JPH04171869A - 物体検出装置 - Google Patents

物体検出装置

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JPH04171869A
JPH04171869A JP2299652A JP29965290A JPH04171869A JP H04171869 A JPH04171869 A JP H04171869A JP 2299652 A JP2299652 A JP 2299652A JP 29965290 A JP29965290 A JP 29965290A JP H04171869 A JPH04171869 A JP H04171869A
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phototransistor
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JP2299652A
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Yasuhiro Fujikata
藤方 保裕
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01VGEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
    • G01V8/00Prospecting or detecting by optical means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01VGEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
    • G01V8/00Prospecting or detecting by optical means
    • G01V8/10Detecting, e.g. by using light barriers
    • G01V8/12Detecting, e.g. by using light barriers using one transmitter and one receiver

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、発光素子と受光素子を光学的に結合したフ
ォトインタラプタに係わるもので、特に複写機、プリン
タ、ファクシミリ等を初めとするOA機器の用紙検出を
主とした物体検出に好適な物体検出装置に関する。
(従来の技術) 従来、用紙検出に用いられるフォトインタラプタは、例
えば第12図に示すように構成されている。図において
、11は発光ダイオード(LED)等の発光素子、12
はフォトトランジスタ等の受光素子で、これらの素子1
1.12は、外囲器13内にそれぞれ発光部と受光部と
が対向して配設されている。上記外囲器13における素
子11.12の発光部と受光部にはそれぞれ窓14−L
 14−2が設けられており、これらの窓14−1.1
4−2を介して発光素子11と受光素子12とが光学的
に結合される。そして、上記外囲器13に設けられた物
体検出用の挿入溝13A(ギャップ)に用紙15が挿入
されると、発光素子11から受光素子12への光が遮ら
れて受光素子12から出力される光電流がほとんど“0
°に減少し、用紙15の存在が検出される。
第13図は、上記第12図の回路における受光素子12
がフォトトランジスタの場合を例にとってコレクタ、エ
ミッタ間電圧V。I!とコレクタ電流ICとの関係を示
している。実線Aは用紙15が存在しない場合の■。、
−I。特性、実線Bは用紙15が存在する場合のVci
l(特性である。
上述したフォトインタラプタは、透過光をほとんど10
0%遮るような用紙15に対しては第13図に示したよ
うに光電流の差が大きくて効果的であるが、光透過率の
高いOHP用のシートやトレーシングペーパー等は、第
13図に実線Cで示すようにV。E  IC特性が用紙
15が存在しない場合に近く、個々のフォトインタラプ
タの光結合や光電流のばらつきなどにより検出エラーを
生ずる恐れがある。
