JPH06121352A - Ins接続装置及びpstn/ins接続方式及びネットワーク接続方法 - Google Patents

Ins接続装置及びpstn/ins接続方式及びネットワーク接続方法

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Publication number
JPH06121352A
JPH06121352A JP27029892A JP27029892A JPH06121352A JP H06121352 A JPH06121352 A JP H06121352A JP 27029892 A JP27029892 A JP 27029892A JP 27029892 A JP27029892 A JP 27029892A JP H06121352 A JPH06121352 A JP H06121352A
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JP
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ins
calling
terminal
pstn
trunk
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Application number
JP27029892A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Fujimoto
敏幸 藤本
Yoji Komatsu
陽二 小松
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 デジタル公衆回線網INS4とアナログ公衆
回線網PSTN5に対してPBX20とTDM21から
なる主装置6、7を接続する。電話機1が電話機2のP
STN番号をダイヤルするとPBX20がこのPSTN
番号によりTDMへトランク分けして発信する。PST
N番号はサブアドレスにのせられ、TDM21では、ト
ランクに予め設定されているINS番号で主装置7に対
して発呼する。TDMとTDMとの間においては帯域圧
縮を行なう。16Kbpsの音声圧縮を行なうとINS
の2Bチャネル(128K)に7チャネル割り当てるこ
とが可能になる。主装置7では、送られてきたサブアド
レスからPSTN番号を抽出し、PSTNに発呼する。 【効果】 TDMとTDM間では局線数を削減すること
ができINSネット局間での回線効率の向上及び料金削
減が図れる。INSとPSTNという公衆回線網同士の
接続が行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電話機などの端末装置
とINS(インフォメーションネットワークシステム)
の接続を行なう接続装置、或いはTDMとPBXを組み
合わせてINSとアナログ公衆網の相互接続を行なう接
続装置及びその接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の電話機の接続を示す図であ
る。図において、1は発信側電話機、2は受信側電話機
である。3は電話機とネットワークを結ぶ電話線であ
る。4は発信側電話機と受信側電話機を接続するための
INS或いはPSTN(パブリックスイッチドテレホン
ネットワーク)である。INSはISDNを用いたデジ
タルネットワーク公衆回線網である。又PSTNはパブ
リックスイッチドテレホンネットワークと呼ばれる公衆
網回線網のことである。ここでは図9に示すように発信
側電話機がA拠点においてn台設置されており、受信側
電話機がB拠点において同様にn台設置されているもの
とする。このように、ある2拠点間で一定時間内に複数
の通話が存在した場合、発信側も着信側も端末数だけの
局線を使用しなければならないので(図においてはn本
の局線を使用しなければならないので)、通話料金も拠
点間距離及び回線数に比例して大きくなる。現在用いら
れているPSTNにおいてはアナログ回線が用いられて
おり、1本の局線に対して1つの電話機を接続すること
が可能である。従って、n台の電話機に対してはn本の
局線が必要になる。またINSにおいては、64Kbp
sの回線が2本(2B)と16Kbpsの回線(D)が
用意されたいわゆる2B+Dのインターフェースを提供
している。この場合、1つのBチャネル(64Kbp
s)に対して電話機1台が割り振られ、音声が64Kb
psに変調され、このBチャネルを用いて伝送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電話機の接続に
対しては、端末数だけの局線を使用しなければならない
