JPH04179648A - ベルト蛇行防止装置 - Google Patents

ベルト蛇行防止装置

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JPH04179648A
JPH04179648A JP30311490A JP30311490A JPH04179648A JP H04179648 A JPH04179648 A JP H04179648A JP 30311490 A JP30311490 A JP 30311490A JP 30311490 A JP30311490 A JP 30311490A JP H04179648 A JPH04179648 A JP H04179648A
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JP
Japan
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belt
meandering
guide
tension roller
roller
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Application number
JP30311490A
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English (en)
Inventor
Fujio Miyamoto
不二夫 宮本
Satoru Sakurai
哲 桜井
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ローラ支持フレームに回転可能に設けられた
複数のローラに巻き掛けられて回転するベルトの蛇行を
防止するベルト蛇行防止装置に関する。
(発明の背景) ローラに巻き掛けられて、回転するベルトは各種物品の
搬送等に広く用いられている。
このようなベルトは蛇行が規制されなければならない場
合がある。例えば、熱現像装置に用いられているベルト
においては、蛇行が発生すると、ベルトが脱落したり、
ベルトの速度が変化し、現像時間が不安定になってしま
うことがあるからてある。
そこで、このベルトの蛇行を防止するために、下記のよ
うな提案がなされている。
■ベルトの両側端部に局部的にローラのような蛇行規制
部材を当接させる。(実開昭57−70239号公報) ■ベルトの側端から離れた位置に、内側に突出するガイ
ド部を一体的に設け、ローラ周囲の対応する位置にガイ
ド溝を設ける。(特開昭63−75779号公報) ■ベルトの位置ずれを検出し、ローラの軸端部を揺動さ
せ、ベルトの位置ずれを矯正する。(特開昭63−17
0645号公報) ■スプロケットホイールを有するローラとスプロケット
用穴を有するベルトを組み合わせる。(特開昭63−1
70645号公報) ■少なくとも1つの支持ローラをつづみ型にし、少なく
とも1つの支持ローラをたいこ型にする。
(特開昭63−221345号公報) ■少なくとも1個のローラにはベルトの幅方向に対応し
た拡径部を設置する。(実開平1−26735号公報) ■ベルトに当接したテンションローラ両端部のベルトの
張力を調節して常時片側へ偏らせ、ローラ支持フレーム
に接触摺動させる。(特開平1−214547号公報) (発明か解決しようとする課題) 上記構成の従来例において、下記のような問題点がある
■ベルトの両側端部に蛇行規制部材を接触させる方法は
、ベルトの側端に局部を接触させるたけであるから、十
分な蛇行修正を行えず、ベルトが規制部材を乗り越えた
り、ベルト側端が大きく伸びたり、折れ曲がる等の問題
点がある。(実開昭57−70239号公報) ■無端ベルトにガイドを設はローラ上の対応する位置に
ガイド溝を設ける方法は、長時間回転すると、ベルトの
ガイドが摩耗したり、ガイドが脱落したりして蛇行防止
の機能をはたせなくなる問題点がある。また、ベルトに
ガイドを取り付けるのに特殊な技術を必要とし、コスト
がかかるという問題点もある。(特開昭63−7577
9号公報)■ベルトの位置すれをを検出し、ローラの軸
端を移動させる方法は、軸端を移動する機構を構成する
ためには、装置が大がかりなものとなり、コストが高く
なってしまう問題点がある。(特開昭63−17064
5号公報) ■スプロケットを利用する方法は、スプロケットが穴か
らはずれたり、コストがかかるという問題点がある。(
特開昭63〜170645号公報)■ローラをたいこ型
あるいはつづみ型にする方法は、蛇行防止の効果が弱く
、十分な蛇行修正を行えな得ず、ベルト蛇行規制部材を
