(請求項5)、ベアリング作用
によって流動性を向上させることができ、高耐久生コン
クリートの製造が可能になる。この時、摩砕骨材と摩砕
セメントを共に用いて生コンクリートを製造すると(請
求項5)、より一層の効果を得ることができる。
【0021】又、生コンクリートの流動性を高めるため
に、石灰微粉末を混和材としてセメントに混合すること
が行われる。そこで、原料石灰微粉末と、この原料石灰
微粉末の分布平均粒径よりも大きな粒径の石灰石とを混
合攪拌すると(請求項9)、石灰石が加工材となり、前
記した摩砕セメントと同様の摩砕作用によって、石灰粒
子の角が取れると共に丸みを帯び、石灰粒子の角が取れ
ることによって微小化された摩砕石灰微粉末を得ること
ができる。従って、この摩砕石灰微粉末を混和材として
用いることができる。尚、原料石灰微粉末が摩砕される
と同時に、石灰石も摩砕によって丸みを帯びた摩砕石灰
石になる。従って、この摩砕石灰石を生コンクリート用
の骨材(粗骨材、石灰砕砂)として使用すれば、ベアリ
ング作用によって流動性を向上させることができ、高耐
久生コンクリートの製造が可能になる。
【0022】尚、本発明のセメント摩砕方法での混合攪
拌、高耐久生コンクリートでの混合攪拌、摩砕セメント
製造方法におけるセメント摩砕工程での混合攪拌、石灰
摩砕方法での混合攪拌は、乾式で行うものである。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明のセメント摩砕方法
に使用するセメント摩砕装置の一例を示す概略断面図で
ある。このセメント摩砕装置は、横型回転ドラム1内に
ロータ2が偏心して設けられ、横型回転ドラム1の内周
面に軸方向に延長して多数の山形突条11が形成され、
また、ロータ2の外周面に多数の突起21が形成され、
横型回転ドラム1とロータ2とが逆回転するようになっ
ている。尚、図示してないが、横型回転ドラム1の一端
には原料セメントの供給口が形成され、横型回転ドラム
1の他端には処理後の摩砕セメントを取り出すための空
気吸引装置が連設されている。
【0024】このセメント摩砕装置を用いたセメント摩
砕方法は、横型回転ドラム1内に加工材を収容すると共
に、横型回転ドラム1内に原料セメントを供給し、横型
回転ドラム1とロータ2とを逆回転させながら、山形突
条11と突起21とで原料セメントと加工材を混合攪拌
する。従って、この混合攪拌により、原料セメントと加
工材との衝突により原料セメントが擦りつぶされて破砕
されると共に、原料セメントがもみ擦りされ、原料セメ
ントに対する破砕作用と研摩作用とを効率よく併せ行わ
せることができる。尚、原料セメントは連続して供給さ
れ、処理後の摩砕セメントは混合攪拌によって浮遊する
浮遊粒子を連続的に回収することによって行われる。こ
れにより、摩砕セメントを能率的に製造することができ
る。
【0025】次に、本出願人において、このセメント摩
砕方法によって処理した摩砕セメント、摩砕骨材を用い
て生コンクリートを製造したときの試験結果の一例を以
下に示す。
【0026】(試験1)原料セメントとして普通ポルト
ランドセメントを用い、加工材として石灰砕砂による細
骨材(1.5mmアンダー)を用い、これを前記した摩
砕装置で処理し、得られた摩砕混合セメントと摩砕細骨
材(石灰砕砂)を篩い分けし、その摩砕混合セメントを
用いて生コンクリートを製造した(骨材は既存の砕石粗
骨材及び砕石砂)。この摩砕混合セメントを用いた高耐
久生コンクリートAと、未処理のセメント(普通ポルト
ランドセメント)及び未処理の骨材を用いて製造した生
