JPH04172358A - 電子写真平版印刷版材料 - Google Patents

電子写真平版印刷版材料

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JPH04172358A
JPH04172358A JP29720190A JP29720190A JPH04172358A JP H04172358 A JPH04172358 A JP H04172358A JP 29720190 A JP29720190 A JP 29720190A JP 29720190 A JP29720190 A JP 29720190A JP H04172358 A JPH04172358 A JP H04172358A
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JP
Japan
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zinc oxide
printing plate
absorption wavelength
maximum absorption
dye
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JP29720190A
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English (en)
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Masahiro Yamana
山名 政宏
Koji Sato
宏治 佐藤
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New Oji Paper Co Ltd
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Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真平版印刷版材料に関するものであり
、更に詳しく述べるならば半導体レーザー光光源を用い
て感度よく電子写真製版することの可能な、電子写真平
版印刷版材料に関するものである。
〔従来の技術〕
光導電体として酸化亜鉛を使用する平版印刷版材料、い
わゆる酸化亜鉛オフセットマスターは、安価であり、か
つ製版工程が簡易であるという理由によって、軽印刷業
界において盛んに使用されている。
従来、この種の印刷版材料の製版には、露光光源として
ハロゲンランプ等の可視光線を用い、これを原稿に照射
し、その反射光を版面に投射する方法、すなわちカメラ
方式の製版方法が用いられて来た。しかし、近年の記録
機器の発達、およびデータのデジタル化の普及により、
コンピューターのデータに基いて駆動されるレーザー光
によって、版面を走査露光する、いわゆるコンビエータ
−・ツー・プレート方式が用いられる場合が多くなっで
きた。この用途に用いられるレーザー光としては、発生
装置が小型で、直接変調の可能な半導体レーザー光が特
に有用である。
半導体レーザー光に対して使用可能な酸化亜鉛オフセッ
トマスターとしては、増感染料によって分光増感して、
半導体レーザー光の78on−付近に感度を持たせた平
版印刷材料が使用されている。
この用途に用いられる増感染料は、一般にポリメチン系
シアニン染料と呼ばれるものであって、半導体レーザー
光の波長に近い、750〜830nmの波長に最大吸収
を有するものが用いられている。
上述の増感染料は、酸化亜鉛に対する吸着性、によって
二つのグループに分類されている。第一のグループは酸
化亜鉛に対する吸着性が弱いもので、例えば下記構造式
(I): によって代表される一群の増感染料であり、そのN原子
に結合した置換基は、アルキル基、又はアルキルエーテ
ル基などである。以下これらの増悪染料を弱吸着性増感
染料と呼ぶことにする。これらの染料の酸化亜鉛に対す
る吸着率が90%未満である。この吸着率については後
に詳しく定義し説明する。
増感染料の第二のグループは、酸化亜鉛に対する吸着性
が強いもので、例えば下記構造式(■):で代表される
一群の増感染料であり、そのN原子に結合している置換
