JPH0417982Y2 - - Google Patents

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JPH0417982Y2
JPH0417982Y2 JP18720283U JP18720283U JPH0417982Y2 JP H0417982 Y2 JPH0417982 Y2 JP H0417982Y2 JP 18720283 U JP18720283 U JP 18720283U JP 18720283 U JP18720283 U JP 18720283U JP H0417982 Y2 JPH0417982 Y2 JP H0417982Y2
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JP
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electronic musical
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musical instrument
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【考案の詳細な説明】 本考案は異機種の電子楽器間においても、キー
ボード等の演奏操作情報を相互に送受信できるよ
うに定められたコードを用いて、縦続接続された
各電子楽器をプリセツトできる電子楽器制御装置
に関する。
上記コードの一例としては、楽器業界で定めら
れたMIDI規格コードと呼ばれるものがある。
MIDIコードはあるメーカのキーボード等からの
演奏操作情報等をコード化し、他のメーカーの機
器に入力すれば同じ音程で鳴つたり、メモリーバ
ンクを選択し、音色変化、ピツチベンド、アフタ
ータツチ等の制御が可能となる。
第1図はMIDI規格の電子楽器を縦続接続にし
た一例である。図において2,6はミユージツク
シンセサイザー、3はキーボード、4,5は外部
制御入力による音高等の指令により内蔵音源の音
色で楽音を発生する音源モジユールである。この
ような接続において、ミユージツクシンセサイザ
ー2は音源モジユール4を用いて楽音を発生する
ものとし、キーボード3は音源モジユール5を用
いて楽音を発生し、ミユージツクシンセサイザー
6はミユージツクシンセサイザー6に内蔵された
音源を使用するものとした場合、最初に各電子楽
器に機器番号を付与するために各電子楽器に備え
られている機器番号設定器を操作してそれぞれの
電子楽器に機器番号を与える。次にミユージツク
シンセサイザー2においては音色選択スイツチを
操作して発音機器番号を4として音源モジユール
4を選択する。キーボード3においても発音機器
番号を5として音源モジユール5を選択する。音
源モジユール4,5はそれぞれに具備したパラメ
ーター設定装置を(図示しない)使用して所望の
音色に設定する。ミユージツクシンセサイザー6
においては発音機器番号を6としてミユージツク
シンセサイザー6の内蔵音源を選択し、該音源の
音色を設定する。以上のような設定動作の後ミユ
ージツクシンセサイザー2の鍵盤を操作するとミ
ユージツクシンセサイザー2からは被制御機器番
号4を含む、音高及び該ミユージツクシンセサイ
ザー2において設定されている諸パラメーターと
パラメーター変更指令を表わすMIDIコードが出
力される。該出力されたMIDIコードはMIDIバ
スを経て、キーボード3に入力されるが該入力
MIDIコードに含まれる被制御機器番号が異なつ
ているのでキーボード3は上記コードを無視し、
MIDIOUT端子15より音源モジユール4に該コ
ードを送出する。該送出コードを受けた音源モジ
ユール4内のMIDIコード制御CPUは自己の機器
番号を認識した後、該コードの内容に従つて音源
モジユール4内音源のパラメーターを変更しミユ
ージツクシンセサイザー2における前記音高、諸
パラメーター等で音源モジユール4を発音させ
る。
上記と同様にして、キーボード3の鍵盤等を操
作することにより出力されたMIDIコードは音源
モジユール4を通過して音源モジユール5をキー
ボード3による音高、諸パラメーター等で発音さ
せる。ミユージツクシンセサイザー6は内蔵の音
源を使用しているので従来のミユージツクシンセ
サイザーと同様に楽音を発音する。
このようにMIDIコードを使用すれば任意の電
子楽器から任意の電子楽器を任意に制御できるの
であるが、上記説明における制御電子楽器と被制
御電子楽器の組合せ、プリセツト音色、モード等
を変更するには逐次機器番号や諸パラメーター入
力し直さなければならない。これは演奏中等、限
られた時間内で諸パラメーターを変更しなければ
ならない場合にかなり不便である。本考案はこの
