JP2000295838A - ドライブ回路 - Google Patents
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Abstract
SFET1,2を介し夫々オン,オフ駆動するドライブ
回路で、IGBTの過電流時にIGBTを遅滞なく且つ
サージ電圧破壊を防ぎつつ遮断する。 【解決手段】過電流異常時、異常信号入力11がLとな
り、ドライブ能力の大きい(オン抵抗の小さい)MOS
FET2のゲートは小さい定電流源9により充電され、
このゲート電圧の上昇勾配(従ってIGBTゲート電圧
とコレクタ電流の下降勾配)は緩やかとなり、di/d
tによるサージ電圧は発生せず、しかもMOSFET2
のオン抵抗が小さいためIGBT電流の下降開始の遅れ
も少ない。なおMOSFET4のゲートしきい値はMO
SFET2と等しく、MOSFET4,5,6,8,1
4,15と定電流源7により、MOSFET2のゲート
電圧がしきい値に達するまではFET2のゲートを急速
充電して、MOSFET2のオン開始の遅れを防ぐ。
Description
モータの可変速制御用インバータなどに使用される半導
体スイッチング素子のドライブ回路(外部からのオン/
オフ信号を入力として、半導体スイッチング素子の制御
端子に直接加えるオン/オフ駆動用の信号を生成し印加
する回路)であって、特に負荷短絡などの過電流時に、
大きなdi/dtに基づくサージ電圧による素子の破壊
を防ぐためのソフト遮断機能を備えたドライブ回路に関
する。なお、以下各図において同一の符号は同一もしく
は相当部分を示す。
し、駆動対象の半導体スイッチング素子としてIGBT
30をドライブする場合を示している。本例ではIGB
T30をオンさせる手段としてPチャネルMOSFET
1を用い、オフする手段としてNチャネルMOSFET
2を使用している。
イバ3はオンオフ信号入力端子12にオン信号が入力さ
れた場合には、MOSFET1をオンする信号と、MO
SFET2をオフする信号をそれぞれのFET1,2の
ゲートに送出することにより、IGBT30のゲートを
充電してIGBT30をオンする。
フ信号が入力された場合にはMOSFET1をオフする
信号とMOSFET2をオンする信号をそれぞれのFE
T1,2のゲートに送出することにより、IGBT30
のゲートを放電してIGBT30をオフする。
いられる半導体スイッチング素子駆動用のドライブ回路
には、負荷短絡などの事故によりスイッチング素子に過
大な電流が流れてスイッチング素子が破壊するおそれが
有る場合、スイッチング素子を遮断してスイッチング素
子や負荷回路を保護する手段が設けられている。
流が流れているため、通常の方法でスイッチング素子を
遮断すると、大きなdi/dtにより、配線などの持つ
インダクタンスLによりLdi/dtのサージ電圧が発
生し、スイッチング素子の耐圧を超えて素子が破壊され
ることがある。
BTの負荷側を短絡後、IGBTをオン,オフさせたと
きの、IGBTのコレクタ電流IC とコレクタ・エミッ
タ電圧VCEとの時間的推移の例を示す。
から、時点t1においてIGBTをオンさせると、IG
BTのコレクタ電流IC は急激に上昇する。IGBTの
電流は高電位領域では定電流性を持っているため、IG
BTのゲート電圧で決まる電流値に達すると、一定の電
流で制限された領域に達する。( 図8において電流I C
がピークに達した後、若干減少しているのは温度上昇な
どの理由による。)しかしながら、 このコレクタ電流I
C は通常、定格電流の数倍から10倍以上に達するた
め、ここで保護のため、時点t2においてIGBTを通
常の方式で遮断すると非常に高い−di/dtにより、
IGBTのコレクタ・エミッタ間電圧VCEには図の実線
で示す非常に高いサージ電圧が発生して素子が破壊に至
