JPH0417827B2 - - Google Patents

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JPH0417827B2
JPH0417827B2 JP61042899A JP4289986A JPH0417827B2 JP H0417827 B2 JPH0417827 B2 JP H0417827B2 JP 61042899 A JP61042899 A JP 61042899A JP 4289986 A JP4289986 A JP 4289986A JP H0417827 B2 JPH0417827 B2 JP H0417827B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
main frames
supports
engine support
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61042899A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62199586A (ja
Inventor
Keiji Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP4289986A priority Critical patent/JPS62199586A/ja
Publication of JPS62199586A publication Critical patent/JPS62199586A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は二輪車のエンジン支持構造に係り、特
に大型車種におけるエンジン支持部の剛性向上と
ダウンチユーブの短縮化による軽量化に適するエ
ンジン支持構造に係る。
〔従来の技術〕
従来自動二輪車のエンジン支持構造は第5図に
例示するように、ヘツドパイプ16から車体後下
方へ延びる主フレーム17後部のピボツト部18
においてエンジン19のクランクケース後部を支
持すると共に、ピボツト部18下前部とヘツドパ
イプ16との間にダウンチユーブ20を側面略L
字状に架設し、該ダウンチユーブ20でエンジン
19全体を吊支持している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記従来のダウンチユーブによるエンジン吊支
持においては、第6図に示すように、車体前方か
ら見たダウンチユーブ29はヘツドパイプ16に
対して略ハ字形に固設されたダウンチユーブメン
バ21にボルト止めされており、ダウンチユーブ
20が幅の広いシリンダヘツド19A部分を両側
から挟む構成であるため、ダウンチユーブメンバ
21の開らき幅を広くしなければならず、それだ
け剛性を高めるには重量が重くなり、軽量化する
と剛性が弱くなるという欠点があり、特に並列多
気筒エンジンの支持には不向であつた。また、ダ
ウンチユーブをエンジンの第1排気ポートと第2
排気ポート間および第3排気ポートと第4排気ポ
ート間に通す場合はダウンチユーブメンバの幅が
狭くなり剛性を損なわないが、エンジンシリンダ
の幅が広くなりエンジン重量は必要以上に重くな
るという欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記従来技術の欠点を解消し、ダウン
チユーブを短くできることから重量を軽量化し、
剛性を高めたエンジン支持構造を提供することを
目的として開発したもので、具体的な手段とし
て、 ヘツドパイプとピボツト部とを連結する主フレ
ームを車幅側へ左右一対に構成すると主に、該両
主フレームから各エンジン支持体を垂設し、該両
エンジン支持体下端部はエンジンに連結すること
を特徴とするエンジン支持フレーム構造を構成す
るものである。
また好ましくは、 前記エンジン支持体の下端部がエンジンと連結
する部分がシリンダとクランクケースとの接合部
近傍であることを特徴とするものであり、更に好
ましくは、前記エンジン支持体は、主フレームと
連結する部分からエンジンと連結する部分を結ぶ
長手方向中心線をエンジンのシリンダヘツド部位
より車体後方に位置するよう主フレームに連結構
成したことを特徴とするものである。
〔作用〕
主フレームはヘツドパイプとピボツト部との間
に車幅側へ左右一対となつているため、各主フレ
ームからエンジン支持体を垂下させると、両エン
ジン支持体の対向間隔は大きくなる。すなわち、
両主フレームの間を例えばエンジンシリンダヘツ
ドの幅よりやや広く構成しておけば、この両主フ
レームから垂下されたエンジン支持体の対向間隔
はシリンダを両側から挟む位置にあるから、各エ
ンジン支持体の下端部をエンジンに連結させて吊
架すれば、エンジン支持体(ダウンパイプ)の長