基はスルフォン酸、カルボン酸等の酸基である。以下こ
れらの増感染料を強吸着性染料と呼ぶことにする。これ
らの染料の酸化亜鉛に対する吸着率は90%以上である
上記二つのグループ増感染料は、互いに相反する性質を
有している。*ち強吸着性増感染料を用いて作られた平
版印刷版材料は耐熱性において優れているが、暗減衰が
大きいものである。また、弱吸着性増感染料を用いて作
られた平版印刷版材料は、暗減衰が小さいが、耐熱性が
劣っているものである。ニーで耐熱性とは、平版印刷版
材料が高温における熱の作用を受けても感度が低下しな
い性質をさすものであって、平版印刷版材料の寿命およ
び貯蔵・輸送に対する耐久性を向上させるために重要で
ある。また暗減衰は、これが大きいと、平版印刷版材料
が荷電されてから現像されるまでの間に表面の電圧が低
下し、従って画像濃度が薄くなるという問題を生じる。
耐熱性と暗減衰を両立させるために、増感染料の改良が
試みられたが、現在まで、この問題を満足させるような
増感染料は出現していない。
この問題を解決する手段として我々は、既に比較的大量
の弱吸着性増感染料と、比較的少量の強吸着性増感染料
と併用した2成分系増感染料の使用を提案した。この方
法によって、弱吸着性増感染料のみを用いた場合に近い
暗減衰と、強吸着性増感染料のみを用いた場合とほぼ同
等の耐熱性を得ることができる。しかしこの方法にも問
題がある。即ち暗減衰をさらに少な(しようとして強吸
着性増感染料の含有率を低下させていくと、遂には耐熱
性が十分でなくなるが、この欠点を解消する有効な手段
が未だ見出されていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、半導体レーザー光を用いて感度よく電子写真
製版が可能であり、耐熱性がすぐれ、しかも暗減衰が少
ない電子写真平版印刷版材料を提供しようとするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、電子写真感光層中に含まれる増感染料として
、特定の最大吸収波長と、および酸化亜鉛に対する吸着
率とを有する、互に異なる3種の増感染料の混合物を用
いることによって上記課題の解決に成功したものである
すなわち本発明の電子写真平版印刷版材料は、導電性お
よび耐水性を有する支持体と、前記支持体の1面上に形
成され、かつ光導電性酸化亜鉛と、樹脂結合剤と、増感
染料とを含む電子写真感光層を有し、上記増感染料が、
(1)730nm以上の最大吸収波長と、90%未満の
酸化亜鉛に対する吸着率とを有する第1増感染料50〜
95重量%と、(2)730nm以上の最大吸収波長と
、90%以上の酸化亜鉛に対する吸着率とを有する第2
増悪染料O〜40重量%と、(3)650nm以下の最
大吸収波長と、90%以上の酸化亜鉛に対する吸着率と
を有する第3増感染料5〜50重量%とを含有すること
を特徴とするものである。
すなわち本発明に用いられる増感染料は、互に異る下記
3種の増感染料: (1)第1増感染料 最大吸収波長: 730nm以上 酸化亜鉛に対する吸着率:90%未満 含有率:50〜95重量% (2)第2増感染料 最大吸収波長: 130nm以上 酸化亜鉛に対する吸着率=90%以上 含有率二〇〜40重量% (3)第3増感染料 最大吸収波長: 650n−以下 酸化亜鉛に対する吸着率:90%以上 含有率:5〜50重量% の混合物からなるものである。
本発明に用いられるこのような増感染料を、前述の2成
分系増感染料の組成に比較すると、弱吸着性増感染料(
第1増感染料に対応)と併用される強吸着性増感染料(
第2増感染料に対応)の−部分、又は全部を、新らたに
第3増感染料により置換し、それによって電子写真感光
層の耐熱性を一層増進し、かつ暗減衰を更に低下させた
ものであることに特徴を有する。
本発明に用いられる第3増感染料は、例えば、下記構造
式(III)によって代表される一層の増感染料であっ
て、前記構造式(It)に類似の構造を有するトリメチ
ン系のシアニン染料である。
このような染料は酸化亜鉛に対して強吸着性を有し、耐
熱性に対しては、最大吸収波長が730nm以上にある
前記構造式(II)のような染料と同じような働きをす
るが、暗減衰に関してはその影響が比較的に少ないこと
が、本発明者らによって発見されたものである。従って