ベルトが乗り越えたり、ベルト側部か大きく伸びたり、
折れ曲がる等の問題点がある。また、複数のローラを加
工するのはコストがかかるという問題点もある。
(特開昭63−221345号公報) ■ベルトの幅方向に拡径部を形成する方法は、ベルトの
側端部に局部的に接触するだけであるから、十分な蛇行
修正を行えず、規制部材をベルトが乗り越えたり、ベル
ト側端が大きく伸びたり、折れ曲がる等の問題点がある
。(実開平1−26735号公報) ■ベルトに当接したテンションローラ両端部のベルト張
設力を調節して、常時片側に偏らせローラ支持フレーム
に接触摺動させる方法は、長期に渡って使用したりする
と、ベルトの寄る力か大きく変化することがあり、その
ためにベルトが乗り越えたり、ベルト側端が大きく伸び
たり、折れ曲がるという問題点がある。(特開平1−2
14547号公報) 本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、蛇行を確実に防止し、簡単で安価なベルト蛇行防止
装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記問題点を解決する本発明は、ローラ支持フレームに
回転可能に設けられた複数のローラに巻き掛けられて回
転するベルトの蛇行を防止するベルト蛇行防止装置にお
いて、 前記ベルトのそれぞれのエツジに当接する第1及び第2
の蛇行検出部と、 ベルトを押圧するテンションローラと、該テンションロ
ーラの両側部に設けられ、前記テンションローラを回転
可能に支持し、前記第1及び第2の蛇行検出部が取り付
けられると共に、ベルトの幅方向及び幅方向と直交する
方向に移動可能に設けられた第1及び第2の支持部と、
該第1及び第2の支持部に取り付けられた第1及び第2
のスライダと、 該第1及び第2のスライダを案内し、前記テンションロ
ーラをベルト蛇行の方向と反対側のベルト端部に押し付
けるガイド部と、 を有するものである。
(作用) 本発明のベルト蛇行防止装置において、ベルトが蛇行を
始めると、第1及び第2の蛇行検出部が設けられ、第1
及び第2のスライダが設けられた第1及び第2の支持部
も移動する。
そして、テンションローラは、ガイドに案内されるスラ
イダにより、ベルト蛇行の方向と反対側のベルト端部を
押し付け、蛇行を修正する。
(実施例) 次に図面を用いて本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明の実施例のベルト蛇行装置か設けられた
熱現像画像装置の熱現像部の説明図である第5図におけ
る第1テンシヨンローラの蛇行防止装置の構成図、第2
図は第5図における第2テンシヨンローラの蛇行防止装
置の構成図、第3図は第5図における第3テンシヨンロ
ーラの蛇行防止装置の構成図、第4図は第5図における
第4テンシヨンローラの蛇行防止装置の構成図、第5図
は本発明の実施例のベルト蛇行装置が設けられた熱現像
画像装置の構成図、第6図乃至第12図は本発明の他の
実施例の説明図である。
先ず、第5図を用いて本実施例の熱現像画形成装置の熱
現像部の構成を説明する。1.2は一対の無端ベルトで
ある、上ベルト、下ベルトである。
これら上ベルト1.下ベルト2の材質としては、熱源部
に使用している無端ベルトと同じ炭素繊維などを芯体に
したシリコンゴム、又は同じく芯体式すのフッ素ゴムな
どがよい。シリコンゴムベルトの場合は、シリコンゴム
ベルトの表面の凹凸が得られた画像に影響を与えないよ
うに研磨し、平面性を持たせるとよい。又、静電気を防
止するためにベルトを導電性の材質にすることもよい。
又、炭素繊維の芯体式すのシリコンゴムベルトを用いる
場合、芯体の織り方でベルトを回転させた時に、ベルト
の幅方向の寄りが変わるので、寄りの少ない織り方で織
った芯体を用いたシリコンゴムベルトを用いるとよい。
更に、ベルトはどのような材質及び織り方のベルトを選
定しても、幅方向の寄りは発生するので、ベルトの幅方
向の端部を案内するガイドを設けたり、ベルトにライナ
を設けて、ベルトの幅方向の寄りを防止してもよい。
下ベルト2の内側には下ベルト2を案内する複数の加熱
ローラ3が設けられている。これら加熱ローラ3は中空
形状となっており、内部には熱源として、ハロゲンラン
プやニクロム線等のヒータ4が設けられている。ハロゲ
ンランプやニクロム線は、熱と同時に光も出すので、感
光シートが熱源の光で感光しないように加熱ローラ3の
両端には光洩れを防止するためのキャップを設けておく
必要がある。このキャップの材質は、光を通しにくく、
十分な耐熱性があることが要求される。また、熱源の配
線の状況によっては絶縁性である必要もある。具体的に