る。
ドライバ回路には、過電流などの異常時にスイッチング
素子を緩やかに遮断する、いわゆるソフト遮断機能を持
っている場合が多い。
路により過電流を検出し、異常信号入力端子11に異常
信号を与える。プリドライバ3はこの異常信号に基づ
き、PチャネルMOSFET1をオフする信号を送出す
ると同時に、NチャネルMOSFET20をオンする信
号を送出する。
ネルMOSFET2より電流引き抜き能力が低い(つま
り、オン抵抗が大きい)ように設計され、通常のスイッ
チング時よりも緩やかにIGBT30のゲートに蓄積さ
れた電荷を引き抜く。このため、IGBT30は徐々に
ターンオフし、di/dtが大きくなるのを防止する。
この様子を図8の破線で示している。
ライブ回路で駆動されるIGBTを含む一般的なインバ
ータ装置の主回路の例を示している。このインバータ回
路は、3相の逆変換ブリッジ回路を構成するそれぞれ6
個のIGBT30(30−1〜30−6)及びフリーホ
イルダイオード(FWDと略記)40(40−1〜40
−6)と、3個の上アームIGBT30−1〜30−3
のゲートをそれぞれ制御駆動するIC41(41−1〜
41−3)と、3個の下アームIGBT30−4〜30
−6のゲートを制御駆動するIC42などにより構成さ
れている。
制御回路によりモータ43の巻線に回転磁界が発生する
ように、6個のIGBTをオン/オフさせる。例えばI
GBT30−1と30−6がオンの状態から30−1,
30−5,30−6がオンの状態、30−1,30−5
がオンの状態、30−1,30−3,30−5がオンの
状態などと順次遷移させることにより回転磁界が発生す
る。さらに、図外の制御回路は、このブリッジ回路の出
力端子46−1〜46−3からの出力電流が正弦波形に
近似されるようにPWM制御を行う。
は、負荷短絡等の過電流時にこの電流の電圧降下をゲー
ト制御駆動IC42により検出し、下アームのIGBT
30−4〜30−6を遮断することで、全てのIGBT
を過電流から保護する目的で設けられている。
30−3と下アームのIGBT30−5がオンの状態で
出力が短絡( 出力端子46−1〜3の3つが短絡) した
場合を考える。なお、この上アーム2個、下アーム1個
のIGBTがオン状態での短絡モードを便宜上、モード
1と呼ぶ。
ンスが無くなって配線の浮遊インダクタンスのみになる
ため、モータ巻線に印加されるべき電圧はIGBTに印
加され、電流は急激に増大する。
のIGBTがオンしているが、下アームは1個のIGB
Tのみがオンしているため、電源44の電圧VD の殆ど
が下アームのIGBT30−5に印加される。
−V特性図で、縦軸はIGBTのコレクタ電流IC 、横
軸はIGBTのコレクタ・エミッタ電圧VCEを示す。こ
こでは簡単のため、上記の3個のIGBT30−1,3
0−3,30−5が図9に示す全く同一のI−V特性を
持ち、IGBT30−1,30−3が均等に電流を分担
している場合を考える。
たIGBTのI−V特性により決定される値Ip が流れ
るが、この例では下アームのIGBT30−5にこの電
流Ip が流れる。
を2個のIGBT30−1,30−3で分担するため、
IGBT30−1、30−3の動作点はA点となり、I
GBT30−1,30−3に印加される電圧はVCE1と
低い値になる。
T30−5の電圧が電源電圧VD からVCE1を差し引い
た値VCE2となるため、動作点Bとなり、殆どの電圧が
IGBT30−5に印加される。( 浮遊インダクタンス
に印加される電圧は無視している。)従って、IGBT
30−5を保護のため遮断すると、そのゲート電圧の低
下に伴い動作点Bから動作点Cへ、高い印加電圧を維持
したまま遷移する。
存した電流となっているため、ゲート電圧の低下に従い
直ぐに低下し始める。従って、非常に大きな短絡電流を