ので回線効率が悪く、しかも通話料金もかさむという問
題があった。このような問題点を解決するために、PB
XとTDMを用いて信号圧縮により音声やG3ファクシ
ミリを毎秒16Kbpsまで圧縮し、64KbpsのI
SDNのBチャネル1本で同時に4通話が可能になる技
術が発表されている。この発表によれば、1本のBチャ
ネルで同時に4通話が可能になり、通信コストの削減が
出来る旨が発表されているが、その具体的実現方法は何
等示されておらず、又、更にはこの技術においてはIN
Sとアナログ公衆網の相互接続を行なう場合に関しては
何等示されていない。この発明は上記のような問題点を
解決するためになされたものであり、電話機等の端末装
置をINS及び、PSTN等のネットワークに接続する
場合に回線効率の向上が図れ、料金の削減が可能なIN
S接続装置、及びPSTN/INS接続方式、及びネッ
トワーク接続方法を得る事を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るINS
接続装置は以下の要素を有するものである。 (a)端末装置を収容し、端末装置からの相手端末装置
の端末番号による発呼要求を受けつける受付手段、
(b)上記端末番号により相手端末装置が接続されてい
るネットワークが収容されているINS接続装置の装置
番号を求めるルーチング手段、(c)上記端末番号をI
NSの仕様で定められたサブアドレスにのせるサブアド
レス利用手段、(d)情報を圧縮して、上記装置番号を
用いてINSに発呼する発呼手段。
【0005】第2の発明に係るINS接続装置は以下の
要素を有するものである。 (a)端末装置からの相手端末装置の端末番号により、
発呼情報の一部となるINS番号を得るルーチング手
段、(b)上記端末番号により相手端末装置を収容した
ネットワークに接続されているINS接続装置の装置番
号を求めこの装置番号を持つINS接続装置との間で使
用されるトランクの数が最小になるようにトランクの制
御を行なうトランク制御手段、(c)上記端末番号を、
発呼する情報の一部にのせる端末番号付加手段、(d)
情報を圧縮して、上記装置番号でINSに発呼する発呼
手段。
【0006】第3の発明に係るPSTN/INS接続方
式は以下の要素を有するものである。 (a)端末装置からの発呼による相手端末装置のPST
N番号と、そのPSTN番号から得られるINS番号と
のいずれかを用いて、発呼のルーチングを行なうルーチ
ング手段、(b)上記PSTN番号を変換して発呼情報
内のサブアドレスにのせるサブアドレス利用手段、
(c)上記発呼情報を圧縮してINSに発呼するINS
発呼手段、(d)INS番号に基づき上記発呼情報を受
信する受信手段、(e)受信した発呼情報のサブアドレ
スにあるPSTN番号に基づきPSTNに発呼するPS
TN発呼手段。
【0007】第4の発明に係るネットワーク接続方法は
以下の工程を有するものである。 (a)端末装置から相手端末装置に割りふられた端末番
号を入力し、この端末番号から相手端末装置が接続され
ているネットワーク接続装置の装置番号を検索する装置
番号検索工程、(b)上記装置番号に対応して使用され
るひとつのトランクに複数のチャネルを割り当てるトラ
ンク制御工程、(c)上記端末番号と装置番号を用いて
発呼を情報作成する発呼情報作成工程、(d)上記トラ
ンク制御工程により得られたトランクに上記発呼情報を
用いてネットワークに発呼する発呼工程、(e)上記装
置番号を持つネットワーク接続装置により上記発呼情報
を受信し、受信した発呼情報の端末番号を用いて、その
ネットワーク接続装置から他のネットワークに収容され
た相手端末装置に発呼する受信発呼工程。
【0008】第5の発明に係るネットワーク接続方法は
トランク制御工程が、使用するトランクの数を最小にす
るためにn本のチャネルが全て使用中になるまで他のト
ランクを用いないように制御する事を特徴とするもので
ある。
【0009】第6の発明におけるネットワーク接続方法
は発呼情報作成工程が、例えばINSで定義されている
サブアドレスのような未使用領域を用いて、PSTN番
号などの端末番号をのせることを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作用】第1の発明におけるINS接続装置において
は、ルーチング手段が受付手段により受け付けた相手端
末装置に割り振られた端末番号に基づいて、相手端末装
置が収容されているINS接続装置の装置番号を求め
る。またサブアドレス利用手段は、INSの使用で定め
られたサブアドレスに端末番号をのせ、発呼手段はこれ
ら装置番号及び端末番号を持った情報を圧縮してINS
に発呼する。このようにして相手端末装置がPSTNな
