JP2013228428A - ベルト駆動装置及びそれを備えた定着装置並びに画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価で簡単な構成で長期間安定してベルト蛇行を規制するベルト駆動装置及びそれを備えた定着装置並びに画像形成装置を提供する。
【解決手段】ベルト駆動装置は、熱ローラー27を回転可能に支持し本体側板5aに対して熱ローラー27と一体に軸方向に移動可能に支持される支持軸51と、支持軸51の軸方向の端部に設けられ、定着ベルト26の蛇行による熱ローラー27の軸方向への移動にともなう第1変位を、軸方向と直角方向であり且つ定着ベルト26の蛇行を補正する方向の第2変位に変換する一対のカム平面61aと、第1変位方向及び第2変位方向への移動を可能とする一対の摺動平面61bとを有するカム部材61と、本体側板5aに一体に設けられ、一対のカム平面61aに係合する一対の第1平面71bと、一対の摺動平面61bを摺動可能に案内する一対の第2平面71cとを有するカム支持部材71とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、駆動ローラーと従動ローラーとの間に張架された無端状のベルトのローラー軸方向への蛇行を規制するベルト駆動装置、及びそれを備えた定着装置並びに画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置においては、感光体ドラム等の像担持体に形成されたトナー像を記録媒体に転写し、そのトナー像を担持する記録媒体を定着装置に向けて搬送し、定着装置において、熱及び圧力を加えることにより記録媒体上のトナー像を記録媒体に定着させている。そして定着装置には、定着ローラーと熱ローラーとの間で回転可能に張架された定着ベルトと、定着ベルトに圧接される加圧ローラーとを備え、記録媒体が定着ベルトと加圧ローラーとの間のニップ部を通過する間にトナー像を記録媒体に定着されるベルト定着方式がある。
ベルト定着方式の定着装置では、ローラー間で張架した定着ベルトを回転させているとき、定着ベルトがローラー上でローラー軸方向に移動して蛇行する場合がある。定着ベルトの蛇行が発生すると、記録媒体上のトナー像の位置がずれる等の定着不良の要因となってしまうという問題が生じ、また定着ベルトの蛇行が継続すると、ベルトの縁部が破損するおそれがあった。また、ベルト定着方式の定着装置に限らず、例えばトナー像が転写される中間転写ベルトや記録媒体を担持して搬送する搬送ベルト等の、駆動ローラーを含む複数のローラーに張架された無端状のベルトにおいては同様の問題が発生する。
そこで、ベルトの蛇行を抑制する技術が従来から知られている。例えば、特許文献1記載のベルト駆動装置は、駆動ローラー及び蛇行修正ローラーに張架されるベルトと、ベルトの縁部に接触しベルトの蛇行を検知する蛇行検知センサーと、蛇行修正ローラーを揺動させるためにモーターの駆動により回転する蛇行修正カムと、蛇行検知センサーの検知結果によりモーターを回転させるクラッチと、を備える。蛇行検知センサーがベルトの蛇行を検知すると、クラッチがオンし、モーターの回転力が蛇行修正カムに伝達される。これにより蛇行修正カムが回転し始め、蛇行修正ローラーがベルトの蛇行を修正する方向に揺動する。
また、特許文献2記載のベルト駆動装置では、ベルトが二つのローラー間に回転可能に張架されている。C字状をしてバネ性を有する蛇行防止部材がそのバネ力によって一方のローラーの両端部に嵌め込まれている。蛇行防止部材は、所定の厚みを有してベルトの幅より若干広い間隔を有して一方のローラーの両端部に配置されることで、ベルトの縁部を規制し、ベルトのローラーの軸方向への蛇行を防いでいる。
また、特許文献3記載のベルト駆動装置は、駆動ローラーと従動ローラーとに張架されたベルトと、従動ローラーの軸端部の両側に設けられた、ローラー軸方向に移動可能なベルトの蛇行を検知するためのベルト寄り検知手段と、従動ローラーの軸端部を軸方向に対して直角方向に変位可能に支持する支持手段と、ベルトがベルト寄り検知手段を介して軸方向に移動したとき、従動ローラーの軸端部の変位を軸方向と直角方向の変位に変換する変換手段とを有する。この構成において、ベルト蛇行が発生して、ベルトが蛇行方向に移動した時、従動ローラーとともに回転しているベルト寄り検知手段が、ベルトの縁部に押されて、ベルトの蛇行方向に移動する。ベルト寄り検知手段の蛇行方向に移動にともなって、支持手段が変換手段によって蛇行方向(軸方向)と直角方向に変位し、従動ローラーも支持手段とともに軸方向と直角方向に移動する。この時、ベルトには蛇行を軽減する方向の力が作用しベルト蛇行を防止している。