本発明の染料配合によれば、前述の2成分系染料配合に
比較して、暗減衰をさらに低下させた電子写真平版印刷
版材料が得られるのである。
付記すれif、前記構造式(II)に例示したような増
感染料は、半導体レーザーの波長である780ns付近
に最大吸収波長を有していないので、印刷版材料の感度
に対しては殆ど寄与しない、しかし非画像部のかぶりを
少なくする効果を示し、これを添加しないものに比較し
て鮮明な製版物が得られる。この理由は未だ十分明らか
にされていない。
増感染料の酸化亜鉛に対する吸着率は次のような試験に
よって測定される。すなわちトルエンとメタノールの混
合溶液に、増感染料1■(絶乾)のメタノール溶液を加
え、全量50g、メタノール濃度15%になるように調
整する。この溶液中に酸化亜鉛(白水化学製、商標:レ
ギュラー)2gを加え、ペイントコンディショナーで5
分間処理して溶液中に酸化亜鉛を分散する。この混合物
を1時間放置して酸化亜鉛を沈降させ(沈降の悪いもの
についてはさらに遠心分jli)、得られた上澄み液の
分光吸収のピークの高さをBとする。別に作った酸化亜
鉛無し溶液(ブランク)の分光吸収のピークの高さをA
とする。吸着率は下記の式で得られる。
吸着率(%) = (1−B/A) X100増感染料
の最大吸収波長は、下記のようにして測定する。すなわ
ち増感染料をメタノールに溶解して、常法によって分光
吸収を測定して、最大の吸収ピークが存在する波長を求
める。
最大吸収波長が730nm以上の染料を長波長染料、同
しく 650nm以下の染料を短波長染料と呼ぶならば
、本発明に用いられる染料は: 長波長・弱吸着性増感染料(第1増感染料)長波長:強
吸着性増感染料(第2増感染料)短波長二強吸着性増感
染料(第3増感染料)の三つのグループに分けられるこ
とになる。それぞれについてさらに例示すれば下記の通
りである。
゛      ゛  1  、 パ   ・    汎・(2感染2 第1増感染料の配合量は、増感染料合計量の50〜95
重量%である。これが50%より低いと暗減衰が高くな
り、それが95%を越えると、他の染料の配合によって
耐熱性を改善する余地が小さくなる。
第2増感染料の配合量は、増感染料合計量の0〜40重
量%である。第3増感染料の配合量によっては第2増感
染料の配合量を0%にすることができる。これが40%
を越えると暗減衰が大きくなる。
第3増感染料の配合量は、増感染料合計量の5〜50重
量%である。これが5%未満では第2増感染料の含有率
の低減による暗減衰改善の効果が小さくなり、これが5
0%を越えると半導体レーザー光に対する感度に寄与す
る増感染料の含有率が過小になり、感度を高く保つこと
が困難となる。またこの分類の染料は、可視光域に吸収
を持つので、その含有率が過大になると、得られる印刷
版が着色し、画像の確認が困難になる。
本発明においては上記のように、特定配合の増感染料混
合物を用いて、酸化亜鉛を分光増感するが、必要に応じ
て、さらに化学増感剤を用いて感度を上げることができ
る。化学増感剤としては無水フタル酸、および無水マレ
イン酸等の環状酸無水物を挙げることができる。
本発明において電子写真感光層に用いられる酸化亜鉛は
光導電性を有するものであって、一般には0.1〜0.
5 JIraの粒径を有する微粉末である。
電子写真感光層に用いられる絶縁性の結合樹脂は、単一
の樹脂からなるものでもよく、或は2種以上の樹脂の混
合物であってもよい。このような結合樹脂は、上記酸化
亜鉛微粉末およびその他の成分を結着する皮膜形成性を
有し、かつ光導電性を損なわないものであれば、その種
類に格別の限定はないが、一般には油溶性のアクリル樹
脂を用いることが好ましい。このような油溶性アクリル
樹脂としては、例えば三菱レーヨン社製のLR18B(
商標)、大日本インキ化学工業社製のアクリディックA
 405(商標)等を挙げることかできる。
電子写真感光層中に含まれる結合剤樹脂の固形分含有量
は、酸化亜鉛の重量に対して10〜30%であることが
好ましく、15〜25%の範囲にあることがより好まし
い。
電子写真感光層は、後に詳しく説明するように支持体の
1面上に、前記成分を含有する塗布液を塗布し、これを
固化すればよい。
上記各成分を溶解して塗布液とする溶剤としては、トル
