JPH10239923A - 画像記録装置、および画像記録装置における塗料残量検出方法、ならびに記憶媒体 - Google Patents

画像記録装置、および画像記録装置における塗料残量検出方法、ならびに記憶媒体

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JPH10239923A
JPH10239923A JP9046009A JP4600997A JPH10239923A JP H10239923 A JPH10239923 A JP H10239923A JP 9046009 A JP9046009 A JP 9046009A JP 4600997 A JP4600997 A JP 4600997A JP H10239923 A JPH10239923 A JP H10239923A
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JP9046009A
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Takeshi Kondou
丈詞 近藤
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Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像記録装置において、人手を要さずに、し
かも精度良く塗料残量を検出できるようにする。 【解決手段】 発光手段により記録用紙の地色部分を照
射させて(S1,S5,S6)、受光手段からの検出信
号が所定値になるように(S3:YES)、発光手段の
発光量を制御する(S5,S6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナーなどの塗料
により画像を記録する画像記録装置、およびその画像記
録装置における塗料残量検出方法、ならびにその画像記
録装置を動作させるためのプログラムが格納された記憶
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえばファクシミリ装置においては、
受信中にリアルタイムで受信画像を記録用紙上に記録す
る場合が多い。このような場合、受信画像の記録中にト
ナーが無くなると、受信画像が記録用紙上に記録されな
いのにも係わらず、画像記録装置は記録動作を継続する
ので、記録が完了したものとして受信情報が消失してし
まう。
【0003】そこで、従来のファクシミリ装置において
は、記録用紙の下端部に所定の大きさのドットを記録
し、そのドットの濃さを検出して、それに基づいてトナ
ー残量が所定値以下になったか否かを判断し、トナー残
量が所定値以下になれば、受信信号をメモリに格納する
か、あるいは受信を拒否するように構成されたものがあ
った。すなわち、トナーを用いて記録する場合、トナー
貯留槽内のトナーが残り少なくなれば、記録用紙上に記
録される画像が次第に薄くなっていくことを利用して、
トナー残量を検出しているのである。
【0004】このようなファクシミリ装置に備えられた
従来の画像記録装置は、発光ダイオードにより記録用紙
上のドットを照射し、その反射光をホトトランジスタで
受光して、ホトトランジスタの出力信号に基づいてドッ
トの濃さを検出していた。そして、発光ダイオードの光
量調整は、発光ダイオードと直列に可変抵抗器を接続
し、その可変抵抗器の抵抗値を調整することにより行っ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像記録装置では、個々の製品毎に可変抵抗器の抵抗値
を可変させて発光ダイオードの光量調整を行う必要があ
り、調整作業に多くの時間を要するばかりでなく、精密
な調整を行うことが困難であるという課題があった。
【0006】すなわち、ホトトランジスタの出力信号に
基づいてドットの濃さを正確に検出するためには、所定
の濃さに対して所定の出力信号が得られるように発光ダ
イオードの光量を正確に設定する必要がある。ところ
が、設計段階で正確に光量を設定しても、発光ダイオー
ドやホトトランジスタの特性のばらつき、あるいは発光
ダイオードやホトトランジスタと記録用紙との距離など
の機械的ばらつきにより、製品毎にドットの濃さとホト
トランジスタの出力信号との関係がばらついてしまうの
で、人手により可変抵抗器の調整作業を行う必要があ
る。そのため、調整作業に多大の労力と時間とを要し、
ひいては製造コスト低減の阻害要因となっていた。しか
も、可変抵抗器の調整では、光量調整の精度に限界があ
り、精密な調整を行うことができなかった。
【0007】また、記録用紙の地色すなわち白さの程度
によってもドットの濃さが変化するのであるが、従来の