特開平5−297953号公報(段落[0013]〜[0022]、第1図、第3図) 特開平8−119484号公報(段落[0010]、[0011]、第2図) 特開平11−65336号公報(段落[0038]〜[0045]、第1図、第3図)
しかしながら特許文献1記載のベルト駆動装置は、ベルトの蛇行修正のために検知センサー、モーター、クラッチ及び蛇行修正機構を備え、装置が複雑で高価なものとなる。
また、特許文献2記載のベルト駆動装置では、ベルトの蛇行を規制するためにベルトの縁部が蛇行防止部材の端面に当接する。ベルトの縁部が蛇行防止部材の端面に当接した状態でローラーが回転しているために、蛇行防止部材に摺擦する力がベルトの縁部に繰り返し作用し、ベルトに亀裂が入りさらに破断するおそれがある。
また、特許文献3記載のベルト駆動装置では、変換手段は、ベルト寄り検知手段のガイド部材に接触して蛇行方向の変位をその直角方向の変位に変換する傾斜面を有する板カム部材で構成され、また、支持手段は、ガイド部材を板カム部材に常に接触するように付勢するスプリングと、軸方向(蛇行方向)と直角方向に移動可能である従動ローラーの軸端部を嵌入するための長孔を有する側板とで構成されている。このような構成では、ベルト駆動の開始時或いは終了時等にはベルトに係る負荷が変動し、ベルトに係る負荷が変動すると、従動ローラーが側板の長孔内で位置が不安定となる。また、板カム部材とガイド部材がスプリングの付勢による片当たりであるため、従動ローラーの軸端部の軸方向の変位を軸方向と直角方向の変位に滑らかに変換することが難しいという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、安価で簡単な構成で長期間安定してベルト蛇行を規制するベルト駆動装置及びそれを備えた定着装置並びに画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1の発明は、少なくとも駆動ローラーと従動ローラーとに張架された無端状のベルトのローラー軸方向への蛇行を規制するベルト駆動装置であって、前記従動ローラーの両端部の外周面から環状に突出し、前記ベルトのローラー軸方向への蛇行によって前記ベルトの縁部が当接する規制フランジ部と、前記従動ローラーを回転可能に支持するとともに、装置本体に対して前記従動ローラーと一体に軸方向に移動可能に支持される支持軸と、該支持軸の軸方向の端部に一体に設けられ、前記ベルトの蛇行による前記従動ローラー及び前記支持軸の軸方向への移動にともなう第1変位を、軸方向と直角方向であり、且つ前記ベルトの蛇行を補正する方向の第2変位に変換する一対のカム部と、第1変位の方向及び第2変位の方向への移動を可能とする一対の摺動部とを有するカム部材と、前記装置本体に一体に設けられ、前記一対のカム部に係合する一対のカム係合部と、前記一対の摺動部を摺動可能に案内する一対のガイド部とを有するカム支持部材と、を備えることを特徴としている。
また、第2の発明は、上記のベルト駆動装置において、前記カム部はローラー軸方向に対し傾斜して形成されるカム平面からなり、前記摺動部は前記カム平面に対して直角方向に形成される摺動平面からなることを特徴としている。
また、第3の発明は、上記のベルト駆動装置において、前記カム係合部は前記カム平面と同じ傾斜にて形成される第1平面からなり、前記ガイド部は前記摺動平面に対面する第2平面からなり、前記カム支持部材は一対の前記第1平面と一対の前記第2平面によって形成される貫通孔部を有し、前記カム部材は前記貫通孔部に移動可能に係合することを特徴としている。
また、第4の発明は、上記のベルト駆動装置において、前記カム部材は前記支持軸の軸方向の一端部に設けられることを特徴としている。
また、第5の発明は、上記のベルト駆動装置において、前記カム部材は前記支持軸の軸方向の両端部に設けられることを特徴としている。