遮断するため、大きなdi/dtに起因するサージ電圧
の発生を防止するには、図5のようなソフト遮断回路が
有効に動作する。
ムのIGBT30−5、30−6がオンの状態で同様に
出力短絡が発生した場合を考える。なお、この上アーム
1個、下アーム2個のIGBTがオン状態での短絡モー
ドを便宜上、モード2と呼ぶ。この場合は逆に、電源4
4の電圧VD の殆どが上アームIGBT30−1に印加
され、下アームIGBT30−5、30−6は図9の動
作点Aで動作している。
回路の働きでIGBT30−5、30−6を遮断する場
合、IGBT30−5、30−6の動作点はAからCに
遷移するため、遷移の間に大きなコレクタ・エミッタ間
印加電圧VCEの上昇がある。
−6の遮断動作は、遮断のためのゲート電荷の引抜き過
程でこのコレクタ・エミッタ間電圧VCEの変化に対応し
たゲート・コレクタ間の帰還容量の充電が行われる影響
で、モード1に比べオフ特性は大きく異なってくる。
ンダクタンスを負荷とする下アームのIGBTのゲート
電荷を定電流で引き抜き、このIGBTをターンオフす
る場合における、IGBTのゲート・エミッタ間電圧
(単にゲート電圧ともいう)V GEと、コレクタ・エミッ
タ間電圧VCE及びコレクタ電流IC の時間的推移の例を
示す。
と、図6に示すように、IGBTのゲート電圧VGEは、
先ず或る傾斜で下降するA領域を経てゲートしきい値付
近(厳密にはゲートしきい値より少し高いレベル)に達
し、ここで一旦、ゲート電圧変化が少なくなる期間とし
てのB領域を経過し、その後再びC領域でゲート電圧が
減少するという経過をたどる。
域はIGBT30のコレクタ電位が上昇する期間で、I
GBT30のコレクタ・ゲート間の容量を通してコレク
タ電位上昇に伴う変位電流がゲートに流れる、いわゆる
ミラー効果によって発生している期間である。IGBT
30の実際のコレクタ電流IC の減少はこのB領域が終
了する時点から始まるC領域において発生する。
ターンオフした場合のオフ特性は図6におけるB領域が
無くなって、A領域とC領域がつながり、且つA領域か
らコレクタ電流IC が減少を開始する波形となる。) ところで前記のモード2において、図5のドライブ回路
により下アームのIGBT30のソフト遮断を行うと、
図5におけるMOSFET20の電流引き抜き能力を少
なくしているので、図6に示す一旦ゲート電圧変化の少
なくなるB領域の期間が非常に長くなり、IGBT30
がオフするまでの過電流状態が長く継続するため、上ア
ームのIGBT30−1が破壊するなどの不都合があっ
た。
信号が入力される直前に出力短絡が生じたような場合、
実際に遮断するまでの時間が長くなるため、この時間
が、ターンオフ対象の下アームのIGBTに対向する上
アームのIGBT (30−5に対し30−2、30−6
に対し30−3)が同時にオンしないように設けられた
デッドタイムを超えると、上下アームのIGBTが同時
にオン状態となって電源を短絡する、いわゆるアーム短
絡が発生し、さらに他のIGBTをも破壊するおそれが
あった。
遮断する際、モード1の遮断条件の場合には遮断の開始
時点から(つまり、図6のA領域で)、また、IGBT
のゲート電圧VGEの変化の少なくなる図6のB領域が存
在するモード2の遮断条件の場合には、このB領域の期
間を極力短縮して過電流状態の継続時間を短くしなが
ら、B領域に続くC領域で、コレクタ電流IC を緩やか
に減少させてLdi/dtによるサージ電圧の発生を抑
制できるドライブ回路を提供することにある。
めに、請求項1のドライブ回路は、駆動対象の半導体ス
イッチング素子(IGBT30など)の少なくともター
ンオン時にその制御端子(ゲートなど)に電流を供給す
る手段(MOSFET1など)、この半導体スイッチン
グ素子の正常な遮断時にこの制御端子から電流を引き抜