どの他のネットワークに収容されている場合でも、その
端末番号をINSの使用で定められたサブアドレス(未
使用の領域の一例)にのせることにより、INSの使用
に準拠した形でINSに接続されたPSTN等のネット
ワークに収容されている端末装置に対して、通信を行な
うことが可能になる。
【0011】第2の発明におけるINS接続装置におい
ては、トランク制御手段が、INS接続装置間に使用さ
れるトランクの数が最小になるようにトランク分けを行
なうので、INSで使用する局線の数が最小になり、回
線効率が向上するとともに料金の削減を図ることが出来
る。また、端末番号付加手段により端末番号を発呼する
情報の一部にのせるので、PSTNなどのネットワーク
につながれた端末に対して発呼をすることができる。
【0012】第3の発明におけるPSTN/INS接続
方式においてはルーチング手段がPSTN番号とINS
番号のいずれかから発呼のルーチングを行ない、サブア
ドレス利用手段によりPSTN番号を変換してサブアド
レスにのせ、これらの情報をINS発呼手段により圧縮
してINSに発呼するとともに、受信手段がINSを介
して上記INS発呼手段により発呼された発呼情報を受
信し、PSTN発呼手段がその受信情報のサブアドレス
にあるPSTN番号に基づきPSTNに収容されている
端末に対して発呼するようにしたので、INSを介して
PSTNに接続されている端末に対して発呼することが
できるとともに、圧縮して情報を送ることができるため
回線効率が向上する。
【0013】第4の発明におけるネットワーク接続方法
においては、装置番号検索工程において端末番号から相
手端末装置が接続されているネットワーク接続装置の装
置番号を検索し、トランク制御工程がこの装置番号に対
応して使用されるトランクに対して複数の呼が多重化す
るようにトランク分けを行なうようにしたので、INS
の使用局線が減少し、回線効率が向上する。また、端末
番号を発呼情報の一部として変換し、これを発呼し、そ
の発呼された情報を受信工程で受信し、受信した端末番
号を用いて他のネットワークに発呼するようにしたの
で、2つのネットワークを間に挟んだ端末装置同士が通
信することが可能になる。
【0014】第5の発明におけるネットワーク接続方法
においては、トランク制御工程が、ネットワーク接続装
置間に複数のトランクが有る場合には、その使用中のト
ランクのチャネルが全て使用中になるまでそのトランク
を使用するようにしたので、使用するトランクの数を最
小におさえることが出来、回線効率が向上し、且つ料金
を削減することができる。
【0015】第6の発明におけるネットワーク接続方法
においては、発呼情報作成工程が端末番号をINSで定
義されているサブアドレスなどのように未使用の領域を
用いて作成するようにしたので、ネットワークの仕様と
してあらかじめ決められているフォーマットを壊す事無
く2つのネットワークを間にもつ端末同士の通信を可能
とする。即ち既存のシステムに何等変更を与える事無く
2つのネットワークを利用した通信が可能になる。
【0016】
【実施例】実施例1.図1はこの発明のシステム概念図
である。図において1は発信側の端末装置である電話
機、2は着信側の端末装置である電話機である。3は電
話機1,2をネットワークに接続する電話線である。4
はデジタル回線網であるINS、5はアナログ回線網で
あるPSTNである。6は東京に置かれたネットワーク
接続装置となる主装置である。7は大阪に置かれたネッ
トワーク接続装置となる主装置である。7a,7bはそ
の他の地域に置かれたネットワーク接続装置となる主装
置である。
【0017】8は主装置6に設けられており、電話機1
を収容し、電話機からの着信側電話機のPSTN番号に
よる発呼要求を受け付ける受付手段である。9はPST
N番号により着信側電話機が接続されているPSTNが
収容されている主装置7のINS番号(装置番号の一
例)を求め、このINS番号によりルーチングを行なう
ルーチング手段である。10は複数の呼をひとつのトラ
ンクに割りつけ、そのINS番号を持つネットワーク接
続装置との間で使用されるトランクの数が最小に成るよ
うにトランク分けを行なうトランク制御手段である。1
1はPSTN番号をINSの使用で定められているサブ
アドレスに変換してのせるサブアドレス利用手段であ
る。12はPSTN番号を発呼する情報の一部として付
加する端末番号付加手段である。13は発呼する情報を
圧縮してINS番号でINSに発呼する発呼手段であ
る。14はINS4から発呼された情報を受信する受信
手段である。15は受信した発呼情報のサブアドレスに
あるPSTN番号に基づきPSTN5に発呼するPST
N発呼手段である。
【0018】次に、図2は図1に示したシステム概念図