また、第6の発明は、上記のベルト駆動装置において、前記支持軸の軸方向の両端部には、前記支持軸を軸方向の中央側に付勢するバネ部材が設けられることを特徴としている。
また、第7の発明は、上記のベルト駆動装置において、前記ベルトを張架するテンションローラーを備えることを特徴としている。
また、第8の発明は、前記構成のベルト駆動装置を備えた定着装置であって、前記ベルトは加熱手段によって加熱され、前記駆動ローラーは前記ベルトを介して加圧ローラーに圧接され、前記従動ローラーは前記駆動ローラーとともに前記ベルトを回転可能に張架してなり、記録媒体を前記ベルトと前記加圧ローラーとの間で挟持して、記録媒体上の未定着トナー像を溶融定着することを特徴としている。
また、第9の発明は、前記構成の定着装置を備えた画像形成装置である。
また、第10の発明は、前記構成のベルト駆動装置を備えた画像形成装置である。
第1の発明によれば、駆動ローラーに対して従動ローラーが傾き偏芯してベルトがローラー軸方向へ蛇行した場合、ベルトの縁部が従動ローラーの規制フランジ部に当接すると、従動ローラーはベルトの縁部に押されて蛇行する軸方向に移動する。従動ローラーの移動に連動して支持軸が軸方向(第1変位方向)に移動すると、カム部材及びカム支持部材によって、支持軸が軸方向とともにローラー軸方向と直角方向(第2変位方向)にも移動する。従動ローラーが支持軸とともに軸方向及び直角方向に移動することで、駆動ローラーに対する従動ローラーの傾き偏芯が矯正され、従動ローラーが駆動ローラーに対して傾くことなく回転し、その結果ベルトの蛇行が防止される。カム部材及びカム支持部材が第1変位から第2変位に変換するとき、一対のカム部が一対のカム係合部に係合し、且つ一対の摺動部が一対のガイド部に摺動案内されるため、従動ローラーが第1変位方向から第2変位方向に滑らかに移動し、また従動ローラーの位置が安定する。
本発明の第1実施形態に係るベルト駆動装置を備える画像形成装置の全体構成を示す概略図 第1実施形態に係るベルト駆動装置を備える定着装置の構成を概略的に示す側面断面図 第1実施形態に係るベルト駆動装置を示す側面図 第1実施形態に係るベルト駆動装置の従動ローラー周辺を示す平面断面図 第1実施形態に係るベルト駆動装置のカム部材の構成を示す図 第1実施形態に係るベルト駆動装置のカム支持部材の構成を示す図 第1実施形態に係るベルト駆動装置の一方向へのベルト蛇行を矯正した状態を示す平面断面図 第1実施形態に係るベルト駆動装置の他方向へのベルト蛇行を矯正した状態を示す平面断面図 本発明の第2実施形態に係るベルト駆動装置の従動ローラー周辺を示す平面断面図
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係るベルト駆動装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。画像形成装置1は、その下部に配設された給紙部2と、この給紙部2の側方に配設された用紙搬送部3と、この用紙搬送部3の上方に配設された画像形成部4と、この画像形成部4よりも排出側に配設された定着装置5と、画像形成部4及び定着装置5の上方に配設された画像読取部6とを備えている。
給紙部2は、記録媒体である用紙9を収容する複数の給紙カセット7を備えており、給紙ローラー8の回転により、複数の給紙カセット7のうち選択された給紙カセット7から用紙9を1枚ずつ用紙搬送部3に送り出す。
用紙搬送部3に送られた用紙9は、用紙搬送部3に備えられた用紙搬送経路10を経由して画像形成部4に向けて搬送される。画像形成部4は、電子写真プロセスによって、用紙9にトナー像を形成するものであり、図1の矢印方向に回転可能に支持された感光体11と、この感光体11の周囲にその回転方向に沿って、帯電部12、露光部13、現像部14、転写部15、クリーニング部16、及び除電部17を備えている。
帯電部12は、高電圧を印加される帯電ワイヤーを備えており、この帯電ワイヤーからのコロナ放電によって感光体11表面に所定電位を与えると、感光体11表面が一様に帯電させられる。そして、画像読取部6によって読み取られた原稿の画像データに基づく光が、露光部13により感光体11に照射されると、感光体11の表面電位が選択的に減衰され、感光体11表面に静電潜像が形成される。