エン、2−ブタノン、酢酸ブチル等をいずれも用いるこ
とができるが、蒸発速度が適当なこと、臭気が比較的少
ないこと等を考慮すればトルエンが選ばれることが多い
本発明の平版印刷版材料の支持体は、導電性および耐水
性を有するものであって、紙、紙とアルミ箔あるいは導
電性処理をした高分子フィルムとの貼り合わせ、蒸着金
属層を有する紙等から選ぶことができる。支持体の厚さ
は一般に100〜170卿、印刷版材料全体の厚さは1
30〜200庫であることが好ましい。
印刷版材料の耐水性を向上させるために、支持体と光導
電層との間に、中間層を形成してもよい。
このような中間層を形成する成分としては、一般に、ポ
リビニルアルコール、カゼイン、澱粉等の水溶性高分子
と、アクリル酸エステル共重合体、SBR等の合成樹脂
エマルジョン、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、グリ
オキザール、シランカップリング剤等の耐水化剤等が用
いられる。中間層の重量は一般に5〜10g/n(の乾
燥重量を有することが好ましい。
本発明の電子写真平版印刷版材料を製造するには、まず
所定量の酸化亜鉛、レーザー光用増感色素、可視光用増
感色素、増感助剤、および結合剤樹脂をトルエン等の溶
剤中に投じ、混合分散機、例えばボールミル、サンドグ
ラインダー、あるいはペイントシェーカー等を用いて分
散し、塗布液を作成する。
次に得られた塗布液を支持体の1面に、中間層を介しで
あるいは直接に、塗布し、この塗布層を乾燥して電子写
真感光層を形成する。この場合の感光層の厚さは電子写
真特性に影響を及ぼすものであって、通常は5〜25閏
であることが好ましく、10〜20.1111の範囲で
あることがより好ましい。
本発明の平版印刷材料を用いて印刷版を製版するには、
平版印刷版材料の悪光層上に、半導体レーザー光により
、デジタルデータに従って走査露光を施して静電潜像を
形成し、次いでこの潜像を通常は液体現像剤で現像して
画像を形成し、加熱定着する。
得られた露光現像済みの印刷版を用いてオフセット印刷
を行うには、印刷版を、フェロシアン化カリウム等を含
む、いわゆるエツチング液で処理し、非画像部を親水化
した後、オフセット印刷機取りつけて印刷する。
〔実施例〕
次に本発明を、実施例によりさらに具体的に説明するが
、これらは本発明の範囲を限定するものではない。なお
、実施例中の“部”は「重量部」を表す。
iた、下記実施例において、第1増感染料としては前述
の化合物(1)および(IV)を用い、第2増感染料し
ては化合物(II)および(■)を用い、第3増感染料
としては化合物(I[[)および(IX)を用いた。
第1.2および増感染料の各々について、前述の方法で
測定した酸化亜鉛に対する吸着率および最大吸収波長を
第1表に示す。
第1表 下記の塗布液成分を、記載の順序に回転式攪拌機に投入
して混合した。
以下余白 成  分     商 標 等    重量部トルエン
               80メタノール   
            3酸化亜鉛   白水化学製
、レギュラー  82増感染料   前記化合物(I 
)      0.02前記化合物(II)     
 0.01前記化合物(III )      0.0
1化学増感剤  無水ピロメリット酸    0.02
この混合溶液をサンドグラインダーで分散して電子写真
感光層用塗布液を作成した。
支持体として、導電化処理を施された坪量を80g/r
rrの紙に厚さ10j!mのアルミ箔を貼り合わせて得
られた複合シートを使用した。
上記支持体のアルミ箔層の上に、前記感光層塗布液を塗
布し、乾燥して坪量25g/nfの感光層を形成して、
平版印刷版材料を得た。
得られた印刷版材料は、凸版印刷社製のレーザー製版機
を用いて製版して、印刷版を得た。
得られた印刷版は、画像が鮮明であり、これをエッチ液
で処理してオフセット印刷したところ、品質の良好な印
刷物が得られた。
上述のようにして製造された平版印刷版材料について、
その耐熱度と暗減衰度とを測定した。耐熱度は次のよう
にして測定した。すなわち平版印刷版材料をポリエチレ
ン袋に密封して60度の乾燥機に入れ、3日間処理した
。乾燥機から出して室温暗所に1日間放置した後、シン
シア社製の測定機を用いて波長780nmの光に対する