そこで、OHP用のシートやトレーシングペーパー等の
光透過率の高い用紙15の検出を行なう必要がある場合
には、上記フォトインタラプタに第14図に示すような
アクチュエータ16を加えている。アクチュエータ16
は機械的に回動する部品であり、用紙15の縁15Aが
アクチュエータ16の一端に押し当てられると回動し、
他端がフォトインタラプタのギャップ13A(発光素子
11から受光素子12への光路)に挿入される。これに
よって受光素子12の出力電流(フォトトランジスタの
光電流)が変化し、光透過率の高い用紙15であっても
その有無を確実に検出できる。
しかしながら、アクチュエータ16を用いる方式では、
フォトインタラプタと機械部品の組合わせが必要であり
、部品点数が増えるためトータルコストが高くなる。し
かも、アクチュエータ16は機械的に滑らかに回動する
こと、部品寸法精度が高いこと等が要求されるため部品
コストか高い。機械加工の面で精度か制限されるため、
光学系で作られるものより検出精度が悪くなる。機械部
品であるため、動作に対する寿命が比較的短く、使用頻
度が高くなると故障し易くなる等、機械部品を組合わせ
ることによる新たな多くの問題を生ずる。
また、アクチュエータ方式で薄い用紙を検出する場合に
は、紙端に加わる力が弱いため、うまく回動しない場合
があり、紙端からの位置決めに影響を与え、検出エラー
を起こすという不安もある。
上述した他に、マイクロスイッチを使用するものも知ら
れているが、アクチュエータ方式と同様に、機械部品で
あるため消耗しやすい、検出可能な紙質が限定される等
の欠点がある。また、通常のフォトインタラプタの場合
には、発光素子と受光素子との間で光結合を行なうため
に必要なスリットの幅が0.5mm程度と狭く、紙端の
位置決め精度も0.5mm以内になるが、マイクロスイ
ッチ方式では被検出紙の挿入速度が変化すると紙端の位
置決めの精度が悪くなる。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように従来の物体検出装置は、光透過率の高い
物体や薄い物体゛を検出するのが難しい欠点があった。
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、光透過率の高い物体や薄い物
体でも確実に検出が可能な物体検出装置を提供すること
にある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) すなわち、この発明においては、上記の目的を達成する
ために、請求項1に記載された発明では、物体検出装置
を発光手段と、この発光手段から発せられた光を直接的
に受け、基準となる第1の信号を出力する第1の受光手
段と、上記発光手段と光学的に結合され、光路に被検出
物体が介在された時に、この被検出物体の光透過量に対
応する第2の信号を出力する第2の受光手段と、上記第
1の受光手段から出力される第1の信号と上記第2の受
光手段から出力される第2の信号とを比較し、この比較
出力に基づいて被検出物体の検出信号を出力する比較手
段とによって構成している。
また、請求項6に記載された発明では、物体検出装置を
発光手段と、この発光手段から発せられた光を直接的に
受け、基準となる信号を出力する第1の受光手段と、上
記第1の受光手段から出力される信号に基づいて、上記
発光手段の光強度が一定となるように制御する発光制御
手段と、上記発光手段と光学的に結合され、光路に被検
出物体が介在された時に、この被検出物体の光透過量に
対応する信号を出力する第2の受光手段と、上記1@2
の受光手段から出力される信号に基づいて被検出物体の
検出信号を出力する出力手段とによって構成し℃いる。
(作用) 上記請求項1に記載したような構成において、第1の受
光手段の出力信号をモニタ用の基準とし、この基準に対
して第2の受光手段による検出値が変化したか否かを比
較手段で比較する。よって、被検出物体の光透過率が高
く第2の受光手段による検出値の変化が微量であっても
確実に検出が可能である。
請求項6に記載したような構成において、第1の受光手
段と発光制御手段とにより発光手段の光強度を一定に保
ち、第2の受光手段による検出値に基づいて出力手段か
ら物体の検出信号を得る。