次いで、現像部14が感光体11表面の静電潜像を現像し、感光体11表面にトナー像が形成される。このトナー像が転写部15によって感光体11と転写部15との間に供給される用紙9に転写される。
トナー像が転写された用紙9は、画像形成部4の用紙搬送方向の下流側に配置された定着装置5に向けて搬送される。定着装置5では用紙9が加熱及び加圧され、用紙9上にトナー像が溶融定着される。次いで、トナー像が定着された用紙9は、排出ローラー対20によって排出トレイ21上に排出される。
転写部15による用紙9へのトナー像の転写後、感光体11表面に残留しているトナーは、クリーニング部16により除去され、また感光体11表面の残留電荷は除電部17により除去される。そして、感光体11は帯電部12によって再び帯電され、以下同様にして画像形成が行われる。
ベルト駆動装置を備えた定着装置5は図2に示すように構成される。図2は定着装置5を概略的に示す側面断面図である。尚、図2ではテンションローラーを省略している。
定着装置5は、電磁誘導加熱方式を用いた定着方式であり、加熱部18と加圧ローラー19とを備える。加熱部18は、無端状の定着ベルト26と、この定着ベルト26に内包される定着ローラー23と、この定着ローラー23とともに定着ベルト26を張架する熱ローラー27と、定着ベルト26の外周で熱ローラー27に対向して配される誘導加熱部30と、を備える。また、定着装置5は、誘導加熱部30に接続される電源41と、定着ベルト26の外周面の温度を検知するサーミスター25、及びサーミスター25の検知温度に基づいて電源41から供給される電流を制御する制御部43とを備える。加圧ローラー19と、定着ローラー23及び熱ローラー27は定着装置5の長手方向に回転可能に支持され、誘導加熱部30及びサーミスター25は装置本体(図略)に固定保持されている。
加圧ローラー19は、モーター等の駆動源(図略)によって図2の矢印方向に回転駆動させられ、さらに定着ローラー23をその中心方向に加圧する。これにより、加圧ローラー19が定着ベルト26を介して定着ローラー23に圧接し、加圧ローラー19の回転駆動によって、定着ベルト26と定着ローラー23とが図2の矢印方向に回転し、さらに定着ベルト26の回転にともなって熱ローラー27が従動回転する。定着ベルト26と加圧ローラー19との互いに逆回転しながら当接する部分にニップ部Nが形成される。このニップ部Nにおいて、用紙9が挟持され、挟持された用紙9を加熱及び加圧させることにより、用紙9上の粉体状態のトナーが溶融定着される。
また、加圧ローラー19は、円筒型の芯金19aと、芯金19a上に形成される弾性層19bと、弾性層19bの表面を覆う離型層19cと、を備える。例えば、加圧ローラー19は、外径30mmに設定され、アルミニウム製の芯金19a上に厚み2mmのシリコーンゴム製の弾性層19bを有し、弾性層19b上にフッ素樹脂チューブ等からなる厚み30μmの離型層19cを有する。
定着ローラー23は、定着ベルト26を一体回転可能とするために、定着ベルト26の内周面を張架している。例えば、定着ローラー23は、外径40mmに設定され、芯金23a上に厚み8mmのシリコーンゴム製の弾性層23bを有し、弾性層23bは定着ベルト26を張架している。
熱ローラー27は、定着ベルト26とともに回転可能とするために、定着ベルト26の内周面を張架している。例えば、熱ローラー27は、外径30mmに設定され、炭素鋼管製の芯金上にテフロン(登録商標)コーティングが施されている。
定着ベルト26は、無端状の耐熱ベルトであり、内周側から順に、例えば厚み35μmの電鋳ニッケルからなる誘導発熱層26aと、厚み300μmのシリコーンゴム等からなる弾性層26bと、厚み30μmのフッ素樹脂チューブからなりニップ部Nで未定着トナー像を溶融定着する際の離型性を向上させる離型層26cと、が積層されて構成される。
誘導加熱部30は、励磁コイル37と、ボビン38と、磁性体コア39とを備え、電磁誘導により定着ベルト26を発熱させるものである。誘導加熱部30は、長手方向(図2の紙面の表裏方向)に延びて、定着ベルト26の外周の略半分を囲うように定着ベルト26に対向して配設される。
