JPH04172962A - Igbtの駆動回路 - Google Patents

Igbtの駆動回路

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JPH04172962A
JPH04172962A JP2295512A JP29551290A JPH04172962A JP H04172962 A JPH04172962 A JP H04172962A JP 2295512 A JP2295512 A JP 2295512A JP 29551290 A JP29551290 A JP 29551290A JP H04172962 A JPH04172962 A JP H04172962A
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直樹 櫻井
Mutsuhiro Mori
睦宏 森
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、電力変換装置のスイッチング素子として使用
されるI G B T (I n5ulatcd Ga
te Bipolar T ransistor)の駆
動回路に係り、特に、集積回路化が容易なIGBTの駆
動回路に関する。
[従来の技術] 一般に、I GBTは、低損失で、かつ高速なスイッチ
ング動作が可能であり、また、電圧制御型素子のため駆
動が容易であるという特長をもつ素子である。
しかし、IGBTは、そのコレクタ電流が所定の値を越
えると寄生サイリスタが動作し、ゲートで電流を制御す
ることができなくなるいわゆるラッチアップ現象が起こ
る。ラッチアップが起こると素子が破壊されるので、通
常、I GBTは、ラッチアップする電流以下で使用す
る必要がある。
従って、通常使用される電流以上の過電流が流れた場合
、これを検知してIGBTをターンオフさせる必要があ
るが、IGBTは、ターンオフする場合、高速にターン
オフするほどラッチアップし易い。また、高速にターン
オフさせる場合、d i / d tが大きいため、配
線のインダクタンスして発生するはね上り電圧L d 
i / d tも大きくなる。従って、I GBTは、
ゆるやかにターンオフするほどラッチアップする電流が
大きく、また、はね上り電圧も小さいが、ターンオフ時
の損失が増加する。
このため、I GBTは、通常の電流範囲では高速にタ
ーンオフさせ、過電流時には、ゆっくりターンオフさせ
る必要がある。
以下、このような要求を満たすことのできる従来技術を
図面により説明する。
第6図は従来技術によるIGBTの駆動回路の構成を示
すブロック図である。第6図において、1はIGBT、
30a、30bは抵抗、328〜32cはトランジスタ
、33は電源、40は過電流検出回路である。
図示回路において、いま、IGBT 1がオン状態にあ
り、111源33からの電流を図示しない負荷に供給し
ているものとする。
この状態で、過電流検出回路40が、過電流が流れたこ
とを検出すると、その出力は、トランジスタ32cのゲ
ートに与えられると共に、図示していない制御回路にも
与えられる。
その結果、端子Tには、前記制御回路からターンオフ指
令が与えられるが、トランジスタ32cが、過電流検出
回路40のからの信号によりオンとなるため、トランジ
スタ32bはオンすることができず、電源33を含むI
GBTのオフゲート回路には抵抗30bのみが挿入され
ることになる。
これにより、IGBTIは、抵抗30bの値による比較
的大きな抵抗値で定まるゆっくりとした速度でターンオ
フ制御される。
一方、通常のターンオフは、トランジスタ32Cがオフ
となっているため、抵抗30aと30bとの並列抵抗値
で定まる比較的小さな抵抗値により高速に行われる。
なお、この種のIGBTの駆動回路に関する従来技術と
して、例えば、特開昭63−95730号公報、特開昭
59−103567号公報、特開昭61−147736
号公報、特開昭61−185064号公報等に記載され
た技術が知られている。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来技術は、過電流時におけるI GBTのターン