は、シリコンゴム、フッ素ゴム、フェノール樹脂、ポリ
カーボネート等が望ましい。
5は上ベルト1を案内し、加圧手段6により上ベルト1
を下ベルト2に押圧する複数の加圧ローラである。
7は出力軸にピニオン8が取り付けられた駆動部として
のモータである。一方、加圧ローラ5の最終段のローラ
5′と対向するローラには、ピニオン8と噛合するギヤ
9が取り付けられ、最終段のローラ10はモータ7によ
って回転駆動される駆動ローラとなっている。
11は受像シート12(受像材)が重ね合わされた感光
シート(感光材)である。
ところで、加熱ローラ3は本装置のフレームに対してベ
アリングを介して取り付けられるが、断熱の為に、加熱
ローラ3とベアリングの間には断熱材を設置する。この
断熱材がないと加熱ローラ3の熱がベアリングを介して
外部へ逃げ、加熱ローラ3の軸方向の温度分布が均一で
なくなったり、消費電力が大きくなってしまったりする
。又、この加熱ローラ3にも断熱材を設けるとより効果
的である。更に、加圧ローラ5の内部にも、ヒータを設
け、加熱ローラとしてもよい。
加熱ローラ3の材質としては、A305B等のアルミ材
やS[JS3(14,STKM等の鉄系の金属が適して
いる。
鉄系の材料を用いる場合は、パー力ライジング等の防錆
処理が必要である。
加熱ローラ3の加熱方法としては、外側から面ヒータ等
を用いて加熱してもよい。又、加熱ローラ3はローラの
軸方向の温度分布が均一であることが好ましいので、ハ
ロゲンランプを熱源として用いる場合には、内部のニク
ロム線の分布密度を均一にすることが好ましい。
加圧ローラ5の加圧方法としては、加圧ローラ5をスイ
ングするようにしたり、上下方向に移動可能に設け、バ
ネ等で加圧するようにしてもよい。
加圧場所は、感光材や受像材によって異なるので、これ
らに応じて適切な場所を加圧するようにする。
更に、上ベルト1上には、この上ベルト1にテンション
を与える第1テンションローラ21.第3テンシヨンロ
ーラ23が設けられている。又、下ベルト2にも、この
下ベルト2にテンションを与える第2テンションローラ
22.第4テンシヨンローラ24が設けられている。
次に、第1図を用いて、第1テンシヨンローラ21の取
り付けを説明する。31.32は第1テンシヨンローラ
21を回転自在に支持する支持板(支持部)で、上下方
向(十一方向)及び左右方向(AB力方向に移動可能に
フレームに取り付けられている。支持板32には上ベル
ト1の一方のエツジに当接するベルトガイド(蛇行検出
部)34が、支持板33には上ベルト1の他方のエツジ
に当接するベルトガイド(蛇行検出部)35がそれぞれ
設けられている。
36.37はフレーム側に取り付けられたガイドである
。これらガイド36.37は水平方向で、互いに接近す
る方向に延出する基部36a、3−7aと、斜め下方に
第1テンシヨンローラ21の中心部方向に延出する案内
部36b、37bより構成されている。支持板32.3
3には、ガイド36の案内部36b及びガイド37の案
内部37bに摺接するガイドピン(ガイド部)38.3
9が取り付けられている。
次に、第2図を用いて、第2テンシヨンローラ22の取
り付けを説明する。41.42は第2テンシヨンローラ
22を回転自在に支持する支持板(支持部)で、上下方
向(十一方向)及び左右方向(AB力方向に移動可能に
フレームに取り付けられている。支持板41には下ベル
ト2の一方のエツジに当接するベルトガイド(蛇行検出
部)43が、支持板42には下ベルト2の他方のエツジ
に当接するベルトガイド(蛇行検出部)44がそれぞれ
設けられている。
46.47はフレーム側に取り付けられたガイドである
。これらガイド46.47は水平方向で、互いに離反す
る方向に延出する基部46a、47aと、斜め上方に第
2テンシヨンローラ22の中心部方向に延出する案内部
46b、47bより構成されている。支持板41.42
には、ガイド46の案内部46b及びガイド47の案内
部47bに摺接するガイドピン(ガイド部)48.49
が取り付けられている。
次に、第3図を用いて、第3テンシヨンローラ23の取
り付けを説明する。51.52は第3テンシヨンローラ
23を回転自在に支持する支持板(支持部)で、上下方
向(十一方向)及び左右方向(AB力方向に移動可能に
フレームに取り付けられている。支持板51には上ベル
ト1の一方のエツジに当接するベルトガイド(蛇行検出
部)53が、支持板52には上ベルト1の他方のエツジ
に当接するベルトガイド(蛇行検出部)54がそれぞれ
設けられている。
56.57はフレーム側に取り付けられたガイドである
。これらガイド56.57は水平方向で、互いに接近す
る方向に延出する基部56a、57aと、斜め下方に第