励磁コイル37は、定着ベルト26の幅方向(図2の紙面の表裏方向)に沿ってリッツ線をループ状に複数回巻回してボビン38に取り付けられる。また励磁コイル37は、電源41に接続され、電源41から供給される高周波電流により交流磁束を発生させる。励磁コイル37からの磁束は磁性体コア39を通過し、図2の紙面に平行な方向に導かれ、定着ベルト26の誘導発熱層26aに沿って通過する。誘導発熱層26aを通過する磁束の交流的な強さの変化によって誘導発熱層26aには渦電流が生じる。誘導発熱層26aに渦電流が流れると、誘導発熱層26aの電気抵抗によってジュール熱が発生して、定着ベルト26が発熱することになる。
定着ベルト26が加熱手段である誘導加熱部30によって加熱され、所定の温度に昇温すると、ニップ部Nで挟持された用紙9が加熱されるとともに、加圧ローラー19によって加圧されることにより、用紙9上の粉体状態のトナーが用紙9に溶融定着される。このように、定着ベルト26は薄肉の熱伝導性の良好な材質からなり熱容量が小さいため、短時間でウォーミングアップを行なうことができ、画像形成が迅速に開始される。
図3及び図4にベルト駆動装置の構成を示す。図3はベルト駆動装置を示す側面図であり、図4は、図3に示す熱ローラー27をX−X線で断面したベルト駆動装置の平面図である。
図3に示すように、ベルト駆動装置は、駆動ローラーである定着ローラー23と、従動ローラーである熱ローラー27と、テンションローラー28と、定着ローラー23、熱ローラー27及びテンションローラー28に張架されるベルトである定着ベルト26と、を備える。テンションローラー28は、定着ベルト26の回転方向に対してニップ部Nの下流側に配設される。
さらにベルト駆動装置は、カム部材61及びカム支持部材71を備える。カム支持部材71は、図示しない定着装置5の装置本体に固設され、カム部材61は熱ローラー27の支持軸51に一体に設けられる。定着ベルト26が図3の矢印方向に回転し、熱ローラー27上で定着ベルト26の蛇行が発生した場合、カム部材61及びカム支持部材71によって、定着ベルト26の蛇行が矯正される。また、定着ローラー23及び熱ローラー27とともにテンションローラー28によって定着ベルト26を張架することで、熱ローラー27を図3の上側に付勢して上側の張力を発生させる必要がなく、上下方向の位置を固定することができるため、定着ベルト26の蛇行が一層抑制される。
図4に示すように、熱ローラー27は、回転保持部27aと規制フランジ部27bを有する。回転保持部27aは円筒状をなして定着ベルト26を保持し、定着ローラー23及びテンションローラー28とともに定着ベルト26を回転可能に張架する。規制フランジ部27bは、回転保持部27aのローラー軸方向の両端部において、外周面から環状に突出して設けられ、定着ベルト26の縁部を当接させることで定着ベルト26のローラー軸方向(A方向)の蛇行を規制する。
また、熱ローラー27は、両端部側に設けられる一対の転がり軸受53、53によって支持軸51に回転可能に支持される。さらに、熱ローラー27は、支持軸51に嵌装されたワッシャー55によって軸方向の一端(図4の上端)を支持軸51に対して所定位置に位置決めされる一方、支持軸51に嵌装されたワッシャー56によってカム部材61を介して軸方向の他端(図4の下端)を支持軸51に対して所定位置に位置決めされる。従って、熱ローラー27が軸方向(A方向)に移動すると、支持軸51は熱ローラー27とともに軸方向(A方向)に移動する。
支持軸51の軸方向の一端側は、定着装置5の装置本体の一部を構成する本体側板5aに設けたスライド軸受54にA方向に移動可能に嵌装し、支持軸51の軸方向の他端側にはカム部材61が一体に取り付けられる。
カム部材61は、本体側板5aに設けたカム支持部材71に係合するように構成されている。具体的には、カム部材61には、カム部であるカム平面61aが形成される一方、カム支持部材71には、カム係合部である第1平面71bが形成される。支持軸51がA方向に移動すると、カム部材61のカム平面61aがカム支持部材71の第1平面71bに沿って摺動することで、支持軸51のA方向の移動にともなう第1変位を、A方向と直角方向(B方向)の第2変位に変換する。従って、熱ローラー27がA方向に移動すると、熱ローラー27の移動に連動して支持軸51がA方向に移動し、カム平面61a及び第1平面71bの係合によって、支持軸51がA方向とともにB方向にも移動する。尚、支持軸51がB方向に移動可能であるのは、支持軸51が軸方向に比較的に長く構成され、また、支持軸51の軸方向の他方端がスライド軸受54に軸方向に移動可能に嵌装され、その嵌装部には僅かな隙間ができるので、支持軸51がスライド軸受54との嵌装部を支点としてA方向に対して傾斜することが許容されることによる。