ように人手で可変抵抗器を調整する方法では、現実的に
はこのような場合に対応することは不可能であり、この
ことからも精密な調整を行うことができなかった。さら
には、製品の出荷前に調整を行っても、出荷後の経年変
化により各種の要因が変動し、再調整が必要になること
もある。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、人手を要さずに、しかも精度良く塗料残量
を検出できる画像記録装置、およびその画像記録装置に
おける塗料残量検出方法、ならびにその画像記録装置を
動作させるためのプログラムを格納した記憶媒体を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の画像記録装置は、画像情
報に基づいて記録用紙上の記録領域に塗料により画像を
記録する記録手段と、記録手段による記録位置よりも記
録用紙搬送方向下流側にて記録用紙を照射する発光手段
と、発光手段からの反射光を受光して受光量に応じた検
出信号を出力する受光手段と、各記録用紙毎に、記録手
段により記録用紙上の記録領域の外側に記録された塗料
残量検出用の目印を発光手段により照射させることによ
り、受光手段からの検出信号に基づいて塗料の残量が所
定値以下になったか否かを判断する塗料残量判断手段と
を有する画像記録装置であって、発光手段により記録用
紙の地色部分を照射させて、受光手段からの検出信号が
所定値になるように発光手段の発光量を制御する発光量
制御手段を備えている。
【0010】この画像記録装置によれば、発光手段によ
り記録用紙の地色部分を照射させて、受光手段からの検
出信号が所定値になるように発光手段の発光量を制御す
るので、人手を要さずに、しかも精度良く塗料残量を検
出できる。したがって、製造期間および製造コストを低
減でき、また塗料残量の誤検出を良好に防止できる。
【0011】塗料は、粉体であっても液体であってもよ
く、要するに残量が所定値以下になれば記録画像が次第
に薄くなるような性質を有しているものであればよい。
【0012】発光手段としては、発光ダイオードなどの
半導体発光素子を備えたものを用いることができるが、
これに限るものではない。
【0013】受光手段としては、ホトトランジスタやホ
トダイオードなどの半導体光電変換素子を備えたものを
用いることができるが、これに限るものではない。
【0014】塗料残量検出用の目印としては、たとえば
黒丸を記録することが考えられるが、もちろんこれに限
られず、その形状や大きさは任意である。
【0015】塗料残量検出用の目印の記録位置は、記録
用紙上の記録領域外であれば、いずれの位置を所定位置
として定めてもよい。
【0016】発光量制御手段による光量調整は、記録用
紙の各頁毎に行ってもよく、あるいは所定枚数毎に行っ
てもよく、さらには一連の記録毎に1回行ってもよい。
【0017】塗料残量判断手段および発光量制御手段
は、たとえばCPUを所定のプログラムに基づいて動作
させることにより実現できる。
【0018】画像記録装置は、ファクシミリ装置に用い
ることができるが、これに限らず、画像の記録機能を有
するあらゆる電子機器に用い得る。
【0019】また、請求項2に記載した発明の画像記録
装置は、請求項1に記載の画像記録装置であって、記録
手段は、塗料残量検出用の目印を、記録用紙上の記録領
域よりも記録用紙搬送方向上流側に記録する。
【0020】この画像記録装置によれば、請求項1に記
載の画像記録装置による効果に加えて、塗料残量検出用
の目印が、記録用紙上の記録領域よりも記録用紙搬送方
向上流側に位置するので、各記録用紙毎に、その記録用
紙への記録が終了した時点における塗料残量を検出でき
ることから、記録の途中で塗料が無くなるのを防止する
ために塗料残量の検出値を大きめに設定しておくという
ような必要がなく、貯留槽内の塗料を極力有効に利用で
きる。
【0021】更に、請求項3に記載した発明の画像記録
装置は、請求項1または請求項2に記載の画像記録装置
であって、発光量制御手段は、各記録用紙毎に、塗料残
量判断手段により発光手段が駆動される前に、発光手段
により記録用紙の地色部分を照射させて、受光手段から
の検出信号が所定値になるように発光手段の発光量を制
御する。
【0022】この画像記録装置によれば、請求項1また
は請求項2に記載の画像記録装置による効果に加えて、
各記録用紙毎に、記録用紙の地色部分を実際に照射して
発光手段の発光量を調整するので、各記録用紙毎の地色
のばらつきを吸収でき、一層高精度に塗料残量を検出で
きる。
【0023】また、請求項4に記載した発明の画像記録
装置は、請求項3に記載の画像記録装置であって、発光
量制御手段は、各記録用紙毎に、塗料残量検出用の目印
