JPH04173726A - 歯磨剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、優れた殺菌力及び長期保存安定性を有する歯
磨剤組成物に関する。

〈従来の技術〉 従来、歯磨剤中の殺菌剤としては、クロルヘキシジン及
びその塩類が多く用いられているが、粘膜刺激の点から
安全性の高い殺菌剤成分が望まれている。

〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、殺菌力に優れ、かつ、人体に対する毒
性が極めて少ない歯磨剤組成物を提供することである。

く課題を解決するための手段〉 本発明は、ポビドンヨードを含有する歯磨剤組成物を提
供するものである。ポビドンヨードの含有量は０．００
１〜５．０重量％が適当である。ポビドンヨードは歯磨
剤中では、比較的安定性が低く常温で保持した場合、数
日間で有効ヨウ素量が著しく低減する。この点を改良す
るた杓、本発明の好ましい実施態様ではヨウ化カリウム
及び／又はヨウ化す）　ＩＪウムを０．５〜５．０重量
％配合する。

本発明のさらに好ましい実施態様では、さらに安定性を
高とるために塩化ナトリウム及び／又は塩化カリウムを
１．０〜３０．０重量％配合する。

また、歯磨剤使用時におけるヨウ索具を軽減し、使用感
を高めるために、香料、たとえばβ−メントールを０．
０１〜２．０重量％含有させてもよい。

香料としては、リモネン、イソアミルアセテート、ヘキ
シルアセテート、アリルシクロへキシルプロピオネート
、アネトール等も使用できる。

次に本発明の組成物に使用されるその他の歯磨基剤につ
いて説明する。％は重量％である。

湿　　潤　　剤　　　１０〜５０％ グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、ポ
リエチレングリコール、ジプロピレングリコール、マル
チトール等 研　　磨　　剤　　　１０〜５０％ ピロリン酸カルシウム、無水ケイ酸、水酸化アルミニウ
ム、結晶セルロース等 発　　泡　　剤　　　０〜５％ ラウリル硫酸ナトリウム、Ｎ−ラウロイルサルコシンナ
トリウム、非イオン界面活性剤等粘　　結　　剤　　　
０．１〜５％ ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム、カラギーナン等防　　腐　　剤　　　
０．０１〜０．１％パラオキシ安息香酸エステル類等 その他の成分 酢酸トコフェロール、イソプロピルメチルフェノール、
エビジヒドロコレステリン、アラントイン、グリチルリ
チン酸及びその塩類、フッ化ナトリウム、エデト酸塩等 次に本発明の実施例を示す。

実施例１〜１１ ピロリン酸カルシウム　　　　　３９．００　ｇ無水ケ
イ酸　　　　５．００　ｇ ヒドロキシエチルセルロース　　１．００　ｇｌ　　リ
　　セ　　リ　　ン　　　　　　　　　　　１　５．０
　０　　ｇソルビット液（７０％）　　　　　１０．０
０　ｇラウリル硫酸ナトリウム　　　　１．５０　ｇｌ
　　タ　　ノ　　−　　ル　　　　　　　　　　　　　
　０．　５　０　　ｇヨウ化カリウム　　　　　　　下
表参照ヨウ化ナトリウム　　　　　　　　　　〃ポビド
ンヨード　　　　　　０．３０　ｇｌ−メントール　　
　　　　　０．５０　ｇ精　　　製　　　水　　　　　
　　　　適　歯合　　　計　　　　　　　　　　１００
．ＯＯｇ上記配合量で歯磨剤を調製し、内層がポリエチ
レンのラミネートチューブに充填し、４０℃で１力月間
保存後、有効ヨウ素量を測定し、その残存率を求めた。

有効ヨウ素残存率の測定方法 試料を水で抽出後、０．０２　Ｎ　”　Ｎａ２３２０３
滴定液を用いて酸化還元滴定法で有効ヨウ素量を測定し
、初期値の濃度に対するヨウ素の残存率（％）を求めた
。