光感度を測定し、これを半減露光量E 1/2(erg
/C1fl)で示した。
得られたE1/2値を熱処理前の光感度のE l/2値
で割った値を%で表し、半減露光量増加率とした。
暗減衰はEPA装置を用いて、印荷電圧をマイナス5K
Vとして測定し、60秒後の版面電位を、初期電位で割
った値を%で表して暗減衰とした。
テスト結果を第2表に示す。
裏施貫又 実施例1と同様の操作を行った。但し、前記化合物(I
f)を前記化合物(■) 0.0013部に代えた。
得られた印刷版材料を、凸版印刷社製のレーザー製版機
を用いて製版して、印刷版を得た。
得られた印刷版は、画像が鮮明であり、これをエッチ液
で処理してオフセット印刷したところ、品質良好な印刷
物が得られた。
テスト結果を第2表に示す。
2箇貫主 実施例1と同じ操作を行った。但し、前記化合物(■)
の代りに0.013部の前記化合物(I[[)を使用し
た。
得られた印刷版材料を、凸版印刷社製のレーザー製版機
で製版して、印刷版を得た。
得られた印刷版は、画像が鮮明であり、これをエッチ液
で処理してオフセット印刷したところ、品質良好な印刷
物が得られた。
テスト結果を第2表に示す。
1施■土 実施例2と同じ操作を行った。但し、前記化合物(I 
)の代りに前記化合物(IV)を用い、また前記化合物
(III)の代りに前記化合物(IX)を用いた。
得られた印刷版材料を、凸版印刷社製のレーザー製版機
で製版して、印刷版を得た。
得られた印刷版は、画像が鮮明であり、これをエッチ液
で処理してオフセット印刷したところ、良好な印刷物が
得られた。
テスト結果を第2表に示す。
止較■土 実施例1と同じ操作を行った。但し、前記化合物(n)
の配合量を0.01部に増量し、かつ前記化合物(II
I)を用いなかった。
得られた印刷版材料を、凸版印刷社製のレーザー製版機
で製版して、印刷版を得た。
得られた印刷版は、画像が鮮明であり、これをエッチ液
で処理してオフセット印刷したところ、良好な印刷物が
得られた。
テスト結果を第2表に示す。
1較U 実施例1と同じ操作を行った。但し、前記化合物(II
)を用いなかった。
得られた印刷版材料を、凸版印刷社製のレーザ−製版機
で製版して、印刷版を得た。
得られた印刷版は、画像が鮮明であり、これをエッチ液
で処理してオフセット印刷したところ、品質の良好な印
刷物が得られた。
テスト結果を第2表に示す。
止較班主 実施例3と同じ操作を行った。但し、前記化合物(I[
[)を用いなかった。
得られた印刷版材料を、凸版印刷社製のレーザー製版機
で製版して、印刷版を得た。
得られた印刷版は、画像が鮮明であり、これをエッチ液
で処理してオフセット印刷したところ、品質の良好な印
刷物が得られた。
テスト結果を第2表に示す。
以下余白 第2表 暗減衰率(%)が、80%未満のもの、および半減露光
量増加率が130%以上のものは実用が困難である。
〔発明の効果〕
本発明により、在来の増感染料を用いて、平版印刷版材
料の暗減衰と耐熱性の両立が改善された。
これによって優れた性能の半導体レーザー用オフセット
マスターを安価に提供できるので、製版印刷のコンピユ
ータ化を促進することが可能になった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導電性および耐水性を有する支持体と、前記支持体
    の1面上に形成され、かつ光導電性酸化亜鉛と、樹脂結
    合剤と、増感染料とを含む電子写真感光層とを有し、 上記増感染料が(1)730nm以上の最大吸収波長と
    、90%未満の酸化亜鉛に対する吸着率とを有する第1
    増感染料50〜95重量%と、(2)730nm以上の
    最大吸収波長と、90%以上の酸化亜鉛に対する吸着率
    とを有する第2増感染料0〜40重量%と、(3)65
    0nm以下の最大吸収波長と、90%以上の酸化亜鉛に
    対する吸着率とを有する第3増感染料5〜50重量%と
    を含有することを特徴とする電子写真平版印刷版材料。
JP29720190A 1990-11-05 1990-11-05 電子写真平版印刷版材料 Pending JPH04172358A (ja)

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