JPH0417374Y2 - - Google Patents

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JPH0417374Y2
JPH0417374Y2 JP1985050474U JP5047485U JPH0417374Y2 JP H0417374 Y2 JPH0417374 Y2 JP H0417374Y2 JP 1985050474 U JP1985050474 U JP 1985050474U JP 5047485 U JP5047485 U JP 5047485U JP H0417374 Y2 JPH0417374 Y2 JP H0417374Y2
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JP
Japan
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slat
piece
inner piece
slats
shutter door
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JP1985050474U
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JPS61165820U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、複数のスラツトを上下方向に屈曲自
在に連接したシヤツター扉のスラツトに関するも
のである。
[従来の技術及びその問題点] 一般に、冷凍車等の貨物自動車に使用されるシ
ヤツター扉は本願出願人が先に出願した実公昭57
−91号公報に開示されているように、複数のスラ
ツトを、各々スラツト両側端に設けられるブラケ
ツトを介して屈曲自在に連接してシヤツター扉を
形成し、このブラケツトの各々に複数のローラを
枢着し、この複数のローラを荷台の左右側板内面
に各々配設したレール内に摺動自在に嵌着して、
荷台の後方を開閉可能にしたものである。
第3図に示すように、これらのスラツト1は、
各スラツト1の下端に形成した略円状の内片2
と、各スラツト1の上端に形成しかつ前記内片2
の外側に嵌合する略円状の外片3と回転軸4によ
り回動自在に形成されている。また、スラツト1
内には保冷効果を高める断熱材5を収納し、さら
にスラツト1の上端外側にも柔軟な断熱材6を配
設している。
ところで、シヤツター扉は荷台の後方と直交し
ている天井に収納されるため、スラツト1は天井
付近で約90°その方向を変化させなければならな
い。この場合、回転軸4がスラツト1の厚みの略
中央部に形成されているため、上方にスラツト1
が方向を変えた時にその下方のスラツト1との間
で開口7が生じてしまう。ところが、この開口7
はスラツト1の長手方向に沿つており、指を掛け
易いために、シヤツターを閉じる際、作業者はこ
の開口7に指を入れて下方に引き下げようとす
る。この際、指を開口7から抜くのが遅れたりす
ると開口7が閉じて、指が挟まつて怪我をする危
険性があつた。
[考案の目的] 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、複数の連接されるスラツト間に開口が生ずる
ことを防止して、安全性の高いシヤツター扉のス
ラツトを提供することを目的とするものである。
[考案の構成] 上記目的を達成するための本考案の構成は複数
のスラツトを上下方向に屈曲自在に連設してシヤ
ツター扉を形成するスラツトにおいて、略円弧状
の内片を前記スラツトの裏面側に向けかつ該内片
の一部を前記スラツトの長手方向一側縁より先方
に突出して前記内片の外周部を前記一側縁裏面に
固着し、前記内片に外嵌し略円筒の一部を該円筒
の内径より幅狭に開口した外片を形成し、この外
片を前記内片に嵌合して該外片の端部を前記スラ
ツト長手方向他側縁に固着し、前記スラツト間に
形成される屈曲開口部を前記内片の前記長手方向
一側縁より突出した突出部により閉鎖することに
ある。
[考案の実施例] 以上、本考案の一実施例を図面を基づいて詳述
する。
第1図及び第2図において、シヤツター扉11
は複数のスラツト12を上下方向に屈曲自在に連
接し、かつ各スラツト12の両側端にブラケツト
13を設けて形成される。このブラケツト13に
は各々ローラ14が枢着され、これらのローラ1
4は荷台15の左右側板16の内面に各々配設し
たレール17内に摺動自在に嵌着している。この
レール17は左右側板16の内面後部寄りで垂直
に立ち上がり、その上部をアール状に屈曲した後
荷台15の天井に沿つて水平に形成されている。
このため、シヤツター扉11を開けると、このシ
ヤツター扉11は荷台15の天井に収納すること
ができる。
スラツト12の連接状態をさらに詳述すると、
各スラツト12の長手方向一側縁である上端18
にはスラツト12の裏面上方側に向けて略円弧状
の内片19が突設されている。この内片19の一
部は前記上端18より上方に突出し、かつ内片1
9の外周部をスラツト12の上端18裏面に固着
している。また各スラツト12の長手方向他端縁
である下端20には内片19に嵌合する略円弧状
の外片21が突設され、この外片21はその端部
が下端20に固着され、この内片19と外片21
との嵌合により各スラツト12は屈曲自在となつ
ている。そして、スラツト12が屈曲した時にス
ラツト12間に生ずる屈曲開口部22は内片19
の一部である上部へ突出している突出部23によ
り閉鎖可能となつている。また、内片19内には
回転軸24が軸支され、この回転軸24の両端に
は前記ローラ14が固着している。
スラツト12の裏面には任意の厚さの断熱材2
5が貼着しており、さらにこの断熱材25の裏面
には内板26が配設されている。また、スラツト
12の裏面には複数の差込爪27が突出形成され
ており、この差込爪27に嵌合する凹溝28を有
する熱伝導性の低い合成樹脂などで成型された硬
質断熱材29が挿入可能になつている。この硬質
断熱材29の回転軸24側には凹部30が形成さ
れ、外片21周囲を被覆している柔軟性のネオプ
レーンなどの軟質断熱材31の両端部が載置され
