JP2004269233A - 透過光量検出装置、これを用いた給紙装置、及びこの給紙装置を用いた画像形成装置 - Google Patents

透過光量検出装置、これを用いた給紙装置、及びこの給紙装置を用いた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】少数枚の記録紙の残量を正確に検知できる透過光量検出装置、給紙装置、画像形成装置を提供する提供する。
【解決手段】給紙トレイ21の底板24上に積載された記録紙20の束を厚さ方向で挟む位置に発光手段250と受光手段251を備え、発光手段250より発した光が記録紙20の束を透過することで減衰した光量の光を受光手段251にて検出する。受光手段の通常時の出力より一定倍率小さい倍率で出力する補正回路を備え、透過光率100%の前後で透過光検出出力が透過光率に比例するようにし、紙なし時(透過光率100%)に発光手段250の発光量を調節し、通常時は例えば100倍の出力となるようにして、1%の透過光率で所望の出力とし、紙なし時の前後で透過光検出手段の出力を透過光率に比例させる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、透過光量検出装置とこれを用いた給紙装置、さらにはこの給紙装置を用いた電子写真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置では、給紙トレイに積載された記録紙の有無を検知する有り無し検知と、記録紙が50枚以上や100枚以上等の有り無しを検知する大雑把な枚数検知に関する技術が知られている。ところが近年、複写機やプリンタのカラー化、高速化に伴い、少数枚の記録紙(例えば5、6枚)の残量を正確に検知する要求が出てきた。これは、現像器や中間転写ベルトの大型化に伴い、中間転写ベルト上に形成できる画像枚数が増えたのに対して給紙トレイから転写部までの間にストックできる記録紙枚数が少なくなったためである。例えば中間転写ベルト上に5枚分の画像が書き込めるのに対し、給紙トレイから転写部まで記録紙が3枚しかストックできていなかったとした場合、2枚分の画像が余ってしまい、余った画像はクリーニング装置で消去され、無駄になってしまうためである。
【0003】
そこで例えば、トレイ部に第1の透過光検出手段を備え、搬送路に第2の透過光検出手段を備え、その出力を比較、演算することにより記録紙の枚数検知を可能とするもの技術が提案してある。ところが透過光検出手段をなす発光手段及び受光手段の中には使用時間(寿命)や温度に対して不安定な特性を有するものも有る。したがって、任意の時期に透過光検出手段の補正(校正)が可能であることが望ましい。一般の測定機では補正(校正)時は、予め測定結果の判っている基準となる被測定物を測定し、予め判っている値と測定結果を比較し、同じになるように補正を行うが、記録紙の場合は種類やロットにより透過光率が異なるし、また1枚の記録紙内でも場所によって透過光率が異なるため、上述の測定方法では補正(校正)が難しい。また、紙には、しわ、折れ、やぶれ等の破損が発生しやすく、記録紙は補正(校正)用の素材には向いていない。
【0004】
そこで考えられるのが記録紙が無い状態(透過光率100%)の値を補正することであり、この方法であれば補正用の記録紙も必要がなくて簡単に補正が行える。ところが一般に、記録紙の透過率は1%未満と小さいため、精度良く枚数を検出するために透過光率1%未満の領域を拡大する必要がある。具体的には、透過光検出手段の出力が0〜5Vの電圧で表されるとすると、透過光率1%の時4V、0.5%の時には2Vと表される。したがって、透過光率1.25〜100%の時はすべて5Vとなる。紙なし時(透過光率100%)を基準に補正しようとしても、透過光率100%の前後がすべて5Vなため、そのままでは補正できない。
【0005】
なお、搬送中の記録紙をカウントし、または重送検知する装置は知られているが(例えば特許文献1、2)、給紙トレイに積載された記録紙の枚数を正確に検出できる装置は本願発明者の知るところでは従来存在していなかった。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−48439号公報
【特許文献2】