が発光手段による照射位置に至る直前に発光手段により
記録用紙の地色部分を照射させて、受光手段からの検出
信号が所定値になるように発光手段の発光量を制御す
る。
【0024】この画像記録装置によれば、請求項3に記
載の画像記録装置による効果に加えて、塗料残量検出の
直前に発光量の調整を行うので、発光量の調整から塗料
残量検出までの間に検出に影響を及ぼす各種要因が変動
するようなことがほとんどなく、一層正確な検出が行え
る。
【0025】更に、請求項5に記載した発明の画像記録
装置は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画
像記録装置であって、発光手段は、パルス電圧を印加さ
れることにより発光する発光素子を含み、発光量制御手
段は、発光素子に印加されるパルス電圧のデューティー
比を可変させることにより発光手段の発光量を制御す
る。
【0026】この画像記録装置によれば、請求項1ない
し請求項4のいずれかに記載の画像記録装置による効果
に加えて、パルス電圧のデューティー比により発光量を
制御するので、容易かつ極めて正確に発光量を調整でき
る。
【0027】また、請求項6に記載した発明の画像記録
装置は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画
像記録装置であって、塗料は、粉体状のトナーである。
【0028】この画像記録装置によれば、請求項1ない
し請求項5のいずれかに記載の画像記録装置による効果
に加えて、貯留槽内の残量が少なくなれば記録画像が次
第に薄くなるというトナーの性質を有効に利用できる。
【0029】更に、請求項7に記載した発明の画像記録
装置における塗料残量検出方法は、画像情報に基づいて
記録用紙上の記録領域に塗料により画像を記録する記録
手段と、記録手段による記録位置よりも記録用紙搬送方
向下流側にて記録用紙を照射する発光手段と、発光手段
からの反射光を受光して受光量に応じた検出信号を出力
する受光手段とを有する画像記録装置における塗料残量
検出方法であって、発光手段により記録用紙の地色部分
を照射させて、受光手段からの検出信号が所定値になる
ように発光手段の発光量を制御する発光量制御ステップ
と、記録手段により記録用紙上の記録領域の外側に記録
された塗料残量検出用の目印を発光手段により照射させ
ることにより、受光手段からの検出信号に基づいて塗料
の残量が所定値以下になったか否かを判断する塗料残量
判断ステップとを実行するものである。
【0030】この画像記録装置における塗料残量検出方
法によれば、人手を要さずに、しかも精度良く塗料残量
を検出できる。
【0031】また、請求項8に記載した発明の記憶媒体
は、画像情報に基づいて記録用紙上の記録領域に塗料に
より画像を記録する記録手段と、記録手段による記録位
置よりも記録用紙搬送方向下流側にて記録用紙を照射す
る発光手段と、発光手段からの反射光を受光して受光量
に応じた検出信号を出力する受光手段とを有する画像記
録装置を動作させるためのプログラムが格納されている
記憶媒体であって、各記録用紙毎に、記録手段により記
録用紙上の記録領域の外側に記録された塗料残量検出用
の目印を発光手段により照射させることにより、受光手
段からの検出信号に基づいて塗料の残量が所定値以下に
なったか否かを判断する塗料残量判断プログラムと、発
光手段により記録用紙の地色部分を照射させて、受光手
段からの検出信号が所定値になるように発光手段の発光
量を制御する発光量制御プログラムとを含むプログラム
が格納されている。
【0032】この記憶媒体によれば、格納されたプログ
ラムに基づいてCPUを動作させることにより、請求項
1に記載の画像記録装置の動作を実現できる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0034】図1は、本発明に係る画像記録装置を備え
たファクシミリ装置の回路ブロック図であって、このフ
ァクシミリ装置は、CPU1、NCU2、RAM3、モ
デム4、ROM5、EEPROM6、ゲートアレイ7、
コーデック8、DMAC9、読取部11、記録部12、
操作部13、および表示部14を備えている。CPU
1、NCU2、RAM3、モデム4、ROM5、EEP
ROM6、ゲートアレイ7、コーデック8、およびDM
AC9は、バス線により相互に接続されている。バス線
には、アドレスバス、データバス、および制御信号線が
含まれる。ゲートアレイ7には、読取部11、記録部1
2、操作部13、および表示部14が接続されている。
NCU2には、通信回線の一例としての電話回線15が
接続されている。
【0035】CPU1は、ファクシミリ装置全体を制御
する。NCU2は、電話回線15に接続されて網制御を