を具体的に示すシステムブロック図である。図におい
て、20はPBX、21はTDMである。図2は図1に
示した主装置6の各手段8から13が図2に示したPB
X20とTDM21により実現される事を示している。
図3は図2に示したPBX20aとTDM21aの動作
を示すための図である。図において22aはテーブル検
索部、22bは局番からトランク番号とINS番号を検
索することができる番号変換テーブルである。23はP
BX20a側に設けられたトランクカードである。25
はTDM21側に設けられたトランクカードである。ト
ランクカード23、25内の数字はトランク番号を示し
ている。トランク番号はINS番号の局番に対応してお
り、トランク番号が同じトランクは同一のネットワーク
接続装置に接続されているものとする。即ち、図3にお
いてトランク番号=06のトランクカード、25a、2
5bは局線26a、26bにそれぞれ接続されてはいる
が、この局線26a、26bは同一のネットワーク接続
装置7に接続されているものとする。24はトランクカ
ード23と25を結ぶトランク線である。26はトラン
クカード25とINS4を結ぶ局線である。ここで、ト
ランク線24は4チャネル、あるいは3チャネルのチャ
ネルを有しているものと仮定する。INS4とトランク
カード25を結ぶ局線がいわゆる2B+DのBチャネル
であるとすると、局線26はそれぞれ64Kbpsの伝
送速度をもっている事になる。従って音声を16Kbp
sに圧縮して伝送するものとすれば、一つのBチャネル
に対して4チャネルの音声信号を対応させることが可能
である。しかし、TDM21aとTDM21bが交信す
るために16Kbpsを必要とするため、2本のBチャ
ネル全てを音声信号に割り振ることができず、一方のB
チャネルに対しては最大の4チャネルを割り付けること
が出来るが、他方のBチャネルに対しては最大3チャネ
ル迄の音声信号を割り付けることが可能である。
【0019】次に図3を用いて発信側電話機1aが着信
側電話機に発信した場合について説明する。電話機1a
が図に示すように06−467−1234という相手側
電話機のPSTN番号(端末番号の一例)を用いて発信
すると、テーブル検索部22aはこの番号の局番06を
用いて番号変換テーブル22bを検索する。局番06に
対してはINS番号が06−1123であることが検索
される。従ってINS番号の局番06から電話機1aは
トランクカード23aに割り付けられる事になる。トラ
ンクカード23aはトランク線24aを介してトランク
カード25aに接続されており、TDM21aはトラン
クカード25aに予め接続されているBチャネル26a
を用いてINSに対してINS番号06−1123を用
いて発呼することになる。
【0020】図4はこの動作をフローチャートにしてま
とめた図である。図において、S1は発信電話機からP
STN番号を受け付けるステップである。S2はテーブ
ル検索部22aが番号変換テーブル22bを用いてPS
TN番号の局番からINS番号を検索するステップであ
る。S3は得られたINS番号に対応するトランクが既
に使用中であるかどうかをチェックするステップであ
る。もし、既にトランクが使用中である場合には、その
使用中のトランクに空いているチャネルが有るかどうか
をS4においてチェックし、もし空いているならばS5
においてその使用中のトランクを優先的に割り付けるこ
とになる。もしS3において既に使用しているトランク
が一つも無い場合には、S6で未使用のトランクを使用
することを決定する。同様に既に使用中のトランクがあ
るがそのトランクが既に一杯である場合にも未使用のト
ランクを使用する。
【0021】このS3からS6の各ステップを図3に戻
り再び具体例を挙げて説明する。トランク線24aが最
大4チャネルまで使用することができ、かつ、既に3チ
ャネルが使用されているものと仮定する。ここで新たに
トランク1を用いる発呼が生じた場合にはトランク線2
4aと24bの何れかを用いることが可能であるが、S
3により既に使用中のトランク、即ち24aが先ず参照
され、S4においてそのトランクに空きが有るかどうか
がチェックされる。この場合にはまだ1チャネル空いて
いる為、S5においてその発呼はトランク線24aを用
いて行なうことに成る。また、新たな発呼が生じた場合
には、トランク線24aは既に4チャネル全て使用され
ている為に、S4の判断によりS6に移り未使用のトラ
ンク線24bが使用される事になる。次にトランク線2
4aを使用していた電話機が通信を終了した場合には、
そのチャネルが1個あくことになる。この状態でまた新
たに呼が生じた場合には、トランク線24aの空いてい
るチャネル、或いはトランク線24bの残り2チャネル
