JPH04180496A - 高速ディジタル回線のチャンネル割付け方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は構内電子交換機と多重化装置により構成される
通信網に関し、特に高速ティジタル回線のチャンネル割
付は方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、通信網に於いて、高速ティシタル回線を効率的に
使う手段としてトランスコータと云う圧縮装置により、
低速側回線に対する高速側回線数、つまり高速ティシタ
ル回線数を削減している。たたし、公知の如く圧縮装置
は音声、Ｇ３ファクシミリ等の通信情報を圧縮／復元す
るものであり、ビットデータを扱うデータ通信には使用
できない。又、高速ディジタル回線のリンク段数（つま
り圧縮／復元を何回繰返すが）や、圧縮比（例えば６４
ｋｂｐｓ→９．６ｋｂｐｓ＞によりＧ２ファクシミリの
通信が実用に耐えない場合がある。そのために、音声、
ファクシミリ、データを扱う通信網に置いては、圧縮装
置を通す通信経路と、通さない通信経路とを分割して設
けて、通信するメディアにより通信経路を選択している
。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の方式に於いて、端末を収容し、そのメディアによ
り通信経路を選択する構内電子交換機と、複数の低速側
回線に対して高速側回線のチャンネル割付け（多重化〉
を行ない、高速ディジタル伝送する多重化装置とは、そ
れぞれ独立しているため、興なる通信経路それぞれの低
速側回線に対する高速側回線のチャンネルを予め決めて
おかなくてはならず、通信経路分けによる高速側回線の
分゛割損が発生すると云う問題点があった。

本発明の目的は、通信するメディアにより通信経路の割
付けを必要としない効率的な専用網の構築ができる高速
デジタル回線のチャンネル割付は方式を提供することに
ある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の高速ディジタル回線のチャンネル割付は方式は
、構内電子交換機と多重化装置により構成される通信網
に於いて５前記構内電子交換機に、トランクを捕捉する
際に該トランクに一意に付与される低速側回線番号を前
記多重装置に送信する低速側回線番号送信手段を設け、
前記多重化装置に前記構内電子交換機から低速側回線番
号を受信する低速側回線番号受信手段と、該低速側回線
番号により、低速側回線に対する高速側回線のチャンネ
ルに割付けを行なう高速側回線チャンネル割付は手段と
を設け、前記構内電子交換機内で生起する呼量に応じて
任意に高速側回線のチャンネル割付けを行なう。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例である構成機器の接続図、第
２図は第１図に示した構成機器の中継方式図である。第
１図において、電話装置１２０゜ファクシミリ装２１２
１．データ端末装置１２２の各端末は、構内電子交換機
１に収容され、構内電子交換機１と多重化袋Ｗ２との間
には、圧縮装置３を介して接続する通信経路と圧縮装置
を介さず直接接続する通信経路とを設けている。多重化
袋Ｗ２はデジタル回線終端装置４を介して高速ティジタ
ル回線６に接続されている。

第２図は第１図で示した構成機器の中継方式図である。

第２図において、電話装置１２０が専用網に発信しよう
とすると、構内電子交換機１の制御装置１１は、公知の
手段により音声用回線１０１，１０２，１０３，１０４
，１０５゜１０６．１０７．１０８の中から空回線例え
ば１０１を選択した後、該回線に一意に付与される低速
側回線番号２０１を、制御信号路５を介して多重化装置
２の制御装置２１へ送信する。多重化装置２の制御装置
２１は、高速側回線のチャンネル６０１，６０２，６０
３のうちから空チャネル例えば６０１を選択し、割付け
、その割付けた情報を制御信号路９を介して対向する多
重化装置７の制御装置７１へ送信する。対向する多重化
装置７の制御装置７１は受信した情報を基に、低速側回
線７０１に対する高速側回線のチャンネル６０１を割付
ける。これにより低速測置！２０１と７０１は接続され
、多重化袋Ｗ２の制御装置２１は、高速側回線のチャン
ネル割付けが終了したことを構内電子交換機１の制御装
置１１へ返信する。横内電子交換ｌ！１は公知の手段に
より、電話装置１２０と選択した回線１０１を接続する
。

更に電話装置１２０又はファックス装置１２１が専用網
に発信しようとし、既にチャンネル割付けができている
低速側回線２０１の音声用回線１０２．１０３，１０４
を選択した場合は、該チャンネル割付は処理は行なわず
、公知の手段により端末と回線を接続する。又、テータ
端末装置１２２か専用網に発信しようとし、データ用回
線１０９を選択した場合、同様の手段により、低速側回
線２０３と高速側回線の空チャンネル６０２を割付ける
。

通話が終了し、音声用回線もしくはデータ用回線が復旧
し、低速側回線が空になった場合は、該低速側回線に対
する高速側回線のチャンネルも解放し、空にする。高速
側回線のチャンネル６０１．６０２，６０３が全て話中
の状態で、新たな端末が発信しようとした場合には、回
線会話中となり話中音を接続する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、構内電子交換機内で生起
する呼量に応じて、任意の高速側回線のチャンネル割付
けを行なうので、通信するメディアにより圧縮装置を経
由する通話経路と経由しない通信経路それぞれの低速側
回線に対する高速側回線のチャンネルを予め決めておく
必要がないため、通信経路分けによる高速側回線の分割
損が最少限に抑えられ、効率的な専用網の構築ができる
効果がある。また、高速ディジタル回線の運用費の削減
が図れるという効果がある。一般的な専用網に於いては
、昼間は音声系の通信が多く、夜間はデータ系の通信が
多いことから、この効果は非常に高い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に於ける構成機器の接続図、第２図は第
１図で示した構成機器の中継方式図である。 １・・・構内電子交換機、２．７・・・多重化装置、３
・・・圧縮装置、４・・・ディジタル回線終端装置、５
．９・・・制御信号路、６・・・高速ディジタル回線、
１１．２１．７１・・・制御装置、１２０・・・電話装
置、１２１・・・ファクシミリ装置、１２２・・・デー
タ端末装置、２０１〜２０４．７０１〜７０４・・・低
速側回線。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 構内電子交換機と多重化装置により構成される通信網に
   於いて、前記構内電子交換機に、トランクを捕捉する際
   に該トランクに一意に付与される低速側回線番号を前記
   多重装置に送信する低速側回線番号送信手段を設け、前
   記多重化装置に前記構内電子交換機から低速側回線番号
   を受信する低速側回線番号受信手段と、該低速側回線番
   号により、低速側回線に対する高速側回線のチャンネル
   に割付けを行なう高速側回線チャンネル割付け手段とを
   設け、前記構内電子交換機内で生起する呼量に応じて任
   意に高速側回線のチャンネル割付けを行なうことを特徴
   とする高速ディジタル回線のチャンネル割付け方式。