JPH0417542A - モータ固定子構造 - Google Patents

モータ固定子構造

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JPH0417542A
JPH0417542A JP11961190A JP11961190A JPH0417542A JP H0417542 A JPH0417542 A JP H0417542A JP 11961190 A JP11961190 A JP 11961190A JP 11961190 A JP11961190 A JP 11961190A JP H0417542 A JPH0417542 A JP H0417542A
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JP
Japan
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resin
comb
tooth
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shaped magnetic
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Masutaro Katsu
勝 益太郎
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Brother Industries Ltd
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、コアに立設した複数の櫛歯状磁極が、各種
要因により内側に倒れて1回転子と摺擦する等の不都合
を防止し得るようにしたモータ固定子構造に関するもの
である。
従来技術 例えば、ステッピングモータにおける固定子構造として
、第3図および第4図に示す構成のものが知られている
。これは、ポリプロピレン等の硬質樹脂で本体部と両フ
ランジ10 a、10 aとを一体成形したボビン10
と、該ボビン10をその両フランジ側から挟む平坦なリ
ング状のコア14とから最小単位をなすユニット単体1
6が構成され、このユニット単体16を2個積層するこ
とによりモータ固定子18が形成されている。前記のコ
ア14は、平坦なリング状基部14aと、該基部の中央
から環状に所要間隔で直立する多数の小歯14bとから
成り、これら串@14bは前記ボビン10の中空部10
bに挿入されて、夫々がモータ磁極として機能するよう
になっている。またボビン10には、モータ巻線20が
所要回数だけ巻回され、一方のフランジ10aに形成し
た端子部22に接続されている。
そして2個積層してなるユニット単体16.16には、
射出成形機により樹脂射出が施され、各小歯14bとボ
ビン中空部10bとを樹脂一体化するようになっている
。このとき、モータ固定子18の中空部18aには、そ
の一方の開口を塞ぐスペーサ24が同時に成形され、該
スペーサ24には、回転子30の回転軸32を支持する
軸受28が設けられる。
発明が解決しようとするa題 前述のモータ固定子18では、樹脂射出を施すことによ
り、各出歯14bとボビン中空部10bとが樹脂で一体
化されるようになっている。しかし実際は、射出成形機
における金型の芯金(図示せず)が、各出歯14bの内
側に直接当った状態で樹脂射出がなされるため、成形終
了後に該芯金を外すと、第5図に拡大図示する如く、射
出された樹脂36は、出歯14bの外側部だけを取巻く
状態で充填される。
このため、矢印Aで示す内側方向への出歯14bの倒れ
に対しては、充填された前記樹脂36は殆ど抵抗力を有
しない。しかるに射出成形機で樹脂成形した後に、前記
芯金からモータ固定子18を取出すと、Mit記串11
4bの折曲部に残留している応力に起因して、該出歯1
4bが、第5図に示す如く、僅かに内側に倒れることが
ある。
また、充填された前記樹脂36の収縮や、モータ使用時
における発熱による膨張・収縮その他外部から加わる衝
撃等によっても、出歯14bは内側に倒れる傾向を示す
ところで、モータ固定子18の中空部18aに対する回
転子30の間隙は、0.3mn程度の極めて小さい寸法
に設定されている。従って、前述の如くコア14におけ
る出歯14bが僅かでも内側に倒れていると、磁極とし
て機能する出歯14bと回転子30との間での磁力均衡
が崩れ1例えばステッピングモータとして使用する場合
に、精密な制御をなし得ない欠点を生ずる。また出歯1
4bの倒れの程度によっては、これが回転子30に接触
し回転不能となる重大な事態も招来する。
また前述のボビンを用いず、前記樹脂成形時にモータ巻
線の巻回用溝部を形成するようにした型式のモータ固定
子も存在する。そして、このようなモータ固定子におい
ても、先に述べたと同様に出歯状磁極が内側に倒れる欠
点を有している。
発明の目的 この発明は、先に述べた課題を好適に解決するべく提案
されたものであって、コアに立設した複数の櫛歯状磁極
が内側に倒れるのを確実に防止して、該出歯状磁極が回
転子と摺擦したりすることのないモータ固定子構造を提
供することを目的とする。
課題を解決するだめの手段 前記の課題を克服し、所期の目的を達成するため本発明
は、コアの平坦部中央に櫛歯状の磁極を所要間隔で環状
に立設し、該コアに樹脂射出を施して構成部材を樹脂一
体化してなるモータ固定子において、 前記櫛歯状をなす各磁極の先端部内側に段差部を形成し
、前記射出された樹脂により磁極の段差部を被覆して他
の樹脂成形部と一体化させるよう構成したことを特徴と
する。
このとき、モータ巻線を巻回したボビンを樹脂成形時に
一体化してもよいし、またこのボビンを用いることなく
、樹脂成形時にモータ巻線を巻回するための溝部を同時
に成形するようにしてもよい。
作用 本発明によれば、櫛歯状をなす各磁極の先端部内側に形
成した段差部は、射出された樹脂により被覆されて他の
樹脂成形部と一体化させられる。
実施例 次に1本発明に係るモータ固定子構造につき、好適な実
施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
なお先に説明した部材と同一の部材については、同じ符
号で指示するものとする。
本実施例では、第1図および第2図に示す如く、各出歯
14bの先端部内側に段差部38を形成し、これにより
樹脂成形後における出歯14bの内側への倒れ込みを防
止するようになっている。すなわち段差部38は、例え
ば出歯14bの厚みが1m程度である場合に、奥行約0
.3mm程度で出歯端部より0.5〜0.8−程度低く
なるよう、プレス等により加工しである。
