JPH0417899Y2 - - Google Patents

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JPH0417899Y2
JPH0417899Y2 JP1983196644U JP19664483U JPH0417899Y2 JP H0417899 Y2 JPH0417899 Y2 JP H0417899Y2 JP 1983196644 U JP1983196644 U JP 1983196644U JP 19664483 U JP19664483 U JP 19664483U JP H0417899 Y2 JPH0417899 Y2 JP H0417899Y2
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JP
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flexible tube
flexible
elongated member
hose
shape
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JP1983196644U
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JPS60103787U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、圧力流体供給ホースに関する。
〈従来技術〉 一般にこの種の圧力流体供給ホースでは第1図
に示すように可撓性ホース11の中央部に可撓管
16を挿入することで圧力脈動を吸収する構造と
なつている。
従来、この可撓管16は、第2図に示すよう
に、断面D形の細長い部材30を螺旋状に巻き、
隣接する巻部の隙間を覆うように断面Δ形の細長
い部材31を螺旋状に巻いて可撓管を構成して、
細長い部材30と細長い部材31の間に隙間を形
成し、その隙間を圧力流体が通過する際の絞り作
用によつて圧力脈動を低減させる作用を生じさせ
ていた。しかし、これでは可撓管が二重巻螺旋と
なり、重量が大きくなるとともにコスト高になる
不具合があつた。
〈考案の目的〉 本考案は、従来の不具合を解消するためになされ
たもので、可撓管を軽量かつ安価にすることを目
的とするものである。
〈考案の構成〉 本考案は、可撓性ホースの内孔に設けられる可
撓管を細長い部材を螺旋状に巻いて形成し、この
細長い部材の断面形状は、2個のコ形を開口部を
反対に向けてS字または逆S字状に結合した形状
とし、螺旋の先行する巻部の後方開口部に後続す
る巻部の先方縁を侵入させ、前記後方開口部内で
前記先方縁との間に前記可撓管の屈曲時あるいは
伸縮時でも一定の絞り作用を有する隙間が生ずる
ように構成したことを特徴とするものである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において10は本考案の圧力流体供給
ホースである。この圧力流体供給ホース10は各
膨張収縮可能な可撓性ゴムホース11を備え、こ
の可撓性ゴムホース11は接続金具12,13を
介してポンプ装置および動力舵取装置に接続して
使用される。可撓性ゴムホース11にはその中央
外周に固定リング14が挿嵌され、また中央内周
に支持リング15と、可撓管16とが挿嵌されて
いる。この可撓管16は細長い部材を螺旋状に巻
いた筒状をなし、その両端は前記接続金具12,
13の内端部近傍まで延在しており、可撓管16
の外周と可撓性ゴムホース11との間に形成され
る空間25での圧力の伝播および支持リング15
の両端面で反射作用により、可撓管16の両端に
おいて脈動吸収の作用が発生する。
前記固定リング14はその中央部にかしめ部を
有し、このかしめ部をかしめることで前記可撓性
ゴムホース11の内周に支持リング15が固定さ
れる。また、支持リング15の内周に可撓管16
が挿嵌され、可撓管16は例えば溶接にて支持リ
ング15に固定される。
可撓管16を形成する細長い部材17の断面形
状は、第3図に示すように、2個のコ形18,1
9を開口部20,21を反対に向けてS字または
逆S字状に結合した形状となつている。そして、
この細長い部材17を螺旋状に巻いて可撓管16
を形成するとき、螺旋の先行する巻部の後方開口
部21に後続する巻部の先方縁24が侵入し、そ
の後方開口部21と先方縁24との間に可撓管1
6の内外周間を絞り作用をもつて連通する屈曲し
た隙間26が形成される。而してこの隙間26
は、可撓管16の屈曲時あるいは伸縮時でも一定
に保たれる。
上記した構成において、ポンプ装置より吐出さ
れた圧力流体は、接続金具12を介して可撓性ゴ
ムホース11内に流入する。可撓性ゴムホース1
1内に流入した圧力流体は、可撓管16の外周と
可撓性ゴムホース11の内周との間の空間25に
流入し、この空間25での圧力の伝播および支持
リング15の両端面で反射作用により脈動を吸収
される。
また可撓性ゴムホース11内に流入した圧力流
体の一部は、可撓管16内に流入し、後方開口部
21と先方縁24との間の隙間26を介して可撓
管16の外周と可撓性ゴムホース11との間の空
間25に流入する。この場合、前記隙間26は絞
り作用を有するので、その隙間26を圧力流体が
抵抗をもつて流れ、それによつて圧力脈動の低減
作用が生ずる。
上記実施例では、可撓管16の可撓性ゴムホー
ス11に支持リング15および固定リング14に
て固定しているが、これに限定されるものではな
く、可撓管の一端を接続金具12,13の先端に
固定して可撓性ゴムホース内に伸長させても良
い。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案は、可撓管を形成する
螺旋状に巻かれる細長い部材の断面形状を、2個
のコ形を開口部を反対に向けてS字または逆S字
状に結合した形状とし、螺旋の先行する巻部の後
方開口部に後続する巻部の先方縁を侵入させ、前
記後方開口部内で前記先方縁との間に前記可撓管
の屈曲時あるいは伸縮時でも一定の絞り作用を有
する隙間が生ずるように構成したもので、可撓管
の屈曲時あるいは伸縮時でも、後方開口部内で先
方縁との間の隙間は一定に維持されて、その隙間
を圧力流体が通過する際に生ずる絞り作用による
圧力脈動を低減できる効果がある。しかも、細長
い部材は薄板から形成されているので、軽量かつ
安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は圧力流体供給ホースの全体を示す図、
第2図は従来の可撓管の一部断面図、第3図は本
考案に係る可撓管の一部断面図である。 11……可撓性ゴムホース、16……可撓管、
17……細長い部材、20,21……開口部、2
4……先方縁、26……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の接続金具によつて両端を流体圧装置に接
    続される膨張収縮可能な可撓性ホースの内孔に、
    細長い部材を螺旋状に巻いて形成した可撓管を設
    けた圧力流体供給ホースにおいて、前記細長い部
    材の断面形状は、2個のコ形を開口部を反対に向
    けてS字または逆S字状に結合した形状とし、螺
    旋の先行する巻部の後方開口部に後続する巻部の
    先方縁を侵入させ、前記後方開口部内で前記先方
    縁との間に前記可撓管の屈曲時あるいは伸縮時で
    も一定の絞り作用を有する隙間が生ずるようにし
    たことを特徴とする圧力流体供給ホース。
JP19664483U 1983-12-20 1983-12-20 圧力流体供給ホ−ス Granted JPS60103787U (ja)

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JP19664483U JPS60103787U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 圧力流体供給ホ−ス

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JP19664483U JPS60103787U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 圧力流体供給ホ−ス

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JPS60103787U JPS60103787U (ja) 1985-07-15
JPH0417899Y2 true JPH0417899Y2 (ja) 1992-04-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414425B2 (ja) * 1975-09-02 1979-06-07

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414425U (ja) * 1977-06-30 1979-01-30
JPS57132894U (ja) * 1981-02-13 1982-08-19
JPS57159093U (ja) * 1981-03-31 1982-10-06
JPS58104484U (ja) * 1982-01-11 1983-07-15 日輪ゴム工業株式会社 脈動吸収ホ−ス

Patent Citations (1)

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JPS5414425B2 (ja) * 1975-09-02 1979-06-07

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JPS60103787U (ja) 1985-07-15

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