ような場合においても、簡単に諸パラメーターを
変更できる電子楽器制御装置に関する。
第2図は本考案の実施例、第3図は本考案の電
子楽器制御装置のブロツクダイヤ図、第4図は本
考案に使用するミユージツクシンセサイザーの操
作パネルの概略図である。1は本考案による電子
楽器制御装置、2,6はミユージツクシンセサイ
ザー、3はキーボード、4,5は音源モジユー
ル、23はパラメーター設定装置、24は音色選
択スイツチ、25は機器番号設定器であり、各電
子楽器は機器番号を与えられている。このような
構成において、ミユージツクシンセサイザー2の
操作時の発音音色を音源モジユール4の音色とす
るために、ミユージツクシンセサイザー2の音色
選択スイツチで音源モジユール4の機器番号を選
択し、諸パラメーター及び各モード等もそれぞれ
ミユージツクシンセサイザー2のパラメーター設
定装置で設定する。同様にキーボード3操作時の
発音音色を音源モジユール5の音色とするため
に、図示しないキーボード3の音色選択スイツチ
で音源モジユール5の機器番号を選択し、諸パラ
メーター及び各モードもそれぞれ図示しないキー
ボード3のパラメーター設定装置で設定する。音
源モジユール4,5についても図示しない音色設
定装置で所望の音色に設定する。ミユージツクシ
ンセサイザー6は内蔵の音源を使用するものと
し、音色選択スイツチはミユージツクシンセサイ
ザー6自身の機器番号を選択する。ミユージツク
シンセサイザー6のパラメーター及び各モードも
それぞれミユージツクシンセサイザー6のパラメ
ーター設定装置で設定する。
次に電子楽器制御装置のチヤンネルセレクター
21で第1チヤンネルを選択し、R/Wスイツチ
を書き込み側(W側)に操作(R/Wスイツチは
通常中立、操作時のみR又はWのいずれかと接続
される。)して書き込みの動作状態にすると、電
子楽器制御装置のMIDIコード制御CPU19は順
次、各縦続接続された電子楽器に対し、上記の如
く設定された各モードに対応するMIDIコードを
出力させる対象機器番号を含んだ出力指令のコー
ド及び諸パラメーターのMIDIコードをMIDIコ
ード出力端子7(以下、O出力端子と称す。)よ
り送出する。これを受けた該各電子楽器は該諸パ
ラメーター及び各モードに対応し、且つ各電子楽
器自身の機器番号及び被制御機器番号を含む
MIDIコードを順次出力する。該各コードは電子
楽器制御装置のMIDIコード入力端子8(以下、
I入力端子と称す。)から入力しCPU19によつ
て電子楽器制御装置のメモリー20に第1チヤン
ネルの内容として記憶される。
以下、同様にミユージツクシンセサイザー2,
6、キーボード3が制御する音源、パラメータ
ー、モード、及び音源の音色等の設定、組合せを
任意に変更し、該変更した設定、組合せをそれぞ
れ電子楽器制御装置のメモリー20の第2、第3
……チヤンネルに記憶させる。該記憶させた
MIDIコードは電子楽器制御装置のR/Wスイツ
チを読み出し側(R側)に操作して読み出しの動
作状態にすることにより記憶チヤンネルセレクタ
ー21が示しているメモリー20のチヤンネルの
内容が読み出され、該読み出されたコードは
CPU19によつて各電子楽器に該パラメーター
等のプリセツト及び表示の指令コードとともにO
出力端子より送出される。該送出コードは対象機
器番号コードを含んでいるので各電子楽器は該送
出コードの内、自己の受入れるべきコードのみを
正しく受け入れ、該各電子楽器がどのように設定
されていても、送出された該MIDIコードの内容
に従いプリセツトし直され、各電子楽器の表示器
は該プリセツトの内容を点灯し、表示する。この
ようにプリセツトされた電子楽器制御装置の記憶
チヤンネルを必要に応じて選択しながら読み出さ
れた各プリセツトによる音色、モード等を使用し
て演奏するのであるが、演奏の途中で各電子楽器
の音色等を該各電子楽器の操作子により手動で変
化させても再びR/WスイツチをR側に操作する
ことにより電子楽器制御装置のメモリーから読み
出された記憶チヤンネルの内容に対応するプリセ
ツトの状態に復帰する。又、必要であれば演奏の
途中で上記手動で変化させた音色、モード等を電
子楽器制御装置のR/WスイツチをW側に操作す
ることによりメモリー内に記憶させることができ
る。
以上の説明の如く、本考案は各縦続接続された
電子楽器の所望のモード、パラメーターを各電子
楽器において設定し、該設定値を表わすMIDIコ
ード(各電子楽器内部のMIDI制御CPUが自動発
生する。)を使用してプリセツトするので各電子
楽器が発音した状態でのパラメーターをそのまま
プリセツトすることになり、各電子楽器毎に定め
たパラメーターを電子楽器制御装置に再度入力す
る必要が無いのでプリセツト時の誤操作を防ぐと
ともに、該プリセツトの確認も該各電子楽器自身