く正常遮断手段、前記半動体スイッチング素子の過電流
などの異常時に、前記制御端子を介してこの半動体スイ
ッチング素子を、その主電流の下降勾配が緩やかになる
ように遮断するソフト遮断手段を持つドライブ回路であ
って、前記ソフト遮断手段が、前記半導体スイッチング
素子の制御端子と、この半導体スイッチング素子の制御
信号の基準電位側となる主端子(エミッタなど)との間
に主回路(ドレイン・ソース回路など)が接続された
〔比較的駆動能力が高い(オン抵抗が低い)〕第1の電
圧駆動型トランジスタ(MOSFET2など)と、第1
の電圧駆動型トランジスタのゲートを、このゲートの電
圧の上昇勾配が緩やかになるように充電する緩充電手段
(定電流源9,MOSFET10など)とを備えるよう
にする。
に記載のドライブ回路において、第1の電圧駆動型トラ
ンジスタが、前記正常遮断手段の電流引抜き動作を兼ね
行うようにする。
または2に記載のドライブ回路において、前記ソフト遮
断手段が、第1の電圧駆動型トランジスタのゲートを、
このゲートの電圧がしきい値に達するまでは急速に充電
する急速充電手段(MOSFET8,15など)を備え
るようにする。
に記載のドライブ回路において、前記急速充電手段が、
第1の電圧駆動型トランジスタと同じゲートしきい値を
持って、ゲートとソース(又はエミッタ)を第1の電圧
駆動型トランジスタと共通に接続された第2の電圧駆動
型トランジスタ(MOSFET4など)と、第2の電圧
駆動型トランジスタの主回路に電流が流れ始めたことを
検出して前記の急速充電を停止する手段(MOSFET
5,6,14、定電流源7など)とを持つようにする。
ないし4のいずれかに記載のドライブ回路において、第
1の電圧駆動型トランジスタのゲートとドレイン(又は
コレクタ)との間にキャパシタ(21)を接続するよう
にする。
に記載のドライブ回路において、前記ソフト遮断手段
が、前記緩充電手段の作動時にのみ前記キヤパシタの接
続を行う手段(MOSFET22など)を備えるように
する。
ないし6のいずれかに記載のドライブ回路において、前
記ソフト遮断手段が、前記半導体スイッチング素子の制
御端子の電位がしきい値以下の所定電位に達したのち、
この制御端子の電位を速やかに下げる手段(ゲート電位
検出回路17,プリドライバ3など)を備えるようにす
る。
ないし7のいずれかに記載のドライブ回路において、第
1の電圧駆動型トランジスタがMOSFETであるよう
にする。
ブ対象のIGBTのゲート・エミッタ間に接続した、比
較的ドライブ能力の高い(つまりオン抵抗の小さい)M
OSFETのゲートを、IGBTの負荷短絡などによる
過電流時においては低電流で緩やかに充電することによ
り、モード1でのIGBTのミラー効果がない遮断条件
の場合には、ドライブ対象IGBTのゲート電位を過電
流検出後直ちに緩やかに低下させ、モード2でのIGB
Tのミラー効果がある遮断条件の場合にも、過電流検出
後、ドライブ能力の高いMOSFETをオンすること
で、IGBTのミラー効果によるコレクタ電流下降開始
の遅れを少なくしながら、IGBTのゲート電位、従っ
てコレクタ電流を緩やかに低下させ、過大なdi/dt
によるスパイク電圧の発生を抑えると共に、遮断時間が
過大になることを防止する。
の実施例としての要部の構成を示す回路図で、同図にお
いても図5と同様に、OUT端子に接続されたIGBT
30のゲートを充電してIGBT30をオンさせるPチ
ャネルMOSFET1と、IGBT30のゲートを放電
してIGBT30をオフさせるNチャネルMOSFET
2がプリドライバ3により制御され、IGBT30の通
常のスイッチングの際には図5と同様のゲート駆動を行
う。
常時にIGBT30を緩やかに遮断するためのドライブ
能力の少ないNチャネルMOSFET20を用いず、ド
ライブ能力の大きい通常遮断用のMOSFET2のゲー