行う。RAM3は、電源バックアップが施されており、
各種のデータを記憶する。モデム4は、送信データの変
調や受信データの復調などを行う。ROM5は、各種の
プログラムなどを記憶している。EEPROM6は、各
種の登録データやフラグなどを記憶する。ゲートアレイ
7は、CPU1の入出力インターフェイスとして機能す
る。コーデック8は、送信ファクシミリデータの符号化
や受信ファクシミリデータの復号化を行う。DMAC9
は、RAM3およびEEPROM6へのデータの書き込
みや読み出しを行う。読取部11は、光源やCCDセン
サや原稿送りモータなどを備えており、原稿を読み取っ
て画信号を出力する。記録部12は、インクジェット方
式あるいは熱転写方式などの印刷手段を備えており、受
信画像などを記録用紙上に記録するものであって、画像
記録装置の一部を構成している。操作部13は、キース
イッチ群などからなり、使用者の操作に応じた信号を出
力する。表示部14は、LCDなどからなり、CPU1
により制御されて各種の表示を行う。
【0036】図2は、記録部12の要部の概略構成図で
あって、図外のレーザ装置により感光体ドラム21の表
面に形成された静電潜像が、現像器22によって現像さ
れる。この現像器22は、感光体ドラム21の表面に形
成された静電潜像にトナーを吸着させるものであって、
トナーはトナー貯留槽25に貯留されている。したがっ
て、感光体ドラム21の表面には静電潜像に対応した画
像がトナーにより形成され、このトナーが、図中の矢印
方向に搬送されている記録用紙23上に転写されて、定
着器24によって定着される。これにより、図3に示す
記録用紙23上の記録領域31に、画像データに応じた
文字や図形などの画像が記録される。さらに、記録領域
31の下方、すなわち図2の矢印で示す記録用紙23の
搬送方向上流側の所定位置に、トナー残量を検出するた
めのマーク32が記録される。定着器24よりも記録用
紙23の搬送方向下流側には、発光ダイオードLEDと
ホトトランジスタPHTとが設置されており、発光ダイ
オードLEDは記録用紙23上に記録されたマーク32
を照射し、ホトトランジスタPHTは、マーク32から
の反射光を受光して、受光光量に応じた検出信号を出力
する。これら発光ダイオードLEDおよびホトトランジ
スタPHTの組み込まれた回路を図4に示す。
【0037】図4は、記録部12のトナー残量検出セン
サ部分の回路図であって、抵抗器R 1 は、一端がゲート
アレイ7に接続されており、他端がトランジスタTRの
ベースに接続されている。トランジスタTRは、エミッ
タが接地されており、コレクタが発光ダイオードLED
のカソードに接続されている。発光ダイオードLEDの
アノードは抵抗器R3 を介して電源に接続されている。
ホトトランジスタPHTは、コレクタが電源に接続さて
おり、エミッタが抵抗器R2 の一端と演算増幅器OPの
非反転入力端とに接続されている。抵抗器R2 の他端は
接地されている。演算増幅器OPの出力端は、演算増幅
器OPの反転入力端とゲートアレイ7とに接続されてい
る。
【0038】すなわち、記録部12の感光体ドラム21
や現像器22や定着器24などは、画像情報に基づいて
記録用紙上の記録領域に塗料により画像を記録する記録
手段を構成している。発光ダイオードLEDやトランジ
スタTRなどは、記録手段による記録位置よりも記録用
紙搬送方向下流側にて記録用紙を照射する発光手段を構
成している。ホトトランジスタPHTや演算増幅器OP
などは、発光手段からの反射光を受光して受光量に応じ
た検出信号を出力する受光手段を構成している。CPU
1は、ROM5に記憶されているプログラムに基づいて
動作することによって、各記録用紙毎に、記録手段によ
り記録用紙上の記録領域の外側に記録された塗料残量検
出用の目印を発光手段により照射させることにより、受
光手段からの検出信号に基づいて塗料の残量が所定値以
下になったか否かを判断する塗料残量判断手段を実現し
ている。さらにCPU1は、ROM5に記憶されている
プログラムに基づいて動作することによって、発光手段
により記録用紙の地色部分を照射させて、受光手段から
の検出信号が所定値になるように発光手段の発光量を制
御する発光量制御手段を実現している。発光ダイオード
LEDは、パルス電圧を印加されることにより発光する
発光素子を構成している。トナー貯留槽25に貯留され
ている粉体状のトナーは、塗料を構成している。
【0039】次に、このように構成されたファクシミリ
装置の動作の要点について説明する。CPU1あるいは
DMAC9によりゲートアレイ7を介して記録部12に
記録すべき画像データが入力されると、記録部12は、
記録用紙23を図2の矢印方向に搬送しながら、記録用
紙23上の記録領域31に、画像データに応じた画像を