特開2000−34037号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の問題点にかんがみてなしたもので、少数枚の記録紙(5枚とか6枚)の残量を正確に検知することができる透過光量検出装置とこれを用いた給紙装置、電子写真方式の画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る透過光量検出装置は、上記目的を達成するために、発光手段と受光手段とを備え、シート状の被検出体の厚さ方向に光を透過させて透過光量を検出する透過光量検出装置において、上記受光手段の通常時の出力より一定倍率小さい倍率で出力する補正回路を備えることを特徴とする。すなわち、透過光率100%の前後で透過光検出手段の出力が透過光率に比例する(例えば透過光率100%の時4V、50%の時2Vなどの)手段があれば、紙なし時(透過光率100%)に発光手段の発光量を調節して出力を4Vとし、通常時はその100倍の出力となるようにすれば、1%の透過光率で4Vの出力とすることができるので、紙なし時(透過光率100%)の前後で透過光検出手段の出力が透過光率に比例するようにしたものである。
【0009】
同請求項2に係るものは、上記目的を達成するために、請求項1の透過光量検出装置において、上記補正回路が、通常使用するように上記受光手段に接続する抵抗とは異なる抵抗値の補正用抵抗であることを特徴とする。
【0010】
同請求項3に係るものは、上記目的を達成するために、請求項2の透過光量検出装置において、上記補正用抵抗の抵抗値を、通常使用される抵抗値に被検出体の透過率(%)を乗じ、これを100で除した値とすることを特徴とする。
【0011】
同請求項4に係るものは、上記目的を達成するために、請求項1の透過光量検出装置において、上記補正回路が、上記受光手段に接続する増幅回路であって、該増幅回路が、通常使用する増幅率を通常使用する値とは異なる増幅率を使用して上記補正を行うようにしてなることを特徴とする。
【0012】
同請求項5に係るものは、上記目的を達成するために、請求項4の透過光量検出装置において、上記補正時の増幅率の値を、通常使用される増幅率に被検出体の透過率(%)を乗じ、これを100で除した値とすることを特徴とする。
【0013】
同請求項6に係るものは、上記目的を達成するために、請求項1ないし5のいずれかの透過光量検出装置において、上記被検出体の無い状態を作り出して透過光量検出の補正を行うことを特徴とする。
【0014】
同請求項7に係る給紙装置は、上記目的を達成するために、請求項6の透過光量検出装置を用いた給紙装置であって、上記被検出体である記録紙を搭載する上下動可能な底板を備え、該底板を下降させて記録紙無し状態として透過光量検出の補正を行うことを特徴とする。
【0015】
同請求項8に係るものは、上記目的を達成するために、請求項6の透過光量検出装置を用いた給紙装置であって、上記発光手段及び上記受光手段を可動にして備え、これら発光手段及び受光手段の少なくとも一方を記録紙から離間させた状態として透過光量検出の補正を行うことを特徴とする。
【0016】
同請求項9に係る画像形成装置は、上記目的を達成するために、請求項1ないし6のいずれかの透過光量検出装置を、シート状の被検出体である記録紙の残量検知手段として備えてなることを特徴とする。
【0017】
同請求項10に係るものは、上記目的を達成するために、請求項7または8の給紙装置を備えてなることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施対象であるカラー画像形成装置である。装置の略中央に画像形成部1が配置され、この画像形成部1のすぐ下方に給紙部2が配置されている。給紙部2は各段に給紙トレイ21を備えており、必要に応じて別の給紙装置22を増設することができる。画像形成部1の上方は、原稿を読み取る読取部3が配設されている。画像形成部1の左側には排紙収納部4が形成され、画像形成された記録紙が排紙収納される。
【0019】
画像形成部1では、ベルト状をした中間転写ベルト5の上に、複数の作像部6が並列配置され、各々の作像部6では、ドラム状をした感光体61の周囲に、感光体61の表面に帯電処理を行う帯電装置62、画像情報を感光体61の表面にレーザ光で照射する露光装置7、感光体61の表面に露光されて形成された静電潜像を可視化する現像装置63、及び感光体61の残留するトナーを除去回収するクリーニング装置64が配置されており、作像プロセスとしては、中間転写ベルト5が、回転して1つのカラー画像を形成している。すなわち、最初にイエロー(Y)の作像部で、イエロー(Y)のトナーを現像し、中間転写ベルト5に転写する。次に、マゼンタ(M)の作像部で、マゼンタのトナーを現像し、中間転写ベルト5に転写する。次に、シアン(C)の作像部で、シアンのトナーを現像し、中間転写ベルト5に転写し、最後に、ブラック(BK)のトナーを現像し中間転写ベルト5に転写する。