従って、発光手段の光強度が常に一定に保たれているの
で、被検出物体の光透過率が高く第2の受光手段による
検出値の変化が微量であっても確実に検出が可能である
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図はこの発明の一実施例に係わる物体検出装置の構
成を示すもので、図において、11は発光ダイオード(
LED)等からなり電光変換を行なう発光素子、12−
1はフォトトランジスタ等がらなり光電変換を行なう第
1の受光素子、12−2は同じくフォトトランジスタ等
からなり光電変換を行なう第2の受光素子で、これらの
素子11.12−1゜12−2はそれぞれ外囲器13内
に封止される。上記外囲器I3内には、発光素子11の
発光部と受光素子12−1の受光部とが対向して配置さ
れ、受光素子12−1は発光素子11からの光を直接的
に受けるようになっている。一方、受光素子12〜2は
、外囲器13に設けられた窓14−1.14−2を介し
て発光素子11と光学的に結合されるように、発光素子
11の発光部と受光素子12−2の受光部とが対向して
配置されている。そして、この受光素子12−2により
上記外囲器13に設けられた物体検出用の挿入溝13A
(ギャップ)に挿入された用紙の光透過量か検知される
なお、17はプリント基板で、このプリント基板17に
は上記各素子IF、 12−1.12−2、演算増幅器
18、抵抗19.20、及び可変抵抗21等が実装され
ている。
また、22は外囲器13の裏蓋、23は上記各素子に外
部から電源電位VCC及び接地電位GNDを与え、出力
信号v outを得るためのコネクタである。
第2図は、上記第1図に示した物体検出装置の回路構成
を示している。電源電位VCCが印加される電源端子2
4と接地電位GNDが印加される接地端子25との間に
は、抵抗19と発光ダイオード11のアノード、カソー
ド間が直列接続される。上記端子24には上記発光ダイ
オード11と光学的に結合された第1のフォトトランジ
スタ12−1のコレクタが接続され、このトランジスタ
12−1のエミッタと端子25間には可変抵抗21が接
続される。また、上記端子24には上記発光ダイオード
11と光学的に結合された第2のフォトトランジスタ1
2−2のコレクタが接続され、このトランジスタ12−
2のエミッタと端子25間には抵抗20が接続される。
上記フォトトランジスタ12−1のエミッタと可変抵抗
21との接続点には演算増幅器18の非反転入力端(+
)が、上記フォトトランジスタ12−2のエミッタと抵
抗20との接続点には上記演算増幅器18の反転入力端
(−)がそれぞれ接続される。そして、上記演算増幅器
I8の出力端に接続された出力端子26から物体の検出
信号v outを出力するようにして成る。
なお、上記演算増幅器18の反転入力端(−)を上記フ
ォトトランジスタ12−1のエミッタと可変抵抗21と
の接続点に、非反転入力端(+)を上記フォトトランジ
スタ12−2のエミッタと抵抗2oとの接続点にそれぞ
れ接続しても良い。
次に、上記のような構成において動作を説明する。発光
ダイオード11からの光はフォトトランジスタ12−1
で定常的にモニタされる。このフォトトランジスタ12
−1から発生した光電流(エミッタ電流)をIl、可変
抵抗21の抵抗値をRvとすると、演算増幅器18の非
反転入力端(+)には、I1 ・Rvが基準電圧として
印加される。一方、フォトトランジスタI2−2は、被
検出物体、例えば用紙の光透過量を検出するために用い
られる。上記フォトトランジスタ12−2から発生した
光電流(エミッタ電流)をI2、抵抗20の抵抗値をR
2とすると、演算増幅器18の反転入力端(−)には、
I2・R2が印加される。上記演算増幅器18は、コン
パレータとして動作し、「l、・Rv<12・R2Jの
時にaHルベル、r I 1φRv > 12 ・R2
Jの時に“Lルーベルを出力する。
なお、上記演算増幅器1gの反転入力端(=)が上記フ
ォトトランジスタ12−1のエミッタと可変抵抗21と
の接続点に、非反転入力端(+)が上記フォトトランジ
スタ12−2のエミッタと抵抗20との接続点にそれぞ
れ接続されている場合には、「11 ・Rv<I2 ・
R2」の時に“L” レベル、rll  ・Rv >1
2 ・R2Jの時に“H#レベルを出力する。