記録する。さらに記録部12は、記録用紙23上の記録
領域31への画像の記録が終了した後、記録領域31の
外部の所定位置にマーク32を記録する。すなわちマー
ク32の記録位置は、記録領域31よりも記録用紙23
の搬送方向上流側である。
【0040】そして、記録用紙23が所定位置まで搬送
されると、CPU1がゲートアレイ7を介して発光ダイ
オードLEDを駆動し、記録用紙23を照射させる。す
なわち、予め決められた所定のデューティー比の制御パ
ルスを抵抗器R1 を介してトランジスタTRのベースに
供給する。制御パルスの周期は、たとえば1msec程
度である。これにより、トランジスタTRが制御パルス
のオン期間にオンし、発光ダイオードLEDに通電さ
れ、発光ダイオードLEDが発光する。したがって、発
光ダイオードLEDの発光量は、制御パルスのデューテ
ィー比に比例したものとなる。発光ダイオードLEDに
よる照射位置は、記録用紙23上のマーク32の直前、
すなわちマーク32よりも記録用紙23の搬送方向下流
側近傍の地色部分である。
【0041】これにより、記録用紙23からの反射光が
ホトトランジスタPHTに入射し、ホトトランジスタP
HTからの検出信号がエミッタホロワとしての演算増幅
器OPを介してゲートアレイ7に入力される。ゲートア
レイ7は、入力された検出信号をディジタルデータに変
換してCPU1に出力する。これによりCPU1は、検
出信号が予め決められた所定値、たとえば3Vに相当す
る値と比較し、検出信号が所定値よりも小さければ、ゲ
ートアレイ7と抵抗器R1 とを介してトランジスタTR
のベースに供給する制御パルスのデューティー比を大き
くし、逆に検出信号が所定値よりも大きければ、制御パ
ルスのデューティー比を小さくすることにより、検出信
号が所定値になるように制御する。このような発光量調
整処理における記録用紙23の地色部分の照射時間は、
たとえば数10〜数100msec程度である。
【0042】この後、記録用紙23上のマーク32が発
光ダイオードLEDによる照射位置に至ったときに、C
PU1がゲートアレイ7を介して発光ダイオードLED
を駆動し、記録用紙23を照射させる。このときの制御
パルスのデューティー比は、上記の発光量調整処理にお
いて調整された値である。
【0043】これにより、マーク32からの反射光がホ
トトランジスタPHTに入射し、ホトトランジスタPH
Tからの検出信号がゲートアレイ7によりディジタルデ
ータに変換されてCPU1に入力される。これによりC
PU1は、検出信号が上記所定値よりも一定量小さい一
定値、たとえば2Vに相当する値と比較し、検出信号が
一定値よりも大きければ、トナー残量が予め決められた
所定値以下になったものと判断して、表示部14の表示
画面にトナー切れである旨を表示させるとともに、次頁
以降の画像データを記録部12に供給せずに、RAM3
に記憶させる。したがって、受信画像情報が、トナー切
れにより記録用紙23上に記録されず、しかもRAM3
に記憶されずに消失してしまうというような事態を生じ
ることがない。検出信号が一定値以下であれば、トナー
残量が予め決められた所定値よりも大きいものと判断さ
れ、次頁以降の記録が通常通りに継続される。このよう
なトナー残量検出処理が、各記録用紙23毎に繰り返さ
れるのである。もちろん、トナー残量検出処理の直前に
は、上記の発光量調整処理が毎回実行される。
【0044】このように、マーク32の検出の前に記録
用紙23の地色に応じて発光ダイオードLEDの発光光
量を調整するので、発光ダイオードLEDやホトトラン
ジスタPHTの特性などの各種のばらつきを吸収できる
のはもちろんのこと、記録用紙23の地色の白さのばら
つきも吸収でき、正確にトナー残量を検出できる。たと
えば、記録用紙23の地色が標準よりも濃い場合、地色
の検出信号が小さくなるので、発光光量が大きくなる。
ところが、記録用紙23の地色が濃い場合、トナーが残
り少なくなっても地色が濃い分だけマーク32が濃くな
り、マーク32の反射率が小さくなる。したがって、地
色の濃さによるマーク32の反射率の減少が発光光量の
増加によって相殺され、トナー自体の濃さに応じた検出
信号が正確に得られることになる。
【0045】なお、搬送経路上における記録用紙23の
位置は、記録用紙23を検出する各種のセンサや記録用
紙23を駆動するステッピングモータからの信号に基づ
いてCPU1により正確に把握されている。したがっ
て、マーク32の記録や発光ダイオードLEDを駆動す
るタイミングは、CPU1により容易に判断される。
【0046】上記発光量調整処理の手順の概略につい
て、図5に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。記録用紙23上の記録領域31への記録が終了し、