の何れかにその呼を割り付けることになるが、S3によ
りトランク線24aが使用中かどうかチェックされ、S
4によりそのトランクに空きが有るかどうかがチェック
され、この場合には一つ空きがあるのでS5によりトラ
ンク線24aに割り付けられることに成る。
【0022】このようにしてこのトランク分けは一つの
トランクが満杯に成るまでは他のトランクを使用しない
ように制御する点及び、或いは空いているチャネルの数
が少ないトランクに新しい呼を割り当てるという制御を
行なう点に特徴がある。このように一つのトランクの最
大チャネル数になるように呼を割り付けるトランク分け
を用いることにより、TDM21aに接続されている局
線26の使用する数を削減することが可能になる、従っ
て使用する回線の本数が少なくなり、料金を削減するこ
とが可能になる。
【0023】次に図4に戻りS7以降について説明す
る。S7は電話機から入力された相手電話機のPSTN
番号をサブアドレスに変換するステップである。次にS
8は以上のような各ステップで得られた情報を圧縮して
INS番号で発呼するステップである。
【0024】次に図5,図6,図7を用いてPBX及び
TDMの機能分けを行った場合に付いて説明する。図5
はPBXでルーチングを行なう場合を示した図である。
図6はTDMでルーチングを行なう場合を示した図であ
る。図7はPBXとTDMで機能分散を図った場合を示
す図である。
【0025】まず図5のPBXでルーチングを行なう場
合について説明する。図5においてA,B,C,Dは各
時点を示しており時刻は図に向かって右から左に向かっ
て経過するものとする。PBXでルーチングを行なう場
合に、先ずA時点においてはPBX20aは端末1から
端末2のPSTN番号を受信し、図3に示した通りこの
PSTN番号よりINS番号をテーブル検索により取得
し、このINS番号を付加することによりルーチングを
行なう。即ちこのPBX20aがA時点においてトラン
ク分けを行なう。また同じくA時点においてPBX20
aはPSTN番号を変換し、サブアドレスにのせる。こ
のようにして出来た情報をINS番号によりTDMに発
呼する。次にTDM21aはB時点において、端末1の
メディアが何であるかのメディア識別を行ない、これが
電話機である場合には音声圧縮を行なう。そして同じく
B時点において、PBXから発呼された情報をINS4
に発呼する。この場合、相手先のTDMは予め定められ
たシステムデータにより決定される。またB時点におい
てPBXから送られてきたサブアドレスは加工すること
無くトランスペアレントに転送される。次に、TDM2
1bはC時点においてこの発呼された情報をINS4を
介して受信する。PBXからのサブアドレスはトランス
ペアレントに転送する。次にPBX20bはD時点にお
いてTDMからのサブアドレス、即ち変換されたPST
N番号を用いてPSTN5に対して発呼を行なう。
【0026】次に図6を用いてTDMでルーチングを行
なう場合について説明する。まずPBX20aはA時点
において、端末1から端末2のPSTN番号を受信しこ
のPSTN番号によりTDMに発呼する。この時点で
は、まだトランク分けは行なわれていない。次にTDM
21aはB時点においてPBX20aから送られてきた
PSTN番号を変換しサブアドレスにのせる。また、T
DM21aは図3に示したテーブル検索部22aと、番
号変換テーブル22bを有しており、PSTN番号を用
いてテーブル検索を行ないINS番号を得る。このIN
S番号の局番によりトランク分けを行ない、INSに対
して発呼を行なうことになる。同時にB時点において端
末1のメディア識別を行ない、これが電話機である場合
には音声圧縮を行なう。次にTDM21bはC時点にお
いてINS4から受け取った発呼情報の中からサブアド
レスを抽出し、PSTN番号に変換し直す。次にPBX
20bはD時点においてTDMで変換されたPSTN番
号を受け取りこのPSTN番号に基づきPSTN5に対
して発呼する。
【0027】次に図7を用いてPBXとTDMで機能分
散を図った場合の例について説明する。先ずTBX20
aはA時点において端末1から端末2のPSTN番号を
受信し、このPSTN番号を用いてテーブル検索を行
い、INS番号を得、これによりトランク分けを行な
う。同じくA時点においてPSTN番号を用いてTDM
21aに対して発呼する。次にTDM21aはB時点に
おいてPBX20aからのPSTN番号を変換し、サブ
アドレスにのせる。同じくB時点で着信したトランクに
よりINS番号を付与する。このINS番号はシステム
データにより予め定められているものである。即ちトラ
ンクが定まる場合にはINS番号も一位に定まるもので
ある。またこのB時点において端末1のメディア識別を