オフの速さが、IGBTのゲート容量と抵抗30bの積
で求まる時定数により決まってしまうものであった。従
って、前記従来技術は、IGBTのチップ面積が変わる
と抵抗30bの大きさも変えなければならず、そのため
、抵抗30bをICに組み込むことができず駆動回路の
集積回路化が難しいという問題点を有している。
また、前記従来技術は、ノイズに対する配慮がなされて
おらず、ノイズにより誤動作するという問題点を有して
いる。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、集積
回路化が容易で、ノイズにより誤動作を生じることのな
い、信頼性の高いIGBTの駆動回路を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば前記目的は、過電流を検出して信号を発
生する過電流検出回路と、複数のゲート信号発生回路と
、IGBTのゲートと接地との間に接続され、前記ゲ−
ト信号発生回路により制御される複数のスイッチ素子と
を備え、前記過電流検出回路がIGBTの過電流を検出
したとき、前記複数のゲート信号発生回路が、前記過電
流検出回路からの信号が所定時間以上続いたとき、順次
ゲート信号を発生し、対応するスイッチ素子を制御する
ようにすることにより達成される。
[作 用] IGBTに過電流が流れた場合、ゲート電圧は、通常の
動作時にIGBTをオン、オフさせるスイッチ素子と過
電流検出時に順次制御される複数のスイッチ素子の電圧
分担比で決まる電圧により、階段上に順次減少し、最後
に零に制御される。
このため、本発明によれば、ゲート電圧が急激に変化し
ないため、IGBTがラッチアップすることを防止する
ことができ、大きな電流まで遮断することができる。ま
た、ゲート電圧は、スイッチ素子の電圧分担比で決まる
ため、IGBTの大きさが変わってもゲート電圧の時間
変化を一定とすることができる。
また、本発明は、前述より、外付は抵抗を不要とするこ
とができるので、回路全体を容易に集積回路化すること
ができる。
さらに、本発明は、過電流がある一定期間以上続いたと
きにのみ、複数のゲート信号発生回路が順次動作してI
GBTのオフ制御を行うため、ノイズによるごく短い間
の過電流に反応することがなく、ノイズにより誤動作を
することがない。
[実施例] 以下、本発明によるIGBTの駆動回路の実施例を図面
により詳細に説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
、第2図は動作を説明する波形図、第3図は第1の実施
例の詳細な回路図である。第1図、第3図において、2
.5.6はゲート信号発生回路、4は過電流検出回路、
7.8a、8bはスイッチ素子、14はフリップフロッ
プ、15はリセット回路であり、他の符号は第6図の場
合と同一である。
第1図に示す本発明の第1の実施例は、IGBTlのエ
ミッタ電流を測定して過電流を検出する過電流検出回路
4と、過電流検出回路4からの信号を受けてスイッチ素
子8bを駆動するゲート信号発生回路5と、ゲート信号
発生回路5からの信号をある一定期間保持するゲート信
号発生回路6と、正常時にIGBTlをオン、オフ制御
するゲート信号発生回路2と、ゲート信号発生回路6あ
るいはゲート信号発生回路2からの信号を受けて動作す
るスイッチ素子7及びスイッチ素子8aとを備えて構成
されている。
前述のように構成される本発明の第1の実施例は、次の
ように動作する。
IGBT 1は、正常動作時、ゲート発生回路2により
駆動される。すなわち、IGBTlをオン駆動する場合
、ゲート信号発生回路2は、その出力信号G1によりス
イッチ素子7をオン、スイッチ素子8aをオフに制御す
る。これにより、電源3の電圧がスイッチ素子7を介し
てゲートに加えられIGBT 1はオンとなる。
また、ゲート信号発生回路2により、スイッチ素子7が
オフ、スイッチ素子8aがオンに制御されると、IGB
TIのゲートがスイッチ素子8a−介してアースに短絡
され、IGBTlはオフに制御される。
I GBT lがオン状態のとき、過電流検出回路4が
過電流を検出すると、その検出信号がゲート信号発生回