トを少ない電流により充電し、緩やかにIGBT30の
ゲート電荷を引き抜くようにした点である。
7における上アームIGBT30−1,30−3と下ア
ーム30−5がオンの状態で出力短絡が発生したモード
1の場合について説明する。この場合は図1においてソ
フト遮断の対象となるIGBT30は下アームIGBT
30−5となる。
たように、遮断対象のIGBT30には既にほぼ全電源
電圧VD が加わっており、IGBT30のゲート電圧V
GEが低下するに従って直ちに、そのコレクタ電流IC が
減少するため、図6におけるA領域のゲート電圧の低下
速度を遅くすることが重要である。
力端子12にオン信号が入っている状態で、異常信号入
力端子11に“異常有り”を示すL信号が印加される
と、プリドライバ3はPチャネルMOSFET1を遮断
する信号を送出してIGBT30のゲートの充電回路を
閉じるようにするが、通常時の遮断とは異なり、Nチャ
ネルMOSFET2をオンするための信号は送出しな
い。
の、そのゲートを充電する電流は、異常信号入力端子1
1にL信号が印加され、PチャネルMOSFET10が
オンすることにより、出力電流値の低い定電流源9によ
り供給される。
ト電圧の上昇は緩やかなものになる。さらに、MOSF
ET2のゲート電圧の上昇に伴うMOSFET2のオン
抵抗の低下にしたがって、IGBT30のゲート電圧、
すなわちMOSFET2のドレイン電圧は低下するが、
このドレイン電圧低下によるミラー効果のためにMOS
FET2のゲートを充電する電流の多くが、図1に帰還
容量13として示すMOSFET2のゲート・ドレイン
間容量を充電するのに使われるため、MOSFET2の
ゲート電圧の上昇速度はさらに遅くなる。従って、IG
BT30のゲート電圧の低下速度は非常に低い値とな
る。
30は高いコレクタ・エミッタ電圧VCEを維持したまま
遮断されるため、IGBT30に対するミラー効果は無
く(つまり、図6のB領域は無く)、IGBT30は時
間遅れなく、且つコレクタ電流IC の減少は緩やかに遮
断される。
アームIGBT30−5,30−6がオンの状態で出力
短絡が発生したモード2のソフト遮断について説明す
る。この場合は図1においてソフト遮断の対象となるI
GBT30は下アームの30−5及び30−6となる。
ではIGBT30のゲート電圧の低下の点ではモード1
の場合と全く同様である。しかしながらこの場合、下ア
ームIGBT30−5,30−6のコレクタ電流I
C は、そのゲート電圧で決まっておらず、上アームIG
BT30−1のコレクタ電流IC をIGBT30−5,
30−6で分担しているにすぎない。
れるコレクタ電流IC は図6に示すようにA領域では低
下しない。また、IGBT30−5,30−6はゲート
電圧の低下に従い、エツミタ・コレクタ間電圧VCEが上
昇する( 図9における動作点AからCへ遷移する) ため
ミラー効果が発生し、IGBT30のゲートから電荷を
引き抜いてもゲート電圧が低下しなくなる図6における
B領域が存在する。
6のゲート電圧、すなわち図1のMOSFET2のドレ
イン電圧が低下しなくなると、MOSFET2に対する
ミラー効果はなくなり、MOSFET2のゲートを充電
する電流は主にそのゲート・ソース間容量を充電するの
に使われ、MOSFET2のゲート電圧は比較的急速に
上昇する。
( オン抵抗が低い) 素子であるので、ゲート電圧が上昇
すれば低いオン抵抗になるため、IGBT30−5,3
0−6のゲート電荷を比較的急速に放電することが可能
となり、従来例のように図6のB領域が極端に長くなる
ことはない。
IC が実際に下降するのは図6のC領域に入ってからで
あり、電流IC が下降を開始する時のMOSFET2の
オン抵抗は前に説明したモード1に比較して低くなって
いるため、電流IC が下降する勾配はモード1の場合よ