さらに記録用紙23が搬送されて、記録用紙23上に記
録されたマーク32が発光ダイオードLEDによる照射
位置の直前に至ると、CPU1が、ゲートアレイ7を介
して記録部12に制御パルスを出力し、その制御パルス
のデューティー比を、予め決められた所定値に制御する
(S1)。所定値は、EEPROM6に記憶されてい
る。この制御パルスは、図4の抵抗器R1 を介してトラ
ンジスタTRのベースに供給され、これにより発光ダイ
オードLEDが、制御パルスのデューティー比に応じた
光量で発光し、記録用紙23上の地色部分を照射する。
この記録用紙23上の地色部分からの反射光は、ホトト
ランジスタPHTによって受光され、受光光量に応じた
アナログの検出信号が演算増幅器OPを介してゲートア
レイ7に出力され、ゲートアレイ7により検出信号がデ
ィジタルの検出データに変換されてCPU1に供給され
る。
【0047】これによりCPU1が、検出データの値す
なわち検出値を読み取り(S2)、検出データの値が予
め決められた所定値と等しいか否かを判断する(S
3)。所定値は、EEPROM6に記憶されている。検
出値が所定値と等しくなければ(S3:NO)、CPU
1が、検出値が所定値よりも小さいか否かを判断する
(S4)。検出値が所定値よりも小さければ(S4:Y
ES)、記録用紙23の地色が濃いなどの要因によりホ
トトランジスタPHTの受光量が小さすぎるということ
なので、発光ダイオードLEDの光量を増加させるべ
く、CPU1が、制御パルスのデューティー比を所定量
増加させ(S5)、S2に戻って処理を継続する。
【0048】S4において、検出値が所定値よりも小さ
くなければ(S4:NO)、記録用紙23の地色が薄い
などの要因によりホトトランジスタPHTの受光量が大
きすぎるということなので、発光ダイオードLEDの光
量を減少させるべく、CPU1が、制御パルスのデュー
ティー比を所定量減少させ(S6)、S2に戻って処理
を継続する。
【0049】S3において、検出値が所定値と等しけれ
ば(S3:YES)、ホトトランジスタPHTの受光量
が適正であるということなので、発光ダイオードLED
の光量を維持すべく、CPU1が、そのときの制御パル
スのデューティー比をEEPROM6に記憶させて(S
7)、このルーチンを終了する。
【0050】なお、S5,S6におけるデューティー比
の増減量は、検出値と所定値との差に応じて決定しても
よい。
【0051】上記トナー残量検出処理の手順の概略につ
いて、図6に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。さらに記録用紙23が搬送されて、記録用紙23上
に記録されたマーク32が発光ダイオードLEDによる
照射位置に至ると、CPU1が、ゲートアレイ7を介し
て記録部12に制御パルスを出力し、その制御パルスの
デューティー比を、図5に示すS7でEEPROM6に
記憶させた値に制御する(S11)。
【0052】そしてCPU1が、ホトトランジスタPH
Tからの検出値を読み取り(S12)、検出値が予め決
められた一定値以下であるか否かを判断する(S1
3)。この一定値は、図5のS3における所定値よりも
一定の値だけ小さい値に設定されており、EEPROM
6に予め記憶されている。検出値が一定値以下であれば
(S13:YES)、マーク32の濃さが所定の濃さよ
りも濃いということであり、トナー貯留槽25のトナー
残量が所定量以上であると判断できるので、このルーチ
ンを終了する。
【0053】S13において、検出値が一定値以下でな
ければ(S13:NO)、マーク32の濃さが所定の濃
さよりも薄いということであり、トナー貯留槽25のト
ナー残量が所定量未満になったと判断できるので、CP
U1が、トナー切れである旨をEEPROM6に記憶さ
せ(S14)、さらにトナー切れである旨を表示部14
の表示画面に表示させて(S15)、このルーチンを終
了する。
【0054】トナー切れである旨がEEPROM6に記
憶されている間は、CPU1は、記録すべき画像データ
を記録部12に供給せずに、RAM3に記憶させる。な
お、トナー切れの解除、すなわちEEPROM6に記憶
されたトナー切れである旨のフラグの復帰などは、使用
者による操作部13への手動操作により行うように構成
してもよいし、使用者がトナーの補給のためにトナー貯
留槽25のカバーを開けたことを検出して自動的に行う
ように構成してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明の画像記録装置によれば、発光手段により記録用紙
の地色部分を照射させて、受光手段からの検出信号が所
定値になるように発光手段の発光量を制御するので、人
手を要さずに、しかも精度良く塗料残量を検出できる。