3テンシヨンローラ23の端部方向に延出する案内部5
6b、57bより構成されている。支持板51.52に
は、ガイド56の案内部56b及びガイド57の案内部
57bに摺接するガイドピン(ガイド部)58.59が
取り付けられている。
次に、第4図を用いて、第4テンシヨンローラ24の取
り付けを説明する。61.62は第4テンンヨンローラ
24を回転自在に支持する支持板(支持部)で、上下方
向(十一方向)及び左右方向(AB力方向に移動可能に
フレームに取り付けられている。支持板61には下ベル
ト2の一方のエツジに当接するベルトガイド(蛇行検出
部)63が、支持板62には下ベルト2の他方のエツジ
に当接するベルトガイド(蛇行検出部)64がそれぞれ
設けられている。
66.67はフレーム側に取り付けられたガイドである
。これらガイド66.67は水平方向で、互いに接近す
る方向に延出する基部66a、67aと、斜め上方に第
4テンシヨンローラ24の端部方向に延出する案内部6
6b、67bより構成されている。支持板61.62に
は、ガイド66の案内部66b及びガイド67の案内部
67bに摺接するガイドピン(ガイド部)68.69が
取り付けられている。
又、熱現像部の筐体である内枠は、熱現像部内部に光か
入るのを防ぐとともに、熱現像部の発する熱を外部に出
さないようにする機能、すなわち、断熱機能も必要であ
る。断熱機能を向上させるために筐体は、金属板の内側
と外側に不織布等でできた断熱材を取付けた構造とする
のがよい。不織布の材料としては、熱伝導率が低くて燃
えないか、または燃えにくい材料であることが必要があ
り、アラミド繊維でてきた不織布等が最適である。さら
に望ましくは、内側の断熱材の表面にアルミ箔等の熱を
反射する材料を設けて断熱材である不織布へ熱が伝達し
に(いようにするのがよい。
次に、本実施例に使用するカラー熱現像感光材料を説明
する。カラー熱現像感光材料としては、感光層あるいは
その隣接層中に、バインダー、有機銀塩、感光性ハロゲ
ン化銀、現像剤1色素供与物質等を含有するものである
有機銀塩としては、ガロイック酸銀塩、しゅう酸銀塩、
ベヘン酸銀塩、ステアリン酸銀塩、バルミチン酸銀塩、
イミダゾール銀塩、ベンゾトリアゾール銀塩、4−スル
ホベンゾトリアゾール銀塩、チオン銀塩、サッカリン酸
銀塩、5−ニトロトリアゾール銀塩、4−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾール銀塩、チオン銀塩、5−クロルサリチ
ルアルドキシム銀塩等がある。
感光性ハロゲン化銀としては、塩化銀、臭化銀、よう化
銀、塩臭化銀、塩よう化銀、よう臭化銀、塩臭よう化銀
等がある。感光性ハロゲン化銀の好ましい粒子サイズは
、粒径が約1.5ミクロンがら約0.001 ミクロン
であり、さらに好ましくは、約0.5 ミクロンから約
0.05ミクロンである。
現像剤としては、フェノール類、スルホアミドフェノー
ル類、ポリヒドロキシベンゼン類、ナフトール類、ヒド
ロキシビナフチル類、メチレンビスナフトール類、メチ
レンビスフェノール類、アスコルビン酸類、3−ピラゾ
リドン類、ピラゾリン類、ピラゾロン類、アミノフェノ
ール類、パラフェニレンジアミン類、スルホアミドアニ
リン類、スルファミン酸類、ヒドラゾン類が単独で、ま
たは前述の現像剤と併用して用いることかできる。
これらの現像剤は、プレカーサーの形で用いてもよい。
色素供与物質としては、熱現像により昇華性あるいは拡
散性の色素を放出せしめるような化合物を挙げることが
できる。このような化合物については、特開昭59−1
24332号公報に記載されている。
この化合物は熱現像により昇華性色素または昇華性色素
プレカーサーを放出し得る熱非拡散性色素供与物質であ
り、昇華性色素の昇華温度は、80℃〜250℃とされ
ている。
感光層のバインダーとしては、親水性、疎水性のいずれ
のポリマーても用いることができ、これらは単独でも、
または組み合わせてもちいてもよい。
受像シートの受像層は、飽和ポリエステル層を含むもの
であり、この飽和ポリエステルとしては、ポリエチレン
テレフタレート(PET、融点260℃)、ポリブチレ
ンチレフタレ−1−(PBT、融点224℃)、ポリ1
.4−シクロへ牛サンジメチレンテレフタレート(PC
HT、融点290℃)等がある。本実施例に使用する熱
現像感光材料は、現像時に80〜200℃に加熱される
ので、受像層に用いられる飽和ポリエステルの融点は、
上述した現像温度以上でなければならない。なお、上述
した飽和ポリエステルは、分子構造中にビニル化合物と
架橋結合して三次元網状構造を形成することができる二