り大きくなる。しかし、MOSFET2のオン抵抗は通
常遮断の場合に比較すれば、まだ十分低下していないた
め、通常遮断に比較すれば緩やかに遮断することができ
る。
5,30−6のコレクタ電流IC は前に説明したモード
1に比較して低くなっているため、電流IC を比較的大
きな下降勾配で遮断してもサージ電圧の発生は少なく、
素子が破壊されることは無い。
ゲートを低い電流で充電すると、MOSFET2のゲー
ト電位がゲートしきい値に達し、MOSFET2がオン
し出すまでの時間が長くなり、IGBT30が過電流状
態になってからIGBT30を実際に遮断開始するまで
の時間が長くなり、IGBT30の保護が困難になる可
能性が生ずる。
いる。即ち図1において、プリドライバ3のオンオフ入
力端子12にオン信号が入っている状態で、異常信号入
力端子11にL信号(アクティブ)が印加されると、N
OT回路16によりNチャネルMOSFET14,15
がオンする。MOSFET4はMOSFET2と同じゲ
ートしきい値を持ったMOSFETで、MOSFET2
のゲート電位が、そのゲートしきい値まで達しない間は
MOSFET4にも電流が流れず、カレントミラー回路
を構成するMOSFET5,6にも電流が流れない。
トは定電流源7によりGND電位となりMOSFET8
がオンするので、MOSFET8,15を通してMOS
FET2のゲートは急速に充電される。MOSFET2
のゲート電位がしきい値に達するとMOSFET4にも
MOSFET5,14を経て電流が流れ、カレントミラ
ー回路により、MOSFET6にも電流が流れる。
越えると、MOSFET8のゲート電位は上昇し、MO
SFET8はオフする。このため、MOSFET2の充
電電流は電流源9から供給される電流のみに低下する。
を、その電位がゲートしきい値に達するまでは急速に充
電し、ゲートしきい値に達したあとは緩やかに充電する
ので、IGBT30の異常過電流発生直後からMOSF
ET2のターンオンによりIGBT電流が下降し始める
までの遅れ時間を短くしながら、IGBT電流の減少の
勾配を緩やかにすることが可能となる。
の通常の動作時にMOSFET8によりMOSFET2
のゲートが充電されることを防止するためのスイッチ
で、MOSFET14はMOSFET2の通常の動作時
にカレントミラー回路に電流が流れることを防止するた
めのスイッチとして動作する。
7はIGBT30のゲート電圧がしきい値以下の所定電
圧(実際はしきい値より所定の余裕電圧分だけ低下した
電圧)になったことを検出し、プリドライバ3に信号を
送出し、通常のスイッチング時と同様のゲート充電電流
によりMOSFET2のゲートを充電させる役割を持
つ。これにより急峻なdi/dtが発生する恐れのなく
なった時点以後もIGBT30の電流の緩やかな遮断を
継続し、いたずらにスイッチング時間が長くなることを
防止する。
の様にPチャネルMOSFETであってもNチャネルM
OSFETのソースフォロアであっても、あるいはその
組み合わせなどであっても良く、IGBT30をターン
オンさせる手段はどのようなものであっても本発明の効
果は期待できる。
回路と異なり、ソフト遮断用のMOSFET20を持っ
ていないが、図5と同様にMOSFET2とは別に新た
なソフト遮断用MOSFET20を設け、このMOSF
ETに対して本実施例と同様の定電流駆動を行ってもよ
い。
ET20は図5の場合よりも駆動能力が大きい必要があ
り、図1のように十分ドライブ能力のある通常ドライブ
用のMOSFET2をソフト遮断用MOSFETと共用
することが効率的である。
としての要部の構成を示す回路図である。同図の図1と
異なる主な点は、NチャネルMOSFET2のゲート・
ドレイン間にコンデンサ21が接続されている点と、M
OSFET2のゲートしきい値に達しない領域でMOS