【0020】
中間転写ベルト5上で現像された4色のトナー像を用紙に転写する転写装置51、転写後に中間転写ベルト5の表面に残留するトナーを除去回収する中間転写クリーニング装置52がそれぞれ配置されている。
【0021】
トナー像を得た用紙上のトナーを定着処理する定着装置8が上記画像形成装置(手段)下流(用紙の搬送経路での下流)に配置されている。定着装置を通過した用紙は排紙ローラ41により排紙収納部4に排紙収納される。なお両面印刷時は、分岐部91にて、分岐され、両面装置9を経由して、用紙が反転され、レジストローラ23で用紙のスキューが補正され、裏面画像形成動作に至る。
【0022】
給紙部2においては、給紙トレイ21に未使用の記録紙が収容されており、回動可能に支持された底板24が最上位の記録紙をピックアップローラ25に当接可能な位置まで上昇させる。給紙ローラ26の回転により、最上紙は給紙トレイ21から送り出され、レジストローラ23へと搬送される。
【0023】
レジストローラ23は記録紙の搬送を一時止め、感光体61表面のトナー像と記録紙の先端との位置関係が所定の位置になるよう、タイミングをとって回転が開始するよう、制御される。
【0024】
読取部3では、コンタクトガラス31上に載置される原稿(不図示)の読み取り走査を行うために、原稿照明用光源とミラーよりなる読み取り走行体32、33が往復移動する。この読み取り走行体32、33により走査された画像情報は、レンズ34の後方に設置されているCCD35に画像信号として読み込まれる。この読み込まれた画像信号は、デジタル化され画像処理される。画像処理された信号に基づいて、露光装置7内のレーザダイオードLD(不図示)の発光により感光体61の表面に静電潜像が形成される。LDからの光信号は、公知のポリゴンミラーやレンズを介して感光体61に至る。読み取り部3の上方に、原稿を自動的にコンタクトガラス上に搬送する自動原稿搬送装置36が取り付けられている。
【0025】
本例のカラー画像形成装置は、上述したごとく原稿を走査して読み取り、デジタル化して用紙に複写する、いわゆるデジタルカラー複写機としての機能の他に、図示せぬ制御装置により原稿の画像情報を遠隔地と授受するファクシミリの機能や、コンピュータが扱う画像情報を用紙上に印刷するいわゆるプリンタの機能を有する多機能の画像形成装置である。どの機能によって形成された画像もすべて一つの排紙収納部4に排出・収納される。
【0026】
すなわち分岐爪91にて分岐され、両面装置9を経由して記録紙を反転させ、反転排紙ローラ92を経由して排紙ローラ41から排出された場合、排紙収納部にスタックされた記録紙は画像面が下面になった状態であり、複写、ファクシミリ、プリンタで扱う原稿の処理順が1ページから行われて印刷されても、排紙収納部4から取り出したとき、1ページ目が最上になっており、改めてページを揃えるなどの作業から解放される。
【0027】
図2は本発明に係る給紙装置の一実施形態を示す概念図(A)と概念的断面図(B)である。給紙トレイ21の底板24上に積載された記録紙20の束を厚さ方向で挟む位置に発光手段250と受光手段251を備え、発光手段250より発した光が記録紙20の束を透過することで減衰した光量の光を受光手段251にて検出している。また記録紙20の搬送路上にも発光手段250aと受光手段251aを備え、発光手段250aより発した光が1枚の記録紙20を透過することで減衰した光量を受光手段251aにて検出している。発光手段250、250aとしてはLED素子、半導体レーザなどが考えられるが、白熱燈や蛍光灯等その他の発光手段でもかまわない。波長も可視光はもちろん、赤外光や紫外光等が考えられる。
【0028】
上述のように検出した記録紙1枚の場合の透過光量と、給紙トレイ21内に積載されたシート束状態での透過光量とを比較演算すれば、トレイ21内にある記録紙20の残量を算出できる。なお、受光手段251、251aの出力から記録紙20の枚数を演算する演算部は、図1に示す装置の例えばエンジン部、給紙部、コントローラ部等のどこに設けてもよい。また図2において、20―1、20―2、20―3は記録紙20が何枚目であるかを示し、P―1、P―2・・・は中間転写ベルト5上に現像された画像が何枚目であるかを示す。