が具備した表示器を使用して行えるので、どの表
示器がどのパラメーターに相当するかを確認又は
記憶する必要がない。又、電子楽器制御装置のパ
ネル上に、縦続接続された全電子楽器の表示器を
設けると、該縦続接続される可能性の有る電子楽
器の内で最大のパラメーター数を持つ電子楽器の
パラメーター数と、縦続接続可能の電子楽器数を
乗算した個数だけ表示器が必要になり煩雑となる
が、本考案ではこのような余分な表示器を設ける
必要がない。更に記憶されたプリセツトの読み出
しによる音色変化のみならず、演奏中に各電子楽
器の操作子を操作して任意に該各電子楽器のパラ
メーターを変更して音色等を変えることも可能で
あり、演奏中に変更したパラメーターやモードに
記憶内容を変更することが簡単なスイツチの操作
ででき、あるいは手動操作による変更から直ちに
変更以前のプリセツトの状態にも簡単な操作で復
帰させることができるので、その実用的価値は大
きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はMIDIを使用した電子楽器の接続の一
例。2図は本考案の実施例。第3図は本考案の電
子楽器制御装置のブロツク図。第4図は本考案に
使用するミユージツクシンセサイザーの操作パネ
ルの概略図である。 1……本考案の電子楽器制御装置、2,6……
ミユージツクシンセサイザー、3……キーボー
ド、4,5……音源モジユール、7……MIDIコ
ード出力端子、8……MIDIコード入力端子、9
〜13……MIDIIN端子、14〜18……
MIDIOUT端子、19……MIDIコード制御
CPU、20……メモリー、21……記憶チヤン
ネルセレクター、22……R/Wスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入出力端子間を相互に接続して入出力経路が直
    列に接続された複数の電子楽器の一方端の電子楽
    器の入力端子と接続するO出力端子と、該複数の
    電子楽器の他方端の電子楽器の出力端子と接続す
    るI入力端子とを備えた電子楽器制御装置であつ
    て、該各電子楽器においてそれぞれ設定された各
    パラメーターを表わすコードを出力させる出力指
    令コードを出力するコード出力制御手段と、該コ
    ード出力制御手段からの出力指令コードが上記O
    出力端子から出力することに応じて、該各パラメ
    ーターを表わす各電子楽器のコードが該複数の電
    子楽器の一方端から他方端へ順次転送され、上記
    I入力端子を介して該電子楽器制御装置に入力さ
    れた該各コードを記憶する記憶手段と、該記憶手
    段の記憶領域に記憶された該入力コードを読み出
    す読み出し手段と、該読み出し手段からの読み出
    し指令に応じて読み出された該各コードを上記各
    電子楽器それぞれにプリセツトするとともに、上
    記各電子楽器にプリセツトされたパラメーターを
    該各電子楽器それぞれが具備した表示装置が表示
    するように上記O出力端子より指令コードを出力
    するプリセツト指令手段とを具備したことを特長
    とす電子楽器制御装置。
JP18720283U 1983-12-02 1983-12-02 電子楽器制御装置 Granted JPS6094692U (ja)

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JP18720283U JPS6094692U (ja) 1983-12-02 1983-12-02 電子楽器制御装置

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JP18720283U JPS6094692U (ja) 1983-12-02 1983-12-02 電子楽器制御装置

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JPS6094692U JPS6094692U (ja) 1985-06-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6337395A (ja) * 1986-07-31 1988-02-18 株式会社河合楽器製作所 電子楽器
JP3026344B2 (ja) * 1989-12-28 2000-03-27 株式会社河合楽器製作所 電子機器

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JPS6094692U (ja) 1985-06-27

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