FET2のゲートを急速に充電する回路が無い点であ
る。
図1の13で、図2では図示していない) に並列にコン
デンサが挿入されており、MOSFET2にミラー効果
がより強く現れ、MOSFET2のゲート・ソース間容
量に対する帰還容量の比率が増加する。
ことにより、MOSFET2のドレイン電圧(従ってI
GBT30のゲート電圧)の下降速度を緩やかに保ちな
がら、MOSFET2のゲート・ソース間容量のみを充
電する時間としての、MOSFET2のゲート電位がし
きい値に達するまでの時間を短縮することが可能とな
り、図1のようなMOSFET2のゲートを急速に充電
する回路がなくても、比較的短い時間でIGBT30の
遮断を開始することが可能となる。
を急速に充電する回路を追加して、さらにMOSFET
2のゲート電位がしきい値に達するまでの時間を短縮す
ることも可能である。
としての要部の構成を示す回路図で、同図の図2と異な
る点は、図2より容量の大きいコンデンサ21にスイッ
チとしてのNチャネルMOSFET22が接続され、異
常信号入力端子11がL(アクティブ)になったときの
みコンデンサ2 1 がMOSFET2のゲート・ドレイン
間に接続される点と、MOSFET2のゲートが専用の
定電流源で充電されるのではなく、図2の定電流源9よ
り電流供給能力の大きいプリドライバ3の通常スイッチ
ング用信号により充電される点である。
ンアクティブ)の通常時には、MOSFET22がオフ
状態でコンデンサ21が接続されてない状態と等価であ
るため、通常の速度でMOSFET2はオンする。
号が印加された場合は、MOSFET22がオンするこ
とにより、コンデンサ21がMOSFET2のゲート・
ドレイン間に接続され、この容量によりMOSFET2
のミラー効果が大きくなるため、MOSFET2のドレ
イン電圧、すなわちIGBT30のゲート電圧の下降速
度は緩やかになるが、図2と比べた場合、コンデンサ2
1の容量が大きい分、プリドライバ3の電流供給能力が
大きいので、MOSFET2のゲート電圧がしきい値に
達する時間やIGBT30のゲート電圧の下降速度を同
等にすることができる。
としての要部の構成を示す回路図で、同図の図3と異な
る点はコンデンサ21とMOSFET22の間にダイオ
ード24が接続され、ダイオード24とコンデンサ21
との接続点とグランドGNDの間にMOSFET25が
接続されている点である。
寄生ダイオード23により、MOSFET2のターンオ
フ時には、常にコンデンサ21がMOSFET2のゲー
ト・ドレイン間に接続されている状態になり、MOSF
ET2のターンオフが遅くなる。
の遅れを防止するために挿入されたもので、MOSFE
T2のドレインからゲートに流れる電流を遮断するもの
である。また、MOSFET25は異常信号入力端子1
1に異常信号(L)が無い状態でコンデンサ21の電荷
を放電しておくための回路である。
の半導体スイッチング素子(例えばIGBTとする)の
過電流などの異常時に、このIGBTのゲートとコレク
タとの間に設けた、比較的ドライブ能力の大きい(オン
抵抗の小さい)電圧制御型トランジスタ(例えばMOS
FETとする)のゲート電圧の上昇勾配が緩やかになる
ようにこのMOSFETのゲートを充電するようにし、
さらに必要に応じて、前記MOSFETのゲートを、ゲ
ート電圧がしきい値に達するまでは急速に充電するよう
にしたり(請求項3,4)、また、MOSFETのゲー
トの充電電源に電流供給能力の大きい通常遮断時の電源
を共用したい場合には、このゲートとドレイン間にキャ
パシタを接続するようにしたり(請求項5,6)、また
前記IGBTのゲートの電位がしきい値以下の所定電位
に達したのちは、このゲートの電位を速やかに下げるよ
うにしたので(請求項7)、IGBTの過電流検出後、