さを短くすることができ、かつ垂直状にできるの
で、軽く、かつ剛性を強くすることができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
フレーム構造1はヘツドパイプ2とピボツト部3
間に車幅側へ左右対称に一対の主フレーム4,5
を一体に形成してあり、両主フレーム4,5の平
面における対向間隔はエンジン12のシリンダ1
3上方部においてはシリンダ13の横幅とほぼ同
じか少し広目に構成し、前端部はヘツドパイプ2
に向けて曲折し、後方部はゆるやかにピボツト部
3に向けて間隔を狭く構成している。
該ピボツト部3は左右ビーム3A,3B間にピ
ボツト7を架設し、該ピボツト7には図示しない
スイングアームを軸着する。
また両ビーム3A,3Bの下端部は車体前方に
突出させてエンジン支持体10を形成してボルト
10Aによりエンジン12後部を固定支持し、更
にビーム3Aの上方で車体前方部にはエンジン支
持板11を固定し、ボルト11Aをもつてエンジ
ン12上後部を固定支持する。
前記両主フレーム4,5における前方部であつ
て、エンジン12のシリンダ13上方部には、
各々、エンジン支持体8,9を垂設している。該
両エンジン支持体8,9は対称に形成されている
ので、その構成を一方の支持体8について述べ
る。エンジン支持体8,9は固定体8Aと可脱体
8Bとで構成してあり、固定体8Aは幅広上端部
を主フレーム4の長手方向に向けて溶接手段で固
定してあり、その下端縁部は適宜長さ分だけ外方
面を切欠いて結合部8Cを形成し、該結合部8C
にはネジ孔8Dを刻設している。
また可脱体8Bは細長板状で、その上端縁部に
おいて、内側面を前記結合部8Cと重合する長さ
及び厚さを切欠いて結合部8Eを形成し、該結合
部8Eにネジ孔8Dを刻設してあり、固定体の結
合部8Cに可脱体の結合部8Eを重合し、ボルト
8Fをネジ孔8Dに螺合して結合させる。
しかして、可脱体8Bの下端部には、固定ボル
ト8Gを挿着し、該ボルト8Gをエンジン12の
シリンダ13とクランクケース14の接合境界部
近傍に設けた固定部12Aに螺合させて連結固定
する。
以上の構成において、エンジン12はピボツト
部3のエンジン支持部10、支持板11によつて
後部を支持固定され、前部をエンジン支持体8,
9によつて吊架固定される。このエンジン支持体
8,9は前記した従来のダウンチユーブ20と同
作用するものであるが、ダウンチユーブよりもそ
の長さを著しく短くすることができて軽量化がで
きる。
また従来のダウンチユーブはヘツドパイプに略
八字状に固定したダウンチユーブメンバに固定し
てあるため多気筒シリンダの大型エンジンを支持
するためには、ダウンチユーブメンバの開きが大
きくなつて剛性が低下するか、構成を高める場合
は重量が重くなる欠点があるが、本発明において
は、主フレーム4,5を二本一対としてあり、そ
の対向間隔をシリンダヘツドの横幅とほぼ同じく
構成し、その両主フレームにエンジン支持体8,
9を垂設しているため、エンジン支持体8,9は
垂直な状態でエンジンのシリンダとクランクケー
スの接合部近傍を支持し、重量はエンジン支持体
8,9の長手垂直方向にかかり、すなわち軽量化
しても充分な剛性を維持することができる。
またエンジン支持体8,9は主フレーム4,5
からエンジンまでの最短距離を結ぶことができる
ので、長さを短くして更に軽量化を図ることがで
きる。
更に、エンジン支持体8,9はシリンダ13と
クランクケース14の接合部近傍に連結するの
で、幅の広いシリンダヘツド部分を両側から挟む
態様の従来例ダウンパイプの対向幅より狭くする
ことができる。そのことは両主フレーム4,5の
対向間隔をより狭くすることができる。
なお、本発明は前述の構成に限定されるもので
はなく、適宜設計変更することができる。両主フ
レーム4,5の平面における対向間隔に適宜筋交
等を付設することができる。
エンジン支持体8,9の固定体と可脱体の結合
部の接合面には、片方に縦溝、相方に縦突条を形
成して前後方向のブレを防止させることができ
る。
また第4図は他の実施例を示すもので、前記実
施例とはエンジン支持体8,9の主フレーム4,
5に対する取付位置が少し異うだけで他は同じ構
成である。
すなわち、第4図においてエンジン支持体8の
主フレーム4と連結する部分からエンジンと連結
する部分を結ぶ長手方向中心線Lをシリンダヘツ
ド13A部位よりも車体後方に位置させてエンジ
ン支持体8,9を主フレーム4,5に連結固定し
ている。これは、シリンダヘツド13A部分はシ
リンダ13のクランクケース14近傍より横幅が
広いため、シリンダヘツド13Aの部分を両側か
ら挟むようにエンジン支持体を垂設すれば、それ
だけ主フレーム4,5の対向間隔を広くしなけれ
ばならない。従つて本実施例のように構成するこ
とによつて、エンジン支持体8,9はシリンダヘ
ツド13A部分より横幅の狭い部分に垂設するこ