初期状態の調整は可変抵抗21で行なう。すなわち、用
紙がない状態で、演算増幅器18の出力v outが“
H°レベルとなるように可変抵抗21の抵抗値Rvを調
整(大きくする)し、用紙を発光ダイオード11とフォ
トトランジスタ12−2との間の光路に介在させた状態
で、演算増幅器18の出力v outが“Lルベルとな
るように可変抵抗21の抵抗値Rvを調整(小さくする
)する。このときの動作は、 (a)用紙なしの状態: I、−RV >12−R2 Vout −’H”レベル (b)用紙有りの状態。
(It−ΔI)Rv < 12−R。
V out−“L”レベル となって、光透過率が“1゛に近いものほど可変抵抗2
1の抵抗値Rvの調整範囲が狭くなる。
このような構成によれば、フォトトランジスタ12−1
と可変抵抗21との接続点から出力される電圧をモニタ
用の基準とし、この基準に対してフォトトランジスタ1
2−2と抵抗20との接続点の電圧か変化したか否かを
演算増幅器18で比較できる。この結果、被検出物体の
光透過率か高くフォトトランジスタ12−2による検出
値の変化が微量であっても確実に検出が可能である。ま
た、アクチュエータ方式と比較すると、全て電気的及び
光学的な部品に置き代わるため、高信頓性及び長寿命化
が図れる。機械部品が使用回数を重ねるにしたがって劣
化して行くのに対し、上記第1図及び第2図に示したよ
うな構成によれば、推定寿命による時間によって保証す
ることができ、メインテナンス上も有利となる。更に、
位置検出精度も外囲器に設けられたスリット幅(通常0
.5mm±0.1mm)によって決定されるため、精度
面でも±0.1mmを見込むことができる。しかも、ど
んな薄い用紙を使用しても、紙端が光路を遮ることによ
り検出できるため、検出エラーはなくなる。部品構成の
点では、抵抗、可変抵抗、フォトトランジスタ、演算増
幅器等が増加するが、これらの部品のコストはアクチュ
エータよりも安価である。紙質に対する制限もなくなり
、例えば非常に薄いフィルム状のものなどで機械的にア
クチュエータを回動させることができないものでも検出
が可能であり、応用面で使用可能な紙の種類が増加する
ため、実用上大幅な改善ができる。
第3図は、第2の受光素子12−2の他の配置例を示す
もので、外囲器13に形成したスリット13Aの底部に
受光窓27−1.27−2を設け、この受光窓27−1
゜27−2を介して発光素子11の発光部と受光部とを
対向させて光学的に結合したものである。換言すれば、
用紙の挿入によって光路が遮断されない位置に受光素子
12−2を配置したものである。
第4図及び第5図はそれぞれ、上記第2の受光素子12
−2の更に他の配置例を示すもので、第4図は側方から
見た断面図、第5図は発光素子11と受光素子12−1
を抽出して示す斜視図である。第5図に示すように、受
光素子12−1を発光素子11と同一のパッケージ10
内に封止したものである。
第3図乃至第5図において、上記第1図と同一構成部分
には同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
このような構成であっても、基本的には上述した第1図
の構造と同様な動作が可能であり、同じ効果が得られる
のは勿論である。特に、第4図及び第5図に示すような
構造は、小型化や実装のしやすさなどから実施に当たっ
て最適である。
第6図は、この発明の第2の実施例に係わる物体検出装
置を示すもので、基本的には上記第1図に示した構造と
同じであるが、第7図及び第8図に示すように回路構成
が若干具なっている。これらの回路は、発光素子11か
ら出力される光の強度を一定にする点が上記第1の実施
例の回路と異なっている。第6図において前記第1図と
同一構成部には同じ符号を何してその詳細な説明は省略
する。
第7図に示す回路はアナログ信号を出力する回路であり
、電源電位VCCが印加される電源端子24と接地電位
GNDが印加される接地端子25との間には、抵抗28
.29が直列接続される。これらの抵抗28.29は、
基準電圧発生回路として働くもので、抵抗28と29と
の接続点には演算増幅器30の反転入力端(−)が接続
される。また、上記端子24.25間には、フォトトラ
ンジスタ12−■のコレクタ、エミッタ間、抵抗31.