重結合を含む不飽和ポリエステルとは区別するものであ
る。
上述の受像層および感光層に用いられる支持体としては
、前述のように、熱現像処理時の温度に耐え得るもので
あればよく、紙、ポリアミドフィルム、アセチルセルロ
ースフィルム、セルロースエステルフィルム、ポリビニ
ルアセタールフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカ
ーボネートフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィ
ルム等の樹脂材料が使える拡散転写型感材でカラー画像
を得る方法について説明する。
拡散転写型感材でカラー画像を得るためには、支持体の
表面に感光性の銀塩乳材を塗布した感光層を持つ感光シ
ートと、感光シートを現像してできた色素を受容する層
(受像層という)を支持体の上に塗布した受像シートが
必要である。
まず、感光シートに像様の露光を行い、次に、像様露光
された感光シートと受像シートとを感光層と受像層とが
接するように重ね合わせる。この二つのシートが重なっ
たままの状態で高温(120℃〜160℃)を30〜1
20秒間加える。高温によって感光シートは現像(像様
の拡散性色素が生成される)される。また、生成された
拡散性色素の受像層への転写が行われる。感光層と受像
層の密着状態を良くして感光層から受像層への拡散性色
素の転写率を向上させるために、高温と共に圧力も加え
ることがある。この圧力は感光層と受像層の密着状態を
保つのが目的であり、感光層または受像層自身に密着力
があるならば継続的である必要はなく、間欠的であって
もよい。
次に、上記構成熱現像部の動作を説明する。
上ヘルド1.下ベルト2は加熱ローラ3によって現像温
度である約150℃に加熱されている。そして、受像シ
ート12が重ね合わされた感光シート11が、上ベルト
1と下ベルト2との間に挿入され、これらのベルト1.
2に加圧・加熱されながら搬送される。感光シート11
は加圧・加熱されることにより、塗布された熱現像拡散
性色素を放出し、この色素が受像シート12に熱転写さ
れる。
次に、上ベルト1及び下ベルト2の蛇行を制御する作動
を説明する。代表として第1図を用いて説明を行う。上
ベルト1が、例えば、B方向に蛇行したとする。すると
、ベルトガイド33が上ベルト1の一方のエツジに押さ
れ、第1テンシヨンローラ21はB方向に移動する。こ
の時、ガイド36の案内部36bに摺接するガイドピン
38及びガイド37の案内部37bに摺接するガイドピ
ン39により、第1テンシヨンローラ21は、B側が上
方に移動し、A側が下方に移動し、A側の上ベルト1か
第1テンシヨンローラ21により押される。この第1テ
ンシヨンローラ21の押し付けにより、上ベルト1はA
側に寄り、蛇行か修正される。
逆に、上ベルト1が入方向に蛇行した時においては、B
側の上ベルト1が第1テンシヨンローラ21により押さ
れる。この第1テンシヨンローラ21の押し付けにより
、上ベルト1はB側に寄り、蛇行が修正される。
このベルト蛇行修正動作は、第2図乃至第4図に示した
第2乃至第4テンシヨンローラ22〜24についても同
様に行われる。
上記構成のベルト蛇行装置によれば、上ベルト1及び下
ベルト2の蛇行を確実に防止でき、構成も簡単で、安価
である。
本発明は、上記実施例に限るものではない。例えば、ガ
イド部とスライダは第6図乃至第9図に′ 示すような
構成でも良い。尚、第6図乃至第9図において、同一部
分には同一符号を付し、重複説明は行わない。
これらの図において、71はテンションローラでアリ、
テンションローラ71は支持板72に回転自在に取り付
けられている。支持板72は、図示しないベルトのエツ
ジに当接するベルトガイド73が設けられている。74
は支持板72が係合するスリット74aが設けられたガ
イドである。
まず、第6図において、ガイド74にはガイド斜面74
bが形成され、支持板72にはこのガイド斜面に摺接す
るピン75が取り付けられている。
このような構成でも、ベルトの蛇行に伴ってテンション
ローラ71をベルト蛇行の方向と反対側のベルト端部に
押し付けることができる。
次に、第7図において、ガイド74のスリット74aの
側内壁面には、斜め下方に延びた溝74Cが設けられ、
支持板72の両面には、この溝740に係合するピン7
6が設けられている。
このような構成でも、ベルトの蛇行に伴ってテンション
ローラ71をベルト蛇行の方向と反対側のベルト端部に
押し付けることができる。
次に、第8図において、支持板72の下部は、ベースに
対して斜めにカットされた傾斜部72aが形成されてい
る。
一方、ガイド部74のスリット74a内部には、側内壁
