JPS6224283Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6224283Y2
JPS6224283Y2 JP11860877U JP11860877U JPS6224283Y2 JP S6224283 Y2 JPS6224283 Y2 JP S6224283Y2 JP 11860877 U JP11860877 U JP 11860877U JP 11860877 U JP11860877 U JP 11860877U JP S6224283 Y2 JPS6224283 Y2 JP S6224283Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heater
photosensitive material
developable photosensitive
driven roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11860877U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5445553U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11860877U priority Critical patent/JPS6224283Y2/ja
Publication of JPS5445553U publication Critical patent/JPS5445553U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6224283Y2 publication Critical patent/JPS6224283Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、熱現像性感光材料の現像装置に関す
るものである。
最近記録写真分野において、処理の簡便な方法
の材料の開発は著しい進歩がある。その中で有機
銀塩を主体とする熱現像性感光材料は通常の無機
銀塩を使用する写真材料の場合のように像露光
後、湿式現像、定着、水洗等の処理を施す必要が
なく、単に像露光後、熱現像するだけで無機銀塩
を感光成分とした銀塩画像に匹適する連続階調の
画像が得られる利点を有している。
従来から、かかる熱現像性感光材料は像露光後
の熱現像する手段として熱線例えば赤外線ランプ
を使用した加熱装置或いはヒーターローラーを使
用した加熱装置が提案されているが、何れの場合
の装置も熱現像性感光材料を均一に加熱できない
ため十分な連続階調の画像が形成できない欠点を
有している。即ち、赤外線ランプを使用する加熱
装置は、熱伝導媒体が空気であるために外部の雰
囲気温度および流動性空気の発生等の影響を受け
て一定の加熱温度を維持できない。又、一対のヒ
ーターローラーを使用する加熱装置により熱現像
性感光材料が全面を均一に加熱現像されるには、
二つのローラー間の平行性に非常な精度が要求さ
れ、その結果装置が複雑になる。更にかかる装置
により加熱現像されると、熱現像性感光材料の膜
面が軟化し、粘性を生ずるためにヒーターロール
に巻き込まれたり、又はカールしたり更には膜面
が支持体から剥離されてローラーに付着して汚染
する等の不都合を惹き起す場合がある。従つて、
この場合、ヒーターローラーの外周にフツ化エチ
レン樹脂、例えばテトラフルオロエチレン(商標
「テフロン」で販売されている)を設けて巻き込
み、カール、支持体からの剥離等を防止している
が、膜面の傷、汚染の発生は避けられない欠点を
有している。
本考案の目的は、上記の如き欠点を解消する熱
現像装置を提供することにあり、特に熱現像性感
光材料に均一な加熱を与えることにより、連続階
調な画像を提供できる熱現像装置を提供すること
にある。
本考案の目的は、下記で説明する第1図の熱現
像装置により達成される。
以下、図面に従つて説明する。
第1図は本考案の熱現像装置を示す。装置は、
ヒーター6を内蔵するヒーターブロツク5と、該
ヒーターブロツク5の面を滑動する耐熱ベルト4
と該耐熱ベルト4に均一に加圧されて接触する複
数個の従動ローラー7および該従動ローラー7の
うち熱現像性感光材料1の本装置への挿入口10
に近い少なくとも一個の従動ローラー7と接触す
る面ヒーター9を含み、熱現像性感光材料1は、
耐熱ベルト4の矢標方向の駆動により熱現像され
ながら搬送される。耐熱ベルト4は、モーター1
1(破線で示す)を駆動源として、これにチエー
ンベルト12(破線で示す)を係合し、一方該チ
エーンベルト12を歯車14および15(何れも
破線で示す)に係合させ、該歯車14と同一の軸
受(図示せず)で軸支される駆動ローラー2およ
び歯車15と同一の軸受(図示せず)で軸支され
る駆動ローラー3をモーター11の駆動開始と同
時に矢標方向に回転することにより駆動される。