カム部材61及びカム支持部材71の詳しい構成を図5、図6に示す。図5はカム部材61の構成を示し、図5(a)はカム部材61の側面図であり、図5(b)はカム部材61の平面図である。図6はカム支持部材71の構成を示し、図6(a)はカム支持部材71の側面図であり、図6(b)はカム支持部材71の平面図である。
図5に示すように、カム部材61は側面視(図5(a))で平行四辺形状をなす四角柱状に形成され、平面視(図5(b))で中央部に貫通する軸孔61cを有する。
カム平面61aは、カム部材61の互いに対向する面に一対形成され、軸孔61cの中心軸線に対して所定の角度だけ直線状に傾斜して設けられる。このカム平面61aの傾斜角は、第1変位量(支持軸51のA方向(図4参照)の移動量)に対する第2変位量(支持軸51のB方向(図4参照)の移動量)への変換の割合に応じて設定される。
カム平面61aに隣接して摺動部である摺動平面61bが設けられる。摺動平面61bは、カム平面61aに対して直角方向で且つ軸孔61cの中心軸線と平行な平坦面からなり、互いに対向して一対形成される。摺動平面61bは、支持軸51とともにカム部材61がA方向及びB方向に移動するとき、後述するカム支持部材71のガイド部に摺動可能に案内される。
図6に示すように、カム支持部材71は、貫通孔部71aと、貫通孔部71aの両側に設けられ、カム支持部材71を本体側板5a(図4参照)にネジ等によって取り付けるための一対の取り付け孔71dとを有する。
貫通孔部71aは、カム係合部である第1平面71b及びガイド部である第2平面71cからなる四角形状の孔で構成される。一対の第1平面71bは、互いに対向しカム部材61のカム平面61a(図5参照)と同じ傾斜角を有する傾斜面で形成され、カム平面61aをA方向及びB方向に移動可能に係合している。一対の第2平面71cは、互いに対向しカム部材61の摺動平面61b(図5参照)に対面する平坦な面からなり、カム部材61をA方向及びB方向に摺動可能に案内する。
上記構成により、カム部材61の一対のカム平面61aがカム支持部材71の一対の第1平面71bに係合し、且つカム部材61の一対の摺動平面61bがカム支持部材71の一対の第2平面71cに摺動案内されるため、カム部材61及び支持軸51をA方向及びB方向に滑らかに安定して移動させることができる。
また、上記構成により、カム部材61がカム支持部材71の貫通孔部71aに移動可能に係合することで、省スペースでカム部材61をA方向及びB方向に滑らかに安定して移動させることができる。
定着ベルト26の蛇行の矯正について図4、図7、及び図8を用いて説明する。図7はA1方向へのベルト蛇行を矯正した状態を示す平面断面図であり、図8はA2方向へのベルト蛇行を矯正した状態を示す平面断面図である。
図4に示す状態において、定着ローラー23(図3参照)の回転駆動によって定着ベルト26が回転し、定着ベルト26の回転にともなって熱ローラー27が従動回転しているとき、定着ローラー23の回転軸に対して熱ローラー27の回転軸が傾き偏芯した場合、定着ベルト26は熱ローラー27の回転保持部27a上でローラー軸方向へ蛇行し、定着ベルト26の一方の縁部が熱ローラー27の規制フランジ部27bに当接する。
例えば、熱ローラー27の回転軸(支持軸51)の上側のスライド軸受54を支点として支持軸51の下側が左方向(B2方向)に傾き偏芯した場合、定着ベルト26は熱ローラー27上で下方向(A1方向)に蛇行し、定着ベルト26の縁部は下側に配設された規制フランジ部27bに当接する。
定着ベルト26の縁部が規制フランジ部27bに当接すると、熱ローラー27は定着ベルト26の縁部に押されて軸方向の下方(A1方向)に移動する。熱ローラー27の移動に連動して支持軸51及びカム部材61がA1方向に移動すると、カム部材61のカム平面61a及びカム支持部材71の第1平面71bの係合によって、図7に示すように、支持軸51がA1方向とともに、B2方向とは反対側のB1方向にも移動する。熱ローラー27が支持軸51とともにA1方向及びB1方向に移動することで、定着ローラー23に対する熱ローラー27の傾き偏芯が矯正される。偏芯が矯正されると、熱ローラー27が定着ローラー23に対して傾くことなく回転することなり、その結果、定着ベルト26の蛇行が矯正される。