及び可変抵抗32が直列接続され、トランジスタ12−
1のエミッタには上記演算増幅器30の非反転入力端(
+)が接続される。この演算増幅器30の出力端には発
光ダイオード11のカソードが接続され、この発光ダイ
オード11のアノードには端子24が接続される。上記
演算増幅器30は、発光ダイオード11の出力(光強度
)が常に一定になるように働くものである。
更に、端子24にはフォトトランジスタ12−2のコレ
クタが接続され、このトランジスタ12−2のエミッタ
と端子25間には抵抗20が接続される。上記フォトト
ランジスタ12−2のエミッタには、演算増幅器18の
非反転入力端(+)か接続され、この増幅器18の反転
入力端(−)と出力端とが接続される。
そして、上記演算増幅器18の出力端に接続された出力
端子26から出力信号V outを得るようになってい
る。
第8図は、上記第6図に示した物体検出装置の他の回路
構成を示すもので、ディジタル信号を出力するものであ
る。すなわち、上記第7図に示した回路における演算増
幅器18の反転入力端(−)を、抵抗28と29との接
続点に接続したものである。
なお、フォトトランジスタ12−2のエミッタに接続さ
れた端子33は電圧モニタ用であり、可変抵抗32の抵
抗値を設定する際の電圧測定に使用するものである。
上記第7図及び第8図に示す構成にあっては、発光ダイ
オード11からの出射光は、フォトトランジスタ12−
1でモニタされ、演算増幅器30によって発光ダイオー
ド11のカソードにフィードバックされる。動作原理は
次の通りである。まず、第7図に示す回路では出力端子
2Bの出力信号v outのレベルを見ながら、第8図
に示す回路では電圧モニタ用端子33の電圧VIOのレ
ベルを見ながら可変抵抗32の抵抗値RVを調整し、発
光ダイオード11の光出力の強度を設定する。環境の変
化(周辺光の変化)や電源電圧VCCの低下等によって
発光ダイオード11の光出力が低下すると、フォトトラ
ンジスタ12−1は等伍的にはベース電流が低下するこ
とになるため、コレクタ電流ICもそれに応じて低下す
る(ΔIc)。これによって、演算増幅器30の非反転
入力端(+)の電位がRv、・ICだけ低下する。とこ
ろが、反転入力端(−)の電位はrvcc−Rz / 
(R+ +’R2)Jで一定のため、演算増幅器30の
出力電圧はAG・R−ΔIC(但し、AGは演算増幅器
の増幅率)だけ下がり、発光ダイオード11のVPと1
.が増大する。この結果、発光ダイオード11の光出力
が増大することになる。一方、発光ダイオード11の光
出力が上昇すると、フォトトランジスタ12−1は等価
的にはベース電流が増加することになるため、コレクタ
電流1、もそれに応じて上昇し、発光ダイオード11の
vPとI、が減少する。そして、発光ダイオード11の
光出力が減少することになる。この発光ダイオード11
側の帰還回路の動作は、アナログ出力を行なう第7図の
回路もディジタル出力を行なう第8図の回路も同じであ
る。
上記フォトトランジスタ12−2のコレクタ電流ICは
、被検出物体の透過光量と線形に近い相関を持っている
ため、演算増幅器18の非反転入力端(+)はIC”R
3で与えられる。第7図に示すアナログ出力を行なう回
路は、演算増幅器18の反転入力端(−)と出力端とが
短絡されているので、非反転入力端(+)の電位に従っ
て被検出物体の透過光量に相関を持った電圧V Out
がaカされる。一方、第8図に示すディジタル出力を行
なう回路では、演算増幅器18の反転入力端(−)に基
準電圧が印加されているので、演算増幅器18は正入力
(Ic−Ri)と負入力rVcc−R2/ (R1+R
2)Jを持ツコンバレータとして動作し、結果としてデ
ィジタル信号が出力される。
なお、基準電圧を与える際に、「VCc−R2/(R1
+R2) =Vccjとすると、光透過率(透明度)の
高い物体検出に適しており、OHPシートのような光透
過率が90%以上のものまで検出が可能である。
上述した第2の実施例であっても基本的には上記第1の
実施例と同様な効果が得られる。
なお、上記各実施例では、被検出物体として用紙を例に
とって説明したが、他の物でも良いのは勿論である。
第9図は、上述した各実施例における物体検出装置を採
用したプリンタや電子タイプライタ等の印字部の構成を
示している。第9図において、40は用紙15を搬送す
るためのプラテンローラ、41は上記用紙15の搬送及
びプラテンローラ40の駆動系、42はキャリッジであ
る。