行ない音声圧縮を行ないINSに対して発呼する。次に
TDM21bはC時点において、サブアドレスをPST
N番号に変換し直す。次にPBX20bはD時点におい
てTDM21bからのPSTN番号でPSTN5に対し
て発呼する。図5から図7に示したPBXとTDMの機
能分担の例は、図1に示した主装置6の各手段8から1
3及び主装置7に示した各種手段14から15の手段が
PBXとTDMの間で自由に分担出来る事を示す例であ
る。従って、図5から図7に示した機能分担以外の分担
方法も考えられるものである。
【0028】次に図8は本発明を利用した場合の回線の
数を示した図である。図において、Bは電話機の台数即
ち電話機に接続された電話線の本数である。図に示すよ
うに地方局として7拠点を設けている場合には、主装置
6の内部においてはPBXとTDMを接続するために最
大b本×7拠点のチャネルが必要になる。これはb本の
回線全てが一つの地方局に集中した場合でもb本の電話
が全て通話出来るようにするためである。次にCは回線
の本数(2Bの本数)を表しており、ひとつのINSイ
ンターフェース(2B+D)には前述したように最大7
チャネルの回線が収容出来るためにb/7の答を切り上
げた数がCである。このようにTDMの符号信号圧縮に
よりBチャネルの本数は減少することになる。次に主装
置7内におけるTDMとPBXを接続する回線数はb/
2本である。これはTDMにより16Kbpsに圧縮さ
れた信号が再び64Kbpsに戻されるため1本の回線
が2B+Dで作られている場合、2B即ち128Kbp
sの回線に対して2つのチャネルを割り当てることが出
来るためにb/2本はTDMとPBXを接続するための
回線数となる。主装置7のPBXとPSTNを接続する
本数及びPSTNと電話機を接続する本数はそれぞれア
ナログ公衆回線であるため電話機B台に対してb本の回
線がそれぞれ必要となる。
【0029】前述したb本あるいはc本というのは一般
例で示したが、例1、及び例2においては電話機が32
台、及び電話機が16台ある場合の例について説明して
いる。この例によれば、電話機が32台ある場合でもI
NSにおいては5本の回線のみが必要である。また電話
機が16台の場合にはINSにおいては3本の回線が必
要である。従来がそれぞれ32本のINS回線及び16
本のINS回線が必要であったのに比べて大幅な回線数
の削減を図ったことになる。
【0030】以上のようにこの実施例においては、TD
M間において64Kbpsの音声を16Kbpsに圧縮
することでINSのBチャネル(64Kbps)に3ま
たは4チャネルの音声を割当て回線効率を向上させると
ともに回線料金の削減が図れる場合を説明した。この実
施例で説明したINSはデジタル公衆回線網であり、ま
たPSTNはアナログ公衆回線網であるため公衆回線同
士の接続を実現している。このように、公衆回線と公衆
回線の接続は音声を伝送する場合の公衆回線−専用回
線,専用回線−公衆回線,公衆回線−専用回線−公衆回
線のような場合に適用される法的な規制が存在せず、前
述したような実施例を用いることにより製品化する価値
が非常に大きいものである。また、前述したようにIN
Sの回線効率が向上するために、INSネット局間での
輻輳を減少することが可能である。また、オペレーター
の操作は通常通りであり、発信者は着信先の電話番号を
ダイヤルするだけで何等オペレーションの変化は無くオ
ペレーションの不都合は存在しない。
【0031】実施例2.上記実施例1においては、2B
+Dを採用したINSの場合について説明したが、23
B+D等のその他の仕様を備えたデジタル公衆回線網を
用いる場合でも構わない。また上記実施例1においては
PSTNを用いる場合を説明したが、PSTNはアナロ
グ公衆回線網の一例であり、その他の公衆回線網を用い
る場合でも構わない。
【0032】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、回線効
率が向上するとともに回線料金の削減が可能に成る。ま
た、公衆回線網と公衆回線網の接続が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のシステム概念図である。
【図2】この発明のシステムブロック図である。
【図3】この発明のPBXとTDMのブロック図であ
る。
【図4】この発明の動作を示す流れ図である。
【図5】この発明のPBXとTDMの機能分担を示す図
である。
【図6】この発明のPBXとTDMの機能分担を示す図
である。
【図7】この発明のPBXとTDMの機能分担を示す図
である。
【図8】この発明の回線数を示す図である。
【図9】従来の回線接続を説明するための図である。
【符号の説明】