一方、図4の状態において、熱ローラー27の回転軸(支持軸51)の上側のスライド軸受54を支点として支持軸51の下側が右方向(B1方向)に傾き偏芯した場合、定着ベルト26は熱ローラー27上で上方向(A2方向)に蛇行し、定着ベルト26の縁部は上側に配設された規制フランジ部27bに当接する。
定着ベルト26の縁部が規制フランジ部27bに当接すると、熱ローラー27は定着ベルト26の縁部に押されて軸方向の上方(A2方向)に移動する。熱ローラー27の移動に連動して支持軸51及びカム部材61がA2方向に移動すると、カム部材61のカム平面61a及びカム支持部材71の第1平面71bの係合によって、図8に示すように、支持軸51がA2方向とともに、B1方向とは反対側のB2方向にも移動する。熱ローラー27が支持軸51とともにA2方向及びB2方向に移動することで、定着ローラー23に対する熱ローラー27の傾き偏芯が矯正される。偏芯が矯正されると、熱ローラー27が定着ローラー23に対して傾くことなく回転することなり、その結果、定着ベルト26の蛇行が矯正される。
尚、上記第実施形態では、カム部材61を支持軸51の軸方向の一端部に設けスライド軸受54を支持軸51の軸方向の他端部に設ける構成を示したが、本発明はこれに限らず、カム部材61が支持軸51の軸方向の両端部に設けられ、各カム部材61のカム平面61aの傾斜角及び方向が同一である構成にしてもよい。この構成では、熱ローラー27の所定量の傾き偏芯を矯正する場合、熱ローラー27及び支持軸51のA方向の移動に対して、矯正するためのB方向の移動が上記実施形態に比べて小さくなり、さらにベルト駆動装置を省スペースにすることできる。
(第2実施形態)
図9は、本発明の第2実施形態に係るベルト駆動装置の熱ローラー27周辺を示す平面断面図ある。第2実施形態は、第1実施形態にバネ部材73を付加したものであり、第1実施形態と異なる、バネ部材73について主に説明し、第1実施形態と同じ部分の説明を省略する。
バネ部材73は圧縮コイルバネからなり支持軸51に伸縮可能に外挿されている。また、バネ部材73は支持軸51の両端部側に夫々設けられ、一方のバネ部材73はスライド軸受54と支持軸51に設けたワッシャー55に挟持され、他方のバネ部材73は本体側板5aと支持軸51に設けたワッシャー56に挟持される。各バネ部材73は支持軸51を軸方向の中央側に付勢している。バネ部材73が支持軸51を軸方向の中央側に付勢することで、支持軸51が不用意に軸方向に移動しなくなり、定着ベルト26の蛇行矯正以外の定着処理においては、熱ローラー27を安定して回転させることができる。
尚、上記第1及び第2実施形態では、カム部及びカム係合部を互いに同じ傾斜にて形成されるカム平面61a及び第1平面71bにて構成したが、本発明はこれに限らず、カム部及びカム係合部は、直線状に傾斜して形成されるカム平面、及びこのカム平面に当接する凸部からなる構成であってもよい。この場合も上記実施形態と同様の効果を奏する。
また、上記第1及び第2実施形態では、摺動部及びガイド部を互いに対面する摺動平面61b及び第2平面71cにて構成したが、本発明はこれに限らず、摺動部及びガイド部は、カム平面61aに対して直角方向に形成される平面、及びこの平面に当接する凸部からなる構成であってもよい。この場合も上記実施形態と同様の効果を奏する。
また、上記第1及び第2実施形態では、本発明のベルト駆動装置を定着装置5の定着ベルト26に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、例えばカラー用の画像形成装置において、各色の感光体のトナー像が順次転写される無端状の中間転写ベルトや、用紙を担持して搬送する無端状の搬送ベルトに適用してもよい。また画像形成装置以外の装置に、その必要性および用途等に応じて適宜本実施形態を適用してもよい。
本発明は、駆動ローラーと従動ローラーとの間に張架された無端状のベルトのローラー軸方向への蛇行を規制するベルト駆動装置、及びそれを備えた定着装置並びに画像形成装置に利用することができる。
1 画像形成装置