【0029】
図3は、受光手段251、251aの検出光量(出力)を縦軸に、時系列を横軸に示したもので、図3(A)は、通常時の受光手段251の受光量と出力を示したグラフ、図3(B)は、通常時より一定倍率小さい出力を示したグラフである。図3(A)では、記録紙20の1枚の透過光率は1%未満であるため、受光量(透過率)が1%以下の領域で0〜5Vの出力が得られる設定となっている。したがって既に述べたように、紙なし時(透過光率100%)の前後では飽和して出力が5Vとなっている。これに対し図3(B)では、通常時より一定倍率小さい出力を設定しているため、受光量(透過率)が1%以下の領域での出力は非常に小さいが、紙なし時(透過光率100%)の前後では受光量に比例した出力が得られている。したがって、紙なし時に発光素子250の発光量をD/A変換等により変化させ、受光素子251の出力を所定の値に設定した後、受光素子251の出力を一定倍率上げることにより、図3(A)のグラフの傾きは狙い通りに補正(校正)されたことになる。
【0030】
つぎに上述のような補正を行うための手段について説明する。
図4は抵抗を用いた補正回路の回路図である。一対の抵抗R1、R2を備えており、通常使用される抵抗R1より一定倍率小さい補正用抵抗R2へスイッチSWで切り替え可能となっている。補正用抵抗R2の抵抗値は、通常使用される抵抗R1の抵抗値に被検出体の透過率(%)を乗じ、これを100で除した値とすればよい。例えば通常使用される抵抗値を50kΩ、記録紙20の透過率を0.5%とすると、補正用抵抗R2の抵抗値は250Ωとなる。なお通常使用される抵抗値R1は、出力が最も精度よく見られる範囲に設定してある。例えば出力が0〜5Vで記録紙20の透過光率が0.25%〜1%ならば、出力は1V〜4Vがよい。補正時も通常時と同様に1V〜4Vの中の任意の値(たとえば3V等)とすることができるので、たとえば1V以下や4V以上等レンジの少ない範囲での補正(校正)を回避でき、高精度な補正が可能となる。
【0031】
図5は、増幅回路の増幅率を切り替え可能とした補正回路の回路図である。そのために、増幅回路A1と増幅制御部A2とを備えている。この例では、補正時の増幅率の値を、通常使用される増幅率に被検出体の透過率(%)を乗じ、これを100で除した値とすればよい。例えば通常使用される増幅率を200倍、記録紙20の透過率を0.5%とすると、補正時増幅率は1倍となる。なお一般には、抵抗よりも増幅回路にて増幅した方が出力波形が崩れないため、図4の例よりも高精度な結果が得られることを期待できる。
【0032】
図6は、給紙トレイ21上に実際にあるいは擬似的に記録紙20が無い状態を作り出す手段を示す概念図である。この例は、記録紙20の透過光率にはほとんどの場合に個体差が存在し、透過光率にはバラツキが生じる。また記録紙20の残量を検出する場合、発光手段250、と受光手段251の間には常に複数枚の記録紙20が存在するので、その状態では記録紙無し時に補正を行うことはできないが、バラツキが無い状態で補正するのが最も精度が良くなるので、その状態を作り出すためのものである。具体的には、補正時に底板24を下降させ、発光手段250と受光手段251間に記録紙20が無い状態を作り出している。なお図中24aは切り欠きである。
【0033】
図7は、給紙トレイ21上に実際にあるいは擬似的に記録紙20が無い状態を作り出す他の手段を示す概念図である。具体的には、発光手段250及び受光手段251を上下方向に移動させ、あるいは左右方向に移動させることを可能とし、補正時に記録紙20から両手段250、251を離間させ補正を行うことを可能にしている。移動させる手段には適宜公知のものを用いればよい。
【0034】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る透過光量検出装置は、以上説明してきたように、シート状の被検出体が無い透過光率100%の状態の前後で透過光検出手段の出力が透過光率に比例する手段を提供でき、これにより、高精度な残量検知が可能となる。
【0035】
請求項2、3に係る透過光量検出装置は、以上説明してきたように、受光手段に接続した抵抗を切り替えるだけで透過光検出の補正(校正)が可能となり、非常に安価で省スペース、低電力とすることができる。