この場合、耐熱ベルト4は、ヒーターブロツク5
の面を滑動する様に駆動ローラー2および3の間
に装張される。耐熱ベルト4は、比較的摩擦係数
の大きい耐熱性の樹脂類、好ましくはシリコンゴ
ム等を基材としたものを使用できる。チエーンベ
ルト12は、アイドラー13(破線で示す)を設
けることにより常に一定に装張されて駆動の伝達
がスムーズに実施できるようになされることが好
ましい。従動ローラー7は、その外周をフツ化エ
チレン樹脂例えばテトラフルオロエチレン樹脂で
被膜されており、耐熱ベルト4の上に接触しなが
ら適当な間隔を保つて設置される。この際、従動
ローラー7は、ローラーユニツト8に内設されて
該ローラーユニツト8の重みにより均一に加圧さ
れながら耐熱ベルト4に接触する。特に好ましい
具体例では、従動ローラー7に適当な圧力を均一
に付与するために、上記ローラーユニツト8の上
に押圧バネ16の一方の端部を外箱17に固定し
た押圧バネ16の圧力により従動ローラー7に均
一な圧力を付与することができる。押圧バネ16
は、第1図に示す態様のものの他、つる巻状押圧
バネでもよく、本考案において特に限定されるも
のではない。又、押圧バネ16を設置する個数に
も限定されるものではないが、これにより均一な
加圧が施こされる個数のものを使用することが好
ましい。かかる加圧されている従動ローラー7を
使用することにより、熱現像性感光材料1の送り
が、カーリング等の障害を惹き起こさずにスムー
ズに実施できる。
熱現像性感光材料1の本装置への挿入口10に
近い少なくとも一個の従動ローラー7と接触する
面ヒーター9は、第2図に示すように発熱エレメ
ント18を発熱体とし、これを摩擦係数の小さい
耐熱性樹脂のフイルム体19、例えばポリエステ
ルフイルム、ポリカーボネートフイルム、フツ化
エチレン樹脂フイルム、複合フツ化樹脂フイル
ム、シリコンゴム等を基材としたフイルム体19
で被覆したものが好適である。面ヒーター9は、
発熱エレメント18を交流電源(図示せず)と接
続することにより発熱し、その容量は約2.0w/
cm2〜0.5w/cm2が良好である。又、面ヒーター9
と接触される従動ローラー7の個数は、全従動ロ
ーラー7の個数および面ヒーター9の容量によつ
て適当に選択され、特に限定されるものではない
が、全従動ローラーの個数の1/2〜2/3が適当で、
特に1/2の個数を面ヒーター9と接触させること
が好適である。又、ヒーターブロツク5は、交流
電源(図示せず)に接続したヒーター6を内蔵し
た鋳物で構成されており、ヒーターブロツク5の
面には前記耐熱ベルト4が滑動し、これに従つて
像露光された熱現像性感光材料1は上記面ヒータ
ー9により加熱されている従動ローラー7と挾持
されて搬送される。この際、上記熱現像性感光材
料1は、面ヒーター9により加熱されている従動
ローラー7と、ヒーターブロツク5で加熱されて
いる耐熱ベルト4の挾持により加熱現像される。
本考案において、従動ローラー7に接触させて
面ヒーター9を設けることは重要なことで、例え
ば熱現像性感光材料1をヒーターブロツク5のみ
により加熱現像する場合、耐熱ベルト4との接触
によりヒーターブロツク5から熱伝導されている
従動ローラー7は、熱現像性感光材料1の通過に
より急激にその表面温度が低下し、従つて感光材
料に均一な加熱現像温度を付与できなくなる。
又、これを繰り返すことにより得られる画像は連
続階調性を全く示さない。
本明細書に記載の「熱現像性感光材料」とは、
像露光後、加熱現像することにより画像を形成で
きる記録材料を言う。具体的には、合成樹脂フイ
ルム又はシート、紙、ガラス等の材料を支持体と
し、この上に有機銀塩、有機還元剤及び場合によ
つて前記有機銀塩に対して少量の感光性ハロゲン
化銀をポリビニルブチラール樹脂、ポリスチレン
樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、アル
キツド樹脂、ポリカーボネート樹脂等の合成ポリ
マー或いはゼラチン、アラビヤゴム等の天然ポリ
マーのうちの適当なバインダー中に分散させたも
のを塗設したものである。かかる材料に使用する
代表的な有機銀塩は炭素数18個以上のリグノセリ
ン酸銀、ベヘン酸銀、ステアリン酸銀、オレイン
酸銀、ヒドロキシステアリン酸銀等の長鎖脂肪酸
銀、銀ベンゾエート、銀フタラジノン、銀ベンゾ
トリアゾール等を挙げることができ、代表的な有
機還元剤として、ハイドロキノン、メチルハイド
ロキノン、カテコール、ピロガロール、アミノフ
エノール、メチレンビスフエノール、チオビスフ
エノール、等を挙げることができ、又ハロゲン化
剤としてハロゲン化アンモニウム、ハロゲン化コ
バルト()、ハロゲン化カリウム等の各種無機
ハロゲン化物を挙げることができる。
本考案の熱現像装置によれば、熱現像性感光材
料を均一に加熱することができ、しかも現像時に
加熱装置の温度低下が小さいため、連続的な操作