5 定着装置
5a 本体側板(装置本体)
18 加熱部
19 加圧ローラー
23 定着ローラー(駆動ローラー)
26 定着ベルト(ベルト)
27 熱ローラー(従動ローラー)
27a 回転保持部
27b 規制フランジ部
28 テンションローラー
30 誘導加熱部(加熱手段)
51 支持軸
53 転がり軸受
54 スライド軸受
55、56 ワッシャー
61 カム部材
61a カム平面(カム部)
61b 摺動平面(摺動部)
61c 軸孔
71 カム支持部材
71a 貫通孔部
71b 第1平面(カム係合部)
71c 第2平面(ガイド部)
71d 取り付け孔
73 バネ部材
A、A1、A2 第1変位方向(軸方向)
B、B1、B2 第2変位方向

Claims (10)

  1. 少なくとも駆動ローラーと従動ローラーとに張架された無端状のベルトのローラー軸方向への蛇行を規制するベルト駆動装置であって、
    前記従動ローラーの両端部の外周面から環状に突出し、前記ベルトのローラー軸方向への蛇行によって前記ベルトの縁部が当接する規制フランジ部と、
    前記従動ローラーを回転可能に支持するとともに、装置本体に対して前記従動ローラーと一体に軸方向に移動可能に支持される支持軸と、
    該支持軸の軸方向の端部に一体に設けられ、前記ベルトの蛇行による前記従動ローラー及び前記支持軸の軸方向への移動にともなう第1変位を、軸方向と直角方向であり、且つ前記ベルトの蛇行を補正する方向の第2変位に変換する一対のカム部と、第1変位の方向及び第2変位の方向への移動を可能とする一対の摺動部とを有するカム部材と、
    前記装置本体に一体に設けられ、前記一対のカム部に係合する一対のカム係合部と、前記一対の摺動部を摺動可能に案内する一対のガイド部とを有するカム支持部材と、を備えることを特徴とするベルト駆動装置。
  2. 前記カム部はローラー軸方向に対し傾斜して形成されるカム平面からなり、
    前記摺動部は前記カム平面に対して直角方向に形成される摺動平面からなることを特徴とする請求項1に記載のベルト駆動装置。
  3. 前記カム係合部は前記カム平面と同じ傾斜にて形成される第1平面からなり、前記ガイド部は前記摺動平面に対面する第2平面からなり、
    前記カム支持部材は一対の前記第1平面と一対の前記第2平面によって形成される貫通孔部を有し、
    前記カム部材は前記貫通孔部に移動可能に係合することを特徴とする請求項2に記載のベルト駆動装置。
  4. 前記カム部材は前記支持軸の軸方向の一端部に設けられることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のベルト駆動装置。
  5. 前記カム部材は前記支持軸の軸方向の両端部に設けられることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のベルト駆動装置。
  6. 前記支持軸の軸方向の両端部には、前記支持軸を軸方向の中央側に付勢するバネ部材が設けられることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のベルト駆動装置。
  7. 前記ベルトを張架するテンションローラーを備えることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のベルト駆動装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載のベルト駆動装置を備えた定着装置であって、
    前記ベルトは加熱手段によって加熱され、
    前記駆動ローラーは前記ベルトを介して加圧ローラーに圧接され、
    前記従動ローラーは前記駆動ローラーとともに前記ベルトを回転可能に張架してなり、
    記録媒体を前記ベルトと前記加圧ローラーとの間で挟持して、記録媒体上の未定着トナー像を溶融定着することを特徴とする定着装置。
  9. 請求項8に記載の定着装置を備えた画像形成装置。
  10. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載のベルト駆動装置を備えた画像形成装置。
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