【0036】
請求項4、5に係る透過光量検出装置は、以上説明してきたように、増幅率を切り替えるだけで透過光検出の補正(校正)が可能となり、抵抗を用いるよりも高精度な結果が得られる。
【0037】
請求項6ないし8に係る透過光量検出装置は、以上説明してきたように、透過光率にバラツキがあっても非検出体が無い状態を作り出すことで精度良く補正できる。
【0038】
請求項9、10の画像形成装置は、以上説明してきた透過光量検出装置や給紙装置を用いることで、給紙トレイから送り出せる記録紙の枚数以上の画像を中間転写ベルト等の画像担持体上に書き込むことを防止でき、トナーの無駄や、大量のトナー消去のために発生するクリーニング装置への負荷等を低減させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施対象であるカラー画像形成装置である。
【図2】本発明に係る給紙装置の一実施形態を示す概念図(A)と概念的断面図(B)である。
【図3】図2に示す受光手段の検出光量(出力)と時系列を示した図である。
【図4】抵抗を用いた補正回路の回路図である。
【図5】増幅回路の増幅率を切り替え可能とした補正回路の回路図である。
【図6】給紙トレイ上に記録紙が無い状態を作り出す手段を示す概念図である。
【図7】給紙トレイ上に記録紙が無い状態を作り出す他の手段を示す概念図である。
【符号の説明】
1 画像形成部
2 給紙部
3 読取部
4 排紙収納部
5 中間転写ベルト
6 作像部
7 露光装置
8 定着装置
9 両面装置
20 記録紙
21 給紙トレイ
22 給紙装置
23 レジストローラ
24 底板
25 ピックアップローラ
26 給紙ローラ
36 自動原稿搬送装置
51 転写装置
52 中間転写クリーニング装置
61 感光体
62 帯電装置
63 現像装置
64 クリーニング装置
250、250a 発光手段
251、251a 受光手段
R1、R2 抵抗
A1 増幅回路
A2 増幅制御部

Claims (10)

  1. 発光手段と受光手段とを備え、シート状の被検出体の厚さ方向に光を透過させて透過光量を検出する透過光量検出装置において、上記受光手段の通常時の出力より一定倍率小さい倍率で出力する補正回路を備えることを特徴とする透過光量検出装置。
  2. 請求項1の透過光量検出装置において、上記補正回路が、通常使用するように上記受光手段に接続する抵抗とは異なる抵抗値の補正用抵抗であることを特徴とする透過光量検出装置。
  3. 請求項2の透過光量検出装置において、上記補正用抵抗の抵抗値を、通常使用される抵抗値に被検出体の透過率(%)を乗じ、これを100で除した値とすることを特徴とする透過光量検出装置。
  4. 請求項1の透過光量検出装置において、上記補正回路が、上記受光手段に接続する増幅回路であって、該増幅回路が、通常使用する増幅率を通常使用する値とは異なる増幅率を使用して上記補正を行うようにしてなることを特徴とする透過光量検出装置。
  5. 請求項4の透過光量検出装置において、上記補正時の増幅率の値を、通常使用される増幅率に被検出体の透過率(%)を乗じ、これを100で除した値とすることを特徴とする透過光量検出装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかの透過光量検出装置において、上記被検出体の無い状態を作り出して透過光量検出の補正を行うことを特徴とする透過光量検出装置。
  7. 請求項6の透過光量検出装置を用いた給紙装置であって、上記被検出体である記録紙を搭載する上下動可能な底板を備え、該底板を下降させて記録紙無し状態として透過光量検出の補正を行うことを特徴とする給紙装置。
  8. 請求項6の透過光量検出装置を用いた給紙装置であって、上記発光手段及び上記受光手段を可動にして備え、これら発光手段及び受光手段の少なくとも一方を記録紙から離間させた状態として透過光量検出の補正を行うことを特徴とする給紙装置。
  9. 請求項1ないし6のいずれかの透過光量検出装置を、シート状の被検出体である記録紙の残量検知手段として備えてなることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項7または8の給紙装置を備えてなることを特徴とする画像形成装置。
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