によつて連続階調性の優れた画像を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による熱現像装置の立面断面
図を示し、第2図は、本考案で用いる面ヒーター
9の立面断面図を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 耐熱ベルトが加熱されているヒーターブロツ
    ク面を滑動するに従つて、像露光された熱現像
    性感光材料を上記耐熱ベルトおよび加熱されて
    いる面ヒーターに接触し且つ加圧されている従
    動ローラー、次いで上記面ヒーターとは接触せ
    ずに且つ加圧されている従動ローラーの間に挾
    持しながら搬送して上記熱現像性感光材料を加
    熱現像することを特徴とする熱現像装置。 (2) 従動ローラーが押圧バネを介して加圧されて
    いるローラーユニツトに内設されていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の熱現像装置。
JP11860877U 1977-09-02 1977-09-02 Expired JPS6224283Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11860877U JPS6224283Y2 (ja) 1977-09-02 1977-09-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11860877U JPS6224283Y2 (ja) 1977-09-02 1977-09-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5445553U JPS5445553U (ja) 1979-03-29
JPS6224283Y2 true JPS6224283Y2 (ja) 1987-06-20

Family

ID=29073097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11860877U Expired JPS6224283Y2 (ja) 1977-09-02 1977-09-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6224283Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5445553U (ja) 1979-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6007971A (en) Apparatus, system, and method for processing photothermographic elements
US3739143A (en) Heat developer apparatus
US5665257A (en) Flat bed thermophotographic film processor
JP3296482B2 (ja) 熱現像装置
US4518845A (en) Device for processing thermally developable films and papers
EP0924566B1 (en) Thermal processor for processing photothermographic elements
US3585917A (en) Method and apparatus for rapid access film processing
US3709472A (en) Development device
JPH08240897A (ja) 熱現像装置および記録装置
US3202818A (en) Thermographic reproduction apparatus with thermosensitive heat regulator
JPS6224283Y2 (ja)
JPS6239397Y2 (ja)
JPS6224284Y2 (ja)
JP2000321744A (ja) 熱現像装置
JPH075784A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP2000321746A (ja) 画像形成装置
JP3364439B2 (ja) 熱現像装置
JP2948082B2 (ja) ジアゾ感熱シートの加熱方法
JP2951384B2 (ja) 熱現像画形成装置の熱現像部
JPS63231382A (ja) 画像記録装置
JP2000214566A (ja) 熱現像装置及び熱現像方法
JP2003114512A (ja) 熱現像装置
JPS63142353A (ja) 熱現像感光材料加熱装置
JPS63306443A (ja) 画像光沢処理方法
JP2001242608A (ja) 熱現像装置