路5に伝えられる。ゲート信号発生回路5は、過電流検
出回路4からの信号がある一定期間以上続いた場合、ゲ
ート信号G2によりスイッチ素子8bをオンとする。こ
のため、r GBTlのゲートは、スイッチ素子7とス
イッチ素子8bとのオン抵抗比による電圧分担比で決ま
るゲート電圧となる。
また、ゲート信号発生回路5は、ゲート信号発主回路6
に信号を伝える。ゲート信号発生回路6は、ある一定期
間、ゲート信号発生回路5がらの信号を保持し、その後
、ゲート信号G1を出力してスイッチ素子7をオフ、ス
イッチ素子8aをオンとし、TGBTlに印加するゲー
ト信号を零にする。
前述したように、第1図の回路は、2段階に分けてIG
BT 1のゲート電圧を降下させるため、電流の変化率
d i / d シを小さくすることができ、IGBT
Iをラッチアップさせることがない。また、図示回路は
、過電流時のIGBT lのターンオフのためのI G
BT lのゲート電圧を、スイッチ素子7と8bとの電
圧分担比で決めているため、IGBTが変わっても、ゲ
ートに加わる電圧の変化が変らず、そのため、外付は部
品による調整の必要がないため、集積回路化しやすいと
いう特長を有する。さらに、図示回路は、ある一定M間
以上過電流が流れなければ、IGBTlに対するターン
オフ制御を行わないので、ノイズによる過電流が発生し
たときに、fGBTlをターンオフしてしまうという誤
動作を防止する二とができる。
前述した第1図に示す回路の動作における、ゲート信号
発生回路6が発生するゲート信号G1と、ゲート信号発
生回路5が発生するゲート信号G2と、ゲート信号発生
回路2が発生するゲート信号G3と、これらのゲート信
号によりIGBTIのゲートに加わる電圧のタイミング
関係を含む電圧波形が第2図に示されている。
いま、通常のターンオン制御により、ゲート信号発生回
路2がゲート信号G3を発し、スイッチ素子7がオン、
スイッチ素子8aがオフに制御されると、IGBTlの
ゲートには、電源3の電圧v2がか印加され、IGBT
 1はオンとなる。
そして、その瞬間からIGBTIに過電流が流れ、過電
流状態がし1 時間以上続くと、ゲート信号発生回路5
の出力であるゲート信号G2が”Hlgh”状態となり
、スイッチ素子8bをオンとするので、IGBTIのゲ
ートの印加電圧は、スイッチ素子7とスイッチ素子8b
の抵抗比による電圧比で決まるゲート電圧Vlに変化す
る。続いて、む1時間後、ゲート信号発生回路6の出力
GlがHigh”  状態になり、スイッチ素子7がオ
フ、8aがオンとなるので、ゲート電圧が零になる。
これにより、IGBT 1はオフ状態となる。
なお、前述の時間t2は、Llより長ければよく、IG
BTlのターンオフ時の損失の面から、できるだけ短い
方が望ましい。
前述した本発明の第1の実施例の詳細な回路構成が第3
図に示されており、この例は、スイッチ素子としてMO
S F ETを用いている。
第3図において、過電流検出回路4の検出信号を受ける
ゲート信号発生回路5は、NAND回路13a、RSフ
リップフロップ14、リセット回路15、NOT回路1
0a、10b、10e、及び、抵抗1’la、容量12
aによる時定数回路により構成されている。
過電流検出回路4の検出信号は、2つに分岐され、1つ
がNAND回路13aに直接接続され、もう1つは、N
OT回路10a、抵抗11a、容量12a%NOT回路
10bを通じてNAND回路13aのもう一方の端子に
接続されている。このNAND回路13aの出力は、R
Sフリップフロップ14のセット端子に接続されされて
おり、RSフリップフロップ14のリセット端子には、
リセット回路15が接続されている。
RSフリップフロップ14のQ端子からの出力信号は、
2つに分岐され、その一方がスイッチ素子8bを構成す
るn型MO3FET16aのゲート端子に接続されてい
る。n型MO3FET16aのドレインは、IGBTI
のゲート端子に、またソース端子は、接地されている。
また、Q端子からの出力信号のもう一方は、NAND回
路13b、N0TIOc、10ci、抵抗11bと容量
12bにより構成されるゲート信号発生回路6に与えら
れる。
この信号は、さらに2つに分岐され、その一方がNAN