る。また、32は各内片26間に張設されている
伸縮性のシートである。
以上のように構成される本考案は、シヤツター
扉11を開けると、荷台15上部に位置するスラ
ツト12は垂直から水平へと90°方向を変えて屈
曲し、天井の下方に収納される。この際、スラツ
ト12の外片21は内片19に対して回動し、そ
れまでスラツト12の上端18と接していた下端
20は回動と共に、突出部23に沿つて上方へと
回転する。このようにして、突出部23はスラツ
ト12の上端18と下端20が屈曲により互いに
離間して形成する開口部22を閉鎖するため、シ
ヤツター扉11の表面側にスラツト12の屈曲に
よる開口部22の発生を防止してシヤツター扉1
1の表面を連続させる。尚、断熱材25の厚みT
や内片19の直径にもよるが、回転軸24はスラ
ツト12の表面側に位置させる方が好ましい。
また、このような回転軸24をスラツト12の
表面側に位置させると、スラツト12の屈曲によ
るスラツト12の裏面側の伸縮長さが増加する
が、この場合、外片21の周囲に柔軟性の断熱材
30を配設したため、この回転軸24周囲からの
熱の伝導を防止でき、保冷車のシヤツター扉とし
て効率が向上する。
さらに、回転軸24付近のスラツト12裏面に
スラツト12の長手方向に沿つて差込爪27を突
出形成して、硬質断熱材28をこの差込爪27に
挿入してスラツト12に対して固定したため、ス
ラツト12の表面側に、この硬質断熱材28を止
めるためのリベツト等を打つ必要がなくなり、ス
ラツト12の表面側をきれいに保つことができ
る。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば複数のスラ
ツトを上下方向に屈曲自在に連接してシヤツター
扉を形成するスラツトにおいて、略円弧状の内片
を前記スラツトの裏面側に向けかつ該内片の一部
を前記スラツトの長手方向一側縁より先方に突出
して前記内片の外周部を前記一側縁裏面に固着
し、前記内片に外嵌し略円筒の一部を該円筒の内
径より幅狭に開口した外片を形成し、この外片を
前記内片に嵌合して該外片の端部を前記スラツト
の長手方向他端縁に固着し、前記スラツト間に形
成される屈曲開口部を前記内片の前記長手方向一
側縁より突出した突出部により閉鎖したため、シ
ヤツター扉開閉作業中に指などがこの開口部に挟
る危険を回避できる安全なシヤツター扉のスラツ
トを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は要部の断面図、第3図は従来のスラツトの断
面図である。 11……シヤツター扉、12……スラツト、1
8……上端(一側縁)、19……内片、20……
下端(他側縁)、21……外片、22……屈曲開
口部、23……突出部、24……回転軸、25…
…断熱材、26……内板、27……差込爪、29
……硬質断熱材、31……軟質断熱材、32……
シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のスラツトを上下方向に屈曲自在に連設し
    てシヤツター扉を形成するスラツトにおいて、略
    円弧状の内片を前記スラツトの裏面側に向けかつ
    該内片の一部を前記スラツトの長手方向一側縁よ
    り先方に突出して前記内片の外周部を前記一側縁
    裏面に固着し、前記内片に外嵌し略円筒の一部を
    該円筒の内径より幅狭に開口した外片を形成し、
    この外片を前記内片に嵌合して該外片の端部を前
    記スラツトの長手方向他側縁に固着し、前記スラ
    ツト間に形成される屈曲開口部を前記内片の前記
    長手方向一側縁より突出した突出部により閉鎖す
    ることを特徴とするシヤツター扉のスラツト。
JP1985050474U 1985-04-03 1985-04-03 Expired JPH0417374Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985050474U JPH0417374Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985050474U JPH0417374Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61165820U JPS61165820U (ja) 1986-10-15
JPH0417374Y2 true JPH0417374Y2 (ja) 1992-04-17

Family

ID=30568639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985050474U Expired JPH0417374Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2501086Y2 (ja) * 1991-04-04 1996-06-12 日本フルハーフ株式会社 断熱構造を施したシャッタ−扉の構造
JP7020342B2 (ja) * 2018-08-10 2022-02-16 株式会社豊田自動織機 車両の開閉構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932094B2 (ja) * 1977-04-27 1984-08-06 理研ビタミン株式会社 水に容易に乳化する油脂組成物の製造法

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JPS5294756U (ja) * 1976-01-14 1977-07-15
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JPS5932094B2 (ja) * 1977-04-27 1984-08-06 理研ビタミン株式会社 水に容易に乳化する油脂組成物の製造法

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JPS61165820U (ja) 1986-10-15

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