コンクリートZのスランプ値を測定したところ、生コン
クリートZが15.5cmであるのに対し、高耐久生コ
ンクリートAは21cmであった。
【0027】(試験2)原料セメントとして普通ポルト
ランドセメントを用い、加工材として石灰石(20mm
アンダー)を用い、これを前記した摩砕装置で処理し、
得られた摩砕混合セメントと摩砕骨材(石灰粗骨材及び
石灰砕砂)を篩い分けし、その摩砕骨材を用いて生コン
クリートを製造した(セメントは既存の普通ポルトラン
ドセメント)。この摩砕骨材を用いた高耐久生コンクリ
ートBと、未処理のセメント(普通ポルトランドセメン
ト)及び未処理の骨材を用いて製造した生コンクリート
Zのスランプ値を測定したところ、生コンクリートZが
15.5cmであるのに対し、高耐久生コンクリートB
は18cmであった。
【0028】(試験3)原料セメントとして普通ポルト
ランドセメントを用い、加工材として石灰石(20mm
アンダー)を用い、これを前記した摩砕装置で処理し、
得られた摩砕セメントと摩砕骨材(摩砕粗骨材及び摩砕
砂)を篩い分けし、この摩砕セメント及び摩砕骨材を共
に用いて生コンクリートを製造した。この摩砕セメント
及び摩砕骨材を用いた高耐久生コンクリートCと、未処
理のセメント(普通ポルトランドセメント)及び未処理
の骨材を用いて製造した生コンクリートZのスランプ値
を測定したところ、生コンクリートZが15.5cmで
あるのに対し、高耐久生コンクリートCは24.5cm
であった。
【0029】この試験結果で明らかなように、本摩砕方
法によって処理した摩砕セメント、摩砕骨材を用いて生
コンクリートを製造すると、流動性を向上することがで
き、言い替えれば、単位水量を減少することができ、ワ
ーカビリティーを向上させながら高品質の高耐久生コン
クリートを得ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明にあっては、これ
で処理した摩砕セメント及び摩砕骨材を建築産業におけ
るコンクリート建築物、土木産業におけるコンクリート
構造物、その他コンクリート製品用の生コンクリート原
料として使用できる。特に、このセメント摩砕方法によ
って処理した摩砕セメント及び摩砕骨材を用いると、流
動性が高く、コンクリートのワーカビリティーが向上す
ると共に、高密度できめが細かく、高耐久性の生コンク
リートが得られることから、施工が簡単で、仕上がりが
良い高品質のコンクリートを製造でき、各種のコンクリ
ート産業に有用に使用することができる。
【0031】又、クリンカ破砕工程に引き続きセメント
摩砕工程を設けた摩砕セメント製造方法では、常法によ
る一連のセメント製造工程の中に本摩砕方法によるセメ
ント摩砕工程を組み込むことができ、摩砕セメントの連
続製造ができる。
【0032】又、石灰摩砕方法によって得られる摩砕石
灰微粉末を、混和材として使用できるし、同時に摩砕石
灰石が得られるため、これを摩砕骨材として使用するこ
とができ、これにより、流動性に優れた高耐久生コンク
リーを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセメント摩砕方法に使用するセメント
摩砕装置の一例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 横型回転ドラム 2 ロータ 11 山形突条 21 突起
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月24日(1999.11.