このプリンタ(電子タイプライタ)には、用紙検出用の
フォトインタラプタ43、ヘッド初期位置検出用のフォ
トインタラプタ44、用紙送り検出用のフォトインタラ
プタ45、印字ヘッド位置検出用のフォトインタラプタ
46、及びインクリボンエンド検出用のフォトインタラ
プタ47など種々の用途を持ったフォトインタラプタが
設けられている。
上述した各実施例のフォトインタラプタは、特に用紙検
出用のフォトインタラプタ43に好適である。
第10図は、上述した各実施例における物体検出装置を
採用したPPC(普通紙複写機)の概略構成を示してい
る。第10図において、50は光学系で、この光学系5
0は原稿の露光走査部51及び倍率変更レンズ52など
から構成されている。53は画像形成部で、この画像形
成部53には感光体トラム54、感光体ドラム54を帯
電させるための帯電部55、現像部56、転写部57、
及びクリーナ58等から構成されている。59は給紙系
で、サイズの異なる被複写用紙が適宜この給紙系59で
選択されて転写部57に搬送されるようになっている。
60は定着部で、上記転写部57て転写された画像を定
着させて排出するものである。
上記PPCにあっては、ドラム位置検出用、光学台位置
検出用、レンズ位置検出用、用紙分離検出用、用紙有無
検出用、上段カセットサイズ検出用、下段カセットサイ
ズ検出用、用紙排出検出用、及び用紙搬送検出用など種
々のフォトインタラプタが用いられている。この発明の
フォトインタラプタは、用紙分離検出用フォトインタラ
プタ61、用紙有無検出用フォトインタラプタ62.6
3、用紙排出検出用フォトインタラプタ64、及び用紙
搬送検出用フォトインタラプタ65等に好適である。
第11図は、上記第10図に示したPPCの被複写側用
紙を検出する場合のフローチャートを概略的に示してい
る。左側のフローは用紙の給送系、右側のフローは複写
直前での用紙検出である。
被検出物体である用紙が存在すると演算増幅器18の出
力v outが“L”レベルとなる。これによって、給
送システムの駆動回路がオンし、給送用モータが回転す
る。給送用モータの回動により、搬送用ローラが回転し
、被検出物体である用紙の給送が完了して被検出物体が
なくなると、演算増幅器18の出力V outが“H″
レベルなり、給送システム駆動回路がオフする。
一方、用紙(被検出物体)の給送完了後、複写直前で別
の物体検出装置によって、用紙の検出が行なわれる。被
検出物体である用紙が存在すると演算増幅器18の出力
信号V outが“L″レベルなり、複写露光装置の駆
動部がオンする。これによって、複写が行なわれ、複写
が完了するとこれが用紙給送システムに知らされ、次の
用紙の検出が行なわれる。
[発明の効果コ 以上説明したようにこの発明によれば、光透過率の高い
物体や薄い物体をも検出可能な物体検出装置が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係わる物体検出装置の構
成を示す図、第2図は上記第1図に示した装置の回路構
成を示す図、第3図乃至第5図はそれぞれ受光素子の他
の配置例について説明するための図、第6図はこの発明
の他の実施例に係わる物体検出装置の構成を示す図、第
7図及び第8図はそれぞれ上記第6図に示した装置の回
路構成を示す図、第9図はこの発明による物体検出装置
をプリンタや電子タイプライタ等に用いる場合の配置に
ついて説明するための図、第10図はこの発明による物
体検出装置を普通紙複写機に用いる場合の配置について
説明するための図、第11図は上記第10図に示した普
通紙複写機における用紙の給送系及び複写直前、での用
紙検出の動作について説明するためのフローチャート、
第12図は従来のフォトインタラプタの構成を示す図、
第13図は上記第12図の回路における受光素子がフォ
トトランジスタの場合を例にとってコレクタ。 エミッタ間電圧とコレクタ電流との関係を示す図、第1
4図は従来フォトインタラプタで光透過率の高い用紙を
検出する場合の構成例を示す図である。 11・・・発光素子(発光手段) 、12−1.12−
2・・・受光素子(受光手段)、18・・・演算増幅器
(比較手段。 出力手段) 、19.20.31・・・抵抗、21.3
2・・・可変抵抗、28.29・・・抵抗(基準電圧発
生手段)、30・演算増幅器(発光制御手段)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第6図 第7図 第8図