D回路13bの一方の端子に接続され、もう一方がNO
T回路1. Oc、抵抗11b、容量12bを通じてN
AND回路13bのもう一方の端子に接続されている。
NAND回路13b(7)出力は、NOT回路1゜dに
接続され、OR回路18を通してスイッチ素子7.8a
を構成するn型MOSFET15及びn型MO3FET
I6bのゲートに接続されている。また、正常時にI 
GBTを駆動するゲート信号発生回路2は、OR回路1
8を通じてn型MOSFET15及びn型MOSFET
16 bのゲートに接続されている。
前述のn型MOSFET15のソースは、電源3に接続
され、ドレインはI GBT 1のゲートに接続されて
おり、n型MO3FET 16 bのドレインは、IG
BTlのゲートに接続され、ソースは接地されている。
第3図に示す回路において、正常状態では、過電流検出
回路からの出力が’High” 状態であり、MOSF
ET 16 aは、オフ状態にある。IGBTlのエミ
ッタに過電流が流れると、過電流検出回路4からの信号
が“Low”状態になり、この過電流状態が、抵抗11
aと容量12aとにより定まる時間を越えると、NAN
Dl、3aの出力が”High″ 状態になり、さらに
、RSフリップフロップ14のQ出力がl゛H= gh
 IT  状態となって、n型MOSFET16aがオ
ンとなり、I GBTlのゲート電圧は、n型MOSF
ET15とn型MOSFET16aのオン抵抗比により
、電源3の電圧を分圧した電圧になる。
その後、さらに、抵抗llbと容量12bとで決まる時
間を越えると、NAND回路13bの出力が“Low”
状態になり、NOT回路10dを介して“High” 
 状態になった信号が、n型MOSFET15をオフに
、n型MOSFET16bをオンに制御し、これにより
、IGBTlのゲート電圧が零になり、IGBTlは、
ゆっくりとターンオフされることになる。
第4図(a)は本発明の第2の実施例の構成を示すブロ
ック図、第4図(b)はゲート回路の構成を示す回路図
、第4図(c)は動作を説明する波形図である。第4図
(a)、第4図(b)において、51〜5nはゲート回
路、161−16 nはn型MO3FETであり、他の
符号は第1図、第3図の場合と同一である。
本発明の第2の実施例は、I GBT 1が過電流状態
になった場合のターンオフ制御において、ゲート電圧を
多段階に制御するようにしたもので、前述した本発明の
第1の実施例に比較して、さらにd i / d tを
小さくすることができるものであり、IGBTlのゲー
トと接地との間に備えられた多数のスイッチ素子として
のn型MOSFET161−16nと、これらを制御す
るゲート回路51〜5nとを備えて構成されている。
すなわち、第4図(a)に示す本発明の第2の実施例に
おいて、過電流検出回路4の過電流検出出力は、ゲート
回路51に入力される。ゲート回路51の出力は、2つ
に分岐され、一方がn型MOSFET161のゲートに
接続され、もう一方がNOT回路91を通してゲート回
路52に接続される。同様に、ゲート回路52の出力は
、2つに分岐され、一方がn型M’:)SFET162
のゲートに接続され、もう一方がNOT回路92を通し
てゲート回路53に接続される。
以下同様に、n個ゲート回路が前述と同様な接続関係を
もって設けられ、最終段のゲート回路5nの出力は、2
つに分岐され、一方がn型MOSFET16nのゲート
に入力される。もう一方は、さらに2つに分岐され、そ
の一方がNAND回路140に接続され、もう一方がN
OT回路100、抵抗120、容量130を通してNA
ND回路14oのもう一方の端子に接続される。
NAND回路140の出力は、NOT回路101、OR
回路150を通してp型MOSFETl5及びn型MO
SFET16 bのゲートに接続される。
また、正常動作時にIGBT 1をオン、オフするゲー
ト信号発生回路2は、OR回路150を通じてMO3F
ET15及びn型のMO3FETI6bのゲートに接続
されている。
n型MOSFET161〜16n及び16bのドレイン
は、IGBTIのゲートに接続され、ソースは接地され
ている。n型MOSFET15のソースは電源3の高圧
側に、また、ドレインは工GBTlのゲートに接続され