24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】尚、本発明のセメント摩砕方法での混合攪
拌、及び本発明の高耐久生コンクリートにおける摩砕セ
メントと摩砕骨材を得る際の混合攪拌、及び本発明の
砕セメント製造方法におけるセメント摩砕工程での混合
攪拌、及び本発明の石灰摩砕方法での混合攪拌は、乾式
で行うものである。
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月26日(2000.6.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 研磨セメントの製造方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流動性に優れた高
耐久生コンクリートを製造する際に、その材料として使
用される研磨セメントを製造するための製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】流動性に優れた生コンクリートは、打ち
込み作業に際し、その流動性によって型枠の隅々にまで
容易かつ確実に充填できることから、打ち込み作業の簡
略化、コンクリート構造物の信頼性の向上など多くの利
点があり、今後の需要がますます増大すると予想され
る。
【0003】セメント(ポルトランドセメント)は、通
常、石灰及び粘土を適当の割合で混合し、この一部が溶
融するまで焼成し、得られたクリンカをボールミル等で
粉砕して製造される。このようにして製造された製品と
してのセメントは、分布平均粒径が14μという極微細
な粉体であるが、電子顕微鏡等で拡大すると、表面はま
さに凸凹状態であり、荒々しく、これをそのまま用いた
場合、流動性に優れた生コンクリートを得ることができ
ない。
【0004】従来、流動性に優れた生コンクリートに使
用されるセメントとしては、例えば、通常のセメント
(ポルトランドセメント等)に単独で混和材(フライア
ッシュ、高炉スラグ微粉末、石灰微粉末、シリカフュー
ム等)を混合するか、あるいは始めから混和材が混合さ
れている二成分セメントや三成分セメントが知られてい
る。そして、これらの混和材によって流動性が向上する
と共に、高密度、高耐久性のコンクリートが得られてい
る。このように、従来では、流動性に優れた生コンクリ
ートを製造するには、混和材を混合することが不可欠で
あるため、価格面や混合手間等の面で不利になるという
問題があった。
【0005】尚、セメント粒子を球状に加工して、その
ベアリング効果によって流動性を向上させる技術とし
て、例えば、特開平2−311338号公報に開示され
た高速気流中衝撃装置「商品名・ナラ−ハイブリタイザ
ー」(株式会社・奈良機械製作所製)が提案されてい
る。この高速気流中衝撃装置は、原料セメントがリング
状衝突室に供給されると、回転板と、これに取り付けら
れたブレードの回転により、原料セメントがリング状衝
突室内を回転しながら飛散し、リング状ステータの表面
に設けられた多数の溝と前記ブレードとの間で衝突を繰
り返すように構成されていた。即ち、この装置は、セメ
ント単体を装置に供給し、これを衝突させて球状化させ
るもので、セメントと加工材とを混合攪拌させるといっ
た機能はない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な従来の問題を解決するためになされたもので、セメン
ト粒子に丸みを帯びさせた研磨セメントを、セメントの
成分的な品質を維持しながら効率よく製造できるように
した研磨セメントの製造方法を提供することを課題とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明(請求項1)の研磨セメントの製造方法
は、クリンカを破砕加工するクリンカ破砕工程と、この
クリンカ破砕工程に引き続き設けたセメント研磨工程を
備えている研磨セメントの製造方法であって、クリンカ
破砕工程では、セメントの分布平均粒径よりも大きなク
リンカ粒子がセメントに混在する状態までクリンカを破
砕加工し、セメント研磨工程では、前記破砕工程で得ら
れたセメントをそのまま原料セメントとし、クリンカ粒
子をそのまま加工材とし、この原料セメントとクリンカ
粒子を混合攪拌してセメント粒子に丸みを帯びさせるよ
うに加工する構成とした。この研磨セメント製造方法に
おいて、セメント研磨工程で既成のセメントを供給する
ようにした態様(請求項2)がある。
【0008】常法によるセメント製造工程では、クリン
カをボールミル等で微細に破砕することによりセメント
を製造するものであるが、本発明の研磨セメントの製造
方法では、クリンカ破砕工程において、ボールミル等に
よるクリンカの破砕を、ある程度たとえば5mmアンダ