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発光手段と、 この発光手段から発せられた光を直接的に受け、基準と
    なる第1の信号を出力する第1の受光手段と、 上記発光手段と光学的に結合され、光路に被検出物体が
    介在された時に、この被検出物体の光透過量に対応する
    第2の信号を出力する第2の受光手段と、 上記第1の受光手段から出力される第1の信号と上記第
    2の受光手段から出力される第2の信号とを比較し、こ
    の比較出力に基づいて被検出物体の検出信号を出力する
    比較手段とを具備することを特徴とする物体検出装置。
  2. (2)前記発光手段は、発光ダイオードからなることを
    特徴とする請求項1記載の物体検出装置。
  3. (3)前記第1の受光手段は、第1のフォトトランジス
    タと、この第1のフォトトランジスタに直列接続される
    電流電圧変換用の第1の抵抗からなり、前記第2の受光
    手段は、第2のフォトトランジスタと、この第2のフォ
    トトランジスタに直列接続される電流電圧変換用の第2
    の抵抗からなり、上記第1、第2の抵抗の少なくとも一
    方は可変抵抗であることを特徴とする請求項1または2
    記載の物体検出装置。
  4. (4)前記発光手段と前記第1の受光手段は、同一の外
    囲器内に封止されることを特徴とする請求項1、2、3
    いずれか1つの項に記載の物体検出装置。
  5. (5)前記比較手段は、演算増幅器からなることを特徴
    とする請求項1記載の物体検出装置。
  6. (6)発光手段と、 この発光手段から発せられた光を直接的に受け、基準と
    なる信号を出力する第1の受光手段と、上記第1の受光
    手段から出力される信号に基づいて、上記発光手段の光
    強度が一定となるように制御する発光制御手段と、 上記発光手段と光学的に結合され、光路に被検出物体が
    介在された時に、この被検出物体の光透過量に対応する
    信号を出力する第2の受光手段と、上記第2の受光手段
    から出力される信号に基づいて被検出物体の検出信号を
    出力する出力手段とを具備することを特徴とする物体検
    出装置。
  7. (7)前記発光手段は、発光ダイオードからなることを
    特徴とする請求項6記載の物体検出装置。
  8. (8)前記第1の受光手段は、第1のフォトトランジス
    タと、この第1のフォトトランジスタに直列接続される
    電流電圧変換用の可変抵抗からなることを特徴とする請
    求項6または7記載の物体検出装置。
  9. (9)前記第2の受光手段は、第2のフォトトランジス
    タと、この第2のフォトトランジスタに直列接続される
    電流電圧変換用の抵抗からなることを特徴とする請求項
    6または7記載の物体検出装置。
  10. (10)前記発光制御手段は、基準電圧を発生する基準
    電圧発生手段と、この基準電圧発生手段の出力が第1の
    入力端に供給され、第2の入力端に前記第1の受光手段
    の出力信号が供給され、出力で上記発光手段の光強度が
    一定となるように制御する演算増幅器とからなることを
    特徴とする請求項6記載の物体検出装置。
  11. (11)前記出力手段は、第1の入力端に前記第2の受
    光手段の出力信号が供給され、第2の入力端がその出力
    端に接続され、アナログ信号を出力する演算増幅器から
    なることを特徴とする請求項6記載の物体検出装置。
  12. (12)前記出力手段は、第1の入力端に前記第2の受
    光手段の出力信号が供給され、第2の入力端に前記基準
    電圧発生手段の出力が供給され、ディジタル信号を出力
    する演算増幅器からなることを特徴とする請求項6記載
    の物体検出装置。
  13. (13)前記基準電圧発生手段は、電源と接地点間に直
    列接続された複数の抵抗からなり、電源電圧を抵抗分割
    することによって基準電圧を発生することを特徴とする
    請求項10記載の物体検出装置。
  14. (14)前記電源と接地点間に直列接続された複数の抵
    抗の少なくとも1つは可変抵抗からなり、この可変抵抗
    により前記基準電圧を変化させることを特徴とする請求
    項13記載の物体検出装置。
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