実施例１２〜１９ ピロリン酸カルシウム　　　　２９．００　ｇ無水ケイ
酸　　　　５．００　ｇ ヒドロキシエチルセルロース　　１．　ＯＯｇグ　　リ
　　セ　　リ　　ン　　　　　　　　　　　　１　５．
　０　０　　ｇソルビット液（７０％）　　　　　１０
．００　ｇラウリル硫酸ナトリウム　　　　１．５０　
ｇｌ　　タ　　ノ　　−　　ル　　　　　　　　　　　
　　　０．　５　０　　ｇヨウ化カリウム　　　　　　
２．００　ｇ塩化す）　ＩＪウム　　　　　　　下表参
照塩化力　リウム　　　　　　　下表参照ポビドンヨー
ド　　　　　　　　０．３０　ｇｌ−メントール　　　
　　　　０．５０　ｇ精　　　製　　　水　　　　　　
　　　　　適　歯合　　　計　　　　　　　　　　　　
１００．００ｇ上記配合量で歯磨剤を調製し、内層がポ
リエチレンのラミネートチューブに充填し、４０℃で１
力月間及び３力月間保存後、有効ヨウ素量を測定し、そ
の残存率を求めた。

１塩化カリウム　（ｇ）　　′−′５．００１　１０．
ＯＬ。

：塩化ナトリウム　（ｇ）　　’−’：　　−：：有効
ヨウ素、１１ケ月保存１８０．１１９７．２・　９９．
７：実施例２０ 実施例２及び１７の歯磨剤に、β−メントールを添加し
、ヨウ索具の低減効果を調べた。