したがって、製造期間および製造コストを低減でき、ま
た塗料残量の誤検出を良好に防止できる。
【0056】また、請求項2に記載した発明の画像記録
装置によれば、請求項1に記載の画像記録装置による効
果に加えて、塗料残量検出用の目印が、記録用紙上の記
録領域よりも記録用紙搬送方向上流側に位置するので、
各記録用紙毎に、その記録用紙への記録が終了した時点
における塗料残量を検出できることから、記録の途中で
塗料が無くなるのを防止するために塗料残量の検出値を
大きめに設定しておくというような必要がなく、貯留槽
内の塗料を有効に利用できる。
【0057】更に、請求項3に記載した発明の画像記録
装置によれば、請求項1または請求項2に記載の画像記
録装置による効果に加えて、各記録用紙毎に、記録用紙
の地色部分を実際に照射して発光手段の発光量を調整す
るので、各記録用紙毎の地色のばらつきを吸収でき、一
層高精度に塗料残量を検出できる。
【0058】また、請求項4に記載した発明の画像記録
装置によれば、請求項3に記載の画像記録装置による効
果に加えて、塗料残量検出の直前に発光量の調整を行う
ので、発光量の調整から塗料残量検出までの間に検出に
影響を及ぼす各種要因が変動するようなことがほとんど
なく、一層正確な検出が行える。
【0059】更に、請求項5に記載した発明の画像記録
装置によれば、請求項1ないし請求項4のいずれかに記
載の画像記録装置による効果に加えて、パルス電圧のデ
ューティー比により発光量を制御するので、容易かつ極
めて正確に発光量を調整できる。
【0060】また、請求項6に記載した発明の画像記録
装置によれば、請求項1ないし請求項5のいずれかに記
載の画像記録装置による効果に加えて、貯留槽内の残量
が少なくなれば記録画像が次第に薄くなるというトナー
の性質を有効に利用できる。
【0061】更に、請求項7に記載した発明の画像記録
装置における塗料残量検出方法によれば、人手を要さず
に、しかも精度良く塗料残量を検出できる。
【0062】また、請求項8に記載した発明の記憶媒体
によれば、格納されたプログラムに基づいてCPUを動
作させることにより、請求項1に記載の画像記録装置の
動作を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像記録装置を備えたファクシミ
リ装置の回路ブロック図である。
【図2】上記ファクシミリ装置に備えられた記録部の要
部の概略構成図である。
【図3】上記記録部により記録される記録用紙上の画像
データの記録領域とトナー残量検出用のマークとの位置
関係を説明する説明図である。
【図4】上記記録部に備えられたトナー残量検出センサ
部分の回路図である。
【図5】上記ファクシミリ装置における発光量調整処理
の手順を説明するフローチャートである。
【図6】上記ファクシミリ装置におけるトナー残量検出
処理の手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】 1 CPU 7 ゲートアレイ 12 記録部 23 記録用紙 25 トナー貯留槽 31 記録領域 32 マーク LED 発光ダイオード PHT ホトトランジスタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に基づいて記録用紙上の記録領
    域に塗料により画像を記録する記録手段と、 前記記録手段による記録位置よりも記録用紙搬送方向下
    流側にて前記記録用紙を照射する発光手段と、 前記発光手段からの反射光を受光して受光量に応じた検
    出信号を出力する受光手段と、 前記各記録用紙毎に、前記記録手段により前記記録用紙
    上の前記記録領域の外側に記録された塗料残量検出用の
    目印を前記発光手段により照射させることにより、前記
    受光手段からの検出信号に基づいて前記塗料の残量が所
    定値以下になったか否かを判断する塗料残量判断手段と
    を有する画像記録装置であって、 前記発光手段により前記記録用紙の地色部分を照射させ
    て、前記受光手段からの検出信号が所定値になるように
    前記発光手段の発光量を制御する発光量制御手段を備え
    たことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は、前記塗料残量検出用の
    目印を、前記記録用紙上の前記記録領域よりも記録用紙
    搬送方向上流側に記録する、請求項1に記載の画像記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記発光量制御手段は、前記各記録用紙
    毎に、前記塗料残量判断手段により前記発光手段が駆動
    される前に、前記発光手段により前記記録用紙の地色部