1 発信電話機 2 受信電話機 3 電話線 4 INS 5 PSTN 6,7 主装置 8 受付手段 9 ルーチング手段 10 トランク制御手段 11 サブアドレス利用手段 12 端末番号付加手段 13 発呼手段 14 受信手段 15 PSTN発呼手段 20 PBX 21 TDM 22a テーブル検索部 22b 番号変換テーブル 23 トランクカード 24 トランク線 25 トランクカード 26 局線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有するINS接続装置 (a)端末装置を収容し、端末装置からの相手端末装置
    の端末番号による発呼要求を受けつける受付手段、 (b)上記端末番号により相手端末装置が接続されてい
    るネットワークが収容されているINS接続装置の装置
    番号を求めるルーチング手段、 (c)上記端末番号をINSの仕様で定められたサブア
    ドレスにのせるサブアドレス利用手段、 (d)情報を圧縮して、上記装置番号を用いてINSに
    発呼する発呼手段。
  2. 【請求項2】 以下の要素を有するINS接続装置 (a)端末装置からの相手端末装置の端末番号により、
    発呼情報の一部となるINS番号を得るルーチング手
    段、 (b)上記端末番号により相手端末装置を収容したネッ
    トワークに接続されているINS接続装置の装置番号を
    求めこの装置番号を持つINS接続装置との間で使用さ
    れるトランクの数が最小になるようにトランクの制御を
    行なうトランク制御手段、 (c)上記端末番号を、発呼する情報の一部にのせる端
    末番号付加手段、 (d)情報を圧縮して、上記装置番号でINSに発呼す
    る発呼手段。
  3. 【請求項3】 以下の要素を有するPSTN/INS接
    続方式 (a)端末装置からの発呼による相手端末装置のPST
    N番号と、そのPSTN番号から得られるINS番号と
    のいずれかにより発呼のルーチングを行なうルーチング
    手段、 (b)上記PSTN番号を変換して発呼情報内のサブア
    ドレスにのせるサブアドレス利用手段、 (c)上記発呼情報を圧縮してINSに発呼するINS
    発呼手段、 (d)INS番号に基づき上記発呼情報を受信する受信
    手段、 (e)受信した発呼情報のサブアドレスにあるPSTN
    番号に基づきPSTNに発呼するPSTN発呼手段。
  4. 【請求項4】 以下の工程を有し、端末装置と複数のネ
    ットワークを接続するネットワーク接続方法 (a)端末装置から相手端末装置に割りふられた端末番
    号を入力し、この端末番号から相手端末装置が接続され
    ているネットワーク接続装置の装置番号を検索する装置
    番号検索工程、 (b)上記装置番号に対応して使用されるひとつのトラ
    ンクに複数のチャネルを割り当てるトランク制御工程、 (c)上記端末番号と装置番号を用いて発呼を情報作成
    する発呼情報作成工程、 (d)上記トランク制御工程により得られたトランクに
    上記発呼情報を用いてネットワークに発呼する発呼工
    程、 (e)上記装置番号を持つネットワーク接続装置により
    上記発呼情報を受信し、受信した発呼情報の端末番号を
    用いて、そのネットワーク接続装置から他のネットワー
    クに収容された相手端末装置に発呼する受信発呼工程。
  5. 【請求項5】 上記トランク制御工程は、2つのネット
    ワーク接続装置間に複数のトランクがあり、トランクが
    n本のチャネルを有している場合、ひとつのトランクの
    n本のチャネルがすべて使用中になるようにトランクを
    制御することを特徴とする請求項4記載のネットワーク
    接続方法。
  6. 【請求項6】 上記発呼情報作成工程は、相手端末装置
    の端末番号を、あらかじめネットワークで定義されたア
    ドレス情報の中の未使用領域にのせることを特徴とする
    請求項4又は5記載のネットワーク接続方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1998016083A3 (en) * 1996-10-07 1998-06-18 Adoor V Balasubramanian PBX networks with quality of service control
KR100582577B1 (ko) * 2004-08-19 2006-05-23 삼성전자주식회사 Tdm 인터페이스를 위한 클럭 보정 장치 및 방법

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