評価方法：各歯磨剤同一量を歯ブラシにとり、歯を磨く
。その際のヨウ素刺激臭を１０ 人のパネラ−により判定した。

Ａ：　はとんどない Ｂ：　ややある Ｃ：　ある （ａ）　　実施例２の歯磨剤に１−メントールを以下の
、量で配合したもの （ｂ）　　実施例１７の歯磨剤にβ−メントールを以下
の量で配合したもの 実施例２１ ピロリン酸カルシウム　　　　２９．　ＯＯｇ無水ケイ
酸　　　　５．００　ｇ ヒドロキシエチルセルロース　　１．００ｇグ　　リ　
　セ　　リ　　ン　　　　　　　　　　　１　５．０　
０　　ｇソルビトール　　　　１０．００　ｇ ラウリル硫酸ナトリウム　　　　０．５０　ｇｌ　　タ
　　ノ　　−　　ル　　　　　　　　　　　　　　０．
　５　０　　ｇヨウ化カリウム　　　　　　２．００　
ｇ塩化ナトリウム　　　　１０．００　ｇポビドンヨー
ド　　　　　０．３０　ｇβ−メントール　　　　　０
．５０　ｇ酢酸トコフェロール　　　　　　０．１０　
ｇエビジヒドロコレステリン　　　０．０５　ｇ精　　
　　製　　　　水　　　　　　　　　適　量合　　　計
　　　　　　　　　　ｔｏｏ、ｏＯｇ実施例２２ 無水ケイ酸　　　１５．００　ｇ カルボキシメチルセルロース　　１．　ＯＯｇナトリウ
ム グ　　リ　　セ　　リ　　ン　　　　　　　　　　　　
１　０．　０　０　　ｇソルビトール　　　　２０．　
ＯＯｇ ラウリル硫酸ナトリウム　　　　１．５０　ｇエ　　タ
　　ノ　　−　　ル　　　　　　　　　　　　　　０．
　５　０　　ｇヨウ化ナトリウム　　　　　２．００　
ｇ塩化カリウム　　　　１０．　ＯＯｇ ポビドンヨード　　　　　　０．１０　ｇβ−メントー
ル　　　　　　　０．２０ｇ酢酸トコフェロール　　　
　　　０．１０　ｇグリチルリチン酸　　　　　０．０
５　ｇ精　　　製　　　水　　　　　　　　　　　適　
量合　　　計　　　　　　　　　　　　１　００．００
　ｇ実施例２３ 水酸化アルミニウム　　　　　　２９．　ＯＯｇ無水ケ
イ酸　　　　５．００　ｇ ヒドロキシエチルセルロース　　　１．　ＯＯｇグ　　
リ　　セ　　リ　　ン　　　　　　　　　　　　　　１
　５．　　ＯＯｇソルビトール　　　　　１０．　ＯＯ
ｇラウリル硫酸ナトリウム　　　　　０．５０　ｇラウ
ロイルサルコシンナトリウム　０．３０　ｇエ　　タ　
　ノ　　−　　ル　　　　　　　　　　　　　　　０．
５　０　　ｇヨウ化カリウム　　　　　　　３．００　
ｇ塩化カリウム　　　　　１０．００　ｇポビドンヨー
ド　　　　　　　０．４０ｇ！−メントール　　　　　
　　　０．５０　ｇリ　　　モ　　　ネ　　　ン　　　
　　　　　　　　　　　　０．２　０　　ｇアラントイ
ン　　　　　　０．１０　ｇ精　　　製　　　水　　　
　　　　　　　　　適　量合　　　計　　　　　　　　
　　　　　１００．００ｇ実施例２４ 無水ケイ酸　　　１５．　ＯＯｇ カルボキシメチルセルロース　　１．００ｇナトリウム グ　　リ　　セ　　リ　　ン　　　　　　　　　　　　
１　０．０　０　　ｇソルビトール　　　　２０．　Ｏ
Ｏｇ ラウリル硫酸ナトリウム　　　　１．５０　ｇエ　　タ
　　ノ　　−　　ル　　　　　　　　　　　　　　０．
　５　０　　ｇヨウ化ナトリウム　　　　　２．　ＯＯ
ｇ塩化カリウム　　　　１０．００　ｇ ポビドンヨード　　　　　　０．１０　ｇβ−メントー
ル　　　　　　　０．２０　ｇ酢酸トコフェロール　　
　　　　０．１０　ｇグリチルリチン酸　　　　　０．
０５　ｇ精　　　製　　　水　　　　　　　　　　適　
量合　　計　　　　　　　　　１０．Ｏ，ＯＯｇ実施例
２５ 無水ケイ酸　　　２０．　ＯＯｇ グ　　リ　　セ　　リ　　ン　　　　　　　　　　　　
１　０．　　ＯＯｇプロピレングリコール　　　　　５
．　ＯＯｇソルビトール　　　　４０．　ＯＯｇ ラウリル硫酸ナトリウム　　　　１．　ＯＯｇエ　　タ
　　ノ　　−　　ル　　　　　　　　　　　　　　０．
　５　０　　ｇヨウ化ナトリウム　　　　　　２．　Ｏ
Ｏｇポビドンヨード　　　　　　０．１０　ｇβ−メン
トール　　　　　　　０．２０　ｇ精　　　製　　　水
　　　　　　　　　　　適　量合　　　計　　　　　　
　　　　１００．００ｇ〈発明の効果〉 本発明の歯磨剤組成物は、殺菌力に優れ、人体・に対す
る毒性が極めて少ない。ヨウ化す）　ＩＪウム及び／又
はヨウ化カリウム、あるいはさらに塩化ナトリウム及び
／又は塩化カリウムを添加したものはポビドンヨードの
経時活性低下が極めて少ない。さらに！−メントール等
の香料を添加したものはヨウ素の刺激臭が軽減され、使
用感に優れている。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ポビドンヨードを含有する歯磨剤組成物。
2. （２）ヨウ化カリウム及び／又はヨウ化ナトリウムを０
   ．５〜５．０重量％含有する請求項（１）記載の歯磨剤
   組成物。
3. （３）塩化ナトリウム及び／又は塩化カリウムを１．０
   〜３０．０重量％含有する請求項（２）記載の歯磨剤組
   成物。
4. （４）ｌ−メントールを０．０１〜２．０重量％含有す
   る請求項（２）又は（３）記載の歯磨剤組成物。