ーの粒子が残る程度で止めることで、セメントの分布平
均粒径よりも大きなクリンカ粒子がセメントに混在する
状態まで破砕する。そして、その破砕によって得られた
セメントをそのまま原料セメントとし、クリンカ粒子を
そのまま加工材としてセメント研磨工程に送り、ここで
クリンカ粒子と原料セメントを混合攪拌してセメント粒
子に丸みが帯びるように研磨加工するものである。尚、
クリンカ粒子と原料セメントの混合攪拌は乾式で行うも
のである。
【0009】本発明の研磨セメントの製造方法では、セ
メント研磨工程において、原料セメントと加工材となる
クリンカ粒子とが混在し、セメント粒子がクリンカ粒子
間に挟まれた状態で攪拌される。従って、原料セメント
とクリンカ粒子との間の擦れによってセメント粒子の角
を取ることができると共に丸みを帯びさせることができ
るし、セメント粒子の角を擦り取ることによって微小化
することができる。
【0010】このようにして得られた研磨セメントは、
セメント粒子が丸みを帯びているため、ベアリング効果
により流動性の向上を図ることができる。又、セメント
粒子の角が擦り取られることにより超微粒子が作り出さ
れるため、粒子間空隙が小さくなり、実積率が向上す
る。従って、この研磨セメントを用いて生コンクリート
を製造すると、単位水量を減少することができ、ワーカ
ビリティーが向上すると共に、高密度できめが細かい高
耐久生コンクリートを得ることができる。
【0011】尚、本発明の研磨セメントの製造方法にお
いて、原料セメントとしては、ポルトランドセメント及
び高炉セメント系等を使用することができる。
【0012】又、加工材となるクリンカ粒子の粒径は、
原料セメントの分布平均粒径よりも大きいものであれば
よく、原料セメントの分布平均粒径が14μであること
から考慮すれば38μ以上が好ましい。尚、クリンカ粒
子の取り扱い性を容易にすると共に、原料セメントとク
リンカ粒子との間の擦れを十分生じさせる上で、クリン
カ粒子の粒径は、5mm以下が好ましく、2.5mm、
1mm、0.5mm、0.1mm、0.01mm程度の
粒径に破砕したものを単独で用いることができるし、粒
径の異なるクリンカ粒子を混在させて用いることができ
る。
【0013】また、セメント研磨工程において混合攪拌
に用いる装置については、横型回転ドラム内にロータを
設けて、横型回転ドラムとロータとを逆回転させなが
ら、横型回転ドラムの内周面に形成した突条とロータの
外周面に形成した突起とで原料セメントとクリンカ粒子
を混合攪拌するようにしてもよい。このようにすると、
原料セメントとクリンカ粒子との間で原料セメントがも
み擦りされ、原料セメントに対する研摩作用を効率よく
行わせることができる。又、原料セメント及びクリンカ
粒子の供給、処理後の研磨セメント及びクリンカ粒子の
取り出しは、バッチ方式で一定量づつ処理してもよい
し、原料セメントとクリンカ粒子を連続供給しながら連
続して取り出す連続処理方式でもよい。尚、バッチ方式
では、研磨セメントとクリンカ粒子を混合状態のまま取
り出し、ふるい選別等により研磨セメントを回収する。
また、連続処理方式では、装置内に空気吸引装置を設
け、混合攪拌しながら研磨セメントの浮遊粒子を回収す
るようにしてもよい。
【0014】又、本発明の研磨セメントの製造方法で
は、加工材としてクリンカ粒子を用いているため、原料
セメントに対する研磨が行われると同時に、加工材とし
てのクリンカ粒子についても同様の研磨が行われること
になる。このとき、加工材としてクリンカ粒子を用いて
いるため、研磨に伴ってクリンカ粒子から分離した微粒
分は、即ちセメントであることから、セメントの成分的
な品質を維持した研磨セメントを効率よく製造すること
ができる。又、クリンカ粒子を加工材として用いるた
め、常法による一連のセメント製造工程の中に本発明の
セメント研磨工程を組み込むことができ、研磨セメント
の連続製造ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の研磨セメントの製
造方法において、セメント研磨工程で使用するセメント
研磨装置の一例を示す概略断面図である。このセメント
研磨装置は、横型回転ドラム1内にロータ2が偏心して
設けられ、横型回転ドラム1の内周面に軸方向に延長し
て多数の山形突条11が形成され、また、ロータ2の外
周面に多数の突起21が形成され、横型回転ドラム1と
ロータ2とが逆回転するようになっている。
【0016】このセメント研磨装置を用いたセメント研
磨工程では、ボールミル等のセメント破砕装置によって
得たクリンカ粒子とセメントを横型回転ドラム1内に収
容し、横型回転ドラム1とロータ2とを逆回転させなが
ら、山形突条11と突起21とでクリンカ粒子とセメン
トを混合攪拌する。従って、この混合攪拌により、原料
