JPH0417281Y2 - - Google Patents

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JPH0417281Y2
JPH0417281Y2 JP1984132973U JP13297384U JPH0417281Y2 JP H0417281 Y2 JPH0417281 Y2 JP H0417281Y2 JP 1984132973 U JP1984132973 U JP 1984132973U JP 13297384 U JP13297384 U JP 13297384U JP H0417281 Y2 JPH0417281 Y2 JP H0417281Y2
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JP
Japan
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bearing
thrust
main shaft
large diameter
diameter portion
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JP1984132973U
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JPS6150602U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は静圧軸受を備えた主軸装置に関するも
のである。
<従来の技術> 従来、主軸台に主軸をラジアル方向およびスラ
スト方向に静圧支持するものとして第2図および
第3図に示すようなものがある。この種の静圧軸
受においては、加工点の剛性を向上させるために
は、静圧軸受から加工点までの距離を小さく
し、主軸の軸径Dを大きくすることが最も効果的
である。
ところで第2図に示すものは、主軸1を回転可
能に軸承する一方の軸受金2の先端面に主軸1の
大径部端面に対向してスラスト静圧軸受4を形成
し、軸受金2の他端に主軸1に取付けたピストン
5を嵌合するシリンダ6を形成し、このシリンダ
6に一定圧の圧油を供給するものである。また第
3図に示すものは、軸受金2に軸承された主軸1
の一端にスラスト鍔3を設け、このスラスト鍔3
の両端にスラスト静圧軸受4を形成したものであ
る。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、第2図に示すものにおいては、
静圧軸受から加工点までの距離を小さくできる
点では有利であるが、主軸1の軸径Dを大きくす
ることができないため剛性に限界がある。またス
ラスト軸受は片面のみであるため、スラスト剛性
も低い問題がある。さらに第3図に示すものはス
ラスト軸受は両面対向式であるためスラスト剛性
を高くできる点では有利であるが、ラジアル軸受
と加工点間にスラスト鍔を設置するため、軸受か
ら加工点までの距離が長くなり、主軸の軸径D
も大きくできないのでラジアル剛性が低くなる問
題がある。
<問題点を解決するための手段> 本考案は上記した問題点を解決するためになさ
れたもので、主軸台に一対の軸受金を嵌着し、こ
れら一対の軸受金に形成したラジアル静圧軸受に
主軸の両端部に形成した小径部をそれぞれ回転可
能に軸承し、前記主軸の中央部に形成した大径部
の端面を前記一対の軸受金の一方の端面に対向さ
せ、前記主軸の一端に、チヤツク部材を取付けた
取付面板を前記大径部の端面とによつて前記一方
の軸受金を挟込むごとく固着し、これら大径部端
面と取付面板とに対向する前記一方の軸受金の両
端面にスラスト静圧軸受をそれぞれ形成したもの
である。
<実施例> 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において、10は主軸台を示し、この
主軸台10に一対の軸受金11,12が嵌着固定
されている。これら軸受金11,12に主軸13
の両端部に形成された小径部13a,13bが遊
嵌され、軸受金11,12の内周面に形成された
ラジアル静圧軸受11a,12aにより回転可能
に軸承される。主軸13の中央部には大径部13
cが設けられ、この大径部13cの一端面は軸受
金11の端面に対向している。主軸13の一端に
は取付面板14が前記大径部13cの端面とによ
つて軸受金11を挟込む如く固着され、この取付
面板14の先端部に工作物を取付けるためのチヤ
ツク部材15が固着されている。大径部13cの
端面および取付面板14の端面に対向する軸受金
11の両端面には、スラスト静圧軸受16a,1
6bが形成されている。
上記した実施例によれば、スラスト軸受は両面
対向式であるためスラスト剛性を高くでき、しか
もラジアル静圧軸受11aから加工点までの距離
を短くできるとともに、主軸の軸径Dも大きく
できるため、加工点の剛性を向上させることがで
きる。
<考案の効果> 以上述べたように本考案によれば、ラジアル静
圧軸受から加工点までの距離を小さくできるとと
もに、主軸の軸径も大きくできるため、加工点の
剛性を著しく向上させることができ、しかもスラ
スト静圧軸受が両面対向式であるので、スラスト
剛性を高くできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す静圧軸受を備え
た主軸装置を示す断面図、第2図および第3図は
従来例を示す図である。 10……主軸台、11,12……軸受金、13
……主軸、14……取付面板、15……チヤツク
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸台に主軸をラジアル方向およびスラスト方
    向に静圧支持するものにおいて、前記主軸台に一
    対の軸受金を嵌着し、これら一対の軸受金に形成
    したラジアル静圧軸受に前記主軸の両端部に形成
    した小径部をそれぞれ回転可能に軸承し、前記主
    軸の中央部に形成した大径部の端面を前記一対の
    軸受金の一方の端面に対向させ、前記主軸の一端
    に、チヤツク部材を取付けた取付面板を前記大径
    部の端面とによつて前記一方の軸受金を挟込むご
    とく固着し、これら大径部端面と取付面板とに対
    向する前記一方の軸受金の両端面にスラスト静圧
    軸受をそれぞれ形成したことを特徴とする静圧軸
    受を備えた主軸装置。
JP1984132973U 1984-08-31 1984-08-31 Expired JPH0417281Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984132973U JPH0417281Y2 (ja) 1984-08-31 1984-08-31

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Publication Number Publication Date
JPS6150602U JPS6150602U (ja) 1986-04-05
JPH0417281Y2 true JPH0417281Y2 (ja) 1992-04-17

Family

ID=30691529

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Country Status (1)

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JP (1) JPH0417281Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5246384A (en) * 1975-10-07 1977-04-13 Leybold Heraeus Verwaltung Vacuum evaporation apparatus employing electron beam
JPS52149693A (en) * 1976-06-08 1977-12-12 Toyoda Mach Works Ltd Grinder table

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5246384A (en) * 1975-10-07 1977-04-13 Leybold Heraeus Verwaltung Vacuum evaporation apparatus employing electron beam
JPS52149693A (en) * 1976-06-08 1977-12-12 Toyoda Mach Works Ltd Grinder table

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JPS6150602U (ja) 1986-04-05

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