JPH04173214A - 成形条件表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は射出成形機において成形条件を表示するための
表示装置に関する。

（従来の技術） 一般に、射出成形機における成形条件の設定には、モー
ド設定及び数値条件設定がある。モード設定には射出成
形コントロールを行うか否かの設定及びコントロールの
種類を分類する設定（例えば、射出速度制御、保圧制御
）があり、数値条件設定には例えば、射出速度値、保圧
圧力値、スクリュー位置、各工程（例えば、計量工程、
射出工程、保圧工程）に要する時間がある。

（発明が解決しようとする課題） ところで、数値条件設定において、例えば、時間設定が
“０”であると、実質的のこの時間設定は無効（制御を
行わず）となるけれども、従来、表示装置の表示部に上
記の“０”が表示され、表示部を見る者にとっては、こ
の“０”表示がミス入力によるものなのか又は無効とな
るべきものなのか判断できない。

さらに、上述のモード設定を用いて無効設定を行う場合
には、設定項目数が極めて多くなってしまい、オペレー
ターが使用しづらいという問題点がある。

本発明の目的はオペレーターが使用し易くしかも容易に
無効表示であることが判る表示装置を提供することにあ
る。

（課題を解決するための手段） 本発明によれば、予め定められた成形条件に応じて樹脂
成形品を射出成形する射出成形機において、前記成形条
件を表示するための表示部と、前記成形条件を数値情報
で設定するとともに予め定められたキャラクタ−キーを
備えるキーボードと、予め定められた数値情報に対応し
た表示キャラクタ−コードが格納された第１の記憶部と
、前記キャラクタ−キーに対応する数値情報が格納され
た第２の記憶部と、前記数値情報が設定された際、前記
第１の記憶部を検索して前記数値情報に対応する表示キ
ャラクタ−コードを前記表示部に与えるとともに前記キ
ャラクタ−キーがオンされた際、前記第２の記憶部を検
索して前記数値情報を得、該数値情報に基づいて前記第
１の記憶部を検索して前記表示キャラクタ−コードを前
記表示部に与える制御部とを有することを特徴とする成
形条件表示装置が得られる。

（作用） 本発明では、キーボードにキャラクタ−キーか備えられ
ており、第１の記憶部には予め定められた数値情報に対
応した表示キャラクタ−コードか格納され、第２の記憶
部にはキャラクタ−キーに対応する数値情報が格納され
ている。キーボードで予め定められた数値情報が人力さ
れると、制御部ではこの数値情報に対応する表示ギヤラ
フターコードを検索し、表示部に与える。そして、表示
部はこの表示キャラクタ−を表示する。一方、キーボー
ドでキャラクタ−キーがオンされると、制御部は第２の
記憶部を検索して予め定められた数値情報を読み出し、
この数値情報に対応する表示キャラクタ−コードを第１
の記憶部から読み出して表示部に与える。

このように、本発明では、予め定められた数値情報、例
えば、“０”を入力するか、キャラクタ−キーをオンに
するかのいずれかにによって、表示部上に表示キャラク
タ−が表示されるので無効表示であるか否かを容易に判
断することができる。

（実施例） 以下本発明について実施例によって説明する。

第１図を参照して、本発明による表示装置はキーボード
部１１、コントローラー１２、第１及び第２の記憶部１
３及び１４、及び表示部１５を備えている。第１の記憶
部１３には数値無効データＸが格納されるとともにこの
数値無効データＸに対応して表示キャラクタ−コードＹ
（例えば、“切”）が格納されている。また、第２の記
憶部１４には数値無効データＸが格納されている。キー
ボード部１１にはテンキー１１．　ａに加えてキャラク
タ−コードキー（例えば“切“キー）１１ｂが備えられ
ている。

キーボード部１１からテンキー１１．　ａによって数値
情報か入力されると、コントローラー１２は第１の記憶
部１３を検索して数値情報に対応する数値無効データＸ
が存在するか否か調べる。数値情報に対応する数値無効
データＸが存在すると、つまり、キーボード部１１から
数値Ｘが入力されると、コントローラー１２は数値無効
データＸに対応する表示キャラクタ−コードＸ（“切“
）を読み出し、表示部１５に与える。これによって、表
示部１５には表示キャラクタ−（“切“）が表示される
ことになる。

一方、キーボード部１１でキャラクタ−コードキー１１
ｂが押されると、コントローラー１２は第２の記憶部１
４から数値無効データＸを読み出し、さらに、第１の記
憶部１３を検索してこの数値無効データ１３に対応する
表示キャラクターコー　６　＝ −ドＸを読み出し、表示部１５に与える。これによって
、表示部１５には表示キャラクタ−（“切”）が表示さ
れることになる。

ここで、第２図に成形条件の表示例を示す。

第２図に示すように、数値“０”は零として表示される
とともに無効データは“切“と表示されるから、オペレ
ーターは容易に無効データであるか否かを判断できる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明ではキーボードから所定の
数値情報を入力するかキャラクタ−コードキーを押すか
いずれかによって、表示部上に表示キャラクタ−が表示
されるので無効表示であるか否かを容易に判断すること
ができる。従って、オペレーターが使用しやすい表示装
置を提供できるという効果かある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による成形条件表示装置の一実施例を示
すブロック図、第２図は第１図に示す表示装置における
表示部への表示例を示す図である。 １１・・・キーボード部、１２・・・コントローラー、
１３・・・第１の記憶部１４・・・第２の記憶部、１５
・・・表示部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、予め定められた成形条件に応じて樹脂成形品を射出
   成形する射出成形機において、前記成形条件を表示する
   ための表示部と、前記成形条件を数値情報で設定すると
   ともに予め定められたキャラクターキーを備えるキーボ
   ードと、予め定められた数値情報に対応した表示キャラ
   クターコードが格納された第１の記憶部と、前記キャラ
   クターキーに対応する数値情報が格納された第２の記憶
   部と、前記数値情報が設定された際、前記第１の記憶部
   を検索して前記数値情報に対応する表示キャラクターコ
   ードを前記表示部に与えるとともに前記キャラクターキ
   ーがオンされた際、前記第２の記憶部を検索して前記数
   値情報を得、該数値情報に基づいて前記第１の記憶部を
   検索して前記表示キャラクターコードを前記表示部に与
   える制御部とを有することを特徴とする成形条件表示装
   置。