    分を照射させて、前記受光手段からの検出信号が所定値
    になるように前記発光手段の発光量を制御する、請求項
    1または請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記発光量制御手段は、前記各記録用紙
    毎に、前記塗料残量検出用の目印が前記発光手段による
    照射位置に至る直前に前記発光手段により前記記録用紙
    の地色部分を照射させて、前記受光手段からの検出信号
    が所定値になるように前記発光手段の発光量を制御す
    る、請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記発光手段は、パルス電圧を印加され
    ることにより発光する発光素子を含み、 前記発光量制御手段は、前記発光素子に印加される前記
    パルス電圧のデューティー比を可変させることにより前
    記発光手段の発光量を制御する、請求項1ないし請求項
    4のいずれかに記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記塗料は、粉体状のトナーである、請
    求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像記録装
    置。
  7. 【請求項7】 画像情報に基づいて記録用紙上の記録領
    域に塗料により画像を記録する記録手段と、 前記記録手段による記録位置よりも記録用紙搬送方向下
    流側にて前記記録用紙を照射する発光手段と、 前記発光手段からの反射光を受光して受光量に応じた検
    出信号を出力する受光手段とを有する画像記録装置にお
    ける塗料残量検出方法であって、 前記発光手段により前記記録用紙の地色部分を照射させ
    て、前記受光手段からの検出信号が所定値になるように
    前記発光手段の発光量を制御する発光量制御ステップ
    と、 前記記録手段により前記記録用紙上の前記記録領域の外
    側に記録された塗料残量検出用の目印を前記発光手段に
    より照射させることにより、前記受光手段からの検出信
    号に基づいて前記塗料の残量が所定値以下になったか否
    かを判断する塗料残量判断ステップとを実行することを
    特徴とする画像記録装置における塗料残量検出方法。
  8. 【請求項8】 画像情報に基づいて記録用紙上の記録領
    域に塗料により画像を記録する記録手段と、 前記記録手段による記録位置よりも記録用紙搬送方向下
    流側にて前記記録用紙を照射する発光手段と、 前記発光手段からの反射光を受光して受光量に応じた検
    出信号を出力する受光手段とを有する画像記録装置を動
    作させるためのプログラムが格納されている記憶媒体で
    あって、 前記各記録用紙毎に、前記記録手段により前記記録用紙
    上の前記記録領域の外側に記録された塗料残量検出用の
    目印を前記発光手段により照射させることにより、前記
    受光手段からの検出信号に基づいて前記塗料の残量が所
    定値以下になったか否かを判断する塗料残量判断プログ
    ラムと、 前記発光手段により前記記録用紙の地色部分を照射させ
    て、前記受光手段からの検出信号が所定値になるように
    前記発光手段の発光量を制御する発光量制御プログラム
    とを含むプログラムが格納されていることを特徴とする
    記憶媒体。
JP9046009A 1997-02-28 1997-02-28 画像記録装置、および画像記録装置における塗料残量検出方法、ならびに記憶媒体 Pending JPH10239923A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6865038B2 (en) 2000-11-28 2005-03-08 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic transferring method, and method and apparatus for cleaning magnetic transfer master medium
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US8421910B2 (en) 2000-07-25 2013-04-16 Fujifilm Corporation Electronic flash, electronic camera and light emitting head

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