面を橋絡するピン77が設けられ、このピン77に前記
支持板72の傾斜部72aが摺接するようになっている
このような構成でも、ベルトの蛇行に伴ってテンション
ローラ71をベルト蛇行の方向と反対側のベルト端部に
押し付けることができる。
次に、第9図において、ガイド74には、斜め下方に延
出するスリット74aに貫通する長穴74dが両面に設
けられている。支持板72の両面にはこれら長穴74d
に係合するピン78が植設されている。
このような構成でも、ベルトの蛇行に伴ってテンション
ローラ71をベルト蛇行の方向と反対側のベルト端部に
押し付けることができる。
更に、本発明においては、テンションローラをベルトに
押し付ける力が大きいと、ベルトの寄る力もおおきくな
る。この実施例を第10図及び第11図を用いて説明す
る。第10図は第6図に示す構成において、一端部がピ
ン75に、他端部がベース側に掛止され、テンションロ
ーラ71をベルト方向に付勢する付勢手段90を設けた
ものである。
第11囚は第8図に示す構成において、一端部かベルト
ガイド73に、他端部がベース側に掛止され、テンショ
ンローラ71をベルト方向に付勢する付勢手段90を設
けたものである。
更に、本発明は、上記実施例のように上下ベルト対を用
いた例に限定するものではなく、第12図に示すように
1本のエンドレスのベルト100が、複数のローラ10
1に巻き掛けられ、モータ102によって回転される駆
動ローラ101′により駆動されるベルト装置に用いら
れるテンションローラ103にも本発明が適用できるの
はいうまでもない。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、蛇行を確実に防止し
、簡単で安価なベルト蛇行防止装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のベルト蛇行装置が設けられた
熱現像画像装置の熱現像部の説明図である第5図におけ
る第1テンシヨンローラの蛇行防止装置の構成図、 第2図は第5図における第2テンシヨンローラの蛇行防
止装置の構成図、 第3図は第5図における第3テンシヨンローラの蛇行防
止装置の構成図、 第4図は第5図における第4テンシヨンローラの蛇行防
止装置の構成図、 第5図は本発明の実施例のベルト蛇行装置が設けられた
熱現像画像装置の構成図、 第6図乃至第12図は本発明の他の実施例の説明図であ
る。 これらの図において、 1.2・・・ベルト 21〜24・・・テンションローラ 31.32,41,42,51,52,61.62・・
・支持板(支持部) 33.34.43,44,53,54,63,6461
.ベルトガイド(蛇行検出部) 36.37,46,47,56,57,66.67・・
・ガイド(ガイド部) 38.39,48.49,58,59,68.6(’J 外1名 +   1 第5図 2受像シ→ 、7 74a スリット 73ベルトガイド 74aスリツト 74a スリット 74a スリット 第10図 73ベルトガイド \、 74bガイド斜面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ローラ支持フレームに回転可能に設けられた複数
    のローラに巻き掛けられて回転するベルトの蛇行を防止
    するベルト蛇行防止装置において、 前記ベルトのそれぞれのエッジに当接する第1及び第2
    の蛇行検出部と、 ベルトを押圧するテンションローラと、 該テンションローラの両側部に設けられ、 前記テンションローラを回転可能に支持し、前記第1及
    び第2の蛇行検出部が取り付けられると共に、ベルトの
    幅方向及び幅方向と直交する方向に移動可能に設けられ
    た第1及び第2の支持部と、 該第1及び第2の支持部に取り付けられた第1及び第2
    のスライダと、 該第1及び第2のスライダを案内し、前記テンションロ
    ーラをベルト蛇行の方向と反対側のベルト端部に押し付
    けるガイド部と、 を有することを特徴とするベルト蛇行装置。
  2. (2)前記支持部を前記ガイド部へ付勢する付勢手段を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のベルト蛇行装置
JP30311490A 1990-11-08 1990-11-08 ベルト蛇行防止装置 Pending JPH04179648A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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