セメントがクリンカ粒子の間に挟み込まれる状態でもみ
擦りされ、原料セメントに対する研摩作用を効率よく行
わせることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明の研磨セメントの
製造方法によって得られた研磨セメントは、原料セメン
トとクリンカ粒子との間の擦れによってセメント粒子の
角が取られると共に丸みを帯び、又、セメント粒子の角
が取られることによって微小化される。従って、流動性
が高く、コンクリートのワーカビリティーが向上すると
共に、高密度できめが細かく、高耐久性の生コンクリー
トが得られることから、施工が簡単で、仕上がりが良い
高品質のコンクリートを製造でき、各種のコンクリート
産業に有用に使用することができる。又、クリンカ破砕
工程に引き続きセメント研磨工程を設けて、クリンカ粒
子とセメントを混合攪拌することによる研磨(擦り)作
用によってセメント粒子に丸みを帯びさせる方法である
ため、短時間で効率よく研磨セメントを得ることができ
るし、セメント粒子の角から擦り取られた超微粒子によ
って粒子間空隙を小さくして、実積率を向上させること
ができる。
【0018】特に、クリンカ粒子を加工材として用いて
いるため、研磨に伴ってクリンカ粒子から分離した微粒
分は、即ちセメントであることから、セメントの成分的
な品質を維持した研磨セメントを効率よく製造すること
ができる。
【0019】又、クリンカ粒子を加工材としたセメント
研磨工程をクリンカ破砕工程に引き続き設けているた
め、常法による一連のセメント製造工程の中にセメント
研磨工程を組み込むことができ、研磨セメントの連続製
造ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の研磨セメントの製造方法において、セ
メント研磨工程で使用するセメント研磨装置の一例を示
す概略断面図である。
【符号の説明】 1 横型回転ドラム 2 ロータ 11 山形突条 21 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳川 泰 福岡県福岡市西区横浜1丁目15−26 Fターム(参考) 4G035 AB48 AD14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料セメントと、この原料セメントの分
    布平均粒径よりも大きな粒径の加工材とを混合攪拌する
    ことを特徴としたセメント摩砕方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセメント摩砕方法におい
    て、加工材がクリンカであるセメント摩砕方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のセメント摩砕方法におい
    て、加工材が石灰石又は砕石であるセメント摩砕方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のセメント摩砕方法におい
    て、加工材が金属又は高強度プラスチック又はセラミッ
    クであるセメント摩砕方法。
  5. 【請求項5】 原料セメントと、この原料セメントの分
    布平均粒径よりも大きな粒径の生コンクリート用骨材と
    を混合攪拌して得られた摩砕セメント又は/及び摩砕骨
    材を用いて製造されていることを特徴とした高耐久生コ
    ンクリート。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の高耐久生コンクリートに
    おいて、生コンクリート用骨材が石灰石又は砕石である
    高耐久生コンクリート。
  7. 【請求項7】 クリンカを粉砕してセメントに加工する
    クリンカ破砕工程を備え、このクリンカ破砕工程に引き
    続きセメント摩砕工程が設けられた摩砕セメント製造方
    法であって、 クリンカ破砕工程では、セメントの分布平均粒径よりも
    大きなクリンカ粒子がセメントに混在する状態にクリン
    カを破砕し、このクリンカ破砕工程で破砕されたクリン
    カ粒子とセメントを引き続きセメント摩砕工程で混合攪
    拌することを特徴とした摩砕セメント製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の摩砕セメント製造方法に
    おいて、セメント摩砕工程で既成のセメントを供給する
    ようにした摩砕セメント製造方法。
  9. 【請求項9】 原料石灰微粉末と、この原料石灰微粉末
    の分布平均粒径よりも大きな粒径の石灰石とを混合攪拌
    することを特徴とした石灰摩砕方法。
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