ている。
各ゲート回路51〜5nは、第4図(b)に示すように
構成されている。
すなわち、その入力は2つに分岐され、一方がNAND
回路141に直接入力され、もう一方がNOT回路16
0a1抵抗121、容量131、NOT回路10bを通
してNAND回路141に入力されている。そして、N
AND回路141の出力は、RSフリップフロップ14
のセット端子に接続され、フリップフロップ14のリセ
ット端子にはリセット回路15が接続されている。
このように構成される各ゲート回路は、入力信号が加え
られた後、抵抗121と容量131とで決まる所定時間
後に、出力信号を“High” とするものである。
前述したように構成される本発明の第2の実施例は、次
のよう動作するが、以下、その動作を第4図(C)に示
す波形図を参照して説明する。
第4図(a)に示す本発明の第2の実施例において、I
GBT lのエミッタに過電流が流れると、過電流検出
回路4は、これを検出しその出力を”Low″状態とす
る。ゲート回路51は、この過電流が時間し1続くと、
ゲート信号G1の出力を“High” とする。さらに
、このゲート信号G1を受けたゲート回路52は、時間
L2後にその出力であるゲート信号G2を’High”
  状態とする。
以下、n段のゲート回路5nまで、順次その出力がii
 H1ghr″ 状態に3制御される。そして、ゲート
回路5nの出力が“High” 状態になった後、時間
t o後に、NoT回路Lot(7)出力GOが”Hi
gh” 状態になる。
いま、IGBTlをターンオンさせるため、ゲート信号
発生回路2は、その出力であるゲート信号Gを“Low
”状態とし、p型MO3FET15をオン、n型MOS
FET16bをオフに制御し、IGBTlをオンとする
。そして、この瞬間からIGBTに過電流が流れたとす
る。
この場合、過電流検出回路4は、直ちに検出信号をゲー
ト回路51に与えるので、時間L1の後ゲート回路51
の出力であるゲート信号G1が“High” 状態にな
り、n型MOSFETI 61がオンとなり、IGBT
Iのゲート電圧は、p型MOSFET15とn型MOS
FETI 61のオン抵抗比による電圧分担比で決まる
電圧V1 に降下する。次に、時間t、の後、ゲート回
路52の出力ゲート信号G2が“High” 状態にな
り、n型MOSFET162がオンとなり、I GBT
 1のゲート電圧は、p型MOSFET15のオン抵抗
と、n型MOSFET161,162の並列回路のオン
抵抗の比による電圧分担比で決まる電圧V、に降下する
以下、ゲート回路の8カが“High” 状態になる毎
に、IGBTIのゲート電圧は降下し、ゲート回路5n
の出力Gnが“High” 状態になった後、時間も、
の後にp型MO8FET15がオフ、n型MOSFET
16bがオンに制御され、IGBTIのゲート電圧は零
になる。
前述した本発明の第2の実施例は、本発明の第1の実施
例に比較して、ゲート電圧の降下の回数が多いため、I
GBTlの電流変化率d i / d tを小さくする
ことができ、このため、I GBT 1がラッチアップ
することがなく、また、はね上り電圧も小さいという特
長をもつ。
前述した本発明の第1及び第2の実施例は、スイッチ素
子として、MOSFETを使用するとしたが、本発明は
、スイッチ素子として、バイポーラトランジスタ、MO
S F ETと抵抗との直列回路等を使用することもで
きる。
また、ゲート信号発生回路およびゲート回路に含まれる
フリップフロップは、過電流発生後のターンオフの後、
リセット回路によりリセットされる。
第5 rgJ(a)は本発明の応用例を示す第3の実施
例のブロック図、第5図(b)はダイオードとIGBT
に流れる電流の波形を示す図である。この本発明の第3
の実施例は、本発明をインバータ回路に適用したもので
ある。第5図(a)において、20a〜20dはI G
BT、 21 a 〜21 dはダイオード、22a〜
22dはゲート駆動回路である。
図示本発明の第3の実施例において、いま、■GBT2
0bがオンで、他のIGBT20a、20C120dが
オフ状態にあり、電流がI GBT20b、ダイオード
21aを流れている状態で、I GBT 20 cがオ