速やかに遮断を開始して過電流の継続時間を短縮すると
共に、IGBT電流の下降速度を緩やかにして、急峻な
di/dtによるサージ電圧の発生を抑え、かつIGB
Tのゲート電圧がしきい値以下に下降してサージ発生の
おそれがなくなった時点からは速やかに遮断を終えるこ
とができ、結果として駆動対象半導体スイッチング素子
のサージ電圧破壊を防止しながら、可能な限り短い過電
流持続時間で半導体スイッチング素子の電流を遮断する
ことができる。
す回路図
す回路図
す回路図
す回路図
例を示す図
たインバータ装置の主回路構成例を示す図
説明図
の動作点の説明図
Claims (8)
- 【請求項1】駆動対象の半導体スイッチング素子の少な
くともターンオン時にその制御端子に電流を供給する手
段、この半導体スイッチング素子の正常な遮断時にこの
制御端子から電流を引き抜く正常遮断手段、前記半動体
スイッチング素子の過電流などの異常時に、前記制御端
子を介してこの半動体スイッチング素子を、その主電流
の下降勾配が緩やかになるように遮断するソフト遮断手
段を持つドライブ回路であって、 前記ソフト遮断手段が、前記半導体スイッチング素子の
制御端子と、この半導体スイッチング素子の制御信号の
基準電位側となる主端子との間に主回路が接続された第
1の電圧駆動型トランジスタと、 第1の電圧駆動型トランジスタのゲートを、このゲート
の電圧の上昇勾配が緩やかになるように充電する緩充電
手段とを備えたことを特徴とするドライブ回路。 - 【請求項2】請求項1に記載のドライブ回路において、
第1の電圧駆動型トランジスタが、前記正常遮断手段の
電流引抜き動作を兼ね行うようにしたことを特徴とする
ドライブ回路。 - 【請求項3】請求項1または2に記載のドライブ回路に
おいて、前記ソフト遮断手段が、第1の電圧駆動型トラ
ンジスタのゲートを、このゲートの電圧がしきい値に達
するまでは急速に充電する急速充電手段を備えたことを
特徴とするドライブ回路。 - 【請求項4】請求項3に記載のドライブ回路において、 前記急速充電手段が、第1の電圧駆動型トランジスタと
同じゲートしきい値を持って、ゲートとソース(又はエ
ミッタ)を第1の電圧駆動型トランジスタと共通に接続
された第2の電圧駆動型トランジスタと、 第2の電圧駆動型トランジスタの主回路に電流が流れ始
めたことを検出して前記の急速充電を停止する手段とを
持つことを特徴とするドライブ回路。 - 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載のドラ
イブ回路において、第1の電圧駆動型トランジスタのゲ
ートとドレイン(又はコレクタ)との間にキャパシタを
接続するようにしたことを特徴とするドライブ回路。 - 【請求項6】請求項5に記載のドライブ回路において、
前記ソフト遮断手段が、前記緩充電手段の作動時にのみ
前記キヤパシタの接続を行う手段を備えたことを特徴と
するドライブ回路。 - 【請求項7】請求項1ないし6のいずれかに記載のドラ
イブ回路において、前記ソフト遮断手段が、前記半導体
スイッチング素子の制御端子の電位がしきい値以下の所
定電位に達したのち、この制御端子の電位を速やかに下
げる手段を備えたことを特徴とするドライブ回路。 - 【請求項8】請求項1ないし7のいずれかに記載のドラ
イブ回路において、第1の電圧駆動型トランジスタがM
OSFETであることを特徴とするドライブ回路。
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- 1999-04-07 JP JP09968899A patent/JP3598870B2/ja not_active Expired - Lifetime
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