とができて、その分、主フレーム4,5の対向間
隔を狭くして剛性を高めることができる。
〔効果〕
本発明は次のようなすぐれた効果を有してい
る。
A 主フレームを二本一対として車幅方向へ並列
状としてあり、両主フレームからエンジン支持
体を垂下させているため、エンジン支持構造の
剛性を向上させることができる。
B 従来の長いダウンチユーブに対して短いエン
ジン支持体なので軽量化することができる。
C 構造が簡単なので、製作面、組付作業性の面
でのコスト低減を期待できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係り、第1図は側面図、第2図
は第1図の矢視図、第3図は第1図の矢視
図、第4図は他の実施例を示す側面図、第5図は
従来のエンジンフレーム支持構造側面図、第6図
は第5図における支持フレーム部分正面図。 1……エンジン支持フレーム構造、2……ヘツ
ドパイプ、3……ピボツト部、3A,3B……ビ
ーム、4,5……主フレーム、7……ピボツト、
8,9……エンジン支持体、8A,9A……固定
体、8B,9B……可脱体、8C,9C……結合
部、8D……ネジ孔、8E,9E……結合部、8
F……ボルト、8G,9G……固定ボルト、10
……エンジン支持体、11……支持体、12……
エンジン、12A……固定部、13……シリン
ダ、13A……シリンダヘツド、14……クラン
クケース。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヘツドパイプとピボツト部とを連結する左右
    一対の主フレームと、下端部をエンジンに連結す
    るエンジン支持体とからなり、 前記一対の主フレームには、互いの対向間隔が
    エンジンのシリンダヘツドの左右幅よりも広く離
    れた離間部位を有し、 前記一対のエンジン支持体は、略直線形状に形
    成され、前記主フレームの離間部位に正面からみ
    て垂直方向に下設され、 ていることを特徴とするエンジン支持フレーム構
    造。 2 前記一対のエンジン支持体の左右幅は、前記
    一対の主フレームの左右幅より外方にはみ出して
    いないことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のエンジン支持フレーム構造。 3 前記エンジン支持体の下端部がエンジンと連
    結する位置は、シリンダとクランクケースとの接
    合部近傍であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項又は第2項に記載するエンジン支持フレー
    ム構造。
JP4289986A 1986-02-28 1986-02-28 エンジン支持フレ−ム構造 Granted JPS62199586A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4289986A JPS62199586A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 エンジン支持フレ−ム構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4289986A JPS62199586A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 エンジン支持フレ−ム構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62199586A JPS62199586A (ja) 1987-09-03
JPH0417827B2 true JPH0417827B2 (ja) 1992-03-26

Family

ID=12648874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4289986A Granted JPS62199586A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 エンジン支持フレ−ム構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS62199586A (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58184395U (ja) * 1982-06-03 1983-12-08 本田技研工業株式会社 自動二輪車・自動三輪車等のパワ−ユニツトブラケツトの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62199586A (ja) 1987-09-03

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