ン状態になった場合を考える。
このとき、IGBT20cには、ダイオード21aの逆
回復時間trrの間、定常状態より大きい電流が流れる
。このため、通常、インバータ回路は、この間にノイズ
が加わると誤動作し易いが、本発明を適用した第3の実
施例は、ゲート駆動回路を、ダイオードの逆回復時間以
上過電流が流れたときにのみ、前述した保護機能を動作
させるようにしているので、ノイズによる誤動作を防止
することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、IGBTのゲート
電圧を、スイッチ素子の電圧分担比で決めることができ
るで、IGBTが変わっても、ゲート電圧の時間変化が
変わらず、そのため外付は部品による調整の必要をなく
すことができる。
このため、本発明によるIGBTの駆動回路は、集積回
路化しやすいという効果を持つと共に、ある一定時間以
上過電流が流れなければ、保護機能が動作しないので、
ノイズによる誤動作を生じないという特長をもつ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
、第2図は動作を説明する波形図、第3図は第1の実施
例の詳細な回路図、第4図(a)は本発明の第2の実施
例の構成を示すブロック図、第4図(b)はゲート回路
の構成を示す回路図、第4図(c)は動作を説明する波
形図、第5図(a)は本発明の応用例を示す第3の実施
例のブロック図、第5図(b)はダイオードとIGBT
に流れる電流の波形を示す図、第6図は従来技術による
IGBTの駆動回路の構成を示すブロック図である。 1・・・・・・IGBT、2.5.6・・・・・・ゲー
ト信号発生回路、4・・・・・・過電流検出回路、7.
8a、8b・・・・・・スイッチ素子、14・・・・・
・フリップフロップ、第1図 第2図 時ra’+t 第3図 第4図 (G) べl 第4図 (b) (C) 第5図 (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、過電流を検出してIGBTをターンオフ制御するこ
    とが可能なIGBTの駆動回路において、過電流がある
    一定の期間以上続いた場合、ゲート電圧を零まで複数回
    にわたって順次低下させていくことを特長とするIGB
    Tの駆動回路。 2、過電流を検出してIGBTをターンオフ制御するこ
    とが可能なIGBTの駆動回路において、過電流を検出
    する過電流検出回路と、複数のゲート信号発生回路と、
    IGBTのゲートと接地との間に接続され、前記ゲート
    信号発生回路により制御される複数のスイッチ素子と、
    IGBTのゲートとゲート電圧を供給する電源との間に
    接続されるスイッチ素子とを備え、前記過電流検出回路
    がIGBTの過電流を検出したとき、前記複数のゲート
    信号発生回路は、前記過電流検出回路からの信号が所定
    時間以上続いたとき、順次ゲート信号を発生し、対応す
    るスイッチ素子を制御することを特徴とするIGBTの
    駆動回路。3、前記スイッチ素子は、MOSFETによ
    り構成されることを特徴とする特許請求の範囲第2項記
    載のIGBTの駆動回路。 4、前記スイッチ素子は、バイポーラトランジスタによ
    り構成されることを特長とする特許請求の範囲第2項記
    載のIGBT駆動回路。 5、前記スイッチ素子は、MOSFETと抵抗との直列
    回路により構成されることを特長とする特許請求の範囲
    第2項記載のIGBTの駆動回路。 6、IGBTをスイッチ素子として用いる電力変換装置
    において、特許請求項第1項ないし第5項のうち1項記
    載のIGBTの駆動回路を用いることを特徴とする電力
    変換装置。7、前記IGBTの駆動回路は、過電流が、
    IGBTに並列接続されているダイオードの逆回復時間
    以上続いたとき、IGBTのオフ動作を開始することを
    特長とする特許請求の範囲第6項記載の電力変換装置。
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