このように、段差部38を出歯14bの先端部内側に形
成してなるコア14を使用して、これをボビン1oの両
側に配置することによりユニット単体16が構成される
。そして、該ユニット単体16を2個積層してなるモー
タ固定子18を、図示しない射出成形機にセットして樹
脂の射出成形を行なう。これにより樹脂36は、第1図
に示すように、出歯14bの外側面だけでなく、その先
端部内側に形成した段差部38にも回り込み、これを被
覆して他の樹脂成形部と一体化させるに至る。
すなわぢ各出歯14bは、その先端部分が樹脂36によ
り他の樹脂成形部と一体保持され、しかも出歯14bの
折曲部を梃子の支点に例えると、該支点から最も離れた
部位を保持していることになる。従って僅かな力で、有
効に出歯14bを外方に押え付けていることになる。こ
のため、射出成形機で樹脂成形した後に、芯金からモー
タ固定子18を取出した後も、前記出歯14bの折曲部
に応力は残留しているが、これにより該出歯14bが内
側に倒れることがない。また、前記樹脂の収縮や、モー
タ使用時における発熱による膨張・収縮その他外部から
の衝撃等が加わっても、出歯14bが内側に倒れるのを
確実に防止し得るものである。
なお、図示の実施例では、ボビンを用いる型式のモータ
固定子構造につき説明したが、この種のボビンを用いな
い型式のモータにも、本発明は実施可能である。この場
合は、モータ巻線が巻回される溝部を形成するための環
状凸部を成形型の内部に設け、この成形型内にコアだけ
を取付ける。
次いで、前記成形型中に樹脂材料を射出すると、成形さ
れた樹脂部分には、前記環状凸部と対応してモータ巻線
用の溝部が形成される。従って、得られた前記の溝部に
モータ巻線を巻回することによりモータ固定子が製造さ
れる。そして、このようなボビンを用いないモータ固定
子にあっても、そのコアにおける櫛歯状磁極の先端部内
側に段差部を形成し、前記の射出された樹脂により磁極
の段差部な被覆して他の樹脂成形部と一体化させること
ができ、これにより出歯状磁極が内側に倒れるのを確実
に防止し得る。
発明の詳細 な説明した如く、本発明に係るモータ固定子構造によれ
ば、各櫛歯状磁極の先端内側に形成した段差部に射出し
た樹脂が回り込んで、他の樹脂成形部と一体化する。従
って、モータ固定子を樹脂成形用金型から外しても、櫛
歯状磁極をコアに折曲形成した際に生ずる残留応力によ
り、該櫛歯状磁極が内側に倒れ込むことがない。またモ
ータ使用時の発熱による膨張・収縮その他外部からの衝
撃等によっても、出歯が内側に倒れることはなし111 このため、出歯状磁極と回転子との間で磁力均衡が崩れ
ることがなく、モータの安定した精密な回転制御髪なし
得るものである。また、出歯状磁極が回転子に接触して
、回転不能を来す等の重大な事態を確実に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るモータ固定子構造の好適な実施
例を示す概略断面図、第2図は、実施例に係るコアの出
歯状磁極の拡大断面図、第3図は、従来技術に係るモー
タ固定子の分解斜視図、第4図は、従来技術に係るモー
タ固定子の縦断面図、第5図は、射出された樹脂が出歯
状磁極の外側部だけを取巻いて充填されている状態を示
す拡大切欠斜視図である。 0・・・ボビン   10a・・・フランジob・・・
中空部  14・・・コア 4a・・・リング状基部 4b・・・出歯状磁極 6・・・ユニット単体 8・・・モータ固定子 8a・・・中空部 2・・・端子部 8・・・軸受 2・・・回転軸 24・・・スペーサ 20・・・モータ巻線 30・・・回転子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  コアの平坦部中央に櫛歯状の磁極を所要間隔で環状に
    立設し、該コアに樹脂射出を施して構成部材を樹脂一体
    化してなるモータ固定子において、前記櫛歯状をなす各
    磁極の先端部内側に段差部を形成し、前記射出された樹
    脂により磁極の段差部を被覆して他の樹脂成形部と一体
    化させるよう構成した ことを特徴とするモータ固定子構造。
JP11961190A 1990-05-08 1990-05-08 モータ固定子構造 Expired - Lifetime JPH07106043B2 (ja)

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JPH0417542A true JPH0417542A (ja) 1992-01-22
JPH07106043B2 JPH07106043B2 (ja) 1995-11-13

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002186080A (ja) * 2000-12-19 2002-06-28 Citizen Electronics Co Ltd 多機能型音響装置
US7427325B2 (en) 2005-12-30 2008-09-23 Siltron, Inc. Method for producing high quality silicon single crystal ingot and silicon single crystal wafer made thereby
US7559988B2 (en) 2005-07-26 2009-07-14 Siltron Inc. Method and apparatus for growing high quality silicon single crystal, silicon single crystal ingot grown thereby and wafer produced from the same single crystal ingot
US8216372B2 (en) 2005-09-21 2012-07-10 Siltron Inc. Apparatus for growing high quality silicon single crystal ingot and growing method using the same
CN105720781A (zh) * 2014-12-02 2016-06-29 上海鸣志电器股份有限公司 一种pm步进电机定子及其制造方法
JP2016220403A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 株式会社不二工機 ステータユニット及びそれを用いた電動弁

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